JPH0758060B2 - 内燃機関におけるパルス幅変調された動作量を制御及び/または調整するための方法 - Google Patents

内燃機関におけるパルス幅変調された動作量を制御及び/または調整するための方法

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JPH0758060B2
JPH0758060B2 JP62500223A JP50022387A JPH0758060B2 JP H0758060 B2 JPH0758060 B2 JP H0758060B2 JP 62500223 A JP62500223 A JP 62500223A JP 50022387 A JP50022387 A JP 50022387A JP H0758060 B2 JPH0758060 B2 JP H0758060B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術的背景 本発明は、2つの割込み可能な時間発生器を有するディ
ジタル制御装置に少なくとも1つの外部割込み信号を供
給し、タイマ割込みの発生時に計数レジスタの制御によ
って信号出力を行う、内燃機関のパルス幅変調された動
作量信号の制御及び/または調整方法から出発する。
内燃機関のための駆動量としてパルス幅変調信号を検出
し、制御し調整するためにデイジタル制御装置を使用す
ることは知られている。例えば、本出願人の謂わゆるα
/n−モノ−ジエトロニック(α/n−Mono−Jetronic)に
おいては、出力信号の発生並びに時間測定の目的で単チ
ツププロセツサもしくはマイクロコンピユータ(μC)
が使用されておつて、制御は、単チツププロセツサの構
成要素としたり或るいは制御デバイス基板に付加的に設
けることができる謂わゆる割込み可能な時間発生器(タ
イマ)を介して行われている。
本発明の明確な理解を期するために、以下、それ自体公
知である特別の実施例を参考して技術的背景を説明す
る。尚、この説明において、上記の単チッププロセツ
サ、特に、「8051」族の単チツププロセツサが使用され
ることを前提とする。この単チツププロセツサは使用者
に対して2つの16ビツトタイマ、即ち、双方共に割込み
可能であるタイマT0、タイマT1を利用可能にし、その内
一方のタイマ、即ち、タイマT0は2つの8ビツトタイマ
に分割することができる。しかしながらその結果とし
て、残りの16ビツトタイマT1はその割込み能力を喪失す
る。基本的には、この主のデイジタル制御装置において
パルス幅変調信号の制御及び出力は次のように行なわれ
る。即ち、それぞれ発生されるタイマ割込みを介して、
それぞれ所定の信号値がロードされている計数レジスタ
が制御され、その結果該タイマ制御により実時間で信号
持続機関出力が発生されるようにパルス幅変調信号の制
御及び出力が行われる。
従つて、このようなデイジタル制御装置のタイマ設計
は、例えば次のような課題を解決することができるよう
に行なわれている。
− 2μsecの量子化による2つのパルス幅変調信号
(例えば、消費信号である噴射信号Ti)の出力。これら
の2つの信号の出力は、謂わゆるTDパルスと時間同期し
ていなければならない。該TDパルスは、例えば内燃機関
の点火信号、回転数信号から、或るいは内燃機関の端子
1に発生する信号から外部割込み信号として導出するこ
とができる。
− 粗量子化(例えば2msec)による3つの別のパルス
幅変調信号の出力。この2つの信号はそれぞれ適応形ア
イドリング制御信号ALS、タンクガス抜き信号及び中間
噴射器出力信号として出力される。
− 任意に選択可能な時間ラスタの発生。(回転数計算
のための)外部割込みパルス間もしくはTDパルス間の周
期長測定。従つて、例えば空気量測定信号と相俟つて内
燃機関に供給される燃料の量を算出するための基礎デー
タの創成。
これらの信号を形成するために、公知のタイマ設計にお
いては、公知の16ビツトタイマT0を2つの8ビツトタイ
マ(タイマT0下位:タイマT0上位)に分割することが行
われている。以下、第1図乃至第3図を参照してデイジ
タル制御装置におけるタイマ設計概念の可能な公知の具
体的事例に関する深い理解を得るための基本的な説明並
びに本発明が画する構成を明瞭にするために上記のタイ
マに関し充分な理解が得られるよう詳細に説明する。
タイマT0の分割された下位部分は、第1図のa)に示し
てあるように、2μsecの量子化で512μsecラスタを発
生する。この時間ラスタから、c)に示されているよう
にまず付加的なALS計数レジスタの制御が行なわれる。
これはb)にその時間経過の示されているALS信号(適
応形アイドル制御信号)を出力するためである。そして
e)に示すように、タンクガス抜きのための付加的計数
レジスタあるいは計数器も制御される。この付加的計数
レジスタあるいは計数器により、第1図のd)に示すよ
うに、タンクガス抜き信号(TE信号)が発生する。ここ
での説明並びに本発明は、特に、タイマ設計思想に関す
るものであり、従つて、ここでは特に既述の「8051」族
の単チツププロセツサの使用を前提としている。しかし
ながら、ここで求められる出力すべきまたは検出すべき
パルス幅変調信号は、デイジタル制御装置において別の
仕方で発生され、慣用の仕方で算出されて適当な記憶場
所に格納される計数器状態に対応するものであることを
述べておく。このような計算は繰り化し行われるもので
あり、従つて、計数状態は変化する。つまり、第1図の
c)及びe)に示してあるような計数器状態を基にし
て、検出すべきもしくは出力すべき信号のパルス幅変調
期間を求めることが本タイマの設計思想である。即ち、
タイマT0の下位部分を上述の2つの、パルス幅変調され
たALS信号及びTE信号の形成に用いた場合には、第2図
に示してあるように、タイマT0の上位部分は例えば、燃
料噴射装置において特に重要であるTiパルスの形成に用
いられる。このTiパルスは内燃期間の噴射弁の制御に用
いられる信号を表すものあつて、従つてその接続期間も
しくはパルス幅は、単位時間当たりに内燃機関に供給さ
るべき燃料量に対する尺度となる。
第2図に従い、a)に示すように、タイマT0の上位部分
は下位部分と同じ時間ラスタを発生し、従つて、該上位
部分は、c)に示すように、付加的なTi計数レジスタ相
俟つて(特に)Tiパルスの出力を制御する。図から明ら
かなように発生すべき信号は、512μsecの倍数(即ち、
タイマT0の上位部分の各オーバフロー毎に発生される割
込みにより減分もしくは制御される計数レジスタ状態の
経過を参照)と全体値の残りの部分とに分割され、その
補数値は、外部タイマ割込み(TDパルスとしてa)に示
すような点火パルス)の開始時にタイマT0の上位部分に
予めロードされる。上位部分の各オーバフロー毎に発生
される割込みによりTi計数レジスタは、その内容が0に
なりTiパルスが制御されるまで減分される。
最後に、第3図に示してあるような、回転数計算のため
の周期長測定に用いられる第2の16ビツトタイマT1の役
割に付いて説明する。16ビツトタイマにおけるタイマ増
分毎の2μsecの量子化では、単に最大131msecの時間測
定しか可能にならないので、第3図のb)に示すように
付加的な計数レジスタを使用しなければならない。この
レジスタの量子化は、2msecであり、従つて、タイマT1
により最大512msecの時間検出が達成可能となる。
上記の考え方では、割込み負荷が相応大きくなる。と言
うのは、総ての出力すべきパルス幅変調された信号にお
いて、512μsec毎に時間ラスタ割込みかトリガされる。
そのため例えば、2つの分割された単に8ビツトのタイ
マを用いる場合の時間ラスタ制限では、上述の2μsec
の量子化において512μsecの最大時間しか許容されな
い。
更に例えばTi時間を512μsecの整数倍と残余の時間に分
割した場合には、出力制御のための予備処理と関連して
デイジタル制御装置のPROMにおける記憶に要する費用は
相当に大きくなる。また、割込みが高頻度で行われるた
めに、Tiパルスのための重要な出力信号並びに所謂消費
信号においても精度の損失を避けることができない。
技術的背景として2つの刊行物がある。
“Microprocessor and Microsystems"第6巻、第7号、
1982号9月、第347頁〜353頁に「機関自動制御用の8ビ
ツト単チツプマイクロコンピュータ」が記載されてい
る。第351頁の始めの段落ではタイマ/カウンタについ
て述べられており、引続き“割込み”の章、特に第3表
“割込みソース”には、割込みを発生するための種々の
手段が示されている。しかしそこに示された解決策には
16ビツトタイマの他に2つの付加的比較レジスタが必要
であり、それに無視できない程のコストがかかる。
フランス特許出願公開第535396号公報(FR−A−2、53
5396)には、多気筒内燃機関の燃料噴射を制御するため
の電子装置が記載されている。その第7頁第32行から第
8頁第27行までには、種々異なる噴射パルスが相互に重
なつた場合での、パルス出力のフレーム化について記載
されている。これは残余時間の検出と相応の出力によつ
て行われる。
従つて本発明の課題は、上述したようなデイジタル制御
装置において、タイマ使用方法並びにその基本的構成
を、次のように改良する、即ち、利用可能なタイマ(16
ビツトタイマ)を実質的に小さい割込み負荷では分割す
る必要をなくし、少なくとも重要な出力信号(消費信
号、噴射Tiパルス)において高い精度が達成されるよう
に改善することにある。
発明の利点 本発明による方法は次のような利点を有する。即ち、噴
射Tiパルス及び消費信号のための出力制御を行うタイマ
は所望の信号を遮断すべき場合にのみ割込みをトリガす
る。従つて、通常は各中間割込み時に減分を行う計数レ
ジスタを省略することができると共に、例えばTi時間を
従来の512μses時間ラスタの整数倍と残余値に前以て分
割する必要がなくなるという利点を有する。
従つて本発明により、このような出力制御の予備処理に
関して、PROMのコストが相当に減少される。何故ならば
前記予備処理を今度は16ビツトタイマを用いて行なうこ
とができるからである。
更に本発明においては、単に1つの8ビツトタイマを用
いた時間ラスタの形成が、2μsecの量子化とそれによ
り達成可能な最大時間512μsecで行なわれるのではな
く、最大131msecまでの任意の時間ラスタを設定するこ
とが可能であるという利点が得られる。
ここで、割込み負荷の相当な減少は、Tiパルス並びに消
費パルスの出力にのみ関するものではなく、前に述べた
他の信号、例えばALS信号或いはタンクガス抜き信号の
ような信号の出力の場合にも割込み量もしくは割込み負
荷は減少される。と言うのは、分割した8ビツトタイマ
のように総ての512μsec毎に時間ラスタ割込みをトリガ
する必要はなく、この目的で設けられる16ビツトタイマ
の相応のロードにより所望のラスタを前もつて設定する
ことができる。例えば2μsecの量子化においては、時
間ラスタ割込みは2msec毎にトリガすることができる。
この場合、タイマには1000個の増分からなる値がロード
される。
最後に、次のような利点が得られる。即ち、例えば消費
信号及び噴射Tiパルスのような重要な出力信号の場合に
は16ビツトタイマを何等変更することなく2μsecの量
子化を行い、信号の遮断時にのみ割込みを形成するよう
にしてより高い精度が達成され、その場合に各対応の割
込みに最上位の優先が与えられると言う利点が得られ
る。
従属請求の範囲に記載の構成によれば、本発明の有利な
発展態様及び改良が可能である。
図面 本発明の実施例を図面に示し、以下の詳細な説明で詳述
する。図面中、 第1図、第2図及び第3図は(8051族の単チツププロセ
ツサを有する)デイジタル制御装置における公知のタイ
マ使用概念を図解する図であり、その中、 第1図は、本来16ビツトタイマであるタイマを分割して
得られる第1番目の8ビツトタイマ部分の時間ダイアグ
ラムであつて、所属の計数レジスタの相応の制御で、タ
イマの時間ラスタ中に現れる各タイマ割込みによるパル
ス幅変調信号を出力する方法を示し、 第2図は、第2の分割8ビツトタイマ部分の時間ダイア
グラムであつて、それぞれ1つのTDパルスの発生による
外部起動制御を用いた少なくとも1つの噴射Tiパルスの
出力、並びにタイマ割込みによる所属の計数レジスタの
制御方法を示し、そして 第3図は周期長測定のための第2の16ビツトタイマの使
用を示す図であり、 第4図は本発明の実施例として、(相応の計数レジスタ
或いは他の計数器を設ける必要のない場合)噴射Tiパル
ス並びに消費信号を形成する8051チツプ族の変更されな
いタイマT1(16ビツトタイマ)の時間ダイアグラムを示
し、そして 第5図は周期長計数に用いられ且つ同時に別の信号、即
ちこの例ではALS信号及びタンクガス抜き信号を出力す
るのに用いられる同様に変更されない、即ち分割されな
い別のタイマ(16ビツトタイマ)の時間ダイアグラムを
示す図である。
実施例の説明 先ず、以下の説明において本発明は、パルス幅変調信号
を出力するための2つの16ビツトタイマで新規なタイマ
設定概念を実現するデイジタル制御装置の構成と関連し
て説明することを述べておく。しかしながら、本発明は
また、任意の実施態様が可能であり、離散的な回路技術
で適用可能であつて、従つて、以下にフローチヤートを
用いて述べる説明は本発明を限定するものではなく、ま
た本発明をこれら特定の実施例に制限するものではない
ものと理解され度い。
本発明の基本的思想は、16ビツトタイマとして構成され
た、2つの備わつているタイマを分割せずに、所定のパ
ルス幅変調信号、即ち特に消費信号並びに噴射Ti信号を
タイマ中間割込みを伴うことなく連続的に形成し、以て
該タイマに現れる第1番目の割込みにより信号形成の遮
断を行い、また他の利用可能なタイマをして、タイマ割
込みの発生時毎に該タイマのロードによつて実施される
自由に設定可能なラスタにおいて、周期長計数並びに他
のパルス幅変調信号の出力を行うよう構成することにあ
る。
第4図に示してあるように、第1のタイマT1′の役割
は、消費信号VS並びに噴射Ti信号の出力にあり、その場
合このタイマは更に、第4図にも示してあるように、補
充的に、付加的な中間噴射出力Ti*に使用することがで
きる。
この目的で、出力すべき信号VS及びTiをその大きさに従
つて、即ち予測される信号持続期間に従つて選別(sort
ieren)することが提案される。これには各選別時点に
おいて、各信号TiまたはVSに割り当てられている記憶場
所のどれか比較的に高い値を有してるかをチエツクする
ための選択論理が要求される。続いて、例えば点火信
号、回転数信号または自動車輌の端子1に生じる信号の
発生とすることができるTD割込みが発生(外部割込み)
すると、タイマレジスタに最小の信号値(VSまたはTi)
が、ここで説明しているプロセスにおいては補数値とし
てロードされ、次いでタイマが起動される。その結果、
時点t1には第1のタイマ割込みが発生する。この時点で
は、ここでは小さい信号と仮定している信号VSも第4図
のc)に示すように経過している。即ち、消費信号は遮
断される。このタイマ割込み(時点t1)で、タイマレジ
スタには、先に出力されている信号に対する差が(やは
り補数値として)ロードされる。言い換えるならば、比
較的に大きい信号の残余値、この例では、消費信号VSに
対する差を表すTiがタイマレジスタに転送され、時点t2
における第2のタイマ割込みの発生により噴射Tiパルス
が終端する。最後に、これら2つの信号TiまたはVSの新
たな出力は時点t3において新たに外部TD割込みが発生し
て初めて再開される(第4図の波形a)参照)。従つ
て、時間間隔が充分に大きい限りにおいて中間噴射を行
うことができる。尚、このことについては、追つてフロ
ーチヤートを参照し詳述する。
131msec(2μsecの量子化で16ビツトタイマ)より大き
きTi及びVSの信号値が生ずると、デイジタル制御装置内
部には謂わゆるフラグ(FLAG)がセツトされ、このフラ
グは、Ti及びVSの信号値がタイマレジスタのオーバーフ
ローより大きいことを表す(それぞれ対応のタイマ割込
みの発生)。この場合、2つの信号TiまたはVSの1つを
遮断するための第1のタイマ割込みを発生できるように
するためには、その前に先ずタイマの上記オーバーフロ
ーフラグを処理、即ちリセットしなければならないよう
に構成されている。
設けられている別のタイマT0′の役割は、第1に任意の
時間ラスタの形成にある。この時間ラスタは、図示の実
施例においては2msecに選択されている。この目的で、
このタイマT0′のタイマレジタには各タイマ割込み時に
相応の値が予めロードされる。この値は、例えば、所望
の2msecのラスタ及び基本となる2μsecの量子化で1000
個の増分(インクレメント)に相当する。
このタイマT0′で形成され、第5図のa)に示してある
2msecの時間ラスタは先ず、付加的な計数レジスタ(第
5図のb)参照)と、回転数算出に必要な周期長を測定
するタイマレジスタとにより使用され、さらにその都度
設けられた計数レジスタの制御に用いられる。前記付加
的計数レジスタの量子化は時間ラスタの量子化に相当す
る。即ち、2msesである。また前記計数レジスタは、ALS
信号、タンクガス抜き信号、及びここで選択された量子
化が充分である限り必要に応じて中間噴射信号を形成す
るために設けられているものである。
この場合、回転数計算は次式に基づいて行われる。
TD時間=(TD終了−TD開始)+ 計数レジスタ値・Q 上式中Q=量子化値である。
第5図のa)に示すように、タイマT0′は自走する(fr
eilaufend)即ち、点火パルス信号(閃光記号)として
示してあるTDパルスは任意時点で発生することができ
る。即ち、T0′のタイマ割込みとは関係がない。b)に
はこの周期長測定に必要な付加的な計数レジスタが示し
てある。波形d)は、c)に示したALS信号の形成のた
めのALS計数器またはALS計数レジスタを表し、一方f)
及びe)にはタンクガス抜き信号及びタンクガス抜き計
数器に対する相応の計数レジスタ動作及び信号波形が示
してある。
次ぎに示すフローチヤートはタイマ設計概念に関するデ
イジタル制御装置の組織化部分(Organisationsteil)
に関するものであり、先ずここに示したフローチヤート
に基づいて外部割込みルーチンに関し簡単に説明する。
このフローチヤートに示してある外部割込みは、機能ブ
ロツク10、11、12を経て、先ず内燃機関の回転数決定の
ための周期長計算に使用されるものである。判別ブロツ
ク13で出力すべき信号の既述の選別を行う。即ち、消費
時間が噴射時間より大きいか或いは等しいかのチエツク
を行う。その結果に基づいて、タイマT1′には、噴射時
間の補数かまたは消費時間の補数がロードされる。(機
能ブロツク14a及び14b)。これら2つの出力はセツトさ
れる。即ち、VS信号及び噴射Ti信号が立上り、タイマT
1′が起動し、次いで、次の内部割込み(TD信号)の入
力を、機能ブロツク15、16及び17に示すように待機す
る。
次に示すフローチヤートは、タイマT0′における割込み
の発生で実行されるルーチンに関するものである。この
ルーチンでは、各タイマT0割込み毎に該タイマの反復的
ロードが行われ、それにより機能ブロツク20で所望のラ
スタが確実に設定され、且つ機能ブロツク21において計
数レジスタの増分が行なわれる。このルーチンは周期長
測定に属する。
これと同時に、22でALSの信号のための計数レジスタが
減分され、23でこの計数レスジスタの内容が0に達した
か否かの判定が行われる。該計数レジタが0になつてい
る場合には、この信号を取り払うことにより絞り弁モー
タ制御を遮断する。同時に24でタンクガス抜き計数レジ
スタを減分し、この時点において噴射信号が存在するか
否かをチエツクする。噴射信号が存在しない場合にの
み、領域25における中間噴射出力に関するサブルーチン
を実行することができる。尚、この中間噴射出力に関し
てはそれぞれの機能ブロツクにそのプロセスが示してあ
るので、ここで詳述する必要はないと考える。次いで、
次のタイマT0割込みに戻る。
次のタイマT1′割込みルーチンのフローチヤートから理
解されるように、VSもしくは噴射Ti信号の出力のために
は、計数レジスタの減分は必要とされない。即ち第1番
目のタイマT1割込みが発生すると、発生し得るオーバー
フローフラグの判定ブロツク30及び機能ブロツク31及び
32を介した処理後直ちに、各信号出力がリセツトされる
ことを意味する。即ち、機能ブロツク33aかまたは33bが
応答し、次いで判定ブロツク34a、34bを介して、第2の
信号の出力が存続している場合には上記タイマT1′に消
費−噴射時間差の補数がロードされ(時点t1)、また第
2のタイマT1割込みの倍(時点t2)にはタイマが停止さ
れリセツトされる。
本明細書、後続の請求の範囲及び図面に示した総ての特
徴はそれぞれ個々に、また任意の相互組合わせにおいて
本発明にとり本質的な事項である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ミラー,ノルベルト ドイツ連邦共和国 D‐7101 アプシユタ ート シラーシユトラーセ 19/1 (72)発明者 ヴエルナー,ペーター ドイツ連邦共和国 D‐7135 ヴイールン スハイム 3 イム ゾマーライン 15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つの割込み可能な時間発生器(16ビット
    タイマ)を有するディジタル制御装置に少なくとも1つ
    の外部割込み信号(点火信号TD)を供給し、タイマ割込
    みの発生時に計数レジスタの制御によって信号出力を行
    う、内燃機関のパルス幅変調された動作量信号(燃料噴
    射パルスTi、消費信号VS、適応形アイドリング制御信号
    ALS、タンクガス抜き信号TE、中間噴射出力、回転数周
    期長測定)の制御及び/または調整のための方法におい
    て、第1の変更されないタイマ(16ビットタイマT1′)
    に、外部割込み信号(TDパルス)の発生時に出力すべき
    信号値(消費信号VS、噴射Ti信号)のうちの第1の最小
    値をロードし、次いで該タイマを起動し、そしてそれに
    続く固有のタイマ割込みの発生時に当該のパルス幅変調
    された出力信号を遮断し、同時に前記タイマに新たに第
    2の出力すべき信号値に対する差をロードし、そして第
    2の変更を受けないタイマ(16ビットタイマT0′)を、
    そのタイマレジスタに相応の値をロードすることによ
    り、1つの任意の時間ラスタを形成するために連続的に
    作動させ、その際、該時間ラスタを、補充的に出力すべ
    きパルス幅変調された動作量信号(ALS信号、タンクガ
    ス抜き信号TE)のための別の計数レジスタの制御、及び
    同時に内燃機関の回転数計算のための周期長測定に用い
    ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】(16ビットタイマ及び2μsecの量子化の
    場合において)最大時間幅が最初のタイマ割込みまでの
    時間を越えるような信号値が第1のタイマに対して現わ
    れた時に、先ず該タイマ割込みにより消去すべきフラグ
    をセットし、それにより該タイマの2つ目のタイマ割込
    みで初めて、最小の信号値を有するその都度の印加信号
    を遮断する請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】1つの外部TD割込みの発生時に、タイマレ
    ジスタにその都度最小信号値の補数値をロードし、それ
    に続く固有のタイマ割込み時に、先行の出力信号に対す
    る差の補数値をロードする請求の範囲第1項または第2
    項記載の方法。
  4. 【請求項4】予め定められた増分数(2msecの割込みラ
    スタ及び2μsecの量子化では1000個の増分)を各タイ
    マ割込み毎に別のタイマ(16ビットタイマT0′)にロー
    ドし、外部TD割込みの任意の入力で周期長測定を、式TD
    時間=(TD終了−TD開始)+計数レジスタ値・Q(但し
    Q=量子化値)に従って行う請求の範囲第1項乃至第3
    項のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】別のタイマ(T0′)の各タイマ割込みの発
    生を、適応形アイドリング制御信号(ALS信号)及びタ
    ンクガス抜き信号(TE)の形成に用いられる相応の計数
    レジスタの制御に用いる請求の範囲第1項乃至第4項の
    いずれかに記載の方法。
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