JPH0759097A - 多感光領域を有するカラー撮像電荷結合アレイ - Google Patents

多感光領域を有するカラー撮像電荷結合アレイ

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JPH0759097A
JPH0759097A JP6016863A JP1686394A JPH0759097A JP H0759097 A JPH0759097 A JP H0759097A JP 6016863 A JP6016863 A JP 6016863A JP 1686394 A JP1686394 A JP 1686394A JP H0759097 A JPH0759097 A JP H0759097A
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light
color
charge
array
wavelength
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JP6016863A
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David A Mantell
デイビッド・エイ・マンテル
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Xerox Corp
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    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
    • H01L27/14Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
    • H01L27/144Devices controlled by radiation
    • H01L27/146Imager structures
    • H01L27/148Charge coupled imagers
    • H01L27/14868CCD or CID colour imagers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J2219/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J2219/00274Sequential or parallel reactions; Apparatus and devices for combinatorial chemistry or for making arrays; Chemical library technology
    • B01J2219/00277Apparatus
    • B01J2219/00351Means for dispensing and evacuation of reagents
    • B01J2219/00436Maskless processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C40COMBINATORIAL TECHNOLOGY
    • C40BCOMBINATORIAL CHEMISTRY; LIBRARIES, e.g. CHEMICAL LIBRARIES
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    • C40B60/14Apparatus specially adapted for use in combinatorial chemistry or with libraries for creating libraries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フルカラー画像を撮像する多領域構造を有す
る電荷結合アレイ(CCD)の形の感光素子を提供す
る。 【構成】 感光素子は単一結晶構造からなり、構造の異
なる領域は異なる成分からなる。第1の感光領域は所定
の第1の波長範囲内の光の露光に対応してその区域に電
子孔対を生成するようにした第1の材料からなり、第2
の感光領域は第1の波長範囲とは異なる所定の第2の波
長範囲内の光の露光に対応してその区域に電子孔対を生
成するようにした第2の材料からなる。 【効果】 感光素子にあるような結晶構造の成分を結晶
の所望の成分が素子内の所望の位置にあるように結晶成
長過程で正確に制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフルカラー画像を撮像す
る多領域(multiple region) 構造を有する電荷結合アレ
イ(CCD)の形の感光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】電荷結合アレイ(CCD)は一般に、電
荷を選択的にその特定区域(area)に保持する層構造とし
て定義され、その構造自身は荷電区域の形でデータの選
択的な逐次の読取りをするシフトレジスタとしての役割
を果たすことができる。CCD内の離散区域は、電荷を
保持する特定区域では周辺の材料よりも電位が低いので
電荷が蓄積されるようになっている。電荷を直列信号と
して読み出すことが所望される場合、各々の区域の電荷
をその上及びその周辺の電位を適切に変えて電荷がある
区域から次の区域に流れるようにすることで、1つの区
域からその周辺に転送することができる。一般に隣接す
る電極をある期間重複して荷電してアレイに沿った線形
の電極に電荷を加えることで、個々の電荷パケットをC
CDに沿って移動するようにすることができる。離散電
荷パケットを1つの区域から次の区域まで、電荷が直列
信号として読み取られるまで転送するシステムは、いわ
ゆる(colloquially)読取りの「バケットブリゲード」手
法として知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】1つのCCDの特殊な
タイプとして感光ないし「撮像」CCDがあり、そこで
直列信号として読み出すことができる電荷の離散区域
は、光を構造体に画像的に焦点合わせすることによりC
CDに最初に形成される。現在通常に用いられている大
部分のスキャナやファクシミリ装置は単色であって、ハ
ードコピーの原稿上の色を感知せず、大部分の撮像CC
Dは単に暗部と光の階調しか感知しない。カラー走査装
置については、1つの通常の構成は、ハードコピー原稿
と光電検出器の間にいずれかのカラーフィルタを選択的
に入れてハードコピー原稿を各々の時に異なるカラーフ
ィルタで数回、走査し、それにより各々が文書からの1
つのカラーの分解を示す1組のデータの「バッチ」を作
成することである。続いて表示ないし印刷するために、
別々のバッチを重畳してフルカラー文書を再組立する。
別の公知の手法として、一般に並列に互いに近接して配
列した3つの別々の線形アレイを設けることがあり、各
々の別々の線形アレイはそれと関連した小さいカラーフ
ィルタを有する。各々のアレイに関連したカラーフィル
タにも関わらず、各々のそのようなアレイの下方の感光
構造は一般に同じである。このシステムは単に各々の線
形アレイの各々に入る光の性質の制御しか行わない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、所定の第1
の波長範囲内の光に露光される区域に電子孔対を生成す
るようにした材料からなる第1の感光領域と、第1の波
長範囲とは異なる所定の第2の波長範囲内の光に露光さ
れる区域に電子孔対を生成するようにした材料からなる
実質的に第1の感光領域と同一平面上の(co-planar) 第
2の感光領域とを有する結晶構造からなる感光装置を提
供する。
【0005】図において、図1は、本発明により製作し
たCCDを示す模式的な斜視図である。図2は、図1に
示すCCDの線2に沿った矢印の方向の断面立面図であ
る。図3は、図1に示すCCDの線3に沿った矢印の方
向の断面立面図である。図4は、本発明により製作した
CCDにより出力される信号を分類する差別化システム
の部分的な模式ないし平面図である。
【0006】
【実施例】図1に本発明によるフルカラー走査用のCC
Dの形の感光素子を示す。全体的に10の参照数字で示
した感光素子は、単一の結晶構造を持つ部材の形態をし
ている。即ち別々に製作し互いに当接した別々の結晶構
造からなるのとは異なり、感光素子10全体は素子全体
を通して連続した単一の結晶構造から製作している。部
材全体は以下に説明するように単一の結晶構造からでき
ているが、構造の成分は感光素子の異なる部分で異なっ
ている。更に感光素子10はそれ自身、図1に示す装置
の境界を超えて延長するウエハのような大きな部材の一
部とすることができる。
【0007】走査装置に有用にするため、感光素子10
は一般に伸長した形をしており、また一般にその長軸に
沿って感光部分12と不透明部分14に分割している。
感光部分12の上面は、以下に詳細に説明するようにそ
れぞれ青、緑、赤、白(黒画像に対して)の光に対応す
るB、G、R、Kとして示した平行した行の形の任意の
数の領域に分割する。更に光に対して敏感でない不透明
部分14は、機能的にa、b、c、dの行に分割する。
感光部分12と不透明部分14の両方のこの行構成は図
2の断面図で明確に見ることができる。
【0008】感光素子10のB、G、R、K及びa、
b、c、dの各行は、別の次元では、図1で1、2、
3....nと番号付けした画素部分に分割する。それ
らの画素部分は感光素子10の露光からの被走査画像を
画像データに変換する画素に対応する。感光部分12の
行と画素部分の交差により、後に詳細に説明するように
アレイ内の各々の画素に対して感光部分12では4つの
感光場所(各々のカラーに対して1つ)及び対応する不
透明部分14ではシフトレジスタとして作動する4つの
「位置ホルダ」が割り当てられるように個々の感光場所
が形成される。フルワイドの1対1の走査装置でのその
ような画素部分の一般的なスペース配分は、インチ(2
5.4mm)当り200から400画素部分である。し
かし多くの走査装置では縮小レンズを使用しているの
で、画素部分の実際の大きさをインチ当り600から8
00と小さくすることができる。一般に縮小レンズは、
装置上で高い解像度が要求されても絶対条件的に小さい
感光素子を有することはコスト的に有利にすることがで
きるのでCCDと共に使用する。図3の断面図から分か
るようにB、G、R、K及びa、b、c、dの各行に対
する個々の画素部分は各々の行について整列されてい
て、任意の行の画素部分を示すと云うことができる。
【0009】図2及び3の断面図から明確に分かるよう
に、感光部分12の各々の画素部分及び不透明部分14
のa、b、c、dの各々の部分は電極20と結合してい
る。従来技術では、そのような電極20を個々の画素部
分及びCCDのその他の部分に設け、それにより特定部
分を必要に応じていずれの特定の部分への光の透過をも
妨げずに指定することが知られている。(しかし図示し
た実施例では、不透明部分14は光を受けることを意図
しておらず、従ってその上で光の透過を可能にする備え
は必要ではない)。それらの様々な電極20は当業者に
は公知の手法で選択的に指定され、それにより感光素子
10の様々な部分内の電荷パケットを所望により特定の
電極20と結合したある区域から隣接した電極20と結
合した区域に移動するようにすることができる。
【0010】特にハードコピー文書の原稿を走査する過
程で起こるような画像的な形で感光素子10を露光する
と、画像「スライス」が感光素子10の感光部分12上
に焦点合わせされ、異なる画素部分の感光場所は画像及
び特定の画素部分の配置によって異なる色の異なる強度
の光を受ける。フルカラーの原稿については、各々の画
素部分1、2、3....n内で、異なるカラー部分
B、G、R、Kが画素部分1、2、3....nの各々
の列と関連した特定画素の特定成分カラー(それぞれ
青、緑、赤、白)にそれぞれ敏感となる。従って最端部
の画素1については、ハードコピー・原稿に例えば紫区
域があると、その画素区域の原稿の実際の色合いに依存
して各々の範囲で画素部分1の青及び赤部分で電荷活動
を生じる。(ここでフルカラー走査システムで一般的な
ように原色を用いているが、システムは所望によりどの
様な種類の色分解に対しても設計することができる。K
ゾーンの電荷パケットは白い光に関係し、画像処理シス
テムで所望によりこの「グレー」信号を利用することが
できる。)
【0011】感光撮像CCDその他の感光素子では、光
と結合したエネルギーは特定量の電子孔対を形成する作
用をする。それらの形成された対の孔の電子ないし孔を
保持することで構造の感光領域に「電荷パケット」を形
成することができる。従ってCCD10の多領域構造体
内で個々の原色を感知する対応領域を露光すると、個々
の原色が特定画素の光に存在する程度まで付勢される
(即ち特定の大きさの電荷の電荷パケットが形成され
る)。
【0012】完全な画像を形成する一連のライン画像の
1つをスキャナ内のCCDの線形アレイ上に露光するサ
イクルの一部としてCCDを露光すると、CCDの感光
量域内の電荷値が公知の「バケットブリゲード」の形で
読み取られ、CCDの終端に一連の信号を形成する読取
りステップが始まる。本発明の実施例では、各々の画素
部分内の各々のカラーに対するデータの読取り過程は、
2つの部分に分かれている。第1に各々の画素部分内の
各々のカラーに対する個々の電荷パケットをまず感光素
子10の不透明部分14にシフトする。従ってその画素
部分と結合した電極に適切な電荷を適切な量の時間加え
ることで、B、G、R、K行内の感光場所上に露光によ
り形成される電荷パケットは、それぞれa、b、c、d
にシフトされる。このようにして4つの可能な電荷パケ
ット(その時その特定画素部分には4つのカラーの各々
に対して入力があると想定して)は、不透明部分に順次
にシフトされる。各々の画素部分について感光部分12
から不透明部分14への電荷パケットの縮小移動は事実
上、感光部分12を「クリア」して、先の露光での画素
部分に付いての画像データがその画素部分の不透明部分
14に一時的に格納される間、感光部分12の別の露光
サイクルを始めることができる。
【0013】読取り過程の第2の部分では、不透明部分
14のa、b、c、dの行内の電荷パケットを行にわた
って平行なストリームで順次に読み取る。即ちa行内の
電荷パケットを感光素子10にわたって画素部分1から
2、3などへとCCD「バケットブリゲード」の形で移
動する。適切な電荷を不透明部分14の部分と結合した
電極20に適切に加えることにより誘起されるこの順次
読取りは、従来のCCDシフトレジスタでよく知られて
いる。画像データと結合した電荷パケットが平行ストリ
ームで送り出されると、感光素子10の読取りエンドで
は(個々の電荷パケットの大きさに基づいて)一連の電
荷値が形成され、各々のストリームが1つのカラーない
し白/黒を示す画像データの平行な連続したストリーム
を形成する。このように本発明の実施例の2つに分かれ
た読取り過程は、最初に全ての電荷パケットを不透明部
分14にシフトして感光部分12をクリアにし、次に電
荷パケットを不透明部分の終端から順次にダウンロード
する。
【0014】もちろん感光部分12のB、G、R、Kの
行内の感光場所からより簡単な読取りとして、列にわた
る逐次読取りを感光部分12の各々の行ないし画素部分
の終端から直接行うことができる。
【0015】例示した実施例で、一連の電極20を外部
回路(図示せず)に接続して適当な電圧をアレイの離散
区域に加えることができ、それにより電極は必要に応じ
てアレイにわたって電荷パケットを様々な方向にシフト
することができる。本発明の多色CCDの場合、感光素
子の画素部分の各々の列1、2、3....nは独立し
たCCDとして作用し、その読取りステップから、各々
のデータストリームが画素の行の1つのカラーを示す平
行データストリームが生じる。このバケットブリゲード
手法では一般に、与えられた画素の一方に対する電位を
減少させることによりCCDの1つの特定の画素部分の
電荷パケットが1画素の長さだけ移動するシーケンスで
一連の電位を電極20に印加する。この過程は従来技術
で知られているように、各々の画素と結合した離散電荷
パケットの形の画像データの全てがCCDの終端で読み
取られるまで繰り返される。
【0016】単一結晶構造の感光素子10のような感光
素子を構成する際に明白な問題は、光の特定波長を固有
に感知する個々の部分を感光部分12に設けることであ
る。特定波長範囲を固有に感知する素子の特定領域を有
することで、ガラスないしプラスチックのいずれかの種
類のカラーフィルタを用意する通常の必要性を避けるこ
とができる。そのようなフィルタを回避できることで感
度が増大し、それによりそのような走査装置の可能な速
度を増大できる。本発明では、構造体は部材全体では連
続しているが、部材の様々な領域の構成の成分は多少異
なる単一の結晶構造を設ける。特定の結晶成分は特定の
波長範囲の光に露光すると電荷パケットを形成できるこ
とが知られている。
【0017】特定の所望の原色を感知する領域の所望の
構造体を形成するには、(Alx Ga1-x y In1-y
Asのような多くの可能な直接バンドギャップ材料があ
る。またAlx Ga1-x Asの整然とした結晶のような
間接ギャップ材料を感光領域に使用することができる。
この整然とした結晶構造で(xとして与えられる)アル
ミニウムとガリウムの比率は、与えられた領域の所望の
波長と関連した特定エネルギーに対する感度に対して変
えることができる。材料の直接ギャップ以上のエネルギ
ーに対しては大きな吸収の増大があるので、間接ギャッ
プ材料を使用することができる。直接ギャップ以下の小
量の吸収は、信号が読み取られ、デジタル形式に変換さ
れると補正することができる。それらの材料で与えられ
た成分は、一方のエンドのみで制限された範囲で特定波
長及びそれ以下の短い波長を一般に感知する。従って特
定の波長の集合の吸収のための構造体を準備する際、以
下に詳細に述べるように一般に2つのエンドで制限され
た波長範囲の光を示す信号を分類するために差別化手段
が必要となる。
【0018】以下の表は、所望の波長感度についてアル
ミニウムのガリウムに対する最良の知られた比率を示
す。
【0019】図1〜3に示すような本発明の4色の実施
例では、各々のK、R、G、B部分の成分の1つの可能
な構成として次のようになる。即ち白色光(全可視スペ
クトル)を感知するK領域については値x=0.3とな
り、(赤及び緑や青のようなその他の全ての短い波長を
感知する)R部分についてはx=0.45となり、(緑
及び全ての短い波長、特に青を感知する)G部分につい
てはx=0.75となり、(青と可視スペクトルの全て
の短い波長を感知する)B領域についてはx=0.85
となる。もちろん検出する正確な所望の色に関する各々
の部分の正確な成分は、特定の装置の設計上の選択問題
となる。上述したように、本発明の実施例の結晶構造の
性質により特定の領域は特定の色とそれ以下の全ての短
い波長を感知するので、出力信号がカラースペクトルの
特定の二重に制限された範囲に関係するように感光素子
10の様々な領域と結合した信号を分離する手段が一般
に必要とされる。
【0020】感光素子10の不透明部分14は露光する
ことを意図していないが、感光部分12と同一の結晶構
造から形成することが望ましい。不透明部分14の成分
は電荷パケットがそれを制御可能な形で通過できるもの
で、例示した実施例でもxの値は電荷パケットの通過を
最適化するように選択すべきである。
【0021】図4は、感光部分12の各々の行から転送
された不透明部分14の異なる行と結合した電荷パケッ
トを分類して二重に制限された波長範囲と関係する信号
を生み出す差別化手段の基本の部分的な概略図である。
この実施例ではB、G、R、K行で形成された電荷パケ
ットがそれぞれ不透明部分14のa、b、c、d行に順
次に転送されると想定すると、様々な感光領域の波長感
度の累積的な性質故に、G行から転送されたb行内の電
荷パケットは緑波長より短い光の量、特に青の光の量に
関連づけられることが分かる。従ってb行内の電荷パケ
ットは緑の光に加えて青の光を示す。同様にR行から転
送されたc行内の電荷パケットは赤の波長及びそれ以下
の実際上赤プラス緑、青の光により形成される。元々B
行からのa行の電荷パケットはこの例では、青がシステ
ムが感知する最短波長光であるので主に青となる。更に
黒ないし白のK行から転送されたd行の電荷パケット
は、全可視スペクトルからの光の作用により形成され
る。
【0022】青の光に専ら関係するa行の電荷パケット
及び光の実際の色は大部分実態がないd行の電荷パケッ
トは、その行に関心のない光に関係した電荷を含まない
ので、d及びa行の電荷パケットは直接(一般にデジタ
ルの)信号に変換して画像処理システムで使用すること
ができる。しかしc、b行の電荷パケットは、それぞれ
赤と緑の光に関係する電荷パケットに加えて、その他の
色に関係する電荷パケットを含んでいる。b、c行の余
分な色に関係した電荷は実際上、関心のある色に関係し
た電荷量だけを残して分離する必要がある。この分離を
行うため、30及び32として示した増幅器などの差別
化手段を使用する。図示された緑の光の信号に対する増
幅器の場合、緑と青の光を示すb行からの電荷パケット
は、青の光に関係した電荷のみそれから差し引かれてお
り、それは同一画素についてa行の電荷により判定する
ことができる。従って(G+B)−(B)=Gの減算が
行われる。同様にc行内の電荷は緑プラスb行からの青
の電荷をそれから差し引くことができ、(R+G+B)
−(G+B)=Rの減算が行われる。この減算は演算増
幅器ないしデジタルシステムなどの従来技術で公知の電
子手段により行うことができる。
【0023】本発明の感光素子の1つの主要な利点は感
光素子と組み合わせて例えば透明プラスチックないしガ
ラスの追加の光フィルタを装備する必要性をなくするこ
とであることを上記に述べたが、装置の設計上の便宜の
ためにそのような光フィルタを使用することも可能であ
る。光フィルタを感光素子10の様々な感光領域と組合
せて用いることでシステムのカラーの明瞭さを「精細に
調整」することができ、あるいは図4に示す差別化手段
の必要性をなくすことができる。光フィルタは直接ない
し近接して感光素子10の個々の波長を感知する領域に
適用することができ、あるいは代わりに例えば多通路走
査システムで、感光素子10とハードコピーの原稿の間
に必要に応じて複数のそのようなフィルタの1つを配置
する走査手段で配備することができる。
【0024】現在、部材は全体として一貫した結晶構造
を維持しながらも部材の主要表面の特定領域は特定の成
分で設けることができる単一結晶構造を有する単一部材
を形成する少なくとも1つの手法が従来技術で知られて
いる。この金属有機分子ビームエピタキシないしMOM
BEとして知られる好ましい手法は、トクミツらにより
「光金属有機分子ビーム・エピタキシ(A New Epitaxial
Growth Technique)」「真空科学技術(the journal of
Vacuum Science and Technology)」7巻3号、1989
年3/6月、pp.706−709に記述されている。
【0025】要約するとこの手法では、金属有機化合物
ないし水素化物反応体ガスを超高真空チャンバに導入し
て結晶基板に向けて導く。金属有機化合物は粘性流条件
に対して分子ビームとして導入する。このビーム性によ
り、シャッタを用いて反応体ガスの分子ビームを急にオ
ン、オフすることができる。本発明に対して最も有用な
のは、MOMBE手法により、GaAsP及びInGa
AsP等の2つ以上のV属元素を有する三元合金、四元
合金を再現可能に成長できることが分かったことであ
る。更に光化学反応過程をMOMBEと組み合わせて超
格子構造を作成できる。そのような超格子構造の作成
は、シャッタを操作する代わりにその過程中にレーザの
照射をオン、オフすることで達成することができること
が考えられた。代わりにIII 属ないしV属化合物の1つ
を金属有機源(metalorganic source)を用いて提供で
き、その他の全ての種は固体分子ビーム・エピタキシ源
を用いて提供できる。このようにしてレーザ強度量によ
り分解速度と1つだけの種の組合せを制御できる。レー
ザ照射で成長した合金成分はレーザ照射なしで成長した
ものとは異なるが、この手法を通して合金の成分をレー
ザ照射により制御できる。成長する膜の表面にわたって
様々な強度のレーザ照射を適用することで、成分を区域
選択的に制御できる。従ってそれらの手法を用いて感光
素子10にあるような結晶構造の成分を結晶の所望の成
分が素子内の所望の位置にあるように結晶成長過程で正
確に制御できる。本発明の実施例に特に関連して、トク
ミツらは709でMOMBE手法を用いてAlx Ga
1-x As結晶の成分を制御できることを述べている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により製作したCCDを示す模式的な
斜視図である。
【図2】 図1に示すCCDの線2に沿った矢印の方向
の断面立面図である。
【図3】 図1に示すCCDの線3に沿った矢印の方向
の断面立面図である。
【図4】 本発明により製作したCCDにより出力され
る信号を分類する差別化システムの部分的な模式ないし
平面図である。
【符号の説明】
10 感光素子、12 感光部分、16 不透明部分、
20 電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次のものを含む、結晶構造を有する感光
    装置:予め定められた第1の波長範囲内の光の露光に対
    応してその区域に電子孔対を生成するようにした第1の
    材料を含む第1の感光領域と、 第1の波長範囲とは異なる予め定められた第2の波長範
    囲内の光の露光に対応してその区域に電子孔対を生成す
    るようにした第2の材料を含む、実質的に前記第1の感
    光領域と同一平面上の第2の感光領域。
JP6016863A 1993-02-17 1994-02-10 多感光領域を有するカラー撮像電荷結合アレイ Pending JPH0759097A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US018587 1993-02-17
US08/018,587 US5378916A (en) 1993-02-17 1993-02-17 Color imaging charge-coupled array with multiple photosensitive regions

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0759097A true JPH0759097A (ja) 1995-03-03

Family

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