JPH0760078B2 - 火器のための内蔵した安全装置を備えた撃発機構 - Google Patents
火器のための内蔵した安全装置を備えた撃発機構Info
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- JPH0760078B2 JPH0760078B2 JP61292632A JP29263286A JPH0760078B2 JP H0760078 B2 JPH0760078 B2 JP H0760078B2 JP 61292632 A JP61292632 A JP 61292632A JP 29263286 A JP29263286 A JP 29263286A JP H0760078 B2 JPH0760078 B2 JP H0760078B2
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- 238000009527 percussion Methods 0.000 claims description 10
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 4
- 230000001960 triggered effect Effects 0.000 claims 1
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A17/00—Safety arrangements, e.g. safeties
- F41A17/56—Sear safeties, i.e. means for rendering ineffective an intermediate lever transmitting trigger movement to firing pin, hammer, bolt or sear
- F41A17/62—Thumb-operated sliding safeties mounted on the upside of the stock, e.g. for shotguns
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F41—WEAPONS
- F41A—FUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS COMMON TO BOTH SMALLARMS AND ORDNANCE, e.g. CANNONS; MOUNTINGS FOR SMALLARMS OR ORDNANCE
- F41A19/00—Firing or trigger mechanisms; Cocking mechanisms
- F41A19/06—Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms
- F41A19/25—Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins
- F41A19/27—Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block
- F41A19/29—Mechanical firing mechanisms, e.g. counterrecoil firing, recoil actuated firing mechanisms having only slidably-mounted striker elements, i.e. percussion or firing pins the percussion or firing pin being movable relative to the breech-block propelled by a spring under tension
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲第１項の上位概念に記載の形
式の火器、特にスポーツ銃及び狩猟銃のための安全装置
付き撃発機構に関する。
式の火器、特にスポーツ銃及び狩猟銃のための安全装置
付き撃発機構に関する。
従来の技術 この種の火器、特に互いに上下又は互いに水平に並んで
位置する銃身を備えた二連銃又は１つの銃身を備えた単
身銃では、経験を積んだ射撃者が使用しても、暴発する
ことがある。例えば、何らかの原因で銃が射撃者の手か
ら滑落し、その重さで特に強く地面等に衝突したときに
暴発の危険が生じる。暴発が防止されているにもかかわ
らず、このような衝撃時には暴発の危険があり、これに
よつて近隣の物体又は人体に損傷又は負傷を負わせるお
それがある。
位置する銃身を備えた二連銃又は１つの銃身を備えた単
身銃では、経験を積んだ射撃者が使用しても、暴発する
ことがある。例えば、何らかの原因で銃が射撃者の手か
ら滑落し、その重さで特に強く地面等に衝突したときに
暴発の危険が生じる。暴発が防止されているにもかかわ
らず、このような衝撃時には暴発の危険があり、これに
よつて近隣の物体又は人体に損傷又は負傷を負わせるお
それがある。
このことは従来の安全装置の構成に原因があり、以下に
銃における撃発機構を説明する。
銃における撃発機構を説明する。
銃のブレークダウンフレームに取付けられるこの撃発機
構は一般的にはいわゆる撃鉄を備えており、この撃鉄に
は強力な圧縮ばね、いわゆる撃鉄ばねが設けられてい
る。銃のコツキング時に、撃鉄は銃尾へ向かつて、要す
るに後方へ旋回する。そのさい解放レバーが撃鉄の下側
に係合してコツキング位置でこれを係止する。そのさい
同時に撃鉄ばねが緊張する。撃発時に、いわゆる揺動レ
バーを介して解放レバーを作動させて撃鉄を解放する引
金が引かれると、撃鉄は緊張された圧縮ばねの作用によ
つて撃針へ向かつて揺動する。撃針はカートリツジの点
火エレメントに作用し、これによつて銃の発射がレリー
ズされる。
構は一般的にはいわゆる撃鉄を備えており、この撃鉄に
は強力な圧縮ばね、いわゆる撃鉄ばねが設けられてい
る。銃のコツキング時に、撃鉄は銃尾へ向かつて、要す
るに後方へ旋回する。そのさい解放レバーが撃鉄の下側
に係合してコツキング位置でこれを係止する。そのさい
同時に撃鉄ばねが緊張する。撃発時に、いわゆる揺動レ
バーを介して解放レバーを作動させて撃鉄を解放する引
金が引かれると、撃鉄は緊張された圧縮ばねの作用によ
つて撃針へ向かつて揺動する。撃針はカートリツジの点
火エレメントに作用し、これによつて銃の発射がレリー
ズされる。
解放レバーの係止位置では撃鉄の運動はロツクされる
が、しかし解放レバー自体の運動はロツクされていない
ため、銃に外的な衝撃が加わると、解放レバーが不慮に
運動して、撃鉄が解放されて暴発を生じるおそれがあ
る。この原因は、公知のこの安全装置では、解放レバー
自体に付加的なロツク機構を設けることができないため
である。なぜ設けることができないかというと、この種
のロツク機構が存在すると、銃の再コツキング時に撃発
機構が損傷するがためである。このような損傷を回避す
るためには、コツキング時に解放レバーが持上がらなけ
ればならず、ロツク機構を設けると、この持上がりが阻
止される。
が、しかし解放レバー自体の運動はロツクされていない
ため、銃に外的な衝撃が加わると、解放レバーが不慮に
運動して、撃鉄が解放されて暴発を生じるおそれがあ
る。この原因は、公知のこの安全装置では、解放レバー
自体に付加的なロツク機構を設けることができないため
である。なぜ設けることができないかというと、この種
のロツク機構が存在すると、銃の再コツキング時に撃発
機構が損傷するがためである。このような損傷を回避す
るためには、コツキング時に解放レバーが持上がらなけ
ればならず、ロツク機構を設けると、この持上がりが阻
止される。
本発明が解決しようとする問題点 そこで本発明の課題は、上記欠点を回避して、銃に作用
する不慮の衝撃力の方向にまつたく無関係に暴発を排除
すると共に、揺動レバーが手操作式の安全装置によつて
ロツクされているときでも銃がコツキングされかつロツ
クされることができるように、冒頭に述べた形式の撃発
機構を形成することにある。安全装置は例えばフレーム
の上側に配置されたスライダとして形成され、手によつ
て安全位置から解放位置へ移動可能である。
する不慮の衝撃力の方向にまつたく無関係に暴発を排除
すると共に、揺動レバーが手操作式の安全装置によつて
ロツクされているときでも銃がコツキングされかつロツ
クされることができるように、冒頭に述べた形式の撃発
機構を形成することにある。安全装置は例えばフレーム
の上側に配置されたスライダとして形成され、手によつ
て安全位置から解放位置へ移動可能である。
問題点を解決するための手段 前記課題は本発明によれば、特許請求の範囲第１項の特
徴部分に記載の形式の火器、特にスポーツ銃及び狩猟銃
のための安全装置付き撃発機構によつて解決された。
徴部分に記載の形式の火器、特にスポーツ銃及び狩猟銃
のための安全装置付き撃発機構によつて解決された。
本発明の作用・効果 本発明によれば撃鉄はフレームに設けた案内内でガイド
されて解放レバーに結合され、解放レバーは揺動可能で
あると共に、その端部と揺動レバーとがコツキング位置
で互いに内外に確実係合し、かつ解放レバーの前端がこ
の位置でフレームのストツパに支持可能であるような形
状を備えている。この撃発機構によれば、解放レバー自
体が安全装置によつて有利に付加的にロツクされる。撃
鉄の解放は、まず揺動レバーの一般的に設けられた「外
側」のスライダ式の安全装置を解除し、次いで揺動レバ
ーを銃の引金の操作によつて移動して、解放レバーの後
端と揺動レバーとの間の確実係合を解除することによつ
て行なわれる。その場合解放レバーは有利には同時に揺
動レバーの運動によつて揺動され、解放レバーの前端が
ストツパに沿って滑動して「解放」位置に移行し、これ
によつて撃鉄が圧縮ばねの弾発力によつて撃針に向かつ
てそのアンロード位置に移動する。揺動レバーによる解
放レバーのこの強制的な揺動運動の代りに、揺動レバー
が解放レバーの後端を解放し、次いで予め緊張された圧
縮ばねの力によつて解放レバーの前端がストツパに沿つ
て滑動し、解放レバーが再び揺動運動を行ないかつこれ
によつて「解放」位置へ移行するようにしてもよい。
されて解放レバーに結合され、解放レバーは揺動可能で
あると共に、その端部と揺動レバーとがコツキング位置
で互いに内外に確実係合し、かつ解放レバーの前端がこ
の位置でフレームのストツパに支持可能であるような形
状を備えている。この撃発機構によれば、解放レバー自
体が安全装置によつて有利に付加的にロツクされる。撃
鉄の解放は、まず揺動レバーの一般的に設けられた「外
側」のスライダ式の安全装置を解除し、次いで揺動レバ
ーを銃の引金の操作によつて移動して、解放レバーの後
端と揺動レバーとの間の確実係合を解除することによつ
て行なわれる。その場合解放レバーは有利には同時に揺
動レバーの運動によつて揺動され、解放レバーの前端が
ストツパに沿って滑動して「解放」位置に移行し、これ
によつて撃鉄が圧縮ばねの弾発力によつて撃針に向かつ
てそのアンロード位置に移動する。揺動レバーによる解
放レバーのこの強制的な揺動運動の代りに、揺動レバー
が解放レバーの後端を解放し、次いで予め緊張された圧
縮ばねの力によつて解放レバーの前端がストツパに沿つ
て滑動し、解放レバーが再び揺動運動を行ないかつこれ
によつて「解放」位置へ移行するようにしてもよい。
解放レバーは例えば、スライダとして形成された撃鉄の
下側に配置されてもよく、その場合にはフレームに適当
な凹所が設けられる。本発明の効果的な実施態様は特許
請求の範囲第２項に記載されている。その場合、揺動レ
バーは適当に形成された突起によつて例えば解放レバー
の後端に係合する。解放レバーと揺動レバーとの間の確
実係合は有利には特許請求の範囲第３項に記載の構成に
よつて実現される。
下側に配置されてもよく、その場合にはフレームに適当
な凹所が設けられる。本発明の効果的な実施態様は特許
請求の範囲第２項に記載されている。その場合、揺動レ
バーは適当に形成された突起によつて例えば解放レバー
の後端に係合する。解放レバーと揺動レバーとの間の確
実係合は有利には特許請求の範囲第３項に記載の構成に
よつて実現される。
解放レバーの特に有利な構成は特許請求の範囲第４項に
記載されており、この構成によれば特別コンパクトかつ
堅牢な構造が得られる。この実施態様では解放レバーの
前端が多かれ少なかれ撃鉄の上面を越えて縦溝から突出
しており、このため、撃鉄はコツキング位置で申し分な
く、フレームに形成されたストツパに支持される。解放
レバーは撃鉄の解放のために、その前端が完全に縦溝内
に沈降するように揺動され、その結果撃鉄はフレームに
設けた適当な案内内で妨げられることなく前方へ撃針に
向かつて滑動することができる。
記載されており、この構成によれば特別コンパクトかつ
堅牢な構造が得られる。この実施態様では解放レバーの
前端が多かれ少なかれ撃鉄の上面を越えて縦溝から突出
しており、このため、撃鉄はコツキング位置で申し分な
く、フレームに形成されたストツパに支持される。解放
レバーは撃鉄の解放のために、その前端が完全に縦溝内
に沈降するように揺動され、その結果撃鉄はフレームに
設けた適当な案内内で妨げられることなく前方へ撃針に
向かつて滑動することができる。
銃を改めてコツキングさせるさいに、解放レバーは、そ
の前端が撃鉄の戻り移動時にフレームのストツパに達す
るか又はこれを通ぎるやいなや、逆方向の揺動運動を行
なう。このことのために、例えば解放レバーはその揺動
軸の領域に適当を回転ばねを備えることができる。しか
し、特許請求の範囲第５項に記載の実施態様が有利であ
る。フレームに設けたストツパは、コツキング位置で解
放レバーがその前端で係合することのできるように形成
された表面を備えると共に、解放レバーの解放位置への
移行時のために、解放レバーの前端が再び揺動レバーの
適当な揺動運動下で申し分なく滑動することがてきるよ
うに形成される。このことのために、特許請求の範囲第
６項に記載の構成が特に有利である。
の前端が撃鉄の戻り移動時にフレームのストツパに達す
るか又はこれを通ぎるやいなや、逆方向の揺動運動を行
なう。このことのために、例えば解放レバーはその揺動
軸の領域に適当を回転ばねを備えることができる。しか
し、特許請求の範囲第５項に記載の実施態様が有利であ
る。フレームに設けたストツパは、コツキング位置で解
放レバーがその前端で係合することのできるように形成
された表面を備えると共に、解放レバーの解放位置への
移行時のために、解放レバーの前端が再び揺動レバーの
適当な揺動運動下で申し分なく滑動することがてきるよ
うに形成される。このことのために、特許請求の範囲第
６項に記載の構成が特に有利である。
実施例 第１図は撃発機構１を示し、これはフレーム10内に配置
されており、かつ安全にされた状態でコツキング位置Ａ
にある。フレーム10は例えば銃のブレークダウンフレー
ムの内部に取付けられる。平行かつ扁平なスライダとし
て形成された撃鉄２は、コツキング時に図示しない銃身
の折曲げ運動によつて矢印H1で示すように後方の図示の
コツキング位置Ａに移動される。撃鉄はフレーム10内で
適当に案内されている。このコツキング運動時に同時
に、撃鉄２に対置されたコイルばね３が緊張させられ
る。
されており、かつ安全にされた状態でコツキング位置Ａ
にある。フレーム10は例えば銃のブレークダウンフレー
ムの内部に取付けられる。平行かつ扁平なスライダとし
て形成された撃鉄２は、コツキング時に図示しない銃身
の折曲げ運動によつて矢印H1で示すように後方の図示の
コツキング位置Ａに移動される。撃鉄はフレーム10内で
適当に案内されている。このコツキング運動時に同時
に、撃鉄２に対置されたコイルばね３が緊張させられ
る。
撃鉄２の上面に縦溝15が形成されており、縦溝15内に解
放レバー４が位置されている。解放レバー４は軽度にわ
ん曲又は屈曲したロツドとして形成されておりかつその
中央部に設けたピン状の軸14回りに揺動可能である。軸
14は撃鉄２に結合されている。解放レバー４の長さ及び
屈曲度若しくはわん曲度は、第１図に示す「有効」な位
置Ｃで解放レバーの後端が揺動レバー６の溝12内に確実
係合すると共に、解放レバーの前端が、フレーム10内に
回動可能に固定されたローラとして形成されたストツパ
８に支持されるように選らばれている。そのさい、解放
レバーの前端は、撃鉄２内に配置されたコイルばね５の
力の作用によつて撃鉄２の上面を越えて縦溝15から突出
している。ストツパ８は撃鉄２の上面に当接するか又は
上面からわずかな間隔をおいて位置している。
放レバー４が位置されている。解放レバー４は軽度にわ
ん曲又は屈曲したロツドとして形成されておりかつその
中央部に設けたピン状の軸14回りに揺動可能である。軸
14は撃鉄２に結合されている。解放レバー４の長さ及び
屈曲度若しくはわん曲度は、第１図に示す「有効」な位
置Ｃで解放レバーの後端が揺動レバー６の溝12内に確実
係合すると共に、解放レバーの前端が、フレーム10内に
回動可能に固定されたローラとして形成されたストツパ
８に支持されるように選らばれている。そのさい、解放
レバーの前端は、撃鉄２内に配置されたコイルばね５の
力の作用によつて撃鉄２の上面を越えて縦溝15から突出
している。ストツパ８は撃鉄２の上面に当接するか又は
上面からわずかな間隔をおいて位置している。
引金７によつて操作される揺動レバー６は第１図の位置
では「外側」の安全装置９によつてロツクされている。
この安全装置はスライダとして形成されており、これは
第１図の有効な位置G1ではこれに形成された突起13によ
つて揺動レバー６に当接している。
では「外側」の安全装置９によつてロツクされている。
この安全装置はスライダとして形成されており、これは
第１図の有効な位置G1ではこれに形成された突起13によ
つて揺動レバー６に当接している。
所望の撃発のために、安全装置９が第２図に示すように
前方へ移動され、その結果、安全装置は位置G2を占め
る。この位置で突起13は揺動レバー６の上面に支持され
ない。引金７が矢印Ｓで示す方向に操作されると、揺動
レバーは矢印Ｔで示す方向に持上げられる。そのさい、
解放レバー４の後端は強制的に持上げられ、その結果、
後端が揺動レバー６の溝12から滑出して位置Ｄを占め
る。それと同時に、この揺動運動によつて、解放レバー
４の前端はストツパ８の適当な回転運動によつて縦溝15
内へ沈降し、これによつて、撃鉄２のロツクが解除され
る。次いで撃鉄はコイルばね３の弾発力によつて矢印H2
で示す方向でアンロード位置Ｂを占め、換言すれば図示
しない撃針へ向かつて前方へ運動し、これによつて発射
がレリーズされる。
前方へ移動され、その結果、安全装置は位置G2を占め
る。この位置で突起13は揺動レバー６の上面に支持され
ない。引金７が矢印Ｓで示す方向に操作されると、揺動
レバーは矢印Ｔで示す方向に持上げられる。そのさい、
解放レバー４の後端は強制的に持上げられ、その結果、
後端が揺動レバー６の溝12から滑出して位置Ｄを占め
る。それと同時に、この揺動運動によつて、解放レバー
４の前端はストツパ８の適当な回転運動によつて縦溝15
内へ沈降し、これによつて、撃鉄２のロツクが解除され
る。次いで撃鉄はコイルばね３の弾発力によつて矢印H2
で示す方向でアンロード位置Ｂを占め、換言すれば図示
しない撃針へ向かつて前方へ運動し、これによつて発射
がレリーズされる。
そのさい同時に引金７は公知形式通り、図示しないばね
部材によつて第１図の出発位置へ戻され、これに応じて
揺動レバー６は再び第１図に示す位置へ移行する。次い
で、場合によつては安全装置９を操作した後に、換言す
れば、フレーム10に配置したスライダを後方の有効な位
置G1へ移動させた後に、少なくとも１つの銃身を屈曲す
ることによつて銃が改めてコツキングされてロツクさ
れ、換言すれば第１図に示す状態が再現される。この状
態では、コツキング位置Ａに在る撃鉄２及び位置G1に在
る安全装置９によつて、解放レバー４は揺動レバー６に
よつて完全にロツクされる。これによつて、暴発が確実
に阻止される。安全装置９が前方の非作用的な位置G2に
移動すると、揺動レバー６が解放され、銃の発射が再び
準備される。
部材によつて第１図の出発位置へ戻され、これに応じて
揺動レバー６は再び第１図に示す位置へ移行する。次い
で、場合によつては安全装置９を操作した後に、換言す
れば、フレーム10に配置したスライダを後方の有効な位
置G1へ移動させた後に、少なくとも１つの銃身を屈曲す
ることによつて銃が改めてコツキングされてロツクさ
れ、換言すれば第１図に示す状態が再現される。この状
態では、コツキング位置Ａに在る撃鉄２及び位置G1に在
る安全装置９によつて、解放レバー４は揺動レバー６に
よつて完全にロツクされる。これによつて、暴発が確実
に阻止される。安全装置９が前方の非作用的な位置G2に
移動すると、揺動レバー６が解放され、銃の発射が再び
準備される。
第１図は本発明の１実施例をコツキング位置で示す図、
第２図は同実施例をアンロード位置で示す図である。 １……撃発機構、２……撃鉄、３……コイルばね、４…
…解放レバー、５……コイルばね、６……揺動レバー、
７……引金、８……ストツパ、９……安全装置、10……
フレーム、12……溝、13……突起、14……軸、15……縦
溝、Ａ……コツキング位置、Ｂ……アンロード位置、Ｃ
……位置、Ｄ……位置、G1，G2……位置、H1……矢印、
H2……矢印、Ｓ……矢印
第２図は同実施例をアンロード位置で示す図である。 １……撃発機構、２……撃鉄、３……コイルばね、４…
…解放レバー、５……コイルばね、６……揺動レバー、
７……引金、８……ストツパ、９……安全装置、10……
フレーム、12……溝、13……突起、14……軸、15……縦
溝、Ａ……コツキング位置、Ｂ……アンロード位置、Ｃ
……位置、Ｄ……位置、G1，G2……位置、H1……矢印、
H2……矢印、Ｓ……矢印
Claims (6)
- 【請求項１】少なくとも１つの銃身と、これに対置され
た撃針を備えた火器、特にスポーツ銃及び狩猟銃のため
の安全装置付き撃発機構であって、フレーム内に配置し
た撃鉄をコッキング位置でロックする解放レバーが解放
位置に移動した後に、撃鉄が予負荷されたばねの力作用
によって撃針に向かってアンロード位置へ運動するさい
に、撃鉄によって撃針が操作されるようになっており、
かつ、少なくとも１つの引金と、この引金と協働する揺
動レバーとが設けられている形式のものにおいて、撃鉄
（２）がスライダとして構成されて、長手方向で後方の
コッキング位置（Ａ）から前方のアンロード位置（Ｂ）
へ移動可能であり、更に、前記解放レバー（４）が屈曲
して、わん曲して又は類似して形成されていてかつ長手
方向に延在して軸（14）回りに揺動可能に撃鉄（２）に
配置されており、この場合、コッキング位置（Ａ）にお
いて解放レバー（４）の後端は揺動レバー（６）によっ
てロックされかつ解放レバー（４）の前端はフレーム
（10）内に定置に形成されたストッパ（８）に前方で支
持されて、撃鉄（２）がコッキング位置（Ａ）でロック
されており、更に、引金操作された揺動レバー（６）を
介して、解放レバー（４）の後端が解放されかつ解放レ
バー前端とストッパとの支持を解除するように解放レバ
ー（４）が揺動することによって、前記ロックが解除さ
れることを特徴とする、火器のための内蔵した安全装置
を備えた撃発機構。 - 【請求項２】解放レバー（４）が撃鉄（２）の上側に配
置されていてかつ解放レバーの後端が撃鉄（２）の後方
の端面を越えて突出している、特許請求の範囲第１項記
載の撃発機構。 - 【請求項３】解放レバー（４）の後端がコッキング位置
（Ａ）で揺動レバー（６）の切欠き（12）内に係合して
いる、特許請求の範囲第１項又は第２項記載の撃発機
構。 - 【請求項４】解放レバー（４）が撃鉄（２）の縦溝（1
5）内に配置されている、特許請求の範囲第１項から第
３項までのいずれか１記載の撃発機構。 - 【請求項５】解放レバー（４）の前端に、一方では解放
レバー（４）にかつ他方では撃鉄（２）に支持された圧
縮ばね（５）が配属されている、特許請求の範囲第１項
から第４項までのいずれか１記載の撃発機構。 - 【請求項６】ストッパ（８）が、銃の長手方向に対して
直角に延びる回転軸線を有するローラとして形成されて
いる、特許請求の範囲第１項から第５項までのいずれか
１記載の撃発機構。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT3638A85 | 1985-12-10 | ||
| IT03638/85A IT1202208B (it) | 1985-12-10 | 1985-12-10 | Meccanismo di percussione con dispositivo di sicurezza integrale |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62138697A JPS62138697A (ja) | 1987-06-22 |
| JPH0760078B2 true JPH0760078B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=11110998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61292632A Expired - Lifetime JPH0760078B2 (ja) | 1985-12-10 | 1986-12-10 | 火器のための内蔵した安全装置を備えた撃発機構 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4744166A (ja) |
| EP (1) | EP0228548B1 (ja) |
| JP (1) | JPH0760078B2 (ja) |
| AT (1) | ATE51292T1 (ja) |
| DE (1) | DE3669775D1 (ja) |
| ES (1) | ES2014973B3 (ja) |
| IT (1) | IT1202208B (ja) |
Families Citing this family (9)
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