JPH0755031Y2 - 溶接用ケーブルプロテクター - Google Patents
溶接用ケーブルプロテクターInfo
- Publication number
- JPH0755031Y2 JPH0755031Y2 JP1988163963U JP16396388U JPH0755031Y2 JP H0755031 Y2 JPH0755031 Y2 JP H0755031Y2 JP 1988163963 U JP1988163963 U JP 1988163963U JP 16396388 U JP16396388 U JP 16396388U JP H0755031 Y2 JPH0755031 Y2 JP H0755031Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter end
- cable
- small
- welding
- diameter
- Prior art date
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- Arc Welding In General (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ケーブルプロテクターに関し、より詳細には
溶接ロボット等の接続ケーブルの保護に使用され、ケー
ブルを火花やダストから保護することが可能で、耐熱性
と持続した透視特性とを有するケーブルプロテクターに
関する。
溶接ロボット等の接続ケーブルの保護に使用され、ケー
ブルを火花やダストから保護することが可能で、耐熱性
と持続した透視特性とを有するケーブルプロテクターに
関する。
(従来の技術) 溶接ロボットには、溶接作業用可動部と本体とを電気的
に接続するためのケーブルが使用されている。溶接作業
時には、火花の発生とヒューム等の粉塵の発生があり、
ケーブルはこれらの攻撃に曝されることになる。
に接続するためのケーブルが使用されている。溶接作業
時には、火花の発生とヒューム等の粉塵の発生があり、
ケーブルはこれらの攻撃に曝されることになる。
従来、ケーブルプロテクターとしては透明な軟質塩化ビ
ニル樹脂のチューブやAl箔が使用されている。
ニル樹脂のチューブやAl箔が使用されている。
(考案が解決しようとする問題点) この軟質塩化ビニル樹脂のチューブは、溶接作業用の可
動部の自由な運動を許容するように屈曲性等には優れて
いるが、前述した溶接火花によって樹脂が著しく損傷さ
れ、孔あきや傷を生じたり、或いは透視性が失われて、
ケーブルの点検が困難になるという問題がある。
動部の自由な運動を許容するように屈曲性等には優れて
いるが、前述した溶接火花によって樹脂が著しく損傷さ
れ、孔あきや傷を生じたり、或いは透視性が失われて、
ケーブルの点検が困難になるという問題がある。
従って、本考案の目的は、溶接ロボット等の接続ケーブ
ルの保護に使用され、ケーブルを火花やダストから保護
することが可能で、耐熱性と持続した透視特性とを有す
るケーブルプロテクターを提供するにある。
ルの保護に使用され、ケーブルを火花やダストから保護
することが可能で、耐熱性と持続した透視特性とを有す
るケーブルプロテクターを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案によれば、グリコールビスアリルカーボネートを
主体とする樹脂を重合硬化させて成る剛性のある筒状成
形体から成り、該筒状成形体は、ケーブルを貫挿し得る
内径を有すると共に、一方に小径の端部と他方に大径の
端部を有し、且つ両端部は大径の端部内に小径の端部が
挿入可能でしかもこの挿入状態で両者の前後動、回動及
び屈曲を許容する寸法関係に設けられており、前記筒状
成形体の複数を大径端部に小径端部を挿入した連接状態
で用いることを特徴とする溶接用ケーブルプロテクター
が提供される。
主体とする樹脂を重合硬化させて成る剛性のある筒状成
形体から成り、該筒状成形体は、ケーブルを貫挿し得る
内径を有すると共に、一方に小径の端部と他方に大径の
端部を有し、且つ両端部は大径の端部内に小径の端部が
挿入可能でしかもこの挿入状態で両者の前後動、回動及
び屈曲を許容する寸法関係に設けられており、前記筒状
成形体の複数を大径端部に小径端部を挿入した連接状態
で用いることを特徴とする溶接用ケーブルプロテクター
が提供される。
(作用) 本考案に用いるグリコールビスアリルカーボネートは、
下記式 式中、基Rはグリコール残基である、 で表わされる化学構造を有する。上記一般式の単量体
は、ラジカル開始剤により重合し得る2個のアリル基を
有し、重合硬化により三次元状に網状化した熱硬化型ポ
リカーボネートを形成するという特徴を有している。こ
の特徴の故に、本考案による成形体は本質的に無色で透
明であるという利点を有するばかりでなく、耐熱性、耐
薬品性、耐傷性、耐摩耗性、耐汚染性、耐候性、耐アー
ク性等の諸耐性に本質的に優れているという利点があ
る。
下記式 式中、基Rはグリコール残基である、 で表わされる化学構造を有する。上記一般式の単量体
は、ラジカル開始剤により重合し得る2個のアリル基を
有し、重合硬化により三次元状に網状化した熱硬化型ポ
リカーボネートを形成するという特徴を有している。こ
の特徴の故に、本考案による成形体は本質的に無色で透
明であるという利点を有するばかりでなく、耐熱性、耐
薬品性、耐傷性、耐摩耗性、耐汚染性、耐候性、耐アー
ク性等の諸耐性に本質的に優れているという利点があ
る。
本考案の目的に特に好適な単量体は、グリコールジアリ
ルカーボネートであり、最も好適なものはジエチレング
リコールジアリルカーボネートである。
ルカーボネートであり、最も好適なものはジエチレング
リコールジアリルカーボネートである。
本考案では、このグリコールビスアリルカーボネートを
主体とする樹脂を重合硬化させて剛性のある筒状成形体
とするが、この筒状成形体を、ケーブルを貫挿し得る内
径を有し、且つ一方に小径の端部と他方に大径の端部を
有するよう成形し、しかも両端部は大径の端部内に小径
の端部が挿入可能で且つこの挿入状態で両者の前後動、
回動及び屈曲を許容する寸法関係に設けられており、前
記筒状成形体の複数を大径端部に小径端部を挿入した連
接状態で用いることが他の特徴である。即ち、グリコー
ルビスアリルカーボネート樹脂は前述した優れた特性を
有するが、剛性の大きい熱硬化樹脂であることから、フ
レキシビリティが要求されるケーブルプロテクターにこ
れを連続したチューブ等の形態で用いることはできな
い。そこで、本考案では、一方に小径の端部と他方に大
径の端部とを筒状成形体とし、しかも大径の端部内に小
径の端部が挿入されるようにし、更に複数の筒状成形体
を連接状態で両端部の前後動、回動及び屈曲を許容する
ような寸法関係で設けたことにより、接続ケーブルの屈
曲や引伸し等の自由な運動を妨げることなしに、ケーブ
ルの周囲を隙間なしに完全に覆うことが可能となり、ケ
ーブルを火花やダストから保護し、しかもプロテクター
が有する耐熱性と耐傷性とにより、接続した保護効果と
透視特性とが得られるものである。
主体とする樹脂を重合硬化させて剛性のある筒状成形体
とするが、この筒状成形体を、ケーブルを貫挿し得る内
径を有し、且つ一方に小径の端部と他方に大径の端部を
有するよう成形し、しかも両端部は大径の端部内に小径
の端部が挿入可能で且つこの挿入状態で両者の前後動、
回動及び屈曲を許容する寸法関係に設けられており、前
記筒状成形体の複数を大径端部に小径端部を挿入した連
接状態で用いることが他の特徴である。即ち、グリコー
ルビスアリルカーボネート樹脂は前述した優れた特性を
有するが、剛性の大きい熱硬化樹脂であることから、フ
レキシビリティが要求されるケーブルプロテクターにこ
れを連続したチューブ等の形態で用いることはできな
い。そこで、本考案では、一方に小径の端部と他方に大
径の端部とを筒状成形体とし、しかも大径の端部内に小
径の端部が挿入されるようにし、更に複数の筒状成形体
を連接状態で両端部の前後動、回動及び屈曲を許容する
ような寸法関係で設けたことにより、接続ケーブルの屈
曲や引伸し等の自由な運動を妨げることなしに、ケーブ
ルの周囲を隙間なしに完全に覆うことが可能となり、ケ
ーブルを火花やダストから保護し、しかもプロテクター
が有する耐熱性と耐傷性とにより、接続した保護効果と
透視特性とが得られるものである。
本考案において、前述した大径の端部は、開口に向けて
次第に径が大となる円錐台形状乃至末広がり構造を有す
ることが好ましい。即ち、この大径の端部に、他の筒状
成形体の小径端部を挿入した場合、大径端部の円錐台面
に沿った小径端部の屈曲や回転が許容されるばかりでな
く、小径端部の開口端が前後動或いは回転乃至屈曲によ
って多少の位置ずれを生じたとしても、大径の端部で覆
われるので、火花やダストの接続ケーブルへの侵入が有
効に阻止されることになるのである。
次第に径が大となる円錐台形状乃至末広がり構造を有す
ることが好ましい。即ち、この大径の端部に、他の筒状
成形体の小径端部を挿入した場合、大径端部の円錐台面
に沿った小径端部の屈曲や回転が許容されるばかりでな
く、小径端部の開口端が前後動或いは回転乃至屈曲によ
って多少の位置ずれを生じたとしても、大径の端部で覆
われるので、火花やダストの接続ケーブルへの侵入が有
効に阻止されることになるのである。
(実施例) 本考案のケーブルプロテクターの一例を示す第1図にお
いて、このプロテクター1は全体として、ジエチレング
リコールビスアリルカーボネートを主体とする樹脂の重
合硬化で得られた筒状成形体から成り、この筒状成形体
1は大別して小径端部2と大径端部3とから成る。小径
端部2は、ケーブル4(第2図参照)を貫挿し得るに足
る内径d2と外径D2とを有している。一方、大径端部3
は、小径端部の外径D2よりも大きい内径d3と外径D3とを
有している。かくして、筒状成形体1の大径端部3内に
は、他の筒状成形体1の小径端部2が挿入し得るように
なっている。本考案において、複数の筒状成形体1の上
述した連接状態において、一方の成形体の大径端部3と
他方の成形体の小径端部2とが互いに屈曲し得るような
形状及び寸法とする。
いて、このプロテクター1は全体として、ジエチレング
リコールビスアリルカーボネートを主体とする樹脂の重
合硬化で得られた筒状成形体から成り、この筒状成形体
1は大別して小径端部2と大径端部3とから成る。小径
端部2は、ケーブル4(第2図参照)を貫挿し得るに足
る内径d2と外径D2とを有している。一方、大径端部3
は、小径端部の外径D2よりも大きい内径d3と外径D3とを
有している。かくして、筒状成形体1の大径端部3内に
は、他の筒状成形体1の小径端部2が挿入し得るように
なっている。本考案において、複数の筒状成形体1の上
述した連接状態において、一方の成形体の大径端部3と
他方の成形体の小径端部2とが互いに屈曲し得るような
形状及び寸法とする。
第1図に示す具体例においては、この筒状成形体1は、
小径端部2に連なる小さなテーパー角αの円錐台部5と
大径端部3に連なる大きなテーパー角βの円錐台部6と
から成っており、両円錐台部5及び6は接続部7におい
て段差なしに接続されている。小径端部2の外周端縁に
は複数の筒状成形体を連接状態としたとき、それらの屈
曲乃至回転を容易にするための曲率(R)部8が設けら
れている。
小径端部2に連なる小さなテーパー角αの円錐台部5と
大径端部3に連なる大きなテーパー角βの円錐台部6と
から成っており、両円錐台部5及び6は接続部7におい
て段差なしに接続されている。小径端部2の外周端縁に
は複数の筒状成形体を連接状態としたとき、それらの屈
曲乃至回転を容易にするための曲率(R)部8が設けら
れている。
筒状成形体1のケーブルプロテクターとしての使用状態
を説明するための第2図において、接続ケーブル4を多
数の筒状成形体1に、例えば大径端部3の側(小径端部
2側)から順次貫挿する。これにより、成形体1の小径
端部2が隣接する他の成形体の大径端部3内に挿入され
て、多数の筒状成形体が数珠状に連なった保護被覆構造
ができる。大径円錐台部6のテーパー状内面9が小径端
部2に対するガイドとして作用し、小径端部2の前後動
或いは回動を許容することにより、ケーブル4の屈曲、
引き伸ばし等の自由な運動が可能となる。また、小径端
部2が常に大径円錐台部6で覆われているため、筒状成
形体相互の隙間から火花やダストが入るのも防止され
る。また、筒状成形体全体がジエチレングリコールビス
アリルカーボネートから形成されているため、これが溶
接時の火花やダストに触れても、傷が入ることなく、ジ
エチレングリコールビスアリルカーボネート樹脂本来の
優れた透視特性が維持される。
を説明するための第2図において、接続ケーブル4を多
数の筒状成形体1に、例えば大径端部3の側(小径端部
2側)から順次貫挿する。これにより、成形体1の小径
端部2が隣接する他の成形体の大径端部3内に挿入され
て、多数の筒状成形体が数珠状に連なった保護被覆構造
ができる。大径円錐台部6のテーパー状内面9が小径端
部2に対するガイドとして作用し、小径端部2の前後動
或いは回動を許容することにより、ケーブル4の屈曲、
引き伸ばし等の自由な運動が可能となる。また、小径端
部2が常に大径円錐台部6で覆われているため、筒状成
形体相互の隙間から火花やダストが入るのも防止され
る。また、筒状成形体全体がジエチレングリコールビス
アリルカーボネートから形成されているため、これが溶
接時の火花やダストに触れても、傷が入ることなく、ジ
エチレングリコールビスアリルカーボネート樹脂本来の
優れた透視特性が維持される。
筒状成形体の諸寸法は、用いる接続ケーブルの径によら
ず、どんな寸法のものも使用することが可能であるが、
大径端部の外径D3が小径端部の外径D2よりも2mm程度大
きいことが好ましい。更に、製品の厚みは1.5乃至2.5mm
の範囲にあることが好ましい。
ず、どんな寸法のものも使用することが可能であるが、
大径端部の外径D3が小径端部の外径D2よりも2mm程度大
きいことが好ましい。更に、製品の厚みは1.5乃至2.5mm
の範囲にあることが好ましい。
本考案の筒状成形体1は、ジエチレングリコールビスア
リルカーボネートとラジカル重合開始剤とを含有する液
状組成物を、該成形体に対応する型内に注型し、加熱下
に重合硬化させることにより得られる。樹脂としては、
ジエチレングリコールビスアリルカーボネート単独を用
い得ることは当然であるが、必要により、メタクリレー
ト類のメチルメタクリレート、エチルアクリレート、ベ
ンジルメタクリレートのようなメタクリル酸の低級アル
コールエステル類、またはこれと共重合せしめるメチル
アクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
トの如きアクリル酸の低級アルコールエステル類、また
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ブチレングリコール、ポリテトラエチ
レングリコールのようなグリコール類、ペンタエリスリ
トールのようなポリオール類のジアクリレート、ジメタ
アクリレート、ポリアクリレート、ポリメタクリレート
類、フタル酸ジアリル、コハク酸ジアリル、アジピン酸
ジアリル、ジアリルクロレンテート、ジアリルグリコレ
ート、ジアリルナフタレンジカルボキシレート及びトリ
アリルメリテートのジアリル化合物等、他の単量体を組
合せで用いることもできる。開始剤としては、アゾビス
イソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリ
ル、アゾビスシクロヘキサンニトリルなどのアゾ化合
物、ベンゾイルパーオキサイド、カプリルパーオキサイ
ド、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド、イソブ
チルパーオキサイド、アセチルシクロヘキシルスルホニ
ルパーオキサイド、ターシャリー−ブチルパーオキシビ
ハレート、ターシャリー−ブチルパーオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート、イソプロピルパーオキシジカーボネ
ート、イソブチルパーオキシジカーボネート、ターシャ
リー−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、メ
チルエチルケトンパーオキサイド、ノルマルブチルパー
オキシジカーボネート、2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート、ビス(4−ターシャリーブチルシクロ
ヘキシル)パーオキシジカーボネートなどの過酸化物を
挙げることができ、これらの重合開始剤の1種または2
種以上が用いられる。重合硬化は、一般に30乃至150℃
の温度で、10乃至30時間の条件で行うことができる。
リルカーボネートとラジカル重合開始剤とを含有する液
状組成物を、該成形体に対応する型内に注型し、加熱下
に重合硬化させることにより得られる。樹脂としては、
ジエチレングリコールビスアリルカーボネート単独を用
い得ることは当然であるが、必要により、メタクリレー
ト類のメチルメタクリレート、エチルアクリレート、ベ
ンジルメタクリレートのようなメタクリル酸の低級アル
コールエステル類、またはこれと共重合せしめるメチル
アクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレー
トの如きアクリル酸の低級アルコールエステル類、また
はエチレングリコール、ジエチレングリコール、ポリエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、ブチレングリコール、ポリテトラエチ
レングリコールのようなグリコール類、ペンタエリスリ
トールのようなポリオール類のジアクリレート、ジメタ
アクリレート、ポリアクリレート、ポリメタクリレート
類、フタル酸ジアリル、コハク酸ジアリル、アジピン酸
ジアリル、ジアリルクロレンテート、ジアリルグリコレ
ート、ジアリルナフタレンジカルボキシレート及びトリ
アリルメリテートのジアリル化合物等、他の単量体を組
合せで用いることもできる。開始剤としては、アゾビス
イソブチロニトリル、アゾビスジメチルバレロニトリ
ル、アゾビスシクロヘキサンニトリルなどのアゾ化合
物、ベンゾイルパーオキサイド、カプリルパーオキサイ
ド、2,4−ジクロルベンゾイルパーオキサイド、イソブ
チルパーオキサイド、アセチルシクロヘキシルスルホニ
ルパーオキサイド、ターシャリー−ブチルパーオキシビ
ハレート、ターシャリー−ブチルパーオキシ−2−エチ
ルヘキサノエート、イソプロピルパーオキシジカーボネ
ート、イソブチルパーオキシジカーボネート、ターシャ
リー−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、メ
チルエチルケトンパーオキサイド、ノルマルブチルパー
オキシジカーボネート、2−エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート、ビス(4−ターシャリーブチルシクロ
ヘキシル)パーオキシジカーボネートなどの過酸化物を
挙げることができ、これらの重合開始剤の1種または2
種以上が用いられる。重合硬化は、一般に30乃至150℃
の温度で、10乃至30時間の条件で行うことができる。
本考案のケーブルプロテクターの構造は、第1乃至2図
に示したものに限定されない。本考案の精神を逸脱しな
い範囲で多くの変更が可能なことが了解されるべきであ
る。
に示したものに限定されない。本考案の精神を逸脱しな
い範囲で多くの変更が可能なことが了解されるべきであ
る。
(考案の効果) 本考案によれば、耐熱性、耐傷性、及び透視特性やそれ
らの特性の持続性に優れ、しかもケーブルの自由な運動
に追従し得る樹脂製ケーブルプロテクターが提供され、
このケーブルプロテクターは、溶接ロボットの接続ケー
ブルの保護に用いると、該ケーブルを火花やダストから
効果的に保護することが可能である。
らの特性の持続性に優れ、しかもケーブルの自由な運動
に追従し得る樹脂製ケーブルプロテクターが提供され、
このケーブルプロテクターは、溶接ロボットの接続ケー
ブルの保護に用いると、該ケーブルを火花やダストから
効果的に保護することが可能である。
第1図は、本考案のケーブルプロテクターの一例を示す
側断面図であり、 第2図は、第1図のケーブルプロテクターの使用状態を
示す一部断面側面図である。 1は筒状成形体、2は小径端部、3は大径端部、4は接
続ケーブル、5は小径円錐台部、6は大径円錐台部、7
は接続部、8は曲率部、9はテーパー面をそれぞれ示
す。
側断面図であり、 第2図は、第1図のケーブルプロテクターの使用状態を
示す一部断面側面図である。 1は筒状成形体、2は小径端部、3は大径端部、4は接
続ケーブル、5は小径円錐台部、6は大径円錐台部、7
は接続部、8は曲率部、9はテーパー面をそれぞれ示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤川 篤信 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−129686(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】グリコールビスアリルカーボネートを主体
とする樹脂を重合硬化させて成る剛性のある筒状成形体
から成り、該筒状成形体は、ケーブルを貫挿し得る内径
を有すると共に、一方に小径の端部と他方に大径の端部
を有し、且つ両端部は大径の端部内に小径の端部が挿入
可能でしかもこの挿入状態で両者の前後動、回動及び屈
曲を許容する寸法関係に設けられており、前記筒状成形
体の複数を大径端部に小径端部を挿入した連接状態で用
いることを特徴とする溶接用ケーブルプロテクター。 - 【請求項2】大径の端部を開口に向けて次第に径が大と
なる構造に成形して成る請求項1記載の溶接用ケーブル
プロテクター。 - 【請求項3】小径端部の外周端円に連接状態での屈曲乃
至回動を容易にするための曲率が設けられてなる請求項
1記載の溶接用ケーブルプロテクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988163963U JPH0755031Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 溶接用ケーブルプロテクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988163963U JPH0755031Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 溶接用ケーブルプロテクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0284386U JPH0284386U (ja) | 1990-06-29 |
JPH0755031Y2 true JPH0755031Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31449154
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988163963U Expired - Fee Related JPH0755031Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 溶接用ケーブルプロテクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755031Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55129686A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-07 | Taiho Kogyo Co Ltd | Flexible tube member |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP1988163963U patent/JPH0755031Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0284386U (ja) | 1990-06-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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