JPH075559B2 - γ−ピリドン誘導体の製法 - Google Patents
γ−ピリドン誘導体の製法Info
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- JPH075559B2 JPH075559B2 JP9403286A JP9403286A JPH075559B2 JP H075559 B2 JPH075559 B2 JP H075559B2 JP 9403286 A JP9403286 A JP 9403286A JP 9403286 A JP9403286 A JP 9403286A JP H075559 B2 JPH075559 B2 JP H075559B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミド化合物の新規な製法に関するものであ
る。この発明によって得られる化合物は、医薬、農薬あ
るいはそれらの合成中間体として有用である。
ンカルボキサミド化合物の新規な製法に関するものであ
る。この発明によって得られる化合物は、医薬、農薬あ
るいはそれらの合成中間体として有用である。
(従来技術) この発明に関する1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピ
リジンカルボキサミド化合物を製造する方法としては、
以下のものが知られている。加藤鉄三等は、3−アミノ
クロトンアニリド類とジケテンとを60℃または90℃に加
熱することによって、N−(4−クロロフェニル)−1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミド、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−オキソ−N−フェニル−1−(フェニルメチル)−3
−ピリジンカルボキサミド、N−(4−クロロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−1
−(フェニルメチル)−3−ピリジンカルボキサミド、
および1,4−ジヒドロ−N−(4−メトキシフェニル)
−2,6−ジメチル−4−オキソ−1−(フェニルメチ
ル)−3−ピリジンカルボキサミドを得ている(薬学雑
誌、101、40(1981)参照)が、どの場合も収率が低く
工業的に応用しうる製造方法とは考えられない。
リジンカルボキサミド化合物を製造する方法としては、
以下のものが知られている。加藤鉄三等は、3−アミノ
クロトンアニリド類とジケテンとを60℃または90℃に加
熱することによって、N−(4−クロロフェニル)−1,
4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミド、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4
−オキソ−N−フェニル−1−(フェニルメチル)−3
−ピリジンカルボキサミド、N−(4−クロロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−1
−(フェニルメチル)−3−ピリジンカルボキサミド、
および1,4−ジヒドロ−N−(4−メトキシフェニル)
−2,6−ジメチル−4−オキソ−1−(フェニルメチ
ル)−3−ピリジンカルボキサミドを得ている(薬学雑
誌、101、40(1981)参照)が、どの場合も収率が低く
工業的に応用しうる製造方法とは考えられない。
カナダ特許第1,115,278号では、N−(4−クロロフェ
ニル)−3−(エチルアミノ)−2−ブテンアミドとジ
ケテンとをトリエチルアミンの存在のもとで、トルエン
還流下に反応させて、N−(4−クロロフェニル)−1
−エチル−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ
−3−ピリジンカルボキサミドを得ているが、収率の記
載はない。また同特許は、β−ケトアミド類を、酸触媒
の存在下脱水を伴う二量化反応によって、1,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド類を製造
する方法を開示している。しかしながら、この方法は、
γ−ピリドン環の2位と6位の置換基、および1位とア
ミドの窒素原子の置換基がそれぞれ同一である1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド化合
物の製造にしか適用できないため、一般的な製法とはい
えない。
ニル)−3−(エチルアミノ)−2−ブテンアミドとジ
ケテンとをトリエチルアミンの存在のもとで、トルエン
還流下に反応させて、N−(4−クロロフェニル)−1
−エチル−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ
−3−ピリジンカルボキサミドを得ているが、収率の記
載はない。また同特許は、β−ケトアミド類を、酸触媒
の存在下脱水を伴う二量化反応によって、1,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド類を製造
する方法を開示している。しかしながら、この方法は、
γ−ピリドン環の2位と6位の置換基、および1位とア
ミドの窒素原子の置換基がそれぞれ同一である1,4−ジ
ヒドロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド化合
物の製造にしか適用できないため、一般的な製法とはい
えない。
一方、特開昭52−144676号は、4−オキソ−4H−ピラン
−3−カルボン酸エステル誘導体と第1級アミンとを、
酸触媒の存在下に処理することによる、1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−3−ピリジンカルボン酸エステル誘導体
の製法について記載している。しかしながら、我々の試
験によれば、4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサ
ミド誘導体と第1級アミンとを酸触媒の存在下に処理し
た場合には、目的とする1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
3−ピリジンカルボキサミド誘導体はほとんど得られな
いことが判明した。
−3−カルボン酸エステル誘導体と第1級アミンとを、
酸触媒の存在下に処理することによる、1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−3−ピリジンカルボン酸エステル誘導体
の製法について記載している。しかしながら、我々の試
験によれば、4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサ
ミド誘導体と第1級アミンとを酸触媒の存在下に処理し
た場合には、目的とする1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
3−ピリジンカルボキサミド誘導体はほとんど得られな
いことが判明した。
(発明の目的) この発明は、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミド化合物を好収率で製造するための一般
的応用可能な方法を提供することを目的とするものであ
る。
ンカルボキサミド化合物を好収率で製造するための一般
的応用可能な方法を提供することを目的とするものであ
る。
(発明の構成) この発明は 一般式(I): 〔R1はアルキル基、R2はアラルキル基;ハロゲン原子、
アルキル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよ
いアリール基;又は5もしくは6員の異項環基:R3、R4
はそれぞれ同一もしくは異なって、水素原子;アルキル
基;ハロゲン化アルキル基;ハロゲン原子、アルキル基
もしくはアルコキン基で置換されていてもよいアリール
基又は、アラルキル基を表わすか、あるいはR3及びR4は
一緒に−(CH2)m−(mは3又は4である)を表わす〕 で表わされる化合物と一般式(II): R5NH2 (II) 〔R5は−(CH2)n-R6(nは1〜4の整数;R6は水素原
子;アルキル基;アルケニル基;アルキニル基;シクロ
アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アリール
チオ基;ハロゲン原子;メルカプト基;ヒドロキシ基;
置換されてもよいアミノ基;カルボキシ基;アルコキシ
カルボニル基;シアノ基;置換されてもよいカルバモイ
ル基;アルキル基,ハロゲン原子もしくはアルコキシ基
で置換されていてもよいアリール基;または5もしくは
6員の異項環基)を表わす〕 で表わされる化合物とを、無機または有機の塩基の存在
下に処理して一般式(III): 〔R1〜R5は上記の定義と同じ〕 で表わされるγ−ピリドン誘導体を製造する方法を要旨
とする。
アルキル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよ
いアリール基;又は5もしくは6員の異項環基:R3、R4
はそれぞれ同一もしくは異なって、水素原子;アルキル
基;ハロゲン化アルキル基;ハロゲン原子、アルキル基
もしくはアルコキン基で置換されていてもよいアリール
基又は、アラルキル基を表わすか、あるいはR3及びR4は
一緒に−(CH2)m−(mは3又は4である)を表わす〕 で表わされる化合物と一般式(II): R5NH2 (II) 〔R5は−(CH2)n-R6(nは1〜4の整数;R6は水素原
子;アルキル基;アルケニル基;アルキニル基;シクロ
アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アリール
チオ基;ハロゲン原子;メルカプト基;ヒドロキシ基;
置換されてもよいアミノ基;カルボキシ基;アルコキシ
カルボニル基;シアノ基;置換されてもよいカルバモイ
ル基;アルキル基,ハロゲン原子もしくはアルコキシ基
で置換されていてもよいアリール基;または5もしくは
6員の異項環基)を表わす〕 で表わされる化合物とを、無機または有機の塩基の存在
下に処理して一般式(III): 〔R1〜R5は上記の定義と同じ〕 で表わされるγ−ピリドン誘導体を製造する方法を要旨
とする。
一般式(I)で表わされる化合物は、一般式(IV)また
は(IV)′: 〔式中R1,R2は上記と同じ:lは0〜6の整数、R8はジア
ルキルアミノ基を表わす〕 で表わされる化合物と一般式(V): 〔式中R3,R4は上記と同じ:R9,R10は水素原子アルキル
基あるいはフェニル基を表わすかまたはR9およびR10が
共にアルキル基のときシクロアルキル基を形成してもよ
い〕 で表わされる化合物を反応させるか又は一般式(VI): 〔式中R1,R2は上記と同じ:R11,R12は水素原子、アルキ
ル基、アラルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
異項環基を表わすかまたはR11およびR12か共にアルキル
基のとき1〜3個のヘテロ原子を伴うかまたは伴わずに
環を形成してもよい〕で表わされる化合物と一般式
(V)の化合物とを第3級有機塩基の存在下反応させる
ことによって容易に得られる。R3が水素原子でありかつ
R4がメチル基である場合には、一般式(V)の化合物の
かわりに、ジケテンを用いることができる。〔又、一般
式(I)の化合物は、その他の既知の方法によって得る
こともできる。〕 R1の定義において、アルキル基としてはメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペン
チル、オクチル、ドデシルのような炭素数1〜12の直鎖
状あるいは分岐状のアルキル基があげられる。
は(IV)′: 〔式中R1,R2は上記と同じ:lは0〜6の整数、R8はジア
ルキルアミノ基を表わす〕 で表わされる化合物と一般式(V): 〔式中R3,R4は上記と同じ:R9,R10は水素原子アルキル
基あるいはフェニル基を表わすかまたはR9およびR10が
共にアルキル基のときシクロアルキル基を形成してもよ
い〕 で表わされる化合物を反応させるか又は一般式(VI): 〔式中R1,R2は上記と同じ:R11,R12は水素原子、アルキ
ル基、アラルキル基、シクロアルキル基、アリール基、
異項環基を表わすかまたはR11およびR12か共にアルキル
基のとき1〜3個のヘテロ原子を伴うかまたは伴わずに
環を形成してもよい〕で表わされる化合物と一般式
(V)の化合物とを第3級有機塩基の存在下反応させる
ことによって容易に得られる。R3が水素原子でありかつ
R4がメチル基である場合には、一般式(V)の化合物の
かわりに、ジケテンを用いることができる。〔又、一般
式(I)の化合物は、その他の既知の方法によって得る
こともできる。〕 R1の定義において、アルキル基としてはメチル、エチ
ル、プロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペン
チル、オクチル、ドデシルのような炭素数1〜12の直鎖
状あるいは分岐状のアルキル基があげられる。
R2の定義においてアラルキル基としては、置換されてい
てもよいアリール基で置換されたアルキル基;アリール
基としては、ハロゲン原子、アルキル基もしくはアルコ
キシ基で置換されていてもよいフェニル基またはナフチ
ル基;5もしくは6員の異項環基としては、5もしくは6
員の置換されていてもよい異項環基が含まれる。
てもよいアリール基で置換されたアルキル基;アリール
基としては、ハロゲン原子、アルキル基もしくはアルコ
キシ基で置換されていてもよいフェニル基またはナフチ
ル基;5もしくは6員の異項環基としては、5もしくは6
員の置換されていてもよい異項環基が含まれる。
R3,R4定義において、アルキル基としてはR1におえる例
示と同じものが;アリール基及びアラルキル基としては
R2における例示と同じものが;ハロゲン化アルキル基と
してはトリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロ
メチルなどが含まれる。
示と同じものが;アリール基及びアラルキル基としては
R2における例示と同じものが;ハロゲン化アルキル基と
してはトリフルオロメチル、ジフルオロメチル、クロロ
メチルなどが含まれる。
R6の定義において、アルキル基としてはR1における例示
と同じものが;アルケニル基またはアルキニル基として
は炭素数2〜7のアルケニル基またはアルキニル基が;
シクロアルキル基としては炭素数3〜7のシクロアルキ
ル基が;またはアルキルチオ基としては炭素数1〜12の
アルコキシ基またはアルキルチオ基;アリールチオ基と
してはR1において例示したアリール基を含むアリ−ルチ
オ基が含まれる。
と同じものが;アルケニル基またはアルキニル基として
は炭素数2〜7のアルケニル基またはアルキニル基が;
シクロアルキル基としては炭素数3〜7のシクロアルキ
ル基が;またはアルキルチオ基としては炭素数1〜12の
アルコキシ基またはアルキルチオ基;アリールチオ基と
してはR1において例示したアリール基を含むアリ−ルチ
オ基が含まれる。
この発明の方法において用いられる無機または有機の塩
基としては水酸リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸
化バリウムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水酸化物;ナトリウムメトキサイド、ナトリウムエト
キサイド、カリウムメトキサイド、カリウムエトキサイ
ドなどのアルカリ金属のアルコキサイド;炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属の炭酸塩;リン酸
ナトリウム、リン酸カリウムなどのアルカリ金属のリン
酸塩;ホウ酸カリウムなどのアルカリ金属のホウ酸塩;
酢酸ナトリウム、ギ酸カリウムなどのアルカリ金属の有
機酸塩;テトラプロピルアンモニウムハイドロオキサイ
ド、テトラブチルアンモニウムハイドロオキサイド、ト
リオクチルメチルアンモニウムハイドロオキサイド、ベ
ンジルトリメチルアンモニウムハイドロオキサイドなど
の第4級アルキルアンモニウムハイドロオキサイド;ア
ンバ−リスト−A−26(OH-形)、アンバ−リスト−27
(OH-形)などの交換基が第4級アンモニウムハイドロ
オキサイドである陰イオン交換樹脂;トリエチルアミ
ン、トリプロピルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミ
ノピリジン、1,4−ジアザビシクロ〔2.2.0〕オクタン、
1,5−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン−5などの第
3級有機塩基;又は、式(II)の化合物自身などが挙げ
られる。
基としては水酸リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸
化バリウムなどのアルカリ金属またはアルカリ土類金属
の水酸化物;ナトリウムメトキサイド、ナトリウムエト
キサイド、カリウムメトキサイド、カリウムエトキサイ
ドなどのアルカリ金属のアルコキサイド;炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属の炭酸塩;リン酸
ナトリウム、リン酸カリウムなどのアルカリ金属のリン
酸塩;ホウ酸カリウムなどのアルカリ金属のホウ酸塩;
酢酸ナトリウム、ギ酸カリウムなどのアルカリ金属の有
機酸塩;テトラプロピルアンモニウムハイドロオキサイ
ド、テトラブチルアンモニウムハイドロオキサイド、ト
リオクチルメチルアンモニウムハイドロオキサイド、ベ
ンジルトリメチルアンモニウムハイドロオキサイドなど
の第4級アルキルアンモニウムハイドロオキサイド;ア
ンバ−リスト−A−26(OH-形)、アンバ−リスト−27
(OH-形)などの交換基が第4級アンモニウムハイドロ
オキサイドである陰イオン交換樹脂;トリエチルアミ
ン、トリプロピルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミ
ノピリジン、1,4−ジアザビシクロ〔2.2.0〕オクタン、
1,5−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデセン−5などの第
3級有機塩基;又は、式(II)の化合物自身などが挙げ
られる。
塩基の使用量は、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウムな
ど比較的強い塩基の場合は、式(I)の化合物に対して
触媒量で充分であるが、トリエチルアミンなど比較的弱
い塩基を用いる場合には式(I)の化合物に対して過剰
量、好ましくは2当量以上用いると好結果が得られる。
ど比較的強い塩基の場合は、式(I)の化合物に対して
触媒量で充分であるが、トリエチルアミンなど比較的弱
い塩基を用いる場合には式(I)の化合物に対して過剰
量、好ましくは2当量以上用いると好結果が得られる。
式(II)の化合物は、通常式(I)の化合物に対して1
〜2当量用いる。又、式(II)の化合物自体を塩基とし
て用いることも可能である。この場合には、式(II)の
化合物を式(I)の化合物に対して2当量以上用いると
好結果が得られる。他に塩基が存在しない場合には、式
(II)の化合物を式(I)の化合物に対して当量用いて
も、目的物である式(III)の化合物は極めて低い収率
でしか得られない。
〜2当量用いる。又、式(II)の化合物自体を塩基とし
て用いることも可能である。この場合には、式(II)の
化合物を式(I)の化合物に対して2当量以上用いると
好結果が得られる。他に塩基が存在しない場合には、式
(II)の化合物を式(I)の化合物に対して当量用いて
も、目的物である式(III)の化合物は極めて低い収率
でしか得られない。
反応溶媒としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、ヘ
キサンなどの炭化水素;塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロエタンなどのハロゲン化物;ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アニソールなど
のエーテル;メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコールなどのアルコール;水素又はこれらの混合物が
用いられる。
キサンなどの炭化水素;塩化メチレン、クロロホルム、
ジクロロエタンなどのハロゲン化物;ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、アニソールなど
のエーテル;メタノール、エタノール、イソプロピルア
ルコールなどのアルコール;水素又はこれらの混合物が
用いられる。
反応温度は60℃以下が好ましいが、反応速度の点および
収率、操作上の点から−10℃から40℃の範囲が特に好ま
しい。60℃を越えると副反応が著しくなって不利であ
る。
収率、操作上の点から−10℃から40℃の範囲が特に好ま
しい。60℃を越えると副反応が著しくなって不利であ
る。
(発明の効果) この発明の方法により、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
3−ピリジンカルボキサミド化合物が入手しやすい原料
を用い、簡単な操作によって収率良く得ることができる
ようになった。
3−ピリジンカルボキサミド化合物が入手しやすい原料
を用い、簡単な操作によって収率良く得ることができる
ようになった。
以下実施例によって、この発明をさらに具体的に説明す
る。
る。
実施例1 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェ
ニル−1−フェニルメチル−3−ピリジンカルボキサミ
ドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド2.43g(10mmol)、ベンジルア
ミン1.61g(15mmol)、エタノール15ml、水3mlおよび2N
炭酸ナトリウム水溶液0.5mlの混合物を室温で終夜攪伴
した。析出した結晶を濾過、乾燥し、題記化合物2.56g
(収率77%)を得た。融点180.5−181.5℃。
ニル−1−フェニルメチル−3−ピリジンカルボキサミ
ドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド2.43g(10mmol)、ベンジルア
ミン1.61g(15mmol)、エタノール15ml、水3mlおよび2N
炭酸ナトリウム水溶液0.5mlの混合物を室温で終夜攪伴
した。析出した結晶を濾過、乾燥し、題記化合物2.56g
(収率77%)を得た。融点180.5−181.5℃。
比較例1 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド2.43g(10mmol)、ベンジルア
ミン1.07g(10mmol)、エタノール15mlおよび水3mlの混
合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物を1H-NMRによっ
て分析した結果、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
オキソ−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリ
ジンカルボキサミドはトレース程度であった。
ン−3−カルボキサミド2.43g(10mmol)、ベンジルア
ミン1.07g(10mmol)、エタノール15mlおよび水3mlの混
合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物を1H-NMRによっ
て分析した結果、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−
オキソ−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリ
ジンカルボキサミドはトレース程度であった。
実施例2 1−ヘキシル−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−N−
(2,6−ジメチルフェニル)−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−
ソキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点114.5
−115℃)3.00g(11.1mmol)、ヘキシルアミン1.68g(1
6.6mmol)、エタノール18ml、水3.5mlおよび2N炭酸ナト
リウム水溶液0.55mlの混合物を室温で終夜攪拌した。反
応混合物に酢酸エチル50mlおよび無水硫酸ナトリウムを
入れてよく振りまぜた後、濾過し、その濾液を濃縮し、
残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合液から晶析して題記
化合物3.20g(収率82%)を得た。融点119−120.5℃。
(2,6−ジメチルフェニル)−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−N−(2,6−ジメチルフェニル)−4−
ソキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点114.5
−115℃)3.00g(11.1mmol)、ヘキシルアミン1.68g(1
6.6mmol)、エタノール18ml、水3.5mlおよび2N炭酸ナト
リウム水溶液0.55mlの混合物を室温で終夜攪拌した。反
応混合物に酢酸エチル50mlおよび無水硫酸ナトリウムを
入れてよく振りまぜた後、濾過し、その濾液を濃縮し、
残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合液から晶析して題記
化合物3.20g(収率82%)を得た。融点119−120.5℃。
実施例3 N−(4−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジ
メチル−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−オキ
ソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(4−クロロフェニル)−2,6−ジメチル−4−オ
キソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点194−197
℃)833mg(3mmol)、N,N−ジメチルエチレンジアミン
0.40g(4.5mmol)エタノール5ml、水1mlおよび2N炭酸ナ
トリウム水溶液0.15mlの混合物を室温で8時間攪伴し
た。反応混合物に酢酸エチル20mlおよび無水硫酸ナトリ
ウムを入れてよく振りまぜた後、濾過し、その濾液を濃
縮し、残渣を酢酸エチルとヘキサンとの混合液から晶析
して題記化合物770mg(収率74%)を得た。融点162−16
4℃。
メチル−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−オキ
ソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(4−クロロフェニル)−2,6−ジメチル−4−オ
キソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点194−197
℃)833mg(3mmol)、N,N−ジメチルエチレンジアミン
0.40g(4.5mmol)エタノール5ml、水1mlおよび2N炭酸ナ
トリウム水溶液0.15mlの混合物を室温で8時間攪伴し
た。反応混合物に酢酸エチル20mlおよび無水硫酸ナトリ
ウムを入れてよく振りまぜた後、濾過し、その濾液を濃
縮し、残渣を酢酸エチルとヘキサンとの混合液から晶析
して題記化合物770mg(収率74%)を得た。融点162−16
4℃。
実施例4 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−
(3−メトキシプロピル)−2,6−ジメチル−4−オキ
ソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点83.5−
84.5℃)3.00g(10.0mmol)、3−メトキシプロピルア
ミン1.34g(15.0mmol)、エタノール17.5ml、水3.5mlお
よび2N炭酸ナトリウム水溶液0.5mlの混合物を室温で終
夜攪伴した。反応混合物に酢酸エチル60mlおよび無水硫
酸ナトリウムを入れてよく振りまぜた後濾過し、その濾
液を濃縮し、残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合液から
晶析して題記化合物2.94g(収率79%)を得た。融点106
−107℃。
(3−メトキシプロピル)−2,6−ジメチル−4−オキ
ソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点83.5−
84.5℃)3.00g(10.0mmol)、3−メトキシプロピルア
ミン1.34g(15.0mmol)、エタノール17.5ml、水3.5mlお
よび2N炭酸ナトリウム水溶液0.5mlの混合物を室温で終
夜攪伴した。反応混合物に酢酸エチル60mlおよび無水硫
酸ナトリウムを入れてよく振りまぜた後濾過し、その濾
液を濃縮し、残渣を酢酸エチルとヘキサンの混合液から
晶析して題記化合物2.94g(収率79%)を得た。融点106
−107℃。
実施例5 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−
(2−ヒドロキシエチル)−2,6−ジメチル−4−オキ
ソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 3−メトキシプロピルアミンのかわりに、2−アミノエ
タノールを用いる以外は実施例4と同様の操作を行うこ
とにより題記化合物2.26g(収率66%)を得た。融点203
−205℃。
(2−ヒドロキシエチル)−2,6−ジメチル−4−オキ
ソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 3−メトキシプロピルアミンのかわりに、2−アミノエ
タノールを用いる以外は実施例4と同様の操作を行うこ
とにより題記化合物2.26g(収率66%)を得た。融点203
−205℃。
実施例6 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1−
〔2,2−ビス(メトキシ)エチル〕−2,6−ジメチル−4
−オキソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 3−メトキシプロピルアミンのかわりに、2,2−ビス
(メトキシ)エチルアミンを用いる以外は実施例4と同
様の反応操作を行った後、反応混合物を濃縮し、残渣を
シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーによって
処理し油状の題記化合物1.55g(収率40%)を得た。
〔2,2−ビス(メトキシ)エチル〕−2,6−ジメチル−4
−オキソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 3−メトキシプロピルアミンのかわりに、2,2−ビス
(メトキシ)エチルアミンを用いる以外は実施例4と同
様の反応操作を行った後、反応混合物を濃縮し、残渣を
シリカゲルを用いたカラムクロマトグラフィーによって
処理し油状の題記化合物1.55g(収率40%)を得た。
実施例7 N−(2,6−ジエチルフェニル)−6−トリフルオロメ
チル−1,4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ−1−
(2−フェニルエチル)−3−ピリジンカルボキサミド
の合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−6−トリフルオロメ
チル−2−メチル−4−オキソ−4H−ピラン−3−カル
ボキサミド(融点140−141℃)0.90g(2.55mmol)、2
−フェニルエチルアミン0.46g(3.82mmol)、エタノー
ル9ml、水1mlおよび2N炭酸ナトリウム水溶液0.15mlの混
合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物に水を加えて、
析出した結晶を濾過、乾燥して、題記化合物1.01g(収
率87%)を得た。
チル−1,4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ−1−
(2−フェニルエチル)−3−ピリジンカルボキサミド
の合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−6−トリフルオロメ
チル−2−メチル−4−オキソ−4H−ピラン−3−カル
ボキサミド(融点140−141℃)0.90g(2.55mmol)、2
−フェニルエチルアミン0.46g(3.82mmol)、エタノー
ル9ml、水1mlおよび2N炭酸ナトリウム水溶液0.15mlの混
合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物に水を加えて、
析出した結晶を濾過、乾燥して、題記化合物1.01g(収
率87%)を得た。
融点179−180℃。
実施例8 1,4−ジヒドロ−N−(2,4−ジメトキシピリミジン−6
−イル)−2,6−ジメチル−4−オキソ−1−フェニル
メチル−3−ピリジンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミドのかわりに、N−(2,4−ジメ
トキシピリミジン−6−イル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点202−2
03.5℃)を用いる以外は実施例1と同様に操作を行うこ
とにより、題記化合物を収率78%で得た。
−イル)−2,6−ジメチル−4−オキソ−1−フェニル
メチル−3−ピリジンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミドのかわりに、N−(2,4−ジメ
トキシピリミジン−6−イル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点202−2
03.5℃)を用いる以外は実施例1と同様に操作を行うこ
とにより、題記化合物を収率78%で得た。
融点196−198℃。
実施例9 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−N−(2−メチル−1,
3,4−チアジアゾール−5−イル)−4−オキソ−1−
フェニルメチル−3−ピリジンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミドのかわりに2,6−ジメチル−N
−(2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−イル)
−4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点
203−204℃)を用いる以外は実施例1と同様の操作を行
うことにより、題記化合物を収率73%で得た。融点240
−242℃。
3,4−チアジアゾール−5−イル)−4−オキソ−1−
フェニルメチル−3−ピリジンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミドのかわりに2,6−ジメチル−N
−(2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−イル)
−4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点
203−204℃)を用いる以外は実施例1と同様の操作を行
うことにより、題記化合物を収率73%で得た。融点240
−242℃。
実施例10 1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−N−(1
−フェニルエチル)−1−フェニルメチル−3−ピリジ
ンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミドのかわりに2,6−ジメチル−4
−オキソ−N−(1−フェニルエチル)−4H−ピラン−
3−カルボキサミドを用いる以外は、実施例1と同様の
操作を行うことにより、題記化合物を収率75%で得た。
−フェニルエチル)−1−フェニルメチル−3−ピリジ
ンカルボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミドのかわりに2,6−ジメチル−4
−オキソ−N−(1−フェニルエチル)−4H−ピラン−
3−カルボキサミドを用いる以外は、実施例1と同様の
操作を行うことにより、題記化合物を収率75%で得た。
融点173.5−175℃。
実施例11 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,5,
6−トリメチル−4−オキソ−1−フェニルメチル−3
−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,5,6−トリメチル−
4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点74
−75℃)0.94g(3mmol)、ベンジルアミン0.48g(4.5mm
ol)、トルエン5mlおよび1N水酸化ナトリウムメタノー
ル溶液0.3mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合
物に水を加えた後、分液ロートに移してよく振りまぜ
た。有機層を常法により乾燥、濾過、濃縮し、残渣をイ
ソプロピルエーテルとジエチルエーテルの混合液から晶
析し題記化合物0.88g(収率73%)を得た。融点172−17
4℃。
6−トリメチル−4−オキソ−1−フェニルメチル−3
−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,5,6−トリメチル−
4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点74
−75℃)0.94g(3mmol)、ベンジルアミン0.48g(4.5mm
ol)、トルエン5mlおよび1N水酸化ナトリウムメタノー
ル溶液0.3mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合
物に水を加えた後、分液ロートに移してよく振りまぜ
た。有機層を常法により乾燥、濾過、濃縮し、残渣をイ
ソプロピルエーテルとジエチルエーテルの混合液から晶
析し題記化合物0.88g(収率73%)を得た。融点172−17
4℃。
実施例12 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4,5,6,7,8,−ヘキ
サヒドロ−2−メチル−4−オキソ−1−(2−フェニ
ルエチル)−3−キノリンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−5,6,7,8,−テトラヒ
ドロ−2−メチル−4−オキソ−4H−クロメン−3−カ
ルボキサミド(融点115−117℃)1.30g(3.83mmol)、
2−フェニルエチルアミン0.70g(5.74mmol)、エタノ
ール10ml、水2ml及び1N水酸化ナトリウム水溶液0.8mlの
混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物から減圧下に
溶媒を除去した後、酢酸エチル及び水を加え分液ロート
に移してよく振りまぜた。有機層を常法により乾燥、濾
過、濃縮し、残渣を酢酸エチルから晶析して題記化合物
0.70g(収率41%)を得た。融点188−190℃。
サヒドロ−2−メチル−4−オキソ−1−(2−フェニ
ルエチル)−3−キノリンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−5,6,7,8,−テトラヒ
ドロ−2−メチル−4−オキソ−4H−クロメン−3−カ
ルボキサミド(融点115−117℃)1.30g(3.83mmol)、
2−フェニルエチルアミン0.70g(5.74mmol)、エタノ
ール10ml、水2ml及び1N水酸化ナトリウム水溶液0.8mlの
混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物から減圧下に
溶媒を除去した後、酢酸エチル及び水を加え分液ロート
に移してよく振りまぜた。有機層を常法により乾燥、濾
過、濃縮し、残渣を酢酸エチルから晶析して題記化合物
0.70g(収率41%)を得た。融点188−190℃。
実施例13 1−ブチル−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−5−フェニルメ
チル−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−5−フェニルメチル−4H−ピラン−3−カルボ
キサミド(融点95−96℃)1.00g(2.57mmol)、ブチル
アミン0.28g(3.85mmol)、トルエン5ml及び1N水酸化ナ
トリウムメタノール溶液0.9mlの混合物を室温で2日間
攪伴した。反応混合物に水を加えた後、分液ロートに移
してよく振りまぜた。有機層を常法により乾燥、濾過、
濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
よって処理し、油状の題記化合物0.75g(収率66%)を
得た。
ヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−5−フェニルメ
チル−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−5−フェニルメチル−4H−ピラン−3−カルボ
キサミド(融点95−96℃)1.00g(2.57mmol)、ブチル
アミン0.28g(3.85mmol)、トルエン5ml及び1N水酸化ナ
トリウムメタノール溶液0.9mlの混合物を室温で2日間
攪伴した。反応混合物に水を加えた後、分液ロートに移
してよく振りまぜた。有機層を常法により乾燥、濾過、
濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに
よって処理し、油状の題記化合物0.75g(収率66%)を
得た。
実施例14 1,4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ−N−フェニ
ル−1−フェニルメチル−6−プロピル−3−ピリジン
カルボキサミドの合成 2−メチル−4−オキソ−N−フェニル−6−プロピル
−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点133−134℃)
1.00g(3.69mmol)、ベンジルアミン0.59g(5.53mmo
l)、トルエン5ml及び1N水酸化ナトリウムメタノール溶
液0.4mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物に
水及びエチルエーテルを加え、析出した結晶を濾過、乾
燥して、題記化合物1.11g(収率83%)を得た。融点112
−113℃。
ル−1−フェニルメチル−6−プロピル−3−ピリジン
カルボキサミドの合成 2−メチル−4−オキソ−N−フェニル−6−プロピル
−4H−ピラン−3−カルボキサミド(融点133−134℃)
1.00g(3.69mmol)、ベンジルアミン0.59g(5.53mmo
l)、トルエン5ml及び1N水酸化ナトリウムメタノール溶
液0.4mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物に
水及びエチルエーテルを加え、析出した結晶を濾過、乾
燥して、題記化合物1.11g(収率83%)を得た。融点112
−113℃。
実施例15 N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−1,4−ジヒ
ドロ−2,5,6−トリメチル−4−オキソ−1−(2−フ
ェニルエチル)−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2,5,6−ト
リメチル−4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミ
ド(融点170−171℃)0.65g(2.13mmol)、2−フェニ
ルエチルアミン0.39g(3.19mmol)、トルエン5ml及び1N
水酸化ナトリウムメタノール溶液0.6mlの混合物を室温
で終夜攪伴した。反応混合物に水及びエチルエ−テルを
加え、析出した結晶を濾過、乾燥して、題記化合物0.62
g(収率71%)を得た。融点200−202℃。
ドロ−2,5,6−トリメチル−4−オキソ−1−(2−フ
ェニルエチル)−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−2,5,6−ト
リメチル−4−オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミ
ド(融点170−171℃)0.65g(2.13mmol)、2−フェニ
ルエチルアミン0.39g(3.19mmol)、トルエン5ml及び1N
水酸化ナトリウムメタノール溶液0.6mlの混合物を室温
で終夜攪伴した。反応混合物に水及びエチルエ−テルを
加え、析出した結晶を濾過、乾燥して、題記化合物0.62
g(収率71%)を得た。融点200−202℃。
実施例16 1,4−ジヒドロ−4−オキソ−N−フェニル−2,6−ジプ
ロピル−1−(2−ピリジルメチル−3−ピリジンカル
ボキサミドの合成 4−オキソ−N−フェニル−2,6−ジプロピル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド(融点103.5−105℃)1.00g
(3.34mmol)、2−ピリジルメチルアミン0.54g(5.01m
mol)、トルエン5ml及び1N水酸化ナトリウムメタノール
溶液1mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物に
酢酸エチル及び水を加え、分液ロートに移してよく振り
まぜた。有機層から溶媒を減圧下に除去し、その残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって処理した
後、酢酸エチル及びヘキサンの混合液から晶析して題記
化合物1.00g(収率77%)を得た。融点93.5−95℃。
ロピル−1−(2−ピリジルメチル−3−ピリジンカル
ボキサミドの合成 4−オキソ−N−フェニル−2,6−ジプロピル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド(融点103.5−105℃)1.00g
(3.34mmol)、2−ピリジルメチルアミン0.54g(5.01m
mol)、トルエン5ml及び1N水酸化ナトリウムメタノール
溶液1mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合物に
酢酸エチル及び水を加え、分液ロートに移してよく振り
まぜた。有機層から溶媒を減圧下に除去し、その残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィーによって処理した
後、酢酸エチル及びヘキサンの混合液から晶析して題記
化合物1.00g(収率77%)を得た。融点93.5−95℃。
実施例17 1−ブチル−1,4−ジヒドロ−2−メチル−4−オキソ
−N,6−ジフェニル−3−ピリジンカルボキサミドの合
成 2−メチル−4−オキソ−N,6−−ジフェニル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド(融点165−167℃)0.92g(3
mmol)、ブチルアミン2.20g(30mmol)、エタノール8m
l、水1ml及び1N水酸化ナトリウム水溶液0.6mlの混合物
を室温で終夜攪伴した。反応混合物から溶媒を減圧下に
除去した後、水及びエチルエーテルを加え、析出した結
晶を濾過、乾燥し、題記化合物0.77g(収率71%)を得
た。融点181−183℃。
−N,6−ジフェニル−3−ピリジンカルボキサミドの合
成 2−メチル−4−オキソ−N,6−−ジフェニル−4H−ピ
ラン−3−カルボキサミド(融点165−167℃)0.92g(3
mmol)、ブチルアミン2.20g(30mmol)、エタノール8m
l、水1ml及び1N水酸化ナトリウム水溶液0.6mlの混合物
を室温で終夜攪伴した。反応混合物から溶媒を減圧下に
除去した後、水及びエチルエーテルを加え、析出した結
晶を濾過、乾燥し、題記化合物0.77g(収率71%)を得
た。融点181−183℃。
実施例18 1−(3−クロロフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジ
メチル−4−オキソ−N−フェニル−3−ピリジンカル
ボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド1.00g(4.11mmol)、m−クロ
ロアニリン0.79g(6.17mmol)、トルエン5ml及び1N水酸
化ナトリウムメタノール溶液3mlの混合物を室温で2日
間攪伴した。反応混合物から溶媒を減圧下に除去した
後、残渣に塩化メチレン及び水を加え、分液ロートに移
してよく振りまぜた。有機層を常法により乾燥、濃縮
し、残渣をエチルエーテルから晶析して題記化合物0.84
g(収率58%)を得た。
メチル−4−オキソ−N−フェニル−3−ピリジンカル
ボキサミドの合成 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド1.00g(4.11mmol)、m−クロ
ロアニリン0.79g(6.17mmol)、トルエン5ml及び1N水酸
化ナトリウムメタノール溶液3mlの混合物を室温で2日
間攪伴した。反応混合物から溶媒を減圧下に除去した
後、残渣に塩化メチレン及び水を加え、分液ロートに移
してよく振りまぜた。有機層を常法により乾燥、濃縮
し、残渣をエチルエーテルから晶析して題記化合物0.84
g(収率58%)を得た。
融点207−209℃。
比較例2 2,6−ジメチル−4−オキソ−N−フェニル−4H−ピラ
ン−3−カルボキサミド1.50g(6.17mmol)、m−クロ
ロアニリン0.87g(6.78mmol)、p−トルエンスルホン
酸1水和物20mg及びトルエン15mlの混合物を3時間加熱
還流した。反応混合物から溶媒を減圧下に除去した後、
残渣を1H-NMRで分析した結果1−(3−クロロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−N
−フェニル−3−ピリジンカルボキサミドはトレース程
度であった。
ン−3−カルボキサミド1.50g(6.17mmol)、m−クロ
ロアニリン0.87g(6.78mmol)、p−トルエンスルホン
酸1水和物20mg及びトルエン15mlの混合物を3時間加熱
還流した。反応混合物から溶媒を減圧下に除去した後、
残渣を1H-NMRで分析した結果1−(3−クロロフェニ
ル)−1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−N
−フェニル−3−ピリジンカルボキサミドはトレース程
度であった。
実施例19 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6
ジメチル−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−オ
キソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド1.50g(5.01m
mol)、N,N−ジメチルエチレンジアミン0.44g(5.01mmo
l)、トリエチルアミン10.2g(100mmol)、エタノール2
5ml及び水5mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合
物から減圧下に溶媒及びトリエチルアミンを除去した
後、残渣をイソプロピルエーテルから晶析し、題記化合
物1.52g(収率82%)を得た。融点121−122℃。
ジメチル−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−オ
キソ−3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド1.50g(5.01m
mol)、N,N−ジメチルエチレンジアミン0.44g(5.01mmo
l)、トリエチルアミン10.2g(100mmol)、エタノール2
5ml及び水5mlの混合物を室温で終夜攪伴した。反応混合
物から減圧下に溶媒及びトリエチルアミンを除去した
後、残渣をイソプロピルエーテルから晶析し、題記化合
物1.52g(収率82%)を得た。融点121−122℃。
実施例20 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−2,6
−ジメチル−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−
オキソ−3−ピリジカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド1.50g(5.01m
mol)、N,N−ジメチルエチレンジアミン8.82ml(100mmo
l)、エタノール25ml及び水5mlの混合物を室温で7時間
攪伴した。反応混合物から減圧下に溶媒及び未反応のN,
N−ジメチルエチレンジアミンを除去した後、残渣をイ
ソプロピルエーテルから晶析し、題記化合物1.52g(収
率82%)を得た。
−ジメチル−1−(2−ジメチルアミノエチル)−4−
オキソ−3−ピリジカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−2,6−ジメチル−4−
オキソ−4H−ピラン−3−カルボキサミド1.50g(5.01m
mol)、N,N−ジメチルエチレンジアミン8.82ml(100mmo
l)、エタノール25ml及び水5mlの混合物を室温で7時間
攪伴した。反応混合物から減圧下に溶媒及び未反応のN,
N−ジメチルエチレンジアミンを除去した後、残渣をイ
ソプロピルエーテルから晶析し、題記化合物1.52g(収
率82%)を得た。
融点121−122℃。
実施例21 N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジヒドロ−1,5,
6−トリメチル−4−オキソ−2−プロピル−3−ピリ
ジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−5,6−ジメチル−4−
オキソ−2−プロピル−4H−ピラン−3−カルボキサミ
ド(融点59.5−61℃)0.93g(2.72mmol)、40%メチル
アミン水溶液2.7ml及びエタノール5mlの混合物を室温で
終夜攪伴した。反応混合物から減圧下に未反応のメチル
アミン及び溶媒を除去した後、残渣をエチルエーテルと
ヘキサンの混合液から晶析することにより、題記化合物
0.81g(収率84%)を得た。
6−トリメチル−4−オキソ−2−プロピル−3−ピリ
ジンカルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−5,6−ジメチル−4−
オキソ−2−プロピル−4H−ピラン−3−カルボキサミ
ド(融点59.5−61℃)0.93g(2.72mmol)、40%メチル
アミン水溶液2.7ml及びエタノール5mlの混合物を室温で
終夜攪伴した。反応混合物から減圧下に未反応のメチル
アミン及び溶媒を除去した後、残渣をエチルエーテルと
ヘキサンの混合液から晶析することにより、題記化合物
0.81g(収率84%)を得た。
融点148−150.5℃。
以上の実施例記載の合成によって得られた化合物の赤外
線吸収スペクトル(IR)及びプロトン核磁気共鳴スペク
トル(1H-NMR)の抜粋データを表に記した。IRスペクト
ルデータからは約1600−1700cm-1の範囲にある吸収極大
の波数を、また1H-NMRスペクトルデータからは一重線の
シグナル(ピリジン環の1位窒素に直結したメチレン基
のもの及びアミドのプロトンは除外した)の化学シフト
及びプロトン数を記した。
線吸収スペクトル(IR)及びプロトン核磁気共鳴スペク
トル(1H-NMR)の抜粋データを表に記した。IRスペクト
ルデータからは約1600−1700cm-1の範囲にある吸収極大
の波数を、また1H-NMRスペクトルデータからは一重線の
シグナル(ピリジン環の1位窒素に直結したメチレン基
のもの及びアミドのプロトンは除外した)の化学シフト
及びプロトン数を記した。
Claims (6)
- 【請求項1】一般式(I): 〔R1はアルキル基:R2はアラルキル基;ハロゲン原子、
アルキル基もしくはアルコキシ基で置換されていてもよ
いアリール基;又は5もしくは6員の異項環基:R3、R4
はそれぞれ同一もしくは異なって、水素原子;アルキル
基;ハロゲン化アルキル基;ハロゲン原子、アルキル基
もしくはアルコキン基で置換されていてもよいアリール
基又は、アラルキル基を表すか;あるいはR3及びR4は一
緒に−(CH2)m−(mは3又は4である)を表わす〕 で表わされる化合物と一般式(II): R5NH2 (II) 〔R5は−(CH2)n-R6(nは1〜4の整数、R6は水素原
子;アルキル基;アルケニル基;アルキニル基;シクロ
アルキル基;アルコキシ基;アルキルチオ基;アリール
チオ基;ハロゲン原子;メルカプト基;ヒドロキシ基;
置換されてもよいアミノ基;カルボキシ基;アルコキシ
カルボニル基;シアノ基;置換されてもよいカルバモイ
ル基;アルキル基,ハロゲン原子もしくはアルコキシ基
で置換されていてもよいアリール基;または5もしくは
6員の異項環基)を表わす〕 で表わされる化合物とを、無機または有機の塩基の存在
下に処理して 一般式(III): 〔R1〜R5は上記の定義と同じ〕 で表わされるγ−ピリドン誘導体を製造する方法。 - 【請求項2】塩基がアルカリ金属またはアルカリ土類金
属の水酸化物、炭酸塩もしくはアルコキサイド又は第4
級アンモニウムハイドロオキサイドである特許請求の範
囲第1項記載の方法。 - 【請求項3】塩基が触媒量用いられる特許請求の範囲第
2項記載の方法。 - 【請求項4】塩基が第3級有機塩基である特許請求の範
囲第1項記載の方法。 - 【請求項5】塩基として、過剰量の式(II)の化合物を
用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項6】一般式(I)の化合物と一般式(II)の化
合物との処理が−10℃〜40℃で行われる特許請求の範囲
第1〜4項記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9403286A JPH075559B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | γ−ピリドン誘導体の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9403286A JPH075559B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | γ−ピリドン誘導体の製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62249973A JPS62249973A (ja) | 1987-10-30 |
JPH075559B2 true JPH075559B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=14099222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9403286A Expired - Lifetime JPH075559B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | γ−ピリドン誘導体の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH075559B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6194427B1 (en) * | 1998-02-26 | 2001-02-27 | Neurogen Corporation | Substituted cycloalkyl-4-Oxonicotinic carboxamides; gaba brain receptor ligands |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP9403286A patent/JPH075559B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62249973A (ja) | 1987-10-30 |
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