JPH0758510B2 - 三次元図形処理装置 - Google Patents

三次元図形処理装置

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JPH0758510B2
JPH0758510B2 JP1281667A JP28166789A JPH0758510B2 JP H0758510 B2 JPH0758510 B2 JP H0758510B2 JP 1281667 A JP1281667 A JP 1281667A JP 28166789 A JP28166789 A JP 28166789A JP H0758510 B2 JPH0758510 B2 JP H0758510B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数の基本図形(ポリゴン)で表わされた三
次元図形に対して陰影付け(シェーディング)処理を行
う三次元図形処理装置に係り、特に表示のための整数値
への丸め込みに伴って発生する量子化誤差を補正する手
段に関する。
(従来の技術) 従来の三次元図形に対する処理のうち、陰影付けによる
三次元表示を行うためのアルゴリズムとしてグーロ方式
が最も一般的に知られている。このグーロ方式シェーデ
ィングは、描画すべき三次元図形をポリゴン(例えば微
小三角形)で表わし、このポリゴンの各頂点の持ってい
る三次元座標および輝度の情報からポリゴン内の全ての
点の三次元座標および輝度の値を直線補間として求め、
図形に滑らかな陰影を付けるための処理を行う。これら
のことは、「コンピュータグラフィックス」J.D.FOLE
Y,A.VANDAM著、今宮淳美訳、日本コンピュータ協会、P.
P.587−596、日経エレクトロニクス、1986.4.7号(N
o.392)P.P.171−194、本願出願人の先願に係る特願
昭61−227980号出願などに詳しく述べられているが、以
下、簡単に説明する。
即ち、ポリゴンを例えば第8図に示すような微小な三角
形とし、各頂点A、B、Cの三次元座標(X軸座標、Y
軸座標、Z軸座標)の値および輝度Iの値を、A(X1
Y1、Z1、I1)、B(X2、Y2、Z2、I2)、C(X3、Y3
Z3、I3)で表わすと、先ず、左辺AB上でのX1、Z1、I1
値の傾きと右辺AC上でのX2の傾きを求める。
三角形であるので、水平線上(Y軸に平行)でのIの傾
きΔI′およびZの傾きΔZ′は一定値となる。即ち、 次に、左辺AB上でΔX1、ΔZ、ΔIの傾きを加えて水平
走査の開始点の座標値Xs、Z、Iを求め、次に、右辺AC
上でΔX2を加えて水平走査の終了点の座標値Xeを求め
る。そして、上記XsからXeまで、水平線上の傾きΔI′
およびΔZ′をI、Zに加えて各点のI、Zを求める。
このようにして、図形上を全て水平走査し、1つの図形
を塗り潰す。ここで、これらの全ての計算は、ある精度
(例えば倍精度)を持った実数で行われる。従って、左
辺上での座標値Xs、Z、Iも、右辺上での座標値Xe、そ
の他の傾きも全て実数である。
しかし、内部的に計算自体は実数で行われても、最終的
に描画される三次元図形は、表示装置(通常、ラスター
ディスプレイ)の表示画面における整数の格子点(画素
点)に量子化され、整数値に丸め込まれる。従って、第
9図に示すように、実際の図形の点と描画される点とは
Δxのずれ(丸め誤差)が生じる。この時、描画される
各点の輝度Iおよび奥行きZは、本来は実数で表わされ
たエッジの点に対して、上記ずれΔxのために、Δx・
ΔI′、Δx・ΔZ′の誤差が生じていることになる。
なお、左辺上の開始点のX座標Xsを求める時に、四捨五
入を行うために初期値(例えばB点のX2)に対して0.5
を加算し、最終的に小数部を切り捨てて整数値に丸め込
むものとすると、第10図に示すように、実際の図形のエ
ッジと四捨五入を行うために内部で計算されるエッジ点
とは0.5の平行なずれが生じている。この場合、Δx≦
0.5であるが、若しも、ΔI′、ΔZ′が非常に大きか
った場合には各点の誤差は大きなものとなり、2つの図
形の境界線で、同じ点であるにも拘らず上で各々の図形
で計算した値が異なり、描画すると境界線がギザギザの
不連続なものになってしまう。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように従来の三次元図形処理装置は、計算自体
は実数で行われても描画に際しては整数値に丸め込まれ
るので、実際の図形のエッジと描画される点との間には
ずれが生じ、2つの図形の境界線上で各々の図形の計算
結果に相違が生じて境界線上の描画が不連続なものにな
ってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、実数で行われた計算の結果が描画に際して整
数値に丸め込まれるとしても、実際の図形のエッジと描
画される点との間のずれが補正され、2つの図形の境界
線上で各々の図形の計算結果がほぼ一致し、境界線上の
描画が連続する自然なものとなり、高画質の画像が得ら
れる三次元図形処理装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、実数で行われた計算の結果
が描画に際して整数値に丸め込まれることに伴って実際
の図形のエッジと描画される点との間に生じるずれを補
正するための誤差補正手段のハードウェアの簡易化を図
り得る三次元図形処理装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、陰影付けによる三次元表示を行うためにグー
ロ方式シェーディングを行う三次元図形処理装置におい
て、三次元図形の左辺の水平走査の開始点を計算した結
果をラスタ表示のための整数化された点の値へ丸め込む
際に生じる誤差を求め、水平方向座標の直線補間計算で
得られる輝度値および奥行き値に対して上記誤差分の補
正を行う誤差補正手段を具備することを特徴とする。
(作用) 水平方向座標の直線補間計算で得られる輝度値および奥
行き値に対して誤差分の補正がかけられることにより、
描画される格子点の値が得られるようになり、2つの図
形の境界線上で各々の図形の計算結果がほぼ一致し、境
界線上での描画が連続する自然なものとなり、高画質の
画像が得られる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、集積回路に形成された三次元図形処理装置を
示しており、第8図乃至第10図を参照して前述した従来
の誤差補正が行われない三次元図形処理装置10に対し
て、ポリゴンの左辺の水平走査の開始点Xsを計算した結
果をラスタ表示のための整数化された点の値へ丸め込む
際に生じる誤差Δxを求め、水平方向座標の直線補間計
算で得られる輝度値および奥行き値に対して上記誤差分
の補正を行う誤差補正手段20が付加されている点が異な
り、その他は同じである。
本例では、ポリゴンの左辺の水平走査の開始点Xsを計算
した結果をラスタ表示のための整数化された点の値へ丸
め込む手段として、基本図形の左辺の水平走査の開始点
Xsを計算した結果に対して0.5を加算し、小数部の切り
捨てを行う、即ち四捨五入を行うことにより整数値に丸
め込む手段を採用するものとする。これにより、第9図
に示したように、実際の図形の点と描画される点とはΔ
x(<0.5)の誤差が生じ、描画される点の輝度Iおよ
び奥行きZは、本来は実数で表わされたエッジの点に対
して、Δx・ΔI′、Δx・ΔZ′の補正が必要にな
る。ここで、ΔI′、ΔZ′は水平線上(Y軸に平行)
でのIの傾きおよびZの傾きである。
誤差補正手段20は、前記丸め込み手段において0.5を加
算した結果の小数第1位が1ならば小数第2位乃至第n
位を水平方向座標の誤差Δxとして求め、または、小数
第1位が0ならば小数第2位乃至第n位の2の補数をと
ったものを水平方向座標の誤差Δxとして求める第1の
手段と、上記誤差Δxと水平方向に対する輝度の傾きΔ
I′との乗算を行って補正値Δx・ΔI′を求めると共
に上記誤差Δxと水平方向に対する奥行きの傾きΔZ′
との乗算を行って補正値Δx・ΔZ′を求める第2の手
段と、水平方向座標の直線補間計算で得られる輝度値お
よび奥行き値に対して、前記丸め込み手段において0.5
を加算した結果の小数第1位が1ならば上記第2の手段
により求めた補正値を減算し、または、前記0.5を加算
した結果の小数第1位が0ならば上記第2の手段により
求めた補正値を加算する第3の手段とを具備する。
即ち、第2図(a)に示すように、水平走査の開始点Xs
がn(整数)≦Xs<n+0.5にある場合と、第2図
(b)に示すように、水平走査の開始点Xsがn+0.5≦X
s<n+1にある場合とでは、誤差Δxの求め方および
Δx・ΔI′、Δx・ΔZ′の補正の仕方が異なる。
いま、第2図(a)に示すように、水平走査の開始点Xs
がn≦Xs<n+0.5にある場合には、内部で計算してい
る値は.11011…のように小数点第1位に1が立っている
ので、小数点以下第2桁乃至第n桁まで(.01011…)を
誤差Δxとして求める。第2の手段により求めた補正値
Δx・ΔI′、Δx・ΔZ′はXの正方向に向かっての
ものであるから、第3の手段では、水平方向座標の直線
補間計算で得られる輝度値および奥行き値に対して、前
記第2の手段により求めた補正値Δx・ΔI′、Δx・
ΔZ′を減算する。
これに対して、第2図(b)に示すように、水平走査の
開始点Xsがn+0.5≦Xs<n+1にある場合には、内部
で計算している値は.01100…のように小数点第1位が0
になっているので、小数点以下第2桁乃至第n桁までの
2の補数をとったもの(.00100…)を誤差Δxとして求
める。第2の手段により求めた補正値Δx・ΔI′、Δ
x・ΔZ′はXの正方向に向かってのものであるから、
第3の手段では、水平方向座標の直線補間計算で得られ
る輝度値および奥行き値に対して、前記第2の手段によ
り求めた補正値Δx・ΔI′、Δx・ΔZ′を加算す
る。
なお、小数点以下を何桁とるかは、精度をどれだけ必要
とするかで決まるが、実用上、5〜6桁程度とっておけ
ば、誤差も2-6〜2-7となり、問題ないと思われる。
前記補正値Δx・ΔI′およびΔx・ΔZ′を求めるた
めの計算を行う際、例えば乗算器を用いることにより高
精度の計算を行うことも考えられるが、倍精度で計算す
る時、Δxが16ビット、ΔI′およびΔZ′が32ビット
であると、16ビット×32ビットの乗算器が必要となる。
ところで、本来、直線補間を行う場合、変化の増分を前
の値に加算するだけの処理でよく、ハードウェア的に
は、加算器とレジスタのような簡単なものでよかった。
従って、上記したような誤差Δxを補正するために、乗
算器を用いることなく、コストパーフォーマンスの良い
ハードウェアを用いることが望ましく、例えば加減算器
とローテータ(ビットローテート回路)とレジスタとを
用いてシフトおよび加算を繰り返す場合について、第3
図を参照して説明する。
第3図に示す三次元図形処理装置は、ポリゴンの左辺AB
のエッジ上の輝度Iおよび奥行きZおよび開始点のX座
標Xsおよび終了点のX座標Xeを計算する第1の計算部31
と、開始点Xsから終了点Xeまで水平に輝度および奥行き
の補間計算を行い、計算結果を例えば集積回路外部のメ
モリ(IメモリおよびZメモリ)に対して書込み入力と
して出力する第2の計算部32と、誤差補正部33とから構
成されている。
第1の計算部31は、エッジ上の各種の傾きを保存するレ
ジスタ群41と、このレジスタ群41の内容を一方の入力と
して補間計算を行う加減算器42と、実際の図形のエッジ
の開始点に0.5を加算した値(初期値)又は加減算器42
から出力するエッジ上の各値を保存するレジスタ群43と
を有する。さらに、誤差補正のために、第2の計算部32
からの輝度の傾きΔI′あるいは奥行きの傾きΔZ′を
選択する第1のセレクタ44と、この第1のセレクタ44に
より選択された傾きを保存するレジスタ45と、このレジ
スタ45の内容あるいは前記エッジ上の各種の傾きを保存
するレジスタ群41の内容を選択して加減算器42の他方の
入力とする第2のセレクタ46とを有し、これらの動作は
第1の制御部34によりプログラム制御される。
また、第2の計算部32は、輝度の傾きΔI′を保存する
レジスタ51と、このレジスタ51の内容を一方の入力とし
て輝度の水平方向の補間計算を行う加算器52と、加減算
器42の輝度出力あるいは加算器52の出力を選択するセレ
クタ53と、このセレクタ53により選択された各点の輝度
を保存するレジスタ54と、奥行きの傾きΔZ′を保存す
るレジスタ55と、奥行きの水平方向の補間計算を行う加
算器56と、加減算器42の奥行き出力あるいは加算器56の
出力を選択するセレクタ57と、このセレクタ57により選
択された各点の奥行きを保存するレジスタ58とを有し、
その動作は第2の制御部35によりプログラム制御され
る。
なお、第2の制御部35は第1の制御部34から起動がかけ
られ、その動作中は第1の制御部34に対してビジーフラ
グを立てるようになっている。また、第2の計算部32
は、計算結果の整数部のみをIメモリ又はZメモリに出
力するため、実際の図形のエッジ上の各点は、四捨五入
されることになる。
また、誤差補正部33は、ローテータ61と、2の補数回路
62とを有し、さらに、加減算器42、レジスタ群43の一
部、レジスタ45、第1のセレクタ44および第2のセレク
タ46を使用するものであり、その動作は第1の制御部34
によりプログラム制御される。
次に、上記三次元図形処理装置の基本的な動作につい
て、第4図乃至第7図に示すフローチャートを参照しな
がら説明する。
第4図のフローチャートは、第1の計算部31によってポ
リゴンの左辺に沿った補間計算を行う動作を示してい
る。即ち、先ず、ある1つのポリゴンについての初期
値、即ち実際の図形のエッジの開始点に0.5を加算した
値を各レジスタ群41、43に設定し、第2の制御部35がビ
ジー状態でなければ、レジスタ群43に設定されているエ
ッジ上の値Iedge′およびZedge′を第2の計算部32のレ
ジスタ54および58にそれぞれ転送する。
次に、レジスタ群43に設定されているエッジ上の値Iedg
eにレジスタ群41に設定されている輝度の傾きΔIを加
減算器42で加算してレジスタ群43に保存し、この加算結
果に対して後述するようなI補正処理を行う。引き続
き、レジスタ群43に設定されているエッジ上の値Zedge
にレジスタ群41に設定されている奥行きの傾きΔZを加
減算器42で加算してレジスタ群43に保存し、この加算結
果に対して後述するようなZ補正処理を行う。
次に、レジスタ群43に設定されている開始点のX座標Xs
にレジスタ群41に設定されている傾きΔX1を加減算器42
で加算してレジスタ群43に保存し、レジスタ群43に設定
されている終了点のX座標Xeにレジスタ群41に設定され
ている傾きΔX2を加減算器42で加算してレジスタ群43に
保存する。以上の処理を1つのポリゴンについて終了す
るまで繰り返す。
第5図のフローチャートは、第2の計算部32によって水
平方向での輝度Iおよび奥行きZの補間計算を行う動作
を示している。即ち、第2の制御部35は第1の制御部34
から起動がかけられると、第1の制御部34に対してビジ
ーフラグを立てる。そして、レジスタ54の内容にレジス
タ51に設定されている水平線上でのIの傾きΔI′を加
算器52で加算して外部のIメモリに転送し、レジスタ58
の内容にレジスタ55に設定されている水平線上でのZの
傾きΔZ′を加算器56で加算して外部のZメモリに転送
し、水平方向のカウンタX(図示せず)の内容を1つイ
ンクリメントし、このカウンタXの内容が終了点のX座
標Xeより大きくなるまで以上の処理を繰り返し、この後
にビジーフラグを解除する。これにより、開始点のX座
標Xsから終了点のX座標Xeまで、水平線上の傾きΔI′
およびΔZ′をI、Zに加えて各点のI、Zを求める。
第6図のフローチャートは、第4図のフローチャート中
のI補正処理ルーチンに対応する誤差補正部33の動作を
示しており、第7図のフローチャートは、第4図のフロ
ーチャート中のZ補正処理ルーチンに対応する誤差補正
部33の動作を示している。
即ち、基本的には、レジスタ51(または55)に設定され
ている水平方向の傾きΔI′(またはΔZ′)を右に2
ビットシフト(つまり、÷4)したものをレジスタ45に
設定し、レジスタ群43に設定されている開始点のX座標
Xsの小数第1位をみてΔxをローテータ61に設定し、ロ
ーテータ61の最上位ビットが1ならばレジスタ45の内容
をレジスタ群43に保存されているエッジ上の値Iedge′
(またはZedge′)に対して加減算器42で加減算(小数
第1位が1の場合は減算、小数第1位が0の場合は加
算)を行ってレジスタ群43に保存する。そして、レジス
タ45の内容を右に1ビット算術シフトし、ローテータ61
をローテートし、このシフトおよび加算の操作を、小数
第2位から第n位まで(n−2)回行う。ローテータ61
は、(n−1)回のローテートにより元に戻るので、Z
補正処理ルーチンではΔxをローテータ61に設定しなく
てよい。
なお、本発明の三次元図形処理装置のハードウェアは、
従来の誤差補正が行われない三次元図形処理装置を母体
として誤差補正手段を付加しており、上記実施例では、
誤差補正手段を動作させることにより精度を上げて高画
質を求めた場合を示したが、精度を余り気にせずに高速
性を求める場合には、上記誤差補正手段を動作させない
ように選択し得るようにしてもよい。
即ち、例えばユーザによる集積回路外部からの切換え制
御入力に応じて誤差補正手段の動作をオン/オフ制御可
能に構成してもよく、第3図の三次元図形処理装置の場
合には、第1の制御部34に対して切換え制御入力を与
え、誤差補正手段を動作させない場合には第4図のフロ
ーチャートにおけるI補正処理ルーチンおよびZ補正処
理ルーチンへのジャンプを禁止させるように制御プログ
ラムを変更するようにすればよい。
[発明の効果] 上述したように本発明の三次元図形処理装置によれば、
実数で行われた計算の結果が描画に際して整数値に丸め
込まれるとしても、実際の図形のエッジと描画される点
との間のずれが補正され、図形の境界線上で2つの図形
の計算結果がほぼ一致し、境界線上で描画が連続する自
然なものとなり、高画質の画像が得られるようになる。
また、本発明の三次元図形処理装置によれば、従来の三
次元図形処理装置に誤差補正手段を付加するために要す
るハードウェアは、加減算器(既存のものを利用でき
る)、ローテータ、2の補数回路、レジスタ程度であ
り、簡易な構成で実現できる。
しかも、本発明の三次元図形処理装置によれば、誤差補
正手段の動作をオン/オフ制御することができるので、
精度を上げて高画質を求める場合と精度を余り気にせず
に高速性を求める場合とに対応して機能を選択すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の三次元図形処理装置の基本構成を示す
ブロック図、第2図(a)および(b)はそれぞれ第1
図の三次元図形処理装置において基本図形の左辺の水平
走査の開始点を計算した結果に対して四捨五入を行うた
めに0.5を加算したことにより水平走査の開始点Xsがn
≦Xs<n+0.5にある場合とn+0.5≦Xs<n+1にある
場合とを説明するために示す図、第3図は本発明の三次
元図形処理装置の一実施例を示すブロック図、第4図お
よび第5図はそれぞれ第3図の三次元図形処理装置にお
ける第1の計算部によってポリゴンの左辺に沿った補間
計算を行う動作および第2の計算部によって水平方向で
の輝度および奥行きの補間計算を行う動作を示すフロー
チャート、第6図および第7図はそれぞれ第3図の三次
元図形処理装置における誤差補正部による第4図のフロ
ーチャート中のI補正処理ルーチンおよびZ補正処理ル
ーチンに対応する動作を示すフローチャート、第8図は
グーロ方式シェーディングを行う三次元図形処理装置に
おけるポリゴンの一例およびそのパラメータを示す図、
第9図および第10図はそれぞれ従来の三次元図形処理装
置における計算結果が描画のために量子化されることに
伴って実際の図形の点と描画される点とにΔxのずれ
(丸め誤差)が生じる様子および上記計算結果に対して
四捨五入を行うために0.5を加算した場合に実際の図形
のエッジと内部で計算されるエッジ点とに0.5の平行な
ずれが生じる様子を示す図である。 10…三次元図形処理装置、20…誤差補正手段、31…第1
の計算部、32…第2の計算部、33…誤差補正部、34,35
…制御部、41,43…レジスタ群、42…加減算器、44,46,5
3,57…セレクタ、45,51,54,55,58…レジスタ、52,56…
加算器、61…ローテータ、62…2の補数回路。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】陰影付けによる三次元表示を行うためにグ
    ーロ方式シェーディングを行う三次元図形処理装置にお
    いて、 三次元図形の左辺の水平走査の開始点を計算した結果を
    ラスタ表示のための整数化された点の値へ丸め込む際に
    生じる誤差を求め、水平方向座標の直線補間計算で得ら
    れる輝度値および奥行き値に対して前記誤差分の補正を
    行う誤差補正手段を具備することを特徴とする三次元図
    形処理装置。
  2. 【請求項2】三次元図形の左辺の水平走査の開始点を計
    算した結果に対して、0.5を加算し、小数部を切り捨て
    ることにより整数値に丸め込む手段と、 前記0.5を加算した結果の小数第1位が1ならば、小数
    第2位乃至第n位を水平方向座標の誤差として求め、ま
    たは、小数第1位が0ならば、小数第2位乃至第n位の
    2の補数をとったものを水平方向座標の誤差として求め
    る第1の手段と、 前記水平方向座標の誤差と水平方向に対する輝度の傾き
    との乗算および前記水平方向座標の誤差と水平方向に対
    する奥行きの傾きとの乗算を行って補正値を求める第2
    の手段と、 水平方向座標の直線補間計算で得られる輝度値および奥
    行き値に対して、前記0.5を加算した結果の小数第1位
    が1ならば、上記第2の手段により求めた補正値を減算
    し、または、前記0.5を加算した結果の小数第1位が0
    ならば、前記第2の手段により求めた補正値を加算する
    第3の手段と を具備することを特徴とする請求項1記載の三次元図形
    処理装置。
  3. 【請求項3】前記第2の手段は、前記水平走査の開始点
    を計算するための加減算器とローテータおよびレジスタ
    を用いてシフトおよび加算を繰り返すことによって補正
    値を求めることを特徴とする請求項2記載の三次元図形
    処理装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の三次元図形処理装置におけ
    る誤差補正手段の動作、または、請求項2記載の三次元
    図形処理装置における第1の手段乃至第3の手段の動作
    をオン/オフ制御可能に構成されてなることを特徴とす
    る三次元図形処理装置。
JP1281667A 1989-10-30 1989-10-31 三次元図形処理装置 Expired - Lifetime JPH0758510B2 (ja)

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