JPH0760568A - 座金組付け装置 - Google Patents

座金組付け装置

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JPH0760568A
JPH0760568A JP5235494A JP23549493A JPH0760568A JP H0760568 A JPH0760568 A JP H0760568A JP 5235494 A JP5235494 A JP 5235494A JP 23549493 A JP23549493 A JP 23549493A JP H0760568 A JPH0760568 A JP H0760568A
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Shigeki Yunou
茂樹 油納
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JTEKT Machine Systems Corp
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Koyo Machine Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座金組付けの自動化技術において、装置全体
構成の小型化、組付け工程数の減少および組付け工程の
高速化を実現する。 【構成】 2台のパーツフィーダ1,2から鍔付き座金
O と平座金WI を水平状態で供給し、両座金WO ,W
I を1台の座金仮組装置3により座金対Wに仮組みした
後、座金対Wを座金対搬送装置4により搬送して、座金
対貯蔵装置5に二列に垂直状態で一旦ストックする。ス
トックした座金対Wを、ピニオンギヤGの搬送タイミン
グに同期して保持ブロック6に供給し、ピニオンギヤG
両端面に位置決め配置した後、座金対取付装置8により
ピニオンギヤW両端面に取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は座金組付け装置に関
し、さらに詳細には、ピニオンギヤ等の穴付部品の両端
面に内外二枚一組の座金をそれぞれ組み付ける自動化技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のトランスミッション内
等に使用されるピニオンギヤ組立体として図15に示す
ような構造のものがある。
【0003】このピニオンギヤ組立体において、ピニオ
ンギヤGは、多数のニードルN,N,…を介してハウジ
ングHの支軸Sに回転可能に軸承されるとともに、その
両端面に座金対(座金セット品)Wが組み付けられてい
る。この座金対Wは、図14に示すように、外側座金で
ある鍔付き座金WO の内側に、内側座金である平座金W
I が同心状に重ね合わされてなり、これら両座金WO
I の仮組工程および仮組みされた座金対Wのピニオン
ギヤGに対する組付工程は一般に自動化されている。
【0004】図16は従来のこの種自動組付け装置の一
般的構成を示している。この組付け装置は、座金供給装
置としての4台のパーツフィーダ(またはパーツマガジ
ン)a1 〜a4 と、2台の座金仮組装置b1 ,b2 と、
座金対取付装置cとを主要部として備えてなり、パーツ
フィーダa1 ,a3 から供給される鍔付き座金WO と、
パーツフィーダa2 ,a4 から供給される平座金WI
が、座金仮組装置b1,b2 により仮組みされて座金対
Wとされ、これら両座金対W,Wが、予めニードルN,
N,…を組み込んだピニオンギヤGの両端面に、上記座
金対取付装置cにより交互に連続して取り付けられるよ
うに構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成では以下に述べるような種々の問題点があり、
その改良が要望されていた。
【0006】(1) 大きな設置スペースを必要とする座金
供給装置a1 〜a4 が4台と多く、これが装置全体構成
の大型化を招いている。 (2) 座金仮組装置b1 ,b2 が2台必要なため、仮組工
程の工程数さらには座金組付け工程全体の工程数増加を
招いている。 (3) ピニオンギヤ組立体に対して、座金対を一つずつ交
互に取り付ける構成とされており、しかも仮組みされた
座金対のストックがなく、組付け工程の高速化ができな
い。
【0007】本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的とするところは、装置全体
構成の小型化、組付け工程数の減少および組付け工程の
高速化を可能とするための技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の座金組付け装置は、外側座金を供給する第
1の座金供給手段と、内側座金を供給する第2の座金供
給手段と、これら両座金供給手段から供給される内外両
座金を仮組みする座金仮組手段と、この座金仮組手段に
より仮組みされた座金対を上記穴付部品の両端面に対応
して複数組貯蔵する座金対貯蔵手段と、この座金対貯蔵
手段に貯蔵される座金対を上記穴付部品の両端面に位置
決め配置する座金対配置手段と、この座金対配置手段に
より位置決め配置された座金対を上記穴付部品の両端面
に取り付ける座金対取付手段とこれら各手段を相互に同
期して自動制御する制御手段とを備えてなることを特徴
とする。
【0009】
【作用】本発明の座金組付け装置において、以下の座金
組付け工程が制御手段により自動で行われる。
【0010】第1の座金供給手段から外側座金例えば鍔
付き座金が供給されるとともに、第2の座金供給手段か
ら内側座金例えば平座金が供給され、これら両座金は、
座金仮組手段によりそれぞれ仮組みされて2枚一組の座
金対とされる。
【0011】このようにして仮組みされた座金対は座金
対貯蔵手段へ搬送されて、ここに一旦ストックされる
が、この際、各座金対は、穴付部品例えばピニオンギヤ
の両端面に対応して複数組ずつ並列してストックされる
こととなる。
【0012】この座金対貯蔵手段に貯蔵される座金対
は、ピニオンギヤの搬送タイミングに同期して順次座金
対配置手段に供給され、ピニオンギヤの両端面に位置決
め配置される。
【0013】この座金対配置手段により位置決め配置さ
れた座金対は、座金対取付手段によりピニオンギヤの両
端面に取り付けられ、組付けの完了したピニオンギヤが
次工程へ向けて搬出される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0015】本発明に係る座金組付け装置を図1に示
し、この装置は、図14に示す内外二枚一組の座金
O ,WI (座金対W)を、図15に示すように、ピニ
オンギヤ(穴付部品)Gの両端面にそれぞれ組み付ける
ものである。
【0016】座金組付け装置は、図1に示すように、第
1のパーツフィーダ(第1の座金供給手段)1、第2の
パーツフィーダ(第2の座金供給手段)2、座金仮組装
置(座金仮組手段)3、座金対搬送装置(座金対搬送手
段)4、座金対貯蔵装置(座金対貯蔵手段)5、座金対
配置装置(座金対配置手段)6、部品搬送装置(部品搬
送手段)7、座金対取付装置(座金対取付手段)8およ
び制御装置(制御手段)9を主要部として備えてなる。
以下各装置毎に詳細に説明する。
【0017】パーツフィーダ1,2:第1のパーツフィ
ーダ1は外側座金である鍔付き座金WO を供給するもの
で、ホッパ1aに投入された鍔付き座金WO ,WO ,…
は、その鍔部が上方に向いた水平状態に姿勢を整えられ
て、座金仮組装置3の第1の搬送部10へ順次連続的に
供給される。
【0018】第2のパーツフィーダ2は内側座金である
平座金WI を供給するもので、ホッパ2aに投入された
平座金WI は、水平状態に姿勢を整えられて座金仮組装
置3の第2の搬送部11へ順次連続的に供給される。
【0019】なお、これらパーツフィーダ1,2に替え
て、パーツマガジン等の同様な機能を備える他の周知の
供給手段も採用することができる。
【0020】座金仮組装置3:座金仮組装置3は、上記
両パーツフィーダ1,2から供給される内外両座金
I ,WO を仮組みするもので、図2および図3に示す
ように、上記第1および第2の搬送部10,11と仮組
部12とから構成されている。
【0021】第1の搬送部10は、第1のパーツフィー
ダ1から供給される鍔付き座金WOを仮組位置A2 へ搬
送供給するもので、具体的には、座金搬送路13、座金
プッシャ14および駆動シリンダ15を備えてなる。
【0022】上記座金搬送路13は溝形状とされ、その
底面13aが平坦な水平搬送面とされるとともに、その
左右両側面13b,13bが上記仮組位置A2 へ向けて
直線状に延びる案内面とされている。また、座金搬送路
13の途中個所には、図2に示すように、第1のパーツ
フィーダ1の供給路1bの供給口が交差状に臨んでい
る。
【0023】上記座金プッシャ14は上記座金搬送路1
3に沿って往復移動可能とされるとともに、その先端面
14aが座金WO を押圧する押圧面とされている。この
押圧面14aは、図2に示すような平面V字形状とされ
るとともに、図3に示すような下側へ向けて傾斜した側
面形状とされ、座金WO の周縁部に係合する構造とされ
ている。
【0024】また、上記駆動シリンダ15は、上記座金
搬送路13に平行に配設されており、そのシリンダ本体
15aが装置本体3a(図3参照)に取付固定されると
ともに、そのピストンロッド15bの先端が、連結部材
16を介して上記座金プッシャ14の基端に連結されて
いる。駆動シリンダ15としてはエアシリンダまた油圧
シリンダが好適に使用される(図示例においてはエアシ
リンダ)。
【0025】しかして、座金WO が第1のパーツフィー
ダ1の供給路1bから座金搬送路13内へ一つ供給され
ると、上記駆動シリンダ15が起動して、座金プッシャ
14は、その往動(矢符m方向)により座金WO を水平
状態で仮組位置A2 へ押圧搬送した後、その復動(矢符
n方向)により初期位置へ復帰する。
【0026】第2の搬送部11は、第2のパーツフィー
ダ2から供給される平座金WI を仮組位置A2 へ搬送供
給するもので、具体的にはインデックス装置の形態とさ
れ、インデックス台20と駆動モータ21を備えてな
る。
【0027】上記インデックス台20は円板状のもの
で、装置本体3a上に回転軸22を介して回転可能に軸
支されるとともに、その上面外周縁部に、座金収納ポケ
ット20a,20a,…が4等配に設けられている。こ
の座金収納ポケット20aは、その平面形状が、図2に
示すように、インデックス台20外周縁に向けて開放さ
れるとともに、その内側縁が座金WO ,WI の外周にほ
ぼ一致する円弧形状とされている。また,座金収納ポケ
ット20aの底面は、図3に示すように、上記座金搬送
路13の底面13aと面一な水平面とされている。
【0028】上記駆動モータ21は、上記インデックス
台20をインデックス(割り出し)回転させるもので、
図3に示すように、装置本体3aに上向きに設けられる
とともに、その駆動軸21aが継手24を介して、上記
インデックス台20の回転軸22に同軸状に連結されて
いる。
【0029】駆動モータ21のインデックス回転は、上
記インデックス台20の各座金収納ポケット20aが、
図2において反時計方向(矢符o方向)へ90°ずつ回
転されて、第1ステーション(座金搬入位置)A1 、第
2ステーション(仮組位置)A2 、第3ステーション
(座金対搬出位置)A3 、第4ステーション(ニュート
ラル位置)A4 に順次割り出されるように構成されてい
る。上記座金搬入位置A 1 には、第2のパーツフィーダ
2の供給路2bの供給口が臨んでいる。
【0030】しかして、座金WI が第2のパーツフィー
ダ2の供給路2bから座金搬入位置A1 の座金収納ポケ
ット20a内へ一つ供給されると、駆動モータ21によ
り、インデックス台20が90°回転して、上記座金W
I は水平状態で仮組位置A2へ搬送される。また、これ
に対応して仮組位置A2 での仮組が完了した座金対Wは
座金対搬出位置A3 へ搬送される。
【0031】なお、上記第1および第2の搬送部10,
11の搬送タイミングは、後述するように、仮組部12
における仮組動作に同期して制御される。
【0032】仮組部12は、上記両パーツフィーダ1,
2から供給される鍔付き座金WO と平座金WI を仮組み
するもので、仮組位置A2 の上方位置に配置されてい
る。この仮組部12は、具体的には平座金WI を水平状
態のまま昇降動作させるチャッキング部25を備えてな
る。
【0033】このチャッキング部25は、基台12aの
前面側に、駆動シリンダ26により上下方向へ昇降可能
に設けられており、平座金WI の外周をチャッキングす
るチャック爪25a,25aと、これらチャック爪25
a,25aを開閉動作させる開閉部25bから構成され
ている。そして、チャッキング部25は、第1の搬送部
10の座金プッシャ14(駆動シリンダ15)の搬送動
作と、第2の搬送部11のインデックス台20(駆動モ
ータ21)の搬送動作と同期して、以下の仮組動作を行
う(図4参照)。
【0034】 まず、インデックス台20がインデッ
クス回転して、座金搬入位置A1 にある平座金WI が水
平状態で仮組位置A2 へ搬送される(図4(a) 実線参
照)、続いて、チャッキング部25が下降してこの平座
金WI をチャッキングした後、そのまま上昇する(図4
(a) 二点鎖線参照)。
【0035】 次に、座金プッシャ14が往動(矢符
m方向)して、鍔付き座金WO が水平状態で仮組位置A
2 へ搬送される(図4(b) 参照)。
【0036】 最後に、チャッキング部25が下降し
て、平座金WI を鍔付き座金WO 上につまり軸方向に重
ね合わせた後、そのチャッキング状態を解除する(図4
(c) 参照)。
【0037】 以後〜の動作が一定のタイミング
をもって繰り返される。また、これらの動作に伴って、
仮組位置A2 で仮組みされた座金対Wは座金対搬出位置
3 へ搬送されて、座金対搬送装置4を待機する。
【0038】座金対搬送装置4:座金対搬送装置4は、
上記座金仮組装置3により仮組みされた座金対Wを、水
平状態のまま座金対貯蔵装置5へ搬送するもので、座金
仮組装置3と座金対貯蔵装置5との間の上方位置に配置
されている。この座金対搬送装置4は、図5〜7に示す
ように、座金対Wをチャッキングするチャッキング部3
0と、このチャッキング部30を昇降動作させる昇降部
31と、チャッキング部30を水平移動させる搬送部3
2とを備えてなる。
【0039】チャッキング部30は昇降部31上に設け
られており、座金対Wの外周をチャッキングするチャッ
ク爪30a,30aと、これらチャック爪30a,30
aを開閉動作させる開閉部30bから構成されている。
【0040】昇降部31は、搬送部32の移動テーブル
32a上に取付ブラケット33を介して取り付けられて
おり、上記チャッキング部30を上下方向へ昇降動作さ
せる駆動シリンダ31aを備える。駆動シリンダ31a
としてはエアシリンダまた油圧シリンダが好適に使用さ
れる(図示例においてはエアシリンダ)。
【0041】搬送部32は、具体的にはロッドレスシリ
ンダからなり、基台4a上に水平状態で配置されて、そ
の移動テーブル32aが水平方向へ往復移動可能とされ
ている。
【0042】また、搬送部32の可動側に、ストッパ部
材34が設けられるとともに、固定側に、このストッパ
部材34と協働する第1〜第3の位置決めストッパ35
a〜35cが設けられている。
【0043】上記ストッパ部材34は移動テーブル32
aに起立状に設けられた板状のもので、その両側面34
a,34bが、第1および第2の位置決めストッパ35
a,35bとそれぞれ当接するストッパ面とされてい
る。また、第3の位置決めストッパ35cと当接するス
トッパ面36が移動テーブル32aに設けられている。
【0044】第1〜第3の位置決めストッパ35a〜3
5cはいずれもショックアブソーバを内蔵している。
【0045】第1の位置決めストッパ35aは、チャッ
キング部30を座金対搬入位置B1、つまり座金仮組装
置3の第3ステーション(座金対搬出位置)A3 に対応
位置させるもので、上記ロッドレスシリンダ32の一端
部に水平に設けられて、上記ストッパ部材34のストッ
パ面34aに当接可能とされている。
【0046】第2の位置決めストッパ35bは、チャッ
キング部30を第1の座金対搬出位置B2 、つまり後述
する座金対貯蔵装置5の第1の貯蔵部5aに対応位置さ
せるものである。この第2の位置決めストッパ35bは
旋回機構37を備えており、上記ストッパ部材34のス
トッパ面34bに当接可能な当接位置(図7の二点鎖線
位置)と、ストッパ部材34の移動通過経路から外れた
退避位置(図6および図7の実線位置)との間で上下方
向へ旋回可能とされている。
【0047】上記旋回機構37は旋回アーム38と駆動
シリンダ39を備えてなる。旋回アーム38は、その中
央部が基台4aに支軸40を介して上下方向へ回動可能
に支持されるとともに、その先端に上記第2の位置決め
ストッパ35bが水平に取り付けられている。
【0048】上記駆動シリンダ39は、そのシリンダ本
体39aの基端が基台4aに枢着されるとともに、その
ピストンロッド39bが、連結部材41を介して上記旋
回アーム38の後端に連結されている。そして、ピスト
ンロッド39bの突出動作(図7の下方向)により、旋
回アーム38が上方へ旋回して、第2の位置決めストッ
パ35bが上記退避位置(図6および図7の実線位置)
へ上昇する。一方、ピストンロッド39bの退入動作
(図7の上方向)により、旋回アーム38が下方へ旋回
して、第2の位置決めストッパ35bが上記当接位置
(図7の二点鎖線位置)へ下降する。駆動シリンダ39
としてはエアシリンダまた油圧シリンダが好適に使用さ
れる(図示例においてはエアシリンダ)。
【0049】第3の位置決めストッパ35cは、チャッ
キング部30を第2の座金対搬出位置B2 、つまり後述
する座金対貯蔵装置5の第1の貯蔵部5bに対応位置さ
せるもので、上記ロッドレスシリンダ32の他端部近傍
に水平に設けられて、上記移動テーブル32aのストッ
パ面36に当接可能とされている。
【0050】しかして、チャッキング部30は、座金仮
組装置3の仮組動作と同期して、以下の搬送動作を行
う。
【0051】 座金仮組装置3のインデックス台20
がインデックス回転して、仮組位置A2 の座金対Wが水
平状態で座金搬出位置A3 へ搬送されると、これと並行
して、チャッキング部30が座金対搬入位置B1 へ移動
配置される(第1の位置決めストッパ35aとストッパ
部材34のストッパ面34aが当接係止)。続いて、チ
ャッキング部30が下降して上記座金対Wをチャッキン
グした後、そのまま上昇する。
【0052】 第2の位置決めストッパ35bが上記
当接位置(図7の二点鎖線位置)に旋回下降した状態
で、チャッキング部30は、座金対Wをチャッキングし
たまま搬送方向(矢符p方向)へ水平移動して、第1の
座金対搬出位置B2 で停止される(第2の位置決めスト
ッパ35bとストッパ部材34のストッパ面34bが当
接係止)。
【0053】続いて、チャッキング部30が下降してチ
ャッキング状態を解除し、座金対Wを座金対貯蔵装置5
の第1の貯蔵部5aへ水平状態のまま供給する。
【0054】 座金仮組装置3のインデックス台20
がさらにインデックス回転して、後続の座金対Wが仮組
位置A2 から座金搬出位置A3 へ新たに搬送されてくる
間、これと並行して、上記チャッキング部30が上記第
1の座金対搬出位置B2 から復帰方向(矢符q方向)へ
水平移動して、座金対搬入位置B1 で再び停止されるれ
る(第1の位置決めストッパ35aとストッパ部材34
のストッパ面34aが当接係止)。
【0055】続いて、チャッキング部30が下降して上
記座金対Wをチャッキングした後、そのまま上昇する。
【0056】 第2の位置決めストッパ35bが上記
退避位置(図6および図7の実線位置)へ旋回上昇した
状態で、チャッキング部30は、座金対Wをチャッキン
グしたまま搬送方向(矢符p方向)へ水平移動して、第
2の座金対搬出位置B3 で停止される(第3の位置決め
ストッパ35cと移動テーブル32aのストッパ面36
が当接係止)。
【0057】続いて、チャッキング部30が下降してチ
ャッキング状態を解除し、座金対Wを座金対貯蔵装置5
の第2の貯蔵部5bへ水平状態のまま供給する。 以後〜の動作が一定のタイミングをもって繰り
返される。
【0058】座金対貯蔵装置5:座金対貯蔵装置5は、
座金仮組装置3により仮組みされた座金対Wを上記ピニ
オンギヤGの両端面に対応して垂直状態で複数組ストッ
クするもので、図8〜図10に示すように、第1の貯蔵
部5aと第2の貯蔵部5bを備えてなる。
【0059】上記第1の貯蔵部5aと第2の貯蔵部5b
は、図8に示すように、上下方向へ直線状に2列並列し
て配置されており、その上端開口45a,45bが上端
供給口とされるとともに、その下端開口46a,46b
が下端排出口とされている。これら貯蔵部5a,5bの
断面形状は、図1および図10に示すように、座金対W
の断面形状に対応して形成されており、これにより、座
金対W,W,…は、相互に内側へ向き合った状態、つま
り図15に示す最終組付け時と同方向の状態で、2列並
列状に上下方向へ連続してストックされることとなる。
【0060】これに関連して、これら両貯蔵部5a,5
bの上端供給口45a,45bの近傍には、姿勢変更部
47が設けられている。この姿勢変更部47は、座金対
搬送装置4のチャッキング部30から供給される座金対
Wを、水平状態から垂直状態へ姿勢変更するもので、一
対の回動部材48,48と駆動シリンダ49を備えてな
る。
【0061】両回動部材48,48は、それぞれ支軸4
8aを介して装置本体5cに回動可能に設けられるとと
もに、これら両支軸48a,48aに取付られた連動歯
車50,50を介して相互に連動可能とされている。
【0062】上記駆動シリンダ49は、そのシリンダ本
体49aの基端が装置本体5cに枢着されるとともに、
そのピストンロッド49bが、一方の支軸48aに取付
け固定された回動アーム51に連結されている。駆動シ
リンダ49としてはエアシリンダまた油圧シリンダが好
適に使用される(図示例においてはエアシリンダ)。
【0063】そして、上記回動部材48の座金受け面4
8b上に、座金対搬送装置4のチャッキング部30から
座金対Wが供給されると、近接スイッチ52が働いて、
駆動シリンダ49を起動させる。
【0064】つまり、ピストンロッド49bが突出動作
して、回動アーム51を介して回動部材48が図8にお
いて時計方向へ90°回転し、その座金受け面48bが
水平状態から垂直状態へ傾動される。これにより、座金
受け面48b上の座金対Wは、水平状態から垂直状態へ
姿勢変更されるとともに、その自重により座金受け面4
8b上を滑落して、上記上端供給口45a,45bから
貯蔵部5a,5b内へ落下供給される。
【0065】座金受け面48b上の座金対Wがなくなる
と、再び近接スイッチ52が働いて、ピストンロッド4
9bが退入動作し、回動アーム51を介して回動部材4
8が図8において反時計方向へ90°回転し、その座金
受け面48bが垂直状態から水平状態へ傾動復帰され、
次の座金対Wが供給されるのを待機する。
【0066】また、上記両貯蔵部5a,5bの下端排出
口46a,46bの上方近傍には、ここにストックされ
ている座金対Wを一つずつ排出するための排出機構55
がそれぞれ設けられている。
【0067】この排出機構55は、図9に示すように、
一対の掛止部材56,57とこれらの駆動シリンダ5
8,59を備えてなる。掛止部材56,57は上下方向
へ座金対W一個分の距離を隔てて配置され、その先端部
56a,57aがそれぞれ貯蔵部5a,5b内に突入退
避可能とされている。掛止部材56,57の先端部56
a,57aは、その突入位置において、座金対Wの鍔部
の下側に掛止してその落下を防止する。
【0068】また、駆動シリンダ58,59はそのシリ
ンダ本体58a,59aが装置本体5cに水平状に設け
られるとともに、そのピストンロッド58b,59bの
先端に上記掛止部材56,57がそれぞれ取り付けられ
ている。駆動シリンダ58,59としてはエアシリンダ
また油圧シリンダが好適に使用される(図示例において
はエアシリンダ)。
【0069】そして、排出機構55は、後述するよう
に、部品搬送装置7の搬送動作と同期して、以下の排出
動作を行う(図11参照)。
【0070】 まず、部品搬送装置7によりピニオン
ギヤGが座金対貯蔵装置5の下端排出口46a,46b
の下側、つまり座金対受入れ位置Cに位置決めされる
と、図11(a) に示すように、上側の掛止部材56の先
端部56aが貯蔵部5a,5b内に突入した状態で、下
側の掛止部材57の先端部57aが貯蔵部5a,5bか
ら退避し、これにより、最下端の座金対Wが下端排出口
46a,46bから落下排出される。
【0071】 最下端の座金対Wの不在が確認される
と、図11(b) に示すように、下側の掛止部材57の先
端部57aが再び貯蔵部5a,5b内に突入する。
【0072】 続いて、図11(c) に示すように、今
度は下側の掛止部材57の先端部57aが貯蔵部5a,
5b内に突入した状態で、上側の掛止部材56の先端部
56aが貯蔵部5a,5bから退避し、これにより、次
の座金対Wが一つ分落下して、下側の掛止部材56の先
端部56a上に掛止保持されるとともに、その上側に積
み重ねられている座金対W,W,…も一つ分ずつ落下さ
れることとなる。
【0073】 最後に、上側の掛止部材56の先端部
56aが貯蔵部5a,5b内に再び突入して、最下端か
ら二つ目の座金対Wを下側から掛止支持して初期状態に
復帰する(図10参照)。 以後〜の動作が部品搬送装置7の搬送動作と同
期して繰り返される。
【0074】座金対配置装置6:座金対配置装置6は、
座金対貯蔵装置5に貯蔵される座金対Wをピニオンギヤ
Gの両端面に位置決め配置するもので、具体的には、ピ
ニオンギヤGを収納保持する機能を兼備する保持ブロッ
クの形態とされている。
【0075】この保持ブロック6は、図1,図8,図
9,図12および図13に示すように、ピニオンギヤG
を保持する部品保持部6aと、座金対W,Wを位置決め
保持する一対の座金対保持部6b,6bとを備えてな
る。
【0076】部品保持部6aは、保持ブロック6の中央
部に設けられており、その底面が図9に示すような断面
V字形状とされて、ピニオンギヤGをその軸線がほぼ水
平となるように位置決め保持するように構成されてい
る。
【0077】一対の座金対保持部6b,6bは、図12
に示すように、上記部品保持部6aの両側に設けられて
おり、その幅寸法は座金対Wの幅寸法に対応して設定さ
れている。また、これに関連して、上記座金対貯蔵装置
5における貯蔵部5a,5bの下端排出口46a,46
bは、これら両座金対保持部6b,6bに対応して、つ
まり部品保持部6aに保持されるピニオンギヤGの両端
面に対応した上方位置にそれぞれ開口されている。
【0078】しかして、ピニオンギヤGを収納保持した
保持ブロック6が、図12に示すように、座金対貯蔵装
置5の下端排出口46a,46bの下側位置(座金対受
入れ位置)Cに位置した状態において、これら下端排出
口46a,46bから座金対W,Wが落下排出される。
これにより、これら座金対W,Wは、上記座金対保持部
6b,6b内に投入されて、ピニオンギヤGの両端面位
置に垂直状態でかつその鍔部が内側になるように位置決
め保持される。
【0079】部品搬送装置7:部品搬送装置7は具体的
には搬送ベルトの形態とされ、その上に載置した上記保
持ブロック6を、上記座金対貯蔵装置5の下側に位置す
る座金対受入れ位置Cと、座金対取付装置8の下側に位
置する座金対取付け位置Dとに順次搬送し、位置決めす
るように構成されている。
【0080】座金対取付装置8:座金対取付装置8は、
保持ブロック6の座金対保持部6b,6b内に位置決め
配置された座金対W,Wを、部品保持部6a内に保持さ
れたピニオンギヤGの両端面に取り付けるものである。
【0081】この座金対取付装置8は、そのチャック部
として、図13に示すような左右一対のチャッキングア
ーム8a,8aを備えてなり、これらチャッキングアー
ム8a,8aは、図示しない駆動源により、上下方向へ
昇降可能とされるとともに、開閉可能とされている。ま
た、これに関連して、上記保持ブロック6にも、上記座
金対保持部6b,6bから左右両側に向けて、挿通部6
c,6cがそれぞれ設けられており、上記両チャッキン
グアーム8a,8aの外側からの挿入を可能としてい
る。
【0082】しかして、ピニオンギヤGを収納保持した
保持ブロック6が、図13に示すように、部品搬送装置
7により搬送されて、座金対取付装置8の下側の座金対
取付け位置Dに位置すると、上記チャッキングアーム8
a,8aが下降した後、閉止動作して、上記座金対保持
部6b,6b内の一対の座金対W,Wを、その外側から
同時に挟持状にチャッキングして、ピニオンギヤGの両
端面に取り付ける。続いて、このチャッキング状態のま
まチャッキングアーム8a,8aが上昇して、組み立て
られたピニオンギヤ組立体(W,G,W)を次工程へ向
けて搬出する。
【0083】制御装置:制御装置は、各装置1〜8を相
互に同期して自動制御するもので、図示しないが、CP
U,ROM,RAMおよびI/Oポートなどからなるマ
イクロコンピュータで構成されている。
【0084】この制御装置は、座金WO ,WI がパーツ
フィーダ1,2から供給された時点より、所定の仮組工
程を経て組付け工程が完了するまでの一連の工程プログ
ラムが組み込まれており、具体的には、各装置1〜8の
構成装置の動作タイミングが入力設定れており、これら
のタイミングデータに従って各装置1〜8をシーケンス
制御する。
【0085】次に、以上のように構成された座金組付け
装置を用いた座金組付け工程について説明する。
【0086】(1) 座金の仮組工程:第1のパーツフィー
ダ1から鍔付き座金WO ,WO ,…が水平状態で順次連
続して供給されるとともに、第2のパーツフィーダ2か
ら平座金WI ,WI ,…が水平状態で順次連続して供給
され、これら両座金WO ,WI は、座金仮組装置3によ
りそれぞれ仮組みされて2枚一組の座金対Wとされる。
【0087】(2) 座金対の貯蔵工程:このようにして仮
組みされる座金対Wは、座金対搬送装置4により水平状
態のまま順次搬送されて、座金対貯蔵装置5の第1の貯
蔵部5aと第2の貯蔵部5bに交互に供給され、ここに
一旦ストックされる。この際、各座金対Wは、姿勢変更
部47により水平状態から垂直状態へ姿勢変更される。
【0088】(3) 座金対の供給工程:上記両貯蔵部5
a,5bに貯蔵される座金対W,W,…は、部品搬送装
置7によるピニオンギヤGの搬送タイミングに同期し
て、このピニオンギヤGを収納保持する保持ブロック6
内に供給され、ピニオンギヤGの両端面対応位置に位置
決め配置される。
【0089】この場合、上記ピニオンギヤGは、ダミー
シャフトを使用することなく、その内径面に多数のニー
ドルN,N,…がスキュー処理により内装された状態
で、前工程から搬送されてくる。
【0090】(4) 座金対の取付け工程:この保持ブロッ
ク6の座金対保持部6b,6b内に位置決め配置された
座金対W,Wは、座金対取付装置8のチャッキングアー
ム8a,8aによりピニオンギヤWの両端面に嵌着して
取り付けられ、このようにして組付けの完了したピニオ
ンギヤ組立体は、そのままチャッキングアーム8a,8
aにより次工程へ向けて搬出される。
【0091】なお、上述した実施例はあくまでも本発明
の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれに
限定されることなく、その範囲内において種々設計変更
可能であり、例えば、各構成装置の具体的構成は図示例
と同様な機能を有する限り、他の構成を採用することが
できる。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
2台の座金供給手段から外側座金と内側座金を水平状態
で供給し、両座金を1台の座金仮組手段により座金対に
仮組みした後、この座金対を座金対搬送手段により搬送
して、座金対貯蔵手段に二列に垂直状態で一旦ストック
するとともに、これらストックした座金対を、穴付部品
の搬送タイミングに同期して座金対配置手段に供給し、
穴付部品の両端面に位置決め配置した後、座金対取付手
段により穴付部品の両端面に取り付けるようにしたか
ら、従来のこの種の装置に比較して次のようなすぐれた
効果が得られる。
【0093】(1) 座金供給手段およひ座金仮組手段の設
置台数の削減により、装置コストの低減、装置全体構成
の小型化、設置スペースの縮小およびメンテナンス性の
向上が図れる。
【0094】(2) 仮組工程の工程数さらには座金組付け
工程全体の工程数の減少と、安定した組付けを可能とす
る。
【0095】(3) 座金対のストックにより、他工程トラ
ブル時の座金対組付けを可能として、組付け工程の高速
化効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座金組付け装置の概略構成を示す
斜視図である。
【図2】同座金組付け装置の座金仮組装置を示す平面図
である。
【図3】同座金仮組装置を一部断面で示す正面図であ
る。
【図4】同座金仮組装置における座金の仮組動作を説明
するための図で、図4(a) は仮組位置に平座金が搬送さ
れた状態、図4(b) は平座金が上昇するとともに仮組位
置に鍔付き座金が搬送された状態、図4(c) は平座金が
下降して仮組位置の鍔付き座金に重ね合わされた状態を
それぞれ示している。
【図5】同座金組付け装置の座金対搬送装置を一部断面
で示す平面図である。
【図6】同座金対搬送装置を示す正面図である。
【図7】同座金対搬送装置を一部断面で示す側面図であ
る。
【図8】同座金組付け装置の座金対貯蔵装置を一部断面
で示す正面図である。
【図9】同座金対貯蔵装置を一部断面で示す側面図であ
る。
【図10】同座金対貯蔵装置の上端部を示す平面断面図
である。
【図11】同座金対貯蔵装置の排出機構における排出動
作を説明するための図で、図11(a) は下側の掛止部材
が退避して最下端の座金対が落下排出される状態、図1
1(b) は下側の掛止部材が再び突入した状態、図11
(c) は上側の掛止部材が退避して座金対が一つ分だけ落
下する状態をそれぞれ示している。
【図12】同座金組付け装置の座金対配置装置を座金対
貯蔵装置との関係で示す正面断面図である。
【図13】同座金組付け装置の座金対取付装置のチャッ
キングアームを座金対配置装置との関係で示す正面断面
図である。
【図14】ピニオンギヤに組み付けられる座金対を分解
して示す斜視図である。
【図15】同座金対が適用されたピニオンギヤ組立体の
構造を示す正面断面図である。
【図16】従来の座金組付け装置の概略構成を示す斜視
図である。
【符号の説明】
G ピニオンギヤ(穴付き部品) N ニードル W 座金対 WO 鍔付き座金 WI 平座金 1 第1のパーツフィーダ(第1の座金
供給手段) 2 第2のパーツフィーダ(第2の座金
供給手段) 3 座金仮組装置(座金仮組手段) 4 座金対搬送装置(座金対搬送手段) 5 座金対貯蔵装置(座金対貯蔵手段) 5a 座金対貯蔵装置の第1の貯蔵部 5b 座金対貯蔵装置の第2の貯蔵部 6 保持ブロック(座金対配置手段) 6a 保持ブロックの部品保持部 6b 保持ブロックの座金対保持部 7 部品搬送装置(部品搬送手段) 8 座金対取付装置(座金対取付手段) 8a 座金対取付装置のチャッキングアー
ム(チャック部) 10 座金仮組装置の第1の搬送部 11 座金仮組装置の第2の搬送部 12 座金仮組装置の仮組部 45a,45b 座金対貯蔵装置の上端供給口 46a,46b 座金対貯蔵装置の下端排出口 47 座金対貯蔵装置の姿勢変更部 55 座金対貯蔵装置の排出機構

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穴付部品の両端面に内外二枚一組の座金
    をそれぞれ自動で組み付ける装置であって、 外側座金を供給する第1の座金供給手段と、 内側座金を供給する第2の座金供給手段と、 これら両座金供給手段から供給される内外両座金を仮組
    みする座金仮組手段と、 この座金仮組手段により仮組みされた座金対を上記穴付
    部品の両端面に対応して複数組貯蔵する座金対貯蔵手段
    と、 この座金対貯蔵手段に貯蔵される座金対を上記穴付部品
    の両端面に位置決め配置する座金対配置手段と、 この座金対配置手段により位置決め配置された座金対を
    上記穴付部品の両端面に取り付ける座金対取付手段とこ
    れら各手段を相互に同期して自動制御する制御手段とを
    備えてなることを特徴とする座金組付け装置。
  2. 【請求項2】 上記外側座金は鍔付き座金であるととも
    に、上記内側座金は平座金であり、これら両座金が軸方
    向へ重ねて組み合わされる請求項1に記載の座金組付け
    装置。
  3. 【請求項3】 上記座金仮組手段は、上記外側座金を仮
    組位置へ水平状態で搬送する第1の搬送部と、上記内側
    座金を上記仮組位置へ水平状態で搬送する第2の搬送部
    と、上記仮組位置に配置されて、上記内側座金を水平状
    態のまま昇降動作させる仮組部とを備えてなる請求項2
    に記載の座金組付け装置。
  4. 【請求項4】 上記座金対貯蔵手段は、上記座金仮組手
    段により仮組みされた座金対を垂直状態でかつ並列状態
    で上下方向へ連続して貯蔵する第1の貯蔵部と第2の貯
    蔵部を備え、これら両貯蔵部の下端排出口が、上記穴付
    部品の両端面に対応した上方位置にそれぞれ開口されて
    いる請求項2に記載の座金組付け装置。
  5. 【請求項5】 上記座金仮組手段と座金対貯蔵手段との
    間に、上記座金仮組手段により仮組みされた座金対を、
    水平状態のまま上記座金対貯蔵手段の第1の貯蔵部およ
    び第2の貯蔵部の上端供給口の上方位置まで搬送する座
    金対搬送手段が配置されている請求項4に記載の座金組
    付け装置。
  6. 【請求項6】 上記座金対貯蔵手段の第1の貯蔵部また
    は第2の貯蔵部の上端供給口の近傍に、上記座金対搬送
    装置により搬送される座金対を水平状態から垂直状態へ
    姿勢変更する姿勢変更部が設けられている請求項5に記
    載の座金組付け装置。
  7. 【請求項7】 上記座金対配置手段は、上記穴付部品を
    その軸線がほぼ水平となるように位置決め保持する部品
    保持部と、この部品保持部の両側に配されて、上記座金
    対貯蔵手段から供給される座金対を垂直状態でかつ外側
    座金の鍔部が内側になるように位置決め保持する一対の
    座金対保持部とを備えてなる請求項2に記載の座金組付
    け装置。
  8. 【請求項8】 上記座金対取付手段は、上記座金対配置
    手段に位置決め配置される一対の座金対をその外側から
    同時にかつ挟持状にチャッキングするチャック部を備え
    る請求項2に記載の座金組付け装置。
  9. 【請求項9】 上記座金対配置手段を、上記座金対配置
    手段を上記座金対貯蔵手段の下側に位置する座金対受入
    れ位置と、上記座金取付け手段の下側に位置する座金対
    取付け位置とに順次搬送し位置決めする部品搬送手段を
    備える請求項2に記載の座金組付け装置。
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