JPH0758047A - ロードロック式縦型拡散・cvd装置 - Google Patents

ロードロック式縦型拡散・cvd装置

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Publication number
JPH0758047A
JPH0758047A JP19972393A JP19972393A JPH0758047A JP H0758047 A JPH0758047 A JP H0758047A JP 19972393 A JP19972393 A JP 19972393A JP 19972393 A JP19972393 A JP 19972393A JP H0758047 A JPH0758047 A JP H0758047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette
shelf
chamber
wafer
buffer
Prior art date
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Pending
Application number
JP19972393A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuhiro Hirano
光浩 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP19972393A priority Critical patent/JPH0758047A/ja
Publication of JPH0758047A publication Critical patent/JPH0758047A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウェーハの自然酸化膜を実用上問題のないレ
ベル以内に収め、かつウェーハ処理能力を飛躍的に向上
させ、装置のコストを低減する。 【構成】 カセット7を収納するカセット棚8と、該カ
セット7と縦型反応室1の下方に配置されたロードロッ
ク室2内のボート3との間でウェーハ4を移載するウェ
ーハ移載機5を大気中に設置すると共にカセット7を収
納するバッファ棚を入れたバッファ室11を設け、この
バッファ室11に、大気と遮断可能なシャッタ12とN
2 ガスによるパージ装置を設け、カセット棚8及びシャ
ッタ12を介してバッファ棚にカセット7を自動で搬入
出するカセットエレベータ13を配置し、このカセット
エレベータ13によりカセット7を、搬出する際及び人
手により又はカセット搬送装置によりカセット7を搬入
する際使用するカセットステージ14を配置してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造装置の1つで
ある縦型拡散・CVD装置に係り、特にロードロック室
を具備するロードロック式縦型拡散・CVD装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は従来装置の1例の構成を示す断面
図である。この従来例は、縦型反応室1の下方にロード
ロック室2が設けられ、該ロードロック室2にはゲート
バルブ6を介してカセット室9が気密に設けられ、該カ
セット室9のカセット搬入搬出口はゲートバルブ10で
気密に閉塞される様になっている。ロードロック室2の
内部において縦型反応室1の下方にウェーハ4を多段に
保持するボート3を縦型反応室1内に挿入、取出しする
ボートエレベータ(図示せず)がある。又ロードロック
室2内には、カセット室9内のカセット7とボート3と
の間でウェーハ4を移載するウェーハ移載機5が設けら
れている。カセット室9内には、ウェーハ4が所要枚数
装填されたカセット7を置くカセット棚8が設けられ、
作業者がカセット7を搬入,搬出するようになってい
る。更にロードロック室2とカセット室9には内部を大
気からN2 ガスに置換するための真空排気装置(図示せ
ず)や、N2 ガス給排気装置(図示せず)が設けられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、ウェーハ4は、カセット7の搬入時から縦型反応室
1までと縦型反応室1で処理後、カセット7に回収され
るまでN2 ガス雰囲気中を搬送されるため、搬送領域は
全て気密に保つ必要があり、構造上ロードロック室2,
カセット室9等の気密容器が必要で、非常にコスト高と
なっていた。また容器が大きいためN2 ガス置換するの
に時間がかかった。更に処理前,処理後のウェーハを一
時的に保管しておく箇所がないため、処理後のカセット
を搬出しない限り、次の処理が出来ないという課題があ
った。また、カセット室9は新しいカセットを搬入する
度に内部をN2 ガスに置換する必要があり、所要置換時
間の点からカセット室9の容積を大きくできないため、
一度に搬入できるカセット数が少ない。即ち、1サイク
ルでの処理ウェーハ枚数が少ないという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明装置は、上記の課
題を解決するため従来ロードロック装置がウェーハの自
然酸化を防止するためにウェーハの搬送領域を全て大気
と遮断された気密構造をとるが、実際にはカセットの搬
入搬出時には大気にさらされてしまうことと大気にさら
される時間が短かければ自然酸化膜の成長も少ないこと
に注目してなされたものであって、カセット7を収納す
るカセット棚8と、該カセット7とロードロック室2内
のボート3との間でウェーハ4を移載するウェーハ移載
機5を大気中に設定すると共にカセット7を収納するバ
ッファ棚を入れたバッファ室11を設け、このバッファ
室11に、大気と遮断可能なシャッタ12と、不活性ガ
スによるパージ装置を設け、カセット棚8及びシャッタ
12を介してバッファ棚にカセット7を自動で搬入出す
るカセットエレベータ13を設置してなる構成としたも
のである。
【0005】
【作 用】上記の構成においてカセットエレベータ13
が、カセット棚8とバッファ棚にカセット7を搬入す
る。各々1バッチ分なので、2バッチ分搬入可能であ
る。バッファ棚にカセット7を搬入する時にはバッファ
室11のシャッタ12を開放した後搬入する。バッファ
棚にカセット7を搬入後シャッタ12を閉塞し、不活性
ガスをパージすることにより、大気から不活性ガス雰囲
気に置換し、ウェーハの自然酸化を抑制する。それから
ゲートバルブ6を開放した後、ウェーハ移載機5がカセ
ット棚8のカセット7からウェーハ4をボート3に移載
する。移載後ゲートバルブ6を閉塞し、しかる後大気か
ら不活性ガスに置換し、ウェーハ成膜処理を行う。処理
終了後、ゲートバルブ6を開放し、ウェーハ移載機5が
処理済みのウェーハ4をボート3からカセット棚8へ移
載する。その後、カセットエレベータ13がカセット7
をカセット棚8から順次搬出する。
【0006】
【実施例】図1は本発明装置の1実施例の構成を示す断
面図である。本実施例は、カセット7を収納するカセッ
ト棚8と、該カセット7と縦型反応室1の下方に配置さ
れたロードロック室2内のボート3との間でウェーハ4
を移載するウェーハ移載機5を大気中に設置すると共に
カセット7を収納するバッファ棚を入れたバッファ室1
1を設け、このバッファ室11に、大気と遮断可能なシ
ャッタ12とN2 ガスによるパージ装置を設け、カセッ
ト棚8及びシャッタ12を介してバッファ棚にカセット
7を自動で搬入出するカセットエレベータ13を設置
し、このカセットエレベータ13によりカセット7を、
搬出する際及び人手により又はカセット搬送装置(図示
せず)によりカセット7を搬入する際使用するカセット
ステージ14を配置してなる。
【0007】上記の構成において本実施例の作用を説明
する。カセットステージ14にカセット7を人手により
又はカセット搬送装置により置く。カセット搬送装置の
場合は完全に自動化となる。次にカセットステージ14
がカセット7を回転させ、カセットエレベータ13がア
クセスできるようにした後カセットエレベータ13が、
カセット棚8とバッファ棚にカセット7を搬入する。各
々1バッチ分なので、2バッチ分搬入可能である。バッ
ファ棚にカセット7を搬入する時にはバッファ室11の
シャッタ12を開放した後搬入する。バッファ棚にカセ
ット7を搬入後シャッタ12を閉塞し、N2 ガスをパー
ジすることにより、大気からN2 ガス雰囲気に置換し、
ウェーハの自然酸化を抑制する。それからゲートバルブ
6を開放した後、ウェーハ移載機5がカセット棚8のカ
セット7からウェーハ4をボート3に移載する。移載後
ゲートバルブ6を閉塞し、しかる後大気からN2 ガスに
置換し、ウェーハ成膜処理を行う。処理終了後、ゲート
バルブ6を開放し、ウェーハ移載機5が処理済みのウェ
ーハ4をボート3からカセット棚8へ移載する。その
後、カセットエレベータ13がカセット7をカセット棚
8から(カセットステージ14へ)順次搬出する。
【0008】カセット棚8が空いた時点で、シャッタ1
2を開放し、カセットエレベータ13がバッファ室11
内のバッファ棚のカセット7をカセット棚8に移し替え
る。移し替え終了後、前述と同様にウェーハ移載を開始
する。その後ウェーハ成膜処理中にバッファ棚に未処理
ウェーハのカセット7を搬入しておけば、これまでの一
連の処理が連続して実行可能となる。成膜処理後のウェ
ーハ4を収納したカセット7がすぐに搬出できない場
合、バッファ棚を設けたので、カセットエレベータ13
を用いてカセット棚8とバッファ棚のカセットを入れ替
えることも可能となり、処理後のウェーハが搬出待ちで
長時間大気中に放置されることも防止できる。
【0009】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、従来装置
に比べウェーハが大気にさらされる時間が長くなるが、
ウェーハの自然酸化膜を実用上問題のないレベル以内に
収め、かつウェーハ処理能力を飛躍的に向上させること
ができると共に大きな気密容器が不要になるため、装置
のコストを低減することができる。又ウェーハ加工処理
の1サイクルにかかる時間を凝縮でき、又処理枚数を増
大できるので大幅にスループットを向上させることがで
きる。更にロードロック式ではない一般の縦型拡散・C
VD装置と同等の自動化(カセットの自動搬入・搬出)
に対応可能となり、クリーンルームの無人化にも寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の1実施例の構成を示す断面図であ
る。
【図2】従来装置の1例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 縦型反応室 2 ロードロック室 3 ボート 4 ウェーハ 5 ウェーハ移載機 6 ゲートバルブ 7 カセット 8 カセット棚 11 バッファ室 12 シャッタ 13 カセットエレベータ 14 カセットステージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/31

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦型反応室(1)の下方にロードロック
    室(2)を有するロードロック式縦型拡散・CVD装置
    において、カセット(7)を収納するカセット棚(8)
    と、該カセット(7)とロードロック室(2)内のボー
    ト(3)との間でウェーハ(4)を移載するウェーハ移
    載機(5)を大気中に設定すると共にカセット(7)を
    収納するバッファ棚を入れたバッファ室(11)を設
    け、このバッファ室(11)に、大気と遮断可能なシャ
    ッタ(12)と、不活性ガスによるパージ装置を設け、
    カセット棚(8)及びシャッタ(12)を介してバッフ
    ァ棚にカセット(7)を自動で搬入出するカセットエレ
    ベータ(13)を設置してなるロードロック式縦型拡散
    ・CVD装置。
  2. 【請求項2】 カセットエレベータ(13)によりカセ
    ット(7)を搬出する際及び人手により又はカセット搬
    送装置によりカセット(7)を搬入する際使用するカセ
    ットステージ(14)を配置してなる請求項1のロード
    ロック式縦型拡散・CVD装置。
JP19972393A 1993-08-11 1993-08-11 ロードロック式縦型拡散・cvd装置 Pending JPH0758047A (ja)

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JP19972393A JPH0758047A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 ロードロック式縦型拡散・cvd装置

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JP19972393A JPH0758047A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 ロードロック式縦型拡散・cvd装置

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JPH0758047A true JPH0758047A (ja) 1995-03-03

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JP19972393A Pending JPH0758047A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 ロードロック式縦型拡散・cvd装置

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JP (1) JPH0758047A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6746197B2 (en) * 1998-09-22 2004-06-08 Tokyo Electron Limited Substrate processing apparatus and substrate processing method
US7203563B2 (en) * 2004-04-08 2007-04-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Automatic N2 purge system for 300 mm full automation fab
CN100459028C (zh) * 2002-04-05 2009-02-04 株式会社日立国际电气 基板处理装置及反应容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6746197B2 (en) * 1998-09-22 2004-06-08 Tokyo Electron Limited Substrate processing apparatus and substrate processing method
CN100459028C (zh) * 2002-04-05 2009-02-04 株式会社日立国际电气 基板处理装置及反应容器
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