JPH0757089A - 形状復元装置 - Google Patents

形状復元装置

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JPH0757089A
JPH0757089A JP5200566A JP20056693A JPH0757089A JP H0757089 A JPH0757089 A JP H0757089A JP 5200566 A JP5200566 A JP 5200566A JP 20056693 A JP20056693 A JP 20056693A JP H0757089 A JPH0757089 A JP H0757089A
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和田  隆
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薫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元CADやコンピュータグラフィックス
において、複雑な形状の被測定物体に対して表面形状デ
ータが高精度で得られ、3次元座標値の測定方法に制限
の無い形状復元装置を提供すること。 【構成】 被測定物体を観測して得られた表面3次元座
標値を格子状に空間を分割して得らえた各ボクセルデー
タに対して対応付けを行ない、各ボクセルデータに対応
付けした表面3次元座標値から1つのレンジデータを求
め、空間的に隣接する所定数のボクセルデータ間の位相
幾何学的関係を求めることにより、三角パッチとしての
形状データを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被測定物体を観測して
得られた表面3次元座標値から表面形状を復元するため
の形状データを得る形状復元装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、工業部品などの設計を支援するた
めの3次元CADや、コンピュータグラフィックスを用
いた映像作成のニーズが急速に高まっている。これらの
技術においては、設計、または、コンピュータグラフィ
ックス表示を行なう対象の幾何形状、表面属性、及び動
きのデータを計算機に入力することが必要である。(こ
の過程をモデリングと呼び、計算機内部に表現された数
値データをモデルと呼ぶ。)この部分は、現在人間が多
くの労力を費やして行なっており、自動化が強く望まれ
ている。
【0003】最近、3次元CADへの適用のために、レ
ンジファインダと呼ばれる距離画像装置を用いて、呈示
した対象の形状の自動入力を行なうシステムが提案され
ている。レンジファインダは、対象物体の離散的な表面
3次元座標値だけしか測定することができないので、形
状の復元を行なうには表面3次元座標値間に幾何的位相
情報を加えて面を発生させなければならない。このよう
に作成された数値データを形状モデルと呼ぶ。現在提案
されている手法は、測定順序を基にして表面3次元座標
値間に幾何的な順序づけを行い、幾何的位相関係を得て
いる。図22はレンジファインダを用いた従来手法の概
略を示すものである。被測定物体50は回転台52上に
置かれており、レンジファインダ49に対する向きを回
転台52を回転することにより任意に変えることができ
る。レンジファインダ49は、回転台52の回転軸方向
に向いており、設定位置を固定してある。レンジファイ
ンダ49による測定は、被測定物体50のある向きに対
して投影像51のように縦方向に対して1走査のみ行な
われる。この測定を、回転台52をΔθずつ回転させて
360°/Δθ回行なう。この様にして測定される表面
3次元座標値間には、縦方向とθ方向の2次元空間にお
いて幾何的位相情報が付加されることになり、この情報
を基にして被測定物体50の形状復元は容易になる。し
かし、レンジファインダ49は常に回転台52の回転軸
方向を向いており、被測定物体50自身が影になってレ
ンジファインダ49から測定できないオクルージョン領
域が発生してしまう。例えば被測定物体が人形である場
合、その腕によって隠れた領域がオクルージョン領域と
なる。このとき、人形を回転台上で回転させることによ
り腕の表面の3次元座標値(非オクルージョン領域)と
腕の下のオクルージョン領域を測定することは可能であ
るが、これらをどの様に関係付けて形状復元データとす
るかが非常に難しいという欠点が有った。よって、この
手法で測定できる物体は、被測定物体50自身によりオ
クルージョン領域が発生しないような単純な形状に限定
される。また、横方向からの測定だけでは十分にデータ
が得られない被測定物体50の上方向、下方向の測定
を、被測定物体50を置き換えることにより行なうと、
横方向、上方向、下方向の各方向に対するデータ間の幾
何的位相関係を求めるのは非常に難しい問題である。
【0004】更に、サイエンティフィック・ビジュアラ
イゼーションの分野において、計測データや計算結果デ
ータなどのボリュームデータを可視化するマーチングキ
ューブ法(以下、MC法と呼ぶ。)が知られている。M
C法は、ボリュームデータから等値面を抽出し、等値面
を三角パッチ群で近似構成する手法である。例えば医用
画像分野において人体の断層像を所定間隔で複数枚撮像
した場合、隣接する画像間で画素値に従って等値面を抽
出するものである。ここで、レンジファインダにより得
られた対象物体上の表面3次元座標値に対してこの手法
を用いると、データ間に幾何的位相関係が未知であって
も表示可能な形状データを得ることができる。しかし、
等値面を三角パッチ群で近似構成する際に三角パッチの
各頂点の位置を補間により決定しているため、必ずし
も、測定した表面3次元座標値を通る三角パッチが生成
されるとは限らない。よって、レンジファインダから得
られた高精度の表面3次元座標値が、復元された形状デ
ータに忠実に反映されない。この事は、精度が重要なC
AD分野にとっては深刻な問題である。また、コンピュ
ータグラフィックス分野においても、対象物体の形状が
できるだけ忠実に復元されることが望ましい。
【0005】上記の理由により、従来提案されている手
法は、3次元CADやコンピュータグラフィックスのた
めの形状モデルを自動作成する目的には未だ不十分だと
考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた様に従来の
形状復元装置において、レンジファインダを用いた場合
は被測定物体が単純な形状のものに限定されてしまい、
MC法を用いた場合は高精度の表面形状データが得られ
ないため、各れにしても3次元CAD等のための形状モ
デルを自動作成するには不十分であった。
【0007】本発明の目的は、3次元CADやコンピュ
ータグラフィックスにおいて、複雑な形状の被測定物体
に対しても表面形状データを高精度に復元できると共に
表面3次元座標値の測定方法に制限の無い形状復元装置
を提供することになる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被測定物体の
表面形状の3次元座標値を入力するためのデータ入力部
と、このデータ入力部より入力された全ての3次元座標
値を完全に覆う空間を格子状に分割したボクセルデータ
を作成するセル発生部と、このセル発生部により作成さ
れた各ボクセルデータに対し該当する前記3次元座標値
を用いて夫々1個のレンジデータを求めるデータ蓄積部
と、3次元的に隣接した所定数のボクセルデータ毎に夫
々のレンジデータに従って位相幾何学的関係を求めるセ
ルパターン認識部と、このセルパターン認識部により求
められた位相幾何学的関係に従って前記所定数のボクセ
ルデータ毎に三角パッチを作成しこの三角パッチ群に対
して前記所定数のボクセルデータ同士の隣接面上に位置
する不要な三角パッチを除去して形状データとするパッ
チ発生部とを具備したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明においては、被測定物体を観測して得ら
れた表面3次元座標値から表面形状を復元するものであ
って、表面3次元座標値を格子状に空間を分割して得ら
れた各ボクセルデータに対して対応付けを行ない。各ボ
クセルデータに対応付けした表面3次元座標値が1つの
レンジデータを求め、空間的に隣接する所定数のボクセ
ルデータ間の位相幾何学的関係を夫々のレンジデータか
ら求める事により三角パッチとしての形状データを決定
する。つまり本発明では、表面3次元座標値を入力する
ときの測定方法の順序付けが必要無いと共に、表面3次
元座標値間に幾何的位相関係が未知であっても、幾何的
位相関係が既知であるボクセルデータに対して表面3次
元座標値を対応づけることにより、形状の復元が容易に
できる。さらに、ボクセルデータの大きさを変えること
によって、測定結果の表面3次元座標値を忠実に反映し
た高解像度形状データからデータ量が少ない低解像度形
状データまで、所望の形状データを作成できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の実施例装置の概略構成を示す図、図
2は本発明の実施例の処理内容を説明する図、図3はは
本発明の実施例の処理フローチャートである。
【0011】図1及び図3において、データ入力部1は
被測定物体を観測することにより得られたレンジデータ
を入力する(ステップ101)。セル発生部2はデータ
入力部1で入力されたレンジデータを完全に覆うような
空間をボクセル分割法で等分割して得られたボクセルデ
ータを作成する(ステップ102)。データ蓄積部3は
データ入力部1で入力されたレンジデータとセル発生部
2で作成されたボクセルデータ間の対応づけを行ない、
ボクセルデータに対応づけされた複数個のレンジデータ
の座標値の平均を求め、その値を持つレンジデータを新
たにボクセルデータに対応する1個のレンジデータとす
る(ステップ103,104)。セルパターン認識部4
は各ボクセルデータがレンジデータと対応づけがなされ
ているか否かにより判定される関係を8個の隣接するボ
クセルデータ間について求める(ステップ105)。パ
ッチ発生部5はセルパターン認識部4で求められた8個
の隣接ボクセルデータ間の位相幾何学関係に基づき三角
パッチを発生する(ステップ106)。形状データ6は
すべてのボクセルデータについてパッチ発生部5の処理
を行なった結果として三角パッチ群である(ステップ1
07)。
【0012】図2において、7は測定物体を観測して得
られた観測レンジデータ、8は観測レンジデータ7を完
全に覆うような空間をボクセル分割法で等分割すること
により得られたボクセルデータ、9は処理結果として得
られる三角パッチデータである。観測レンジデータ7か
らボクセルデータ8を作成することにより、観測レンジ
データ7に幾何的な位相関係を持たすことができ、単純
な処理によりCG表示可能な三角パッチデータ9を作成
できるようになっている。
【0013】以下、図19各構成部について詳細に説明
する。データ入力部1は、図4に示すように被測定物体
13の表面上において未観測部分が無いように、レンジ
ファインダ10、11、12で複数方向から観測されて
得られた観測レンジデータ14が入力される。
【0014】図5は、セル発生部2で行なわれる処理の
概略を示すものである。セル発生部2では、データ入力
部1で入力された観測レンジデータ15の全ての座標値
を参照してx軸方向、y軸方向、z軸方向それぞれにつ
いて最小値(x min, y min,z min )、最大値(x max,
y max, z max )を求める。そして、 P0 (x min, y min, z min) , P1 (x min, y min, z ma
x) P2 (x min, y max, z min) , P3 (x min, y max, z ma
x) P4 (x max, y min, z min) , P5 (x max, y min, z ma
x) P6 (x max, y max, z min) , P7 (x max, y max, z ma
x) の8点を頂点とする空間に対してボクセル分割法を適用
する。x軸方向、y軸方向、z軸方向それぞれについて
分割数をl、m、n個とユーザーが指定を行なうと、V
(0、0、0)、v(0、0、1)、...、V(l−
1、m−1、n−1)のl×m×n個のボクセルデータ
を生成する。
【0015】図6はデータ蓄積部3で行なわれる処理を
簡単に示したものである。セル発生部2で生成されたボ
クセルデータのうちx軸方向、y軸方向、z軸方向それ
ぞれについてi番目、j番目、k番目のボクセルデータ
V(i、j、k)について行なわれる処理について以下
説明する(ただし、0≦i≦l−1、0≦j≦m−1、
0≦k≦n−1)。図6(a)はボクセルデータV
(i、j、k)とボクセルデータV(i、j、k)の内
部及び周辺に存在するデータ入力部1において入力され
た観測レンジデータ20を示している。データ蓄積部3
は図6(a)に示すようにボクセルデータV(i、j、
k)の内部に観測レンジデータ20が存在する場合、図
6(b)に示すようにその内部レンジデータ21をボク
セルデータV(i、j、k)に対応づける。もし、ボク
セルデータV(i、j、k)の内部に存在する内部レン
ジデータ21が1個も存在しない場合は、ボクセルデー
タV(i、j、k)には内部レンジデータ21の対応づ
けは行なわれない。図6(b)に示すようにボクセルデ
ータV(i、j、k)に複数個の内部レンジデータ21
が対応づけられた場合、その複数個の内部レンジデータ
21間で座標値の平均を求め、その求めた平均座標値を
持つ1個の平均レンジデータ22を図6(c)に示すよ
うにボクセルデータV(i、j、k)に対応づける。図
6に示すような処理をボクセルデータV(0、0、
0)、V(0、0、1)、...、V(l−1、m−
1、n−1)について同様に行なう。ここで、ボクセル
データに平均レンジデータ22が対応づけられている場
合にはそのボクセルデータの属性値を1に、対応づけさ
れていない場合にはそのボクセルデータの属性値を0と
する。
【0016】次に、セルパターン認識部4で行なう処理
について説明する。図7は、ボクセルデータ間の関係が
求められる8個の隣接するボクセルデータを論理的に示
したものである。図7に示したボクセルデータV
0、...、V7は、 V0(p、q、r) = V(p 、q 、r ) V1(p、q、r) = V(p 、q 、r+1) V2(p、q、r) = V(p 、q+1、r ) V3(p、q、r) = V(p 、q+1、r+1) V4(p、q、r) = V(p+1、q 、r ) V5(p、q、r) = V(p+1、q 、r+1) V6(p、q、r) = V(p+1、q+1、r ) V7(p、q、r) = V(p+1、q+1、r+1) を示す(ただし、0≦p≦l−2、0≦q≦m−2、0
≦r≦n−2)。また、ボクセルデータV0、...、
V7をボクセルデータ群VG(p、q、r)で表すこと
にする。ボクセルデータ群VG(p、q、r)における
各ボクセルデータは、データ蓄積部3における処理が既
になされている。ボクセルデータ群VG(p、q、r)
における各ボクセルデータの属性値により発生しうるパ
ターンは図9に示すように(a)〜(w)の23パター
ンである。ただし、8個の隣接ボクセルデータの属性値
をx、y、zそれぞれの軸回りに90度の整数倍だけ回
転させた時に一致するパターン群は同一に扱うものとし
て1パターンにまとめている。ボクセルデータ群VG
(p、q、r)のパターンを求めるために図9に示した
23通りのパターンと照合を行なう。照合を行なう際に
ボクセルデータ群VG(p、q、r)の各ボクセルデー
タの属性値に回転処理を施してから後に処理を行なう。
照合が取れた図9のパターンをボクセルデータ群VG
(p、q、r)の照合パターンとする。このような処理
をp、q、rそれぞれについて0...l−2、
0...m−2、0...n−2としたボクセルデータ
群VG(p、q、r)に対して行なう。その後ボクセル
データ群VG間において以下のような処理を行なう。こ
こで、ボクセルデータ群VG(p、q、r)に対して次
のようなデータを定義する。
【0017】VSa = (V0、V1、V2、V3) VSb = (V4、V5、V6、V7) VSc = (V0、V1、V4、V5) VSd = (V2、V3、V6、V7) VSe = (V0、V2、V4、V6) VSf = (V1、V3、V5、V7) これは図7に示した論理的六面体26の各面をボクセル
データ群VSa、...、VSfで定義したものであ
る。ボクセルデータ群VSにおける各ボクセルデータの
属性値により発生しうるパターンは、図8に示すように
(a)〜(f)の6パターンである。ボクセルデータ群
VSa、...、VSfに対して図8の6パターンと照
合を行ない、照合が取れたパターンをボクセルデータ群
VSa、...、VSfの照合パターンとする。このよ
うな処理をすべてのボクセルデータ群VG(p、q、
r)に対して行なう。よって、セルパターン認識部4の
処理によりボクセルデータ群VGとそれに付随するボク
セルデータ群VSが生成され、それぞれは照合パターン
データを保持する。
【0018】次にパッチ発生部5で行なう処理について
説明する。図10は、図9に示した各パターンに対応し
て生成する三角パッチ37を模式的に示したものであ
る。図10(a)に示すように図10(a)〜(w)の
論理的六面体36の各頂点をVP0、...、VP7で
表す。以下に、生成する三角パッチTを各パターンに対
して示す。
【0019】(a)…生成しない。 (b)…生成しない。 (c)…生成しない。
【0020】(d)…生成しない。 (e)…生成しない。 (f)…T(VP1、VP4、VP5)、T(VP1、
VP5、VP4) (g)…T(VP0、VP4、VP7)、T(VP0、
VP7、VP4) (h)…T(VP2、VP4、VP7)、T(VP2、
VP7、VP4) (i)…T(VP0、VP1、VP5)、T(VP0、
VP5、VP1)、T(VP0、VP4、VP5)、T
(VP0、VP5、VP4) (j)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP5、VP3)、T
(VP1、VP3、VP5) (k)…T(VP0、VP2、VP5)、T(VP0、
VP5、VP2)、T(VP2、VP5、VP7)、T
(VP2、VP7、VP5) (l)…T(VP0、VP7、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP5、VP7)、T
(VP1、VP7、VP5) (m)…T(VP1、VP5、VP4)、T(VP1、
VP2、VP5)、T(VP1、VP4、VP2)、T
(VP2、VP4、VP5) (n)…T(VP0、VP3、VP5)、T(VP0、
VP6、VP3)、T(VP0、VP5、VP6)、T
(VP3、VP6、VP5) (o)…T(VP1、VP4、VP3)、T(VP1、
VP3、VP5)、T(VP1、VP5、VP4)、T
(VP3、VP4、VP5) (p)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP5、VP4)、T
(VP0、VP4、VP3)、T(VP1、VP3、V
P5)、T(VP3、VP4、VP5) (q)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP6、VP3)、T
(VP0、VP5、VP6)、T(VP1、VP3、V
P5)、T(VP3、VP6、VP5) (r)…T(VP1、VP2、VP3)、T(VP1、
VP5、VP2)、T(VP1、VP3、VP5)、T
(VP2、VP5、VP6)、T(VP2、VP6、V
P3)、T(VP3、VP6、VP5) (s)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP7、VP3)、T
(VP0、VP5、VP4)、T(VP0、VP4、V
P7)、T(VP1、VP3、VP5)、T(VP3、
VP7、VP5)、T(VP4、VP5、VP7) (t)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP6、VP3)、T
(VP0、VP5、VP6)、T(VP1、VP3、V
P5)、T(VP3、VP7、VP5)、T(VP3、
VP6、VP7)、T(VP5、VP7、VP6) (u)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP4)、T(VP0、VP6、VP3)、T
(VP0、VP4、VP6)、T(VP1、VP3、V
P7)、T(VP1、VP7、VP4)、T(VP3、
VP6、VP7)、T(VP4、VP7、VP6) (v)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP2、VP3)、T
(VP0、VP4、VP2)、T(VP0、VP5、V
P4)、T(VP1、VP3、VP5)、T(VP2、
VP7、VP3)、T(VP2、VP4、VP7)、T
(VP3、VP7、VP5)、T(VP4、VP5、V
P7) (w)…T(VP0、VP3、VP1)、T(VP0、
VP1、VP5)、T(VP0、VP2、VP3)、T
(VP0、VP4、VP2)、T(VP0、VP5、V
P4)、T(VP1、VP3、VP5)、T(VP2、
VP7、VP3)、T(VP2、VP6、VP7)、T
(VP2、VP4、VP6)、T(VP3、VP7、V
P5)、T(VP4、VP5、VP7)、T(VP4、
VP7、VP6) 例えば、三角パッチ(VP0、VP1、VP2)は、V
P0、VP1、VP2を頂点とする三角パッチを表して
いる。また、VP0、VP1、VP2の順番は、その三
角パッチの向きを表している。
【0021】上記のように論理的六面体36において属
性値が1のボクセルデータ35の数が3個以上の場合に
のみ三角パッチ37を生成するようにする。三角パッチ
37の発生のさせ方は論理的六面体36内においてでき
るだけ属性値が1のボクセルデータ35間で閉じた多面
体を構成するように三角パッチ37を生成する。生成さ
れる三角パッチ37の各頂点は、セルパターン認識部4
において対応づけられたボクセルデータ群VGの各ボク
セルデータが持つ平均レンジデータが用いられる。この
ようにセルパターン認識部4で生成されたボクセルデー
タ群VGの照合パターンに従って三角パッチ37が生成
される。しかし、生成された閉じた多面体同士が酸化k
パッチを境界にして隣接する場合、境界の三角パッチは
他の三角パッチにより隠れてしまう。図11はそのよう
な状態になる場合の例を示している。図11では隣接す
る2個のボクセルデータ群VGのパターンが(j)と
(l)の場合であり、隠蔽三角パッチ43により境界を
なしている。以下、そのような三角パッチを削除する処
理について説明する。上記に述べた隠れる三角パッチが
発生するのは、互いに隣接しているボクセルデータ群V
Gのパターンがそれぞれ、 (j), (l), (m), (o), (p), (q), (r), (s), (t), (u),
(v), (w) の内のいずれかの場合のみである。互いに隣接している
ボクセルデータ群VGのそれぞれのパターンがいずれも
上記の12パターンの内であり、かつ、互いに隣接して
いるボクセルデータ群VGの隣接面に存在するボクセル
データ群VSのパターンが図8の(e)または(f)の
場合においては、そのボクセルデータ群VS内のみで生
成される三角パッチを削除する。ボクセルデータ群VG
に付随するボクセルデータ群VSのパターンは、既にセ
ルパターン認識部4により認識処理が行なわれ照合パタ
ーンデータが図8のパターン(e)または(f)である
かを判定することは容易である。上記のような処理を行
なうことにより、すべてのボクセルデータ群VGから生
成した三角パッチから他の複数の三角パッチにより完全
に隠れてしまう三角パッチを取り除く。また、図12に
示すように互いに隣接するボクセルデータ群VGのそれ
ぞれのパターンが(f)と(f)のような場合、それぞ
れのボクセルデータ群VGにより重複三角パッチ48を
2個生成してしまうので、余分なデータが増えてしま
う。このような状況は、隣接するボクセルデータ群VG
のそれぞれのパターンが(i)と(i)の場合にも発生
する。このように余分な三角パッチを発生させる場合、
一方のボクセルデータ群により発生させられた三角パッ
チを削除するような処理を行なう。以上のように、パッ
チ生成部5ではセルパターン認識部4で認識されたボク
セルデータ群VG、VSのパターンに基づき、被測定物
体の表面形状を復元する三角パッチを生成する。
【0022】形状データ6は、パッチ発生部5の処理に
より生成された被測定物体の表面形状を復元する三角パ
ッチデータである。ここで三角パッチ発生部5の、不要
な三角パッチの削除処理の他の例を説明する。
【0023】論理的六面体において閉じた多面体を生成
する本発明の性質上、パッチ発生部5が図13のよう
に、ある三角パッチの辺70に隣接して複数の三角パッ
チ71〜74を生成させるなど被測定物体上の表面にお
いて厚みのある面(図14の被測定物体53上の表面を
反映する表面54と冗長な内面である非表面55)を生
成してしまう。そこで、冗長な三角パッチを削除する処
理をパッチ発生部5に加える。隣接するパッチ間の向き
が同調するようにパッチ間を連結し、不適当なパッチは
削除するものである。ここで、図15を用いて間の向き
が同調している意味を説明する。三角パッチtr[p], tr
[q]は、vrtx[a] とvrtx[c] から成るline[s] を共有す
る。このときtr[p], tr[q]は、隣接するという。また、
tr[[p], ts[q] はそれぞれ向き(vrtx[a] →vrtx[b] →
vrtx[c] ),(vrtx[a] →vrtx[c] →vrtx[d] )を持
つ。パッチ間の向きが同調しているということは、隣接
するパッチの向きが共有する辺において互いに逆を向い
ていることを意味する。図15の場合には、共有する辺
line[s] においてtr[p], ts[q]の向きはそれぞれ(vrtx
[c] →vrtx[a] ),(vrtx[a] →vrtx[c] )となり互い
に逆方向を向いているので、tr[p], tr[q]は向きが同調
している。パッチの向きはパッチを構成する頂点の順番
で表され、すなわちこれはパッチの法線ベクトルの向き
を決定するので、パッチ間の法線ベクトルの向きを揃え
ることになる。また、1個のパッチに複数のパッチが隣
接する場合がある。再構成される形状は各三角パッチの
各辺に対して最大1個の三角パッチが連結されるべきな
ので、複数個隣接する場合は適切なパッチを1個連結、
又は適切なパッチが存在しないときは連結しないように
する。図16(a)は、tr[p] にtr[q], tr[r]の2個の
パッチが隣接する場合を示したもので、tr[q], tr[r]
は、tr[p] に対して向きが同調している。そこで、tr
[q],tr[r]のうちのいずれか1個のパッチをtr[p] に連
結させる。図16(b)は、図16(a)を1次元的に
示したものである。tr[p] とtr[q], tr[r]がなす角度を
それぞれθq,θrとすると、θq>θrのときtr[r]
をtr[p] に連結する。
【0024】図17は、最終データアを生成する処理の
フローチャートを示している。処理の手順はまず、正し
いと思われる初期パッチを1個決め連結元パッチとする
(ステップ201)。初期パッチは、次の関数fを最大
にするような三角パッチtr[p] とする。ただし、tr[p]
の3頂点をv0 ,v1 ,v2 とする。
【0025】
【数1】 関数fは、3頂点の座標値がx、y軸方向の座標値がで
きるだけ0に近く、z軸方向の座標値ができるだけ大き
くなるような三角パッチに対して大きな値をとる。これ
は、レンジファインダからできるだけ近くまたxy平面
上の原点すなわち被測定物体の重心付近の領域にあるパ
ッチは観測時におけるオクルージョンの影響を受けづら
く、形状を再構成するにおいて信頼できるパッチである
という考えに基づいている(ただし、統合座標系を上記
の考えに当てはまる様に設定する)。関数fを用いて求
めた連結元パッチに隣接するパッチのうち連結元パッチ
と向きが同調するものが存在するとき上記で述べたよう
に適切なパッチを連結元パッチに連結する(ステップ2
02〜205)。同調するパッチが存在しないときは、
パッチは連結されない。この連結処理を連結元パッチの
3辺すべてに対して行なう(ステップ206)。連結元
パッチの3辺に対して以上の処理が終ると、連結されて
いて連結処理が行なわれていない辺があるパッチを連結
元パッチとする(ステップ207)。そして、この連結
元パッチの連結されていない辺に対して連結処理を行な
う。このような処理を連結されていて連結処理が行なわ
れていない辺を持つパッチが無くなるまで再帰的に繰り
返す。よって、最終的にどのパッチにも連結されなかっ
たパッチは不適切なものとして削除される。
【0026】得られたレンジデータが被測定物体の表面
全体をカバーしていれば、上記の処理を行なうことによ
り、表面形状を再構成する閉じた三角パッチ群を生成で
きる。しかし、観測が不十分のために得られたレンジデ
ータが表面全体をカバーしきってない場合には、正しい
三角パッチ群を得ることができない。図18は、一連の
処理の様子を2次元で表したものである。図18(a)
は、被測定物体の表面56を線分で示したものである。
図18(a)の被測定物体を複数方向から観測し、パッ
チを生成したのが図18(b),(c)である。実線は
表面パッチ57を、破線は非表面パッチ58を示してい
る。未観測領域が生じないように観測が行なわれたと
き、ボクセルデータVGの照合パターンにより生成され
る三角パッチ群は図18(b)のようになる。表面パッ
チ57と非表面パッチ58が分離しているので上記で述
べたパッチの連結処理により図18(d)のように物体
の形状を再構成できる。図18(c)は、被測定物体の
上部において未観測領域が生じた場合にボクセルデータ
VGの照合パターンにより生成される三角パッチ群を示
している。このとき表面パッチ57と非表面パッチ58
は隣接しているので、パッチの連結処理を行なっても非
表面パッチを削除できず、最終的に生成される最終三角
パッチ59は図18(e)のように物体表面以外のパッ
チ群も含んだものとなる。
【0027】そこで、物体表面以外のパッチ群の連結を
避けるために隣接する表面パッチと非表面パッチ間の稜
線を表面パッチ境界線とすることにより、連結が非表面
パッチに及ばないようにする。表面パッチ境界線の指定
はボクセルデータVGの照合パターンにより生成される
三角パッチ群を表示し、オペレータが表面パッチ境界線
と思われる三角パッチの辺を表示画面上で指定すること
で達成される。表面パッチ境界線は未観測領域と観測領
域との間の境界を示すものなので、必ず閉じた線分とし
なければならない。もし、指定が不十分で開いた線分だ
と表面パッチ境界線が指定されていない隣接する表面パ
ッチと非表面パッチが生じ、表面パッチと非表面パッチ
が連結されてしまう。したがって、表面パッチ境界線が
閉じた図形となっているかを指定された境界線を追跡し
て判別し、作業が完了したか否かをオペレータに表示、
または音声などで知らせる。このように指定された表面
パッチ境界線は、最終データの生成処理における隣接パ
ッチとの同調性チェックの際に連結元パッチのある辺が
表面パッチ境界線であるとき、その辺に対しては同調す
るパッチは無いものとしてパッチの連結は行なわない。
図19は、立方体を観測した際に未観測領域60が発生
した場合を示している。立方体を観測したとき未観測領
域60が図19(a)のように上部の面に生じた場合、
図19(b)の太線で示した表面パッチ境界線61を表
面パッチ62と非表面パッチ群63の境界として指定す
る。このように指定を行なった三角パッチ群に対して上
記述べた連結処理を施すと図19(c)に示すように表
面パッチのみで構成される三角パッチ群が生成される。
以上、未観測領域が生じたときでも被測定物体の形状を
復元できる。
【0028】なお、本発明は、以上説明した実施例に限
定されるものではない。例えば、データ蓄積部3の処理
に関して、上述においてはボクセルデータV(i、j、
k)に対応づけられた複数の内部レンジデータの座標値
間を単に平均して求められた座標値を平均レンジデータ
としてボクセルデータV(i、j、k)に対応づけだ
が、座標値間の重み付け平均値を平均レンジデータとし
てボクセルデータV(i、j、k)に対応づけることも
可能である。以下、その方法を説明する。データ入力部
1に入力される観測レンジデータをr0、r1、...
とすると各観測レンジデータが観測された際のレンジフ
ァインダの観測位置とレンジデータとの距離をそれぞれ
観測距離d0、d1、...とする。このような観測距
離を保持する観測レンジデータをデータ入力部1に入力
する。この時、データ蓄積部3においてボクセルデータ
V(i、j、k)に内部レンジデータra、rb、rc
が対応づけられたとする。また、内部レンジデータr
a、rb、rcの3次元座標値をそれぞれpa、pb、
pcとし、観測距離はそれぞれda、db、dcであ
る。各内部レンジデータの重みづけ値をそれぞれwt
(a)、wt(b)、wt(c)とし、それぞれを次の
ように定義する。
【0029】
【数2】 ただし、da>db>dcとする。よって、観測距離が
小さい値であるほど観測レンジデータの信頼性が高いも
のとして、観測距離が小さい値であると内部レンジデー
タほど大きな重み付けを行なう。平均レンジデータの3
次元座標値peは、
【0030】
【数3】 で与えられる。したがって、データ処理部3において、
平均レンジデータの3次元座標値を各観測レンジデータ
に重み付けを行なうことにより求める方法も本発明に含
まれる。
【0031】また、上記で述べた実施例では、ボクセル
データへの対応づけを単に観測されたレンジデータがボ
クセルデータV(i、j、k)の内部に存在するか否か
により行なったが、この方法に限定されるものでは無
い。別の方法を以下に説明する。ある方向からのレンジ
データを、その点列間の幾何的位相関係が既知になるよ
うに観測されたものとする。例えば、図20のように横
方向にi=0、1、2…縦方向にj=0、1、2、…と
幾何的に被測定物体上の隣接点を観測するようにする。
このときある観測方向θのレンジデータにおいて各点列
間の幾何的位相関係は既知となり、図21のように三角
パッチを発生することができる。すなわち、(i、j)
番目、(i+1、j)番目、(i+1、j+1)番目、
(i、j+1)番目に観測された隣接する4個の点列か
ら三角パッチを発生させる。このように各方向について
観測されたレンジデータから三角パッチを発生させたデ
ータをデータ入力部1に入力する。以上のように入力さ
れたデータによるデータ蓄積部3における処理は、次の
ようにする。ボクセルデータへの対応づけは上記で発生
させた三角パッチとボクセルデータの空間的交差を調
べ、ある三角パッチがボクセルデータV(i、j、k)
と交差していると判断されるとボクセルデータV(i、
j、k)にその三角パッチを対応付ける。対応づけが行
なわれたボクセルデータV(i、j、k)は、平均レン
ジデータとしてボクセルデータV(i、j、k)の六面
体の8頂点の重心点が対応づけられる。このようにボク
セルデータへの対応づけを三角パッチで行なうことによ
りレンジデータがボクセルの解像度より低い場合でも穴
の生じない形状データを生成することができ、その利便
性が一層向上する。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、被測定物体を観測して
得られた3次元座標値を、幾何的位相関係が既知である
各ボクセルデータに対応付けることにより、被測定物体
の表面の形状データを作成できる。従って従来では必要
とされていた3次元座標値の測定順序の制約を取り除く
ことができると共に、複雑な形状の物体に対しても高精
度に表面の形状データを得ることができる。更にボクセ
ルデータの大きさを任意に変えることにより、観測した
3次元座標値を忠実に反映した高解像度形状データから
データ量の少ない低解像度形状データまで所望の精度の
形状データを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の概略構成図。
【図2】 本発明の実施例の処理内容を説明した図。
【図3】 本発明の実施例の処理フローチャート。
【図4】 本発明の実施例によるデータ入力部の処理内
容を説明した図。
【図5】 本発明の実施例によるセル発生部の処理内容
を説明した図。
【図6】 本発明の実施例によるデータ蓄積部の処理内
容を説明した図。
【図7】 8隣接ボクセルデータを説明した図。
【図8】 隣接ボクセルデータ群VSの各ボクセルデー
タの属性値によるパターンを示す図。
【図9】 隣接ボクセルデータ群VGの各ボクセルデー
タの属性値によるパターンを示す図。
【図10】 図9の各パターンに対応して発生させる三
角パッチを示す図。
【図11】 他の三角パッチにより隠れる三角パッチが
発生する状態を示す図。
【図12】 重複三角パッチが発生する状態を示す図。
【図13】 複数の三角パッチが隣接する状況を示す
図。
【図14】 厚みのある面の生成例を示す図。
【図15】 三角パッチ間の向きに関する同調性を示す
図。
【図16】 三角パッチ間の連結処理を説明した図。
【図17】 三角パッチに対する連結処理のフローチャ
ート。
【図18】 未観測領域が生じたときのパッチ発生を説
明した図。
【図19】 未観測領域が生じた場合に連結処理を行な
ったときのパッチ発生例を示す図。
【図20】 幾何的に測定された3次元座標値を示す
図。
【図21】 図20の3次元座標値から三角パッチを発
生した状態を示す図。
【図22】 従来の形状復元方法を示す図。
【符号の説明】
1…データ入力部 2…セル発生部 3…データ蓄積部 4…セルパターン認識部 5…パッチ発生部 6…形状データ 7,14,15,20…観測レンジデータ 8,18,19,23,24,25…ボクセルデータ 9…三角パッチデータ 10,11,12,49…レンジファインダ 13,50,53…被測定物体 16…観測レジデータ包含空間 17…観測レンジデータ包含空間頂点 21…内部レンジデータ 22…平均レンジデータ 26,33,36,40,41,46,47…論理的六
面体 28,31,34,38,44…属性値0のボクセルデ
ータ 29,32,35,39,45…属性値1のボクセルデ
ータ 30…論理的四角形 37,42…三角パッチ 43…隠蔽三角パッチ 48…重複三角パッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物体の表面形状の3次元座標値を
    入力するためのデータ入力部と、このデータ入力部より
    入力された全ての3次元座標値を完全に覆う空間を格子
    状に分割したボクセルデータを作成するセル発生部と、
    このセル発生部により作成された各ボクセルデータに対
    し該当する前記3次元座標値を用いて夫々1個のレンジ
    データを求めるデータ蓄積部と、3次元的に隣接した所
    定数のボクセルデータ毎に夫々のレンジデータに従って
    位相幾何学的関係を求めるセルパターン認識部と、この
    セルパターン認識部により求められた位相幾何学的関係
    に従って前記所定数のボクセルデータ毎に三角パッチを
    作成し、この三角パッチ群に対して前記所定数のボクセ
    ルデータ同士の隣接面上に位置する不要な三角パッチを
    除去して形状データとするパッチ発生部とを具備したこ
    とを特徴とする形状復元装置。
  2. 【請求項2】 セル発生部は、入力された3次元座標値
    からX軸方向,Y軸方向,Z軸方向夫々について最大値
    及び最小値を求め、これら8点を頂点とする空間に対し
    X軸方向,Y軸方向,Z軸方向夫々について所定数で分
    割することによりボクセルデータを作成するものである
    請求項1記載の形状復元装置。
  3. 【請求項3】 データ蓄積部は、ボクセルデータに3次
    元座標値が1個含まれる場合はこれを対応するレンジデ
    ータとし、ボクセルデータに3次元座標値が複数個含ま
    れる場合はこの平均座標値を対応するレンジデータと
    し、ボクセルデータに3次元座標値が含まれない場合は
    対応するレンジデータが無いものとする請求項1記載の
    形状復元装置。
  4. 【請求項4】 データ蓄積部は、ボクセルデータにレン
    ジデータが対応付けられている場合は当該ボクセルデー
    タの属性値を1とし、ボクセルデータにレンジデータが
    対応付けられていない場合は当該ボクセルデータの属性
    値を0とするものである請求項3記載の形状復元装置。
  5. 【請求項5】 セルパターン認識部は、隣接する8個の
    ボクセルデータから成る論理的六面体毎に各ボクセルデ
    ータの属性値の組合せに従ってパターン照合するもので
    ある請求項4記載の形状復元装置。
  6. 【請求項6】 パッチ発生部は、前記論理的六面体にお
    いて属性値が1のボクセルデータの数が3以上の場合
    に、属性値が1の各ボクセルデータ間で閉じた多面体を
    構成するように当該ボクセルデータのレンジデータを頂
    点とした三角パッチを生成するものである請求項5記載
    の形状復元装置。
  7. 【請求項7】 パッチ発生部は、前記論理的六面体同士
    で三角パッチを境界として且つ当該三角パッチが前記論
    理的六面体内の他の三角パッチにより隠れる場合に当該
    三角パッチを削除し、或いは前記論理的六面体同士で夫
    々の三角パッチが重複した境界として隣接する場合に一
    方の三角パッチを削除するものである請求項6記載の形
    状復元装置。
  8. 【請求項8】 被測定物体の表面形状の3次元座標値を
    入力するためのデータ入力部と、このデータ入力部より
    入力された全ての3次元座標値を完全に覆う空間を格子
    状に分割したボクセルデータを作成するセル発生部と、
    このセル発生部により作成された各ボクセルデータに対
    し該当する前記3次元座標値を用いて夫々1個のレンジ
    データを求めるデータ蓄積部と、3次元的に隣接した所
    定数のボクセルデータ毎に夫々のレンジデータに従って
    位相幾何学的関係を求めるセルパターン認識部と、この
    セルパターン認識部により求められた位相幾何学的関係
    に従って前記所定数のボクセルデータ毎に三角パッチを
    作成し、全ての三角パッチ群において所定の三角パッチ
    の各辺に対して1辺を共有すると共に向きが同調した三
    角パッチを1個ずつ連結し、連結先の三角パッチの未連
    結の辺に対して同様の連結処理を繰り返すことにより、
    各辺が未連結の三角パッチを除去するパッチ発生部とを
    具備したことを特徴とする形状復元装置。
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