JPH0756149B2 - シヤワ−・カラン切替弁 - Google Patents

シヤワ−・カラン切替弁

Info

Publication number
JPH0756149B2
JPH0756149B2 JP10524686A JP10524686A JPH0756149B2 JP H0756149 B2 JPH0756149 B2 JP H0756149B2 JP 10524686 A JP10524686 A JP 10524686A JP 10524686 A JP10524686 A JP 10524686A JP H0756149 B2 JPH0756149 B2 JP H0756149B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shower
valve
temperature
karan
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10524686A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62260925A (ja
Inventor
康夫 城戸内
寛明 米久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10524686A priority Critical patent/JPH0756149B2/ja
Publication of JPS62260925A publication Critical patent/JPS62260925A/ja
Publication of JPH0756149B2 publication Critical patent/JPH0756149B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、温水の吐出先をシャワーとカランに切替える
切替弁に対し、シヤワー使用時の安全を確保するための
温度安全装置付のシヤワー・カラン切替弁に関する。
従来の技術 従来、シヤワー使用時に温水を供給する熱源器、或いは
湯水混合栓の故障、または誤操作等による、高温水が吐
出されて火傷を負うなどの危険性を未然に防ぐ手段を有
する切替弁はないが、第1図に示すように、シヤワー側
流路1に高温遮弁2を設け、吐出温度がある温度以上に
なると自動的に流路を閉じてしまうものがあった。(例
えば、特開昭60−40874号公報) 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、誤操作等で一度高
温遮断弁2が閉成してしまうと、温水の吐出は停止され
るが、再び使用するには、シヤワー側流路1の放熱を持
たなければならず、バス側を開き、温水が正常な温度に
戻ってもシャワー側は閉成したまま使えないという問題
点を生じる。また、温水を完全に閉成したときは、高温
遮断弁2に止水圧が直接加わることになり耐久性が問題
になってくる。
本発明はかかる従来の問題を解消するもので、シヤワー
吐出時に、何らかの要因で温水が規定温度以上になった
時、シャワー吐出からカラン吐出へ素早く切替えるもの
で、使い易いシヤワー・カラン切替弁を提供することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のシヤワー・カラン
切替弁は、温水の流入路と、温水の流出口としてシャワ
ーに通ずるシャワー流出路と、カランに通ずるカラン流
出路と、前記二つの流出路にそれぞれ設けた、シャワー
側弁体とシャワー側弁座、及びカラン側弁体とカラン側
弁座と、前記シャワー側弁体とカラン側弁体を連結する
軸とからなる切替弁と、前記切替弁を動かす切替え手段
と、前記切替弁の上流側に設け、流入した温水の温度に
より感応する感温部と、規定温度を超えると、前記感温
部に連動し、シャワー吐出からカラン吐出へ間接的に切
替弁を駆動させる安全装置とで構成する。
作 用 本発明は上記した構成によってシャワー側弁体とカラン
側弁体は反比例的開閉動作を行ない、カラン吐出時に
は、シャワー側弁体はシャワー側弁座に当接し、カラン
側弁体はカラン側弁座と離脱する、シャワー側吐出時は
その反対の位置にあるが、流入する温水の温度が、規定
温度を超えると、感温部が反応し、安全装置が前記感温
部に連動し、シャワー側弁体をシャワー側弁座に当接す
る方向に駆動する、そのとき、シヤワー側弁体がシヤワ
ー側弁座に当接している状態(カラン吐出時)の時は、
切替弁は何の力も受けないが、シヤワー側弁体がシャワ
ー側弁座から離脱しているとき、安全装置はシャワー側
弁体に作用し、シャワー側弁座と当接させ、従って、カ
ラン側弁体は、カラン側弁座と離脱し、温水の吐出先が
シャワーからカランに自動的に切替わるものである。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
第1図において、温水の流入路3と、温水の流出口とし
てシャワーに通ずるシャワー流出路4と、カランに通ず
るカラン流出路5と、前記二つの流出路4,5にそれぞれ
対向して設けた、シャワー側弁体6とシャワー側弁座
7、カラン側弁体8とカラン側弁座9が有り、前記二つ
の弁座7,9の径を等しく構成し、シャワー側弁体6、カ
ラン側弁体8の受圧面積を等しくしている。前記シャワ
ー流出路4でシャワー側弁座7の下流側に背圧室10を設
け、この背圧室10内を摺動するピストン11を設け、シャ
ワー流出路6と背圧室10間のシールはY型(V型)パッ
キン12をシャワー流出路6を高圧側とした向きに装着し
て、摺動抵抗を少なくしている。前記背圧室10には外気
と通じる小孔13を設け、前記シャワー側弁体6とカラン
側弁体8とピストン11は同一軸14に固定され、前記軸14
の一方の端面外部から軸14を駆動させ、シャワー側弁体
6とカラン側弁体8の弁位置を選択する切替手段15とか
ら構成する切替弁16と、前記切替弁16の直前に、安全装
17として流入した温水の温度により感応する感温部18
ワックスサーモ19を設け、前記ワックスサーモ19は、感
熱ワックスを封入した本体20と、そのワックスの熱膨張
により伸出するロッド21で構成し、本体20に安全レバー
22を取り付けロッド付勢スプリング23と本体付勢スプリ
ング24により支持されている。この二つのスプリング2
3,24のセット荷重を変えることにより、感温部18の作動
する温度を変更できる。
以上の構成により、流入する温水の温度が規定温度を超
えると感温部18であるワックスサーモ19のワックスが膨
張し、ロッド21を伸出しようとするが、ロッド付勢スプ
リング23に比べ本体付勢スプリング24のセット荷重が十
分小さく構成しているため、本体20が移動する(第1図
では左方向へ移動)。従って安全レバー22が本体20と共
に移動し、シャワー側弁体6をシャワー側弁座7に当接
する方向へ移動させることになる。すなわち、シャワー
流出路4への吐出からカラン流出路へ自動的に切替える
のである。また自動的に切替えてしまった後、温水の温
度が下がってもその状態を維持し、再び切替えるには切
替手段15を使用しなければならないため、不意にシャワ
ーをかぶってしまうことはなく安全である。
また、温水の流入圧に対して、シヤワー側弁体6とカラ
ン側弁体8の受圧面積を等しく構成したため、二つの弁
体間で互いに相殺しあい、流入圧の変動で切替弁が作動
してしまうことはなく、切替手段による切替操作も軽快
である。
発明の効果 以上のように本発明のシャワー・カラン切替弁によれば
次の効果が得られる。
(1)シャワー使用時に何らかの要因で高温が吐出しそ
うになる切替弁が自動的にカラン吐出に切替わり、高温
水を浴びる危険を未然に防ぐことができる。
(2)シャワー使用時のみ温度安全装置が働く構成とし
たため、カランからは全温度の温水が得られる。
(3)カランから高温水が吐出しているときも、安全装
置を切替弁の上流に設けたことにより、シャワー側流出
路を閉成する方向に常に力が加わっているため、誤まっ
て切替手段を操作しても、弁体は固定され、決してシャ
ワーから吐出することはなく安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるシャワー・カラン切
替弁の断面図、第2図は従来のシャワー側高温遮断弁の
断面図である。 3……流入路、4……シャワー流出路、5……カラン流
出路、6……シャワー側弁体、7……シャワー側弁座、
8……カラン側弁体、9……カラン側弁座、14……軸、
15……切替手段、16……切替弁、17……安全装置、18
…感温部(ワックスサーモ)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】温水の流入路と、温水の流出口としてシャ
    ワーに通ずるシャワー流出路と、カランに通ずるカラン
    流出路と、前記二つの流出路にそれぞれ設けた、シャワ
    ー側弁弁体とシャワー側弁座、及びカラン側弁体とカラ
    ン側弁座と、前記シヤワー側弁体とカラン側弁体を連結
    する軸とからなる切替弁と、前記切替弁を動かす切替え
    手段と、前記切替弁の上流側に設け、流入した温水の温
    度により感応する感温部と、規定温度を超えると、前記
    感温部に連通し、シャワー吐出からカラン吐出へ間接的
    に切替弁を駆動させる安全装置とからなるシヤワー・カ
    ラン切替弁。
  2. 【請求項2】シヤワー側弁体とカラン側弁体は、受圧面
    積を等しく構成した特許請求の範囲第1項記載のシャワ
    ー・カラン切替弁。
JP10524686A 1986-05-08 1986-05-08 シヤワ−・カラン切替弁 Expired - Lifetime JPH0756149B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10524686A JPH0756149B2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08 シヤワ−・カラン切替弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10524686A JPH0756149B2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08 シヤワ−・カラン切替弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62260925A JPS62260925A (ja) 1987-11-13
JPH0756149B2 true JPH0756149B2 (ja) 1995-06-14

Family

ID=14402288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10524686A Expired - Lifetime JPH0756149B2 (ja) 1986-05-08 1986-05-08 シヤワ−・カラン切替弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0756149B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03130479U (ja) * 1990-04-09 1991-12-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62260925A (ja) 1987-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6935357B2 (en) Fluid supply failure protection valve
JP2581778B2 (ja) シャワー用火傷防止装置
JP4187131B2 (ja) サーモスタット装置
US20080093066A1 (en) Heat exchanger bypass valve having temperature insensitive pressure bypass function
US4846219A (en) Pressure relief by pass control valve
US4475684A (en) Mixing valve
JPH04302791A (ja) 安全装置を備えた膨張ワックス式カプセルによって作動するサーモスタット
US6761321B2 (en) Thermostat device
WO2002033500A1 (en) Thermostatic mixing valve
DE59006899D1 (de) Sanitäre Armatur.
NO934591D0 (no) Blandingsventil av den type som har en enkelt hevarm, til forebyggelse av trykkstoet ved hevarmens stengebevegelse
JPH0756149B2 (ja) シヤワ−・カラン切替弁
JP2564338Y2 (ja) サーモスタットミキシングバルブ
JPH039354B2 (ja)
JPH0323353Y2 (ja)
US3160346A (en) By-pass control valve
JPS6211288Y2 (ja)
JP2001165336A (ja) 高温出湯防止弁
KR920006590Y1 (ko) 서모 밸브
JP2559230Y2 (ja) エンジン冷却装置
JPH06105110B2 (ja) 流体切替弁
JPS5815696B2 (ja) シユンカンシキキユウトウダンボウソウチ
JPS6021593Y2 (ja) 感温制御弁
JP2963757B2 (ja) 給湯温度保持装置
JPH11257528A (ja) 湯水混合装置の制御機構