JPH0756016Y2 - マツサージ機 - Google Patents

マツサージ機

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JPH0756016Y2
JPH0756016Y2 JP1990096995U JP9699590U JPH0756016Y2 JP H0756016 Y2 JPH0756016 Y2 JP H0756016Y2 JP 1990096995 U JP1990096995 U JP 1990096995U JP 9699590 U JP9699590 U JP 9699590U JP H0756016 Y2 JPH0756016 Y2 JP H0756016Y2
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JP
Japan
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support
motor
cylinder
face
cylindrical body
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JP1990096995U
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JPH0455340U (ja
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祐美 森
正登志 鈴木
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は主として家庭などにおいて個人的に使用する
マッサージ機に関し、足、特にふくらはぎや足の裏、更
には腰、肩、首など全身の健康上、あるいは美容上のマ
ッサージが可能なものである。
〈従来の技術〉 このようなマッサージ機は従来から実公平1-30178号な
どに示されるような種々の態様のものが提案されてい
る。その一般的な構造は、回転する筒体の外周に多数の
もみ玉を自転自在に取付け、筒体を回転駆動させること
によって生ずるもみ玉の公転と自転とにより、マッサー
ジを行うものである。また、駆動用のモータは一般に筒
体の内側に配置されるが、この際、振動防止のためにモ
ータを固定とし、筒体のみを回転させるようにした構造
のものも実公平1-30177号として提案されている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、前記の実公平1-30177号のようなモータ固定
形式のものでは、通常形式のようにモータ自体を筒体と
一体的に回転させるのではなく、モータは固定とし、そ
の回転力のみを筒体に伝えて、筒体だけを回転させるの
である。この際、筒体は単に回転するだけでなく、使用
時の押圧荷重によって変形を起こす。この為、前記従来
例のような通常の支持方式を採っていると、回転力の伝
達部や、筒体の支持部に種々の問題が発生する。例え
ば、使用時の変形が回転力伝達部に作用すると、振動や
騒音が発生したり、モータに無理な力が作用したりす
る。また、筒体の支持を通常の軸受で行っていると、筒
体の変形によってスムーズな回転支持が得られず、振動
や騒音が発生する。
本考案はこのような点に鑑み、使用時の荷重によって筒
体に変形が生じても、筒体の回転支持を安定よく行うこ
とができ、振動や騒音の発生がなく、また、使用時の荷
重からモータを保護できるマッサージ機を提供せんとす
るものである。
〈課題を解決するための手段〉 本考案のマッサージ機の技術的手段は、ケーシングの対
面支持部と、この対面支持部間に配置された筒体と、筒
体の外周に回転自在に取付けられた多数のもみ玉と、筒
体の内側に位置し、対面支持部に固定されたモータとか
らなるマッサージ機において、モータからの出力回転軸
は対面支持部に球面軸受によって回転自在に支持され、
この回転軸と筒体の片方端とは一体固定状に連結され、
筒体の他方端はモータの端面部に回転自在に軸支された
複数個の支持ローラーに回転自在に支持されており、更
に支持ローラーの外側部は軟質材製としたことにある。
また、前記のマッサージ機において、筒体の両端は対面
支持部に回転自在に軸支された複数個の支持ローラーに
よってそれぞれ回転自在に支持されており、モータから
の出力回転軸と筒体とは回転力のみの伝達が可能な別体
非固定状に連結するようになすことも可能である。
〈作用〉 本考案のマッサージ機では、モータはケーシングの対面
支持部に固定状に取付けられているので、モータ自体は
回転しない。モータからの出力回転軸と筒体とは一体固
定状に連結されているので、モータの回転力は筒体に伝
わり、筒体は回転させられる。回転軸は球面軸受で支持
されているので、たとえ使用時の荷重が回転軸に作用し
て、回転軸が撓み変形した場合でも、円滑軸支に支障は
出ない。筒体の片方端は回転軸によって固定支持される
が、他方端は支持ローラーによって柔軟支持される。即
ち、支持ローラーは軟質材製であり、かつ筒体内壁面を
複数点で支持する方式であるから、使用時の荷重によっ
て筒体が変形した場合でも、筒体の回転支持を、振動や
騒音を発生させることなく、安定よく、スムーズに行う
ことができ、その上、組立誤差の吸収も行うことができ
る。
また、前記の他の態様のものでは、筒体はその両端を対
面支持部に軸支した支持ローラーで回転自在に支持する
方式であるので、筒体の回転支持は極めて安定であり、
また、筒体の内面を支持ローラーによって複数点で支持
するので、筒体が変形した時でも円滑支持が可能であ
る。またモータと筒体とは完全に分離されていて、モー
タの回転力のみが筒体に伝わる形式であるから、筒体の
使用時の変形がモータに作用することがなく、振動が生
じたり、モータの耐久性を損なったりすることがない。
〈実施例〉 本考案のマッサージ機の実施例を図面について説明す
る。第1〜3図には第1実施例が示されている。機ケー
シング1の対面支持部2間に筒体3が配置されている。
この筒体3の両端外周にはフランジ4が固着されてお
り、この両側のフランジ4間にもみ玉支持軸5が掛け渡
され、そこにもみ玉6が回転自在に取付けられている。
7はもみ玉6間に介装した短管状のスペーサであり、8
は中間支持材である。このようなもみ玉支持軸5は筒体
3の外周に複数本(図示例では8本)設けられていて、
そこにそれぞれもみ玉6が取付けられている。なお、も
み玉の形状、及び取付位置は隣接する支持軸5相互間で
齟齬させてあり、ムラなくマッサージができるように考
慮されている。
筒体3の内側にはモータ10が筒体3とは離間状態で収容
されている。モータ10は一方端の取付軸11でケーシング
の一方の対面支持部2に固着されている。即ち、モータ
10は片持ち状態で対面支持部2に取付けられており、モ
ータ10はケーシング1と一体固定である。モータ10の出
力部には遊星歯車式の減速機12が付設され、モータ10か
らの回転出力は減速された上で回転軸13から取出され
る。回転軸13は球面軸受14を介して他方の対面支持部2
に回転支持される。
回転軸13には連結支持材15が固着され、その連結支持材
15の外縁は筒体3に固着されている。従って、回転軸13
の回転は筒体3に伝わり、回転軸13と筒体3とは同一回
転する。他方、モータ10の取付基端側の端面には支持ロ
ーラー16が回転自在に取付けられており、この支持ロー
ラー16は筒体3の内壁面と接触している。図示例では、
支持ローラー16は3個、120°間隔で設けられており、
3点で筒体3の内面を支持している。支持ローラー16の
詳細な構造は第3図に示されている。支持ローラー16は
モータ10に植設された軸17に回転自在に取付けられてい
る。また支持ローラー16は内外2重構造で、内側部16a
は硬質材製であるが、外側部16bは軟質材製であり、更
に、ローラー16の外周面は弧面に成形されている。
もみ玉6群の外周面は布カバー18で被覆されており、布
カバー18の左右両端縁は止め紐19で左右の対面支持部2
にそれぞれ固定されている。従って、布カバー18は回転
することなく、内部のもみ玉6のみが自転と公転とをし
ながら移動するのである。
次に前記第1実施例の作動について説明する。モータ10
はケーシング1と一体であり、回転しない。モータ10の
回転出力は減速機12を介して回転軸13によって取出さ
れ、この回転力は連結支持材15を介して筒体3に伝えら
れ、筒体3は回転する。回転軸13は球面軸受14で支持さ
れているので、連結支持材15を介して使用時の荷重が回
転軸13に作用し、回転軸13に撓み変形が発生した場合で
も、軸支持に支障の出ることがなく、常にスムーズな回
転支持が可能である。筒体3はその一方端が連結支持材
15で固定的に支持されているが、他方端は支持ローラー
16によって変位可能に支持されている。即ち、支持ロー
ラー16による筒体3の支持は複数点支持(図示例では3
点支持)である他、支持ローラー16の外側16bが軟質材
製で、柔軟性を有する。この為、使用時の荷重による筒
体3の変形は支持ローラー16の柔軟性によって吸収され
る上に、複数点支持である為、筒体変形による悪影響を
受けず、振動の無い、スムーズな回転支持が可能であ
る。その上、ローラー外周面が弧面であるので、角部に
よる当たりを防止できる。更に、このような支持構造で
ある為、組み立て誤差の吸収が可能であり、製作が容易
になる利点がある。
筒体3の外面には多数のもみ玉6が取付けられていて、
このもみ玉6は筒体3の回転に伴って公転移動する他、
各もみ玉6は軸に回転自在に取付けられているので、公
転に伴って自転することになる。そして、このもみ玉の
公転と自転とによってもみ玉と接触した身体各部に適度
なマッサージ効果を施す。
次に第4,5図の第2実施例について説明する。第2実施
例は構造の大部分が第1実施例と同じであるので、相違
点のみについて説明する。第2実施例では、筒体3は完
全にケーシング1の対面支持部2によって支持されてお
り、モータ10とは支持関係では完全に切り離されてい
る。即ち、筒体3はその両端共それぞれ3個の支持ロー
ラー16で支持されている。そして、この左右の支持ロー
ラー16は対面支持部2に回転自在に軸支されている。こ
の支持ローラー16は全体が硬質材製である。モータ10の
回転軸13と連結支持材15とは固着されておらず、両者間
はピン20によって移動自在に連結されており、回転力の
みが伝わる構造である。
以上の第2実施例の作動は、筒体3とモータ10とが完全
に分離されているので、使用時の荷重がモータ10に作用
しない。また、筒体3はその両端が対面支持部2に回転
支持されており、かつ、その支持は3点支持であるの
で、筒体3の支持は安定し、筒体3の変形にも充分に対
応できる。
〈考案の効果〉 本考案のマッサージ機では、回転軸が球面軸受で支持さ
れ、また、筒体の片端が支持ローラーによって柔軟に、
かつ複数点で支持されているので、使用時の荷重が作用
して、筒体が変形した場合でも、筒体の回転支持を安定
かつ、スムーズに行うことができ、また、筒体の変形に
よって回転力の伝達部やモータに悪影響を与えないか
ら、振動や騒音を防止でき、長期に亙っての安定的な使
用が可能である。
請求項2のものでは、筒体はその両端が支持ローラーに
よってケーシングに直接支持され、かつ、筒体の内壁面
を複数点で支持する方式であるから、筒体の回転支持を
安定かつ円滑に行うことができ、また、使用時の荷重に
よる筒体の変形にも対応できる。その上、モータと筒体
とは分離されており、回転力のみが筒体に伝わる形式で
あるから、使用時の荷重がモータに作用することがな
く、振動や騒音の発生がなく、モータの保護も充分であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案のマッサージ機の実施例を示し、第1図は
第1実施例の縦断面図、第2図は筒体の支持状態を示す
横断面図、第3図は支持ローラー部の拡大断面図、第4
図は第2実施例の縦断面図、第5図は筒体の支持状態を
示す横断面図である。 1……ケーシング、2……対面支持部、3……筒体、6
……もみ玉、10……モータ、11……取付軸、13……回転
軸、14……球面軸受、15……連結支持材、16……支持ロ
ーラー、20……ピン。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングの対面支持部と、この対面支持
    部間に配置された筒体と、筒体の外周に回転自在に取付
    けられた多数のもみ玉と、筒体の内側に位置し、対面支
    持部に固定されたモータとからなるマッサージ機におい
    て、 モータからの出力回転軸は対面支持部に球面軸受によっ
    て回転自在に支持され、この回転軸と筒体の片方端とは
    一体固定状に連結され、筒体の他方端はモータの端面部
    に回転自在に軸支された複数個の支持ローラーに回転自
    在に支持されており、更に支持ローラーの外側部は軟質
    材製であるマッサージ機。
  2. 【請求項2】ケーシングの対面支持部と、この対面支持
    部間に配置された筒体と、筒体の外周に回転自在に取付
    けられた多数のもみ玉と、筒体の内側に位置し、対面支
    持部に固定されたモータとからなるマッサージ機におい
    て、 筒体の両端は対面支持部に回転自在に軸支された複数個
    の支持ローラーによってそれぞれ回転自在に支持されて
    おり、モータからの出力回転軸と筒体とは回転力のみの
    伝達が可能な別体非固定状に連結されているマッサージ
    機。
JP1990096995U 1990-09-14 1990-09-14 マツサージ機 Expired - Lifetime JPH0756016Y2 (ja)

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JP1990096995U JPH0756016Y2 (ja) 1990-09-14 1990-09-14 マツサージ機

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JP1990096995U JPH0756016Y2 (ja) 1990-09-14 1990-09-14 マツサージ機

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JPH0455340U JPH0455340U (ja) 1992-05-12
JPH0756016Y2 true JPH0756016Y2 (ja) 1995-12-25

Family

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JPH0753172B2 (ja) * 1992-08-10 1995-06-07 株式会社フジ医療器 ロール回転式多重マッサージ機

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JPH0455340U (ja) 1992-05-12

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