JPH0761317B2 - 電子血圧計 - Google Patents

電子血圧計

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JPH0761317B2
JPH0761317B2 JP61299441A JP29944186A JPH0761317B2 JP H0761317 B2 JPH0761317 B2 JP H0761317B2 JP 61299441 A JP61299441 A JP 61299441A JP 29944186 A JP29944186 A JP 29944186A JP H0761317 B2 JPH0761317 B2 JP H0761317B2
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JP
Japan
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pressure
value
vibration
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pressure vibration
Prior art date
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JP61299441A
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JPS63153042A (ja
Inventor
秀樹 吉武
久 木下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子血圧計に関するものである。
従来の技術 従来の電子血圧計の構成を第5図に示し、その測定原理
を説明する。まず腕帯26を人体の上腕に装置する。その
時腕帯26に内蔵しているマイク27を人体の上腕の動脈の
位置に合わせる。次にゴム球28でゴム管29を通して腕帯
内に送気して加圧する。ゴム球28による送気を停止する
とゴム球に内蔵された微排弁から微排され、腕帯内の圧
力は徐々に低下する。また腕帯26内の圧力はゴム管29に
接続された圧力センサ30で検出され、圧力センサ30の出
力はA/D変換器31でデジタル信号に変換され、制御部32
の入力となる。また腕帯26内の圧力が高い時は上腕の動
脈は圧迫され阻血しているので動脈上のマイク27の出力
は低周波であるが、圧力の低下と共に血が流れ始めマイ
ク27の出力にコロトコフ音が出現し、さらに圧力が低下
するとコロトコフ音が消滅する。また前記マイク27の出
力電圧を増幅回路34で増幅し、増幅回路34の出力電圧を
フィルタ回路35に入力しコロトコフ音を検出する。フィ
ルタ回路35の出力を比較器36で比較して制御部32の入力
とし、制御部32において比較器36の出力が最初にハイに
なった時のA/D変換器31の出力を最高血圧とし、最後に
ハイを検出した時のA/D変換器31の出力を最低血圧とし
て、表示器33で表示する。
発明が解決しようとする問題点 しかし上記従来の構成では、腕帯を装着する時にマイク
と動脈の位置合せを必要とし、不便である。またマイク
でコロトコフ音を検出するため電気ノイズや騒音で誤動
作することがあった。
そこで本発明は、マイクレスで容易に血圧が測定でき、
しかも低コストの血圧計を提供することを目的としてい
る。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため、人体の上腕に装着
される腕帯と、前記腕帯に送気して人体の上腕を阻血す
るまで加圧する加圧手段と、徐々に微排する微排手段
と、前記腕帯内の圧力を一定のサンプリング周期で検出
する圧力検出手段と、前記圧力検出手段の出力をデジタ
ル圧力信号に変換する変換手段と、微排中に脈拍に同期
して発生する圧力振動の起点を検出する第1の検出手段
と、前記圧力振動の終点を検出する第2の検出手段と、
前記圧力振動の瞬時値を演算によって求める第1の演算
手段と、前記圧力振動の瞬時値の極大値を微排中に発生
する圧力振動の大きさとして検出する第2の検出手段
と、前記圧力振動の大きさと前記圧力振動の起点の圧力
を記憶する記憶手段と、前記圧力振動の大きさと前記圧
力振動の起点の圧力から血圧値を決定する決定手段と、
前記血圧値を表示する表示手段とで構成したものであ
る。
作用 本発明は上記構成により、マイクレスとし位置合せを不
要とするものであり、低コスト化するものである。ま
た、血管音の大きさを圧力の振動分として容易に検出す
ると共に、排気速度の変化による影響をなくすため、微
排中の圧力降下直線に対する変化分を圧力の振動分とし
て検出しているので、排気速度に関係なく正確な血圧値
が得られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図に沿って詳細
に説明する。まず腕帯1を人体の上腕に装置する。この
時従来例とは異なりマイクがない為、動脈との位置合せ
は不要である。次にゴム球2でゴム管3を通して腕帯内
に送気し一定圧まで加圧する。この間を加圧モードと称
する。次にゴム球2に内蔵した微排弁を通じて微排し、
徐々に圧力を低下させる。すなわちゴム球2は、加圧手
段および微排手段として機能するものである。また腕帯
1内の圧力はゴム管3に接続された圧力検出手段(以下
圧力センサと称す)4で検出され、圧力センサ4の出力
は変換手段(以下A/D変換器と称す)5でデジタル圧力
信号に変換されて制御部6の入力となる。前記A/D変換
器5は従来例の腕帯内の圧力値のみを検出するA/D変換
器31とは異なり、血管音による圧力の微少変化も同時に
検出するため分解能が高いもの(0.1mmHg以上)を使用
する。
次に検出したデジタル圧力信号の制御部6に於ける処理
方法を第2図〜第4図に沿って説明する。加圧が完了し
てから測定が完了するまでを測定モードと称し、その後
排気が完了するまでを排気モードと称す(第3図)。
測定モードに於いて、まずデータの取り込みを開始する
(ステップ8)。まず、開始直後の圧力p1を取り込み
(ステップ9)、初期デーアをしてストアする(ステッ
プ10)。次にサンプリング時間後の圧力p2を取り込み
(ステップ11)、ストアする(ステップ12)。次に、初
期設定を行い(ステップ13)、iをインクリメントして
(ステップ14)、次のサンプリング時間後の圧力測定を
行う(ステップ15)。次に圧力の振動分qiを式の演算
により求める(ステップ16)。
ここでiは測定開始後i番目のサンプリングである事を
示し、piは現在の圧力の瞬時値、PN,TNは、現在のN拍
目の振動分の立ち上り点の圧力とN拍目の立ち上り点の
iの値を示す(第3,4図参照)。測定開始直後の場合
は、PN-1,TN-1は、測定開始直後1番目のデータ、PN,TN
は2番目のデータである。2拍目以降の場合は、PN-1,T
N-1は1拍前の圧力振動の立ち上り点のデータ、PN,TN
今回の圧力振動の立ち上り点のデータである。
次に、qiの極大値をストアして(ステップ17,18)、qi
が今回の圧力振動の立ち上り点TNから現在までの時間に
あるレベルを掛けた値(i−TN)Δq以上であるか判定
し(ステップ19)、大きかったらステップ14に戻りステ
ップ19までの処理を繰り返す。小さかったら、今回の圧
力振動の極大値検出は終了し、今回の圧力振動の大きさ
QNがある判定レベルΔQより大であるか判定し(ステッ
プ20)、大きくない場合は、今回の圧力の振動値はキャ
ンセルして現在の圧力の瞬時値を新たな圧力の立ち上り
点としてストアし(ステップ21)、ステップ14に戻りス
テップ21までの処理を繰り返す。以上のように第3図,
第4図に示すようにして圧力振動の大きさQNと、その時
の立ち上り点の圧力PNを検出して行く。
次にQNが最大値に達したかどうか判定し(ステップ2
2)、達していない場合はNをインクリメントして(ス
テップ23)、QNの最大値が決定されるまでステップ14〜
23を繰り返す。QNの最大値が決定される(QNmaxとす
る)と、k1QNmaxで決まる検出レベルなる最初のQNの時
の圧力値PNを最高血圧とし、k2Qmax以下となる最初のQN
の時の圧力値PNを最低血圧と決定する(ステップ24)。
条件を満たさず血圧が決まらない時はステップ14〜24を
繰り返す。決定した血圧値を表示器7で表示する(ステ
ップ25)。
発明の効果 以上のように本発明によれば、マイクが不要で位置合せ
が不要となる。また、マイク,増幅回路,フィルタ回路
及び比較器が不要となり低コスト化される。
また、血管音の大きさを圧力値の振動分として容易に検
出でき、補正によって排気速度による影響をなくして検
出できるため正確な血圧を検出できる電子血圧計を提供
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電子血圧計の構成
図、第2図は同電子血圧計の制御を示す流れ図、第3
図,第4図は本発明の圧力の振動分を検出する方法の説
明図、第5図は従来例の電子血圧計の構成図である。 1……腕帯、2……ゴム球(加圧手段,微排手段)、4
……圧力センサ(圧力検出手段)、5……A/D変換器
(変換手段)、6……制御部、7……表示器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の上腕に装着される腕帯と、前記腕帯
    に送気して人体の上腕を阻血するまで加圧する加圧手段
    と、徐々に微排する微排手段と、前記腕帯内の圧力を一
    定のサンプリング周期で検出する圧力検出手段と、前記
    圧力検出手段の圧力をデジタル圧力信号に変換する変換
    手段と、一つ前の圧力振動の起点と現時点より前記サン
    プリング周期だけ前の点を結んでできる圧力降下直線の
    延長線の値と現時点の圧力との差が所定値以上になった
    時現時点より前記サンプリング周期だけ前の点を微排中
    に脈拍に同期して発生する圧力振動の起点として検出す
    る第1の検出手段と、前回の圧力振動の起点と今回の圧
    力振動の起点を結んでできる圧力降下直線の延長線の値
    に今回の圧力振動の起点から現時点までの時間に前記所
    定値を掛けた値を加算した値に比べて現時点の圧力の瞬
    時値が小さくなった時に現時点を前記圧力振動の終点と
    して検出する第2の検出手段と、前回の圧力振動の起点
    と今回の圧力振動の起点を結んでできる圧力降下直線の
    延長線の値と現時点の圧力との差を演算して前記圧力振
    動の瞬時値を求める第1の演算手段と、前記圧力振動の
    瞬時値の極大値を微排中に発生する圧力振動の大きさと
    して前記圧力振動の起点から終点までの範囲で検出する
    第3の検出手段と、前記圧力振動の大きさと前記圧力振
    動の起点の圧力を記憶する記憶手段と、前記圧力振動の
    大きさと前記圧力振動の起点の圧力から血圧値を決定す
    る決定手段と、前記血圧値を表示する表示手段を具備し
    た電子血圧計。
  2. 【請求項2】決定手段は、前記圧力振動の大きさが腕帯
    内の圧力の低下と共に増大し、前記圧力振動の最大値の
    第1の所定比率以上になった圧力を最高血圧とし、さら
    に前記腕帯内の圧力と共に減少し、前記圧力振動の最大
    値の第2の所定比率以下となった時の圧力を最低血圧と
    して血圧値を決定する構成とした特許請求の範囲第1項
    記載の電子血圧計。
JP61299441A 1986-12-16 1986-12-16 電子血圧計 Expired - Lifetime JPH0761317B2 (ja)

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JP61299441A JPH0761317B2 (ja) 1986-12-16 1986-12-16 電子血圧計

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JPS63153042A JPS63153042A (ja) 1988-06-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61193632A (ja) * 1985-02-22 1986-08-28 松下電工株式会社 血圧計

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JPS63153042A (ja) 1988-06-25

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