JPH075656U - ストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具 - Google Patents

ストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具

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JPH075656U
JPH075656U JP4191593U JP4191593U JPH075656U JP H075656 U JPH075656 U JP H075656U JP 4191593 U JP4191593 U JP 4191593U JP 4191593 U JP4191593 U JP 4191593U JP H075656 U JPH075656 U JP H075656U
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frame
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Abstract

(57)【要約】 【目的】仰向けに寝たままの状態で、開脚・屈曲・懸垂
等が行え、且つ自身にかかる体重を殆どなくすようにす
ることによって、腰を傷めることもなく、且つ筋力が衰
えた中高年齢者でも簡単且つ容易に筋力強化が行えるよ
うにする。 【構成】ストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニン
グ器具において、台フレ−ムに人体が仰向けの寝姿状態
又は寝姿状態で上半身だけが多少起上がった状態がとれ
る台板を配置すると共に、その台フレ−ムに沿っての前
後方向にスライドできるように載置し、台フレ−ムの足
元側の端部においてサイドバ−を支柱を介して台フレ−
ムの直上に懸架し、そのサイドバ−に足掛け部材をスラ
イドできるように取付け、台フレ−ムの頭部側におい
て、手掛部を台フレ−ムの直上に懸架したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、身体のストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具に関す るもので、開脚・前屈・懸垂をはじめ、ストレッチ・柔軟運動を楽な姿勢で行え 、且つ自身にかかる体重を殆どなくすようにすることによって、腰を傷めること もなく、且つ筋力が衰えた中高年齢者でも簡単且つ容易に筋力強化が行えるよう にしたことを目的とする。
【0002】
【従来の技術】
一般に、中高年者は若者に比べて筋力が衰えていることは否めない。そして、 健康な者はもち論のこと、リハビリ中の者の筋力の回復や訓練をするのに運動器 具を使うことが行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来知られている各種の運動器具は、若者ないしある程度の体 力水準を維持している条件の下に作られている。 従って、前記の運動器具を使うときに、その使用者に自分自身の体重負担がか かるので、その体重を支える体力も必要となる。ところが、体力がない者にとっ ては自己の体重を支えること自体苦痛になり、且つこれによって腰を傷める原因 にもなっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、考案の目的を達成し、且つ従来技術の課題を解決するため に提供するものである。 本考案の第1は、ストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具におい て、台フレ−ムに人体が仰向けの寝姿状態又は寝姿状態で上半身だけが多少起上 がった状態がとれる台板を配置すると共に、その台フレ−ムに沿っての前後方向 にスライドできるように載置し、台フレ−ムの足元側の端部においてサイドバ− を支柱を介して台フレ−ムの直上に懸架し、そのサイドバ−に足掛け部材をスラ イドできるように取付け、台フレ−ムの頭部側において、手掛部を台フレ−ムの 直上に懸架したものである。 本考案の第2は、前記第1の考案に係るストレッチ・筋力・柔軟等のできるト レ−ニング器具において、台フレ−ムに対して台板をロ−ラ−によってスライド させるものである。 本考案の第3は、前記第1の考案に係るストレッチ・筋力・柔軟等のできるト レ−ニング器具において、台板に肩当て緩衝部材と股間部当て緩衝部材を設けた ものである。 本考案の第4は、前記第1の考案に係るストレッチ・筋力・柔軟等のできるト レ−ニング器具において、台フレ−ムの頭部側を所定の角度で上方に傾斜できる ようにしたものである。 本考案の第5は、前記第1の考案に係るストレッチ・筋力・柔軟等のできるト レ−ニング器具において、サイドバ−を台フレ−ムから高さ調節できる支柱に懸 架したものである。 本考案の第6は、前記第1の考案に係るストレッチ・筋力・柔軟等のできるト レ−ニング器具において、手掛部が前後・左右及び上下に移動調節できるように したものである。
【0005】
【作用】
本考案に係るストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具の作用は次 の如くである。すなわち、頭部側の傾斜角度の調節ができる台フレ−ム上に載置 した台板が当該台フレ−ムの長手に沿ってロ−ラ−を介してスライドし、その台 フレ−ムの足元側の高さ調節できるサイドバ−に取付けた足掛け部材を対向離反 方向にスライドすると開脚姿勢となり、またサイドバ−の位置を高くして、これ に足元を掛けて台板を前後にスライドすると寝たままの姿勢で前屈姿勢の屈伸運 動をすることができる。また台フレ−ムの頭部側の手掛部を前後・高さ及び横方 向に移動調節する。 そして、手掛部に手を掛け、肘を曲げて引き寄せるように力を入れると台板が 手掛部側に引き寄せられて懸垂姿勢がとれる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案に係る股関節柔軟操法機の実施例を図面を以て説明する。1は台 フレ−ムであり、人体が仰向けになる寝姿状態又は寝姿状態で上半身だけを多少 起こした状態がとれるようになっている。また、頭部側を高くするために高さ調 節できる基脚部10で傾斜できるようになっている。 2は台フレ−ム1の前後方向にスライドできるように載置した台板であり、ロ −ラ−21を介して台フレ−ムのレ−ル11に乗せてある。また、前記台板の頭 部側にストッパ−付の起倒部材2′をヒンジ21 を介して設けると共に、これに ヘッドピ−ス20を連結部材22で取付けてある。 3は台フレ−ムの足元側の端部において、当該台フレ−ムの直上に配置したサ イドバ−であり、支柱4を介して高さ調節ができるように形成してある。 5はサイドバ−3に沿ってスライドできるように取付けた足掛け部材であり、 図8及び図9にあっては、足の裏を当てる凹部を有するロ−ラ−体を凹溝形軸受 け部51に軸で支持し、前記軸受け部の底部にスライダ−53を取付け、これを サイドバ−3に滑合させてある。 6・6′は台フレ−ムの頭部側又は上半身側において、その台フレ−ムの直上 に支柱7を介して高さ調節できるように設けた手摺棒又は握り部材から成る手掛 部、8・8′は台板2に位置調節できるように設けた肩当て緩衝部材と股間部当 て緩衝部材である。
【0007】
【具体的な使用例】
上記実施例によるストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具の具体 的使用例を説明する。まず、頭部側の傾斜角度の調節ができる台フレ−ム1上に 載置した台板2に仰向け姿勢で乗り、足元をサイドバ−3の足掛け部材5・5に 乗せると共に、手で手摺棒を握った状態が基本姿勢となる。この場合、必要に応 じて頭部側のヘッドピ−ス20を起倒部材2′と一緒に多少起こしておく(図1 0参照)。 〔開脚運動〕 図1ないし図4にあって、足掛け部材5に乗せた両足を左右外方向に力をいれ ると、その足掛け部材5がサイドバ−3に沿って対向外方向にスライドし、同時 に身体は台板2と共にサイドバ−3側に近づきながら開脚する。 そして、開脚した足を対向内側に力を入れると、足掛け部材5が内側に寄り始 め、同時に身体が台板2と一緒にサイドバ−3から遠ざかりながら閉脚する。こ の操作を設定された回数を繰り返す。 〔屈伸運動〕 図5及び図6において、サイドバ−3の足掛け部材5を予め外方に寄せておき 、そのサイドバ−に直接足元のアキレス腱部位を当て、手摺棒6を握っている手 腕の肘を伸ばすと、台板2と一緒に身体がサイドバ−3から遠ざかって伸長する 。逆にサイドバ−3側に近づくと身体が海老反り状態で前屈姿勢となる。 そして、手摺棒を握っている手でその手摺棒を引き寄せるように力を入れると 台板2と共に身体が手摺棒側に引き寄せられて元の姿勢に戻る。 〔懸垂運動〕 図1ないし図4にあって、足を台フレ−ムの上か、両側に置いた状態で手を伸 ばした状態で頭部側の手摺棒を握り、腕の肘を曲げて手摺棒を引き寄せる方向に 力を入れると、身体が台板2と一緒に身体が手摺棒6側に引き寄せられる。 そして、引き寄せる腕の力を緩めるか、肘を伸ばすと台板と共に身体が手摺棒 6から遠ざかる。
【0008】
【考案の効果】
本考案は上記の構成であるから、開脚・前屈・懸垂をはじめ、ストレッチ・柔 軟運動を楽な姿勢で行え、且つ自分自身にかかる体重を殆どなくすようにするこ とによって、腰を傷めることもなく、且つ筋力が衰えた中高年齢者でも簡単且つ 容易に筋力強化が行える。 従って、若者に比べて筋力が衰えている中高年にとって健康な者はもち論のこ と、リハビリ中の者の筋力の回復や訓練をする運動器具としてきわめて実用的で ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る股関節柔軟操法機の実施例を示す
正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の他の実施例の正面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】前屈運動開始(又は終了)動作を示す正面図で
ある。
【図6】前屈姿勢の正面図である。
【図7】台フレ−ムのスライド機構の拡大図である。
【図8】前足掛け部材の正面図である。
【図9】図8の9−9線に沿う断面図である。
【図10】図1〜図4の他の例を示す分解斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 台フレ−ム 2 台板 3 サイドバ− 4 支柱 5 足掛け部材 6 手掛部 7 手掛部用支柱 8・8′ 緩衝部材 10 基脚部 11 レ−ル 21 ロ−ラ−

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台フレ−ム(1)に人体が仰向けの寝姿
    状態又は寝姿状態で上半身だけが多少起上がった状態が
    とれる台板(2)を配置すると共に、その台フレ−ムに
    沿っての前後方向にスライドできるように載置し、台フ
    レ−ムの足元側の端部においてサイドバ−(3)を支柱
    (4)を介して台フレ−ムの直上に懸架し、そのサイド
    バ−に足掛け部材(5)をスライドできるように取付
    け、台フレ−ムの頭部側において、手掛部(6)を台フ
    レ−ム(1)の直上に懸架したことを特徴とするストレ
    ッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具。
  2. 【請求項2】 台フレ−ム(1)に対して台板(2)を
    ロ−ラ−(21)によってスライドさせる請求項1記載
    のストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器
    具。
  3. 【請求項3】 台板(2)に肩当て緩衝部材(8)と股
    間部当て緩衝部材(8′)を設けた請求項1記載のスト
    レッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具。
  4. 【請求項4】 台フレ−ム(1)の頭部側を所定の角度
    (θ)で上方に傾斜できるようにした請求項1記載のス
    トレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具。
  5. 【請求項5】 サイドバ−(3)を台フレ−ム(1)か
    ら高さ調節できる支柱(4)に懸架した請求項1記載の
    ストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具。
  6. 【請求項6】 手掛部(6)が前後・左右及び上下に移
    動調節できるようにした請求項1記載のストレッチ・筋
    力・柔軟等のできるトレ−ニング器具。
JP4191593U 1993-06-30 1993-06-30 ストレッチ・筋力・柔軟等のできるトレ−ニング器具 Expired - Fee Related JP2534475Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168860A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Minato Ikagaku Kk ストレッチ用傾斜台

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JP2005168860A (ja) * 2003-12-12 2005-06-30 Minato Ikagaku Kk ストレッチ用傾斜台

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