JPH0760294A - 汚泥処理装置、汚泥処理方法及び漁礁 - Google Patents

汚泥処理装置、汚泥処理方法及び漁礁

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Publication number
JPH0760294A
JPH0760294A JP5214349A JP21434993A JPH0760294A JP H0760294 A JPH0760294 A JP H0760294A JP 5214349 A JP5214349 A JP 5214349A JP 21434993 A JP21434993 A JP 21434993A JP H0760294 A JPH0760294 A JP H0760294A
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JP
Japan
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sludge
water
treatment
waste
treated
Prior art date
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Pending
Application number
JP5214349A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Iwata
隆雄 岩田
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IWATA SHOJI KK
Original Assignee
IWATA SHOJI KK
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Publication date
Application filed by IWATA SHOJI KK filed Critical IWATA SHOJI KK
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Publication of JPH0760294A publication Critical patent/JPH0760294A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Artificial Fish Reefs (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水を節約できる汚泥処理装置及び方法と、処
理済みのスラグストーンよりなる漁礁を提供することに
ある。 【構成】 ビニールシート17で遮水された廃棄物処理
場15の底部にパイプ18が敷設され、貯水池25まで
延設されている。貯水池25からパイプ26がポンプ3
5を介して汚泥・水用投入口まで延設されている。廃棄
物から浸出した汚水は貯水池25に収集され、回転ドラ
ム6内に汚泥が排水及び改質固化剤とともに投入され
る。処理済み廃棄物はアルミニウムの鉱滓と混和された
後コンクリート成型され、漁礁として使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、汚泥処理装置並びに
汚泥処理方法及び漁礁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、連続式汚泥改質固化処理装置に
おいては、回転ドラム内に汚泥と改質固化剤と水とを投
入し、その攪拌により汚泥と改質固化剤と水とを反応さ
せ、汚泥を粒状に固化させた後に排出するようにしてい
た。そして、回転ドラムに投入する水には通常水道水を
使用していた。又、排出された改質固化処理後の汚泥は
養生の後、ビニールシート等で遮水された処分場に堆積
され、一部は特殊肥料、埋戻材、あるいは土壌改良材と
して使用され、大部分は山麓等に投棄されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の連続式汚泥改質固化処理装置においては、水道水を
大量に必要とするため費用がかかるという問題があっ
た。又、山麓等に投棄された処理済汚泥は、美観を損
ね、環境上も好ましくないという問題もあった。一方、
廃棄物処分場に堆積された廃棄物汚水が浸出し、その処
理をしなけれはならないという問題もあった。
【0004】本発明の目的は、水を節約できる汚泥処理
装置及び方法と、処理済みのスラグストーンよりなる漁
礁を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、汚泥を水とともに汚泥処理
部に供給して汚泥処理を行う処理装置において、廃棄物
処分にともなって生じる排水を前記汚泥処理部に供給す
る手段を設けたことを特徴とする。
【0006】また、この発明にいては、汚泥を水ととも
に汚泥処理部に供給して汚泥処理を行う処理方法におい
て、廃棄物処分にともなって生じる排水を前記汚泥処理
部に供給することを特徴とする。
【0007】さらに、この発明においては、漁礁を汚泥
処理によって生成されたスラグストーンにより構成し
た。
【0008】
【作 用】従って、この発明においては、廃棄物処分に
ともなって生じる水を利用できるため、水道水の使用量
が少なくて済み、汚水の処理も不要となる。
【0009】そして、この発明の漁礁では、処理済汚泥
を山麓等に投棄することなく、漁礁として利用できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を具体化した実施例を、図1
〜図2に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1に示すように、本実施例の処理システ
ムの一部を構成する連続式汚泥改質固化処理装置1は、
ロータリキルン30と、そのロータリキルン30に汚泥
を投入するための第1投入装置31と、ロータリキルン
30に排水を投入するための第2投入装置32と、ロー
タリキルン30から処理済み汚泥を取り出す取り出し装
置33とを有する。
【0012】ロータリキルン30の回転ドラム6は基台
7上に載置され、図示しないモーターにより駆動される
ようになっている。そして、回転ドラム6内には、図示
しない公知の攪拌羽根が取着されている。ロータリキル
ン30の後端部にはドラム内から汚泥を搬出するための
排出スクリュー11と樋10とが配設されている。排出
スクリュー11は図示しないモーターにより回転駆動さ
れるようになっている。
【0013】第1投入装置31はホッパ2と、スクリュ
ーコンベヤ3とを有し、図示しないモータの駆動による
スクリューコンベヤ3の回転により、ホッパ2内の汚泥
がロータリキルン30の投入口4に投入される。
【0014】第2投入装置32はポンプ35の駆動によ
り後述の排水を前記投入口4に投入する。ロータリキル
ン30は前記投入口4とは別の投入口5を備え、その投
入口5からは酸化カルシウム等の改質固化剤が図示しな
い供給装置を介して投入される。
【0015】前記樋10の出口側にはダクト22が配置
され、ロータリキルン30内の臭気が図示しないガス洗
浄部に向けて排出される。取り出し装置33のスクリュ
ーコンベヤ12及びベルトコンベヤ13はそれぞれ図示
しないモーターにより駆動されるようになっており、ロ
ータリキルン30からの処理済み廃棄物20を図示しな
い養生位置に搬送する。
【0016】廃棄物処理場15は図2に示すように、地
盤Eを切削した斜面にビニール製のシート17が敷かれ
て形成され、一側にはよう壁16が設けられている。そ
して、シート17上には無数の小孔が形成されたバイプ
18が設置され、貯水池25まで延設されている。貯水
池25には前記第2投入装置32の吸い込み側が没入さ
れている。廃棄物処理場15の上方には同場15内に雨
水が入り込むのを防止するためのカバールーフ34が設
けられている。そして、廃棄物に含まれる水分は、パイ
プ18の小孔を通ってパイプ18内に至り、同パイプ1
8から排水として貯水池25に排出される。
【0017】次に作用について説明する。汚泥受入ホッ
パ2内の汚泥はスクリューコンベヤ3から前記投入口4
を介してロータリキルン30の回転ドラム6内に連続投
入される。改質固化剤も改質固化剤用投入口5を介して
回転ドラム6内に連続投入される。
【0018】一方、貯水池25内の排水は第2投入装置
32のポンプ35によって汲み上げられ、投入口4を介
して回転ドラム6内に連続投入される。そして、回転ド
ラム6の回転により回転ドラム内の汚泥、改質固化剤及
び水は図示しない攪拌羽根により攪拌回転されて、固化
される。固化された処理済み汚泥は排出スクリュー11
により次第に後方に送られ、回転ドラム6外へ排出され
る。そして、排出された処理済み汚泥20はホッパーを
介してスクリューコンベヤ12内に投入される。スクリ
ューコンベヤ12に投入された処理済み汚泥20は、ス
クリュー羽根により次第に後方へ送られ、ベルトコンベ
ヤ13上に順次落下する。落下した処理済み汚泥20は
ベルトコンベヤ13により、養生位置に運搬される。
【0019】養生後の処理済み汚泥は、アルミニウム精
錬時に副産する鉱滓と混和した後、それをコンクリート
と混練して、例えば図3に示すテトラポット形や、内部
が空洞の直方体形等に固化成型させ、漁礁として使用す
る。混和の比率により、比重が小さくなり、海水に沈み
にくい場合は、成型時に鉄塊を埋設して比重の増加を図
る。
【0020】このように、この実施例によれば、廃棄物
から浸出する汚水を収集して汚泥処理に供するため、水
道水の使用量を少なく、あるいはゼロにでき、処理コス
ト低減が可能になるとともに、廃棄物汚水の処理も不要
となる。
【0021】又、山麓等に投棄されていた処理済み汚泥
を漁礁として再利用でき、環境美化上も好ましい。しか
も、この漁礁は汚泥が原料であるため、有機物を豊富に
含む。従って、この漁礁には海草及び海藻が繁茂しやす
く、従って、魚類も集まりやすい。
【0022】なお、この発明は本実施例に限定されるも
のではなく、以下のような態様で具体化することも可能
である。 (1)粒状の処理済み汚泥を粘土、土等と混和したのち
焼成し、路盤材として使用したり、花壇構築用のブロッ
クとして使用すること。 (2)処理済み汚泥を土壌改良剤として使用すること。 (3)漁礁にリンゴ酸を含む樹脂を塗布すること。この
ように構成すれば、海草および海藻を食する海胆の近寄
りを防止して、海草及び海藻の繁茂がいっそう確実にな
る。
【0023】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような優れた効果を奏する。すなわ
ち、この発明によれば、廃棄物から浸出する汚水を利用
するため、水道水の使用量を少なく、あるいはゼロにで
きて処理装置の運転コストを著しく低減できるととも
に、廃棄物汚水の処理装置も不要となる。
【0024】また、この発明によれば、魚が集まり易い
漁礁を構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を具体化した汚泥処理装置の一実施例
を示す要部切断正面図である。
【図2】廃棄物処分場及び貯水池の一実施例を示す斜視
図である。
【図3】処理済み汚泥をアルミニウム精錬時に副産する
鉱滓と混和した後、それをコンクリートと混練して、テ
トラポット形に固化成型させた状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…汚泥処理装置、2…汚泥受入ホッパ、3、12…ス
クリューコンベヤ、4…汚泥・水用投入口、5…改質固
化剤用投入口、6…回転ドラム、7…基台、11…排出
スクリュー、13…ベルトコンベヤ、15…廃棄物処理
場、17…ビニールシート、18、26…パイプ、20
…処理済汚泥、21…浸出汚水、22…ダクト、25…
貯水池、30…ロータリキルン、31…第1投入装置、
32…第2投入装置、33…取り出し装置、34…カバ
ールーフ、35…ポンプ、E…地盤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汚泥を水とともに汚泥処理部に供給して
    汚泥処理を行う処理装置において、廃棄物処分にともな
    って生じる排水を前記汚泥処理部に供給する手段を設け
    たことを特徴とする汚泥処理装置。
  2. 【請求項2】 汚泥を水とともに汚泥処理部に供給して
    汚泥処理を行う処理方法において、廃棄物処分にともな
    って生じる排水を前記汚泥処理部に供給することを特徴
    とした汚泥処理方法。
  3. 【請求項3】 汚泥処理によって生成されたスラグスト
    ーンよりなる漁礁。
JP5214349A 1993-08-30 1993-08-30 汚泥処理装置、汚泥処理方法及び漁礁 Pending JPH0760294A (ja)

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JP5214349A JPH0760294A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 汚泥処理装置、汚泥処理方法及び漁礁

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JP5214349A JPH0760294A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 汚泥処理装置、汚泥処理方法及び漁礁

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JPH0760294A true JPH0760294A (ja) 1995-03-07

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ID=16654301

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JP5214349A Pending JPH0760294A (ja) 1993-08-30 1993-08-30 汚泥処理装置、汚泥処理方法及び漁礁

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JP (1) JPH0760294A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110590103A (zh) * 2019-08-27 2019-12-20 江苏水工建设有限公司 一种城市黑臭河道底泥修复治理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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