JPH075740Y2 - ボタン電話用拡声増幅器 - Google Patents

ボタン電話用拡声増幅器

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JPH075740Y2
JPH075740Y2 JP1987077459U JP7745987U JPH075740Y2 JP H075740 Y2 JPH075740 Y2 JP H075740Y2 JP 1987077459 U JP1987077459 U JP 1987077459U JP 7745987 U JP7745987 U JP 7745987U JP H075740 Y2 JPH075740 Y2 JP H075740Y2
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JP
Japan
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telephone
main unit
button telephone
terminal
amplifier
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Application number
JP1987077459U
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JPS63187488U (ja
Inventor
正毅 本橋
Original Assignee
株式会社ノボル電機製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 <技術分野> 本考案は、ドアホン端子のみを有するボタン電話主装置
にボタン電話用拡声増幅器を接続するための回路構成に
関する。
<従来技術> ページング端子がなく、ドアホン端子21a、21bのみを有
するボタン電話主装置20にボタン電話用拡声増幅器22を
接続する場合、ボタン電話用拡声増幅器22をドアホン端
子21a、21bに接続して使用する。この接続の場合、電話
主装置20から呼び出し音が出てしまい、不具合であっ
た。これは、電話主装置20のドアホン端子21a、21bがド
アホン子機の呼び出しスイッチが押されてドアホン端子
21a、21bがショートされたときの電流を検出し、その結
果電話主装置20に起動がかかり、呼び出し音が出される
訳であるが、ボタン電話用拡声増幅器22は通常ノイズ対
策のため入力インピーダンスが低くされており、そのた
めボタン電話用拡声器を呼び出したとき、ドアホンの呼
び出しスイッチを押したのと同じ状態になるからであ
る。
<考案の目的> 本考案は、前記問題を解決するため、ボタン電話用拡声
増幅器の回路を改良するものである。この結果、ページ
ング端子がなく、ドアホン端子のみを備える電話主装置
のドアホン端子に、ボタン電話用拡声増幅器を接続して
使用することを可能にする。
また同時に本考案はボタン電話用拡声増幅器のノイズ対
策として入力インピーダンスを低くする回路を提供する
ものである。
<実施例> 本考案は、ボタン電話用拡声増幅器の入力回路を直流的
には高抵抗であって微少電流のループを形成し、交流的
にはローインピーダンスに構成したことを特徴とする。
第1図はボタン電話用拡声増幅器の回路図を示す。電話
主装置20は外線に接続される端子31を備え、かつドアホ
ン端子21a、21bを有すがページング端子は備えていない
ものとする。その他の電話機能に付いては説明を省略す
る。
本考案のボタン電話用拡声増幅器は、入力端子32a、32b
を備え、この端子間に高抵抗33を接続する。この抵抗33
に並列にコンデンサ34、35と低抵抗36の直列接続を接続
する。そして抵抗36に並列に抵抗37と可変抵抗38の直列
接続され、抵抗38の可動端子は増幅用IC39に接続され
る。IC39には回路条件に合わせてコンデンサ及び抵抗が
接続され、出力は端子40に接続される。出力端子40には
スピーカ41が接続される。ボタン電話用拡声増幅器22は
交流100Vを受けてIC39を動作させるための直流電源を供
給する電源回路42を内蔵している。
本考案のボタン電話用拡声増幅器22の入力端子32a、32b
を電話主装置20のドアホン端子21a、21bに接続し、ACコ
ンセント43を交流電源に接続して使用する。
今、電話主装置20からボタン電話用拡声増幅器22を呼び
出すと、電話主装置20とボタン電話用拡声増幅器22との
間に閉ループが形成されるが、このとき直流的には高抵
抗33のために入力回路は高抵抗となり微少電流が流れる
だけである。従って電話主装置20がドアホン子機の呼び
出しスイッチが押されたことを検出せず、誤って呼び出
し音を出さない。次に電話主装置20から呼び出し放送を
行なうと、呼び出し放送は交流信号であるので、コンデ
ンサ34、35と低抵抗36で形成されるローインピーダンス
回路で受けられる。従って電話主装置20とボタン電話用
拡声増幅器22とは交流的にインピーダンスマッチング
し、また入力インピーダンスが低いので、ノイズの混入
を防止する。又、本考案の入力回路として直流の微少電
流のループが形成されるようにしているのは以下の理由
による。即ち、ボタン電話機のうちインテリジェント化
された仕様のものは電話機の各出力端子に対して、外付
け装置が接続されているかを検出する機能を有している
形式の機種がある。この際、拡声増幅器の側で高抵抗33
を有さず、コンデンサ34、35により直流的にオープンに
なっていたとしたら、ボタン電話機により外付け装置な
しと判断され、音声出力が出てこないようになるおそれ
がある。本考案は高抵抗33により直流的にハイインピー
ダンスの入力を構成してあるので、そのような不具合の
発生のおそれがなく支障なく使用できる。
本考案の実施例において、各部分の定数は次ぎの通りで
ある。抵抗33は10Kオーム、抵抗36は680オーム、抵抗37
は6.8Kオーム、抵抗38は10Kオーム、コンデンサ34と35
は50WV10マイクロファラッドである。
本考案のボタン電話用拡声増幅器は交流的にはローイン
ピーダンスであるから、ページング端子を備えるボタン
電話機の場合には、ページング端子に接続して使用する
ことも勿論可能である。
<考案の効果> 本考案は、ページング端子を備えないような安価なボタ
ン電話主装置でも、ドアホン端子にボタン電話用拡声増
幅器を接続して使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のボタン電話用拡声増幅器の
回路図、第2図は従来の回路図を示す。 20……電話主装置、22……ボタン電話用拡声増幅器 33……高抵抗 36……低抵抗、34、35……コンデンサ 41……スピーカ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ページング端子がなく、ドアホン端子のみ
    を備える電話主装置のドアホン端子に、ボタン電話用拡
    声増幅器を接続する構成において、 電話主装置からの呼び出し用直流信号に対しては、電話
    主装置がドアホンからの呼び出しを検出することがない
    程度の高抵抗の微小電流のループを形成するとともに、
    電話主装置からの呼び出し放送用交流信号に対してはロ
    ーインピーダンスの入力回路を形成する入力回路を備え
    ることを特徴とするボタン電話用拡声増幅器。
JP1987077459U 1987-05-23 1987-05-23 ボタン電話用拡声増幅器 Expired - Lifetime JPH075740Y2 (ja)

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JPS63187488U JPS63187488U (ja) 1988-11-30
JPH075740Y2 true JPH075740Y2 (ja) 1995-02-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61240742A (ja) * 1985-04-17 1986-10-27 Sharp Corp 電話機付属装置

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JPS63187488U (ja) 1988-11-30

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