JPH0761256A - 車両用前方不注意検知装置 - Google Patents

車両用前方不注意検知装置

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JPH0761256A
JPH0761256A JP22952493A JP22952493A JPH0761256A JP H0761256 A JPH0761256 A JP H0761256A JP 22952493 A JP22952493 A JP 22952493A JP 22952493 A JP22952493 A JP 22952493A JP H0761256 A JPH0761256 A JP H0761256A
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JP
Japan
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pupil
image
carelessness
driver
face
Prior art date
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JP22952493A
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Inventor
Hiroshi Saito
浩 斎藤
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、しかも迅速かつ安定した前方
不注意の検知を行う。 【構成】 運転者の顔面領域の画像を入力する撮像部1
が運転者の前面に配され、不可視光を発する第1照明灯
2が撮像部1と共軸に、第2照明灯3が光軸外に配設さ
れている。校正用照明灯4の照明による画像から顔面照
度算出部11が顔面照度を算出し、校正データ作成記憶
部12が顔面照度と瞳孔面積の関係を示す校正データを
作成する。瞳孔抽出部10が第1照明灯2で照明した画
像と第2照明灯3で照明した画像の差分画像を基に瞳孔
を抽出し、瞳孔有無判定部13が校正データを基に瞳孔
抽出部の抽出結果から瞳孔の有無を判定する。前方不注
意判定部15が所定時間連続して瞳孔が抽出されなかっ
たとき前方不注意と判定し、警報出力部16から警報が
発せられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両運転者の覚醒度
の低下や脇見等の前方不注意を簡便に検知する車両用前
方不注意検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用前方不注意検知装
置としては、例えば特開昭60−178596号公報に
示されたものがあり、運転者の前方から、その上体位置
の周期的変動を検出して運転者の覚醒度の低下を判定す
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の車両用前方不注意検知装置にあっては、上体
位置の周期的変動を検出するために、位置計測用のカメ
ラを2台使用するため、装置構成が複雑であり、かつ処
理に時間を要するという問題があった。また、抽出する
特徴を顔面領域としているため、例えば横方向からの直
射光の入射その他、光線状態の悪い場合などが頻繁に発
生するなど不安定状況にさらされ、その結果特徴抽出に
誤差を生じる可能性が高いという問題があった。そのた
め、従来の車両用前方不注意検知装置では、迅速かつ安
定した検知を行うことは困難であった。したがって本発
明は、このような従来の問題点に着目してなされたもの
であり、構成が簡単で、しかも迅速かつ安定した前方不
注意の検知ができる車両用前方不注意検知装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため請求項1に記載
の本発明は、図1に示すように、運転者の顔面領域の画
像を入力する撮像部1と、該撮像部と共軸に配設された
不可視光を発する第1照明灯2と、撮像部1の光軸外に
配設された不可視光を発する第2照明灯3とを備える画
像入力手段20と、前記第1照明灯2で照明した画像と
第2照明灯3で照明した画像の差分データを基に瞳孔領
域を抽出する瞳孔抽出手段21と、連続して所定回数瞳
孔が抽出されなかったときに前方不注意状態と判定する
前方不注意判定手段22とを有するものとした。また、
請求項2に記載の発明は、さらに車両の走行速度を検知
する車速検出手段23を備え、前方不注意判定手段にお
ける前記の所定回数が、車速が高いほど少なく設定され
るものとした。
【0005】
【作用】請求項1のものにおいて、運転席前方に配設さ
れた撮像部1と共軸の第1照明灯2で照明した画像で
は、通常時には瞳孔が明るく観測される。すなわち入射
光が網膜で反射して外部に出射した網膜反射像が観測さ
れ、覚醒度の低下や脇見等の前方不注意の時には網膜反
射像は観測されない。また、光軸外の第2照明灯3で照
明した画像においては、瞳孔は暗く観測される。すなわ
ち網膜反射像は観測されない。従って、第1照明灯で照
明した画像から第2照明灯で照明した画像を減算した差
分画像では、前方不注意の時には瞳孔が抽出されない。
この瞳孔が抽出されない現象が所定回数連続したとき前
方不注意状態と判定される。請求項2のものでは、さら
に上記所定回数が車速に応じて変化され、高速走行時に
は少ない回数すなわち短時間で前方不注意状態が検知さ
れる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
図2〜図6は本発明の実施例を示す図である。まず、図
2により構成を説明する。車両運転者の眼球17に向け
て、車両の運転席前方に、運転者の顔面領域を撮影する
CCDセンサ等を有する撮像部1が設置されている。近
赤外LED等の不可視光を発する第1照明2が、撮像部
1のレンズ中心と共軸系をなすように配置されている。
また、同様に近赤外LED等の不可視光を発する第2照
明3が、撮像部1の光軸外に、運転者の眼球17方向に
向けて設置されている。さらに、装置を校正するため
の、可視光を発する校正用照明4が設置されている。
【0007】また、装置全体の動作を制御するため全体
制御部5が設けられ、ステアリング等に内臓された校正
開始を指示するための校正開始スイッチ7が接続されて
いる。上記第1照明2および第2照明3の発光は照明発
光制御部6によって制御される。また、撮像部1で得ら
れた画像出力は、A/D変換器8でディジタルデータに
変換されたあと、画像メモリ9に保持される。瞳孔抽出
部10では、画像メモリ9に保持されたディジタル化し
た画像データから瞳孔領域を抽出してその面積を求め、
同じく画像メモリ9に保持された画像データを用いて、
顔面照度算出部11が運転者の顔面照度を算出する。
【0008】そして、顔面照度算出部11で算出した顔
面照度と、瞳孔抽出部10で抽出した瞳孔面積とを基に
両者の関係を演算した結果が校正データ作成記憶部12
に記憶されるようになっている。また、校正データ作成
記憶部12に記憶されている校正データと瞳孔抽出部1
0で抽出した瞳孔面積とは瞳孔有無判定部13に入力さ
れ、ここで瞳孔の有無が判定される。前方不注意判定部
15では、瞳孔有無判定部13の出力を基に、瞳孔が連
続して抽出されなかったときには、車速信号出力部14
からの車速を勘案して運転者が不注意か否かを判定す
る。そして、不注意の場合には警報出力部16から警報
が発せられるように構成されている。
【0009】次に全体制御部5の制御の下で行なわれる
作動の内、まず校正作業について図3および図4のフロ
ーチャートに従って説明する。まず、例えばエンジン始
動等により装置がスタートされると、ステップ101で
校正開始スイッチ7が押されたか否かがチェックされ、
押されていれば、全体制御部5から校正作業開始信号が
出力され、ステップ102で可視光を発する校正用照明
4が点灯される。校正開始スイッチ7が押されていなけ
れば元に戻り、ステップ101でのチェックが繰り返さ
れる。
【0010】校正用照明4が点灯されると、ステップ1
03で、照明発光制御部6からの照明発光信号によっ
て、第2照明灯3は消灯したまま第1照明灯2が点灯さ
れるとともに、ステップ104において、撮像部1で運
転者の顔面領域の画像が取り込まれる。取り込まれた画
像はステップ105でA/D変換器8によりA/D変換
されて、ディジタル画像I1(x,y)(1≦x≦X,
1≦y≦Y)が生成され、次のステップ106で、画像
メモリ9に格納される。なお、X、Yは画像フレームの
横縦のビット数に対応している。
【0011】ステップ107では、第1照明灯2を消灯
して、第2照明灯3が点灯され、上述と同様に、ステッ
プ108で撮像部1により再び運転者の顔面領域の画像
を取り込まれる。そして、取り込まれた画像がステップ
109でA/D変換器8でA/D変換されて、ディジタ
ル画像I2(x,y)(1≦x≦X,1≦y≦Y)が生
成され、ステップ110において、この画像データが画
像メモリ9に格納される。
【0012】このあとステップ111において、瞳孔抽
出部10で、画像I1(x,y)から瞳孔領域を抽出す
るために、まずI1(x,y)からI2(x,y)を減
算する演算を行い、瞳孔領域が強調された差分画像が求
められる。すなわち、共軸系の第1照明灯2および撮像
部1のカメラを用いて得られた画像I1(x,y)で
は、瞳孔領域が明るく観測される網膜反射像が得られ
る。これは、入射光が網膜で反射して外部に出射したも
のを、撮像部1のカメラで観測しているためである。こ
の網膜反射像は瞳孔の大きさを表している。一方、画像
I2(x,y)では、網膜反射像は観測されず、瞳孔は
暗く観測される。従って、差分I1(x,y)−I2
(x,y)により瞳孔領域が抽出される。
【0013】次のステップ112で、上記差分画像I1
(x,y)−I2(x,y)を2値化して、しきい値T
h1〜Th2の間の明るさを持つ画素部分が瞳孔領域と
して抽出される。これによって瞳孔領域のみが抽出され
る。ステップ113では、上記抽出された瞳孔領域の面
積(Sref)が算出され、ステップ114で、面積デ
ータ(Sref)が校正データ作成記憶部12に保持さ
れる。
【0014】ステップ115では校正データが2個得ら
れたか否かがチェックされ、2個あればステップ116
に進む。校正データが2個得られていないときには、ス
テップ117へ進み、校正用照明灯4の照明光量をアッ
プしたあと、ステップ118で、照明光量をアップして
から1秒経過の確認が行なわれる。ここで1秒経過した
ら、ステップ103へ戻り、再度上述の校正データの取
得が繰り返される。
【0015】1秒経過の確認を行なうは、眼に光が入る
か、あるいは急に明るくなれば対光反射により瞳孔が縮
小する現象を考慮したものである。光が取り除かれる
か、急に弱くなれば瞳孔は前の大きさにまで拡大する。
この反射の潜時は0.2〜0.5秒で、応答が最大にな
るまでには1秒程度かかる。なお、光が当たると瞳孔は
まず縮小するが、再び開き、これを繰り返しながらその
明るさに相当した大きさになって落ちつく。
【0016】校正データが2つ得られたあとのステップ
116では、校正データの直線近似が行なわれる。すな
わち、校正用照明4の明るさを変えることによって、運
転者の顔面照度を変えることができる。また、顔面照度
によって運転者の瞳孔面積は変化する。校正データ作成
記憶部12には、2つの校正データを基に、校正用照明
4と瞳孔面積の関係、すなわち、運転者の顔面照度と瞳
孔面積との関係が求められ記憶される。図5にこの校正
作業で得られたデータの直線近似結果を示す。ここで
は、校正用照明4の明るさと運転者の顔面照度の関係
は、一意に決まるものとしている。以上により、校正作
業が終了する。
【0017】次に前方不注意の検知動作の流れが、図6
および図7のフローチャートに示される。まず、ステッ
プ201において、カウンタKが0にセットされる。こ
のKの値は、後述する前方不注意判定において瞳孔が抽
出されなかった回数を示すものである。ステップ202
で、照明発光制御部6からの光源発光信号によって、第
2照明灯3は消灯のまま第1照明灯2が点灯されるとと
もに、ステップ203で、撮像部1により運転者の顔面
領域の画像が取り込まれる。取り込まれた画像はステッ
プ204において、A/D変換器8でA/D変換され
て、ディジタル化した画像データI1(x,y)(1≦
x≦X,1≦y≦Y)が生成され、ステップ205で画
像メモリ9に格納される。
【0018】次のステップ206〜209では、今度は
第1照明灯2の消灯、第2照明灯3の点灯に基づいて、
上と同様にしてディジタル化した画像I2(x,y)
(1≦x≦X,1≦y≦Y)が生成され、画像メモリに
格納される。ステップ202〜209が、発明の画像入
力手段を構成している。
【0019】このあとステップ210において、顔面照
度算出部11で、画像I1(x,y)全体の平均の明る
さIが求められる。これは、画像I1(x,y)全ての
画素の明るさの総和を求め、画素数の総和で割るという
演算操作を行うことによって実施される。次いでステッ
プ211では、先に校正データ作成記憶部12に記憶保
持されたテーブル(図5参照)を参照して、上記の平均
の明るさIから、その時点で予想される運転者の瞳孔面
積Sが求められる。なお、画像の大部分を顔面が占めて
いるので、背景の明るさによる誤差は無視でき、画像I
1(x,y)全体の平均の明るさIと運転者の顔面照度
の関係は一意に決まる。
【0020】次に、ステップ212で、瞳孔抽出部10
において、画像データI1(x,y)から画像データI
2(x,y)を減算する演算が行なわれ、ステップ21
3で2値化による瞳孔領域の抽出が行なわれる。ここで
は、しきい値Th1〜Th2の間の明るさを持つ画素が
抽出され、これによって、瞳孔領域と推定される領域の
みが抽出される。
【0021】そしてステップ214において、瞳孔有無
判定部13で、上記抽出された領域が瞳孔を示している
か否かが判定される。この判定は、ステップ213で抽
出された領域の面積Sを求め、これを、先に実施した校
正作業で得た瞳孔の面積Srefと比較することにより
行ない、 Sref−ΔS<S<Sref+ΔS (但し、ΔSはあらかじめ定めた所定値)であるとき、
当該領域が瞳孔であると判定する。
【0022】上記抽出領域が瞳孔でないと判定されたと
きは、運転者が前方不注意状態にあるものとして、ステ
ップ215に進み、前方不注意判定部15において非瞳
孔判定回数のカウンタ値Kがインクリメントされる。ス
テップ214の判定で、抽出領域が瞳孔であるとされた
ときには、ステップ201に戻り、上記フローが繰り返
される。
【0023】一方、ステップ215のあとは、ステップ
216に進んで、車速信号出力部14からの車速信号を
勘案して前方不注意判定基準回数Uが決定される。そし
て、ステップ217において、K>Uになっているかど
うかがチェックされる。K>Uになっているときは、運
転者が覚醒度の低下や脇見運転等の前方不注意の状態に
あるものとして、ステップ218に進む。すなわち、運
転者が前方不注意の状態にあるか否かの判定は、例えば
3回連続して瞳孔が抽出されなかった時、前方不注意と
する。これは、ステップ202からステップ217まで
の処理実行時間が例えば0.3秒であるとき、3回連続
して瞳孔が抽出できないとき、すなわち、0.9秒間瞳
孔が捉えられない時、前方不注意と判定することにな
る。
【0024】ここで、例えば車速が0(停止状態)にあ
るときは、何回連続して瞳孔が抽出されなくとも、全く
支障はないが、車速が100km/hのときには、判定
のための連続回数、すなわち覚醒度の低下や脇見などの
前方不注意時間を小さくする必要がある。そこで、上記
ステップ216においては、前方不注意判定基準回数
U、換言すれば判定時間を、車速信号を基に決定するよ
うにしている。このため、前方不注意判定部15には、
図8に示すような、車速に応じて判定基準回数の変化す
るマップが記憶されており、車速信号出力部14からの
車速により、そのときそのときで最適な前方不注意判定
基準回数Uが得られるようにしてある。上記ステップ2
10〜214が発明の瞳孔抽出手段を構成し、またステ
ップ215〜217が前方不注意判定手段を構成してい
る。
【0025】ステップ218では、前方不注意判定に基
づいて、警報出力部16から警報音が発せられ、これに
より運転者に警告が与えられる。このあとはステップ2
02に戻り、再び上述のフローが繰り返される。また、
先のステップ217のチェックでK>Uになっていない
場合も、ステップ202に戻る。
【0026】実施例は以上のように構成され、撮像部と
共軸の第1照明灯2と光軸外の第2照明灯3で交互に照
明した画像データの差分データを基に瞳孔領域を抽出す
るようにしたので、瞳孔領域を容易に抽出でき、その検
出の有無により簡単に前方不注意状態が判別できる。ま
た、瞳孔判別に際しては、明るさを変えられる校正用照
明を用いて求めた校正データと比較するので、抽出した
瞳孔領域が瞳孔であるか否かを高精度に判定することが
できる。そしてさらに、前方不注意状態の判定に際し
て、車速に応じて判定基準を変えているから、走行状態
に応じて的確な警報がなされるという効果を有してい
る。なお、本実施例では、校正データ作成において、明
るさの異なる2個の校正用照明4の点灯による校正作業
の結果を直線近似して、校正データを作っているが、照
明の明るさをより多段階に変化させれば、より精度の高
い校正データが得られる。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、運転者の前方
においた撮像部で眼球を観測し、得られた画像を処理し
て瞳孔と推定される領域を抽出し、瞳孔の有無から運転
者の前方不注意の状態を検知するようにしたから、簡単
な信号処理で瞳孔領域の抽出が行えるため、開閉眼を精
度良く認識して前方不注意状態の検知を安定して行うこ
とができる。また、使用する撮像部のカメラは1台で良
いため、装置構造が簡単であるという効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】校正作業の流れを示すフローチャートである。
【図4】校正作業の流れを示すフローチャートである。
【図5】校正用照明灯の明るさを変えて得た、運転者の
顔面照度と瞳孔面積の関係を示す図である。
【図6】不注意状態検知の流れを示すフローチャートで
ある。
【図7】不注意状態検知の流れを示すフローチャートで
ある。
【図8】車速に対応させた前方不注意判定基準回数を示
す図である。
【符号の説明】
1 撮像部 2 第1照明灯 3 第2照明灯 4 校正用照明灯 5 全体制御部 6 照明発光制御部 7 校正開始スイッチ 8 A/D変換器 9 画像メモリ 10 瞳孔抽出部 11 顔面照度算出部 12 校正データ作成記憶部 13 瞳孔有無判定部 14 車速信号出力部 15 前方不注意判定部 16 警報出力部 20 画像入力手段 21 瞳孔抽出手段 22 前方不注意判定手段 23 車速検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者の顔面領域の画像を入力する撮像
    部と、該撮像部と共軸に配設された不可視光を発する第
    1照明灯と、撮像部の光軸外に配設された不可視光を発
    する第2照明灯とを備える画像入力手段と、前記第1照
    明灯で照明した画像と第2照明灯で照明した画像の差分
    データを基に瞳孔領域を抽出する瞳孔抽出手段と、連続
    して所定回数瞳孔が抽出されなかったときに前方不注意
    状態と判定する前方不注意判定手段とを有することを特
    徴とする車両用前方不注意検知装置。
  2. 【請求項2】 運転者の顔面領域の画像を入力する撮像
    部と、該撮像部と共軸に配設された不可視光を発する第
    1照明灯と、撮像部の光軸外に配設された不可視光を発
    する第2照明灯とを備える画像入力手段と、前記第1照
    明灯で照明した画像と第2照明灯で照明した画像の差分
    データを基に瞳孔領域を抽出する瞳孔抽出手段と、車両
    の走行速度を検知する車速検出手段と、連続して所定回
    数瞳孔が抽出されなかったときに前方不注意状態と判定
    する前方不注意判定手段とを有し、前方不注意判定手段
    における前記所定回数が、車速が高いほど少なく設定さ
    れることを特徴とする請求項1記載の車両用前方不注意
    検知装置。
  3. 【請求項3】 前記瞳孔抽出手段は、明るさの異なる可
    視光照明を運転者の顔面に向けて照射する手段と、当該
    照射に基づいて運転者の顔面照度と瞳孔面積の関係を校
    正データとして求める手段とを備え、前記瞳孔領域を前
    記校正データと比較して該瞳孔領域が瞳孔であるか否か
    を判定するものであることを特徴とする請求項1または
    2記載の車両用前方不注意検知装置。
JP22952493A 1993-08-23 1993-08-23 車両用前方不注意検知装置 Pending JPH0761256A (ja)

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