JPH0754395B2 - イラスト焼込用ホルダ− - Google Patents

イラスト焼込用ホルダ−

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JPH0754395B2
JPH0754395B2 JP17861487A JP17861487A JPH0754395B2 JP H0754395 B2 JPH0754395 B2 JP H0754395B2 JP 17861487 A JP17861487 A JP 17861487A JP 17861487 A JP17861487 A JP 17861487A JP H0754395 B2 JPH0754395 B2 JP H0754395B2
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順朗 村井
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Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Light Sources And Details Of Projection-Printing Devices (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、写真焼付機に使用されるイラスト焼込用ホル
ダーに関するものである。
〔従来の技術〕
私製葉書(ポストカード)として、印画紙に画像を焼き
付けたプリント写真を用いたものが知られている。この
ポストカードの作製には、イラスト焼込装置が用いら
れ、これを写真焼付機に取り付け、イラスト焼込装置に
セットした表示シートの画像と、写真焼付機のフイルム
デッキにセットした写真フイルムの画像とを並べて印画
紙に焼き付けている。
従来の密着焼込タイプのものでは、ペーパーマスクに段
付き開口を設け、この段付き開口に1枚の透明ガラスを
着脱自在に嵌め込み、また段付き開口の下部にランプハ
ウスを取り付けた構造をしている。透明ガラスの上面に
は、例えばイラストを記録した表示シートや住所氏名を
記録した表示シート等が剥離可能に並べて接着されてい
る。また、各表示シートに対面するように、透明ガラス
の下面に少なくとも1枚の色調整フイルタを接着して表
示シートの色調整を行っている。
隣合う2枚の表示シートの端面が重なるように接合する
と、この部分の厚みが大きくなって印画紙の平面性が悪
化するから、像のボケの原因となる。このボケを避ける
ために、2枚の表示シートの端部が重ならないように接
着すると、これらの間に隙間が生じ易くなる。この隙間
が発生すると、これを透過した光が印画紙を露光するた
めに、ポストカードに筋状のにじみが発生することにな
る。同様に2枚の色調整フイルタを重ねると、この重な
った部分を透過する光の光質が変わり、逆に離すと隙間
が発生するから、やはりにじみの原因となる。ところ
で、透明ガラスの厚みが3ミリ程度であると光がまわり
込むが、2ミリ程度以下の場合には、光のまわり込みに
よる影響が殆ど生じないから、色調節フイルタの隙間を
適当な幅の遮光テープで遮光すれば、表示シートの隙間
によるにじみもなくすことができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来のイラスト焼込装置では、色調整フイルタ
を透明ガラスに接合し、更にその上に遮光テープを接合
しているため、色調整フイルタの交換作業が極めて面倒
であった。また、1枚の透明ガラスに複数の表示シート
を接合しているため、住所氏名等のようにユーザーに固
有な画像を記録した表示シートを交換する場合には、遮
光を考慮した細かな位置合わせが必要であった。
〔発明の目的〕
本発明は、色調整フイルタや表示シートの交換が極めて
簡単なイラスト焼込用ホルダーを提供することを目的と
するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明のイラスト焼込用ホ
ルダーは、遮光性を有する枠体に透光性を有する底部を
設けたホルダー本体と、このホルダー本体を複数の隔室
に仕切る遮光性の仕切壁と、これらの隔室の内側に沿っ
て形成された段部と、各隔室の段部で保持される複数の
透光プレートと、各透光プレートと底部との間に形成さ
れた空間にそれぞれ収納される少なくとも1枚の色調整
フイルタと、各透光プレートの上に配置される複数の表
示シートとから構成されている。
〔作用〕
色調節に際しては、所望の色調整フイルタを隔室内に落
とし込むだけでよいから、色調節フイルタの交換を簡単
に行なうことができる。また、枠体及び仕切壁は遮光性
を有するから、表示シートの交換に際して遮光を考慮し
た細かな位置合わせが不要となるから、交換作業が極め
て簡単となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。
〔実施例〕
第1図において、イラスト焼込用ホルダー10は、矩形状
をしたホルダー本体11を備えている。このホルダー本体
11は、枠体12の内部を複数の仕切壁13で仕切ることによ
り、複数の隔室14〜16が形成されている。この枠体12及
び仕切壁13は、遮光性を与えるために、黒色塗装した金
属やプラスチックで作られている。また、ホルダー本体
11の底部を構成するように、枠体12の下面に透光プレー
ト例えば透光プラスチック17が固着されている。この透
光プレートとしては、プラスチックの代わりにガラスで
もよく、また透明なものの他に、散乱光を生じさせるも
の、例えばスリガラスやオパール等の乳白色プレートで
あってもよい。
前記隔室14〜16の内側には、段部18〜20がそれぞれ形成
されており、これらの段部18〜20は透光プレート例えば
透明ガラス21〜23をそれぞれ保持する。これらの透光プ
レートは、ガラスでもプラスチックでもよく、更には散
乱性を有するスリガラスやオパール等の乳白色プレート
でもよい。これらの透明ガラス21〜23は、その側面を遮
光するために黒色塗装が施されており、これから少しは
み出すようなサイズの表示シート24〜26が剥離可能な透
光接着剤で接着されている。これらの表示シート24〜26
は、例えばリスフイルムやカラーネガフイルム等が用い
られ、これらにイラスト,挨拶文,住所氏名等の画像が
記録されている。この実施例では、表示シート124とし
てリスフイルムが用いられ、これに新年の挨拶文が写し
込まれている。表示シート25には、住所氏名を記録した
リスフイルムが用いられており、表示シート26にはイラ
ストを写し込んだリスフイルムが用いられている。
前記表示シート24〜26を保持した透明ガラス21〜23を隔
室14〜16にそれぞれ嵌め込んだときに、各透明ガラス21
〜23の下部に空間(ポケット)が形成される。隔室14の
空間には、色調整フイルタ30〜32が、隔室15の空間には
色調節フイルタ33が、また隔室16には色調節フイルタ3
4,35がそれぞれ収納されている。この実施例では、色調
節フイルタ30,33,34は、カラーネガフイルムのベースと
同じオレンジベースが用いられ、色調節フイルタ31,32,
35としては、カラー文字とカラーイラストを表現するた
めに色フイルタが用いられる。なお、表示シートとして
カラーネガフイルムを使用する場合には、オレンジベー
スが不要である。なお、この場合に、色補正が必要なと
きには、適当な濃度の色フイルタ例えばイエローフイル
タとマゼンタフイルタが用いられる。なお、符号36は把
手である。
第3図は本発明のイラスト焼込用ホルダーを取り付けた
写真焼付機を示すものである。マスクプレート40は、露
光用の開口40aとイラスト焼込用の開口40bが形成されて
いる。第2図に詳細に示すように、イラスト焼込用開口
40bには、段部40cが形成され、これにイラスト焼込用ホ
ルダー10が抜き出し自在に挿入されている。
前記イラスト焼込用開口40bの下部には、ランプハウス4
1が取り付けられており、この中に複数の白色光源42と
拡散板43とが収納されている。これらの白色光源42は、
一定時間だけ点灯して白色光を放出する。この白色光
は、拡散板43で拡散されてから、イラスト焼込用ホルダ
ー10を照明する。
カラーペーパー45は、供給リール46にロール状に巻き付
けられており、複数のローラ47を経て巻取りリール48に
巻き取られる。なお、マスクプレート40の上には、カラ
ーペーパー45の浮き上がりを防ぐために、周知のガイド
プレート(図示せず)が配置されている。
白色光源50から放出された白色光は、シアンフイルタ5
1,マゼンタフイルタ52,イエローフイルタ53を通ってか
ら拡散箱54に入射する。これらの色フィルタ51〜53は、
フイルタ調節部55によって焼付光路56への挿入量が調節
され、それにより焼付光の光質を調節する。拡散箱54
は、内面がミラー面となった角筒の両端部に拡散板を取
り付けたものであり、光質が調節された焼付光を充分に
拡散する。
前記拡散箱54の上にフイルムデッキ58が配置され、これ
にカラーネガフイルム59がセットされ、上からマスク60
で押さえ付けられる。カラーネガフイルム59に記録され
ているネガ像は、シャッタ駆動部62によってシャッタ63
が開かれた時に、焼付レンズ64でカラーペーパー45に焼
き付けられる。
次に、上記実施例の作用について説明する。表示シート
の種類や内容に応じて、所望の色調整フイルタを選択し
て、これを各隔室14〜16内に嵌め込む。これらの上か
ら、表示シート24〜26を保持した透明ガラス21〜23を隔
室14〜16内にそれぞれ嵌め込む。これらの透明ガラス21
〜23は、その厚みが段部20の高さと同じに設定されてい
るから、これらに接合した表示シート24〜26の縁が枠体
12と仕切壁13の上に重なる。この色調節フイルタ及び表
示シートをセットしてから、イラスト焼込用ホルダー10
をマスクプレート40の段部40cに挿入する。
写真焼付時には、カラーネガフイルム59のネガ像に応じ
て色フイルタ51〜53の挿入量が調節される。このフイル
タ調節後に、白色光源50がフル発光してカラーネガフイ
ルム59を照明する。この状態でシャッタ63が所定時間だ
け開口するから、焼付レンズ64によってネガ像がカラー
ペーパー45に焼き付けられる。
ネガ像の焼付と同時又はその前後に、ランプハウス41内
の白色光源42が一定時間だけ点灯する。この白色光源42
から放出された白色光は、拡散板43で拡散されてから、
イラスト焼込用ホルダー10を照明し、表示シート24〜26
に記録された画像をカラーペーパー45に焼き付ける。
1駒の写真焼付が終了すると、供給リール46から未露光
の部分が引き出され、そして露光済みの部分が巻取りリ
ール48に向けて移送される。1巻分の写真焼付が終了す
ると、周知のように写真現像処理され、最後に1駒ずつ
切断され、第4図に示すようなポストカード70が作製さ
れる。このポストカード70は、ネガ像のプリント画像71
と、表示シート24のプリント画像72と、表示シート25の
プリント画像73と、表示シート26のプリント画像74とが
並んで記録されている。
色調節フイルタと表示シートを交換する場合には、イラ
スト焼込用ホルダー10をペーパーマスク40から抜き出
す。次に、透明ガラスを抜き出せば、色調節フイルタが
現れるから、これを取り出して別の色フイルタと交換す
ればよい。また、住所氏名の表示シート25を交換する場
合には、別のユーザーの表示シートを貼った透明ガラス
を予め用意しておき、これと交換すればよい。勿論、表
示シート25を剥がして、代わりに別の表示シートを接合
してから、隔室15に嵌め込んでもよい。
前記実施例では、イラスト焼込用ホルダー10をカラーペ
ーパー45に密着させて写真焼付を行っているが、両者を
離してその間に焼付レンズを配置してもよい。また、イ
ラスト焼込用ホルダー10を抜き出すようにしたが、ペー
パーマスク40の上から嵌め込むようにしてもよい。更
に、表示シートのサイズは透明ガラスよりも大きいが、
これは同じサイズでもよい。更にまた,表示シートを透
明ガラスに接合せずに、枠体12及び仕切壁13に剥離可能
な接着剤を塗布し、これに貼り付けてもよい。また、イ
ラスト焼込用ホルダー10をマスクプレート40の手前に配
置し、イラスト画像を焼き付けてからネガ像の露光位置
に送るようにしてもよい。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、ホルダー本体を仕切壁で複
数の隔室に区画し、これらの隔室内に色調節フイルタを
収納するとともに、透光プレートを着脱自在に嵌め込
み、その上にイラスト等を記録した表示シートを配置し
たから、色調節フイルタの交換が簡単となり、また表示
シートの交換に際しても遮光を考慮した位置合わせが不
要となるから、その交換も簡便である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す分解斜視図である。 第2図はイラスト焼込用ホルダーをペーパーマスクにセ
ットした状態を示す断面図である。 第3図はイラスト焼込用ホルダーをセットした写真焼付
機の概略図である。 第4図はポストカードの一例を示す説明図である。 10……イラスト焼込用ホルダー 11……ホルダー本体 12……枠体 13……仕切壁 14〜16……隔室 17……透光プレート 18〜20……段部 21〜23……透明ガラス 24〜26……表示シート 30〜32,33〜35……色調整フイルタ 40……ペーパーマスク 41……ランプハウス 45……カラーペーパー 59……カラーネガフイルム。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遮光性を有する枠体に透光性を有する底部
    を設けたホルダー本体と、このホルダー本体を複数の隔
    室に仕切る遮光性の仕切壁と、これらの隔室の内側に沿
    って形成された段部と、各隔室の段部で保持される複数
    の透光プレートと、各透光プレートと底部との間に形成
    された空間にそれぞれ収納される少なくとも1枚の色調
    整フイルタと、各透光プレートの上に配置される複数の
    表示シートとからなることを特徴とするイラスト焼込用
    ホルダー。
  2. 【請求項2】前記表示シートは、透光プレートよりも僅
    かサイズが大きく、かつ透光プレートに接合されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイラスト
    焼込用ホルダー。
  3. 【請求項3】前記表示シートは、透光プレートの上に載
    置され、かつ枠体及び仕切壁の上に剥離可能に接合され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のイ
    ラスト焼込用ホルダー。
  4. 【請求項4】前記透光プレートは、側面に黒色塗装が施
    されていることを特徴とする特許請求の範囲第1項ない
    し第3項いずれか記載のイラスト焼込用ホルダー。
  5. 【請求項5】前記ホルダー本体の底面は、枠体に透光プ
    レートを接合して形成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第4項いずれか記載のイラスト焼込用
    ホルダー。
  6. 【請求項6】前記複数の表示シートは、イラスト表示シ
    ートと、住所表示シートであることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項ないし第5項いずれか記載のイラスト焼
    込用ホルダー。
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