JPH075447Y2 - 光ケーブル用メカニカルクロージャ - Google Patents

光ケーブル用メカニカルクロージャ

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JPH075447Y2
JPH075447Y2 JP1986069701U JP6970186U JPH075447Y2 JP H075447 Y2 JPH075447 Y2 JP H075447Y2 JP 1986069701 U JP1986069701 U JP 1986069701U JP 6970186 U JP6970186 U JP 6970186U JP H075447 Y2 JPH075447 Y2 JP H075447Y2
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JP
Japan
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optical cable
cable
sleeve
connector
attached
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JP1986069701U
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JPS62181908U (ja
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良夫 小林
洋 横須賀
信夫 本田
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Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujikura Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は両端にメカニカルクロージャを備えた光通信ケ
ーブルに関するもので、災害時に通信回線が切断されて
通信不能になった場合など、これを応急的に復旧させる
ための通信回線復旧仮設作業に利用することによってこ
れを迅速、確実に行なうことができるものである。
〔従来の技術〕
光通信ケーブルを接続するにはその各心線の先端をメカ
ニカルクロージャ内で溶着接続するのが一般的であり、
この接続法は非常に多くの人手と時間を要するので、通
信回線の仮復旧のための応急処置には不向きである。こ
のために応急用メカニカルクロージャを用いて仮復旧用
の光ケーブルを既設の光ケーブルに可及的に簡便に接続
できるようにしている。しかし、これでも応急用メカニ
カルクロージャ内で接続する光ケーブルの心線を該クロ
ージャ内に引き込み、分岐、溶着接続することが必要で
ある。
光通信線の仮復旧には、災害現地で既設の通信回転に仮
復旧用の光ケーブルを簡単迅速、かつ安全、確実に接続
できるものが望ましいが、従来の技術は未だこの要請に
応え得るものはない。
〔本考案の課題〕
そこで、本考案は、仮接続のために必要なメカニカルク
ロージャ内での心線の分岐、溶着接続等の予備的作業を
工場内で完了した応急用光ケーブルを予め用意し、これ
を災害現地に持ち込んで、接続プラグを用いて既設の通
信ケーブルに簡単、迅速、かつ安全、確実に接続できる
ようにすることを、その課題とするものである。
〔課題解決のために講じた手段〕
上記課題解決のために講じた手段は次の要素(イ)、
(ロ)によって構成されるものである。
(イ)筒形のスリーブの一端に気密に取り付けた端面板
の円板部分の孔に中空円筒状のコネクタアダプタを嵌合
させて気密に取り付けたこと、 (ロ)上記スリーブの他端に気密に取り付けた端面板の
孔に光ケーブルの一端を挿入して気密に嵌合させ、当該
光ケーブルの各ファイバ心線に接続したコネクタプラグ
を上記コネクタアダプタに気密に嵌合固定させたこと。
〔作用〕
筒形のスリーブの両端に端面板を気密に嵌合固定し、一
方の端面板の孔にコネクタアダプタを嵌合固定し、さら
に他方の端面板の孔に仮設用の光ケーブルの一端を挿入
して気密に嵌合固定する。上記の光ケーブルの各光ファ
イバ心線に変換リンクを接続する等の予備的作業を行な
ってそれぞれの心線の先端にコネクタプラグを接続し、
当該コネクタプラグを上記一方の端面板に固定したコネ
クタアダプタに嵌合固定する。その後筒形のスリーブに
窒素ガス等の不活性ガスを注入する。以上の作業は全て
工場内で予め行なって、両端にメカニカルクロージャを
取り付けた応急用光ケーブルを組み立てる。
災害現地に上記の応急用光ケーブルを持ち込み、そのコ
ネクタアダプタに既設の光ケーブルの光ファイバ心線の
コネクタプラグを端面板の外から嵌合固定することによ
って、既設の光ケーブルに応急用光ケーブルがコネクタ
プラグを介して接続される。
したがって、現地で光ファイバ心線を分岐、溶着接続す
る等の予備的作業を行なう必要がなく、簡単、迅速、か
つ安全、確実に応急用の光ケーブルを既設の光ケーブル
に接続することができる。
〔実施例〕
第1図において、10は光ファイバケーブルの全体、12は
その心線、14はシース。なおこの光ファイバケーブル10
はガス保守方式のものである。
20はスリーブ。
これは端末の外殻を構成するもので、円筒形または角筒
形で、金属またはFRP製である。
これは二つ割りになっていて、フランジ22間をボルトな
どにより連結することにより一体となる。
なおFRP製の場合、機械的補強のため、フランジ22に当
金を添えるが、図示は省略した。23はメカニカルクロー
ジャ内のガス圧を測定するための測圧バルブである。
24は前記スリーブ20と、ケーブル10との間を、気密に保
持するための第一端面板。
これは合成ゴム製で、二つ割りになっていて、スリーブ
20内に引入れた光ファイバケーブル10の回りに取り付け
られる。ケーブルシース14との間は、図示していない
が、シールワッシャやシール材によりシールする。また
シール材26によりスリーブ20の内面との間もシールす
る。28はケーブルの把持金具である。
なお以上述べた部分は、公知の一般の通信ケーブル(光
以外)のメカニカルクロージャ用のものと、同じであ
る。
30は第二端面板。
これは第2図のように、円板部分32と短円筒形の側面部
34とからなり、金属製である。側面部34の外側にゴムラ
イニング36を取り付け、それによってスリーブ20の内面
に密着し、かつシール材38を併用してスリーブ20との間
を気密に保つようにしている。
40は光ファイバコネクタを受け入れるための、公知のコ
ネクタアダプタ。
これはコネクタの一部品として公知のもので、42はハウ
ジング、43はスリーブ、44はフランジである。
アダプタ40は、複数個たとえば6個、円板部分32に取り
付ける。すなわち、アダプタ40を円板部分32に設けた丸
孔に通じ、フランジ44の前面にOリング46を入れ、反対
側からナット48で締め付けることによって、気密に取り
付ける。各ファイバ心線12の先端にコネクタプラグアダ
プタ50を取り付け、アダプタ40に嵌合する。52は未使用
のアダプタの端部を、閉塞するための、キャップであ
る。なお、50Aはコネクタプラグである。
〔考案の効果〕
本考案の課題は未だ解決されたことのない新規な課題で
ある。したがって前記の課題を解決して、前記従来技術
の問題を解消したこと(前記の〔作用〕の項の記載参
照)自体が本考案特有の効果である。
本考案は従来光ケーブルを接続するときに用いられるメ
カニカルクロージャを利用し、その一方の端面板の孔に
コネクタアダプタを嵌合固定するものであるから、著し
くそのコストを低減することができる。
また既設の光ケーブルのコネクタプラグと応急用光ケー
ブルのコネクタプラグとは端面板に固定されたコネクタ
アダプタを介して互いに接続、連結されるので、この接
続部が端面板によって保護され、かつ多数のコネクタプ
ラグが一つの端面板によって一体に保持されるので、コ
ネクタアダプタおよびコネクタプラグを介して互いに接
続、連結された多数組みの光ファイバ心線がばらけた状
態にはならない。したがってこれらの多数の心線をあら
ためて結束する必要はなく、それだけ応急用光ケーブル
の既設の光ケーブルへの接続作業が簡単になる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例の内部斜視図、 第2図は第1図の端面板30の側の拡大断面図である。 10……光ファイバケーブル、(光ケーブル)、12……光
ケーブル10の各ファイバ心線、14……ケーブルシース、
(シース)、20……スリーブ、22……フランジ、23……
測圧バルブ、24……第一端面板、26……シール材、28…
…ケーブルの把持金具、30……第二端面板、32……円板
部分、34……短円筒形の側面部、36……ゴムライニン
グ、38……シール材、40……コネクタアダプタ、42ハウ
ジング、43……スリーブ、44……フランジ、46……Oリ
ング、48……ナット、50……コネクタプラグアダプタ
(コネクタプラグ)、50A……コネクタプラグ、52……
キャップ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 横須賀 洋 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株式 会社佐倉工場内 (72)考案者 本田 信夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−94705(JP,A) 特開 昭59−19904(JP,A) 特開 昭54−80142(JP,A) 実開 昭56−5109(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形のスリーブ20の一端に気密に取り付け
    た端面板30の円板部分32の孔に中空円筒状のコネクタア
    ダプタ40を嵌合させて気密に取り付け、 上記スリーブ20の他端に気密に取り付けた端面板24の孔
    に光ケーブル10の一端を挿入して気密に嵌合させ、当該
    光ケーブル10の各ファイバ心線12に接続したコネクタプ
    ラグ50を上記コネクタアダプタ40に気密に嵌合固定させ
    た、光ケーブル用メカニカルクロージャ。
JP1986069701U 1986-05-09 1986-05-09 光ケーブル用メカニカルクロージャ Expired - Lifetime JPH075447Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986069701U JPH075447Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09 光ケーブル用メカニカルクロージャ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986069701U JPH075447Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09 光ケーブル用メカニカルクロージャ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62181908U JPS62181908U (ja) 1987-11-18
JPH075447Y2 true JPH075447Y2 (ja) 1995-02-08

Family

ID=30910677

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986069701U Expired - Lifetime JPH075447Y2 (ja) 1986-05-09 1986-05-09 光ケーブル用メカニカルクロージャ

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JP (1) JPH075447Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5794705A (en) * 1980-12-05 1982-06-12 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Gas-dam structure of communication cable
JPS5919904A (ja) * 1982-07-27 1984-02-01 Furukawa Electric Co Ltd:The 光ケ−ブルのガスダム部

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62181908U (ja) 1987-11-18

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