JPH0755237B2 - 配管端末器 - Google Patents

配管端末器

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JPH0755237B2
JPH0755237B2 JP4283562A JP28356292A JPH0755237B2 JP H0755237 B2 JPH0755237 B2 JP H0755237B2 JP 4283562 A JP4283562 A JP 4283562A JP 28356292 A JP28356292 A JP 28356292A JP H0755237 B2 JPH0755237 B2 JP H0755237B2
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socket
housing
plug
hole
locking member
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正二 小竹
寿 坪子
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Koike Sanso Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管端末器に関し、特に
病院の手術室や集中治療室或いは病室に設置される医療
用配管の端末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近建設された病院では、医療用酸素ガ
ス,圧縮エア,笑気ガス等のガス配管或いは吸引用の真
空配管等を建物の壁内に敷設し、手術室や集中治療室或
いは病室に配管端末器を設置することで、各種ガスの集
中管理を行うと共に病室等にガスボンベを搬送する作業
を排除して労力の軽減化をはかることが多い。
【0003】上記配管端末器は、一般に図8(a),
(b)に示すように構成されている。即ち、筐体91は図
示しない壁面に埋設して設置され、該筐体91に壁内に敷
設された配管92と接続されたベースブロック93が固定さ
れている。このベースブロック93にソケット94が取り付
けられている。筐体91はカバー95によって表面が被蓋さ
れ、ソケット94はカバー95から室内側に突出するように
設けられている。またソケット94には通常ダストキャッ
プ96が取り付けられており、該キャップ96によって非使
用時にソケット94が汚染されることを防止している。
【0004】上記の如く構成された配管端末器では、ダ
ストキャップ96を取外した後ソケット94にプラグ97を押
し込むことで、ソケット94にプラグ97を装着するように
構成されている。またソケット94に装着されたプラグ97
を一方の手で保持すると共に、他方の手でソケット94の
端部に設けた回動部(図示せず)を回動させ、この回動
と同時にプラグ97をソケット94から引き抜く操作を行う
ことで、装着されたプラグ97を取り外すように構成され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の配管端末器
では、ソケットにプラグを装着する操作は片手で行うこ
とが出来る。然し、ソケットに装着されたプラグを取り
外す操作は両手を使用しなければならない。この配管端
末器は壁面に構成され、且つ病室では壁面にベッドやテ
ーブルが配置されるため、ソケットに装着されたプラグ
を取り外す際に、不安定な姿勢を維持して両手を使って
操作することとなる。このため、汚物の入った吸引ボト
ルを取り外したり酸素マスク等を取り外す場合、これ等
を手に持ったまま作業することが困難であるという問題
がある。
【0006】また壁面からソケットの一部が室内側に突
出していたのでは、患者に如何にも病院という印象を与
え好ましいことではない。また配管端末器を設置する場
合、壁工事の段階で筐体を埋設することが多く、筐体が
傾斜して埋設されることがある。このような筐体を水平
に埋設し直すのは容易ではなく、特に、筐体が傾斜した
状態のままカバーを取り付けた場合には、患者に不快感
や不安感を与える虞がある。
【0007】このため、構成部品を極力筐体の内部に収
容して室内側への突出部がなく、且つ美観を向上させた
配管端末器の開発が要求されている。
【0008】本発明の目的は、ソケットに装着されたプ
ラグを片手で取り外すことが出来、且つ美観を向上させ
た配管端末器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る代表的な配管端末器は、壁内に埋設され
た筐体に壁内に敷設された配管と接続され且つ所定位置
にピンを設けたプラグを着脱可能に構成したソケットを
取り付けて構成した配管端末器に於いて、前記ソケット
を、プラグを挿入したとき該プラグを係止する係止部材
と、装着されたプラグを一方向に回動させたとき前記係
止部材によるプラグの係止を解除する解除機構とを設け
て構成したものである。
【0010】上記配管端末器に於いて、前記筐体に表面
が壁面と略等しくなるようにソケットを取り付けると共
に該筐体の表面を、ソケットに対向する位置にプラグを
挿通する孔を形成し且つ該孔の近傍にバネによって裏面
側に付勢され且つ表裏面側に移動可能に構成された取付
部材を装着すると共に該取付部材に前記孔を被蓋するダ
ストキャップを回動可能に取り付けたカバーによって被
蓋することが好ましい。
【0011】また前記筐体の底面に形成された複数のネ
ジ孔と対向する位置に一つの丸孔と複数の長孔を形成し
たベースプレートと、前記筐体の表面に形成された複数
のネジ孔と対向する位置に一つの丸孔と複数の長孔を形
成した表面プレートとを有し、前記ベースプレートにソ
ケットを固定すると共に前記表面プレートにカバーを固
定することが好ましい。
【0012】
【作用】上記配管端末器によれば、ソケットに対するプ
ラグの着脱を片手で容易に行うことが出来、且つ美観を
向上させることが出来る。
【0013】即ち、壁内に埋設された筐体に取り付けた
ソケットを、該ソケットにプラグを挿入したときにこの
プラグを係止部材によって係止し得るように構成すると
共に、装着されたプラグを一方向に回動させたときに解
除機構によって係止部材によるプラグの係止を解除し得
るように構成したので、ソケットに対するプラグの着脱
をプラグの挿入及びプラグの回動によって行うことが出
来る。従って、片手の操作によりプラグの着脱が可能と
なり、操作性を向上させることが出来る。
【0014】また筐体に表面が壁面と略等しくなるよう
にソケットを取り付け、この筐体の表面をバネによって
裏面側に付勢され且つ表裏面側に移動可能に構成された
取付部材を装着すると共に該取付部材に前記孔を被蓋す
るダストキャップを回動可能に取り付けたカバーによっ
て被蓋した場合には、ダストキャップを片手で回動させ
ることでソケットの表面を露出させて該ソケットにプラ
グを装着することが出来る。
【0015】また非使用時にはダストキャップによって
ソケットを被蓋することで、該ソケットをカバーして汚
染を防止することが可能となり、且つカバー及びダスト
キャップの表面が略壁面と等しくなるため、室内側に対
する突出部がなく美観を向上させることが出来る。
【0016】また筐体の底面に一つの丸孔と複数の長孔
を形成したベースプレートを取り付けてソケットを固定
し、且つ筐体の表面に一つの丸孔と複数の長孔を形成し
た表面プレートを取り付けてカバーを固定するように構
成した場合には、筐体が左右方向に傾斜して壁内に埋設
された場合であっても、ベースプレート及び表面プレー
トを筐体に取り付ける際に、該筐体の傾斜を修正してカ
バーを水平状態に取り付けることが出来る。このため、
少なくともカバーを壁面に対し水平な状態に取り付ける
ことが可能となり、美観を向上させることが出来る。
【0017】
【実施例】以下、上記配管端末器の一実施例について図
を用いて説明する。図1は配管端末器の正面図、図2は
配管端末器の構成を説明する図であり図1の側断面図、
図3は配管端末器の構成を説明するために一部を断面し
た図1の平面図、図4はソケットの要部断面図であり図
2のイ−イ断面図、図5はプラグの側面図、図6はダス
トキャップの取付構造を説明する断面図、図7は筐体の
構成を説明する模式斜視図である。
【0018】図に於いて、配管端末器Aは病院に於ける
所定の壁内に埋設して設置され、表面が略壁面と等しい
面となるように構成されている。この配管端末器Aは、
壁内に埋設される筐体Bと、筐体Bに取り付けられるソ
ケットCと、筐体B及びソケットCの表面を被蓋するカ
バーDとによって構成されている。また配管端末器Aに
は、設置場所に応じて壁内に敷設された医療用酸素ガス
配管,笑気ガス配管,圧縮空気配管,真空配管と接続さ
れる1又は複数のソケットCが設けられている。
【0019】筐体Bは図7に示すように、箱型に形成さ
れた本体1と、本体1の底面1aに取り付けられるベー
スプレート2と、本体1の表面1bに取り付けられる表
面プレート3とによって構成されている。
【0020】本体1は図示しないボルトによって壁面に
形成された窪み内に固定されるものであり、配管端末器
Aに必要なソケットCの数に応じた長さと、ソケットC
を取り付けたとき該ソケットCの表面が略壁面と等しい
面になるような深さを持って形成されている。この本体
1の底面1a及び表面1bには、一定のピッチで複数の
ネジ孔1cが形成されている。
【0021】ベースプレート2はソケットCを取り付け
るための部材であり、本体1が壁内に傾斜して固定され
た場合にこの傾斜を修正し得るように構成されている。
このため、ベースプレート2には本体1の底面1aに形
成されたネジ孔1cと対向して1つの丸孔2aと複数の
長孔2bが形成されている。前記丸孔2aは底面1aの
最も隅部に形成されたネジ孔1cと対向する位置に形成
され、複数の長孔2bは底面1aに形成された他のネジ
孔1cと対向する位置に形成されている。
【0022】従って、本体1が傾斜して壁内に固定され
た場合、ベースプレート2を底面1aに固着する際に、
丸孔2aを中心として長孔2bの長さ範囲でベースプレ
ート2を回動させることで本体1の傾斜を修正してベー
スプレート2を水平に取り付けることが可能である。
【0023】表面プレート3はカバーDを取り付けるた
めの部材であり、本体1が壁内に傾斜して固定された場
合にこの傾斜を修正し得るように構成されている。この
ため、表面プレート3にはベースプレート2と同様に、
本体1の表面1bに形成された最も隅部のネジ孔1cと
対向する位置に丸孔3aが形成され、他のネジ孔1cと
対向する位置に夫々長孔3bが形成されている。
【0024】従って、本体1が傾斜して壁内に固定され
た場合、表面プレート3を表面1bに固着する際に、丸
孔3aを中心として長孔3bの長さ範囲で表面プレート
3を回動させることで本体1の傾斜を修正することが可
能である。このように、本体1の傾斜を修正した表面プ
レート3にカバーDを取り付けることによって、カバー
Dを水平に配置し、患者に対し不快感や不安感を与える
ことがない。
【0025】ソケットCは壁内に敷設された図示しない
配管と中間パイプ4及びベースプレート2に固定したベ
ースブロック5を介して接続されている。またソケット
Cは図5に示すプラグ6を片手の操作で容易に着脱し得
るように構成され、プラグ6を装着したとき該プラグ6
と配管を導通させてガス或いは真空圧を患者に作用さ
せ、且つプラグ6を取り外したときガス或いは真空圧の
導通を遮断し得るように構成されている。
【0026】ここで、図5によりプラグ6について説明
する。プラグ6は一端に図示しないマスク或いは吸引ボ
トル等を取り付けたホース7と接続されている。プラグ
6には、先端側にソケットCに挿入されるテーパ部6a
及びソケットCに挿入されたとき該ソケットCに設けた
係止部材14と係合する係合溝6bからなる差し込み部6
cが形成され、差し込み部6cと連続して摘み部6dが
形成されている。摘み部6dにはガスの種類に対応して
予め位置を設定された2本のピン6eが設けられてい
る。
【0027】ソケットCは、筐体Bに固定されるハウジ
ング8と、ハウジング8に軸9の方向に摺動可能に嵌挿
されたリング部材10と、リング部材10に嵌挿されハウジ
ング8に対し軸9方向に摺動可能に且つ回動可能に構成
されたアダプターソケット11と、ハウジング8に装着さ
れてリング部材10及びアダプターソケット11を軸9に沿
ってハウジング8の底部から離隔する方向に付勢すると
共にアダプターソケット11を一方向に回動するように付
勢する圧縮捩じりバネ12と、ハウジング8に装着されプ
ラグ6の着脱に伴ってガスの開閉を行う弁ブロック13
と、アダプターソケット11に装着され挿入されたプラグ
6を係止する一対の係止部材14とによって構成されてい
る。
【0028】アダプターソケット11の中心には軸9と一
致してプラグ6の差し込み部6cが挿入される孔11aが
形成されている。アダプターソケット11の側面であっ
て、ソケットCにプラグ6を挿入して弁ブロック13の弁
体13cを開放したとき、係合溝6bと対向する位置に係
止部材14を装着する溝11bが形成されている(図4参
照)。アダプターソケット11の底面側に形成されたボス
部11cには係止部材14を軸9方向に付勢する一対の板バ
ネ15が取り付けられている。
【0029】溝11bを形成することによって残置された
アダプターソケット11の壁部11dには、図4に示すよう
にネジ11eが形成されている。尚、図に於いて、16は先
端にアダプターソケット11の溝11bに突出して係止部材
14と当接する当接部16aを形成した解除ピンであり、17
はアダプターソケット11のネジ11eに螺合されたガイド
ピンである。
【0030】アダプターソケット11の表面11fには、ガ
スの種類に応じて予め位置を設定された2つのピン穴11
gが形成されており、プラグ6に設けたピン6eが前記
ピン穴11gと一致している場合にのみプラグ6をソケッ
トCに挿入することが可能なように構成されている。ま
たアダプターソケット11の圧縮捩じりバネ12と対向する
面には該バネ12の一端を支持する支持穴11hが形成され
ている。
【0031】リング部材10の側面には、アダプターソケ
ット11に形成した溝11bと対向する位置にネジ10aが形
成されており、ネジ11eと対向する位置には円周方向へ
の長孔10bが形成されている。前記ネジ10aは解除ピン
16を螺合するものであり、また長孔10bはガイドピン17
を案内してアダプターソケット11を円周方向に回動させ
るものである。またリング部材10の圧縮捩じりバネ12の
コイル部と当接する位置に当接部10cが形成されてい
る。
【0032】ハウジング8の側面であって、リング部材
10のネジ10aと対応する位置には軸9と平行に一対の長
孔8aが形成され、また長孔10bと対応する位置には長
孔8aと平行に且つ円周方向に沿ったL字状の長孔8b
が形成されている。前記長孔8aはリング部材10に螺合
した解除ピン16を案内して該部材10及びアダプターソケ
ット11を軸9の方向に摺動させるものであり、また長孔
8bはリング部材10及びアダプターソケット11がハウジ
ング8の底部に接近する方向に押し込まれたときガイド
ピン17を案内してアダプターソケット11を円周方向に回
動させるものである。またハウジング8の内部底面には
圧縮捩じりバネ12の一方の端部を支持する支持穴8cが
形成されている。
【0033】弁ブロック13は、ケーシング13aの内部に
弁座13b,弁体13c,弁体13cを弁座13b方向に付勢す
るバネ13dを配置して構成されており、非使用時には弁
体13cがバネ13dに付勢されて弁座13bを閉鎖すること
でガスの流通を遮断し、使用時にはプラグ6によって弁
体13cがバネ13dの付勢力に抗して弁座13bから離隔す
る方向に変位してガスを流通させるように構成されてい
る。
【0034】上記の如く構成されたソケットCは、弁ブ
ロック13をベースブロック5に形成した収容穴6aに嵌
合すると共に、ハウジング8を取付板18を介して表面プ
レート3に取り付けることで筐体Bに固定される。この
とき、ソケットCの弁ブロック13の端部からアダプター
ソケット11の表面11fまでの長さは設計段階で予め設定
されるため、本体1の深さをソケットCの長さに対応さ
せた値に設定することでソケットCの表面でもある表面
11fを壁面と略同一面に設定することが可能である。
【0035】次に、上記の如く構成されたソケットCに
プラグ6を着脱する操作について説明する。ソケットC
に於いて、係止部材14は板バネ15によって常に軸9の方
向に付勢されている。この状態でアダプターソケット11
のピン穴11gと対応したピン6eを有するプラグ6をア
ダプターソケット11の孔11aに挿入すると、図4に一点
鎖線で示すように、係止部材14はテーパ部6aと当接し
て軸9から離隔する方向に移動する。そしてプラグ6が
更に挿入され係止部材14に係合溝6bが対向したとき、
同図に実線で示すように係止部材14が係合溝6bに係合
してプラグ6はソケットCに装着される。この操作は片
手で行うことが可能である。
【0036】ソケットCにプラグ6を装着した状態で
は、アダプターソケット11及びリング部材10は圧縮捩じ
りバネ12によって軸9方向にハウジング8に取り付けた
弁ブロック13から離隔する方向に付勢されている。この
とき、アダプターソケット11に螺合したガイドピン17は
ハウジング8に形成したL字状の長孔8bの軸9と平行
な部分の端部にあり、該長孔8bによって円周方向への
回動を阻止されている。従って、この状態ではプラグ6
は回動不能となっており、容易に取り外すことは出来な
い。
【0037】ソケットCに装着されているプラグ6を取
り外す場合、摘み部6dを把持してプラグ6を押すと、
アダプターソケット11及びリング部材10はハウジング8
の長孔8a及び長孔8bの軸9と平行な部分に沿って押
し込まれ、リング部材10の円周方向に形成された長孔10
bと長孔8bの円周方向の部分が一致する。その後、プ
ラグ6を圧縮捩じりバネ12の付勢力に抗して円周方向に
回動させると、アダプターソケット11のみが回動し、こ
の回動に伴って壁部11dが係止部材14と当接して該部材
14を軸9から離隔する方向に移動させる。このとき、係
止部材14の一方の端部が解除ピン16の当接部16aと当接
することで係止部材14は円滑に軸9から離隔する方向に
移動する。そしてアダプターソケット11が長孔8b,10
bの端部に達したとき、係止部材14の係合溝6bに対す
る係合が解除され、プラグ6を引き抜くことでソケット
Cから取り外すことが可能である。
【0038】上記の如く、ソケットCにプラグ6を装着
する操作は単にプラグ6の差し込み部6cをアダプター
ソケット11の孔11aに挿入するのみであり、且つ取り外
す操作はプラグ6の摘み部6dを把持して押し込むと共
に回動させるのみである。このため、片手で容易に操作
することが可能となり、操作性を向上させることが可能
である。
【0039】ソケットCを固定した筐体Bの表面はカバ
ーDによって被蓋される。カバーDは、カバープレート
20と、ダストキャップ21と、ダストキャップ21を回動可
能にカバープレート20に取り付ける取付部材22とによっ
て構成されている。
【0040】カバープレート20は壁面と略等しい面に配
置され、配管端末器Aの機能を損なうことなく、患者に
好ましい印象を与えるように意匠的な配慮が施されてい
る。このカバープレート20の上端にはフック部20aが形
成されており、略中央にプラグ6を挿通する孔20bが形
成されている。また孔20bの上方であって予め設定され
た位置に取付部材22を取り付ける取付孔20cが形成され
ている(図6参照)。このカバープレート20はフック部
20aを筐体Bの表面プレート3の上端に引っ掛けると共
に下端をネジ23によって表面プレート3に締結すること
で、筐体Bを被蓋し得るように構成されている。
【0041】ダストキャップ21は、配管端末器Aの非使
用時にカバープレート20の孔20bを被蓋してソケットC
を保護することで該ソケットCの汚染を防止し、使用時
には容易に孔20bを開放して該開放位置を維持し得るよ
うに構成されている。このダストキャップ21は、図6に
示すように、孔20bを被蓋するカバー部21aと、回動支
持部21bとによって構成されている。前記回動支持部21
bは直交する三辺によって構成されている。
【0042】取付部材22は、ダストキャップ21を取り付
ける板状の取付部22aと、該取付部22aの端部に形成さ
れた支持部22bとによって構成されている。そして取付
部22aがカバープレート20の孔20bの上方所定位置に形
成された取付孔20cに挿通されてカバープレート20の表
面側に突出しており、突出した取付部22aにダストキャ
ップ21の回動支持部21bが取り付けられている。また支
持部22bとカバープレート20の裏面との間には取付部材
22をカバープレート20の裏面側に付勢するバネ24が装着
されている。
【0043】従って、ダストキャップ21は回動支持部21
bがカバープレート20に圧接し、該回動支持部21bの各
辺がカバープレート20の表面と当接して90度毎に回動し
たとき、該回動位置を維持することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
配管端末器では、ソケットに対するプレートの着脱を片
手の操作で行うことが出来る。このため、ガス或いは真
空圧によって患者を治療する際の作業を容易に行うこと
が出来、且つマスクや吸引ボトルを片手に所持した場合
であっても、容易に且つ安定してプラグの着脱を行うこ
とが出来る。
【0045】また筐体に表面が壁面と略等しくなるよう
にソケットを取り付け、この筐体の表面をバネによって
裏面側に付勢され且つ表裏面側に移動可能に構成された
取付部材を装着すると共に該取付部材に前記孔を被蓋す
るダストキャップを回動可能に取り付けたカバーによっ
て被蓋した場合には、ダストキャップを片手で回動させ
ると共にこの回動姿勢を維持することが出来る。このた
め、使用時には容易にソケットの表面を露出させて該ソ
ケットにプラグを装着することが出来る。また非使用時
にはダストキャップによってソケットを被蓋すること
で、該ソケットの汚染を防止することが可能となり、且
つカバー及びダストキャップの表面が略壁面と等しくな
るため、室内側に対する突出部がなく美観を向上させる
ことが出来る。
【0046】また筐体の底面に一つの丸孔と複数の長孔
を形成したベースプレートを取り付けてソケットを固定
し、且つ筐体の表面に一つの丸孔と複数の長孔を形成し
た表面プレートを取り付けてカバーを固定し得るように
構成した場合には、筐体が左右方向に傾斜して壁内に埋
設された場合であっても、この傾斜を修正してカバーを
水平状態に取り付けることが出来る。このため、少なく
ともカバーを壁面に対し水平な状態に取り付けることが
可能となり、美観を向上させることが出来る等の特徴を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管端末器の正面図である。
【図2】配管端末器の構成を説明する図であり図1の側
断面図である。
【図3】配管端末器の構成を説明するために一部を断面
した図1の平面図である。
【図4】ソケットの要部断面図であり図2のイ−イ断面
図である。
【図5】プラグの側面図である。
【図6】ダストキャップの取付構造を説明する断面図で
ある。
【図7】筐体の構成を説明する模式斜視図である。
【図8】従来の配管端末器を説明する図である。
【符号の説明】
A 配管端末器 B 筐体 C ソケット D カバー 1 本体 2 ベースプレート 2a,3a 丸孔 2b,3b 長孔 3 表面プレート 5 ベースブロック 6 プラグ 6a テーパ部 6b 係合溝 6e ピン 8 ハウジング 8a 長孔 8b L字状の長孔 9 軸 10 リング部材 10a ネジ 10b 長孔 11 アダプターソケット 11a 孔 11b 溝 11d 壁部 11e ネジ部 11g ピン穴 12 圧縮捩じりバネ 13 弁ブロック 14 係止部材 15 板バネ 16 解除ピン 17 ガイドピン 20 カバープレート 21 ダストキャップ 21b 回動支持部 22 取付部材 24 バネ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁内に埋設された筐体に壁内に敷設され
    た配管と接続され且つ所定位置にピンを設けたプラグを
    着脱可能に構成したソケットを取り付けて構成した配管
    端末器に於いて、前記ソケットを、プラグを挿入したと
    き該プラグを係止する係止部材と、装着されたプラグを
    一方向に回動させたとき前記係止部材によるプラグの係
    止を解除する解除機構と、を設けて構成したことを特徴
    とした配管端末器。
  2. 【請求項2】 前記ソケットが、筐体に固定されたハウ
    ジングと、前記ハウジングに軸方向に摺動可能に嵌挿さ
    れたリング部材と、前記リング部材に嵌挿され且つ表面
    にプラグに設けたピンと嵌合する穴を形成すると共に軸
    方向及び円周方向に移動可能に構成されたアダプターソ
    ケットと、前記アダプターソケットに装着され軸方向と
    直交する方向に移動可能に構成された係止部材と、前記
    係止部材を軸心方向に付勢する付勢部材と、前記アダプ
    ターソケットを一方向に回動させたとき前記係止部材を
    軸心から離隔する方向に移動させる解除部材とを有して
    構成されることを特徴とした請求項1記載の配管端末
    器。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングとリング部材及びアダプ
    ターソケットの間に圧縮捩じりバネを配置し、前記圧縮
    捩じりバネの一端をハウジングに固定すると共に他端を
    アダプターソケットに固定し、且つコイル部をハウジン
    グとリング部材に当接させたことを特徴とした請求項2
    記載の配管端末器。
  4. 【請求項4】 前記筐体に表面が壁面と略等しくなるよ
    うにソケットを取り付けると共に該筐体の表面を、ソケ
    ットに対向する位置にプラグを挿通する孔を形成し且つ
    該孔の近傍にバネによって裏面側に付勢され且つ表裏面
    側に移動可能に構成された取付部材を装着すると共に該
    取付部材に前記孔を被蓋するダストキャップを回動可能
    に取り付けたカバーによって被蓋したことを特徴とした
    請求項1記載の配管端末器。
  5. 【請求項5】 前記筐体の底面に形成された複数のネジ
    孔と対向する位置に一つの丸孔と複数の長孔を形成した
    ベースプレートと、前記筐体の表面に形成された複数の
    ネジ孔と対向する位置に一つの丸孔と複数の長孔を形成
    した表面プレートとを有し、前記ベースプレートにソケ
    ットを固定すると共に前記表面プレートにカバーを固定
    したことを特徴とした請求項1記載の配管端末器。
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