JPH0759339A - トランス結合型スイッチング電源装置 - Google Patents
トランス結合型スイッチング電源装置Info
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- JPH0759339A JPH0759339A JP20504093A JP20504093A JPH0759339A JP H0759339 A JPH0759339 A JP H0759339A JP 20504093 A JP20504093 A JP 20504093A JP 20504093 A JP20504093 A JP 20504093A JP H0759339 A JPH0759339 A JP H0759339A
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- power supply
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Abstract
(57)【要約】
【目的】一層の小型・軽量化と低コスト化を図る。
【構成】２次直流電源回路３０（３１，３５）側の分圧
抵抗回路４２，電圧制御用素子（４１）からなる安定化
回路４０と、安定系過電圧検出素子５１，非安定系過電
圧検出素子５２からなる過電圧検出回路５０とを電流制
限用抵抗５４および誤動作防止用ダイオード５５を介し
て一体的に形成し、電圧検出信号と過電圧検出信号とを
同一のフォトカプラ４５を介して１次直流電源回路１０
側の電圧制御回路１５へフィードバックする構成とされ
ている。
抵抗回路４２，電圧制御用素子（４１）からなる安定化
回路４０と、安定系過電圧検出素子５１，非安定系過電
圧検出素子５２からなる過電圧検出回路５０とを電流制
限用抵抗５４および誤動作防止用ダイオード５５を介し
て一体的に形成し、電圧検出信号と過電圧検出信号とを
同一のフォトカプラ４５を介して１次直流電源回路１０
側の電圧制御回路１５へフィードバックする構成とされ
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トランス結合型スイッ
チング電源装置に関する。
チング電源装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３において、交流電源１に接続された
１次直流電源回路１０と、負荷１００に接続された２次
直流電源回路３０とは、トランス２０を介して結合接続
されている。この１次直流電源回路１０は、整流回路
（ダイオードブリッジ）１１とスイッチング素子１２と
平滑コンデンサ１３と自励（または他励）発振型の電圧
制御回路１５等を含み、トランス２０を介して２次直流
電源回路３０へ電力供給する。なお、２は電源スイッ
チ，３はヒューズ，４はノイズフィルターである。
１次直流電源回路１０と、負荷１００に接続された２次
直流電源回路３０とは、トランス２０を介して結合接続
されている。この１次直流電源回路１０は、整流回路
（ダイオードブリッジ）１１とスイッチング素子１２と
平滑コンデンサ１３と自励（または他励）発振型の電圧
制御回路１５等を含み、トランス２０を介して２次直流
電源回路３０へ電力供給する。なお、２は電源スイッ
チ，３はヒューズ，４はノイズフィルターである。
【０００３】トランス２０は、スイッチング素子１２と
直列接続された１次巻線ＣＬ１１と，電圧制御回路１５
の制御電源を生成出力しかつダイオード１４を介して供
給する補助巻線ＣＬ１２と，２次巻線（ＣＬ２１，ＣＬ
２２）とからなる。
直列接続された１次巻線ＣＬ１１と，電圧制御回路１５
の制御電源を生成出力しかつダイオード１４を介して供
給する補助巻線ＣＬ１２と，２次巻線（ＣＬ２１，ＣＬ
２２）とからなる。
【０００４】また、２次直流電源回路３０は、安定化回
路４０Ｐが設けられた電圧安定系３１と、巻線比に応じ
た電圧となる非電圧安定系３５とから形成されている。
電圧安定系３１は、２次巻線の途中（ＣＬ２１）から引
出した電路に接続されたダイオード３２，一対の平滑コ
ンデンサ３３，３４からなる。同様に、非電圧安定系３
５は、２次巻線（ＣＬ２１，ＣＬ２２）の巻終端に接続
されたダイオード３６と一対の平滑コンデンサ３７，３
８とからなる。
路４０Ｐが設けられた電圧安定系３１と、巻線比に応じ
た電圧となる非電圧安定系３５とから形成されている。
電圧安定系３１は、２次巻線の途中（ＣＬ２１）から引
出した電路に接続されたダイオード３２，一対の平滑コ
ンデンサ３３，３４からなる。同様に、非電圧安定系３
５は、２次巻線（ＣＬ２１，ＣＬ２２）の巻終端に接続
されたダイオード３６と一対の平滑コンデンサ３７，３
８とからなる。
【０００５】安定化回路４０Ｐは、電圧安定系３１の電
圧が設定電圧以上となると、電圧検出信号をフォトカプ
ラ４５を介して１次側の電圧制御回路１５へフィードバ
ックし、スイッチング素子１２をＯＦＦさせて２次直流
電圧回路３０（３１，３５）への電力供給を止めつつ電
圧安定系３１の電圧を安定化する。また、過電圧検出回
路５０Ｐは、電圧安定系３１または非電圧安定系３５の
電圧が設定過電圧以上となると、過電圧検出信号をフォ
トカプラ５５を介して１次側の電圧制御回路１５へフィ
ードバックする。この場合も、スイッチング素子１２は
強制してＯＦＦされる。したがって、２次直流電源回路
３０（３１，３５）を過電圧から保護できる。
圧が設定電圧以上となると、電圧検出信号をフォトカプ
ラ４５を介して１次側の電圧制御回路１５へフィードバ
ックし、スイッチング素子１２をＯＦＦさせて２次直流
電圧回路３０（３１，３５）への電力供給を止めつつ電
圧安定系３１の電圧を安定化する。また、過電圧検出回
路５０Ｐは、電圧安定系３１または非電圧安定系３５の
電圧が設定過電圧以上となると、過電圧検出信号をフォ
トカプラ５５を介して１次側の電圧制御回路１５へフィ
ードバックする。この場合も、スイッチング素子１２は
強制してＯＦＦされる。したがって、２次直流電源回路
３０（３１，３５）を過電圧から保護できる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるトラ
ンス結合型スイッチング電源装置（１０，２０，３０）
も例外でなく、小型・軽量化，コスト低減が一段と強く
求められている。かくして、構成要素を１つでも除去で
きるなら、その構成要素自体の削減，回路の簡素化，配
線の削減，筐体の小型化，筐体内レイアウトの自由度拡
大，電源容量の小型化等による総和として大幅なコスト
低減と小型・軽量化を達成できる筈である。
ンス結合型スイッチング電源装置（１０，２０，３０）
も例外でなく、小型・軽量化，コスト低減が一段と強く
求められている。かくして、構成要素を１つでも除去で
きるなら、その構成要素自体の削減，回路の簡素化，配
線の削減，筐体の小型化，筐体内レイアウトの自由度拡
大，電源容量の小型化等による総和として大幅なコスト
低減と小型・軽量化を達成できる筈である。
【０００７】本発明は、小型・軽量で低コストのトラン
ス結合型スイッチング電源装置を提供することにある。
ス結合型スイッチング電源装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係るトランス結
合型スイッチング電源装置は、スイッチング素子と電圧
制御回路とを有する１次直流電源回路と、安定化回路を
設けた電圧安定系と非電圧安定系とを有しかつ各系に接
続された過電圧検出回路を有する２次直流電源回路と、
をトランスを介して結合接続してなるトランス結合型ス
イッチング電源装置において、前記安定化回路を、前記
電圧安定系の電圧を検出する分圧抵抗回路と，この分圧
抵抗回路の抵抗間電圧が設定検出電圧値以上となったと
きに受光器が前記電圧制御回路に接続されたフォトカプ
ラの発光器を点灯させる電圧制御用素子とから形成し、
かつ前記過電圧検出回路を、前記電圧安定系の過電圧を
検出する安定系過電圧検出素子と，前記非電圧安定系の
過電圧を検出する非安定系過電圧検出素子と，これら両
過電圧検出素子と該分圧抵抗回路を形成する抵抗間とを
結ぶ電路中に接続された誤動作防止用ダイオードおよび
電流制限抵抗とから形成した、ことを特徴とする。
合型スイッチング電源装置は、スイッチング素子と電圧
制御回路とを有する１次直流電源回路と、安定化回路を
設けた電圧安定系と非電圧安定系とを有しかつ各系に接
続された過電圧検出回路を有する２次直流電源回路と、
をトランスを介して結合接続してなるトランス結合型ス
イッチング電源装置において、前記安定化回路を、前記
電圧安定系の電圧を検出する分圧抵抗回路と，この分圧
抵抗回路の抵抗間電圧が設定検出電圧値以上となったと
きに受光器が前記電圧制御回路に接続されたフォトカプ
ラの発光器を点灯させる電圧制御用素子とから形成し、
かつ前記過電圧検出回路を、前記電圧安定系の過電圧を
検出する安定系過電圧検出素子と，前記非電圧安定系の
過電圧を検出する非安定系過電圧検出素子と，これら両
過電圧検出素子と該分圧抵抗回路を形成する抵抗間とを
結ぶ電路中に接続された誤動作防止用ダイオードおよび
電流制限抵抗とから形成した、ことを特徴とする。
【０００９】
【作用】上記構成による本発明では、２次直流電源回路
の電圧安定系の電圧が設定電圧値以上となると分圧抵抗
回路の抵抗間電圧が設定検出電圧値以上となる。する
と、電圧制御用素子が働き、フォトカプラをＯＮさせて
電圧検出信号を１次直流電源回路側の電圧制御回路へフ
ィードバックする。したがって、スイッチング素子がＯ
ＦＦされる。かくして、２次直流電源電圧が安定化され
る。
の電圧安定系の電圧が設定電圧値以上となると分圧抵抗
回路の抵抗間電圧が設定検出電圧値以上となる。する
と、電圧制御用素子が働き、フォトカプラをＯＮさせて
電圧検出信号を１次直流電源回路側の電圧制御回路へフ
ィードバックする。したがって、スイッチング素子がＯ
ＦＦされる。かくして、２次直流電源電圧が安定化され
る。
【００１０】ここに、１次側交流電源の電圧変動等によ
って、２次直流電源回路の電圧安定系あるいは非電圧安
定系の電圧が設定過電圧以上となると、過電圧検出回路
を形成する安定系過電圧検出素子あるいは非安定系過電
圧検出素子が過電圧を検出する。すると、安定化回路を
形成する分圧抵抗回路の抵抗間電圧が上記設定検出電圧
値以上となる。したがって、この場合もフォトカプラが
ＯＮとなりスイッチング素子をＯＦＦさせて２次直流電
源回路側への電力供給を遮断できるから、２次側の過電
圧を防止できる。
って、２次直流電源回路の電圧安定系あるいは非電圧安
定系の電圧が設定過電圧以上となると、過電圧検出回路
を形成する安定系過電圧検出素子あるいは非安定系過電
圧検出素子が過電圧を検出する。すると、安定化回路を
形成する分圧抵抗回路の抵抗間電圧が上記設定検出電圧
値以上となる。したがって、この場合もフォトカプラが
ＯＮとなりスイッチング素子をＯＦＦさせて２次直流電
源回路側への電力供給を遮断できるから、２次側の過電
圧を防止できる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本トランス結合型スイッチング電源装置は、図１
に示す如く、基本的構成が従来例（図３）と同一とさ
れ、かつ２次直流電源回路３０（３１，３５）側の安定
化回路４０と過電圧検出回路５０とを一体的に形成し、
電圧検出信号と過電圧検出信号とを同一のフォトカプラ
４５を介して１次直流電源回路１０側の電圧制御回路１
５へフィードバックする構成とされ、全体を小型・軽量
化で低コストに形成してある。
する。本トランス結合型スイッチング電源装置は、図１
に示す如く、基本的構成が従来例（図３）と同一とさ
れ、かつ２次直流電源回路３０（３１，３５）側の安定
化回路４０と過電圧検出回路５０とを一体的に形成し、
電圧検出信号と過電圧検出信号とを同一のフォトカプラ
４５を介して１次直流電源回路１０側の電圧制御回路１
５へフィードバックする構成とされ、全体を小型・軽量
化で低コストに形成してある。
【００１２】１次直流電源回路１０のスイッチング素子
１２には、過電流保護抵抗１６が設けられ、このスイッ
チング素子１２に流れる電流が過電流となると、電圧制
御回路１５を介してスイッチング素子をＯＦＦするもの
とされている。したがって、１次直流電源回路１０側を
過電流から保護できるとともに、結果として２次直流電
源回路３０（３１，３５）の過電圧も防止できる。
１２には、過電流保護抵抗１６が設けられ、このスイッ
チング素子１２に流れる電流が過電流となると、電圧制
御回路１５を介してスイッチング素子をＯＦＦするもの
とされている。したがって、１次直流電源回路１０側を
過電流から保護できるとともに、結果として２次直流電
源回路３０（３１，３５）の過電圧も防止できる。
【００１３】この１次直流電源回路１０の他の構成・機
能およびトランス２０，２次直流電源回路３０の構成・
機能については、従来例（図３）の場合と同様につき、
重複説明はしない。
能およびトランス２０，２次直流電源回路３０の構成・
機能については、従来例（図３）の場合と同様につき、
重複説明はしない。
【００１４】さて、２次直流電源回路３０側の安定化回
路４０と過電圧検出回路５０とは、図２に示す如く一体
的に形成されている。図２に示す各端子部Ｔ３１，Ｔ３
２，Ｔ３５，Ｔ３６は、図１に示す各端子部Ｔ３１，Ｔ
３２，Ｔ３５，Ｔ３６と同一である。
路４０と過電圧検出回路５０とは、図２に示す如く一体
的に形成されている。図２に示す各端子部Ｔ３１，Ｔ３
２，Ｔ３５，Ｔ３６は、図１に示す各端子部Ｔ３１，Ｔ
３２，Ｔ３５，Ｔ３６と同一である。
【００１５】図２において、安定化回路５０は、低電位
（例えば、ＤＣ５Ｖ）の電圧安定系（ＯＵＴ１〜ＧＮ
Ｄ）３１に接続された抵抗Ｒ１とＲ２とからなる分圧抵
抗回路４２と、高電位（例えば、ＤＣ２４Ｖ）の非電圧
安定系（ＯＵＴ２〜ＧＮＤ）３５にフォトカプラ４５
（発光体４５ｄ）と直列接続された電圧制御用素子（シ
ャントレギュレータ４１）とから形成されている。な
お、抵抗Ｒ４５，Ｒ４６とコンデンサＣ４５は、１次側
との位相合わせのために設けられている。
（例えば、ＤＣ５Ｖ）の電圧安定系（ＯＵＴ１〜ＧＮ
Ｄ）３１に接続された抵抗Ｒ１とＲ２とからなる分圧抵
抗回路４２と、高電位（例えば、ＤＣ２４Ｖ）の非電圧
安定系（ＯＵＴ２〜ＧＮＤ）３５にフォトカプラ４５
（発光体４５ｄ）と直列接続された電圧制御用素子（シ
ャントレギュレータ４１）とから形成されている。な
お、抵抗Ｒ４５，Ｒ４６とコンデンサＣ４５は、１次側
との位相合わせのために設けられている。
【００１６】したがって、出力ＯＵＴ１に接続された負
荷１００の減少変動等によって電圧安定系３１の直流電
圧が上昇すると、抵抗Ｒ１，Ｒ２間の端子部Ｔ１２にお
ける電圧Ｖ１２が設定電圧値以上となる。すると、シャ
ントレギュレータ４１が駆動され、フォトカプラ４５を
ＯＮとする。つまり、発光体４５ｄを点灯させ受光体４
５ｆから１次側の電圧制御回路１５に電圧検出信号をフ
ィードバックする。
荷１００の減少変動等によって電圧安定系３１の直流電
圧が上昇すると、抵抗Ｒ１，Ｒ２間の端子部Ｔ１２にお
ける電圧Ｖ１２が設定電圧値以上となる。すると、シャ
ントレギュレータ４１が駆動され、フォトカプラ４５を
ＯＮとする。つまり、発光体４５ｄを点灯させ受光体４
５ｆから１次側の電圧制御回路１５に電圧検出信号をフ
ィードバックする。
【００１７】かくして、電圧制御回路１５がスイッチン
グ素子１２をＯＦＦさせるから、トランス２０を介して
１次側（１０）から２次側（３０）へ供給される電力は
遮断される。これにより電圧安定系３１の電圧が訂容範
囲内に下降すると、シャントレギュレータ４１がＯＦＦ
となるので電圧制御回路１５は再びスイッチング素子１
２をＯＮする。よって、電圧安定系３１の直流電圧を安
定化できる。
グ素子１２をＯＦＦさせるから、トランス２０を介して
１次側（１０）から２次側（３０）へ供給される電力は
遮断される。これにより電圧安定系３１の電圧が訂容範
囲内に下降すると、シャントレギュレータ４１がＯＦＦ
となるので電圧制御回路１５は再びスイッチング素子１
２をＯＮする。よって、電圧安定系３１の直流電圧を安
定化できる。
【００１８】次に、過電圧検出回路は、図２に示す如
く、電圧安定系３１の過電圧を検出する安定系過電圧検
出素子（ツェナーダイオード）５１と，電圧非安定系３
５の過電圧を検出する非安定系過電圧検出素子（ツェナ
ーダイオード）５２とを並列として電流制限用抵抗５４
と誤動作防止用ダイオード５５を介して前記抵抗Ｒ１，
Ｒ２間の端子部Ｔ１２に接続した構成とされている。な
お、電圧安定系３１が低電位側のため、安定系過電流検
出素子５１には、逆流防止用のダイオード５３が直列接
続されている。
く、電圧安定系３１の過電圧を検出する安定系過電圧検
出素子（ツェナーダイオード）５１と，電圧非安定系３
５の過電圧を検出する非安定系過電圧検出素子（ツェナ
ーダイオード）５２とを並列として電流制限用抵抗５４
と誤動作防止用ダイオード５５を介して前記抵抗Ｒ１，
Ｒ２間の端子部Ｔ１２に接続した構成とされている。な
お、電圧安定系３１が低電位側のため、安定系過電流検
出素子５１には、逆流防止用のダイオード５３が直列接
続されている。
【００１９】ここに、電流制限用抵抗５４の抵抗値は、
安定系過電圧検出素子５１および非安定系過電圧検出素
子５２の一方または双方が過電圧検出（ＯＮ）した場合
に、抵抗Ｒ１，Ｒ２間の端子部Ｔ１２の電圧が、安定化
回路４０（Ｒ１，Ｒ２）の設定電圧値以上となるように
予め選択してある。
安定系過電圧検出素子５１および非安定系過電圧検出素
子５２の一方または双方が過電圧検出（ＯＮ）した場合
に、抵抗Ｒ１，Ｒ２間の端子部Ｔ１２の電圧が、安定化
回路４０（Ｒ１，Ｒ２）の設定電圧値以上となるように
予め選択してある。
【００２０】かかる構成の実施例によれば、安定化回路
４０による電圧検出信号も、過電圧検出回路５０による
過電圧検出信号も同一のフォトカプラ４５を介して１次
側の制御電圧回路１５にフィードバックできる。したが
って、２次直流電源回路３０の電圧安定系３１の直流電
圧安定化と、各系３１，３５の過電圧防止とをともに保
障でき、かつ全体の小型・軽量化とコスト低減を図れ
る。
４０による電圧検出信号も、過電圧検出回路５０による
過電圧検出信号も同一のフォトカプラ４５を介して１次
側の制御電圧回路１５にフィードバックできる。したが
って、２次直流電源回路３０の電圧安定系３１の直流電
圧安定化と、各系３１，３５の過電圧防止とをともに保
障でき、かつ全体の小型・軽量化とコスト低減を図れ
る。
【００２１】しかして、この実施例によれば、２次直流
電源回路３０（３１，３５）側の分圧抵抗回路４２，電
圧制御用素子（４１）からなる安定化回路４０と、安定
系過電圧検出素子５１，非安定系過電圧検出素子５２か
らなる過電圧検出回路５０とを電流制限用抵抗５４およ
び誤動作防止用ダイオード５５を介して一体的に形成
し、電圧検出信号と過電圧検出信号とを同一のフォトカ
プラ４５を介して１次直流電源回路１０側の電圧制御回
路１５へフィードバックする構成とされているので、従
来例（図３）の場合に比較して大幅なコスト低減および
小型・軽量化を達成できる。
電源回路３０（３１，３５）側の分圧抵抗回路４２，電
圧制御用素子（４１）からなる安定化回路４０と、安定
系過電圧検出素子５１，非安定系過電圧検出素子５２か
らなる過電圧検出回路５０とを電流制限用抵抗５４およ
び誤動作防止用ダイオード５５を介して一体的に形成
し、電圧検出信号と過電圧検出信号とを同一のフォトカ
プラ４５を介して１次直流電源回路１０側の電圧制御回
路１５へフィードバックする構成とされているので、従
来例（図３）の場合に比較して大幅なコスト低減および
小型・軽量化を達成できる。
【００２２】また、スイッチング素子１２に過電流保護
抵抗１６が直列接続されかつこれが過電流を検出すると
電圧制御回路１５がスイッチング素子１２をＯＦＦする
ものとされているので、１次直流電源回路１０を過電流
から保護できるとともに、結果として２次直流電源回路
３０の過電圧も防止できる。
抵抗１６が直列接続されかつこれが過電流を検出すると
電圧制御回路１５がスイッチング素子１２をＯＦＦする
ものとされているので、１次直流電源回路１０を過電流
から保護できるとともに、結果として２次直流電源回路
３０の過電圧も防止できる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、２次直流電源回路側の
分圧抵抗回路，電圧制御用素子からなる安定化回路と、
安定系過電圧検出素子，非安定系過電圧検出素子からな
る過電圧検出回路とを電流制限用抵抗および誤動作防止
用ダイオードを介して一体的に形成し、電圧検出信号と
過電圧検出信号とを同一のフォトカプラを介して１次直
流電源回路側の電圧制御回路へフィードバックする構成
とされているので、従来例の場合に比較して大幅なコス
ト低減および小型・軽量化を達成できる。
分圧抵抗回路，電圧制御用素子からなる安定化回路と、
安定系過電圧検出素子，非安定系過電圧検出素子からな
る過電圧検出回路とを電流制限用抵抗および誤動作防止
用ダイオードを介して一体的に形成し、電圧検出信号と
過電圧検出信号とを同一のフォトカプラを介して１次直
流電源回路側の電圧制御回路へフィードバックする構成
とされているので、従来例の場合に比較して大幅なコス
ト低減および小型・軽量化を達成できる。
【図１】本発明の実施例を示す回路図である。
【図２】同じく、一体型の安定化回路と過電圧検出回路
とを説明するための回路図である。
とを説明するための回路図である。
【図３】従来例を説明するための図である。
１ 交流電源 ２ 電源スイッチ ３ ヒューズ ４ ノイズフィルタ １０ １次直流電源回路 １１ 整流回路 １２ スイッチング素子 １３ 平滑コンデンサ １４ ダイオード １５ 電圧制御回路 １６ 過電流保護用抵抗 ２０ トランス ＣＬ１１ １次巻線 ＣＬ１２ 補助巻線 ＣＬ２１，ＣＬ２２ ２次巻線 ３０ ２次直流電源回路 ３１ 電圧安定系 ３２ ダイオード ３３，３４ 平滑コンデンサ ３５ 電圧非安定系 ３６ ダイオード ３７，３８ 平滑コンデンサ ４０ 安定化回路 ４１ ツェナーダイオード（電圧制御用素子） ４２ 分圧抵抗回路 Ｒ１，Ｒ２ 抵抗 ４５ フォトカプラ ４５ｄ 発光器 ４５ｆ 受光器 ５０ 過電圧検出回路 ５１ 安定系過電圧検出素子 ５２ 非安定系過電圧検出素子 ５３ ダイオード ５４ 電流制限用抵抗 ５５ 誤動作防止用ダイオード １００ 負荷
Claims (1)
- 【請求項１】 スイッチング素子と電圧制御回路とを有
する１次直流電源回路と、安定化回路を設けた電圧安定
系と非電圧安定系とを有しかつ各系に接続された過電圧
検出回路を有する２次直流電源回路と、をトランスを介
して結合接続してなるトランス結合型スイッチング電源
装置において、 前記安定化回路を、前記電圧安定系の電圧を検出する分
圧抵抗回路と，この分圧抵抗回路の抵抗間電圧が設定検
出電圧値以上となったときに受光器が前記電圧制御回路
に接続されたフォトカプラの発光器を点灯させる電圧制
御用素子とから形成し、かつ前記過電圧検出回路を、前
記電圧安定系の過電圧を検出する安定系過電圧検出素子
と，前記非電圧安定系の過電圧を検出する非安定系過電
圧検出素子と，これら両過電圧検出素子と該分圧抵抗回
路を形成する抵抗間とを結ぶ電路中に接続された誤動作
防止用ダイオードおよび電流制限抵抗とから形成した、
ことを特徴とするトランス結合型スイッチング電源装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20504093A JPH0759339A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | トランス結合型スイッチング電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP20504093A JPH0759339A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | トランス結合型スイッチング電源装置 |
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| JPH0759339A true JPH0759339A (ja) | 1995-03-03 |
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ID=16500456
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP20504093A Pending JPH0759339A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | トランス結合型スイッチング電源装置 |
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Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003009383A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-10 | Nichicon Corp | 電源装置 |
| US7215517B2 (en) | 2002-05-08 | 2007-05-08 | Seiko Epson Corporation | Constant-voltage switching power supply provided with overvoltage output protecting circuit, and electronic apparatus provided with overvoltage protecting circuit |
| CN102794546A (zh) * | 2012-07-12 | 2012-11-28 | 青州泰联电气有限公司 | 一种气保焊机用控制电路 |
| JP2016163438A (ja) * | 2015-03-02 | 2016-09-05 | 富士電機株式会社 | スイッチング電源装置 |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP20504093A patent/JPH0759339A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003009383A (ja) * | 2001-06-19 | 2003-01-10 | Nichicon Corp | 電源装置 |
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| CN102794546B (zh) * | 2012-07-12 | 2014-12-10 | 青州泰联电气有限公司 | 一种气保焊机用控制电路 |
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| US10291133B2 (en) | 2015-03-02 | 2019-05-14 | Fuji Electric Co., Ltd. | Switching power supply device |
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