JPH075706Y2 - Ｂｓコンバータ - Google Patents
ＢｓコンバータInfo
- Publication number
- JPH075706Y2 JPH075706Y2 JP1989042084U JP4208489U JPH075706Y2 JP H075706 Y2 JPH075706 Y2 JP H075706Y2 JP 1989042084 U JP1989042084 U JP 1989042084U JP 4208489 U JP4208489 U JP 4208489U JP H075706 Y2 JPH075706 Y2 JP H075706Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chassis
- concave
- oscillator
- section
- coaxial connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、BSコンバータに係わり、特に性能の向上お
よび小型化を図ったBSコンバータに関する。
よび小型化を図ったBSコンバータに関する。
「従来技術」 従来、BSコンバータは、回路基板類（高周波増幅部、混
合部、中間周波増幅部および電源部等を有する）と、主
に厚みの厚い部材類（導波管、発振器および信号出力用
コネクタ）から構成されており、小型化を図るために厚
みのある部材類を枠体（以下、シャーシという）の一方
の側に集め、主に厚みの薄い部材類を他方の側に集めて
いる。
合部、中間周波増幅部および電源部等を有する）と、主
に厚みの厚い部材類（導波管、発振器および信号出力用
コネクタ）から構成されており、小型化を図るために厚
みのある部材類を枠体（以下、シャーシという）の一方
の側に集め、主に厚みの薄い部材類を他方の側に集めて
いる。
ここで、第２図は、そのような従来のBSコンバータの構
造を示す断面図である。この図において、１は図面左側
が開口した筒状の外ケース、２は外ケース１の内部を上
下に仕切るシャーシであり、このシャーシ２の図面左端
部には、図示せぬBSアンテナから供給される信号を入力
するための導波管2aが形成されている。また、シャーシ
２の図面右端部の上面には、上方へ突出する突起部2bが
形成されている。この突起部2bと、シャーシ２の図面左
側の内壁との間には、内カバー３が取り付けられてい
る。４は内カバー３とシャーシ２との間を左右に仕切る
仕切り板である。この仕切り板４より左側のシャーシ２
の上面には高周波増幅部を有する回路基板５が取り付け
られており、また、仕切り板４より右側のシャーシ２の
上面には中間周波増幅部を有する回路基板６が取り付け
られている。シャーシ２の下面には、その左端部に電源
部を有する回路基板７が、中央部に混合部を有する回路
基板８がそれぞれ取り付けられている。また、回路基板
８の右隣には、立体状に形成された発振器９が取り付け
られている。ここで、発振器９より出力される局部発振
信号が回路基板８の混合部へ供給されるようになってい
る。
造を示す断面図である。この図において、１は図面左側
が開口した筒状の外ケース、２は外ケース１の内部を上
下に仕切るシャーシであり、このシャーシ２の図面左端
部には、図示せぬBSアンテナから供給される信号を入力
するための導波管2aが形成されている。また、シャーシ
２の図面右端部の上面には、上方へ突出する突起部2bが
形成されている。この突起部2bと、シャーシ２の図面左
側の内壁との間には、内カバー３が取り付けられてい
る。４は内カバー３とシャーシ２との間を左右に仕切る
仕切り板である。この仕切り板４より左側のシャーシ２
の上面には高周波増幅部を有する回路基板５が取り付け
られており、また、仕切り板４より右側のシャーシ２の
上面には中間周波増幅部を有する回路基板６が取り付け
られている。シャーシ２の下面には、その左端部に電源
部を有する回路基板７が、中央部に混合部を有する回路
基板８がそれぞれ取り付けられている。また、回路基板
８の右隣には、立体状に形成された発振器９が取り付け
られている。ここで、発振器９より出力される局部発振
信号が回路基板８の混合部へ供給されるようになってい
る。
発振器９の右隣には、シャーシ２と外カバー１を各々貫
通して信号出力用の同軸コネクタ10が取り付けられてい
る。また、同軸コネクタ10と、前記基板６の中間周波増
幅部の信号出力端とが接続されている。
通して信号出力用の同軸コネクタ10が取り付けられてい
る。また、同軸コネクタ10と、前記基板６の中間周波増
幅部の信号出力端とが接続されている。
「考案が解決しようとする課題」 ところが、上述した従来のBSコンバータにあっては高周
波増幅部、中間増幅部を有する回路基板5,6と、電源
部、混合部を有する回路基板7,8とは、シャーシ２で分
けて配置され、後者の回路基板7,8が配置されている側
に発振器９が配置されており、信号出力用の同軸コネク
タ10はシャーシ２において導波管2aと相対する側のシャ
ーシ２に配置されている。そして、その同軸コネクタ10
と発振器９は同一方向に、かつ、近接して設けられてい
るので、発振器９から出力される局部発振信号が、同軸
コネクタ10を通して外部に大きく漏れてしまうという問
題があった。この問題を解決するためには、発振器９と
同軸コネクタ10との間に遮蔽板を設けることによって解
決できるが、これではBSコンバータを導波管2aが形成さ
れているシャーシ２の面と、同軸コネクタ10が設置され
ているシャーシ２の面との距離を短くして小型化するこ
とがさらに困難になってしまうという問題が新たに生じ
てしまう。
波増幅部、中間増幅部を有する回路基板5,6と、電源
部、混合部を有する回路基板7,8とは、シャーシ２で分
けて配置され、後者の回路基板7,8が配置されている側
に発振器９が配置されており、信号出力用の同軸コネク
タ10はシャーシ２において導波管2aと相対する側のシャ
ーシ２に配置されている。そして、その同軸コネクタ10
と発振器９は同一方向に、かつ、近接して設けられてい
るので、発振器９から出力される局部発振信号が、同軸
コネクタ10を通して外部に大きく漏れてしまうという問
題があった。この問題を解決するためには、発振器９と
同軸コネクタ10との間に遮蔽板を設けることによって解
決できるが、これではBSコンバータを導波管2aが形成さ
れているシャーシ２の面と、同軸コネクタ10が設置され
ているシャーシ２の面との距離を短くして小型化するこ
とがさらに困難になってしまうという問題が新たに生じ
てしまう。
この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、局部
発振信号が信号出力用コネクタを通して外部に大きく漏
れるのを抑えることができ、かつ、BSコンバータの小型
化を図ることを目的としている。
発振信号が信号出力用コネクタを通して外部に大きく漏
れるのを抑えることができ、かつ、BSコンバータの小型
化を図ることを目的としている。
「課題を解決するための手段」 この考案は、上面に設けた第１の凹状部と、下面に設け
た第２の凹状部と、前記第１の凹状部の底面の略中央部
に設けられた第３の凹状部と、該第３の凹状部の両側
に、少なくとも前記第１と第２の凹状部のそれぞれの底
部と前記第３の凹状部の壁部とによって構成された導波
管部と、少なくとも前記第１と第２の凹状部のそれぞれ
の底部と前記第３の凹状部の壁部とによって構成された
同軸コネクタ取付部とを形成したシャーシと、 前記同軸コネクタ取付部に装着された同軸コネクタと、 表面に高周波増幅部および混合部を有し、裏面の銅箔面
に発振器を立設させ該発振器が前記第３の凹状部に挿入
されるように前記第１の凹状部に装着された第１基板
と、 中間周波増幅部および電源部を有し前記第２の凹状部に
装着された第２基板とを備え、 前記シャーシに嵌合し前記第１の凹状部と前記第２の凹
状部を覆うように第１、第２カバーとを具備することを
特徴とするBSコンバータである。
た第２の凹状部と、前記第１の凹状部の底面の略中央部
に設けられた第３の凹状部と、該第３の凹状部の両側
に、少なくとも前記第１と第２の凹状部のそれぞれの底
部と前記第３の凹状部の壁部とによって構成された導波
管部と、少なくとも前記第１と第２の凹状部のそれぞれ
の底部と前記第３の凹状部の壁部とによって構成された
同軸コネクタ取付部とを形成したシャーシと、 前記同軸コネクタ取付部に装着された同軸コネクタと、 表面に高周波増幅部および混合部を有し、裏面の銅箔面
に発振器を立設させ該発振器が前記第３の凹状部に挿入
されるように前記第１の凹状部に装着された第１基板
と、 中間周波増幅部および電源部を有し前記第２の凹状部に
装着された第２基板とを備え、 前記シャーシに嵌合し前記第１の凹状部と前記第２の凹
状部を覆うように第１、第２カバーとを具備することを
特徴とするBSコンバータである。
「作用」 上記考案によれば、厚みのある部材（同軸コネクタ、発
振器および導波管）をBSコンバータのセンターに同一直
線上に配置し、さらに、その上・下方に第１基板と第２
基板とを配置したので、無駄な空間を抑えることができ
る。
振器および導波管）をBSコンバータのセンターに同一直
線上に配置し、さらに、その上・下方に第１基板と第２
基板とを配置したので、無駄な空間を抑えることができ
る。
また、発振器はシャーシに形成された凹状内に装着され
るので、その凹状に被せた第１基板の銅箔面とでシール
ドされる。そして、第１基板と第２基板はシャーシで分
けて配置されているので、これらの第１基板、第２基板
は発振器からの影響を受けることはなくなる。したがっ
て、第２基板と同軸コネクタは接続部材で接続されてい
るが発振器から出力される局部発振信号は、同軸コネク
タを通して外部に大きく漏れることがない。
るので、その凹状に被せた第１基板の銅箔面とでシール
ドされる。そして、第１基板と第２基板はシャーシで分
けて配置されているので、これらの第１基板、第２基板
は発振器からの影響を受けることはなくなる。したがっ
て、第２基板と同軸コネクタは接続部材で接続されてい
るが発振器から出力される局部発振信号は、同軸コネク
タを通して外部に大きく漏れることがない。
「実施例」 以下、図面を参照してこの考案の実施例について説明す
る。
る。
第１図はこの考案の一実施例であるBSコンバータの構造
を示す断面図である。なお、この図において前述した第
２図と共通する部分には、同一の符号を付けてその説明
を省略する。
を示す断面図である。なお、この図において前述した第
２図と共通する部分には、同一の符号を付けてその説明
を省略する。
この図において、12はシャーシであり、図示のように、
その上面が凹状に形成されている。この凹状の左端部に
は導波管12aが形成されており、また右端部には同軸コ
ネクタ10が取り付けられている。一方、上述したシャー
シ12の凹状に形成された部分には、回路基板13の銅箔面
13aが被せられるように装着され、その銅箔面13aに立設
した発振器９がそのシャーシ12の凹状内に装着されてい
る。回路基板13は、高周波増幅部と混合部を有してい
る。ここで、回路基板13の混合部には、発振器９から出
力される局部発振信号が供給されるようになっている。
その上面が凹状に形成されている。この凹状の左端部に
は導波管12aが形成されており、また右端部には同軸コ
ネクタ10が取り付けられている。一方、上述したシャー
シ12の凹状に形成された部分には、回路基板13の銅箔面
13aが被せられるように装着され、その銅箔面13aに立設
した発振器９がそのシャーシ12の凹状内に装着されてい
る。回路基板13は、高周波増幅部と混合部を有してい
る。ここで、回路基板13の混合部には、発振器９から出
力される局部発振信号が供給されるようになっている。
シャーシ12の下面には、中間周波増幅部と電源部を有す
る回路基板14が取り付けられている。この場合、回路基
板14の中間周波増幅部の出力端に接続部材15の一端が接
続されており、この接続部材15の他端がシャーシ12に開
けられた孔14bを通して同軸コネクタ10に接続されてい
る。なお、回路基板13と、回路基板14の下面には、銅箔
13a,14aが積層されている。一方、シャーシ12の上下に
は外カバー16が取り付けられている。
る回路基板14が取り付けられている。この場合、回路基
板14の中間周波増幅部の出力端に接続部材15の一端が接
続されており、この接続部材15の他端がシャーシ12に開
けられた孔14bを通して同軸コネクタ10に接続されてい
る。なお、回路基板13と、回路基板14の下面には、銅箔
13a,14aが積層されている。一方、シャーシ12の上下に
は外カバー16が取り付けられている。
上述した構成によれば、発振器９はシャーシ12に形成さ
れた凹状内に装着されるので、その凹状内に被せた回路
基板13の銅箔面13aとでシールドされる。そして、さら
に回路基板13と回路基板14はシャーシ12で分けて配置さ
れているので、これらの回路基板13,14は発振器９から
の影響を受けることはない。したがって、回路基板14と
同軸コネクタ10は接続部材15で接続されているが、発振
器９から出力される局部発振信号は、同軸コネクタ10を
通して外部に大きく漏れることがない。
れた凹状内に装着されるので、その凹状内に被せた回路
基板13の銅箔面13aとでシールドされる。そして、さら
に回路基板13と回路基板14はシャーシ12で分けて配置さ
れているので、これらの回路基板13,14は発振器９から
の影響を受けることはない。したがって、回路基板14と
同軸コネクタ10は接続部材15で接続されているが、発振
器９から出力される局部発振信号は、同軸コネクタ10を
通して外部に大きく漏れることがない。
又、厚みのある部材（同軸コネクタ10、発振器９および
シャーシ12自体に形成された導波管12a）をBSコンバー
タのセンターに同一直線上に配置し、さらに、その上・
下方に回路基板13と回路基板14とを配置するようにした
ので、無駄な空間が抑えられ、BSコンバータ自体が小型
になる。
シャーシ12自体に形成された導波管12a）をBSコンバー
タのセンターに同一直線上に配置し、さらに、その上・
下方に回路基板13と回路基板14とを配置するようにした
ので、無駄な空間が抑えられ、BSコンバータ自体が小型
になる。
「考案の効果」 以上説明したように、この考案のBSコンバータによれ
ば、 局部発振信号が同軸コネクタから外部に大きく漏れる
のを抑えることができる。
ば、 局部発振信号が同軸コネクタから外部に大きく漏れる
のを抑えることができる。
発振器を遮蔽する専用の遮蔽板が不必要なのでコスト
ダウンを図ることができる。
ダウンを図ることができる。
厚みのある部材（同軸コネクタ、発振器および導波
管）をBSコンバータのセンターに同一直線上に配置し、
さらに、その上・下方に回路基板13と回路基板14とを配
置するようにしたので無駄な空間が抑えられ、BSコンバ
ータ自体を小型にできる。
管）をBSコンバータのセンターに同一直線上に配置し、
さらに、その上・下方に回路基板13と回路基板14とを配
置するようにしたので無駄な空間が抑えられ、BSコンバ
ータ自体を小型にできる。
第１図はこの考案の一実施例の構造を示す断面図、第２
図は従来のBSコンバータの構造を示す断面図である。 ９……発振器、10……同軸コネクタ、12……枠体（シャ
ーシ）、12a……導波管、13……回路基板（第１基板）
図は従来のBSコンバータの構造を示す断面図である。 ９……発振器、10……同軸コネクタ、12……枠体（シャ
ーシ）、12a……導波管、13……回路基板（第１基板）
Claims (1)
- 【請求項１】上面に設けた第１の凹状部と、下面に設け
た第２の凹状部と、前記第１の凹状部の底面の略中央部
に設けられた第３の凹状部と、該第３の凹状部の両側
に、少なくとも前記第１と第２の凹状部のそれぞれの底
部と前記第３の凹状部の壁部とによって構成された導波
管部と、少なくとも前記第１と第２の凹状部のそれぞれ
の底部と前記第３の凹状部の壁部とによって構成された
同軸コネクタ取付部とを形成したシャーシと、 前記同軸コネクタ取付部に装着された同軸コネクタと、 表面に高周波増幅部および混合部を有し、裏面の銅箔面
に発振器を立設させ該発振器が前記第３の凹状部に挿入
されるように前記第１の凹状部に装着された第１基板
と、 中間周波増幅部および電源部を有し前記第２の凹状部に
装着された第２基板とを備え、 前記シャーシに嵌合し前記第１の凹状部と前記第２の凹
状部を覆うように第１、第２カバーと を具備することを特徴とするBSコンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989042084U JPH075706Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | Ｂｓコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989042084U JPH075706Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | Ｂｓコンバータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02133033U JPH02133033U (ja) | 1990-11-05 |
| JPH075706Y2 true JPH075706Y2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=31553319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989042084U Expired - Lifetime JPH075706Y2 (ja) | 1989-04-11 | 1989-04-11 | Ｂｓコンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075706Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3629433B2 (ja) | 2001-02-21 | 2005-03-16 | シャープ株式会社 | 衛星放送受信装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6424636A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-26 | Sharp Kk | Microwave converter |
-
1989
- 1989-04-11 JP JP1989042084U patent/JPH075706Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02133033U (ja) | 1990-11-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |