JPH075826Y2 - 連続洗濯機 - Google Patents
連続洗濯機Info
- Publication number
- JPH075826Y2 JPH075826Y2 JP1988155628U JP15562888U JPH075826Y2 JP H075826 Y2 JPH075826 Y2 JP H075826Y2 JP 1988155628 U JP1988155628 U JP 1988155628U JP 15562888 U JP15562888 U JP 15562888U JP H075826 Y2 JPH075826 Y2 JP H075826Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- tank
- washed
- rinsing
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、単一シリンダ内において、被洗物を洗濯,す
すぎと連続的に処理する連続洗濯機に係り、特に高洗
濯,すすぎ効果又スムーズな被洗物の移送に好適な連続
洗濯機に関するものである。
すぎと連続的に処理する連続洗濯機に係り、特に高洗
濯,すすぎ効果又スムーズな被洗物の移送に好適な連続
洗濯機に関するものである。
従来の連続洗濯機を第3図及び第4図を参照して説明す
る。
る。
図において、1は円筒状の単一シリンダで、このシリン
ダ1は軸が水平になるように設置され、駆動装置(図示
せず)により正転,逆転と揺動可能であり、かつ一回転
可能に支持されている。そのシリンダ1の一端(左端)
に未洗濯の品物の投入口10を設け、かつ他端(右端)に
洗濯済の品物の取出口11を設ける。
ダ1は軸が水平になるように設置され、駆動装置(図示
せず)により正転,逆転と揺動可能であり、かつ一回転
可能に支持されている。そのシリンダ1の一端(左端)
に未洗濯の品物の投入口10を設け、かつ他端(右端)に
洗濯済の品物の取出口11を設ける。
2は前記シリンダ1内に溶接等により固定した螺旋状の
仕切板で、この仕切板2はアルキメデスの正螺旋形状を
なし、前記シリンダ1内を例えば14個の槽に区割し、そ
の槽を前記シリンダ1の投入口10から取出口11にかけて
第1槽第2槽……第14槽とする。この仕切板2の
第1槽から第13槽までの間のものにパンチング孔20
を設ける。前記シリンダ1内の第1槽を第1予洗槽21
と、第2槽及び第3槽を第2予洗槽22と、第4槽
乃至第9槽を本洗槽23と、第10槽乃至第14槽をす
すぎ槽24と、それぞれする。
仕切板で、この仕切板2はアルキメデスの正螺旋形状を
なし、前記シリンダ1内を例えば14個の槽に区割し、そ
の槽を前記シリンダ1の投入口10から取出口11にかけて
第1槽第2槽……第14槽とする。この仕切板2の
第1槽から第13槽までの間のものにパンチング孔20
を設ける。前記シリンダ1内の第1槽を第1予洗槽21
と、第2槽及び第3槽を第2予洗槽22と、第4槽
乃至第9槽を本洗槽23と、第10槽乃至第14槽をす
すぎ槽24と、それぞれする。
3は前記仕切板2の中心に通して溶接等で固定した中空
軸で、この中空軸3中に第2予洗水供給管,本洗水供給
管,すすぎ水供給管,洗剤供給管、助剤(漂白剤,の
り,中和剤等)供給管(それぞれ図示せず)を配設す
る。この回転側の各供給管に、固定側の第2予洗水供給
管30,本洗水供給管31,すすぎ水供給管32,洗剤供給管33,
助剤供給管34を、ロータリジョイント等(図示せず)を
介して接続し、前記シリンダ1内の第3槽(又は第2
槽)中に第2予洗水(図中、斜線を施した矢印にて示
す。)及び洗剤(図中、格子線を施した矢印にて示
す。)を、第5槽(又は第4槽)中に洗剤を、第7
槽(又は第6槽)中に漂白剤(図中、格子線を施し
た矢印にて示す。)を、第9槽(又は第8槽)中に
本洗水(図中、斜線を施した矢印にて示す。)を、第11
槽(又は第12槽)中に漂白剤を、第13槽中にすす
ぎ水(図中、点々を施した矢印にて示す。)を第14槽
中にのり,中和剤(図中、格子線を施した矢印にて示
す。)をそれぞれ供給し得るように構成する。また、前
記シリンダ1の投入口10側に、第1予洗水供給管35,洗
剤供給管36,補助水供給管37をそれぞれ接続し、前記シ
リンダ1内の第1槽中に第1予洗水(図中、斜線を施
した矢印にて示す。)と洗剤と補助水(図中、点々を施
した矢印にて示す。)を、供給し得るように構成する。
軸で、この中空軸3中に第2予洗水供給管,本洗水供給
管,すすぎ水供給管,洗剤供給管、助剤(漂白剤,の
り,中和剤等)供給管(それぞれ図示せず)を配設す
る。この回転側の各供給管に、固定側の第2予洗水供給
管30,本洗水供給管31,すすぎ水供給管32,洗剤供給管33,
助剤供給管34を、ロータリジョイント等(図示せず)を
介して接続し、前記シリンダ1内の第3槽(又は第2
槽)中に第2予洗水(図中、斜線を施した矢印にて示
す。)及び洗剤(図中、格子線を施した矢印にて示
す。)を、第5槽(又は第4槽)中に洗剤を、第7
槽(又は第6槽)中に漂白剤(図中、格子線を施し
た矢印にて示す。)を、第9槽(又は第8槽)中に
本洗水(図中、斜線を施した矢印にて示す。)を、第11
槽(又は第12槽)中に漂白剤を、第13槽中にすす
ぎ水(図中、点々を施した矢印にて示す。)を第14槽
中にのり,中和剤(図中、格子線を施した矢印にて示
す。)をそれぞれ供給し得るように構成する。また、前
記シリンダ1の投入口10側に、第1予洗水供給管35,洗
剤供給管36,補助水供給管37をそれぞれ接続し、前記シ
リンダ1内の第1槽中に第1予洗水(図中、斜線を施
した矢印にて示す。)と洗剤と補助水(図中、点々を施
した矢印にて示す。)を、供給し得るように構成する。
4はすすぎ水の再利用装置で、このすすぎ水再利用装置
4は後述する第3排水部53から排水されたすすぎ水を回
収する回収タンク40と、前記シリンダ1の取出口11から
排水されるすすぎ水、又は脱水機(図示せず)からの回
収水を回収する回収ピット41とを備える。前記回収ピッ
ト41に第1ポンプ42を介して前記第1予洗水供給管35
と、第2ポンプ43を介して前記第2予洗水供給管30とを
それぞれ接続する。前記回収タンク40に第3ポンプ44を
介して前記本洗水供給管31を接続する。一方、前記第2
予洗水供給管30の前記第2ポンプ43の吐出側から分岐管
45を分岐させて前記回収タンク40に接続させる。この結
果、すすぎ水を第1予洗水,第2予洗水,本洗水として
前記シリンダ1内の各所定槽に供給して利用することが
できる。
4は後述する第3排水部53から排水されたすすぎ水を回
収する回収タンク40と、前記シリンダ1の取出口11から
排水されるすすぎ水、又は脱水機(図示せず)からの回
収水を回収する回収ピット41とを備える。前記回収ピッ
ト41に第1ポンプ42を介して前記第1予洗水供給管35
と、第2ポンプ43を介して前記第2予洗水供給管30とを
それぞれ接続する。前記回収タンク40に第3ポンプ44を
介して前記本洗水供給管31を接続する。一方、前記第2
予洗水供給管30の前記第2ポンプ43の吐出側から分岐管
45を分岐させて前記回収タンク40に接続させる。この結
果、すすぎ水を第1予洗水,第2予洗水,本洗水として
前記シリンダ1内の各所定槽に供給して利用することが
できる。
なお、前記すすぎ水供給管32,洗剤供給管33,36,助剤供
給管34,補助水供給管37は、各供給装置(図示せず)に
それぞれ接続されて、所定のものを前記シリンダ1内の
所定の槽中に供給することができる。
給管34,補助水供給管37は、各供給装置(図示せず)に
それぞれ接続されて、所定のものを前記シリンダ1内の
所定の槽中に供給することができる。
図中、46は前記シリンダ1の第5槽及び第6槽に設
けた加熱部で、この加熱部46はスチーム等で本洗水を所
定温度まで加熱する。47は前記回収タンク40と回収ピッ
ト41とを連通する連通管である。
けた加熱部で、この加熱部46はスチーム等で本洗水を所
定温度まで加熱する。47は前記回収タンク40と回収ピッ
ト41とを連通する連通管である。
51,52,53は前記シリンダ1の第1槽と第2槽との間
に設けて予洗水をオーバーフローさせて排出する第1排
出部,第3槽と第4槽との間に設けた主に本洗水を
オーバーフローさせて排出する第2排水部,第9槽と
第10槽との間に設けて主にすすぎ水をオーバーフロー
させて排出する第3排水部である。
に設けて予洗水をオーバーフローさせて排出する第1排
出部,第3槽と第4槽との間に設けた主に本洗水を
オーバーフローさせて排出する第2排水部,第9槽と
第10槽との間に設けて主にすすぎ水をオーバーフロー
させて排出する第3排水部である。
6は前記シリンダ1の内面にシリンダ1の軸方向に固定
した桟で、この桟6はシリンダ1の周方向に等間隔をお
いて複数本、例えば12本配設されている。
した桟で、この桟6はシリンダ1の周方向に等間隔をお
いて複数本、例えば12本配設されている。
次に、上述の連続洗濯機の洗濯すすぎ処理工程について
説明する。
説明する。
まず、シリンダ1の第1槽中に洗剤及び第1予洗水又
水が不足していれば補助水を、第3槽中に第2予洗水
及び洗剤を、第5槽中に洗剤を、第7槽中に漂白剤
を、第9槽中に本洗水を、第11槽中に漂白剤を、第
13槽中にすすぎ水を、第14槽中にのり,中和剤等
を、それぞれ供給しながら、シリンダ1(仕切板2及び
中空軸3を含む。)を所定角度正転,逆転させて揺動さ
せる。このとき、シリンダ1内の各槽内の被洗物は、シ
リンダ1内面の桟6により、攪拌及び揉まれて洗濯,す
すぎ処理される。次に、前記シリンダ1を所定時間揺動
させたところで、その尻D名1を1回転(360°)させ
る。すると、各槽中の被洗物は次の各槽中にそれぞれ移
送される。上述の被洗物の内、洗濯,すすぎ等の処理が
完了した第14槽中の被洗物は取出口11からシリンダ1
外へと移送され、次固定の脱水工程で脱水される。それ
から、未処理の被洗物を投入口10から空になったシリン
ダ1の第1槽中に投入する。この第1槽中に投入さ
れた未処理の被洗物は、上述の操作により第1槽から
第14槽へと、すなわち第1予洗槽21,第2予洗槽22,本
洗槽23,すすぎ槽24と、投入口10から取出口11へと移送
される。
水が不足していれば補助水を、第3槽中に第2予洗水
及び洗剤を、第5槽中に洗剤を、第7槽中に漂白剤
を、第9槽中に本洗水を、第11槽中に漂白剤を、第
13槽中にすすぎ水を、第14槽中にのり,中和剤等
を、それぞれ供給しながら、シリンダ1(仕切板2及び
中空軸3を含む。)を所定角度正転,逆転させて揺動さ
せる。このとき、シリンダ1内の各槽内の被洗物は、シ
リンダ1内面の桟6により、攪拌及び揉まれて洗濯,す
すぎ処理される。次に、前記シリンダ1を所定時間揺動
させたところで、その尻D名1を1回転(360°)させ
る。すると、各槽中の被洗物は次の各槽中にそれぞれ移
送される。上述の被洗物の内、洗濯,すすぎ等の処理が
完了した第14槽中の被洗物は取出口11からシリンダ1
外へと移送され、次固定の脱水工程で脱水される。それ
から、未処理の被洗物を投入口10から空になったシリン
ダ1の第1槽中に投入する。この第1槽中に投入さ
れた未処理の被洗物は、上述の操作により第1槽から
第14槽へと、すなわち第1予洗槽21,第2予洗槽22,本
洗槽23,すすぎ槽24と、投入口10から取出口11へと移送
される。
一方、第2予洗水,本洗水,すすぎ水は、上述の被洗物
の移送方向と逆方向に流れる。すなわち、第3槽中に
供給された第2予洗水は第2槽へ流れ、第1排水部51
よりオーバーフローして排出され、第9槽中に供給さ
れた本洗水は第4槽へ流れ、第2排水部52よりオーバ
ーフローして排出され、第13槽中に供給されたすすぎ
水は第10槽へ流れ、第3排水部53よりオーバーフロー
して排出される。
の移送方向と逆方向に流れる。すなわち、第3槽中に
供給された第2予洗水は第2槽へ流れ、第1排水部51
よりオーバーフローして排出され、第9槽中に供給さ
れた本洗水は第4槽へ流れ、第2排水部52よりオーバ
ーフローして排出され、第13槽中に供給されたすすぎ
水は第10槽へ流れ、第3排水部53よりオーバーフロー
して排出される。
このように、被洗物は、被洗物の移送方向と逆方向に流
れる第1予洗水,第2予洗水,本洗水,すすぎ水等によ
り、洗濯,すすぎ等の処理を施される。
れる第1予洗水,第2予洗水,本洗水,すすぎ水等によ
り、洗濯,すすぎ等の処理を施される。
なお、被洗物や汚れの種類によって、前記シリンダ1の
揺動角度や揺動時間を調整する。
揺動角度や揺動時間を調整する。
かかる連続洗濯機は、シリンダ1内に複数本の桟6をシ
リンダ1の軸方向にかつシリンダ1の周方向に等間隔に
固定し、その桟6でシリンダ1内の各槽の被洗物を攪
拌,揉みして洗濯,すすぎ効果を高めようと構成されて
いる。
リンダ1の軸方向にかつシリンダ1の周方向に等間隔に
固定し、その桟6でシリンダ1内の各槽の被洗物を攪
拌,揉みして洗濯,すすぎ効果を高めようと構成されて
いる。
本考案は、上述の連続洗濯機の改良に係り、その目的と
するところは、より高い洗濯,すすぎ効果が得られ、又
よりスムーズな被洗物の移送が得られる連続洗濯機を提
供することにある。
するところは、より高い洗濯,すすぎ効果が得られ、又
よりスムーズな被洗物の移送が得られる連続洗濯機を提
供することにある。
本考案は、複数本の桟を、シリンダの径方向の断面から
見て、前記シリンダの周方向に2つの群に分割し、その
一の群の被洗物の洗濯やすすぎに供する桟の高さより、
前記他の群の被洗物の移送に供する桟の高さを低くした
ことを特徴とする。
見て、前記シリンダの周方向に2つの群に分割し、その
一の群の被洗物の洗濯やすすぎに供する桟の高さより、
前記他の群の被洗物の移送に供する桟の高さを低くした
ことを特徴とする。
本考案は、シリンダの径方向の断面から見て、複数本の
桟のうち、一の群の主に被洗物の洗濯やすすぎに供する
桟であって、高さが比較的高い桟により、シリンダの大
きな揺動力(機械力)が被洗物に伝わり、被洗物の洗濯
やすすぎ効果が向上される。一方、シリンダ径方向の断
面から見て、複数本の桟のうち、他の群の主に被洗物の
移送に供する桟であって、高さが上述の一の群の桟の高
さより低い桟により、シリンダ内の被洗物を次の槽に移
送する際の障害となることが殆ど無く、その結果被洗物
をスムーズに移送することができる。
桟のうち、一の群の主に被洗物の洗濯やすすぎに供する
桟であって、高さが比較的高い桟により、シリンダの大
きな揺動力(機械力)が被洗物に伝わり、被洗物の洗濯
やすすぎ効果が向上される。一方、シリンダ径方向の断
面から見て、複数本の桟のうち、他の群の主に被洗物の
移送に供する桟であって、高さが上述の一の群の桟の高
さより低い桟により、シリンダ内の被洗物を次の槽に移
送する際の障害となることが殆ど無く、その結果被洗物
をスムーズに移送することができる。
以下、本考案に係る連続洗濯機の一実施例を第1図及び
第2図を参照して説明する。
第2図を参照して説明する。
図中、第3図及び第4図と同符号は同一のものを示す。
この実施例における本考案の連続洗濯機は、シリンダ1
内にシリンダ1の軸方向にかつシリンダ1の周方向に等
間隔に固定した複数本、例えば12本の桟の内、主に被洗
物の洗濯,すすぎに供する部分の桟60の高さHを高く
し、一方主に被洗物の移送に供する部分の桟61の高さh
を低くする。
この実施例における本考案の連続洗濯機は、シリンダ1
内にシリンダ1の軸方向にかつシリンダ1の周方向に等
間隔に固定した複数本、例えば12本の桟の内、主に被洗
物の洗濯,すすぎに供する部分の桟60の高さHを高く
し、一方主に被洗物の移送に供する部分の桟61の高さh
を低くする。
すなわち、シリンダ1の径方向の断面から見て、複数本
の桟60及び61を、前記シリンダ1の周方向に2つの群に
分割し、その一の群の被洗物の洗濯やすすぎに供する桟
60の高さHより、前記他の被洗物の移送に供する桟61の
高さhを低くする。
の桟60及び61を、前記シリンダ1の周方向に2つの群に
分割し、その一の群の被洗物の洗濯やすすぎに供する桟
60の高さHより、前記他の被洗物の移送に供する桟61の
高さhを低くする。
個の実施例における本考案の連続洗濯機は、以上の如き
構成からなるから、主に被洗物の洗濯,すすぎに供する
桟60の高さHは高いので、シリンダ1の大きな揺動力
(機械力)がシリンダ1内の各槽の被洗物に伝わり、被
洗物がより良く攪拌,揉まれ、被洗物の洗濯,すすぎ効
果が向上される(第2図(B)及び(C)を参照)。一
方、主に被洗物の移送に供する桟61の高さhは低いの
で、シリンダ1内の被洗物を次の槽に移送する際の障害
となることが殆どなく、この結果被洗物をスムーズに次
の槽に移送することができる(第2図(D)を参照)。
構成からなるから、主に被洗物の洗濯,すすぎに供する
桟60の高さHは高いので、シリンダ1の大きな揺動力
(機械力)がシリンダ1内の各槽の被洗物に伝わり、被
洗物がより良く攪拌,揉まれ、被洗物の洗濯,すすぎ効
果が向上される(第2図(B)及び(C)を参照)。一
方、主に被洗物の移送に供する桟61の高さhは低いの
で、シリンダ1内の被洗物を次の槽に移送する際の障害
となることが殆どなく、この結果被洗物をスムーズに次
の槽に移送することができる(第2図(D)を参照)。
特にこの実施例においては、シリンダ1の周方向全般に
亘って桟60及び61が固定されているので、その桟60及び
61によりシリンダ1の強度を補うことができ、またシリ
ンダ1を360°以上(例えば450°)揺動運転させる場合
であっても高さhの低い桟61が被洗物の洗濯,すすぎの
攪拌,揉み作動する。
亘って桟60及び61が固定されているので、その桟60及び
61によりシリンダ1の強度を補うことができ、またシリ
ンダ1を360°以上(例えば450°)揺動運転させる場合
であっても高さhの低い桟61が被洗物の洗濯,すすぎの
攪拌,揉み作動する。
なお、上述の実施例において、桟60及び61の断面形状は
三角形をなしているが、その断面形状は特に限定しな
い。
三角形をなしているが、その断面形状は特に限定しな
い。
以上から明らかなように、本考案の連続洗濯機は、より
高い洗濯,すすぎ効果が得られ、又よりスムーズな被洗
物の移送が得られる。
高い洗濯,すすぎ効果が得られ、又よりスムーズな被洗
物の移送が得られる。
第1図は本考案に係る連続洗濯機の一実施例を示した一
部概略図である。 第2図(A)は第1図におけるII−II線概略断面図、す
なわちシリンダの径方向の概略断面図、第2図(B)及
び(C)はシリンダの揺動による洗濯やすぎ状態を示し
たシリンダの径方向の断面の説明図、第2図(D)はシ
リンダの回転による被洗物の移送状態を示したシリンダ
の径方向の断面の説明図である。 第3図は従来の連続洗濯機を示した概略図、第4図は第
3図におけるV−V線概略断面図である。 1…シリンダ、10…投入口、11…取出口、2…仕切板、
3…中空軸、60及び61…桟。
部概略図である。 第2図(A)は第1図におけるII−II線概略断面図、す
なわちシリンダの径方向の概略断面図、第2図(B)及
び(C)はシリンダの揺動による洗濯やすぎ状態を示し
たシリンダの径方向の断面の説明図、第2図(D)はシ
リンダの回転による被洗物の移送状態を示したシリンダ
の径方向の断面の説明図である。 第3図は従来の連続洗濯機を示した概略図、第4図は第
3図におけるV−V線概略断面図である。 1…シリンダ、10…投入口、11…取出口、2…仕切板、
3…中空軸、60及び61…桟。
フロントページの続き (72)考案者 小宮山 憲男 神奈川県相模原市田名字四ッ谷3312番地1 号 株式会社東京洗染機械製作所相模原工 場内 (56)参考文献 特開 昭63−234999(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】シリンダの両端に被洗物の投入口と取出口
とをそれぞれ設け、そのシリンダ内に螺旋状の仕切板を
固定して、前記シリンダ内をシリンダの軸方向に複数個
の槽に区割し、前記シリンダの内面に複数本の桟を、前
記シリンダの軸方向に延設しかつ前記シリンダの周方向
に間隔を置いて固定し、前記シリンダを正逆方向に揺動
させて、前記桟等により前記シリンダ内の被洗物を攪拌
等して洗濯やすすぎ等を行い、前記シリンダを回転させ
て、前記シリンダ内の被洗物を投入口から取出口へと各
槽毎に順次移送し、一方洗濯水やすすぎ水等を前記被洗
物の移送方向と反対方向に流して被洗物の洗濯処理やす
すぎ処理等を連続的に行う連続洗濯機において、 前記複数本の桟は、前記シリンダの径方向の断面から見
て、前記シリンダの周方向に2つの群に分割され、その
一の群の被洗物の洗濯やすすぎに供する桟の高さより、
前記他の群の被洗物の移送に供する桟の高さが低くいこ
とを特徴とする連続洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988155628U JPH075826Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | 連続洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988155628U JPH075826Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | 連続洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0278181U JPH0278181U (ja) | 1990-06-15 |
JPH075826Y2 true JPH075826Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31433426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988155628U Expired - Lifetime JPH075826Y2 (ja) | 1988-12-01 | 1988-12-01 | 連続洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075826Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52117880U (ja) * | 1976-03-04 | 1977-09-07 |
-
1988
- 1988-12-01 JP JP1988155628U patent/JPH075826Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0278181U (ja) | 1990-06-15 |
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