JPH0757491A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH0757491A
JPH0757491A JP19985593A JP19985593A JPH0757491A JP H0757491 A JPH0757491 A JP H0757491A JP 19985593 A JP19985593 A JP 19985593A JP 19985593 A JP19985593 A JP 19985593A JP H0757491 A JPH0757491 A JP H0757491A
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page
sense amplifier
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JP19985593A
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Yukio Fuji
幸雄 藤
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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NEC IC Microcomputer Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】センスアンプ等に流れる電流消費を削減し、電
圧・電流供給能力低下による誤動作ならびに速度低下を
防止するとともに、チップ面積の縮小化を図る。 【構成】ページ・アドレス回路1と、アドレス回路2
と、ページ・デコード回路3と、メモリセル列選択用と
して機能するYデコード回路4と、メモリセル行選択用
として機能するXデコード回路5と、メモリセルの電位
を検出するための基準電位を発生するリファレンス・ア
ンプ6と、外部出力端子41−mに対応するm個の記憶
ユニット14−mとを備えて構成される。なお、m個の
記憶ユニット14−mは、それぞれ出力回路7と、セン
スアンプ部増幅回路8と、それぞれ選択用トランジスタ
として機能するn個のNMOSトランジスタ10−nを
含むページ選択回路9と、センスアンプ部検出回路11
−nと、それぞれp×q個のメモリセル・トランジスタ
13を含むn個のp行q列のメモリセル・マトリクス1
2−nとにより形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体記憶装置、特に複数語のデ
ータを逐次高速にて読み出す方式(以下、ページ・アク
セスと云う)の半導体記憶装置は、例えば、出力ビット
数をmとし、ページ数をn語とした場合には、図4に示
されるように、ページ・アドレス回路21と、アドレス
回路22と、ページ・デコード回路23と、アドレス回
路22により選択され活性化されて、メモリセルの列選
択用として機能するYデコード回路24と、同じくアド
レス回路22により選択され活性化されて、メモリセル
の行選択用として機能するXデコード回路25と、メモ
リセルの電位を検出するための基準電位を発生するリフ
ァレンス・アンプ26と、それぞれ外部出力端子42−
1、42−2、………、42−mに対応するm個の記憶
ユニット34−1、34−2、………、34−mとを備
えて構成される。なお、m個の記憶ユニット34−1、
34−2、………、34−mは、それぞれ出力回路27
と、データ保持ユニット29−1、29−2、………、
29−nを含むデータ保持回路28と、センスアンプ部
増幅回路30−1、30−2、………、30−nと、セ
ンスアンプ部検出回路31−1、31−2、………、3
1−nと、それぞれp×q個のメモリセル・トランジス
タ33を含むn個のp行q列のメモリセル・マトリクス
32−1、32−2、………、32−nとにより形成さ
れており、センスアンプ部増幅回路30−i(i=1、
2、………、n)およびセンスアンプ部検出回路31−
i(i=1、2、………、n)は、それぞれセンスアン
プを形成している。なお、一般的には、メモリセルの数
量に応じてアドレス回路およびデコード回路等は複数個
設けられており、また出力回路およびセンスアンプも、
外部出力端子の数に対応して複数個設けられているのが
通例である。
【0003】次に動作について、図4および図5
(a)、(b)、(c)、(d)、(e)および(f)
を参照して説明する。なお、図5(a)、(b)、
(c)、(d)、(e)および(f)は、上記半導体記
憶装置における動作状態を示すタイミング図である。
【0004】図4において、アドレス回路22より出力
される列選択用および行選択用のアドレス信号(図5
(a)を参照)を受けて、Yデコード回路24およびX
デコード回路25からはそれぞれ列選択信号および行選
択信号が出力されて(図5(c)を参照)、各記憶ユニ
ット34−1、34−2、………、34−mに含まれる
メモリセル・マトリクス32−1、32−2、………、
32−nのメモリセル33に入力される。前記列選択信
号および前記行選択信号により選択されたメモリセル3
3における電位変化は、対応するセンスアンプ部検出回
路31−1、31−2、………、31−nにおいて、リ
ファレンス・アンプ26より入力される基準電位を介し
て検出され、その出力は、それぞれ対応するセンスアン
プ部増幅回路30−1、30−2、………、30−nに
より増幅されて、データ保持ユニット29−1、29−
2、………、29−nに入力されて保持される。
【0005】今、ページ・アドレス回路21より出力さ
れる信号(図5(b)を参照)が、アドレス回路22と
同時に活性化された場合、ページ・アドレス(図5
(b)−を参照)を受けて、出力回路27により外部
出力端子42ー1、42ー2、…………、42ーmから
データ出力される(図5(f)ーを参照)。上記の読
み出し方式をアドレス・アクセスと云い、アドレス回路
22入力より外部出力端子からのデータ出力までの時間
をアドレス・アクセス時間(図5:T1 を参照)と云
う。アドレス回路22入力が変化した場合、常に上記の
ようにデータが読み出される。
【0006】次に、アドレス回路22が既に活性状態と
なっており、ページ・アドレス回路21入力信号が変化
した場合(図5(b)ー、、……、nを参照)に
は、各々のページ・アドレスに対応したデータ保持ユニ
ット29ー2、29ー3、……………、29ーnの内の
ーつを選択され、データ保持ユニットに保持されたデー
タ(図5(e)ー、、……、nを参照)が出力回路
27に伝達されて、外部出力端子42ー1、42ー2、
…………、42ーmから逐次データ出力される(図5
(f)ー、、……、nを参照)。以上の読み出し方
式をページ・アドレス・アクセスと云い、ページ・アド
レス回路22入力よりデータ出力までの時間をページ・
アドレス・アクセス時間(図5:T2 を参照)と云う。
【0007】上記説明のように、アドレス・アクセス時
間においては、メモリセルの列選択および行選択を行わ
なければならず、アドレス回路22入力から列選択/行
選択までの時間(図5(a)〜(c)間)は、アドレス
・アクセス時間T1 の約50%を占めている。一方、ペ
ージ・アドレス・アクセス時間においては、前記アドレ
ス・アクセス時に選択されたデータはデータ保持ユニッ
ト29ー1、29ー2、…………、29ーnに保持され
ているので、列選択および行選択、またはセンスアンプ
部検出回路31ー1、31ー2、…………、31ーnに
おけるメモリセル33の電位変化の検出を行う必要がな
いため、高速に外部出力端子42ー1、42ー2、……
……、42ーmにデータ出力することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の半導体
記憶装置においては、出力ビット数がmであり、ページ
数がn語であるため、この出力ビット数に対応して記憶
ユニットはm個設けられており、且つ、これらの記憶ユ
ニット内には、それぞれn個のセンスアンプが含まれて
いるために、センスアンプの総計個数はm×n個とな
り、これらのセンスアンプは常時活性化されていること
が運用上の必要条件となる。
【0009】1個のセンスアンプにおいては、通常mA
オーダー程度の電流が定常的に流れており、ページ・ア
クセス時間中における全センスアンプの合計電流I
CCは、センスアンプ1個当りの電流をIS として、次式
により与えられる。
【0010】 ICC=m×m×IS …………………………(1) 今、数値例として、m=16、ページ数n=8語、セン
スアンプの電流IS =2mAとした場合における合計電
流ICCは、ICC=2mA×16×8=256mAとな
る。
【0011】一般に、半導体記憶装置を使用するシステ
ムの高性能化・高機能化に伴い、半導体記憶装置として
は、外部出力端子および語アクセスの数をより多くする
ことを求める要求が大となっており、また、一方におい
ては、システムの消費電力をより小さく抑制する必要性
にも迫られているのが現状である。しかしながら、上記
の(1)式を参照して明らかなように、上記の多外部出
力端子・多語アクセスの要求に対しては、全センスアン
プの合計電流ICCは、それらの要求数に比例する形で増
大する一方となる。これに対する方策として、センスア
ンプ1個当りの電流IS の値を小さくすることも考えら
れるが、この方策は、メモリセルの読み出し速度を悪化
させる結果につながり、半導体記憶装置の高速化を図る
ことが困難になるという問題がある。通常、センスアン
プ部検出回路に流れる電流IS1は、メモリセルに与える
ストレスの減少と動作速度の高速化とを図るために、過
剰なプリチャージをしないように、数100μA程度の
電流消費で設計されている。一方、センスアンプ部増幅
回路に流れる電流IS2としては、前記センスアンプ部検
出回路の微小電位変化を増幅するために、通常数mA程
度の電流が流れている。
【0012】また、上記においては、センスアンプに流
れる電流のみに限定して電流消費を考慮しているが、半
導体記憶装置全般については、他の構成回路における電
流についても配慮して総合電流を合算すれば、その電流
量は膨大なものとなって電流供給能力・電圧供給能力が
欠如し、誤動作および動作速度劣化等を含む問題を生じ
る惧れがあるという欠点がある。
【0013】また、更に、センスアンプおよびデータ保
持回路等については、それぞれ語数分と外部出力端子数
分、即ちn×m個必要であり、且つ、これに対応する電
源供給用金属配線も、上記の電流値に見合った配線幅が
必要となる。今、電源の電位低下のみを考慮するものと
すると、当該電源供給用金属配線の配線幅は、配線長が
一定の場合、電源供給用金属配線の抵抗値を求めること
により得られるが、オームの法則により、電流値と配線
幅とは比例する関係にあることは自明のことであり、従
って、結果的に配線幅が広がることによりチップ面積の
増大につながるという欠点がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、出力ビット数がmであり、ページ数がnの半導体記
憶装置からのデータ読み出し時において、n語の選択用
として作用するページ・アクセス・アドレス回路と、前
記半導体記憶装置に含まれるメモリセル・マトリクスの
列を選択する列選択信号を出力するYデコード回路と、
前記半導体記憶装置に含まれるメモリセル・マトリクス
の行を選択する行選択信号を出力するXデコード回路
と、前記Yデコード回路ならびに前記Xデコード回路を
選択するための信号を出力するアドレス回路と、前記ペ
ージ・アクセス・アドレス回路より出力される信号を入
力してデコードするページ・デコード回路と、前記Yデ
コード回路および前記Xデコード回路の出力信号により
選択されるメモリセルの電位変化を入力して、所定の基
準電圧との比較対照により当該電位変化による微小電圧
を検出して出力するm×n個のセンスアンプ部検出回路
と、前記センスアンプ部検出回路より出力される微小電
圧を入力して、前記ページ・デコード回路より出力され
る選択信号を介して、当該微小電圧の内のm個の微小電
圧を選択して出力するページ選択回路と、前記ページ選
択回路において選択されて出力される前記微小電圧を入
力して、所定のレベルに増幅して出力するm個のセンス
アンプ部増幅回路と、前記センスアンプ部増幅回路の出
力を増幅し、所定の外部出力端子を介して外部に出力す
るm個の出力回路とを備えて構成され、前記ページ・ア
クセス・アドレス回路入力に対応するデータを出力する
ことを特徴としている。
【0015】なお、前記ページ・アクセス・アドレス回
路、Yデコード回路、Xデコード回路、アドレス回路お
よびページ・デコード回路に対応して、n個のメモリセ
ル・マトリクスと、それぞれ当該メモリセル・マトリク
スの出力側に接続されるn個のセンスアンプ部検出回路
と、当該n個のセンスアンプ部検出回路より出力される
微小電圧を選択して出力する1個のページ選択回路と、
当該1個のページ選択回路より出力される微小電圧を増
幅して出力する1個のセンスアンプ部増幅回路と、当該
センスアンプ部増幅回路の出力を外部に出力する1個の
出力回路とを含む記憶単位ユニットを、m個組合わせて
構成してもよい。
【0016】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0017】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1に示されるように、本実施例は、ページ・
アドレス回路1と、アドレス回路2と、ページ・デコー
ド回路3と、アドレス回路2により選択され活性化され
て、メモリセル列選択用として機能するYデコード回路
4と、同じくアドレス回路2により選択され活性化され
て、メモリセル行選択用として機能するXデコード回路
5と、メモリセルの電位を検出するための基準電位を発
生するリファレンス・アンプ6と、それぞれ外部出力端
子41−1、41−2、………、41−mに対応するm
個の記憶ユニット14−1、14−2、………、14−
mとを備えて構成される。なお、m個の記憶ユニット1
4−1、14−2、………、14−mは、それぞれ出力
回路7と、センスアンプ部増幅回路8と、それぞれ選択
用トランジスタとして機能するn個のNMOSトランジ
スタ10−1、10−2、………、10−nを含むペー
ジ選択回路9と、センスアンプ部検出回路11−1、1
1−2、………、11−nと、それぞれp×q個のメモ
リセル13を含むn個のp行q列のメモリセル・マトリ
クス12−1、12−2、………、12−nとにより形
成されている。なお、上記の選択用トランジスタとして
は、他のPMOSトランジスタ、またはNPN/PNP
トランジスタ等を適宜用いてもよい。
【0018】また、図3(a)、(b)、(c)、
(d)および(e)は、半導体記憶装置における各信号
のタイミング図を示しており、図3(e)に示されるデ
ータ出力、、、……は、それぞれ図3(b)のペ
ージ・アドレス入力の、、、……に対応する出力
波形を示してるいる。また、図3(d)のセンスアンプ
出力SA1 、SA2 、SA3 、………は、それぞれセン
スアンプ部検出回路11−1、11−2、11−3、…
……の出力波形を示している。
【0019】図1において、アドレス回路2より出力さ
れる列選択用および行選択用のアドレス信号を受けて、
Yデコード回路4およびXデコード回路5からはそれぞ
れ列選択信号および行選択信号が出力されて、各記憶ユ
ニット14−1、14−2、………、14−mに含まれ
るメモリセル・マトリクス12−1、12−2、……
…、12−nのメモリセル13に入力される。前記列選
択信号および前記行選択信号により選択されたメモリセ
ル13における電位変化は、対応するセンスアンプ部検
出回路11−1、11−2、………、11−nに入力さ
れて、メモリセル13のオン・オフ状態により微小電圧
増幅され、図2のセンスアンプ部検出回路の出力電圧特
性と基準電位(リファレンス・アンプ6の出力電圧)と
の関係を示す図に示されるように、入力レベルにより、
レベル1とレベル2の何れかの電位を保持する状態とな
る。今、便宜上、図2に示されるように、メモリセル1
3がオンしている状態の電位をレベル1とし、またメモ
リセルがオフしている状態の電位レベルをレベル2とし
ているが、一般的には、センスアンプの回路構成によっ
て、この電位は異なってくる。上述のように、センスア
ンプ部検出回路11−1、11−2、………、11−n
より出力される微小電圧増幅された電位は、ページ選択
回路9内に含まれる対応するNMOSトランジスタ10
−1、10−2、………、10−nのソースに入力され
る。
【0020】一方、ページ・アドレス回路1およびペー
ジ・デコード回路3より出力されるページ・アドレス信
号は、それぞれページ選択回路9に含まれるNMOSト
ランジスタ10−1、10−2、………、10−nのゲ
ートに入力されており、前記ページ・アドレス信号がハ
イレベルの時には、対応するNMOSトランジスタは活
性化されて選択状態となり、センスアンプ部検出回路1
1−1、11−2、………、11−nの出力は、活性化
されて選択状態になっているNMOSトランジスタを介
して、共通接続されてセンスアンプ部増幅回路8に入力
される。そして、当該センスアンプ部増幅回路8により
増幅されて出力回路7を経由し、対応する外部出力端子
41−i(i=1、2、………、m)を介して、それぞ
れ外部に高速にて出力される。なお、上記の読み出し方
式は、アドレス・アクセス方式と呼ばれており、アドレ
ス回路2の入力からデータ出力までの時間をアドレス・
アクセス時間と云う。この場合に、アドレス回路入力か
らXデコード回路およびYデコード回路を選択し、メモ
リセル・トランジスタのデータを選択して読み出すため
に、アドレス・アクセス時間は、前記Xデコード回路お
よびYデコード回路の選択速度に大きく依存しており、
アドレス・アクセス時間の50%を占めている。
【0021】一方、ページ・アドレス・アクセスの場合
には、前記Xデコード回路およびYデコード回路は常に
選択状態にあるため、センスアンプ部検出回路11−
1、11−2、…………、11−nの出力電位は、常に
レベル1若しくはレベル2の何れかのレベルに固定され
ている。従って、ページ・アドレスを変化させて、順次
センスアンプ部検出回路11−1、11−2、………
…、11−nの出力電位を増幅する場合には(図3参
照)、センスアンプ部検出回路11−1、11−2、…
………、11−nにおいては、リファレンス・アンプ6
から出力される基準電位との比較のみが行われているた
めに、アドレス・アクセス時間の50%での読み出しが
可能となる。
【0022】今、数値例として、センスアンプ部検出回
路11−1、11−2、…………、11−nに流れてい
る電流をIS1とし、設計によりIS1=0.5mAとした
ものとする。また、高速性を確保するために、センスア
ンプ部増幅回路8に流れる電流をIS2とし、IS2=1.
5mAに設定したものとする。そして、センスアンプ自
体の消費電力については、従来と同等であるものとして
設計を行ったものと仮定すると、外部出力端子数m=1
6、ページ数n=8語とした場合における、センスアン
プの合計電流ICCは、次式により与えられる。
【0023】 ICC=IS1×m×n+IS2×m………………………
(2) =0.5mA×16×8+1.5mA×16 =88mA 即ち、前述の従来例における(1)式との対比により明
らかなように、本実施例においては、高速性を保持しつ
つ低電流化を図ることが可能となる。また、上記電流値
は、従来例と比較すると約1/3の電流値となっている
ために、電源供給金属配線の幅についても、本実施例に
おいては、従来の配線幅の1/3とすればよい。また、
本発明においては、データ保持回路が不要となるため
に、この面においてもチップ面積の縮小化を図ることが
できる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、出力ビ
ット数がm、ページ数がn語の半導体記憶装置に適用さ
れて、センスアンプ部検出回路とセンスアンプ部増幅回
路とを分離してn語のページ・アクセスを行う場合に、
m×n個のセンスアンプ部検出回路と、m個のセンスア
ンプ部増幅回路とを配置することにより、高速性を保持
しつつ低電流化を図ることが可能となり、これにより、
電流供給能力ならびに電圧供給能力を低下させることな
く、記憶装置としての誤動作および処理速度劣化を未然
に防止することができるという効果がある。
【0025】また、回路構成上、データ保持回路が無用
となり、これにより、従来例に対比してチップ面積をよ
り縮小化させるための第1の対策を提供することが可能
になるとともに、更に、消費電流が従来よりも1/3程
度に低減されるために、必然的に電源供給用金属配線幅
も1/3程度に削減すること可能となり、チップ面積を
縮小化させる第2の対策を提供することができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるセンスアンプ部検出回路の出
力レベル特性と基準電圧との間係を示す図である。
【図3】本実施例における各信号のタイミング図であ
る。
【図4】従来例を示すブロック図である。
【図5】従来例における各信号のタイミング図である。
【符号の説明】
1、21 ページ・アドレス回路 2、22 アドレス回路 3、23 ページ・デコード回路 4、24 Yデコード回路 5、25 Xデコード回路 6、26 リファレンス・アンプ 7、27 出力回路 8、30−1〜30−n センスアンプ部増幅回路 9 ページ選択回路 10−1〜10−n NMOSトランジスタ 11−1〜11−n、31−1〜31−n センスア
ンプ部検出回路 12−1〜12−n、32−1〜32−n メモリセ
ル・マトリクス 13、33 メモリセル 14−1〜14−n、34−1〜34−n 記憶ユニ
ット 28 データ保持回路 29−〜29−n データ保持ユニット 41−1〜41−m、42−1〜42−n 外部出力
端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力ビット数がmであり、ページ数がn
    の半導体記憶装置からのデータ読み出し時において、 n語の選択用として作用するページ・アクセス・アドレ
    ス回路と、 前記半導体記憶装置に含まれるメモリセル・マトリクス
    の列を選択する列選択信号を出力するYデコード回路
    と、 前記半導体記憶装置に含まれるメモリセル・マトリクス
    の行を選択する行選択信号を出力するXデコード回路
    と、 前記Yデコード回路ならびに前記Xデコード回路を選択
    するための信号を出力するアドレス回路と、 前記ページ・アクセス・アドレス回路より出力される信
    号を入力してデコードするページ・デコード回路と、 前記Yデコード回路および前記Xデコード回路の出力信
    号により選択されるメモリセルの電位変化を入力して、
    所定の基準電圧との比較対照により当該電位変化による
    微小電圧を検出して出力するm×n個のセンスアンプ部
    検出回路と、 前記センスアンプ部検出回路より出力される微小電圧を
    入力して、前記ページ・デコード回路より出力される選
    択信号を介して、当該微小電圧の内のm個の微小電圧を
    選択して出力するページ選択回路と、 前記ページ選択回路において選択されて出力される前記
    微小電圧を入力して、所定のレベルに増幅して出力する
    m個のセンスアンプ部増幅回路と、 前記センスアンプ部増幅回路の出力を増幅し、所定の外
    部出力端子を介して外部に出力するm個の出力回路と、 を少なくとも備えて構成され、前記ページ・アクセス・
    アドレス回路入力に対応するデータを出力することを特
    徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記ページ・アクセス・アドレス回路、
    Yデコード回路、Xデコード回路、アドレス回路および
    ページ・デコード回路に対応して、 n個のメモリセル・マトリクスと、それぞれ当該メモリ
    セル・マトリクスの出力側に接続されるn個のセンスア
    ンプ部検出回路と、当該n個のセンスアンプ部検出回路
    より出力される微小電圧を選択して出力する1個のペー
    ジ選択回路と、当該1個のページ選択回路より出力され
    る微小電圧を増幅して出力する1個のセンスアンプ部増
    幅回路と、当該センスアンプ部増幅回路の出力を外部に
    出力する1個の出力回路とを含む記憶単位ユニットを、
    m個組合わせて備える請求項1記載の半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09204788A (ja) * 1995-11-15 1997-08-05 Samsung Electron Co Ltd 不揮発性半導体メモリのページ読出方法及びそのデータ読出回路
JP2022544948A (ja) * 2019-08-14 2022-10-24 スーパーメム,アイエヌシー. コンピューティングメモリシステム

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