JPH0755611A - ロボットのグリッパー用センサーチップとその製造法 - Google Patents

ロボットのグリッパー用センサーチップとその製造法

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JPH0755611A
JPH0755611A JP3006347A JP634791A JPH0755611A JP H0755611 A JPH0755611 A JP H0755611A JP 3006347 A JP3006347 A JP 3006347A JP 634791 A JP634791 A JP 634791A JP H0755611 A JPH0755611 A JP H0755611A
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sensor chip
transducer
force
amplifier
substrate
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Robert D Lorenz
ディー ローレンツ ロバート
Gregory T Jackson
ティー ジャクソン グレゴリー
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Wisconsin Alumni Research Foundation
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/16Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring several components of force
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 変換器と弾性基体との結合を改良して、優れ
た性能と長寿命化を図る。 【構成】 4つの歪変換器14、16、20が、ロボッ
トのハンドで操作している物体によりセンサーチップ1
0に加えられた力によって発生する弾性基体12の外境
界面に近くの異なる位置で、歪を示す電気的信号を発生
する。変換器は、垂直方向と接線方向の力と加えられた
トルクとを測定するために減結合された信号を発生する
ように、凸面26の回りに配置されている。センサーチ
ップは、力の配分装置に使用するための減結合合算法の
比例定数を決定するために較正され、力の配分装置は、
音声コイルを使用して、各コイルに誘導された電流と1
次的に関係のある力を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはロボット工
学に関し、具体的には、力のフィードバック情報を必要
とするロボットのグリッパー用触覚センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットは、人間にとって危険か、ある
いは、退屈な仕事に次第に採用されている。触覚センサ
ーがロボットのハンドまたはグリッパーに組み込まれ
て、ロボットが、その環境において物体を感じることが
出来る場合、ロボットの効用は増大する。理想的には、
ロボットのハンドは、物体を堅く保持して、握りから物
体が滑らないように出来るが、物体をつぶしたり壊すこ
とのないように軽く保持することも出来なければならな
い。この目的を達成する一つの方法は、弾性体の3次元
センサーチップにより行われるが、これは、米国特許出
願番号07/198,193、1988年5月24日出願などに開
示されており、これは本明細書に参考に引用されてい
る。センサーチップは、チップの表面上の選択された位
置と方位に配置され、リード線が接続しているピエゾ電
気ポリマーフィルムより好適に成る変換器より構成され
ている。リード線は、弾性基体により受けた変形または
ひずみに相当する電気信号を送る。信号は、信号増幅器
により増幅され、次に、ハードワイヤード演算回路、ま
たは、電気信号を個々の力の分力へ減結合される。
【0003】簡単な測定方法では、力が加った段階で発
生する、特定の変換器のピエゾ電気ポリマーフィルムか
らの電気信号は、一般的な10メグオーム(10×106
Ω)入力インピーダンスのオッシロスコープによって直
接に測定される。ピエゾ電気ポリマーフィルムのキャパ
シタンスは、普通、約200pf(200×100-12f)
である。ピエゾ電気ポリマーフィルムに発生する電圧
は、その時、オッシロスコープにより、時定数τによる
1次減少として減衰する。ここで、τは、抵抗(R)に
キャパシタンス(C)を乗じたものに等しい。この場
合、τ=(10×106 )×(200×10-12 )=0.
002秒である。0.002秒間接続する力の情報は、物
体を把握して保持し、有用な仕事を行なうとする装置で
は少ししか役に立たない。例えば、ネジ付穴に挿入しよ
うとするボルトをロボットが把握する場合を考察してみ
よう。把握は、10〜15秒間必要である。力の情報
が、把握時間からのずれかが5%以下でなければならな
い場合、1次減衰とすると、この装置の時定数は、20
0秒でなければならない。従って、使用可能な情報を送
るためには、かなりの信号のずれがなく、疑いを招くよ
うな測定感度もなく、準定常状態の力の情報を発生する
装置が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】センサーチップに働く
個々の分力の減結合は、変換器の出力が、各種の線型と
非線型減結合アルゴリズムによって力と関係づけられて
いるので、容易に行うことが出来る。適切な減結合を行
うには、既知の力のレベルによってセンサーチップを較
正して、減結合アルゴリズムに使用した定数を計算する
ことが必要である。従って、較正に適切な力の配分装置
は、同時にセンサー出力を記録もするが、純粋な力を配
分することが出来なければならない。錘とプーリーより
成る力の配分装置は、高い正確度と繰返し性を有するこ
とが出来ず、プーリーを使用すると、大きな摩擦を発生
する。このような力の配分装置は、工業用途でセンサー
チップの試験と較正には、明らかに不適当である。
【0005】上記のように、センサーチップを繰り返し
て使用する場合、ピエゾ電気ポリマーフィルムは、セン
サーチップの外境界面より層剥離することが、明らかに
された。センサーチップは、高価でなく、また容易に消
耗されるが、センサーチップの性能と寿命は、この層剥
離が防止されるならば、改善される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による3次元セン
サーチップは、直交する3方向から接触し、接触点にお
いてセンサーチップに働く力及び/またはトルクの分力
を示す信号を送ることが出来る。センサーチップは、円
形の基底と基底より伸長した凸面を有するに適した形状
の弾性基体より成っている。基体内の歪を出力電圧に変
換する4つの変換器は、凸面上に配置されており、接触
点において加えられた力とトルクの分力に相当する信号
を形成するために、結合された電気的出力信号を送る。
緩衝増幅器回路は、変換器に接続されて、大抵の状態で
は大きな減衰もなく、信号を送る。その上、緩衝増幅器
回路の簡素さは、それ自体の小型化に適しており、これ
によって、回路は、センサーチップの基板へ直接に接続
することが出来る。
【0007】センサーチップの試験と較正のために、力
の配分の一つの方法として、本発明は、コイルへ誘導さ
れた電流によって、力の直線性を生成する永久磁石の磁
界内に、懸垂された音声コイルを有する駆動装置を採用
している。本発明により、センサーの取付けと取外しは
敏速に行われ、個々の力の分力がセンサーチップへ正確
に配分され、測定が反復して行われる。
【0008】好適な変換器は、銀インクの塗膜が施され
たピエゾ電気ポリマーフィルムである。このような塗膜
は、弾性基体が一般に成形されていシリコンゴムによっ
て、望ましい接着特性を備えている。センサーチップの
製造工程は、工程が複合段階、複合材料段階である点か
ら、さらに改良される。本発明による製造工程は、信頼
性のある製品を生産する。材料と製造を容易した一連の
工程は、ピエゾ電気ポリマーフィルムと弾性基体との間
の優れた接合を形成する。弾性基体からのピエゾ電気ポ
リマーフィルムの層剥離は、非常に減少する。
【0009】本発明のそのほかの目的、特徴、利点は、
付属図面に関連して記載された次の詳細説明から明らか
である。
【0010】本発明の支持体としては、上質紙、中質
紙、コート紙、故紙を含む再生紙等の紙、不織布等が用
いられる。
【0011】
【実施例】図面に関して、本発明により構成されたセン
サーチップの好適な実施例は、図1、図2、図3の10
に示されている。センサーチップ10は、物体を把握し
て操作出来るロボットのハンドに使用するように構成さ
れており、物体によってセンサーチップ10に加えられ
る力についてのフィードバック情報を送る。好適なセン
サーチップの構成要素は、弾性基体12と4つの変換器
14、16、18、20とより成っている。弾性基体1
2は、ほぼ人間の肌の程度に適切な柔軟性があり、例え
ば、男子成人の親指ほどの大きさである。弾性基体12
は、基体が直交する3方向から接触されるように、3次
元の外境界面22を有している。外境界面は、円形基底
24と基底から伸長している凸面26とを有するように
適切な形状をなしている。凸面26には、基底24から
最も離れた所に末端点28がある。4つの変換器14、
16、18、20は、基底に沿ってその近くに配置され
ており、外境界面22より僅かに低く適切に沈められて
いる。変換器14、16、18、20は、必要される適
度の精度で、事前に選択された位置と向きに、凸面26
の周囲に位置づけられている。変換器14、16、1
8、20は、弾性基体12内の歪を示す電気的信号を発
生する。弾性基体12内の歪は、ロボットのハンドが操
作している物体により、基体12に働く力によって生じ
る。
【0012】弾性基体用の材料は、変ることのない機械
的性質、低ヒシステリス、大きな変形を受け状態におけ
てもその弾性の保持などを具備しなければならず、ま
た、日光または普通の工業薬品に、露出されている場
合、劣化してはならない。シリコンゴムは、二つの条件
をほぼ満足する好適な材料の一例である。シリコンゴム
は、分子構造から等方性であり、ほかのエラストマーと
比較して、広い温度と変形の範囲において、一定にして
特有の直線性のあるヤング率を備えている。シリコンゴ
ムは、適度に上昇した温度において、その柔軟性をほぼ
無期限に維持する。また、非常に優れた屋外対候性と、
低濃度の酸、塩基、塩に対する耐性を有している。好適
なシリコンゴムは、室温において加硫され、45〜55
度の範囲のシヨア硬度を有し、加硫時間が比較的短く、
シリコンゴムが型に注入されるように、加硫されない状
態で流動性がある市場で入手可能な適当なシリコンゴム
には、ダウ・ケミカルRTV3110、ダウ・シルガー
ド184、ジェネラル・エレクトリックRTV161、
ジェネラル・エレクトリックRTV162などがある。
前述の硬度範囲のシリコンゴムは、強靱で十分に耐久性
があり、大抵の目的に適応した把握の十分な柔軟性を備
えている。一般に、基体12の材料は、ロボットのハン
ドに把持された物体と少なくとも同程度の柔軟性があ
り、また好適には、物体よりも高い追従性がなければら
ない。
【0013】弾性基体12の外境界面22は、鋭い角が
一貫性のない負荷分布、応力集中、及びほかの変則的な
ものを発生するので、凸面26の角に丸味をつけること
が好適である。外境界面22の凸面26は、楕円体の一
部として適切な形状をなしており、基体12は、長軸に
沿って切断された半分の楕円体を形成している。変換器
14、16、18、20の感度は、基体12の外境界面
22の勾配が、基底24において、基底に対し垂直によ
り近くなるにつれて、改善されることが明らかとなっ
た。従って、半分の楕円である形状は、放物体などほか
の形状より一般に好適である。変換器14、16、1
8、20からの信号出力と、基体12の機械的特性とを
最適化するために、楕円体の長径と短径との比は、約1.
6が最適である。力の変換器14、16、18、20の
信号発生に関して、センサーチップ10は、センサーチ
ップ10に働く印加された力について最大の信号を発生
しなければならない。短く、太い弾性基体は、垂直方
向、または接線方向の力を受けた場合、大きい信号を発
生しない点で、望ましくない。しかし、過度に長く細い
弾性基体は、簡単に壊れたり、大きな非線形となるゆが
みを受ける。基体12が、楕円体の長径と短径との間の
比が1.0(半球状)から2.0の範囲で形成されると、適
切であることが明らかにされた。この範囲の低い値の側
端では、信号の伝達が、特に基体12に対する垂直方向
で難しいが、高い値の側端では機械的問題がある。上述
のように、長径と短径との最適比は、1.6である。これ
は、基底24の直径に関して、この比を基底24と末端
点28との間の最大距離としてとった場合の0.8の比に
等しい。同様に、上記で示したように、1.0〜2.0の楕
円体の長径と短径との比の範囲は、基底24の直径に関
して、この比を基底24と末端部28との間の最大距離
としてとった場合の0.5〜1.0の範囲に等しい。
【0014】センサーチップ形状を最適化する場合、そ
のほかに考察すべきことは、感度比としてここに引用し
たように、印加された力の分力の実際の大きさに対する
変換器14、16、18、20の信号出力の大きさの比
例性である。例えば、接線方向の力は、一般に、ゴム
(弾性基体12)と鋼鉄の摩擦係数を基準とした垂直方
向の力の大きさの約1/6 である。最適感度比は、感度比
が、垂直方向の力による信号出力と、同じ大きさの接線
方向の力により発生した信号出力との比として定義され
る場合、1/6 である。良い結果は、1.6の比(長径対
短径)の楕円体によって得られ、この場合、感度比は
0.16である。
【0015】変換器14、16、18、20は、弾性基
体12の変位、つまり歪を電気的出力に変換する。装着
可能で適切な変換器は、歪を電圧に変換するピエゾ電気
ポリマーフィルムの条片である。ピエゾ電気ポリマーフ
ィルムは、ポリフッ化ビニリデン(PVDFまたはPV
2 ) 製が最適であり、砕けないこの材料は、高いピエ
ゾ電気感度を有しており、希望する形状に成形すること
が出来る。適切なPVDFフィルムは、プロイセン・キ
ングのペンウォルト・コーポレーション、ペンシルバニ
ア、商標ケイ・ワイ・エヌ・エイ・アール、から市販品
として入手可能である。PVDFフィルムは、適切に、
銀インク面(ペンウオルトの記述子:エイ・ジー・イン
ク)より成っており、この面は、導電性が高く、以述す
るように、リード線の接合に使用する接着剤に適した基
板を備えている。PVDFは非常に薄く製作することが
出来て、弾性率がかなり低いので、容易に変形して、弾
性基体12などの柔軟な基板の機械的性質に材料上から
影響を与えない。ピエゾ電気ポリマーフィルムは、異方
性であり、これは、印加負荷に応答して、変換器14、
16、18、20の相互間で信号を明確に独立させてい
る点で、フィルムの望ましい特質であると考えられる。
変換器14、16、18については、異方性の向きは、
末端点28から基底24の周囲へほぼ指向していなけれ
ばならない。変換器20については、その異方性の向き
は、凸面26の回りを螺旋状に指向していることが適切
である。
【0016】変換器14、16、18、20のポリマー
フィルムの適切な厚さは、28ミクロンであるが、ほか
の厚さも、本発明では動作可能である。しかし、上述の
ピエゾ電気フィルムの厚さは、一般に、信号応答に影響
を与えない。ポリマー条片の適切な大きさは、楕円比1.
6のセンサーチップの場合、0.5インチ×0.25インチ
であり、これは、基底24から末端点28までが約1.0
インチである。大きいフィルム片は、望ましい、強い信
号を発生するが、大きい、つまり厚いフィルムの場合、
剪断応力の増加による基体12からのフィルムの層剥離
の潜在的問題を比較して、これは考察されなければなら
ない。短い条片は、長いピエゾ電気フィルムよりも高負
荷の下でゴムと接合して保持されるので、小さいフィル
ム片は、高負荷状態で使用されるべきである。凸面26
で基体12への変換器14、16、18、20の接合に
ついては、以降に詳しく考察する。
【0017】凸面26上の変換器14、16、18、2
0の位置は、また、信号の大きさと理想的感度比の最適
比にとって重要である。センサーの基底24の近くで、
歪は曲げにより支配されることが、明らかにされたが、
一方で、センサーチップ10の末端点28において、ゴ
ムの表面に加えられた圧縮力は、剪断応力で加えられた
接線方向の力により支配される。所望の感度比1:6を
得るために、実験結果は、図4に示すように、角度θ
は、末端点28を通りフィルムの中心と基底24への垂
線との間で70°であるように、フィルムは配置されな
ければならないことを示した。
【0018】センサーチップ10は、一般に、ロボット
のハンド、グリッパー、触針、あるいはこれに類したも
のに関連する指の一部を形成している。このような形態
の例が図6に示されている。図6のロボットの指は、軸
30と、軸の頭部に取付けられた平坦な支持プレートと
を有する指支持部材29より成っている。支持部材29
は、鋼鉄などの強力な構造材より適切に製作されてい
る。チップ10の基底24は、リード線32が貫通する
開孔のあるプレート31の頭部に、接着されるか、ある
いは、堅固に設置されている。
【0019】3次元の外境界面22によって、センサー
チップ10は、直交する3方向からの力の分力(1つの
垂直方向の力と2つの接線方向の力)と、基底24に垂
直に伸長しまた末端点28を通る軸の回りに働くトルク
とを受けることが出来る。変換器14、16、18、2
0は、円形の基底24の回りで離れた位置に配置され、
これによって、変換器により発生した出力信号から、相
互に関係のない個々の力(直交した)とトルクの分力を
測定することが出来る。力がセンサーチップ10へ加え
られると、弾性基体12が変形し、ピエゾ電気変換器が
ひずみ、その歪に相応した電気信号を発生する。センサ
ーチップ10に働く力の一例として、図7と図8の2次
元の例を考察する。図7のセンサーチップ10は、純粋
な垂直方向の力を受け、変換器14、18に圧縮を起し
ている状態で示されている。センサーチップ10に加え
られた垂直方向の力に変化が発生すると、変換器14と
18からの信号に、相応し、比例する変化が起る。ほか
の分力が同時に加えられた場合でも、垂直方向に印加さ
れた力の変化による信号の変化は、垂直方向の変化の大
きさと共に直線的に変化しなければならない。図8のよ
うにチップへ印加された接線方向の力の場合、図示され
た接線方向の力は、変換器14に圧縮を、変換器18に
引張りを生じる。力を直交する3つの方向(1つの垂直
方向と2つの接線方向)に力を分解するために、ほかに
変換器16が必要である。図4の分力、すなわち、末端
点28を基底24に垂直な軸の回りのねじれを監視する
場合、図4の変換器20が必要である。初めに説明した
ように、変換器14、16、18を形成しているフィル
ムの異方性の影響があるので、変換器フィルムの中心か
ら、末端点28を通り基底24への垂直線まで間で70
°の角度が形成されるように、変換器は、末端点28へ
向って放射状に指向しなければならない。好適に、変換
器を形成しているフィルムは、幅よりも大きい長さで切
断されており、これによって、異方性は、歪による出力
信号の最大の変化が変換器の長さに沿って生ずるように
する。変換器20は、末端点28を通り基底24に垂直
な線の回りのねじれを測定し、変換器20の異方性は凸
面26に対し螺旋状であり、またそれがねじれ成分の方
向であるように、変換器のフィルムは、適切に指向して
いる。
【0020】力の3つの分力を測定するために、少なく
とも3つのひずみ変換器を使用しなければならない。同
様に、4つの分力(3つの独立した力と1つのトルク)
の測定には、少なくとも4つの変換器が必要である。し
かし、変換器は、軸を越えて感じる。すなわち、力の方
向が垂直であろうと、または、接線方向であろうと、力
は、すべて加えられると、変換器のすべてから、信号が
同時に発生する。従って、これらの信号を加えられた力
及び1またはトルクの成分の個々の分力に減結合するこ
とが必要である。信号を個々の成分に減結合するため
に、信号は、変換器が受けたひずみの1次関数であると
仮定することが、一般に妥当である。センサーチップ1
0は、純粋な形の各力(またはトルク)を印加し、各変
換器からの信号を測定することにより、較正される。次
に比例定数は、変換器からの信号の大きさを、加えられ
た力で割ることにより、各変換器について誘導される。
これに次式で表される。
【0021】測定された信号(Si ) =〔定数(Kij)
〕×〔加えられた力(fj ) 〕 または、 Kij=Si /fj ここで、Kijは、変換器からの信号の大きさ(Si )を
加えられた力(fj )で割って見い出された比例定数で
ある。各力が加えられて、各変換器からの信号が各力毎
に記録された後、比例定数の表が、表Iに示されるよう
に作成される。
【0022】 表 I 加えられた力 変換器 変換器 変換器 変換器 # # # # 垂直方向 K11121314 接線方向 #1 K21222324 接線方向 #2 K31323334 ねじれ方向 K41424344
【0023】信号は、各自由度に関して線型であると仮
定されているので、この結果は、次のように合計するこ
とが出来る。 S1 =K111 +K122 +K1332 =K211 +K222 +K2333 =K311 +K322 +K3334 =K411 +K422 +K433
【0024】マトリックスの形では、これは次のように
なる。 =〔K〕 ここで、は、4つの変換器からの信号の列の行列であ
り、〔K〕は、定数の行列であり、は、加えられた力
の列の行列である。力を3つの力の分力(1つの垂直、
2つの接線方向の力)に減結合するために、行列式は、
に関して解くと、次の式が得られる。
【0025】=〔K〕-1 この結果は、変換器14、16、18、20のそれぞれ
からの信号の関数として、3つの個々の力の分力とトル
クの分力との尺度である。
【0026】定数〔K〕の行列は、変換器が基体上に配
置されている場所に依存する。予期されるように、
決定するために使用された行列の操作中に形成された係
数行列〔K〕には、僅かな誤差がある。2つの方法が、
力の分力の算出値内の誤差を低減するために使用され
る。第1の方法は、信号の測定と純粋な力の分力の印加
を行う場合と、〔K〕行列要素の質を改善するために統
計学を採用する場合により正確で精度のある方法を単に
使用することである。減結合する場合の誤差を低減する
第2の方法は、センサーチップ10上の変換器の最適な
位置づけよりなっている。
【0027】変換器14、16、18の最適位置づけに
は、2つの制約がある。1)〔K〕行列の列が直交するこ
とと、2)〔K〕行列の列が同じ長さであることである。
基底24まわりの変換器14、16、18、20の最適
位置を決定するために、トルクが加えられた場合4つの
変換器のうちの3つ(変換器14、16、18)は、ポ
リマーフィルム変換器の配置を計画検討の上行うことに
より、制御することが出来ると考えられる。また、第4
のセンサー(20)が発生する信号は、垂直方向または
接線方向の力が加えられる場合、トルクが加えいれたと
きに得られる信号と比較すると小さいと考えられる。列
の長さに関して、同一長さの列の最適化は、センサーチ
ップ10の機械的寸法により決定されるので、同一長さ
の列は、センサーチップ10の基底24の周囲の変換器
14、16、18の相対的位置を変更することにより、
単純に得られるものではない。しかし、センサーチップ
10の基底24の回りの変換器の位置は、直交〔K〕行
列を得るために操作することは出来る。ほかに、2つの
仮定を設けなければならない。第1に、接線方向の力
が、特定の変換器(例えば、図5の変換器14)に垂直
に加えられた場合、信号は、接線方向の力が変換器(図
5のθ=90°の場合の変換器16)に平行に加えられ
た場合に得られた信号に比較して、小さいと考えられ
る。変換器を構成しているフィルムの各条片は、長さが
幅よりかなり大きいように切断されており、変換器に
“平行”とは、その長さに平行であることを意味すると
理解される。変換器がその長さに沿ってひずむことによ
り最も感度が高いように、変換器のフィルムを切断する
ことにより、ピエゾ電気フィルムの異方性は有利に使用
される。第二に、接線方向の力が変換器に対し垂直と平
行の間の方向に加えられる場合、力は、変換器からの出
力信号を主に垂直な分力へ分解される。〔K〕行列(ト
ルクによる影響を除いて)は、次の表IIに与えられる。
【0028】 表 II 垂直方向−Z 接線方向−X 接線方向−Y 変換器14 1 1 0 変換器18 1 −cos θ2 −sin θ2 変換器16 1 −cos θ3 −sin θ3 行列を力へ分解することにより、直交列から次の値が求
められる。
【0029】θ2 =θ3 =60° これの値は、計算した最適位置であるが、好適な位置
は、3つの理由からθ2 =0°とθ3 =90°である。
第一に、変換器として使用されるポリマーフィルムの条
片は、これの位置でセンサー上に良く適合する。第二
に、力の分力による影響は、視覚化するのに容易であ
る。第三に、3つの列のうち2つは垂直であり、これ
は、誤差の伝達を十分によく低減する。
【0030】各4つの変換器14、16、18、20に
は、各変換器により検出された歪を表す信号を送る1組
のリード線32が接続している。これらのリード線32
は、図9に示されているように、基底32の底面を通り
支持プレート31に伸長して、信号増幅回路34、接続
している。緩衝増幅回路34は、変換器からの信号を緩
衝して、実質的な信号のずれもなく、また測定感度を低
下せずに、準定常状態の力の情報を与える状態出力信号
を送る。
【0031】図10は、本発明の好適な増幅回路34の
拡大した細部を、各変換器に使用されるこの回路の1つ
について示す。回路34は、演算増幅器36、等価回路
が、図10の点線内に示されたピエゾ電気ポリマーフィ
ルム37、高抵抗値の抵抗体38、コンデンサー40と
より成り、これらはすべて、増幅器36の回りにフィー
ドバック・ループで平行に接続している。ピエゾ電気変
換器の等価回路37は、歪の関数として電荷を発生する
電流(すなわち電荷)供給源42と、ピエゾ電気ポリマ
ーフィルムのキャパシタンスを表すコンデンサー43よ
り構成されている。4つの個別の緩衝増幅器回路37
が、各変換器14、16、18、20について1つ必要
である。本発明において、ピエゾ電気ポリマーフィルム
は、電荷転送素子でなく、電荷測定素子である。ポリマ
ーフィルムの有効キャパシタンスCpにかかる電圧は、フ
ィルムによって発生した電荷に比例し、つまり歪に比例
する。従って、増巾器36からの出力電圧は、フィルム
内の歪に比例する。ピエゾ電気ボリマーフィルムがフィ
ードバック・ループに接続しているこの構成は、静電荷
緩衝の非常に望ましい性質を備えている。変換器コンデ
ンサー43(キャパシタンスCp)と平行に配置された抵
抗体38(抵抗Rf)を組み込むことによって、緩衝回路
34の長期安定性がさらに改善される。ほかのフィード
バック・コンデンサー40(キャパシタンスCf)が、演
算増幅器36を飽和状態にするピエゾ電気ポリマーフィ
ルムによって電圧が発生する可能性を防止するために、
配置されている。この場合、このキャパシタンスCf
に、コンデンサー43(Cp)によって生成したフィード
バック・キャパシタンスを加えると、回路で利用可能な
利得を低下する。
【0032】ピエゾ電気ポリマーフィルムは、特定レベ
ルの歪に与えられた電荷Qを発生する。電圧路線上のピ
エゾ電気ポリマーフィルムにかかる電圧Vf は、次のよ
うに、Qに比例する。 Vf =Q/(Cp +Cf )
【0033】コンデンサー40のフィードバック・キャ
パシタンス(Cf )がない場合、荷電Qは、43で表示
されたピエゾ電気ポリマーフィルムのキャパシタンスC
p に保持される。フィードバックコンデンサー40があ
ると、電荷Qは、ポリマーフィルムのキャパシタンスC
p と、コンデンサー42のキャパシタンスCf との間で
分配され、出力電圧範囲は、コンデンサー43のキャパ
シタンスの選択により所望のレベルへ選択することが出
来る。従って、時定数τはRf +(Cp +Cf)に等し
い。ピエゾ電気ポリマーフィルムのキャパシタンスCp
は定数であるので、フィードバック・コンデンサー40
(Cf)は出来るだけ小さくなければならない。この時定
数τを出来るだけ長くするため、フィードバック抵抗体
38(Rf)は、演算増幅器36の定常状態出力バイアス
を飽和状態にすることなく、出来るだけ高くなければな
らない。フィードバック抵抗体38(Rf)の値は、増幅
器36の入力抵抗を支配するように、選択される。
【0034】ここに使用されているように、フィードバ
ック抵抗38(Rf)の増幅器入力抵抗の“支配”は、有
効抵抗が変換器37と平行で、フィードバック抵抗体3
8の値の約90%以上である場合(すなわち、フィード
バック抵抗体の値は、増幅器入力抵抗の約1/9 以下であ
る)、得られる。この意味で、放電PC時定数の長さ
は、増幅器36の入力抵抗の変動性にもかかわらず、事
前に決定することが出来る。従って、緩衝増幅器回路3
4の性能は、高抵抗値の抵抗体38(Rf)と、演算増幅
器36の入力バイアス電流Ib により限定される。この
ようにして、特定の演算増幅器36を選択すると、最小
入力バイアス電流の増幅器に集中する。1ピコアンペア
以下のいくつかの適切なCMOS(相補形酸化金属膜半
導体)ベースの演算増幅器がある。次のものが市場で入
手出来る。アナログ・デバイスのAD515A電位計演
算増幅器、アナログ・デバイスの8515、テキサ・イ
ンストルーメンツのTCL25LCP、インターシルの
7611とほかの76XX、アール・シー・エイのCA
3130E。このような演算増幅器は、±5V以下の供
給路に限定され、従って、もう1つのフィードバック・
コンデンサー40(Cf)をフィードバック路の電圧を±
4V以下に維持するために必要とする。コンデンサー4
0(Cf)からの追加されたキャパシタンスは、利得を低
下し、供給路間の出力電圧を維持する。必要な時間定数
を得るために、フィードバック抵抗体38(Rf)は一般
に、1011から1012Ωの程度でなければならない。こ
のような高抵抗値の表面取付け抵抗体は、エルテック・
インストルー・メンツ・インコーポレーティド、デイト
ナビーチ、フロリダから入手出来る。緩衝増幅器回路3
4は、14ピンD19クオードCMOS増幅器を中心と
して好適に形成されており、これにより、各変換器1
4、16、18、20について1個を4つの緩衝増幅器
回路から集約して、これらの回路を、基底24のセンサ
ーチップ10の真下にある表面取付け装置内に配置する
ことが出来る。表面取付け装置は、直径1インチ高さ0.
5インチのシリンダー状に適切に格納されており、セン
サーチップ10の基底24へ直接に接着されている。次
に、表面取付け装置の底部は、"C"字断面の直径1イン
チのバンドクランプを使用してロボットの端末作動体へ
保持される。
【0035】演算増幅器36の出力信号は、ノイズの影
響がなく、コンピュータ及び計測器または演算装置へ容
易に転送される低インピーダンス信号である。増幅され
た信号は、信号をデジタル化するアナログ−デジタル変
換器とコンピュータへ送られ、デジタルのデータは分析
されて、上記の与えられた式に従って分力を決する。あ
るいは、変換器からの信号を、4つの分力を表している
信号に分解するに必要な信号処理は、ハードワイヤード
・アナログ回路の組み込むことが出来る。ビデオモニタ
ーなどの表示装置は、コンピュータにより制御されて、
作業者へ個々の分力を示すか、あるいは、これらの分力
のデータは、コンピュータにより処理されて、本発明の
視覚センサーチップを有するロボットのグリッパーの動
作を制御する。
【0036】センサーチップ10は、ロボットのハン
ド、グリッパー、触針、これに類するものの先端を形成
している1本の指の端部に設置されるが、センサーチッ
プ10は、複数の指を有するロボットのハンドのほか
の、同じようなセンサーチップと一諸に使用するのに最
も適している。先行技術のロボットの指は、ほとんどが
自由度1で感知出来るような触覚センサ、例えば、2次
元配列で検出される物体への垂線方向の力を検出するこ
とだけが出来る触覚センサーを使用しているが、複数の
指より成るロボットのハンドにセンサーチップ10を使
用すると、物体の感知において人間のハンドと優劣を競
うほどである。多くの把握の仕事において、人間のハン
ドは、把握される物体と3点接触(親指の先端と人差し
指と中指との先端)を形成する。3本の指と、指の先端
にある3つのセンサーチップ10とを有するロボットの
ハンドの場合、図11に示すように、物体は3つの接触
点で取り上げられ、各指は、ロボットの制御器へフィー
ドバック情報を送る。垂直方向の力だけを使用している
2接触点とは異なり、ロボットの把握に3接触点を使用
すると、一層安定した把握が行われる。センサーチップ
に加えられたかなりのねじれ分力が、ロボット制御器に
より感知されると、ロボットは、物体がその重量中心の
近くで把持されていないことを知らせて、次に物体の把
握を調整する。大きい接線方向の力の分力がロボットに
感知されると、ロボットは、物体が重く、握りから滑る
ことを知らせて、これに応じて、物体を落さないように
握りを調節することが出来る。
【0037】センサーチップ10の性能は、実験の結
果、本発明によるセンサーチップは、良い直線性、最小
のヒシスラリス、良好な繰返し性と範囲、力の分力間の
最低の相互作用を有することを明らかにした。センサー
チップ10の直線性は、変換器の出力信号が、加えられ
たすべてのある程度の大きさの力について直線であるこ
とを意味する。直線性がないと、分力を減結合する上記
の式は、不正確になる。
【0038】センサーチップ10の製造手順は、図12
に関し以下に述べられており、図12は、センサーチッ
プ10の型のキャビティ50の断面を示す。型のキャビ
ティ50は、センサーチップ10の弾性基体12の外形
を最初に形成することにより、製作される。図13に示
すような標準のドリルビット52は、木材またはほかの
軟質材に穴をあけるのに使用され、工具店で入手出来る
ものであるが、弾性基体12の外形が、ドリルビットに
具現されるように修正される。ビットが荒削りの外形に
成った後、ビットはボール盤に装着される。スペード状
のビットを2000rpm 以下で回転して、その外形を高
速度グラインダで研磨し、これによって外形の微調整を
行い、同時に回転中心回りのドリルビットの完全な対称
を整える。外形が仕上げられた後、ハンドやすりを使っ
て輪郭を鮮明にする。スペード状のすそのの縁だけは、
ビットの輪郭仕上げ中に除去されて、外形を保持し、同
時に切断した縁を明確にする。製作されたスペード状の
ビットは、図14の54として示されているように、傾
斜角0の個所があり、これは、プラスチックを切断する
のに具合いが良い。スペード状のビットの修正が完了す
ると、キャビティの外形を金型材に彫り込むビット54
を使用して、型のキャビティの製作が完了する。PVC
(塩化ビニール)は、RTVシリコンゴムへの粘着性が
低く、離型剤が不要である点で、金型材として適切な材
料である。弾性基体12の取出しを容易にするため、キ
ャビティ型は割り型である。割り型は、多数のキャビテ
ィつまり外形で製作されることが適切であり、これによ
り、1回の成型作業で、多数のセンサーチップ10の製
作が可能である。
【0039】RTVシリコンラバーは、液体状で、厚さ
が約0.020インチの均一な膜のシートになる傾向があ
る。少量の液体状のシリコンをキャビティ50のそれぞ
れに注入することから始まり、すべてのキャビティが液
体シリコンで被覆されるまで、金型が角度を変えて回転
すると、液体RTVの塗膜56が形成する。次に、型は
一時わきに置かれて、RTVシリコンは、乾燥処理され
る。RTVは、キャビティ50の中心にある空気溜り
と、キャビティ50の内面に沿った薄い、均一な膜から
乾燥する。以降に説明するように、変換器14、16、
18、20を取付ける前にRTVシリコンのシートでキ
ャビティ50を被覆することにより、外境界面22より
下に変換器を沈める素地が出来る。これは、ピエゾ電気
ポリマーフィルムのセンサーチップ10への信頼される
接合を可能とし、連続使用時にセンサーチップ10が層
剥離するのを防止する内部構造の接合状態を形成する。
【0040】ピエゾ電気ポリマーフィルムは、適切な大
きさに切断される。この場合、フィルムの長さに沿って
適切な異方性の向きにフィルムを慎重に切断する。リー
ド線32は、導電性エポキシ樹脂(例えば、トラーダク
ト2902、これはトラーコン・インコーポレイテッ
ド、メッドフォード、マサチュセッツより入力可能)に
よりフィルムに接合され、弾性基体12または各変換器
のポリマーフィルムの機械的性質に干渉しないように、
最低量エポキシ樹脂だけが使用される。極く少量の導電
性エポキシ樹脂が、各変換器へリード線32を接続する
ために必要であるので、直径0.009インチでソリッド
ワイヤラップ構造のリード線32が適している。特定の
リード線が、銀インク面のあるPVDFフィルムの組合
せで使用される場合でも、エポキシ樹脂で塗布された変
換器の表面積は、一般に5%より小さい。導電性エポキ
シ樹脂をリード線32とフィルムとの場合に使用する
と、縁にある少量のその接着剤によりフィルムの反対の
面と短絡の恐れがある。この故障の状態は、変換器の抵
抗を測定する抵抗計を使用するか、あるいは、変換器の
キャパシタンスを測定して、明らかになる。リード線3
2を結合した後のもう1つの試験は、リード線32自体
を軽く引張ることである。エポキシ樹脂のポットライフ
が1時間以下の程度である場合、エポキシ樹脂のポット
ライフの終り近くで行った接続は、失敗の割合が高い。
接着剤が乾燥した後に行うリード線32の引張り試験に
より、センサーチップ10に組付け後にあるいは故障す
る変換器を識別して、廃却することが出来る。リード線
32がフィルムに固着されて前述の試験に合格した後
に、フィルムは、自然放置されたシリコンゴム接着剤に
浸漬されて、各変換器14、16、18、20の上に塗
膜58を形成する。次に、変換器14、16、18、2
0は、キャビティ50内の所望の位置に配置される。変
換器上の自然放置されたシリコンゴムの塗膜、すなわち
粘着性のある接着剤は、プライマーとして働き、シリコ
ン接着剤が乾燥するまで、たるむことなく変換器を所定
の位置に保持する。
【0041】変換器14、16、18、20が所定の位
置にあって、シリコン接着剤が乾燥すると、キャビティ
50には、液体RTVが充填される。シリコンゴムは、
液体ゴムを基材にしたものである。塗膜58を形成して
いるシリコンゴム接着剤は、必ずしも、キャビティ50
の残部を充填するシリコンゴムと同一材料である必要は
ない。弾性基体12の機械的性質に影響を与える空間、
を発生する攪拌する時に、空気を液のなかに混入するの
を防止するため、液を真空装置内に置いて、減圧するこ
とにより、空気から遮断することが適切である。低圧に
おいて、空気の泡が膨脹して破裂するので、ゴムは泡だ
らけになる。大気の条件の下で重要度の低い用途の場
合、真空による脱ガス段階は、次のような理由により、
工程から削除することが出来る。一般に、RTVシリコ
ンゴムが乾燥する前に、混入した空気の泡を表面に取り
出すため、細い線が使用された場合、特に、小さい混入
空気が、センサーチップ10内で検出されたことが明ら
かにされたことによる。センサーチップ10を極度の圧
力状態、例えば、海中及び宇宙で使用しようとする場合
は、しかし、脱ガス段階は、変形及び潜在する永久的損
傷がこれらの環境において発生するので、重要である。
10%触媒、例えば、ダウ・コーニング・キャタリスト
“S”を基材に添加した場合、乾燥時間は約8〜10時
間である。RTVシリコンゴムが乾燥すると、キャビテ
ィ50は型分離して、センサーチップが取り出される。
簡単な製造工程と材料の低コストの点から、センサーチ
ップ10は、いくつかの用途で消費可能であり、容易に
交換することが出来る。センサーチップ10に物理的、
熱的、または電気的などの性質を交互に得るために、キ
ャビティ50は、各種シリコンゴム材の層を種類別に充
填することが出来る。特性の異なるセンサーチップ10
は、各種のロボットの用途に必要である。
【0042】センサーチップ10の製造に続いて、セン
サーチップを試験して較正することが必要である。セン
サーチップの試験には、減結合アルゴリズムに使用され
る定数の計算に必要な出力データを正確に生成するため
に、既知のレベルの力を配分する能力が必要である。従
って、較正に適した力の配分装置は、純粋な力を配分し
て、同時にセンサーチップ10の出力を記録することが
出来なければならない。
【0043】力の配分装置60は、図15、図16、図
17に示されている。図15は、垂直方向の力(FN
と接線方向の力(FT )とをそれぞれ配分する、Z軸音
声コイル駆動装置62とx軸音声コイル駆動装置63の
説明図を示す。本発明の較正装置内の力配分用駆動装置
の好適な構造は、定磁気抵抗永久磁石モータの構造とな
っている。必要な運動範囲は小さいので、単一コイル回
転子が永久磁界内で使用することが出来る。図16に示
されているように、駆動装置62と63(これらは、市
場で入力出来る音声コイルユニットである)それぞれ、
基部66、外側部材68、コア部材70より成る“E”
字断面永久磁石より構成している。永久磁石64は、コ
アが1つの極を形成するように指向しており、外側部材
は、反対の極を形成している。図15において、コアは
“S”であり、外側部材は“N”である。音声コイル7
4は、コア部材70と外側部材68との間のギャップに
配置されている。プラットフォーム(これは、スピーカ
コアの部分)は、構造内の支持部からスプリング状のつ
り手78により懸垂されており、プラットフォーム76
は、音声コイル74へ固定されている。
【0044】プラットフォーム76の運動は、個々の駆
動装置62または63の音声コイル74へ電流の誘導に
より、誘起される。音声コイル74は、回転子として働
き、“E”字断面永久磁石64は、固定子として働く。
図14に示されているように、Z軸駆動装置62は、ア
ームに取付けられて試験されているセンサーチップ10
へ、垂直方向の力を配分する。X軸駆動装置63は、セ
ンサーチップ10の末端点28を横切った直線状送り台
80の運動によって接線方向の力を配分する。直線状送
り台80は、アーム81により駆動装置63のプラット
フォーム76へ取り付けられている。センサーチップ1
0へ加えられるこの垂直方向と接線方向の力は、図7と
図8に示され、説明されている。垂直方向の力が加わる
と、駆動装置62は、センサーチップ10を動かして直
線状送り台80に押し当てる。接線方向の力が加わる
と、駆動装置63は、末端点28を横切って直線状送り
台を動かすので、センサーチップ10は、駆動装置62
により制止状態に保持される。音声コイル駆動装置を使
用することにより、コイル74に誘導された電流とセン
サーチップ10が受けた力との間に、線形の関係が生ま
れる。電流との力の直線性を成立するために、電流経路
長と磁石64の磁界密度とのベクトル積は、一定に保た
れなければならない。短い電流経路と大きい磁界、また
は、長い電流路と小面積の磁界によって、これが達成さ
れる。これらのいずれかの形態の場合、音声コイルは、
磁界内を前方または後方に移動し、力は、電流に比例し
ている。正味の効果は、力/電流の単位で一定の利得で
ある。しかし、音声コイルは、電流と力との線形関係を
維持するために、運動時に磁石64の磁界内になければ
ならない。回転子−音声コイル74−が軽いので、較正
力配分装置60は応答が速い。
【0045】図15は、垂直方向の力(FN )の音声コ
イル駆動装置62と、接線方向の力(FT )の2つの音
声コイル駆動装置63の1つを示す。図17は、力がZ
空間とX軸方向にそれぞれ働く駆動装置62と63を示
す説明図である。第3の駆動装置82は、駆動装置62
と63のそれぞれにより加えられた力に垂直なY方向
に、接線方向の力を加えるように位置づけられている。
駆動装置82は、図16に示された駆動装置と同様に製
作されている。
【0046】接線方向のX軸とY軸の力を加えることが
出来るためには、図17に図示されたような直線状の送
り台の装置が必要である。X軸駆動装置63に取り付け
られた直線状送り台80は、固定部材84に対し滑動す
るように取り付けられている。直線状送り台80には、
固定部材84のV字受溝88に蟻ほぞ係合しているV字
突起86があり、V字突起とV字受溝は、固定部材84
に対し直線状送り台80が滑動係合を維持するように働
き、従って、アーム81は、駆動装置62の運動に対し
直角に、直線状に動く(ここでは、X軸に相当する)。
もう1つの直線状送り台90は、第1の直線状送り台8
0のV字受溝92内で蟻ほぞ係合しており、Y軸駆動装
置82に装着されている。直線状送り台90は、アーム
93により駆動装置82のプラットフォーム76へ装着
されている。直線状送り台90は、直線状送り台に対す
る直線状送り台90の滑動係合を維持し、従って、アー
ム93は、駆動装置62と駆動装置63のアーム81に
直角に直線状に動く(ここでは、Y軸に相当する)。直
線状送り台90に装着しているアーム93の端部は、直
線状送り台90の端部の溝96に適合する形状をなして
いる。従って、直線状送り台の装置が、殊にX軸に沿っ
て直線状送り台80が動くと、直線状送り台90は、ア
ームによって拘束されずに動く。このようにして、図1
8の直線状送り台装置により、送り台は、拘束されるこ
となく、X軸とY軸に沿って動き、直線状送り台80に
対し末端点28で位置づけされるセンサーチップ10へ
接線方向の力を加えることかが出来る。
【0047】センサーチップ10に加えられたトルクを
試験測定する為に、トルク駆動装置が、図18に示すよ
うに、使用される。トルク駆動装置96は、低質量の回
転子とボールベアリングを有する小型のかご形直流モー
タより成っている。センサーチップ10にトルクが加え
られると、トルク駆動装置96は、直線状送り台80に
対しセンサーチップ10を回転する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のセンサーチップの見取り図である。
【図2】センサーチップの側面図である。
【図3】センサーチップの上平面図である
【図4】センサーチップの単純化した側面図にして、弾
性基体の凸面に沿って、基底に対し垂直な線からとった
角度θにおけるピエゾ電気ポリマフィルム変換器の中心
の位置を示している。
【図5】センサーチップの単純化した上平面図にして、
円形の基底の回りのピエゾ電気ポリマーフィルム変換器
の位置を示している。
【図6】指部材に取り付けられたセンサーチップを示す
センサーチップ断面図である。
【図7】センサーチップに働く垂直方向の力を示す説明
図である。
【図8】センサーチップに働く接線方向の力を示す説明
図である。
【図9】変換器に感知されて、弾性基体内の歪を減結合
した分力の力とトルクへ変換するための、本発明による
装置の構成図である。
【図10】本発明の緩衝増幅器回路の回路図である。
【図11】3本の指を有し、各指がセンサーチップを有
しているロボットのグリッパーハンドによる3点把持の
部分説明図である。
【図12】センサーチップの製造に使用されるキャビテ
ィ型の断面図である。
【図13】センサーチップの製造に使用するために修正
された代表的ドリルビットである。
【図14】修正後の図13のドリルビットである。
【図15】本発明の4つの分力配装置のうちの2つの構
成要素の説明図である。
【図16】本発明による音声コイル駆動装置の1つの若
干単純化した断面図である。
【図17】1つの垂直方向の力と2つの接線方向の力を
配分する音声コイルと、トルク駆動装置とより成る、本
発明の力配分装置の4つの構成要素の構成を示す説明用
側面図である。
【図18】X軸とY軸に力の印加を可能ならしめる代表
的直線状の送り台装置の説明図である。

Claims (50)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体を操作することが出来るロボットの
    ハンドに使用され、また物体によりセンサーチップに働
    く力に関するフィードバック情報を送るセンサーチップ
    において、 (a) 操作される物体に接触する3次元の外側境界面を有
    し、操作される物体に比較して比較的に柔軟な材料によ
    り形成されている弾性基体と、 (b) 歪を示す電気的信号を発生し、前記基体の外側境界
    面の近くの前記弾性体内に配置されて、操作される物体
    によって前記センサーチップに働く力またはトルクの分
    力に関する情報を発生する変換器と、 (c) 前記変換器により発生した電気的信号を受信して出
    力信号を送り、入力と出力とを有する演算増幅器より成
    り、前記変換器が前記増幅器の前記出力と入力との間の
    フィードバックループに接続しまた前記変換器内の歪を
    示す出力電圧を前記増幅器から発生せしめている緩衝増
    幅器装置と、を有することを特徴とするセンサーチッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記変換器がピエゾ電気ポリマーフィル
    ムの条片であることを特徴とする請求項1に記載のセン
    サーチップ。
  3. 【請求項3】 前記変換器が充電源であることを特徴と
    する請求項1に記載のセンサーチップ。
  4. 【請求項4】 前記変換器と平行に前記増幅器の入力と
    出力との間に接続された高抵抗のフィードバック抵抗体
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載のセンサ
    ーチップ。
  5. 【請求項5】 前記フィードバック抵抗体が前記増幅器
    への入力抵抗を支配するように選択されていることを特
    徴とする請求項4に記載のセンサーチップ。
  6. 【請求項6】 前記増幅器の前記入力バイアスが1ピコ
    アンペア以下であることを特徴とする請求項4に記載の
    センサーチップ。
  7. 【請求項7】 前記フィードバック抵抗体の前記抵抗1
    11から1012オーム程度であることを特徴とする請求
    項4に記載のセンサーチップ。
  8. 【請求項8】 前記変換器と平行に接続し、前記増幅器
    の出力電圧範囲の選択を可能とするフィードバック・コ
    ンデンサーを更に有することを特徴とする請求項4に記
    載のセンサーチップ。
  9. 【請求項9】 前記基体の前記外側境界面が基底と前記
    基底から伸長している凸面とを有し、前記凸面が前記基
    底から最大距離にある末端点を有し、前記緩衝増幅器装
    置が前記センサーチップの前記基底に配置されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のセンサーチップ。
  10. 【請求項10】 少なくとも3つの力の変換器と緩衝器
    装置があり、前記変換器が基記基体の別個の位置に配置
    されまた前記基体に働く2つの独立した接線方向の力の
    分力と1つの独立した垂直方向の力の分力とに関する情
    報を発生することを特徴とする請求項9に記載のセンサ
    ーチップ。
  11. 【請求項11】 前記基体に働くトルクの分力に関する
    情報を発生し前記センサー基体の別個の位置にある4つ
    の変換器があることを特徴とする請求項10に記載のセ
    ンサーチップ。
  12. 【請求項12】 前記弾性基体の材料がシリコンゴムで
    あることを特徴とする請求項1に記載のセンサーチッ
    プ。
  13. 【請求項13】 物体を操作することが出来るロボット
    のハンドに使用され、また前記物体によりセンサーチッ
    プに衝く力に関するフィードバック情報を送るセンサー
    チップ・システムにおいて、 (a) 操作される前記物体と接触する3次元の外側境界面
    を有し、操作される前記物体と比較して比較的に柔軟な
    材料により形成された弾性基体と、 (b) 前記基体の前記外側境界面の近くの別個の位置で前
    記基体へ取り付けられた少なくとも3つの変換器、それ
    ぞれがそこの歪を示す電気的信号を発生し、また接触し
    ている前記物体の操作から生じた前記基体への力または
    トルクの分力に関する情報をもたらす前記変換器と、 (c) 各変換器により発生した電気的信号を受信して出力
    信号を送る緩衝増幅器装置であり、各前記変換器の入力
    と出力を有する演算増幅器より成り、前記変換器がそれ
    ぞれその各増幅の前記入力と前記出力との間のフィード
    バックループに接続して前記変換器内の歪を示す出力電
    圧を前記増幅器から発生せしめている前記緩衝増幅器装
    置と、 (d) 前記緩衝増幅器装置からの電気信号を減結合して前
    記基体に働く力またはトルクの独立した分力を分解する
    装置と、を有することを特徴とするセンサーチップ・シ
    ステム。
  14. 【請求項14】 前記変換器がピエゾ電気ポリマーフィ
    ルムの条片であることを特徴とする請求項13に記載の
    センサーチップ・システム。
  15. 【請求項15】 前記変換器が充電源であることを特徴
    とする請求項13に記載のセンサーチップ・システム。
  16. 【請求項16】 前記変換器と平行に各増幅器の入力と
    出力との間に接続された高抵抗のフィードバック抵抗を
    更に有することを特徴とする請求項13に記載のセンサ
    ーチップ・システム。
  17. 【請求項17】 前記フィードバック抵抗体が前記増幅
    器への入力抵抗を支配するように選択されることを特徴
    とする請求項16に記載のセンサーチップ・システム。
  18. 【請求項18】 各増幅器の前記入力バイアスが1ピコ
    アンペア以下であることを特徴とする請求項16に記載
    のセンサーチップ・システム。
  19. 【請求項19】 前記フィードバック抵抗体の前記抵抗
    が1011から1012オーム程度であることを特徴とする
    請求項16に記載のセンサーチップ・システム。
  20. 【請求項20】 前記変換器と平行に接続し前記増幅器
    の出力電圧範囲の選択を可能とするフィードバック・コ
    ンデンサーを更に有することを特徴とする請求項16に
    記載のセンサーチップ・システム。
  21. 【請求項21】 前記基底の前記外側境界面が基底と前
    記基底から伸長している凸面とを有し、前記凸面が前記
    基底から最大距離にある末端点を有し、前記緩衝増幅器
    装置が前記センサーチップの前記基底に配置されている
    ことを特徴とする請求項13に記載のセンサーチップ・
    システム。
  22. 【請求項22】 前記弾性体の材料がシリコンゴムであ
    ることを特徴とする請求項13に記載のセンサーチップ
    ・システム。
  23. 【請求項23】 物体を操作することが出来るロボット
    のハンドに使用され、また物体によりセンサーチップに
    働く力に関するフィードバック情報を送るセンサーチッ
    プにおいて、 (a) 操作されている物体に接触している基体と、 (b) 電気的信号を発生して、操作されている物体により
    前記センサーに働く力またはトルクの分力に関する情報
    をもたらす前記基体に配置された変換器と、 (c) 変換器により発生した電気的信号に関し出力信号を
    送り、入力と出力と有する演算増幅器より成り、前記変
    換器が前記増幅器の前記出力と入力との間のフィードバ
    ックループに接続しまた前記変換器内の歪を示す出力電
    圧を前増幅器から発生せしめている緩衝増幅器と、を有
    することを特徴とするセンサーチップ。
  24. 【請求項24】 前記変換器がピエゾ電気ポリマーフィ
    ルムの条片であることを特徴とする請求項23に記載の
    センサーチップ。
  25. 【請求項25】 前記変換器が充電源であることを特徴
    とする請求項23に記載のセンサーチップ。
  26. 【請求項26】 前記変換器と平行に前記増幅器の入力
    と出力との間に接続された高抵抗フィードバック抵抗体
    を更に有することを特徴とする請求項23に記載のセン
    サーチップ。
  27. 【請求項27】 前記フィードバック抵抗体が前記増幅
    器への入力抵抗を支配するように選択されることを特徴
    とする請求項26に記載のセンサーチップ。
  28. 【請求項28】 前記増幅器の入力バイアスが1ピコア
    ンペア以下であることを特徴とする請求項26に記載の
    センサーチップ。
  29. 【請求項29】 前記フィードバック抵抗体の前記抵抗
    が1011から1010オーム程度であることを特徴とする
    請求項26に記載のセンサーチップ。
  30. 【請求項30】 前記変換器と平行に接続して前記増幅
    器の出力電圧範囲の選択を可能とするフィードバック・
    コンデンサーを更に有することを特徴とする請求項26
    に記載のセンサーチップ。
  31. 【請求項31】 物体を操作することが出来るロボット
    のハンドに使用されるセンサーチップの製造法であり、
    前記センサーチップが、操作されている前記物体と接触
    している3次元の外側境界面を有する弾性基体と前記物
    体の操作から発生した前記基体の歪を示す電気的信号を
    発生する変換器とを有する前記製造方法において、 (a) 前記弾性基体の所望の外形に形成されたキャビティ
    を有する金型を製作し、 (b) 液状の乾燥可能なエラストマーの層で前記キャピテ
    ィを塗布し、また前記層を乾燥し、 (c) 前記キャビティ内で前記乾燥された塗膜上に前記キ
    ャビティ内の所望の位置に前記変換器を配置し、 (d) 前記キャビティを液状の乾燥可能なエラストマーで
    充填し、さらに前記エラストマーを乾燥する、ことを特
    徴とする方法。
  32. 【請求項32】 前記金型にキャビティを形成する前記
    工程が、 (a) ドリルビットを前記弾性基体の前記所望の外形に形
    づくり、 (b) 前記ドリルビットを使用してキャビティを型材にド
    リル加工する、工程を更に有することを特徴とする請求
    項31に記載の方法。
  33. 【請求項33】 前記液状の乾燥可能なエラストマーが
    シリコンゴムであることを特徴とする請求項31に記載
    の方法。
  34. 【請求項34】 前記キャビティが割り型により形づけ
    られ、前記の乾燥された弾性基材を取り外すため前記割
    り型を分離する工程を更に有することを特徴とする請求
    項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 前記キャビティを塗布する段階が約0.
    020インチの厚さの液状シリコンのシートを形成する
    ために行われることを特徴とする請求項33に記載の方
    法。
  36. 【請求項36】 (a)前記キャビティ内に前記変換器を配
    置する前に、前記変換器をシリコンゴムの接着剤に浸漬
    し、 (b) 液状シリコンゴムで前記キャビティを充填する前
    に、前記シリコンゴムの接着剤を乾燥する、工程を更に
    有することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記変換器が銀インク面を有するピエ
    ゾ電気ポリマーフィルムであることを特徴とする請求項
    31に記載の方法。
  38. 【請求項38】 物体を操作することが出来るロボット
    に使用されるセンサーチップを較正する装置であり、前
    記センサーチップが、操作されている前記物体に接触し
    ている3次元の外側境界面を有する弾性基体と、前記物
    体の操作により発生する前記基体の歪を示す電気的信号
    を発生する少なくとも1つの変換器を有する前記装置に
    おいて、 (a) 磁界を形成する磁石と、 (b) それへの電流の誘導により誘起されて動く前記磁界
    内の小範囲の運動のために支持されているコイルと、 (c) 前記センサーチップへ加えられた力が前記コイルへ
    加えられた前記電流と1次的に関係あるように、前記セ
    ンサーチップが表面に接触するように指向している前記
    センサーチップを前記コイルに取り付けるための装置
    と、 (d) 前記変換器により与えられた信号の大きさを測定さ
    れるべき印加された力と関係づける比例定数を可能とす
    る前記変換器により生成された前記信号を測定するため
    の装置と、を有することを特徴とする装置。
  39. 【請求項39】 前記センサーチップに加えられた前記
    の力が前記弾性基体の表面に垂直な力であることを特徴
    とする請求項38に記載の装置。
  40. 【請求項40】 前記センサーチップが前記表面に接触
    して回転するための装置を更に有することを特徴とする
    請求項38に記載の装置。
  41. 【請求項41】 回転するための前記装置が直流モータ
    ーであることを特徴とする請求項40に記載の装置。
  42. 【請求項42】 物体を操作することが出来るロボット
    に使用されるセンサーチップを較正する装置であって前
    記センサーチップが、操作されている前記物体に接触し
    ている3次元の外側境界面を有する弾性基体と、前記物
    体の操作により発生する前記基体の歪を示す電気的信号
    を発生する少なくとも1つの変換器とを有する前記装置
    において、 (a) 磁界を形成する磁石と、 (b) コイルへの電流の誘導により誘起されて動く前記磁
    界内の小範囲の運動のために支持されている前記コイル
    と、 (c) 前記センサーチップを選択された位置に取り付るた
    めの装置及び前記センサーチップへ加えられた力が前記
    コイルへ誘導された電流と1次的に関係づけられるよう
    に、面が前記センサーチップに接触して動くように指向
    されている前記の面を前記コイルへ取り付けるための装
    置と、 (d) 前記変換器により与えられた信号の大きさを測定さ
    れるべき印加された力と関係づける比例定数を可能とす
    る前記変換器により生成された前記信号を測定するため
    の装置と、を有することを特徴とする装置。
  43. 【請求項43】 表面を有する前記部材が直線的滑動体
    であることを特徴とする請求項42に記載の装置。
  44. 【請求項44】 前記センサーチップに加えられた力が
    前記弾性基体の表面に接線方向の力であることを特徴と
    する請求項40に記載の装置。
  45. 【請求項45】 (a) 第2の磁界を形成する第2の磁石
    と、 (b) それへの電流の誘導により誘起されて動く前記磁界
    内の小範囲の運動のために支持された第2のコイルであ
    って、前記表面が2つの異なる垂直な方向に動くように
    指向されており、前記センサーチップに接触して前記コ
    イルに垂直な方向に動くように前記表面を指向する前記
    第2のコイルと、を更に有することを特徴とする請求項
    42に記載の装置。
  46. 【請求項46】 表面を有する前記部材が2つの垂直な
    方向の運動を可能にする直線形滑動装置であることを特
    徴とする請求項45に記載の装置。
  47. 【請求項47】 前記センサーチップへ加えられた力が
    前記弾性基体の表面にいずれも接していることを特徴と
    する請求項45に記載の装置。
  48. 【請求項48】 (a) 第2の磁界を形成する第2の磁石
    と、 (b) それへの電流の誘導により誘起されて動く前記第2
    の磁界内の小範囲の動向のための支持された第2のコイ
    ルであって、 前記センサーチップを取り付けるための装置が前記第2
    コイルの運動により前記表面に接触して動く前記第2の
    コイルと、を更に有することを特徴とする請求項42に
    記載の装置。
  49. 【請求項49】 前記表面に接触するように前記センサ
    ーチップを回転するための装置を更に有することを特徴
    とする請求項42に記載の装置。
  50. 【請求項50】 回転するための前記装置が直流モータ
    であることを特徴とする請求項49に記載の装置。
JP3006347A 1990-01-24 1991-01-23 ロボットのグリッパー用センサーチップとその製造法 Pending JPH0755611A (ja)

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