JPH0755652A - クリーンルーム機器の試験装置 - Google Patents

クリーンルーム機器の試験装置

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Publication number
JPH0755652A
JPH0755652A JP19658493A JP19658493A JPH0755652A JP H0755652 A JPH0755652 A JP H0755652A JP 19658493 A JP19658493 A JP 19658493A JP 19658493 A JP19658493 A JP 19658493A JP H0755652 A JPH0755652 A JP H0755652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
test
booth
thermal
temperature
clean
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP19658493A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukiyoshi Ishii
志良 石井
Kiwa Fujita
喜和 藤田
Keiji Tanabe
圭二 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP19658493A priority Critical patent/JPH0755652A/ja
Publication of JPH0755652A publication Critical patent/JPH0755652A/ja
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】作業員,試験員の労力,負担を軽減して試験の
自動化,並びに省人力化が達成できるようにしたサーマ
ルクリーンチャンバーなどを対象とする恒温機能を有す
るクリーンルーム機器の試験装置を提供する。 【構成】サーマルクリーンチャンバーなどのクリーンル
ーム機器を被試験体としてその恒温機能評価を行う試験
装置であって、被試験体16を収容する可搬式(キャス
タ11)の試験用サーマルブース9にファンフィルタユ
ニット12、空調機13、および試験用ブース,被試験
体に対する試験温度,運転モードの設定、起動/停止、
および温度測定,記録を行うプログラムシーケンサ,温
度記録計を内蔵の自動運転制御盤14を装備して試験装
置を構成する。そして、試験用サーマルブースを被試験
体(サーマルクリーンチャンバー)の製作現場に移動
し、この位置で被試験体をブースに収容して温度試験を
全自動式に行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体製造の分
野に適用する露光装置(ステッパ)を組み込むサーマル
クリーンチャンバーを被試験体として、その恒温機能の
評価を行う試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、頭記したサーマルクリーンチャン
バーの一般構成を図4に示す。図において、1はその内
部を作業空間として露光装置などの機器2を設置する筐
体構造のチャンバーであり、該チャンバー1にHEP
A,ULPAフィルタなどの高性能フィルタ3、冷凍機
4,ヒータ5,送風ファン6を内蔵した空調機7、運転
制御盤8などを装備して構成されている。
【0003】かかるサーマルクリーンチャンバーは、ク
リーンルーム内に据え付けて使用されるものであり、特
にLSIなどの露光装置に適用するものでは、作業空間
の清浄度はクラス10以下、恒温性については周囲温度
条件が変化する中で作業空間の温度変動幅を20〜26
±0.05℃以内に収まるように管理することか要求され
る。
【0004】そこで、工場内で組立てたサーマルクリー
ンチャンバーの製品は、出荷前に恒温機能を評価,確認
するために、次記のような方法で温度試験を実施してい
る。すなわち、工場内の建屋に試験用のクリーンルーム
を構築しておき、製作したサーマルクリーンチャンバー
の製品を製造現場から作業員が運搬してクリーンルーム
内に搬入する。次に被試験体のサーマルクリーンチャン
バーを運転しつつ、クリーンルームの室内温度,および
被試験体の恒温温度設定などを含む運転モードを試験員
の指令,操作で様々に変更し、その都度被試験体である
サーマルクリーンチャンバー内のの作業空間の温度変化
を測定,記録し、その試験データから製品の恒温機能を
評価するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の温度試験方法では次記のような問題点が残る。すな
わち、 (1)大形,重量物である被試験体を製作現場から運搬
して試験用のクリーンルーム内に搬入,据付けるには多
大な労力と時間を要する。
【0006】(2)クリーンルーム内で行う試験は、開
始,停止,および運転モードの変更,測定温度の記録な
どを全て試験員のマニュアル操作で行うために、試験中
は作業員が付いていることが不可欠である。しかも、1
台の試験所要時間は約10時間にも及ぶために、試験員
は深夜作業も強いられることがある。 本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、その
目的は前記課題を解決し、作業員,試験員の労力,負担
を軽減して試験の自動化,並びに省人力化が達成できる
ようにしたサーマルクリーンチャンバーなどを対象とす
る恒温機能を有するクリーンルーム機器の試験装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の試験装置は、クリーンルーム機器の被試験
体を収容する可搬式の試験用ブースにファンフィルタユ
ニット,空調機を搭載し、さらに試験用ブース,被試験
体に対する運転モードの設定,起動/停止,および温度
測定,記録を行う自動運転制御盤を付設して構成するも
のとする。
【0008】ここで、前記構成の試験装置において、自
動運転制御盤は電源盤,プログラムシーケンサ,および
温度記録計を備えており、また、試験用ブースは底部に
移動用のキャスタを装備し、かつブースの周面を帯電防
止ビニール製のカーテンで覆って構成することができ
る。
【0009】
【作用】前記構成の試験装置は工場内に保管されてお
り、工場で組立てたクリーンルーム機器の試験を行う場
合には、試験用ブースを被試験体の製作現場まで移動
し、この位置で被試験体を試験用ブース内に収容する。
また、試験員は試験用ブースに装備した自動運転制御盤
でプログラムシーケンサに試験温度,運転モードなどを
入力(プログラミング)した上で試験装置に起動指令を
与える。
【0010】これにより、プログラムシーケンサがプロ
グラム内容を次々に実行し、被試験体を収容した試験用
ブースの内部を清浄化するとともに、空調機の運転制御
によりその空間温度を時間経過とともに順次変化させ、
同時に被試験体についても恒温温度設定を時間経過とと
に様々に変更しながら試験用ブース,被試験体に対する
温度変化の推移を自動的に記録する。そして、所定の試
験時間が経過すると自動的に試験用ブース,被試験体の
運転を停止する。
【0011】つまり、重量物である被試験体のクリーン
ルーム機器は製作現場に置いたまま軽量で移動し易い可
搬式の試験用ブースを製作現場に搬入して被試験体を収
容することができ、かつこの位置で試験用ブースに装備
した自動運転制御盤に起動指令を与えれば、あらかじめ
設定した運転モードにしたがって必要な試験項目を全て
自動的に遂行できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。まず、図1において、9は周囲を帯電防止ビニー
ルのカーテン10で覆い、底部四隅にキャスタ11を取
付けてなる可搬式の試験用サーマルブースであり、該ブ
ース9の天井にはファンフィルタユニット12を装備
し、後部には空調機13,および自動運転制御盤14を
搭載している。ここで、空調機13は冷凍機13a,ヒ
ータ13bを内蔵して前記ファンフィルタユニット12
に導風管15を介して接続されており、かつ吸込側には
外気導入口13c,およびブース内と連通する吸込口1
3dが開口している。そして、図4に示したサーマルク
リーンチャンバーを被試験体として試験を行う際には、
前記した試験用サーマルブース9をサーマルクリーンチ
ャンバーの製作現場まで運び込み、ブース内に被試験体
16を収容する。
【0013】また、試験用サーマルブース9に装備した
前記の自動運転制御盤14は、図2で示すように電源盤
17,プログラムシーケンサ18,温度記録計19など
を備えている。なお、20a,20bは試験用ブース9
の内部空間,被試験体16の作業空間の温度を検出する
温度センサである。そして、プログラムシーケンサ18
にはあらかじめ運転モード,温度設定,試験時間など入
力しておき、電源盤17に起動指令を与えると、プログ
ラムシーケンサ18はプログラムの内容を次々に実行し
て試験用サーマルブース9に装備したファンフィルタユ
ニット12,空調機13、および被試験体16を自動的
に運転制御するとともに、その温度変化の推移を温度記
録計19が記録し、所定の時間が経過すると運転を自動
的に停止して試験を終了する。なお、被試験体(サーマ
ルクリーンチャンバー)の恒温機能は、試験によって得
た温度の記録データを検討して評価する。
【0014】図3は前記試験を行う運転制御フローチャ
ートの一例を表したものであり、当初に試験員が起動指
令を与えると電源がONとなり、以降はプログラムシー
ケンサがあらかじめ入力されたプログラム内容を実行
し、試験用サーマルブースの設定温度が時間(T1〜T6)
の経過とともに様々な温度に変更されるとともに、同時
に被試験体の恒温設定温度も様々な温度に変更される。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の試験装置に
よれば、次記の効果を奏する。 (1)従来では重量物であるクリーンルーム機器の製品
を製作現場から試験用のクリーンルームまで運搬してい
たのに対し、本発明では軽量な可搬式の試験用ブースを
製作現場に移動し、この位置で清浄空間を確保しながら
試験を行うことができる。これにより、運搬作業に要す
る労力を大幅を軽減できるほか、工場内に試験専用のク
リーンルームを構築する必要がないので省スペースの効
果も得られる。
【0016】(2)試験は当初に試験員が起動指令を与
えるだけで、あらかじめ入力しておいたプログラムにし
たがって被試験体の温度試験に必要な運転制御,温度記
録を全て自動的に遂行でき、これにより大幅な省人力化
が図れる。 (3)この結果、搬入時間,試験時間,および人的労力
を含めて試験に要するコストを大幅を節約できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による試験装置の構成図
【図2】図1の運転制御系統図
【図3】試験装置の自動運転制御のフローチャートを表
す図
【図4】被試験体であるサーマルクリーンチャンバーの
一般的な構成図
【符号の説明】
9 試験用サーマルブース 10 ビニールカーテン 11 キャスタ 12 ファンフィルタユニット 13 空調機 14 自動運転制御盤 16 被試験体(サーマルクリーンチャンバー) 17 電源盤 18 プログラムシーケンサ 19 温度記録計 20a,20b 温度センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーマルクリーンチャンバーなどの恒温機
    能を有するクリーンルーム機器を被試験体としてその恒
    温機能評価を行う試験装置であって、被試験体を収容す
    る可搬式の試験用ブースにファンフィルタユニット,空
    調機を搭載し、さらに試験用ブース,被試験体に対する
    試験温度,運転モードの設定、起動/停止、および温度
    測定,記録を行う自動運転制御盤を付設して構成したこ
    とを特徴とするクリーンルーム機器の試験装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の試験装置において、自動運
    転制御盤が電源盤,プログラムシーケンサ,および温度
    記録計を含むものであることを特徴とするクリーンルー
    ム機器の試験装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の試験装置において、試験用
    ブースの底部に移動用のキャスタを取付け、かつブース
    の周面を帯電防止ビニール製のカーテンで覆ったことを
    特徴とするクリーンルーム機器の試験装置。
JP19658493A 1993-08-09 1993-08-09 クリーンルーム機器の試験装置 Pending JPH0755652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19658493A JPH0755652A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 クリーンルーム機器の試験装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19658493A JPH0755652A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 クリーンルーム機器の試験装置

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Publication Number Publication Date
JPH0755652A true JPH0755652A (ja) 1995-03-03

Family

ID=16360174

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19658493A Pending JPH0755652A (ja) 1993-08-09 1993-08-09 クリーンルーム機器の試験装置

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JP (1) JPH0755652A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6899555B2 (en) 2003-02-19 2005-05-31 Hosiden Corporation Card connector
US7962305B2 (en) * 2005-01-18 2011-06-14 Paul Tiegs Remote witness testing system

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6899555B2 (en) 2003-02-19 2005-05-31 Hosiden Corporation Card connector
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