JPH0758607A - パルス出力回路 - Google Patents

パルス出力回路

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JPH0758607A
JPH0758607A JP20329193A JP20329193A JPH0758607A JP H0758607 A JPH0758607 A JP H0758607A JP 20329193 A JP20329193 A JP 20329193A JP 20329193 A JP20329193 A JP 20329193A JP H0758607 A JPH0758607 A JP H0758607A
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circuit
output
pulse width
output signal
edge
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JP20329193A
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Inventor
Kengo Azuma
憲吾 東
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力端子に存在する負荷の変動が生じても、
出力信号に一定のパルス幅を保証できるパルス出力回路
を提供する。 【構成】 11Aはローレベル“L”のパルス幅保証回
路、12Aは立ち下がりエッジ検出回路である。出力信
号Soutをインバータ15Aに帰還し、検出回路12A
で入力信号Sinと比較する。出力信号Soutの立ち下が
り遅延が入力信号Sinの半パルス以下のときは、パルス
幅保証回路11Aでは通常経路Lnを選択し、出力信号
Soutへのパルス幅の追加補正はしない。立ち下がり遅
延が半パルスより大きいときは、制御信号S1fで所定期
間補正経路Lcを選択し、出力信号Soutにローレベル
“L”のパルス幅を追加補正する。負荷Cの増加によっ
て出力信号Soutの立ち下がり遅延が増加しても、出力
信号には入力信号Sinの半パルス以上のパルス幅を保証
することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、入力信号を基準とし
て一定のパルス幅を持った出力信号を発生するパルス出
力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパルス出力回路の出力信号は出力
端子に接続されている負荷の増大に伴い遅延が生じた場
合でも、その遅延を検出する機能を有しておらず、次段
回路に伝達された際、回路動作に何らかの支障をきたす
おそれがある。図14は従来のパルス出力回路を示すブ
ロック図である。図14において、1はパルス出力回路
を示しており、2はその入力端子、3はその出力端子で
ある。また、Cは出力端子3における次段回路の負荷で
ある。
【0003】図15は、図14の動作説明に供給する波
形図である。同図Aは入力端子2に供給される入力信号
Sinの波形、同図Bは出力端子3に得られる出力信号S
outの波形を示している。そして、Tinは入力信号Sin
のローレベル“L”の部分におけるパルス幅、Toutは
出力信号Soutのローレベル“L”の部分におけるパル
ス幅を示している。
【0004】以下、動作を説明する。入力信号Sinがハ
イレベル“H”からローレベル“L”へ変化したことで
出力信号Soutは入力信号Sinと同じタイミングでハイ
レベル“H”からローレベル“L”へ変化しようとする
が、出力端子3における次段回路の負荷Cによる影響か
ら出力信号Soutは完全にローレベル“L”に変化する
までに時間的な遅延が生じ、入力信号Sinのローレベル
“L”が確定してから所定時間後に出力信号Soutは完
全にローレベル“L”に確定する。次に、入力信号Sin
がローレベル“L”からハイレベル“H”に変化する
と、出力端子3における出力信号Soutも同様のタイミ
ングでローレベル“L”からハイレベル“H”に変化し
ようとするが、上述した負荷Cの影響から立ち下がり同
様に遅延を生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のパルス出力回路
は以上のように構成されており、入力信号Sinのパルス
幅Tinと出力信号Soutのパルス幅Toutとの関係はTin
>Toutとなり、出力端子3における負荷Cが増加する
ほど出力信号Soutの遅延が増大してパルス幅Toutは減
少する。これにより、出力端子3に接続される次段回路
において誤動作を起こしてしまうという問題点があっ
た。
【0006】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたもので、出力端子に存在する負荷の変動が
生じても、出力信号に一定のパルス幅を保証できるパル
ス出力回路を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項第1項の発明に係
るパルス出力回路は、入力信号を基準として出力信号の
遅れを検出する遅延検出手段と、この遅延検出手段の検
出出力に基づいて出力信号にパルス幅を追加補正するパ
ルス幅保証回路とを備えたものである。
【0008】請求項第2項の発明に係るパルス出力回路
は、入力信号のエッジを基準として出力信号のエッジの
遅れを検出するエッジ検出回路と、このエッジ検出回路
の検出出力に基づいて出力信号のエッジが入力信号のエ
ッジより所定時間以上遅延したとき出力信号に所定レベ
ルのパルス幅を追加補正するパルス幅保証回路とを備え
たものである。
【0009】請求項第3項の発明に係るパルス出力回路
は、入力信号の第1のエッジを基準として出力信号の第
1のエッジの遅れを検出する第1のエッジ検出回路と、
この第1のエッジ検出回路の検出出力に基づいて出力信
号の第1のエッジが入力信号の第1のエッジより所定時
間以上遅延したとき出力信号に第1のレベルのパルス幅
を追加補正する第1のパルス幅保証回路と、入力信号の
第2のエッジを基準として出力信号の第2のエッジの遅
れを検出する第2のエッジ検出回路と、この第2のエッ
ジ検出回路の検出出力に基づいて出力信号の第2のエッ
ジが入力信号の第2のエッジより所定時間以上遅延した
とき出力信号に第2のレベルのパルス幅を追加補正する
第2のパルス幅保証回路とを備えたものである。
【0010】請求項第4項の発明に係るパルス出力回路
は、入力信号の第1のエッジを基準として出力信号の第
1のエッジの遅れを検出する第1のエッジ検出回路と、
この第1のエッジ検出回路の検出出力に基づいて出力信
号の第1のエッジが入力信号の第1のエッジより所定時
間以上遅延したとき出力信号に第1のレベルのパルス幅
を追加補正する第1のパルス幅保証回路と、入力信号の
第2のエッジを基準として出力信号の第2のエッジの遅
れを検出する第2のエッジ検出回路と、この第2のエッ
ジ検出回路の検出出力に基づいて出力信号の第2のエッ
ジが入力信号の第2のエッジより所定時間以上遅延した
とき出力信号に第2のレベルのパルス幅を追加補正する
第2のパルス幅保証回路と、第1および第2のパルス幅
保証回路の出力信号を選択する選択回路とを備えたもの
である。
【0011】請求項第5項の発明に係るパルス出力回路
は、入力信号を基準として出力信号の遅れを検出する遅
延検出手段と、この遅延検出手段の検出出力に基づいて
出力信号にパルス幅を追加補正するパルス幅保証回路と
を備え、出力信号の遅延検出手段への経路に遅延手段を
配したものである。
【0012】請求項第6項の発明に係るパルス出力回路
は、入力信号でセット状態とされ、出力信号を得るパル
ス幅保証回路と、出力信号のレベルが確定した時点で起
動が開始される時間待ち回路とを備え、時間待ち回路の
出力でパルス幅保証回路がリセット状態とされるように
したものである。
【0013】
【作用】請求項第1項の発明においては、出力信号の遅
延に応じて出力信号にパルス幅を追加補正するため、出
力端子に存在する負荷の変動が生じても、出力信号に一
定のパルス幅を保証することが可能となる。
【0014】請求項第2項の発明においては、出力信号
のエッジの遅延が所定時間以上となるときは、出力信号
に所定レベルのパルス幅を追加補正するため、出力端子
に存在する負荷の変動が生じても、出力信号に一定の所
定レベルのパルス幅を保証することが可能となる。
【0015】請求項第3項の発明においては、出力信号
の第1のエッジおよび第2のエッジの遅延がそれぞれ所
定時間以上となるとき、出力信号に第1のレベルおよび
第2のレベルのパルス幅を追加補正するため、出力端子
に存在する負荷の変動が生じても、出力信号に一定の第
1のレベルおよび第2のレベルのパルス幅を保証するこ
とが可能となる。
【0016】請求項第4項の発明においては、第1のレ
ベルおよび第2のレベルのパルス幅が一定に保証された
出力信号のいずれかまたは双方を選択でき、あるいは双
方とも選択しないことが可能となる。
【0017】請求項第5項の発明においては、出力信号
の遅延検出手段への経路に遅延手段を配したので、遅延
検出手段では出力信号より所定時間遅れて検出されるた
め、出力信号の遅延量が少なくても検出されやすくな
り、検出精度を考慮した検出を行うことが可能となる。
また、遅延手段で遅延量を可変できるようにすること
で、検出精度を自在に可変することが可能となる。
【0018】請求項第6項の発明においては、時間待ち
回路の出力でパルス幅保証回路がリセット状態とされる
ものであり、出力信号の遅延に関係なく、時間待ち回路
に設定されたパルス幅を確実に保証することが可能とな
る。
【0019】
【実施例】実施例1.図1は、この発明に係るパルス出
力回路の第1実施例を示す構成図である。本例は出力信
号Soutの第1のレベル例えばローレベル“L”の部分
のパルス幅を保証するようにした例である。図におい
て、11Aおよび12Aは、それぞれパルス出力回路を
構成する第1のパルス幅保証回路としてのパルス幅保証
回路および第1のエッジ検出回路としての立ち下がりエ
ッジ検出回路である。また、13および14は、それぞ
れパルス出力回路の入力端子および出力端子である。入
力端子13をパルス幅保証回路11Aを構成するインバ
ータ110および111の直列回路を介して出力端子1
4に接続する。
【0020】また、入力端子13をトランスミッション
ゲート112およびインバータ113〜116の直列回
路を介して出力端子14に接続する。そして、インバー
タ113および114の接続点をインバータ117およ
びトランスミッションゲート118の直列回路を介して
トランスミッションゲート112およびインバータ11
3の接続点に接続する。トランスミッションゲート11
8には、クロックφをゲート制御信号として使用し、こ
のクロックφがハイレベル“H”となる期間でゲートを
開くようにする。また、トランスミッションゲート11
2には、クロックφと反転関係にある反転クロックφバ
ーがハイレベル“H”となる期間でゲートを開くように
する。
【0021】上述構成のパルス幅保証回路11Aにおい
て、インバータ110,111を通る経路はパルス幅の
追加補正を行なわない通常経路Lnを構成し、インバー
タ115,116を通る経路はパルス幅の追加補正を行
なうための補正経路Lcを構成する。また、入力端子1
3を立ち下がりエッジ検出回路12Aを構成するナンド
回路120の一方の入力端に接続し、このナンド回路1
20の他方の入力端にパルス幅保証回路11Aのインバ
ータ114および115の接続点を接続する。ナンド回
路120の出力端をナンド回路121の一方の入力端に
接続し、このナンド回路121の出力端をナンド回路1
22の一方の入力端に接続する。そして、ナンド回路1
22の出力端をナンド回路121の他方の入力端に接続
する。
【0022】また、インバータ114および115の接
続点をインバータ123を介してナンド回路124の第
1の入力端に接続し、このナンド回路124の第2の入
力端にはクロックφバーを供給する。出力端子14をレ
ベル検出用のインバータ15Aおよび16Aの直列回路
を介してナンド回路124の第3の入力端に接続する。
この場合、インバータ15Aのしきい値Vthaを、通常
例えば0.5V程度の標準値にそのしきい値を設定されて
いる他のインバータに比べて低く設定する。ナンド回路
124の出力端をナンド回路122の他方の入力端に接
続する。
【0023】上述せずも、パルス幅保証回路11Aのイ
ンバータ115,110はゲート機能を有している。イ
ンバータ115および110には、それぞれ立ち下がり
エッジ検出回路12Aのナンド回路122の出力信号を
直接およびインバータ125を介してゲート制御信号と
して供給する。インバータ115,110は、それぞれ
ゲート制御信号がハイレベル“H”となるときゲートを
開き、逆にローレベル“L”となるときゲートを閉じる
ように制御される。
【0024】次に、図2のタイミングチャートを使用し
て、図1の例の動作を説明する。同図Aはクロックφ、
同図Bは反転クロックφバーを示している。また、同図
Cは入力端子13に供給される入力信号Sin、同図Dは
パルス幅保証回路11Aのインバータ114の出力信号
S1b、同図Eは立ち下がりエッジ検出回路12Aのナン
ド回路120の出力信号S1dを示している。入力信号S
inが第2のレベル例えばハイレベル“H”から第1のレ
ベル例えばローレベル“L”に変化すると、この入力信
号Sinが通常経路Lnにより出力端子14に伝達され、
出力信号Soutは第2のレベル例えばハイレベル“H”
からローレベル“L”に変化しようとするが、出力端子
14に存在する次段回路の負荷Cの影響から出力信号S
outの第1のエッジである立ち下がりの時間に遅延が生
じる。
【0025】また、出力信号Soutはインバータ15A
に帰還され、立ち下がりエッジ検出回路12Aで入力信
号Sinと比較される。そして、出力信号Soutの立ち下
がり遅延が入力信号Sinの半パルス(T1/2)以下の
ときは、ナンド回路124より出力される遅延検出信号
S1eおよびナンド回路122より出力される補正回路制
御信号S1fはそれぞれ図2GおよびIに示すようにな
る。そのため、パルス幅保証回路11Aでは、インバー
タ115がゲートを閉じ、インバータ110がゲートを
開いて通常経路Lnが選択され、出力端子14には同図
Kに示すような出力信号Soutが伝達される。
【0026】また、出力信号Soutの立ち下がり遅延が
入力信号Sinの半パルス(T1/2)より大きいとき
は、遅延検出信号S1eおよび補正回路制御信号S1fはそ
れぞれ図2FおよびHに示すようになる。そのため、パ
ルス幅保証回路11Aでは、補正回路制御信号S1fがハ
イレベル“H”となるパルス幅追加補正部分のみインバ
ータ115がゲートを開いて補正経路Lcが選択され、
出力端子14には同図Jに示すような出力信号Soutが
伝達される。したがって、出力信号Soutが負荷Cの増
加によって立ち下がり遅延が増加しても、入力信号Sin
の半パルス以上のパルス幅を保証することが可能とな
る。
【0027】ここでは、出力信号Soutを帰還してレベ
ルを検出しているインバータ15Aのしきい値Vthaを
上述のごとく低く設定しているため、小量の遅延でも検
出可能であるのに対し、上記しきい値Vthaを高く設定
すると、遅延量が増大した場合のみ検出可能となる。よ
って、インバータ15Aのしきい値設定に依存した形で
検出の精度を決定することができる。なお、ナンド回路
124の3入力の論理の組み合わせを考慮することによ
り、入力信号Sinの半パルス以下のパルス幅を保証する
ことも可能であり、以下に説明する他の実施例において
も同様であり、同様の作用効果を得ることができる。
【0028】実施例2.図3は、この発明に係るパルス
出力回路の第2実施例を示す構成図である。この図3に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。本例においては、図1の例におけ
るインバータ15Aの代わりにシュミットトリガ回路1
5Cを設ける。本例のその他は、図1の例と同様に構成
する。
【0029】次に、図4のタイミングチャートを使用し
て、図3の例の動作を説明する。回路動作は図1の例と
ほぼ同様である。出力信号Soutに遅延が生じた場合に
は、遅延がほとんど生じない場合に比べて電源ラインV
DDに生じたノイズ(図4Aに図示)の影響を受けやす
くなる。出力信号Soutにノイズが生じた場合(同図B
に図示)、図1の例のように通常のインバータ15Aを
使用すると、ノイズ部分で誤動作して検出信号は同図D
に示すようになる。
【0030】これに対して、本例のようにシュミットト
リガ回路15Cを使用することにより、ノイズ部分での
誤動作を防止でき、検出信号は同図Cに示すようにな
る。よって、信頼性の高い帰還出力信号の検出を実現す
ることができる。なお、このようにインバータの代わり
にシュミットトリガ回路を設け得ることは、以下に説明
する他の実施例(インバータによって出力信号を検出す
る実施例)においても同様であり、同様の作用効果を得
ることができる。
【0031】実施例3.図5は、この発明に係るパルス
出力回路の第3実施例を示す構成図である。本例は出力
信号Soutのハイレベル“H”の部分のパルス幅を保証
するようにした例である。この図5において、図1と対
応する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略す
る。図において、11Bおよび12Bは、それぞれパル
ス出力回路を構成する第2のパルス幅保証回路としての
パルス幅保証回路および第2のエッジ検出回路としての
立ち上がりエッジ検出回路である。また、13および1
4は、それぞれパルス出力回路の入力端子および出力端
子である。
【0032】本例のパルス幅保証回路11Bでは、トラ
ンスミッションゲート112の前段にインバータ119
を挿入する。すなわち、入力端子13をインバータ11
9を介してトランスミッションゲート112に接続する
と共に、インバータ119およびトランスミッションゲ
ート112の接続点を立ち上がりエッジ検出回路12B
のナンド回路120の一方の入力端に接続する。また、
本例のパルス幅保証回路11Bでは、図1の例のパルス
幅保証回路11Aにおけるインバータ111,116を
除去する。すなわち、インバータ111および116の
出力側を直接出力端子14に接続する。パルス幅保証回
路11Bのその他は、図1の例のパルス幅保証回路11
Aと同様に構成する。
【0033】また、本例の立ち上がりエッジ検出回路1
2Bでは、図1の例の立ち下がりエッジ検出回路12A
におけるインバータ123を除去し、ナンド回路124
の代わりにノア回路127を使用し、さらにノア回路1
27およびナンド回路122の間にインバータ126を
挿入する。すなわち、パルス幅保証回路11Bのインバ
ータ114および115の接続点を直接ノア回路127
の第1の入力端に接続し、このノア回路127の第2の
入力端にクロックφを供給する。また、ノア回路127
の出力端をインバータ126を介してナンド回路122
の他方の入力端に接続する。立ち上がりエッジ検出回路
12Bのその他は、図1の例の立ち下がりエッジ検出回
路12Aと同様に構成する。また、出力端子14をレベ
ル検出用のインバータ15Bおよび16Bの直列回路を
介して立ち上がりエッジ検出回路12Bのノア回路12
7の第3の入力端に接続する。この場合、インバータ1
5Bのしきい値Vthbを、通常例えば0.5V程度の標準値
にそのしきい値を設定されている他のインバータに比べ
て高く設定する。
【0034】次に、図6のタイミングチャートを使用し
て、図5の例の動作を説明する。同図Aはクロックφ、
同図Bは反転クロックφバーを示している。また、同図
Cは入力端子13に供給される入力信号Sin、同図Dは
パルス幅保証回路11Bのインバータ114の出力信号
S2b、同図Eは立ち上がりエッジ検出回路12Bのナン
ド回路120の出力信号S2dを示している。入力信号S
inがローレベル“L”からハイレベル“H”に変化する
と、この入力信号Sinが通常経路Lnにより出力端子1
4に伝達され、出力信号Soutはローレベル“L”から
ハイレベル“H”に変化しようとするが、出力端子14
に存在する次段回路の負荷Cの影響から出力信号Sout
の第2のエッジである立ち上がりの時間に遅延が生じ
る。
【0035】また、出力信号Soutはインバータ15B
に帰還され、立ち上がりエッジ検出回路12Bで入力信
号Sinと比較される。そして、出力信号Soutの立ち上
がり遅延が入力信号Sinの半パルス(T2/2)以下の
ときは、インバータ126より出力される遅延検出信号
S2eおよびナンド回路122より出力される補正回路制
御信号S2fはそれぞれ図6GおよびIに示すようにな
る。そのため、パルス幅保証回路11Bでは、インバー
タ115がゲートを閉じ、インバータ110がゲートを
開いて通常経路Lnが選択され、出力端子14には同図
Kに示すような出力信号Soutが伝達される。
【0036】また、出力信号Soutの立ち上がり遅延が
入力信号Sinの半パルス(T2/2)より大きいとき
は、遅延検出信号S2eおよび補正回路制御信号S2fはそ
れぞれ図6FおよびHに示すようになる。そのため、パ
ルス幅保証回路11Bでは、補正回路制御信号S2fがハ
イレベル“H”となるパルス幅追加補正部分のみインバ
ータ115のゲートを開いて補正経路Lcが選択され、
出力端子14には同図Jに示すような出力信号Soutが
伝達される。したがって、出力信号Soutが負荷Cの増
加によって立ち上がり遅延が増加しても、入力信号Sin
の半パルス以上のパルス幅を保証することが可能とな
る。
【0037】ここでは、出力信号Soutを帰還してレベ
ルを検出しているインバータ15Bのしきい値Vthbを
高く設定しているため、小量の遅延でも検出可能である
のに対し、上記しきい値Vthbを低く設定すると、遅延
量が増大した場合のみ検出可能となる。よって、図1の
例と同様に、インバータ15Bのしきい値設定に依存し
た形で検出の精度を決定することができる。また、レベ
ル検出用のインバータ15Bをシュミットトリガ回路に
変更することにより、図3の例と同様に、出力信号Sou
tの遅延が増大した場合、電源ノイズの影響によって出
力信号Soutのノイズが生じても検出回路に悪影響を与
えることがない。
【0038】実施例4.図7は、この発明に係るパルス
出力回路の第4実施例を示す構成図である。本例は出力
信号Soutのローレベル“L”およびハイレベル“H”
の部分のパルス幅を保証するようにした例である。この
図7において、図1および図5と対応する部分には同一
符号を付し、その詳細説明は省略する。本例において
は、図1の例のローレベル“L”の部分のパルス幅保証
回路11Aおよび立ち下がりエッジ検出回路12Aと、
図5の例のハイレベル“H”の部分のパルス幅保証回路
11Bおよび立ち上がりエッジ検出回路12Bを並列的
に設ける。
【0039】そして、パルス幅保証回路11Aのインバ
ータ111,116の出力端を選択回路17を構成する
インバータ171および172の直列回路を介して出力
端子14に接続すると共に、パルス幅保証回路11Bの
インバータ110,115の出力端を選択回路17を構
成するインバータ173および172の直列回路を介し
て出力端子14に接続する。インバータ171および1
73はそれぞれゲート機能を有しており、これらインバ
ータ171および173にはそれぞれ端子18Aおよび
18Bより制御信号(ゲート信号)SCaおよびSCb
を供給する。本例は以上のように構成し、その他は図1
および図5の例と同様に構成する。
【0040】次に、図7の例の動作を説明する。制御信
号SCaがハイレベル“H”、SCbがローレベル
“L”であるときは、選択回路17では、インバータ1
73がゲートを閉じ、インバータ171がゲートを開い
てパルス幅保証回路11Aの出力信号Soutが選択さ
れ、出力端子14に伝達される。逆に、制御信号SCa
がローレベル“L”、SCbがハイレベル“H”である
ときは、選択回路17では、インバータ171がゲート
を閉じ、インバータ173がゲートを開いてパルス幅保
証回路11Bの出力信号Soutが選択されて出力端子1
4に伝達される。
【0041】また、制御信号SCa,SCbの双方がハ
イレベル“H”であるときは、選択回路17では、イン
バータ171および173が共にゲートを開いてパルス
幅保証回路11A,11Bの双方の出力信号Soutが選
択されて出力端子14に伝達され、制御信号SCa,S
Cbの双方がローレベル“L”であるときは、選択回路
17では、インバータ171および173が共にゲート
を閉じてパルス幅保証回路11A,11Bの出力信号S
outの双方とも選択されず出力端子14に伝達されな
い。
【0042】なお、本例における制御信号SCa,SC
bの供給手段は、外部端子からの供給、レジスタ等を使
用してソフトウェア的に制御する手段、内部回路からの
信号による供給等を考えることができる。
【0043】実施例5.図8は、この発明に係るパルス
出力回路の第5実施例を示す構成図である。図におい
て、11および12は、それぞれパルス出力回路を構成
するパルス幅保証回路およびエッジ検出回路である。こ
れらパルス幅保証回路11およびエッジ検出回路12
は、図1の例のパルス幅保証回路11Aおよび立ち下が
りエッジ検出回路12A、あるいは図5の例のパルス幅
保証回路11Bおよび立ち上がりエッジ検出回路12B
である。ただし、エッジ検出回路12には、図1の例の
インバータ15A,16Aあるいは図5の例のインバー
タ15B,16Bを含むものとする。
【0044】また、13および14は、それぞれパルス
出力回路の入力端子および出力端子であり、Cは出力端
子14における次段回路の負荷である。また、出力端子
14とエッジ検出回路12を接続する帰還経路に遅延回
路18を設ける。つまり、図1や図5の例では、出力信
号Soutを直接エッジ検出回路12、従ってレベル検出
用のインバータ15A,15B直接帰還しているが、本
例では遅延回路18を介して帰還する。
【0045】次に、図8の例の動作を説明する。回路動
作は図1の例あるいは図5の例と同様であるが、出力端
子14よりエッジ検出回路12への帰還経路に遅延回路
18を設けているので、エッジ検出回路12では実際の
出力信号Soutより所定時間遅れて検出される。そのた
め、少ない遅延量でも検出されやすくなることから、検
出精度を考慮したレベル検出を行うことが可能となる。
【0046】実施例6.図9は、この発明に係るパルス
出力回路の第6実施例を示す構成図である。この図9に
おいて、図8と対応する部分には同一符号を付して示し
ている。図において、19はエッジ検出回路12の外部
入力端子である。出力端子14を可変抵抗器20を介し
て外部入力端子19に接続する。
【0047】次に、図9の例の動作を説明する。回路動
作は図1の例あるいは図5の例と同様であるが、出力端
子14よりエッジ検出回路12への帰還経路に可変遅延
素子としての可変抵抗器20を設けているので、図8の
例と同様にエッジ検出回路12では実際の出力信号Sou
tより所定時間遅れて検出され、検出精度を考慮したレ
ベル検出を行うことが可能となる。また、外部から可変
抵抗器20の抵抗値を可変することで、検出精度を自在
に可変することが可能となる。なお、図9の例の可変抵
抗器20の代わりにその他の可変遅延素子を使用できる
ことは勿論である。
【0048】実施例7.図10は、この発明に係るパル
ス出力回路の第7実施例を示す構成図である。本例はウ
ォッチドッグタイマ回路に適用した例である。図におい
て、21はウォッチドッグタイマ回路への入力信号とな
るウォッチドドッグフラグ信号SFの入力端子、22は
後述するエッジ検出回路からの制御信号を受けて出力リ
セット信号のパルス幅を保証するローレベル“L”のパ
ルス幅保証回路である。
【0049】入力端子21をパルス幅保証回路22を構
成するフリップフロップ221のセット端子Sに接続
し、このフリップフロップ221の出力端子QをNチャ
ネルMOSトランジスタ222のゲートに接続する。こ
のトランジスタ222のソースを接地し、そのドレイン
を抵抗器223を介して電源端子224に接続する。そ
して、トランジスタ222および抵抗器223の接続点
よりリセット信号SREの出力端子23を導出する。Cは
出力端子23における次段回路の負荷を示している。
【0050】24は、出力帰還信号を検出する手段と、
リセット信号SREのパルス幅を設定するための手段を有
するエッジ検出回路である。出力端子23をエッジ検出
回路24を構成するレベル検出用のインバータ241の
入力端に接続する。このインバータ241のしきい値は
上述と同様に低く設定される。このインバータ241の
出力信号をリセット解除時間待ちタイマ回路242に供
給し、このタイマ回路242の出力信号をパルス幅保証
回路22を構成するフリップフロップ221のリセット
端子Rバーに供給する。
【0051】次に、図11のタイミングチャートを使用
して、図10の例の動作を説明する。入力端子21にフ
ラグ信号SFが供給されると(図11Aに図示)、ロー
レベル“L”からハイレベル“H”に変化した状態をう
けてパルス幅保証回路22のフリップフロップ221の
出力端子Qからはハイレベル“H”が出力され、トラン
ジスタ222はオンとなり、出力端子23に得られるリ
セット信号SREは負荷Cの影響から所定の遅延時間後に
完全にローレベル“L”に確定される。
【0052】このリセット信号SREがエッジ検出回路2
4のインバータ241に帰還され、ハイレベル“H”か
らローレベル“L”への変化が検出される。そして、イ
ンバータ24の出力信号がタイマ回路242に供給され
ることでタイマ回路242が動作し、フリップフロップ
221のリセット端子Rバーにタイマ回路242の出力
信号STとしてハイレベル“H”の信号が供給され(図
11Bに図示)、出力端子Qからはタイマ回路242の
オーバーフローが発生するまで、ハイレベル“H”の信
号が出力されて、トランジスタ222はオン状態となっ
ている。よって、出力端子23に得られるリセット信号
SREは、タイマ回路242で設定されたパルス幅T3の
期間は確実にローレベル“L”となり(図11Cに図
示)、負荷Cの影響からリセット信号SREに遅延が生じ
ても設定パルス幅を確実に実現することができる。
【0053】実施例8.図12は、この発明に係るパル
ス出力回路の第8実施例を示す構成図である。本例もウ
ォッチドッグタイマ回路に適用した例である。この図1
2において図10と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明は省略する。図において、出力端子23か
らエッジ検出回路24への帰還経路に遅延回路25を設
ける。本例のその他は、図10の例と同様に構成する。
【0054】次に、図12の例の動作を説明する。回路
動作は図10の例と同様であるが、出力端子23よりエ
ッジ検出回路24への帰還経路に遅延回路25を設けて
いるので、エッジ検出回路24では実際のリセット信号
SREより所定時間遅れて検出される。そのため、遅延量
が増大され、少ない遅延量でも検出されやすくなること
から、出力端子23におけるリセット信号SREの設定パ
ルス幅をより確実に実現することが可能となる。
【0055】実施例9.図13は、この発明に係るパル
ス出力回路の第9実施例を示す構成図である。本例もウ
ォッチドッグタイマ回路に適用した例である。この図1
3において図10と対応する部分には同一符号を付し、
その詳細説明は省略する。図において、26はエッジ検
出回路24の外部入力端子である。出力端子23を可変
抵抗器27を介して外部入力端子26に接続する。
【0056】次に、図13の例の動作を説明する。回路
動作は図10の例と同様であるが、出力端子23よりエ
ッジ検出回路24への帰還経路に可変遅延素子としての
可変抵抗器27を設けているので、図12の例と同様に
エッジ検出回路24では実際のリセット信号SREより所
定時間遅れて検出され、出力端子23におけるリセット
信号SREの設定パルス幅をより確実に実現することが可
能となるまた、外部から可変抵抗器20の抵抗値を可変
することで、検出精度を自在に可変することが可能とな
り、確実な設定パルス幅を実現することができる。
【0057】
【発明の効果】請求項第1項の発明によれば、入力信号
を基準として出力信号の遅れを検出する遅延検出手段
と、この遅延検出手段の検出出力に基づいて出力信号に
パルス幅を追加補正するパルス幅保証回路とを備えてい
るので、出力端子に存在する負荷の変動が生じても、出
力信号に一定のパルス幅を保証することができる等の効
果がある。
【0058】請求項第2項の発明によれば、入力信号の
エッジを基準として出力信号のエッジの遅れを検出する
エッジ検出回路と、このエッジ検出回路の検出出力に基
づいて出力信号のエッジが入力信号のエッジより所定時
間以上遅延したとき出力信号に所定レベルのパルス幅を
追加補正するパルス幅保証回路とを備えているので、出
力端子に存在する負荷の変動が生じても、出力信号に一
定の所定レベルのパルス幅を保証することができる等の
効果がある。
【0059】請求項第3項の発明によれば、入力信号の
第1のエッジを基準として出力信号の第1のエッジの遅
れを検出する第1のエッジ検出回路と、この第1のエッ
ジ検出回路の検出出力に基づいて出力信号の第1のエッ
ジが入力信号の第1のエッジより所定時間以上遅延した
とき出力信号に第1のレベルのパルス幅を追加補正する
第1のパルス幅保証回路と、入力信号の第2のエッジを
基準として出力信号の第2のエッジの遅れを検出する第
2のエッジ検出回路と、この第2のエッジ検出回路の検
出出力に基づいて出力信号の第2のエッジが入力信号の
第2のエッジより所定時間以上遅延したとき出力信号に
第2のレベルのパルス幅を追加補正する第2のパルス幅
保証回路とを備えているので、出力端子に存在する負荷
の変動が生じても、出力信号に一定のローレベルおよび
ハイレベルのパルス幅を保証することができる等の効果
がある。
【0060】請求項第4項の発明によれば、入力信号の
第1のエッジを基準として出力信号の第1のエッジの遅
れを検出する第1のエッジ検出回路と、この第1のエッ
ジ検出回路の検出出力に基づいて出力信号の第1のエッ
ジが入力信号の第1のエッジより所定時間以上遅延した
とき出力信号に第1のレベルのパルス幅を追加補正する
第1のパルス幅保証回路と、入力信号の第2のエッジを
基準として出力信号の第2のエッジの遅れを検出する第
2のエッジ検出回路と、この第2のエッジ検出回路の検
出出力に基づいて出力信号の第2のエッジが入力信号の
第2のエッジより所定時間以上遅延したとき出力信号に
第2のレベルのパルス幅を追加補正する第2のパルス幅
保証回路と、第1および第2のパルス幅保証回路の出力
信号を選択する選択回路とを備えているので、ローレベ
ルおよびハイレベルのパルス幅が一定に保証された出力
信号のいずれかまたは双方を選択でき、あるいは双方と
も選択しないことが可能となる等の効果がある。
【0061】請求項第5項の発明によれば、入力信号を
基準として出力信号の遅れを検出する遅延検出手段と、
この遅延検出手段の検出出力に基づいて出力信号にパル
ス幅を追加補正するパルス幅保証回路とを備え、出力信
号の遅延検出手段への経路に遅延手段を配しているの
で、遅延検出手段では出力信号より所定時間遅れて検出
されるため、出力信号の遅延量が少なくても検出されや
すくなり、検出精度を考慮した検出を行うことができ、
また遅延手段で遅延量を可変できるようにすることで検
出精度を自在に可変できる等の効果がある。
【0062】請求項第6項の発明によれば、入力信号で
セット状態とされ、出力信号を得るパルス幅保証回路
と、出力信号のレベルが確定した時点で起動が開始され
る時間待ち回路とを備え、時間待ち回路の出力でパルス
幅保証回路がリセット状態とされるようにしているの
で、出力信号の遅延に関係なく時間待ち回路に設定され
たパルス幅を確実に保証することができる等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパルス出力回路の第1実施例の
構成を示す回路接続図である。
【図2】第1実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図3】この発明に係るパルス出力回路の第2実施例の
構成を示す回路接続図である。
【図4】第2実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図5】この発明に係るパルス出力回路の第3実施例の
構成を示す回路接続図である。
【図6】第3実施例の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図7】この発明に係るパルス出力回路の第4実施例の
構成を示す回路接続図である。
【図8】この発明に係るパルス出力回路の第5実施例の
構成を示すブロック図である。
【図9】この発明に係るパルス出力回路の第6実施例の
構成を示すブロック図である。
【図10】この発明に係るパルス出力回路の第7実施例
の構成を示す回路接続図である。
【図11】第7実施例の動作を説明するためのタイミン
グチャートである。
【図12】この発明に係るパルス出力回路の第8実施例
の構成を示す回路接続図である。
【図13】この発明に係るパルス出力回路の第9実施例
の構成を示す回路接続図である。
【図14】従来のパルス出力回路を示すブロック図であ
る。
【図15】従来例の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
11,11A,11B,22 パルス幅保証回路 12,24 エッジ検出回路 12A 立ち下がりエッジ検出回路 12B 立ち上がりエッジ検出回路 13,21 入力端子 14,23 出力端子 15A,15B,16A,16B インバータ 15C シュミットトリガ回路 17 選択回路 18,25 遅延回路 20,27 可変抵抗器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を基準として出力信号の遅れを
    検出する遅延検出手段と、 この遅延検出手段の検出出力に基づいて上記出力信号に
    パルス幅を追加補正するパルス幅保証回路とを備えたこ
    とを特徴とするパルス出力回路。
  2. 【請求項2】 入力信号のエッジを基準として出力信号
    のエッジの遅れを検出するエッジ検出回路と、 このエッジ検出回路の検出出力に基づいて上記出力信号
    のエッジが上記入力信号のエッジより所定時間以上遅延
    したとき上記出力信号に所定レベルのパルス幅を追加補
    正するパルス幅保証回路とを備えたことを特徴とするパ
    ルス出力回路。
  3. 【請求項3】 入力信号の第1のエッジを基準として出
    力信号の第1のエッジの遅れを検出する第1のエッジ検
    出回路と、 この第1のエッジ検出回路の検出出力に基づいて上記出
    力信号の第1のエッジが上記入力信号の第1のエッジよ
    り所定時間以上遅延したとき上記出力信号に第1のレベ
    ルのパルス幅を追加補正する第1のパルス幅保証回路
    と、 上記入力信号の第2のエッジを基準として出力信号の第
    2のエッジの遅れを検出する第2のエッジ検出回路と、 この第2のエッジ検出回路の検出出力に基づいて上記出
    力信号の第2のエッジが上記入力信号の第2のエッジよ
    り所定時間以上遅延したとき上記出力信号に第2のレベ
    ルのパルス幅を追加補正する第2のパルス幅保証回路と
    を備えたことを特徴とするパルス出力回路。
  4. 【請求項4】 入力信号の第1のエッジを基準として出
    力信号の第1のエッジの遅れを検出する第1のエッジ検
    出回路と、 この第1のエッジ検出回路の検出出力に基づいて上記出
    力信号の第1のエッジが上記入力信号の第1のエッジよ
    り所定時間以上遅延したとき上記出力信号に第1のレベ
    ルのパルス幅を追加補正する第1のパルス幅保証回路
    と、 上記入力信号の第2のエッジを基準として出力信号の第
    2のエッジの遅れを検出する第2のエッジ検出回路と、 この第2のエッジ検出回路の検出出力に基づいて上記出
    力信号の第2のエッジが上記入力信号の第2のエッジよ
    り所定時間以上遅延したとき上記出力信号に第2のレベ
    ルのパルス幅を追加補正する第2のパルス幅保証回路
    と、 上記第1および第2のパルス幅保証回路の出力信号を選
    択する選択回路とを備えたことを特徴とするパルス出力
    回路。
  5. 【請求項5】 入力信号を基準として出力信号の遅れを
    検出する遅延検出手段と、 この遅延検出手段の検出出力に基づいて上記出力信号に
    パルス幅を追加補正するパルス幅保証回路とを備え、上
    記出力信号の上記遅延検出手段への経路に遅延手段を配
    したことを特徴とするパルス出力回路。
  6. 【請求項6】 入力信号でセット状態とされ、出力信号
    を得るパルス幅保証回路と、 上記出力信号のレベルが確定した時点で起動が開始され
    る時間待ち回路とを備え、上記時間待ち回路の出力で上
    記パルス幅保証回路がリセット状態とされるようにした
    ことを特徴とするパルス出力回路。
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