JPH0759408B2 - 配合原料の包装移送装置 - Google Patents

配合原料の包装移送装置

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JPH0759408B2
JPH0759408B2 JP1278092A JP27809289A JPH0759408B2 JP H0759408 B2 JPH0759408 B2 JP H0759408B2 JP 1278092 A JP1278092 A JP 1278092A JP 27809289 A JP27809289 A JP 27809289A JP H0759408 B2 JPH0759408 B2 JP H0759408B2
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昇 野田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、所定配合比で配合される配合原料の包装移
送装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に食品、化学あるいは樹脂業界においては、薬品、
添加剤等の配合原料を所定比率で配合して所望の性状を
有する各種製品を製造するようにしており、この場合、
これら各配合原料相互間の配合比率は製品の品質管理上
重要である。
ところで、このような配合原料を所定量づつ計量してこ
れを配合する場合における作業方法としては、通常次の
ような方法がとられている。即ち、各種配合原料の配合
に際し、先ず容器に所定の配合原料を所定量だけ計量し
て投入し、これを次行程に移送して容器内の配合原料を
所定の配合作業位置に移し取ったのち、この容器を回収
してその内部に付着残留したものを除去し、再びこの容
器を次の配合原料の計量投入及び移送に使用するように
している。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような作業方法を採用した場合、配合原
料が粉粒状である場合には、容器からその内部に収納さ
れた配合原料を排出する時に粉塵が発生しこれが周囲に
飛散することにより、飛散分だけその配合原料の配合量
が減少し他の配合原料との配合比が変化し製品の品質低
下を招き、また飛散した配合原料により周囲に環境汚染
が発生するおそれがある等の問題がある。
また、配合原料が粉粒状体あるいは液体のいずれであっ
ても、容器の内部に付着残留したものを完全に次行程に
移すことが困難であるところから、各配合原料相互間に
おける配合比が実質上変化し、製品の品質低下を招くと
いう問題がある。
さらに、容器は先に投入された配合原料と後から投入さ
れる配合原料との相互汚染を防止するという観点から、
上述したように先の配合原料の排出が終わった時点で該
容器を清掃し、清浄な容器の次の配合原料の移送に使用
するようにしているが、この容器の清掃には多大の時間
及び労力並びに設備を必要とするところから、製品コス
トの上昇を招くという問題もあった。
そこで、本願発明は、容器内に計量投入され次行程に移
送される配合原料をフイルム材で包装することにより、
該容器から配合原料を排出する場合における該配合原料
の飛散及び容器への配合原料の付着残留を防止して配合
比を維持しもって製品の品質維持を図るとともに、容器
の清掃を不要とし製品コストの低減を図り得るようにし
た配合原料の包装移送装置を提供することを目的として
為されたものである。
(課題を解決するための手段) 本願発明では、このような課題を解決するための手段と
して、 (1)請求項1記載の発明では、所定比率で配合される
薬品、添加剤等の配合原料が投入される容器と、該容器
を所定の作業位置に移送するための移送手段と、上記配
合原料の性状及び配合比維持上支障のない材質で構成さ
れたフイルム材の原反を収納保持するフイルム材収納手
段と、該フイルム材収納手段から上記フイルム材を平面
状態で引き出しこれを所定長さに分断するフイルム材引
出分断手段と、上記容器内に挿脱自在とされた挿入部材
を有し、所定長さに分断された上記分断フイルム材をそ
の周縁部を上記容器の上端から外側に残留させた状態で
その略中央部を上記挿入部材により上記容器内に該容器
内面に沿って凹状に挿入するフイルム材挿入手段と、上
記フイルム材の凹入部内に上記配合原料を投入した状態
において該フイルム材の上記容器の外側に残留する周縁
部を該容器の上端より上方までたくし上げるたくし上げ
機構と、たくし上げられた上記フイルム材の周縁部を上
記容器の軸心側に絞り込むフイルム材絞り機構と、絞り
込まれたフイルム材周縁部を適宜離間した上下方向の二
位置で掴んで保持するフイルム材掴み機構と、該フイル
ム材掴み機構により掴み保持されたフイルム材周縁部を
テーピングにより固結して包装体とするテーピング機構
とを有する絞り固結手段と、該包装体を上記容器内から
取出す包装体取出手段とを備えたことを特徴とし、 (2)請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明に
おいて、フイルム材挿入手段によるフイルム材の容器へ
の挿入作業と絞り固結手段によるフイルム材周縁部の絞
り固結作業とを同一位置において行うようにしたことを
特徴とし、 (3)請求項3記載の発明では、請求項1記載の発明に
おいて、フイルム材挿入手段と絞り固結手段とを上下方
向に分離して設置し、該フイルム材挿入手段によるフイ
ルム材の挿入作業と絞り固結手段によるフイルム材周縁
部の絞り固結作業とを別位置において行うようにしたこ
とを特徴としている。
(作 用) 本玩各発明ではこのような構成とすることにより、 (1)請求項1記載の発明では、 フイルム材収納手段から平面状に引き出された所定寸
法に分断されたフイルム材は、フイルム材挿入手段の挿
入部材により容器内に凹状に挿入される、 フイルム材が凹状挿入された容器内に所定量に計量さ
れた配合原料が投入される、 配合原料の投入後、上記フイルム材はその略中央部に
上記配合原料を包み込んだ状態で容器の上端から外側に
残留した周縁部がフイルム材たくし上げ機構により該容
器の上端より上方へたくし上げられるとともに、フイル
ム材絞り機構により容器軸心寄りに絞り込まれ、さらに
この絞り込み部分をフイルム材掴み機構で掴んだ状態で
テーピング機構により固結されることで包装体が形成さ
れる、 この包装体は包装体取出手段により容器から取り出さ
れ、移送手段によって次の行程に移送される、 等の一連の包装移送作用が得られ、 (2)請求項2記載の発明では、上記(1)の作用に加
えて、フイルム材の容器への挿入作業と配合原料投入後
における該フイルム材の絞り固結作業とが同じ位置にお
いて行なわれるという作用が得られ、 (3)請求項3記載の発明では、上記(1)の作用に加
えて、フイルム材の容器への挿入作業と配合原料投入後
における該フイルム材の絞り固結作業とが上下に離間し
た別位置において別々に行なわれるという作用が得られ
ることになる。
(発明の効果) 従って、本願各発明の配合原料の包装移送装置によれ
ば、 容器内に計量投入される配合原料はフイルム材より包
装され、包装体として該容器から取り出されるため、例
えば従来のように容器内に直接配合原料を投入しこれを
次行程において該容器を傾けて取り出す場合のように粉
塵の発生・飛散がなく、また容器内に投入された配合原
料を該容器側にその一部を付着残留させることなく全量
を確実に取り出すことができ、これらの結果、配合原料
相互間における配合比が当初設定通りに維持され、製品
の品質維持が図れる、 容器から配合原料を取り出す場合、該配合原料がフイ
ルム材に包まれた状態で取り出され容器側への付着残留
が皆無であるところから該容器の清掃が不要であり、例
えば従来のように容器に付着残留した配合原料と次に計
量移送される配合原料との汚染防止上容器の清掃が不可
欠である場合に比べて、製品コストの低減化が図れる、 等の効果が得られるものである。
さらに、本願発明の請求項2記載の発明によれば、上記
の基本的効果に加えて、フイルム材の容器への挿入作業
と配合原料投入後における該フイルム材の絞り固結作業
とを同一位置において行えるところから、装置のコンパ
クト化が促進されるという効果が得られ、 また、本願発明の請求項3記載の発明によれば、上記の
基本的効果に加えて、フイルム材の容器への挿入作業と
配合原料投入後における該フイルム材の絞り固結作業と
を上下方向に離間した二位置において別々に行えるとこ
ろから、工場敷地における装置の設置スペースの拡大を
招くことなく、上記フイルム材の挿入作業と絞り固結作
業とを相互に待ち時間をとることなく同時に並行して行
ってその作業能率の大幅なアップを図ることができると
いう効果が得られることとなる。
(実施例) 以下、第1図ないし第10図を参照して本願発明の好適な
実施例を説明する。
I:第1実施例 i)装置の構成 第1図には本願発明の第1実施例に係る配合原料の包装
移送装置Z1の全体構成が概示されている。この包装移送
装置Z1は、有底筒状の容器1内に計量投入される粉粒状
あるいは液状の配合原料を該容器1内においてフイルム
材2によって包装して包装体とし、この包装体を容器1
から取り出して次行程に移送するものであり、後に詳述
するように、移送手段Pとフイルム材収納手段Qとフイ
ルム材引出分断手段Rとフイルム材挿入手段Sと絞り固
結手段Tと包装体取出手段Vとを備えている。以下、こ
れら各手段の構成並びにその作用を分説する。
移送手段P 移送手段Pは、容器1を配合原料の充填位置(第1図に
おいて鎖線図示する符号1′の位置)とフイルム材2の
挿入位置(第1図に実線図示する位置)と包装体の取出
位置(第1図において鎖線図示する符号1″の位置)の
間で移送するためのものであって、その送り方向にスラ
イド可能(第6図及び第9図参照)とされた第1コンベ
ア3と該第1コンベア3に重合して固定配置された第2
コンベア4とを有している。そして、この2つのコンベ
ア3,4が可逆運転されることにより上記容器1の所定位
置への移送が可能ならしめられている。
フイルム材収納手段Q フイルム材収納手段Qは、所定幅を有するフイルム材2
(尚、このフイルム材2は、これによって包装される配
合原料の性状維持上何ら支障がなく、またこのフイルム
材2がそのまま配合原料と一緒に他の配合原料と配合さ
れた場合においてもそれら各配合原料相互間の配合比に
何ら支障のないような材質で構成されたフイルムあるい
はシートからなる)の原反5を平面状に引き出し可能に
収納支持するためのものであり、左右一対のロール71,7
2を有している。また、このフイルム材収納手段Qの上
方位置には、前後一対の引出しロール73,74が配置され
ており、上記原反5から取出されるフイルム材2は、こ
の第1引出ロール73と第2引出ロール74を介して後述す
るフイルム材吸着引出装置6により水平方向に引き出さ
れる。尚、この第2引出ロール74の直上方には後述する
フイルム材分断装置7が配置されており、上記フイルム
材吸着引出装置6により引き出されたフイルム材2をこ
のフイルム材分断装置7で分断した時、この第2引出ロ
ール74と第1引出ロール73の間には上記フイルム材2の
先端部2aが両者に跨った状態で残ることになる。
フイルム材引出分断手段R フイルム材引出分断手段Rは、上記原反5からフイルム
材2を、後述する絞り固結手段Tにセットされた容器1
(即ち、フイルム材2の挿入位置にセットされた容器
1)の上方位置に平面状に引き出して所定長さで分断
し、この分断されたフイルム材(以下、この分断された
フイルム材を説明の便宜上、分断フイルム材2Aという)
をその略中央部を上記容器1の口端部1a上に位置せしめ
た状態で落下させるためのものであって、後述するフイ
ルム吸着引出装置6とフイルム分断装置7とを有してい
る。
上記フイルム材吸着引出装置6は、フイルム材幅方向に
横架されその両側端部に設けたガイド部材8に沿ってフ
イルム材長手方向に摺動可能とされたベース部材9に、
負圧吸引力を利用した吸着具10,10・・をフイルム材幅
方向に所定ピッチで複数個配置して構成されている。
尚、このベース部材9はモータ11によって可逆的に走行
せしめられるチェーン12により移動される。
そして、このフイルム材吸着引出装置6は、第6図に示
すように上記二つの引出しロール73,74の中間位置にそ
の吸着具10が対応する初期位置と、同図に鎖線図示又は
第1図に実線図示するように、その吸着具10が容器1を
挟んで上記引出しロール73,74に対向する位置に対応す
る引出し完了位置との間で移動し、その初期位置におい
て上記フイルム材2の先端部2aを吸着したのち、これを
その引出し完了位置まで平面状に且つ略水平に引き寄せ
るようになっている。
上記フイルム材分断装置7は、その先端にカッター15を
取付けたアーム部材16を備えている。そして、このアー
ム部材16は、フイルム材幅方向に横架されたガイド部材
17にスライド可能に支持されており、モータ18によって
可逆的に走行せしめられるチェーン19によりフイルム材
幅方向に往復動され、上記フイルム材2を上記第2引出
ロール74上において幅方向に分断する如く作用する。
フイルム材挿入手段S 上記フイルム材挿入手段Sは、第6図において鎖線図示
する如く上記フイルム材引出分断手段Rにより平面状に
引き出されて分断され容器1の口端部1a上に該口端部1a
を覆うように落下した分断フイルム材2Aを、第7図に示
すようにその周縁部を該口端部1aから外に垂れ下げて残
した状態でその略中央部を該容器1内に凹状に挿入する
ためのものであって、第1図及び第6図、第7図にそれ
ぞれ示すように、棒状部材により略円筒籠状に成形され
た挿入部材20を有している。そして、この挿入部材20の
外径寸法は上記容器1の内径寸法より若干小径に設定さ
れ、またその高さ寸法は上記容器1の高さ寸法より所定
寸法だけ大きな寸法に設定されている。また、この挿入
部材20の底壁部分の中央部には、上記容器1の深さ寸法
より長い軸長を有するセンターシャフト21が、該挿入部
材20の軸心部を通り且つその先端部を該容器1の口端部
1aより上方に突出させた状態で設けられている。さら
に、このセンターシャフト21は、その上端部に横設固定
した支持杆22を介して吊下げチェーン23,23に吊下支持
されている。また、この吊下げチェーン23は、シリンダ
24(第1図参照)の伸縮動によって移動せしめられ、上
記センターシャフト21を昇降動させるようになってい
る。
一方、上記センターシャフト21には、該センターシャフ
ト21に沿って上下動可能とされたボス25が嵌挿され、さ
らにこのボス25の上端部には、円板状の押え板27が、上
記挿入部材20の各縦部材26,26・・をその厚さ方向に貫
通させた状態で取付けられており、該押え板27は上記ボ
ス25と一体的に上記挿入部材20に対して上下方向に相対
変位可能とされている。尚、この押え板27の外径寸法
は、上記容器1の口端部1aの外径寸法より可成り大径に
設定されている。
このフイルム材挿入手段Sは次のように作用する。即
ち、先ず第6図に示すように容器1の口端部1a上に分断
フイルム材2Aをかぶせた状態において、上記挿入部材20
を降下させてこれを該分断フイルム材2Aの上から容器内
に挿入させ順次該分断フイルム材2Aを容器1内に内張り
状に引き入れる。
この挿入部材20の挿入時においては、上記押え板27が分
断フイルム材2Aを挟んだ状態で容器1の口端部1a上に当
接し容器1内に引き入れられる分断フイルム材2Aに所定
の張力を与える。従って、容器1内に挿入された分断フ
イルム材2Aの略中央部分は、該容器1の内周面に沿って
しかも上下方向における弛みをほとんど生じることなく
該容器1の内周面に内張り状に配置されることになる。
分断フイルム材2Aの挿入完了後は、この挿入部材20を上
昇させて容器1から離脱させる。この分断フイルム材2A
の容器1内への挿入状態においては、該分断フイルム材
2Aの周縁部2Abは容器1の口端部1aからその外周面側に
垂れ下がった状態となっている。
絞り固結手段T 上記絞り固結手段Tは、第7図に示すように、上記フイ
ルム材挿入手段Sにより容器1内に内張り状態で挿入さ
れた分断フイルム材2Aの略中央部2Aaで構成される凹部
内に配合原料Xを所定量投入した状態において該容器1
の外側に垂れ下がった該分断フイルム材2Aの周縁部2Ab
を、第9図に示すようにその凹部内に配合原料Xを包み
込んだ状態で絞ってテーピングにより固結し包装体Yを
得るためのものであって、第1図ないし第4図及び第6
図ないし第10図にそれぞれ示すように、立設配置された
シリンダ33の上端部に容器受台34を取付けてなる容器支
持装置28と、該シリンダ33の両側にそれぞれ立設配置し
た左右一対のシリンダ35,35により昇降自在に支持され
た基台36に設けられた後述するフイルム材たくし上げ装
置29とフイルム材絞り装置30とフイルム材掴み装置31と
テーピング装置32とを有している。尚、上記容器支持装
置28は、後述するように分断フイルム材2Aの周縁部2Ab
に対するテーピング作業完了後においてのみ縮小しその
容器受台34を上記第1コンベア3より下方位置まで降下
させるが、それ以外の場合においては常に上昇位置にあ
って容器受台34を上記第1コンベア3とほぼ同一の高さ
位置に保持するようになっている。
a:フイルム材たくし上げ装置29 フイルム材たくし上げ装置29は、特許請求の範囲中のフ
イルム材たくし上げ機構に該当するものであって、第2
図の上部に鎖線図示あるいは第8図に図示するように容
器1内に配合原料Xを投入した状態において該容器1の
外側に垂れ下がった分断フイルム材2Aの、周縁部2Abを
上方にたくし上げるためのものであって、第2図に示す
ように、ドーナツ状の円板で構成されるたくし上げ板37
の内周部にエアーブロー管38をその全周に亘って取付け
てなり、上記基台36の上面側に支持柱39,39・・を介し
て離間固定されている。そして、このエアーブロー管38
には、その径方向内側の斜上方に指向する噴口40が多数
形成されている。このエアーブロー管38の内径寸法は、
上記基台36に形成した容器挿通用の開口41よりやや大径
とされている。
従って、第2図の上部に鎖線図示あるいは第8図に示す
ように容器1の口端部1aから外側に分断フイルム材2Aの
周縁部2Abが垂れ下がり、しかも上記基台36が降下位置
にある状態から、上記エアーブロー管38の各噴口40,40
・・から加圧エアーを吹かしながら該基台36とともにフ
イルムたくし材上げ装置29を上昇させると、容器1の外
側に垂れ下がった分断フイルム材2Aの周縁部2Abは該容
器1の外周面から浮上離間されるとともに該エアーブロ
ー管38の外側にあるたくし上げ板37により上方にたくし
上げられ、結果的に第9図に示すように該周縁部2Abは
容器1の口端部1aから上方に略筒状に吹き上げ状態でた
くし上げ且つ保持される。尚、第2図の上部に鎖線図示
した容器1は、絞り固結手段Tが降下位置にある場合
(具体的には第8図の状態)における絞り固結手段Tと
容器1との相対位置関係を示したものであり、また同図
の下部に鎖線図示したものは絞り固結手段Tが上昇位置
にある場合(具体的には第9図及び第10図に示す状態)
の両者の相対位置関係を示したものである。
b:フイルム材絞り装置30 フイルム材絞り装置30は、特許請求の範囲中のフイルム
材絞り機構に該当するものであって、上記フイルム材た
くし上げ装置29によって容器1の上方にたくし上げられ
た分断フイルム材2Aの周縁部2Abを細く絞ってテーピン
グ可能とするためのものであり、第2図及び第3図に示
すように、上記基台36の上面上に該基台36側に円周上等
間隔に立設した四本の基台側支柱42,42・・によって回
転自在に支持された状態で取付けられた回転リング42を
有している。また、この回転リング43の裏面側、即ち基
台36に対向する面には円周上の等間隔位置に四本のリン
グ側支柱44,44・・が立設固定されている。そして、こ
の回転リング43は、基台36側に設けたシリンダ45によっ
て所定角度αだけ回動せしめられるが、その場合、シリ
ンダ45が縮小状態にある時には各基台側支柱42,42・・
と各リング側支柱44,44・・とがそれぞれ周方向に微小
間隔Sをもって近接するように回転リング43の基台36に
対する周方向相対取付位置が設定されている。尚、以下
においては説明の便宜上、第3図に実線図示するように
シリンダ45が縮小状態にある場合における回転リング43
の回動位置を第1回動位置といい、該シリンダ45が鎖線
図示するように伸長状態にある場合における回転リング
43の回動位置を第2回動位置という。
さらに、これら各基台側支柱42,42・・と各リング側支
柱44,44・・との間には、回転リング43の第1回動位置
において中心を挟んで径方向に対向する基台側支柱42と
リング側支柱44の間にそれぞれ一本づつ、合計四本の後
述する絞りワイヤ46A〜46Dが直線状に張設されており、
この状態においては回転リング43の中心部にこれら四本
の絞りワイヤ46A〜46Dで囲繞された矩形の狭小間隙47が
形成される。また、これら各絞りワイヤ46A〜46Dは、第
2図に示すように各支柱への支持部にコイルバネ部を有
しており、これらコイルバネ部の弾性復元力により該各
絞りワイヤ46A〜46Dは径方向外側に湾曲状に撓曲変形す
る如く付勢されている。従って、第3図に鎖線図示する
如くこれら各絞りワイヤ46A′〜46D′は、回転リング43
が第1回動位置から第2回動位置に切換えられそれぞれ
対応する基台側支柱42とリング側支柱44との間の直線距
離が減少した場合には径方向外側に撓曲変形し、それぞ
れ上記基台36の開口41よりも径方向外側に位置せしめら
れることになる。
従って、回転リング43を第2回動位置に設定した状態で
この回転リング43の内側にたくし上げ状態にある上記分
断フイルム材2Aの周縁部2Abを位置せしめ、次にこの回
転リング43を第2回動位置から第1回動位置に移動させ
ると、上記各絞りワイヤ46A〜46Dにより該周縁部2Abは
次第に回転リング43の中心側にその周囲から引き寄せら
れ、最終的に上記狭小間隙47内に絞り状態で保持され
る。
c:フイルム材掴み装置31 上記フイルム材掴み装置31は、特許請求の範囲中のフイ
ルム材掴み機構に該当するものであって、上記フイルム
材絞り装置30によって絞られた分断フイルム材周縁部2A
bを、その絞り部分よりさらに下方側で上下方向に適宜
離間した二位置において掴み、後工程のテーピング作業
を容易ならしめるためのものであって、第2図に示すよ
うに左右一対の後述する第1把持具50と第2把持具51と
からなり上記絞り部に近い側に設けられる上側掴み機構
48と、同じく左右一対の第1把持具52と第2把持具53と
からなり上記上側掴み機構48より下方側に配置される下
側掴み機構49とを備えている。以下、この上側掴み機構
48及び下側掴み機構49の構成並びに作用を該上側掴み機
構48を例にとり第4図を参照して詳述する。
上側掴み機構48は、第4図に示すように、上記基台36の
開口41を径方向に挟んでその両側に対向配置される第1
把持具50と第2把持具51とを有している。そして、この
第1把持具50と第2把持具51は、それぞれ略く字状に折
曲形成されており、それぞれその中央部に略半円状の受
部54,55を、またこの受部54,54の両側に拡開状態で延出
する左右一対のガイド部56,56、同ガイド部57,57を有し
ている。また、この第1把持具50と第2把持具51は、そ
れぞれその拡開端を前方に向けた状態でそれぞれ上記基
台36側に固定配置されたシリンダ58,59の先端に取付け
られ、該各シリンダ58,59の伸縮動に伴って進退変位し
得るようになっている。尚、この第1把持具50と第2把
持具51は第2図に示すように上下方向にオフセットさ
れ、相互に交差可能とされている。
そして、この第1把持具50と第2把持具51は、それぞれ
後退位置にあるときには同図に実線図示するように上記
開口41の内周面より径方向外側に位置し、前進位置にあ
るときには同図に鎖線図示するように該開口41の略中央
部において相互に交差して各受部54,55によって上記フ
イルム材絞り装置30における狭小間隙47よりさらに狭い
狭小間隙60を形成する如くその進退方向位置が相対的に
設定されている。
従って、上記各上側掴み機構48の第1把持具50と第2把
持具51及び下側掴み機構49の第1把持具52と第2把持具
53をそれぞれ後退位置に位置決めした状態から前進位置
まで移動させることにより、上記分断フイルム材周縁部
2Abは上記フイルム材絞り装置30によって絞られた部分
より下側において上下二位置で強く掴まれる。このた
め、これら上下二つの掴み部の中間部分には上下方向に
適度の張力がかけられ、テーピング時における水平方向
への変位力に対抗できるようになる。
d:テーピング装置32 上記テーピング装置32は、特許請求の範囲中のテーピン
グ機構に該当するものであって、上記分断フイルム材周
縁部2Abのうち上記フイルム材掴み装置31による上下二
つの掴み部の中間部分をテーピングによって固結するた
めのものであって、第2図に示すように上記上側掴み機
構48と下側掴み機構49との間にテーピング部材61(後述
する)を横方向に進退自在に取付けて構成されている。
上記テーピング部材61は、第5図に示すように従来公知
の機構を備えたものであって、その中央部にガイド溝62
を有するとともにその内部に輪状に巻回されたシールテ
ープ(図示省略)を内装して構成され、被テーピング部
位をこのガイド溝62内にその先端開口部62a側から進入
させて該ガイド溝62の後端部に設けた巻付け具63を押し
広いてその後方側の開口部64内まで通すことにより該被
テーピング部位をテーピング固結することができるよう
になっている。そして、このテーピング部材61は、上記
基台36側に設けた左右一対のガイドシリンダ65,65によ
って、第5図に実線図示する如く上記基台36の開口41よ
り径方向外側に位置する後退位置と同図に鎖線図示する
如く上記開口部64が略上記開口41の中心に略合致する前
進位置の二位置間で移動可能とされている。尚、上記分
断フイルム材2Aは、このテーピング装置32によってその
周縁部2Abがテーピング固結されることによりその内部
に上記配合原料Xを包み込んだ包装体Y(第2図及び第
10図参照)とされる。
包装体取出手段V 包装体取出手段Vは、容器1内に収納状態で形成された
上記包装体Yを該容器1から取り出すためのものであっ
て、第1図に示すように、上下方向に立設配置されたシ
リンダ66の下端部に、シリンダ(図示省略)によって開
閉駆動される把持爪67を取付けて構成されている。そし
て、包装体Yの容器1からの取出し時には、把持爪67を
下げて該把持爪67により該包装体Yのテーピング部の近
傍位置を把んでこれを容器1内から上方へ引き出すもの
である。
ii) 作動 次に、この包装移送装置Z1の作動を作業手順に従って説
明すると、先ず第6図に示すように移送手段Pにより空
の容器1を容器支持装置28側に移送し、これを該容器支
持装置28の容器受台34上に載置する。尚、この状態下に
おいては第6図に示すように、フイルム材引出分断手段
Rのフイルム材吸着引出装置6は初期位置に設定され、
フイルム材挿入手段Sは上昇位置に設定され、また絞り
固結手段Tは下降位置に設定されている。
この状態で、先ずフイルム材引出分断手段Rが作動し、
フイルム材2を第6図に鎖線図示する如く平面状に引き
出して所定長さに分断する。このフイルム材引出分断手
段Rにより分断された分断フイルム材2Aは、容器1の口
端部1a上に落下し該口端部1a上に被せられる。
次に、第7図に示すようにフイルム材挿入手段Sが作動
し、その挿入部材20がその上昇位置から下降位置まで降
下し、容器1内に上記分断フイルム材2Aの略中央部2Aa
を内張り状態に挿入する。この分断フイルム材2Aの挿入
後、この挿入部材20は再び上昇位置まで上昇し、容器1
内には分断フイルム材2Aのみが内張り状態で残ることに
なる。
この分断フイルム材2Aが挿入された容器1は移送手段P
によって配合原料Xの計量投入位置まで移送され、そこ
で所定量の配合原料Xが投入された後、第8図に示すよ
うに再び移送手段Pによって容器支持装置28側に移送さ
れ、該容器支持装置28の容器受台34上に載置される。
次に、第9図に示すようにフイルム材たくし上げ装置29
を作動させながらシリンダ35,35を伸長させ該フイルム
材たくし上げ装置29を基台36とともにその下降位置から
上昇位置まで移動させ、容器1の口端部1aから外側に垂
れ下っていた分断フイルム材2Aの周縁部2Abを該口端部1
aの上方へたくし上げ且つこれを保持する。
次に、第10図に示すように、先ずフイルム材絞り装置30
が作動して上記分断フイルム材周縁部2Abの上部を絞っ
た後、フイルム材掴み装置31が作動して該絞り部分より
下側位置を上下二位置で掴みこれらの中間部分に適度の
張力を与える。この状態で、テーピング装置32が作動
し、該上下二つの掴み部分の中間位置にテーピングをし
てこれを固結する。これで容器1内に包装体Yが形成さ
れる。
包装体Yの形成後は、フイルム材絞り装置30及びフイル
ム材掴み装置31をそれぞれ解除したのち、シリンダ33を
縮小させて該包装体Yのテーピング部分を上記テーピン
グ装置32から下方に離脱させる。この包装体Yの離脱
後、テーピング装置32を進退位置まで後退させ、さらに
シリンダ35を縮小させて基台36を下降位置まで降下させ
る。
この状態で、再び包装体Yが収容された容器1を容器支
持装置28から移送手段P側に取り出し、該包装体Yを包
装体取出手段Vによって容器1から引き出す。この容器
1から引き出された包装体Yは次工程に移送され、また
空となった容器1は次回の包装移送作業に備えて再び容
器支持装置28側に移送される。
II:第2実施例 第11図には本発明の第2実施例にかかる配合原料の包装
移送装置Z2が示されている。この包装移送装置Z2は、上
記第1実施例のものが装置のコンパクト化という観点か
らフイルム材2の容器1への挿入作業及び配合原料の投
入後における該フイルム材2の絞り固結作業を同位置に
おいて行うようにしていたのに対して、工場敷地におけ
る装置の占有スペースを拡大することなく作業能率の向
上を図るという観点から、これら二つの作業を上下方向
に離間した二位置においてそれぞれ並行して行えるよう
にしたものである。従って、この包装移送装置Z2は、そ
の主要構成部分の構造及びそれらの作用効果については
上記第1実施例のものとほぼ同様であるが、これらの配
置構造に大きな特徴をもっている。以下、この包装移送
装置Z2を、その配置構成を中心に説明する。
i)構成 包装移送装置Z2は、第11図及び第12図に示すように、装
置内部を一階フロア1Fと二階フロア2Fとに分割してい
る。そして、この一階フロア1Fにはフイルム材収納手段
Qと絞り固結手段Tが配置され、また二階フロア2Fには
フイルム材引出分断手段Rとフイルム材挿入手段Sと包
装体取出手段Vがそれぞれ配置されている。さらに、一
階フロア1Fと二階フロア2Fとに跨って後述する移送手段
Pが配置されている。
これら各手段のうち、フイルム材収納手段Qとフイルム
材引出分断手段Rとフイルム材挿入手段Sと絞り固結手
段Tは上記第1実施例のものと同様構造を有するためこ
こでの説明は省略し、第1実施例と構成の幾分異なる移
送手段Pと包装体取出手段Vの構成のみ説明することと
する。
移送手段P 移送手段Pは、第11図及び第12図に示すように、配合原
料が投入された状態の容器11を配合原料投入工程から絞
り固結手段T側に移送するコンベア81と、該絞り固結手
段Tの基台36上に配置されて上記コンベア81上の容器11
を該絞り固結手段Tの中心部に位置する容器支持装置28
上に受渡すとともに絞り固結作業の終了した容器12を該
絞り固結手段Tから後述の昇降装置83側に受渡す受け渡
し装置82と、絞り固結手段T側から受渡されたのち後述
の包装体取出手段Vによりその内部から包装体Yが取り
出された後の空の容器13を二階フロア2F側に持ち上げる
後述の昇降装置83と、該昇降装置83によって二階フロア
2Fまで持ち上げられた空の容器14をフイルム材挿入手段
Sまで移送するコンベア85とを有している。尚、上記コ
ンベア81と昇降装置83は、上記絞り固結手段Tに対して
その両側の等間隔位置に配置されている。
上記受け渡し装置82は、上記容器1の外周面に沿うよう
な湾曲部を持つとともに枢支ピン87によって約90゜の範
囲で回動可能とされた左右一対のレバー86,86を、上記
コンベア81と絞り固結手段Tとの間隔(即ち、絞り固結
手段Tと昇降装置83との間隔)寸法だけ離間して配置し
たアーム88を有している。そして、このアーム88は、上
記絞り固結手段Tの基台36上に配置されたガイドバー89
によって左右方向に移動可能とされており、該アーム88
が第12図に実線図示するように右側位置にあるときには
上記各レバー86,86はコンベア81上の容器11と容器支持
装置28上の容器12にその側方からそれぞれ当接し、また
同図に鎖線図示するようにアーム8が左側位置にあると
きには各レバー86,86はそれぞれ容器支持装置28上にあ
る容器12と昇降装置83上にある容器13の側面にそれぞれ
当接し得るようになっている。
昇降装置83は、容器1が載置される載置台90を、一階フ
ロア1Fと二階フロア2Fとの間に跨って上下方向に配置し
たガイドレール91,91に沿って昇降自在として構成され
ており、その下動位置においては上記絞り固結手段Tと
略面一とされ、またその上動位置(図示省略)において
は上記コンベア85と略面一とされる。
包装体取出手段V 包装体取出手段Vは、上記昇降装置83及びコンベア84の
上方位置に配置された支持フレーム92に対してスライド
板93を該コンベア84の流れ方向に沿う方向に移動可能に
取り付けるとともに、該スライド板93に、そのロッド端
に把持爪67を取り付けたシリンダ66を上下方向に向けて
固定して構成されている。
そして、このシリンダ66は、第11図に実線図示するよう
に、容器13内に収容されている包装体Yの上部を把持す
る位置と、同図に鎖線図示するように該包装体Yを容器
13から上方に取り出す位置との間で移動可能とされてい
る。また、上記スライド板93は、上記シリンダ66を上記
昇降装置83上に位置せしめる位置と、これを上記コンベ
ア84上に位置せしめる位置の間で移動可能とされてい
る。
従って、第11図に実線図示するように、昇降装置83上の
容器13内の包装体Yの上部を把持爪67によって把持した
後、シリンダ66を縮小させて該容器13から包装体Yを取
出し、然る後、スライド板93をコンベア84側に移動させ
てシリンダ66を伸長させることによって該包装体Yを該
コンベア84上に取り出すことができることとなる。
ii)作動 続いて、この包装移送装置Z2の作動を簡単に説明する。
先ず、空の容器14は、コンベア85によりフイルム材挿入
手段Sの直下位置まで移送される。そして、この空の容
器14には、上記フイルム材引出分断手段Rによってその
上端部に分断フイルム材2Aが被せられ、さらにこの分断
フイルム材2Aはフイルム材挿入手段Sによって容器14
に内張り状態で挿入される。
この分断フイルム材2Aがセットされた容器15は、再びコ
ントロールユニット85によってフイルム材挿入手段Sの
直下位置から取り出され、適宜の移送手段によって次工
程の配合原料投入装置(図示省略)側に運ばれ、ここで
その内部に配合原料が投入される。
一方、配合原料が投入された容器11は、コンベア81によ
って絞り固結手段Tの近傍位置まで移送されてくる。そ
して、この容器11は、受け渡し装置82によって、該コン
ベア81側から絞り固結手段Tの中央部に位置する容器支
持装置28上にセットされる。
次に、絞り固結手段Tが作動し、容器支持装置28上にセ
ットされた容器12の上端部から外部に垂れ下がった分断
フイルム材2Aの周縁部2Aがたくし上げて絞られ且つテー
ピングによって固結され、包装体Yとされる。
さらに、この包装体Yを収容した容器12は、再び受け渡
し手段82によって容器支持装置28側から昇降装置83側に
受け渡される。そして、この昇降装置83上に載置された
容器13内から包装体Yが包装体取出手段Vによって取り
出される。取り出された包装体Yは、コンベア84によっ
て次工程に移送される。
一方、包装体Yが取り出された後の空の容器14は、該昇
降装置83によって再び二階フロア2F側に運ばれ、次回の
フイルム材の挿入作業に備える。
以上で一連の作業が終了する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願発明の第1実施例に係る配合原料の包装移
送装置の全体システムを示す斜視図、第2図は第1図に
示した絞り固結手段部分の縦断面図、第3図は第2図の
III−III要部矢視図、第4図は第2図のIV−IV要部矢視
図、第5図は第2図のV−V要部矢視図、第6図は第1
図に示した包装移送装置の作動状態説明図、第7図ない
し第10図は第6図の状態変化図、第11図は本願発明の第
2実施例にかかる配合原料の包装移送装置の全体システ
ムを示す斜視図、第12図は第11図のXII−XII要部矢視図
である。 1,11〜15……容器 2……フイルム材 2A……分断フイルム材 6……フイルム材吸着引出装置 7……フイルム材分断装置 20……挿入部材 27……押え板 28……容器支持装置 29……フイルム材たくし上げ装置 30……フイルム材絞り装置 31……フイルム材掴み装置 32……テーピング装置 37……たくし上げ板 38……エアーブロー管 43……回転リング 46A〜46D……絞りワイヤ 48……上側掴み機構 49……下側掴み機構 50〜53……把持具 61……テーピング部材 81,84,85……コンベア 82……受け渡し装置 83……昇降装置 P……移送手段 Q……フイルム材収納手段 R……フイルム材引出分断手段 S……フイルム材挿入手段 T……絞り固結手段 V……包装体取出手段 X……配合原料 Y……包装体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定比率で配合される薬品、添加剤等の配
    合原料が投入される容器と、 該容器を所定の作業位置に移送するための移送手段と、 上記配合原料の性状及び配合比維持上支障のない材質で
    構成されたフイルム材の原反を収納保持するフイルム材
    収納手段と、 該フイルム材収納手段から上記フイルム材を平面状態で
    引き出しこれを所定長さに分断するフイルム材引出分断
    手段と、 上記容器内に挿脱自在とされた挿入部材を有し、所定長
    さに分断された上記分断フイルム材をその周縁部を上記
    容器の上端から外側に残留させた状態でその略中央部を
    上記挿入部材により上記容器内に該容器内面に沿って凹
    状に挿入するフイルム材挿入手段と、 上記フイルム材の凹入部内に上記配合原料を投入した状
    態において該フイルム材の上記容器の外側に残留する周
    縁部を該容器の上端より上方までたくし上げるたくし上
    げ機構と、たくし上げられた上記フイルム材の周縁部を
    上記容器の軸心側に絞り込むフイルム材絞り機構と、絞
    り込まれたフイルム材周縁部を適宜離間した上下方向の
    二位置で掴んで保持するフイルム材掴み機構と、該フイ
    ルム材掴み機構により掴み保持されたフイルム材周縁部
    をテーピングにより固結して包装体とするテーピング機
    構とを有する絞り固結手段と、 該包装体を上記容器内から取出す包装体取出手段とを備
    えたことを特徴とする配合原料の包装移送装置。
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