JPH0760205B2 - 光学読取装置 - Google Patents
光学読取装置Info
- Publication number
- JPH0760205B2 JPH0760205B2 JP59192453A JP19245384A JPH0760205B2 JP H0760205 B2 JPH0760205 B2 JP H0760205B2 JP 59192453 A JP59192453 A JP 59192453A JP 19245384 A JP19245384 A JP 19245384A JP H0760205 B2 JPH0760205 B2 JP H0760205B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slab type
- lens
- type gradient
- gradient index
- light
- Prior art date
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はバーコード等の線状パターンを読取る光学読
取装置に関するものである。
取装置に関するものである。
［従来の技術］ 従来のこの種のものは、第４図に示すように、被検面上
の線状パターン17からの光を通常レンズ18により、線状
パターン17の線長方向に沿ってアレイ状に並べられた多
数の受光素子13上に結像させ、これらの受光素子13から
の信号によって線状パターン17を読取るようになってい
た。
の線状パターン17からの光を通常レンズ18により、線状
パターン17の線長方向に沿ってアレイ状に並べられた多
数の受光素子13上に結像させ、これらの受光素子13から
の信号によって線状パターン17を読取るようになってい
た。
［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、このような従来のものは、通常の光学レ
ンズ18を使用するためそれ自体が大きいうえ、光学レン
ズ18の結像位置に受光素子13を配置しなければならない
ため光学レンズ18および受光素子13を具えた読取ヘッド
が必然的に大きくなってしまい、また受光素子13は線状
パターン17の線長に対応した個数が並べられてはじめて
線状パターン17の読取りが可能となるためどうしても多
数個必要であり、また線状パターン17の線の一部に欠落
やむらがあるとそれをそのまま検出して読取結果が不安
定になってしまうため平均化処理や多数決処理などの複
数な信号処理を行わなければならない等の種々の問題点
があった。
ンズ18を使用するためそれ自体が大きいうえ、光学レン
ズ18の結像位置に受光素子13を配置しなければならない
ため光学レンズ18および受光素子13を具えた読取ヘッド
が必然的に大きくなってしまい、また受光素子13は線状
パターン17の線長に対応した個数が並べられてはじめて
線状パターン17の読取りが可能となるためどうしても多
数個必要であり、また線状パターン17の線の一部に欠落
やむらがあるとそれをそのまま検出して読取結果が不安
定になってしまうため平均化処理や多数決処理などの複
数な信号処理を行わなければならない等の種々の問題点
があった。
この発明は上記従来のもののもつ問題点を解決して、読
取ヘッドをコンパクトにし、受光素子の個数を減少さ
せ、しかも複雑な信号処理を行わずに安定性を向上させ
ることのできる光学読取装置を提供することを目的とす
るものである。
取ヘッドをコンパクトにし、受光素子の個数を減少さ
せ、しかも複雑な信号処理を行わずに安定性を向上させ
ることのできる光学読取装置を提供することを目的とす
るものである。
［問題点を解決するための手段］ 上記目的を達成するため、本発明は被検面をからの入射
光をスラブ形屈折率分布レンズに結像させ、これを光学
繊維によって受光素子に導くようにしたものである。す
なわち本発明光学読取装置は、反射光の入射面から背面
に至る長さ方向にわたりその厚さ方向中心面を軸として
屈折率匂配を有し、幅方向に屈折率変化のないスラブ形
屈折率分布レンズと、前記スラブ形屈折率分布レンズの
背面における厚さ方向中央の全幅にわたりアレイ状並置
されて背面の結像を受光素子に導く多数の光学繊維と、
前記スラブ形屈折率分布レンズの厚さ方向に対面する両
側に配置した被検面照明用の光学繊維束とからなるもの
である。
光をスラブ形屈折率分布レンズに結像させ、これを光学
繊維によって受光素子に導くようにしたものである。す
なわち本発明光学読取装置は、反射光の入射面から背面
に至る長さ方向にわたりその厚さ方向中心面を軸として
屈折率匂配を有し、幅方向に屈折率変化のないスラブ形
屈折率分布レンズと、前記スラブ形屈折率分布レンズの
背面における厚さ方向中央の全幅にわたりアレイ状並置
されて背面の結像を受光素子に導く多数の光学繊維と、
前記スラブ形屈折率分布レンズの厚さ方向に対面する両
側に配置した被検面照明用の光学繊維束とからなるもの
である。
［作用］ この発明は上記手段を採用したことにより、線状パター
ンからの光はスラブ形屈折率分布レンズの入射面から入
射してその背面上の厚さ方向中央に結像することとな
り、この結像した光を光学繊維によって所要の受光素子
に導くことができる。
ンからの光はスラブ形屈折率分布レンズの入射面から入
射してその背面上の厚さ方向中央に結像することとな
り、この結像した光を光学繊維によって所要の受光素子
に導くことができる。
［実施例］ 以下、図面に示すこの発明の実施例について説明する。
第１図は本発明光学読取装置の斜視図、第２図は同じく
断面図であって、１はスラブ形屈折率分布レンズ、２は
光学繊維、３は受光素子、４は照明用の光学繊維束であ
る。
断面図であって、１はスラブ形屈折率分布レンズ、２は
光学繊維、３は受光素子、４は照明用の光学繊維束であ
る。
スラブ形屈折率分布レンズ１は、入射面となる前面1aか
ら背面1bに至るまで厚さ方向（厚さＴ）に沿って中央か
ら側面9,10に向って遠ざかるにしたがい屈折率が減少
し、幅方向（幅Ｗ）には屈折率分布がなく、また前面1a
から背面1bまでの長さは前面1aから入射した光が背面1b
上に結像する長さとなっている。スラブ形屈折率分布レ
ンズ１の背面1bにはその厚さ方向中央において幅方向に
沿って多数の光学繊維2,2,…の各一端がアレイ状に並べ
て取付けられ、光学繊維2,2,…の各他端はスラブ形屈折
率分布レンズ１による位置的制約を受けずに、必要に応
じてその受光素子３の形状に合せて束ねたうえ、１個あ
るいは複数個の受光素子３に取付けられている。スラブ
形屈折率分布レンズ１の周囲においてケース５との間隙
内に照明用の光学繊維束４がコンパクトにまとめて配置
され、その一端はスラブ形屈折率分布レンズ１の前面1a
と同一平面上まで延び、また他端はスラブ形屈折率分布
レンズ１による位置的制約を受けない光源６まで延びて
いる。７は被検面上の読取対象、すなわちバーコードか
らなる線状パターンである。
ら背面1bに至るまで厚さ方向（厚さＴ）に沿って中央か
ら側面9,10に向って遠ざかるにしたがい屈折率が減少
し、幅方向（幅Ｗ）には屈折率分布がなく、また前面1a
から背面1bまでの長さは前面1aから入射した光が背面1b
上に結像する長さとなっている。スラブ形屈折率分布レ
ンズ１の背面1bにはその厚さ方向中央において幅方向に
沿って多数の光学繊維2,2,…の各一端がアレイ状に並べ
て取付けられ、光学繊維2,2,…の各他端はスラブ形屈折
率分布レンズ１による位置的制約を受けずに、必要に応
じてその受光素子３の形状に合せて束ねたうえ、１個あ
るいは複数個の受光素子３に取付けられている。スラブ
形屈折率分布レンズ１の周囲においてケース５との間隙
内に照明用の光学繊維束４がコンパクトにまとめて配置
され、その一端はスラブ形屈折率分布レンズ１の前面1a
と同一平面上まで延び、また他端はスラブ形屈折率分布
レンズ１による位置的制約を受けない光源６まで延びて
いる。７は被検面上の読取対象、すなわちバーコードか
らなる線状パターンである。
上記の光学読取装置は、スラブ形屈折率分布レンズ１の
前面（入射面）1aと線状パターン７との距離を線状パタ
ーン７からの光が背面1b上に結像する距離に一定に保っ
て使用すれば、光源６から照明用の光学繊維束４を通っ
て導かれて線状パターン７を照射した光はそのパターン
に応じて反射され、この反射光は前面1aからスラブ形屈
折率分布レンズ１に入射する。スラブレンズ１は厚さ方
向（厚さＴ）の中央から両側面９および10に向って遠ざ
かるにしたがい屈折率が減少するように変化し、かつ結
像する長さとなっているため、背面1aから入射した光は
スラブレンズの背面1b上に結像される。
前面（入射面）1aと線状パターン７との距離を線状パタ
ーン７からの光が背面1b上に結像する距離に一定に保っ
て使用すれば、光源６から照明用の光学繊維束４を通っ
て導かれて線状パターン７を照射した光はそのパターン
に応じて反射され、この反射光は前面1aからスラブ形屈
折率分布レンズ１に入射する。スラブレンズ１は厚さ方
向（厚さＴ）の中央から両側面９および10に向って遠ざ
かるにしたがい屈折率が減少するように変化し、かつ結
像する長さとなっているため、背面1aから入射した光は
スラブレンズの背面1b上に結像される。
線状パターン７には第３図に示すように線の一部に欠落
7aやむら7bのある場合があるが、スラブ形屈折率分布レ
ンズ１は幅方向（幅Ｗ）に屈折率分布がないため、線状
パターン７からの反射光は背面1bに達するまでの間にス
ラブ形屈折率分布レンズ１の幅方向に広がって欠落7aや
むら7bからの反射光と線からの反射光とが混合平均化さ
れ、その結果見かけ上は欠落7aやむら7bのない場合と同
様の光が背面1b上に結像することとなる。そのため、光
学繊維2,2,…に入射する光は欠落7aやむら7bを無視した
線状パターン７本来の明暗に応じたものとなり、この光
が光学繊維2,2,…によって受光素子３に導かれて電気信
号に変換されるため、光学繊維2,2,…それぞれの平均化
処理や多数決処理などの複数な処理を行わずに線状パタ
ーン７を読取ることができる。
7aやむら7bのある場合があるが、スラブ形屈折率分布レ
ンズ１は幅方向（幅Ｗ）に屈折率分布がないため、線状
パターン７からの反射光は背面1bに達するまでの間にス
ラブ形屈折率分布レンズ１の幅方向に広がって欠落7aや
むら7bからの反射光と線からの反射光とが混合平均化さ
れ、その結果見かけ上は欠落7aやむら7bのない場合と同
様の光が背面1b上に結像することとなる。そのため、光
学繊維2,2,…に入射する光は欠落7aやむら7bを無視した
線状パターン７本来の明暗に応じたものとなり、この光
が光学繊維2,2,…によって受光素子３に導かれて電気信
号に変換されるため、光学繊維2,2,…それぞれの平均化
処理や多数決処理などの複数な処理を行わずに線状パタ
ーン７を読取ることができる。
［発明の効果］ この発明は上記のように構成したので、通常の光学レン
ズを使用してその結像位置に受光素子を配置した従来の
ものに比べて読取ヘッドをコンパクトにすることがで
き、またスラブ形屈折率分布レンズに取付けた多数の光
学繊維の自由端はそれらを取付けるべき受光素子の受光
面の形状に合わせて所望に束ねることができるため受光
面全体を有効に利用できることとなって受光素子の個数
を大巾に減少させることができ、またスラブ形屈折率分
布レンズから光学繊維に入射する光は光学繊維個々にば
らつきがないため平均化処理や多数決処理などの複雑な
信号処理を行わずに高い安定性を確保することができる
等のすぐれた効果を有するものである。
ズを使用してその結像位置に受光素子を配置した従来の
ものに比べて読取ヘッドをコンパクトにすることがで
き、またスラブ形屈折率分布レンズに取付けた多数の光
学繊維の自由端はそれらを取付けるべき受光素子の受光
面の形状に合わせて所望に束ねることができるため受光
面全体を有効に利用できることとなって受光素子の個数
を大巾に減少させることができ、またスラブ形屈折率分
布レンズから光学繊維に入射する光は光学繊維個々にば
らつきがないため平均化処理や多数決処理などの複雑な
信号処理を行わずに高い安定性を確保することができる
等のすぐれた効果を有するものである。
第１図はこの発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第
１図のもののスラブ形屈折率分布レンズの厚さ方向につ
いての光学的説明図、第３図は第１図のもののスラブ形
屈折率分布レンズの幅方向についての光学的説明図、第
４図は従来のものの一例を示す断面図である。 １…スラブ形屈折率分布レンズ、1a…前面（入射面）、
1b…背面、２…光学繊維、3,13…受光素子、４…照明用
の光学繊維束、５…ケース、６…光源、7,17…線状パタ
ーン、7a…欠落、7b…むら、18…通常の光学レンズ
１図のもののスラブ形屈折率分布レンズの厚さ方向につ
いての光学的説明図、第３図は第１図のもののスラブ形
屈折率分布レンズの幅方向についての光学的説明図、第
４図は従来のものの一例を示す断面図である。 １…スラブ形屈折率分布レンズ、1a…前面（入射面）、
1b…背面、２…光学繊維、3,13…受光素子、４…照明用
の光学繊維束、５…ケース、６…光源、7,17…線状パタ
ーン、7a…欠落、7b…むら、18…通常の光学レンズ
Claims (1)
- 【請求項１】反射光の入射面から背面に至る長さ方向に
わたりその厚さ方向中心面を軸として屈折率勾配を有
し、幅方向に屈折率変化のないスラブ形屈折率分布レン
ズと、 前記スラブ形屈折率分布レンズの背面における厚さ方向
中央の全幅にわたりアレイ状に並置されて背面の結像を
受光素子に導く多数の光学繊維と、 前記スラブ形屈折率分布レンズの厚さ方向に対面する両
側に配置した被検面照明用の光学繊維束と からなる光学読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59192453A JPH0760205B2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 光学読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59192453A JPH0760205B2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 光学読取装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6172218A JPS6172218A (ja) | 1986-04-14 |
| JPH0760205B2 true JPH0760205B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=16291549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59192453A Expired - Lifetime JPH0760205B2 (ja) | 1984-09-17 | 1984-09-17 | 光学読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0760205B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2090717A1 (en) * | 1992-03-03 | 1993-09-04 | David M. Heffelfinger | Fiber optic storage phosphor imaging plate scanner |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5569877A (en) * | 1978-11-20 | 1980-05-26 | Fujitsu Ltd | Photoelectric conversion system |
| JPS5772118A (en) * | 1980-10-22 | 1982-05-06 | Fujitsu Ltd | Image pickup optical system |
-
1984
- 1984-09-17 JP JP59192453A patent/JPH0760205B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6172218A (ja) | 1986-04-14 |
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