JPH0753836Y2 - 油圧プレス機械におけるラム用油圧作動装置 - Google Patents

油圧プレス機械におけるラム用油圧作動装置

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JPH0753836Y2
JPH0753836Y2 JP87590U JP87590U JPH0753836Y2 JP H0753836 Y2 JPH0753836 Y2 JP H0753836Y2 JP 87590 U JP87590 U JP 87590U JP 87590 U JP87590 U JP 87590U JP H0753836 Y2 JPH0753836 Y2 JP H0753836Y2
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pipe
hydraulic
ram
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hydraulic cylinder
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JP87590U
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篤 日向
修彰 鎌田
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は例えば油圧パンチプレスのごとき油圧プレス機
械において、ラムを上下動させるラム用油圧作動装置に
関する。
(従来の技術) 油圧プレス機械の一例として油圧パンチプレス機械にお
いては、ラムを上下動させて打抜き加工のごときプレス
加工を行なっており、上記ラムは油圧シリンダの作動に
より上下動するものである。そして、上記油圧シリンダ
は配管を介してピストンポンプに接続してあり、この配
管におけるピストンポンプの吐出側には、第5図に示す
ように油圧による脈動が発生しており、騒音、脈動が問
題となっていた。
そこで、上記問題点を解決するために、第4図に示すラ
ム用油圧作動装置101を設けることにした。このラム用
油圧作動装置101について第4図を参照して説明する
と、油圧シリンダ(図示省略)が配管103を介してモー
タ105を備えたピストンポンプ107に接続してあり、ピス
トンポンプ107はフイルター109を介してタンク111に接
続してある。そして、配管103におけるピストンポンプ1
07の吐出側の脈動を小さくするために、配管103にはア
キュームレーター113を配設してある。
(考案が解決しようとする課題) しかし、アキュームレーター113を備えたラム用油圧作
動装置101においては、第6図に示すように配管103にお
けるピストンポンプ107の吐出側の脈動は、アキューム
レーター113を備えた場合に比較して小さくなったが、
依然油圧による脈動によって、騒音、振動の問題があっ
た。また、アキュームレーターを113使用する場合に
は、コストがかかると共にメンテナンスが必要であると
いう問題があった。
そこで、本考案は上記の問題点を解決することができる
油圧プレス機械におけるラム用油圧作動装置を提供する
ことを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題点を解決するために、本考案に
おいては、油圧シリンダの作動によりラムを上下動させ
てプレス加工を行う油圧プレス機械において、上記油圧
シリンダとポンプを配管を介して接続して設け、上記配
管の途中に第1可撓管を配設して設け、この第1可撓管
のポンプ側一端と配管の接続部に、一端を閉じた第2可
撓管を接続して設けてなるものである。
(作用) 前記の構成において、ポンプを適宜に作動させることに
より、油圧シリンダに油圧を送り、ラムを上下動させて
プレス加工を行う。このとき、配管におけるポンプの吐
出側において、配管を介して油圧シリンダ方向へ直接送
られる圧油と、ポンプから第2可撓管の閉じた一端まで
送られて反射して配管を介して油圧シリンダ方向へ送ら
れてくる圧油が合流し、配管内の油圧によって生じる脈
動で相殺されるものである。
(実施例) 以下、本考案に係る実施例について図面に基づいて説明
する。
第3図を参照するに、圧油プレス機械の一例としての油
圧タレットパンチプレス機1は、前後方向(第3図にお
いて左右方向)へ延伸した下部フレーム3と、この下部
フレーム3の後部に支柱5を介して一体的に設けた上部
フレーム7とによりコの字形状に構成されている。前記
下部フレーム3と上部フレーム7との間にはパンチング
加工部9が設けてあり、下部フレーム3におけるパンチ
ング加工部9には回転軸11を介して回転自在な下部タレ
ット13が設けてある。上部フレーム7におけるパンチン
グ加工部9には回転軸15を介して回転自在な上部タレッ
ト17が、下部タレット13に上下に対向して設けてある。
前記上部タレット17には複数の上部金型19が円周上に配
置して設けてあり、下部タレット13には複数の下部金型
21が円周上に配置して設けてある。上下に対向した上部
金型19、下部金型21は同寸同形状である。上記上部フレ
ーム7には所定の上部金型21を打圧するためのラム23が
上下動自在に設けてある。
下部フレーム3の前部には板材Wを支持するため固定テ
ーブル(図示省略)が設けてあり、この固定テーブルの
左右(第3図において紙面に向って表裏)両側には前後
方向へ移動自在な可動テーブル25が前後方向へ移動自在
に設けてある。そして、上記可動テーブル25には左右方
向へ延伸した第1キャレッジ27が固定して取付けてあ
り、この第1キャレッジ27には板材Wを把持するための
クランプ装置29を備えた第2キャレッジ31が左右方向へ
移動自在に設けてある。
上記構成により、固定テーブル、可動テーブル25に板材
Wを支持せしめて、クランプ装置29により板材Wの前側
端部を支持する。次に、第1キャレッジ27、第2キャレ
ッジ31を介して板材Wを前後方向、左右方向へ移動させ
て、板材Wを上部タレット17と下部レット13の間に位置
せしめる。板材Wを上部タレット17、下部タレット13の
間に位置決めする前、又は位置決めするとほぼ同時に、
上部タレット17、下部タレット13を回転させて、所定の
上部金型19、下部金型21をラム23の垂直下方位置に位置
しめる。そして、ラム23を下降させて、所定の上部金型
19が打圧することにより、板材Wに対して所望の打抜き
加工を行う。
上記ラム23を上下動させるために、適宜位置にはラム用
油圧作動装置33が設けてある。
上記ラム用油圧作動装置33の詳細については、第1図を
参照するに、上部フレーム7の適宜位置には上部油圧室
35、下部油圧室37を備えた油圧シリンダ39が設けてあ
り、この油圧シリンダ39から下方向へ突出自在のピスト
ンロッド41はラム23に取付けてある。
上記油圧シリンダ39の上部油圧室35は、4ポート3位置
の方向制御弁43のAポートに第1配管45を介して接続し
てあり、油圧シリンダ39の下部油圧室37は方向制御弁43
のBポートに第2配管47を介して接続してある。上記方
向制御弁43のPポートはモータ49を備えたピストンポン
プ51に第3配管53を介して接続してあり、方向制御弁43
のTポートはタンク55に第4配管57を介して接続してあ
る。なお、ピストンポンプ51は第5配管59、フイルター
61を介してタンク55に接続してある。
上記第3配管53におけるピストンポンプ51と方向制御弁
43の間には、逆止弁63、継手65を介して例えばゴムホー
スのごとき第1可撓管67がピストンポンプ51側から順次
配設してあり、上記継手65には一端をプラグ(図示省
略)により閉じた例えばゴムホースのごとき第2可撓管
69が接続して設けてある。上記第1可撓管67、第2可撓
管69は第3配管53におけるピストンポンプ51の吐出側の
油圧による脈動を小さくするものである。
前述の構成に基づいて本実施例の作用について説明す
る。
方向制御弁43を適宜に操作してAポートとPポートを接
続させると共にBポートとTポートを接続させる。そし
て、モータ49、ピストンポンプ51を適宜に作動させるこ
とにより、圧油が第5配管59、第3配管53、第1配管45
を介して、上部油圧室35に送られると共に、下部油圧室
37の圧油が第2配管47、第4配管57を介してタンク55に
排出される。したがって、ピストンロッド41は、ラム23
は下降することができるものである。
また、方向制御弁55を適宜に操作してAポートとTポー
トを接続させると共にBポートとPポートを接続させ
る。そして、モータ49、ピストンポンプ51の作動によ
り、圧油が第5配管59、第3配管53、第2配管47を介し
て油圧シリンダ39の下部油圧室37に送られると共に、上
部油圧室35の圧油が第1配管45、第4配管57を介してタ
ンク55に排出させる。したがって、ピストンロッド41、
ラム23は上昇するものである。
上記作用のもとで第3配管53は、におけるピストンポン
プ51の吐出側において、第3配管53、第1可撓管67を介
して油圧シリンダ39方向へ直接送られる圧油と、第2可
撓管69のプラグまで送られて反射して第1可撓管67、第
3配管53を流れる圧油が合流し、脈動が相殺されるもの
である。
本実施例によれば、第3配管53におけるピストンポンプ
51の吐出側において、第3配管52第1可撓管69を介して
油圧シリンダ方向へ直接送られてくる圧油と、ピストン
ポンプ59から第2可撓管71の閉じた一端まで送られて反
射して第3配管53を介して油圧シリンダ39方向へ送られ
てくる圧油が合流して、第3配管53の油圧によって生じ
る脈動が第2図に示すように相殺されて、騒音、脈動が
小さくなるものであり、作業能率の向上を図ることがで
きるものである。
また、従来のようにアキュームレーターを使用していな
いために、比較的コストがかからないと共にメンテナン
スの必要も少ないものである。
なお、本考案は前述の実施例の説明に限るものではな
く、適宜の変更を行うことによりその他種々の態様で実
施可能である。
[考案の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、本
考案によれば、配管におけるポンプの突出側のにおい
て、配管を介して油圧シリンダ方向へ直接送られてくる
油圧と、ポンプから第2可撓管の閉じた一端まで送られ
て反射して配管を介して油圧シリンダ方向に送られてく
る圧油が合流して、ポンプの吐出側の配管の油圧によっ
た生じる脈動が相殺されて、騒音、脈動が小さくなるも
のであり、作業能率の向上を図ることができるものであ
る。また、従来のようにアキュームレーターを使用して
いないために、比較的コストがかからないと共にメンテ
ナンスの必要も少ないものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る実施例を説明するものであり、第1
図は本実施例のラム用油圧作動装置を示す図である。第
2図は本実施例のラム用油圧作動装置において、配管内
の油圧と時間との関係を示すグラフ図である。第3図は
油圧タレットパンチプレスの側面図である。第4図は従
来のラム用油圧作動装置を示す図である。第5図、第6
図はは従来のラム用油圧作動装置において配管内の油圧
と時間の関係を示すグラフ図である。 1……油圧タレットパンチプレス 23……ラム 33……ラム用油圧作動装置 39……油圧シリンダ、51……ピストンポンプ 53……第3配管、67……第1可撓管 69……第2可撓管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧シリンダの作動によりラムを上下動さ
    せてプレス加工を行う油圧プレス機械において、上記油
    圧シリンダとポンプを配管を介して接続して設け、上記
    配管の途中に第1可撓管を配設して設け、この第1可撓
    管のポンプ側一端と配管の接続部に、一端を閉じた第2
    可撓管を接続して設けてなることを特徴とする油圧プレ
    ス機械におけるラム用油圧作動装置。
JP87590U 1990-01-11 1990-01-11 油圧プレス機械におけるラム用油圧作動装置 Expired - Lifetime JPH0753836Y2 (ja)

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JPH0395199U JPH0395199U (ja) 1991-09-27
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