JPH0753484B2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

Info

Publication number
JPH0753484B2
JPH0753484B2 JP17100087A JP17100087A JPH0753484B2 JP H0753484 B2 JPH0753484 B2 JP H0753484B2 JP 17100087 A JP17100087 A JP 17100087A JP 17100087 A JP17100087 A JP 17100087A JP H0753484 B2 JPH0753484 B2 JP H0753484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
outlet
false
air
true
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17100087A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6416416A (en
Inventor
英一 大津
民雄 印南
敏樹 飯島
庸雄 鹿子幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP17100087A priority Critical patent/JPH0753484B2/ja
Publication of JPS6416416A publication Critical patent/JPS6416416A/ja
Publication of JPH0753484B2 publication Critical patent/JPH0753484B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
    • B60H1/00821Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
    • B60H1/00835Damper doors, e.g. position control

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用空気調和装置に係り、特に、吹出口を
制御するドアの位置を安定的に制御しつつ、快適な吹出
温度を得るのに好適な自動車用空気調和装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭60−12329号に記載のように、エ
アミツクスドア開度θを決め、該θと温度検出データ
Tm、補正データをコンピユータに入力し、モード判定デ
ータTfを演算し、定数a,b,c,dと比較して、吹出口のモ
ードを切換えるとなつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、車室内気温度が目標温度に近づくにつ
れ、前記θが変化し、そのために、前記Tfが変わり、吹
出口が変化する点について配慮されておらず、乗員の操
作なしに吹出口が変わるために、乗員が不快感を受ける
問題があつた。
本発明の目的は、吹出口を制御するドアの位置を安定的
に制御し、しかも、快適な吹出温度に制御することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、外気温度,日射,設定温度のように乗員の
操作なしに変動しない要因で吹出口を制御するドアの位
置を定め、次に車内温度が目標温度となるように、吹出
温度を快適温度の範囲内で求め、前記吹出口の風量分配
に応じて前記目標吹出温度に重味付けを行い、該温度が
得られるようにエアミツクスドア開度を制御することに
より、達成される。
〔作用〕
吹出口を制御するドアの位置は、車室内温度の変化を受
けることなく決まり、一方、吹出口に見合う吹出温度が
得られる位置にエアミツクスドアは制御される。それに
よつて、吹出口を制御するドアの位置は安定し、しか
も、快適温度の空気が出来ので、吹出口の変動による不
快感を乗員に与えることがない。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第13図により説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例である自動車用空気調和装
置の構成図である。
自動車1に搭載された空調装置本体は、制御回路
より、制御される。
空調装置本体の機能を説明する。空気は、吸込手段で
あるインテークドアにより選択される内気口あるい
は外気口から吸込まれる。インテークドアは、電動
アクチエータにより、内気のみ、外気のみ、そして、
内気および外気を所定の割合(たとえば、内気:外気=
2:1)で吸込む、3位置に制御される。
空気は、ブロワで吸込まれ、その風量は、モータ
印加する電圧で制御される。モータへの電力は、ブロ
ワリレー10を介して、図示していないバツテリから供給
され、前記制御回路内にある、ブロワコントロール回
11の指示を受けるパワートランジスタ12にて、前記印
加電圧は制御される。
公知のクーラサイクルを使い、冷却手段であるエバポレ
ータ13にて、前記空気を冷却する。なお、冷力の調節
は、動力源である、図示していないエンジンとVベルト
で接続されるプーリと、コンプレツサ14の間にあるマグ
ネツトクラツチ15を断続することにより行う。該マグネ
ツトクラツチ15の電源は、前記ブロワリレー10の下流か
ら取り、コンプレツサリレー16で、断続される。
前記エバポレータ13を通過した空気は、目標の吹出温度
になるように、前記制御回路の指示で、電動アクチエ
ータ17により、温調ドア、すなわち、無段階で制御され
るエアミツクスドア18で、前記エンジンの冷却水を熱源
とする、加熱手段であるヒータ19を通る流れと、該ヒー
19をバイパスする流れに分けられ、その後、両者は混
合する。
リンク20で連動し、空気の吹出手段であるデフドア21
ベントドア22は、デフ吹出口23、ベント吹出口24及びフ
ロワ吹出口25の各吹出口から車内に吹出す、風量分配を
制御する。該デフドア21とベントドア22は、電動アクチ
エータ26の回転角により、次の3位置に制御される。す
なわち、すべてベント吹出口24から出すベントモード
(VENT)、ベント吹出口24とフロワ吹出口25から所定割
合(本実施例では、2対1。)で出すバイレベルモード
(B/L)、デフ吹出口23とフロワ吹出口25から所定割合
(本実施例では、1対6.5。)で出すフロワモード(FLO
OR)である。
次に制御回路について、説明する。制御回路は、制
御を司る機能として、制御手段,判断手段,演算手段,
制限手段、そして、時間計数手段でもあるマイクロコン
ピユータ27を有する。本実施例では、中央制御装置(CP
U)、処理手順(プログラム、定数)を記憶するリード
オンリメモリ(ROM)、データを記憶するランダムアク
セスメモリ(RAM)、入出力端子(I/Q)、アナログ・デ
イジタル変換機能(A/D)、任意幅パルス出力端子(PW
M)、任意周波数パルス出力端子(Tout2)、及び、一定
時間割込機能(TIMER)を内蔵する(株)日立製作所製
の8ビツトマイクロコンピユータHD63705Zを、前記マイ
クロコンピユータ27として、使用する。該マイクロコン
ピユータ27の詳細な内部構成及び機能は、(株)日立製
作所の技術資料HD63705Z CMOS MPU('86.11)で知るこ
とができる。
マイクロコンピユータ27の発振用端子EXTAL,XTALには、
水晶発振子28を接続し、1MHzの発振器を構成し、プログ
ラムは、1サイクル=1マイクロ秒で進行する。
制御回路には、自動車1の図示していないバツテリ
(本実施例では、12V)から常時供給される+B電源
と、自動車1の図示していないキースイツチが、アクセ
サリとオンの各位置のみで供給される+Acc電源を供給
する。+B電源は、電気抵抗器29を介し、5Vのツエナー
ダイオード30で5V定電圧に変換され、前記マイクロコン
ピユータ27の電源端子Vcc,AVccに供給され、前記キース
イツチがオフ位置でも該マイクロコンピユータ27の記憶
情報が消失しないようにする。+Acc電源は、前記電動
アクチエータ17や、後述する表示素子の電源にすると共
に、定電圧素子31(たとえば、(株)日立製作所製のHA
17805)により、5V定電圧に変換され、+5V電源にな
る。該5V電源は、ダイオード32を介して、前記マイクロ
コンピユータ27の電源端子に供給されるほか、前記制御
回路の中に各素子の電源として使われる。
制御回路には、前記マイクロコンピユータ27の動作異
常を監視するための、監視回路33(たとえば、(株)東
芝製のTA7900S)を設ける。該監視回路33は、前記マイ
クロコンピユータ27の出力端子から出すパルス(本実施
例では、100Hz)が途絶えると、該マイクロコンピユー
27のRESET端子にパルスを出力して、該マイクロコン
ピユータ27を初期状態に戻し、正常な状態に復帰させ
る。
さらに、制御回路は、空調装置本体の運転モード、
すなわち、車室内気温度の目標値,コンプレツサの動作
モードなどを設定するための、スイツチ群34、設定温度
表示器35、AUTO表示灯36、及び、A/C表示灯37、そし
て、前記スイツチ群34からの信号受付けを知らせるブザ
38を内蔵する。
前記スイツチ群34は、5接点のモーメンタリスイツチを
内蔵し、電気抵抗器アレー39を介して、+5V電源に接続
されている。すなわち、マイクロコンピユータ27のI/O
に、通常はHi信号、該スイツチを押している間のみ、Lo
信号が加わるので、該スイツチの操作状態を検出でき
る。ジヤンパリード(JP)40は、スイツチ群34の中のA/
Cスイツチの機能を切換えるためのもので、該A/Cスイツ
チが第一の指示手段であり、JP40は、第二の指示手段で
ある。そして、前記スイツチ群34と同様に、該JP40があ
ると、前記マイクロコンピユータ27のI/Oに、Lo信号が
加えられる。
設定温度表示器35は、7セグメント2桁の表示素子であ
り、2つのBCD・7セグメント変換素子4142(たとえ
ば、(株)日立製作所製のHD14511B)により、各桁が駆
動される。該変換素子4142は、前記マイクロコンピユ
ータ27から出力される。2進化10進数(BCD)の4ビツ
ト信号を受け、1ビツトのラツチ信号により、前記BCD
信号を記憶し、7セグメントの文字パターンに変換す
る。
AUTO表示灯36及びA/C表示灯37は、発光ダイオード(LE
D)のため、電気抵抗器4344により、規定の電流に制
限する。そして、前記マイクロコンピユータ27の出力信
号により、3つのトランジスタを内蔵したトランジスタ
アレイ45を介して、前記ブザー38と一緒に制御する。該
ブザー38は、前記マイクロコンピユータ27のTout2端子
から出る交流(本実施例では、4KHz)で駆動され、音が
出る。
前記電動アクチエータ26も、類似のトランジスタア
レイ4647を介して、マイクロコンピユータ27の出力信
号により、制御される。すなわち、制御したいドア位置
に対応する前記トランジスタをオンすることで、前記電
動アクチエータ26がその位置まで、前記インテーク
ドア,デフドア21及びベントドア22を駆動する。ま
た、前記電動アクチエータ17は、専用IC48(たとえば、
(株)東芝製のTA8050P)を介して、制御される。
ブロワリレー10、及び、コンプレツサリレー16も、トラ
ンジスタアレー49を介して、オンオフ制御される。ま
た、モータは、制御したい印加電圧に見合う、パルス
幅の信号(周期一定)が、前記マイクロコンピユータ27
のPWM端子から、前記ブロワコントロール回路11に出力
され、所定電圧に制御され、所定風量が得られる。
また、本実施例では、8ケ所に、温度,日射量、及び、
ドア移動量を検出するセンサを設けており、それらの電
圧信号は、独立に、前記マイクロコンピユータ27のA/D
変換用AN端子に接続され、前記マイクロコンピユータ27
のA/D変換機能を使つて、デイジタル2進データに変
換,入力する。
以下、空調装置本体の制御内容について、前記マイク
ロコンピユータ27のROMに記憶してある処理手順、すな
わち、第2図から第12図のフローを使つて説明する。
プログラムは、常時、繰返し実行される。第2図のごと
き背景処理(BGJ)と、マイクロコンピユータ27の時間
割込機能を使い、所定時間間隔(本実施例では、5ミリ
秒)で、前記BGJを休止させ、実行される、第3図のご
ときタイマ処理(TIMER)に分けられる。なお、該TIMER
が終了すると、前記BGJは、休止した次から処理を再開
する。
第2図は、前記BGJの概略フローであり、図中の番号
は、ステツプ番号を示す。
処理の流れは、ステツプ100のイニシヤライズ処理を実
行した後、ステツプ150から500の各処理を繰返し、実行
するとの内容である。
ステツプ100の詳細は、第4図に示す。ステツプ101
は、前記マイクロコンピユータ27のI/Oのうち、出力ポ
ートをすべてL0にし、機器を停止させる。ステツプ102
では、前記マイクロコンピユータ27のRAMに設けた、0,1
を記憶するフラグ(Foff,FAc,Fb,Ft,FZ,Fa,Fth,Ftc)、
及び、数字を記憶するカウンタ(C0,Cm,Cb,Ct,Ca)を、
すべて0にする。ステツプ103では、フラグ(Fdisp,
Fc)を1にして、制御開始時に、設定温度表示器35やコ
ンプレツサリレー16の制御を行うようにする。ステツプ
104では、車室内の設定温度TSを25℃にする。ステツプ1
05では、外気温度検出手段である外気温度センサ50に外
気温度Tainを取り込み、制御に用いる外気温度Taとす
る。ステツプ106では、日射検出手段である日射センサ5
1にて日射量Zminを取り込み、制御に用いる日射量Zm1,Z
m2,Zm3とする。ステツプ107では、カウンタ(Cbz)に、
ブザー38を鳴らす時間Cbz0(本実施例では、50ミリ秒相
当)を与える。そして、ステツプ108では、時間割込を
許可して、前述のTIMERが、所定時間間隔で実行される
ようにする。つまり、イニシヤライズでは、制御を開始
する前に、マイクロコンピユータ27を、初期状態にす
る。
アナログデータ入力(ステツプ150)の詳細を第5図に
示す。ステツプ151では、外気温度センサ50、内気温度
検出手段である内気温度センサ52、デフダクト温度セン
53、ベント吹出温度検出手段であるベントダクト温度
センサ54、フロワクダクト温度センサ55、冷気温度検出
手段であるエバポレータ出口温度センサ56、日射センサ
51、及び、エアミツクスドア18に連動するドア開度セン
57の各信号電圧をデイジタル量に変換して入力する。
ステツプ152では、温度センサ505253545556
の信号電圧Vを、前記マイクロコンピユータ27にあらか
じめ記憶させておく、ステツプ152の特性を使い、温度
Tに変換する。その内、内気温度Tr,デフダクト温度
Tdd、ベントダクト温度Tdu、フロワダクト温度Tdl、及
び、エバポレータ出口温度Tcは、そのまま、制御に使用
し、入力外気温度Tainは、後述するステツプ155からス
テツプ159の処理を加える。
ステツプ153では、ステツプ151で入力した日射センサ51
の信号電圧Vを、前記マイクロコンピユータ27にあらか
じめ記憶させておく、ステツプ153の特性を使い、入力
日射量Zminに変換し、後述するステツプ160からステツ
172の処理を加える。
ステツプ154では、ステツプ151で入力したドア開度セン
57の信号電圧Vを、前記マイクロコンピユータ27にあ
らかじめ記憶させておく、ステツプ154の特性を使い、
ドア開度θに変換する。
外気温度センサ50は、エンジン熱の影響を受け易く、特
にアイドリング時、加熱され、実温度より高目に検出し
がちである。そのため、検出温度上昇時は、所定時間間
隔で、所定温度(ΔTa0)の上昇に制限し、誤検知を防
止する。該処理を、ステツプ155からステツプ159で実現
する。ステツプ155では、入力外気温度Tainが上昇した
か判断し、真の時はステツプ156へ、偽の時はステツプ1
59へ進む。ステツプ156では、後述するTIMERで、所定時
間Ca0(本実施例では、1分)毎に1になるフラグFa
1であるか判断し、真の時は、0に戻した上、ステツプ
157に進み、偽の時は、前の外気温度Taのままにして、
ステツプ160に進む。ステツプ157では、温度上昇(Tain
−Ta)が所定温度ΔTa0(本実施例では、0.3℃)より大
きいか判断し、真の時はステツプ158で上昇量をΔTa0
制限し、偽の時はステツプ159で入力温度Tainをそのま
まTaに置き換える。
ところで、ビルの谷間を走行する時、ビルの切れ目毎
に、日射量が変化する。そのため、検出日射量を、その
まま、コンプレツサ14などの制御に使うと、制御状態が
日射変化に連動して頻繁に変わり、そのため、乗員に不
快感を与えることになる。また、日射量の検出信号変化
を制限し過ぎると、環境条件の変化に対する応答が鈍く
なり、乗員に不快感を与える。そのため、所定時間Cz0
(本実施例では、3秒)毎に許容する最大変化量を、制
御対象に応じて、ブロワ制御はΔZm1(本実施例では、3
3Kcal/m2h)、コンプレツサ制御はΔZm3(本実施例で
は、3.3kcal/m2h)残りの制御はΔZm2(本実施例では、
6.6kcal/m2h)の3段階に分けた。該処理をステツプ160
からステツプ172で実現する。
ステツプ160では、後述するTIMERで、所定時間Cz0毎に
1になるフラグFzが1であるか判断し、真の時は、0に
戻した上、ステツプ161に進み、偽の時は、前の日射量Z
m1,Zm2,Zm3のままにして、ステツプ150を終了する。ス
テツプ161では、日射上昇量ΔZm(=Zmin−Zm1)を計算
し、ステツプ162では、変化量|ΔZm|が所定値ΔZm1
り大きいか判断し、真の時はステツプ163で変化量をΔZ
m1に制限し、偽の時はステツプ164で入力量ΔZminでそ
のまま置き換える。ステツプ165では、日射上昇量ΔZm
(=Zmin−Zm2)を計算し、ステツプ166では、変化量|
ΔZm|が所定値ΔZm2より大きいか判断し、真の時はステ
ツプ167で変化量をΔZm2に制限し、偽の時はステツプ16
8で入力量Zminでそのまま置き換える。ステツプ169
は、日射上昇量ΔZm(=Zmin−Zm3)を計算し、ステツ
170では、変化量|ΔZm|が所定値ΔZm3より大きいか
判断し、真の時はステツプ171で変化量をΔZm3に制限
し、偽の時はステツプ172で入力量Zminでそのまま置き
換え、ステツプ150を終了する。
ステツプ200では、各制御信号を計算する。
車室目標温度Ts0は、(1)式で計算する。但し、 Ts0=−Kas・Ta+Kss・Ts−K0s …(1) Kas,Kss,K0sは定数である。
車室温度Trの目標値からのずれ量ΔTrは、(2)式で計
算する。但し、Ksr,Krr,K0rは定数である。
ΔTr=Ksr・Ts0−Krr・Tr+K0r …(2) 各吹出毎の目標吹出温度Tdod(デフ吹出口)Tdou(ベン
ト吹出口)、Tdol(フロワ吹出口)、総称してTdoxは、
(3)式で計算する。
Tdox=Kbx・Tdbx−Kzx・Zm2+Ksx・TS +Kpx・ΔTr−Kox …(3) 但し、基準吹出温度Tdbd(デフ吹出口)、Tdbu(ベント
吹出口)、Tdbl(フロワ吹出口)、総称してTdbxは、第
13図に示す。安定状態における快適吹出温度特性であ
る。また、Kbx,Kzx,Ksx,Kpx,Koxは定数である。Tdou
ついては、Ksu・Ts+Kou(Ksu,Kouは定数)を上限温度
とし、Tdolについては、Kol(定数)を下限温度とす
る。
ベント吹出温度Tduの目標値からのずれ量ΔTduは、
(4)式で計算する。但し、Kbu,Kuu,Kduは定数 ΔTdu=Kbu・Tdou−Kuu・Tdu+Kdu …(4) である。
吹出口制御信号αは、(5)式で計算する。但し、 α=Kam・Ta+Kzm・Zm2−Ksm・Ts+Kom …(5) Kam,Kzm,Ksm,Komは定数である。
コンプレツサ制御信号β(デフ吹出時),β(ベン
ト吹出時)、総称してβは、Toxを基準とし、クーラ
を必要としないTa、あるいは、窓曇りが発生しないZm3
になつたら、前記コンプレツサ14が停止し、エンジン負
荷が減るように、(6)式で計算する。但し、Kdc,Kac,
Kzc,Kocは定数である。
β=Kdc・Tdox−Kac・Ta+Kzc・Zm3+Koc …(6) 省エネ制御時の目標吹出温度Tcod(デフ吹出時)、Tcou
(ベント吹出時)、総称してTcoxは、当該吹出口のTdox
を基準に(7)式で計算する。
Tcox=Kde・Tdox−Kze・Zm3−Koe …(7) 但し、Kde,Kze,Koeは定数である。
TaとTsの温度偏差ΔTaiは、(8)式で計算する。
ΔTai=Kai・Ta−Ksi・Ts+Koi …(8) 但し、Kai,Ksi,Koiは定数である。
そして、前記モータの最低電圧Vminは、(9)式で計
算する。但し、M0は、後述するステツプ Vmin=M0・Kzb・Zm1+Kob …(9)250 で定まる値、Kzb,Kobは定数である。
吹出口制御(ステツプ250)の詳細を第6図に示す。ス
テツプ251では、前記マイクロコンピユータ27にあらか
じめ記憶しておく、ステツプ251の特性に前記(5)式
で求めたαを適用して吹出口を決める。FLOORの場合
は、ステツプ252にて、Zm1に応じた風量上昇の係数Mof
(本実施例では、0)を前記Moとし、ステツプ253で、
前記電動アクチエータ26にFLOOR吹出の指示を出力す
る。B/Lの場合は、ステツプ254にて、Zm1に応じた風量
上昇の係数Mob(本実施例では、0.6)を前記M0とし、ス
テツプ255で、前記電動アクチエータ26にB/L吹出の指示
を出力する。VENTの場合は、ステツプ256にて、Zm1に応
じた風量上昇の係数Mov(本実施例では、1)を前記Mo
とし、ステツプ257で、前記電動アクチエータ26にVENT
吹出の指示を出力する。
風量制御(ステツプ300)の詳細を第7図に示す。ステ
ツプ301では、ブロワを停止させるフラグFoffが1で
あるか判断し、真の場合、ステツプ302で、ブロワリレ
10にOFF信号を出力し、ステツプ303304で、後述す
るフラグFb、及び、カウンタCbを0にする。ステツプ30
1で偽の場合、ステツプ305で、ブロワリレー10にON信号
を出力する。ステツプ306では、ブロワ低風量固定終了
フラグFbが1であるか判断し、真の時はステツプ309
進み、偽の時はステツプ307に進む。ステツプ307では、
Tduが前述の許容上限温度である(Ksu・Ts+Kou)以下
であるか判断し、真の場合は前記フラグFbを1にし、ス
テツプ309に進み、偽の場合は、ステツプ310で、モータ
電圧VMを、前記(9)式で求めたVminにする。該ステツ
310の処理により、ダクト温度が下がるまで、ベント
吹出口24から高風量で熱風が出る不快感を防止できる。
ステツプ309では、前記マイクロコンピユータ27にあら
かじめ記憶しておく、ステツプ309の特性に、前記
(2)式で求めたΔTr、及び、前記(9)式で求めたV
minを適用して、前記VMを求める。ステツプ311では、前
記ブロワコントロール回路11がモータをVMに制御する
ような幅のパルス(一定周期)を出力し、ステツプ300
の処理を終了する。
コンプレツサ制御(ステツプ350)の詳細を第8図に示
す。ステツプ351では、前記フラグFoffが1であるか判
断し、真の時はステツプ366へ、偽の時はステツプ352
進む。ステツプ352では、ステツプ352の特性にTaを適用
して、コンプレツサ14をオンできるか判断し、オフの時
はステツプ366へ、オンできるときは353へ進む。該ステ
ツプ352の判断は、低外気温時にコンプレツサ14を作動
させ、液圧縮して、機械的に壊れることを防止するため
に行う。ステツプ353では、前記JP40があるか判断し、
真の時は省エネ制御を優先させるべく、ステツプ355
進み、偽の時はA/Cスイツチ操作時に省エネ制御を行う
べく、ステツプ354に進む。該ステツプ353により、A/C
スイツチの有する機能を切り換えることが可能になる。
ステツプ354では、A/Cスイツチが操作されたことを示す
フラグFacが1であるか判断し、真の時はステツプ356
進み、省エネ制御を行ない、偽の時はステツプ361へ進
み、固定サーモ制御を行なう。また、ステツプ355の判
断は、ステツプ354と、逆の判断である。
ステツプ356では、ベント吹出口24から風を出す、VENT
あるいはB/Lであるか判断し、真の時はステツプ358へ、
偽の時はステツプ357へ進み、前記(6)式及び前記
(7)式で求めたβx,Tcoxのうち、ステツプ357では、
デフ吹出時のβd,Tcod、ステツプ358では、ベント吹出
時のβu,Tcouをβ,Tco′とし、ステツプ359へ進む。す
なわち、フロワ吹出口25より低温になる、デフ吹出口2
3,ベント吹出口24のうち、風の出ている側の特定を、
後述する判断に用いる。
ステツプ359では、前記βをステツプ359の特性に適用し
て、コンプレツサ14をオンさせるべきか判断し、オンさ
せるべきときはステツプ361へ進み、オフさせても良い
ときは、ステツプ360へ進む。ステツプ360では、目標吹
出温度Tdoxに基づいて得た前記Tco′を、エバポレータ
出口目標温度Tcoとし、ステツプ361では、エバポレータ
凍結温度Tcmin(本実施例では、1℃)をTcoとして、ス
テツプ362へ進む。
ステツプ362では、前記Tcoとエバポレータ出口温度Tc
温度差をステツプ362の特性に適用して、冷却し過ぎの
場合はコンプレツサ14をオフさせるべくステツプ366
へ、冷却不足の場合はコンプレツサ14をオンさせるべく
ステツプ363へ進む。ステツプ363では、今までコンプレ
ツサ14が停止していたか判断し、真の時は、ステツプ36
4でコンプレツサ14の動作が変化したことを示すフラグF
cを1にし、偽の時は、ステツプ365に直接進む。ステツ
365では、コンプレツサリレー16にオン信号を出力す
る。一方、ステツプ366では、今までコンプレツサ14
動いていたか判断し、真の時は、ステツプ367で前記Fc
を1にし、偽の時は、ステツプ368に直接進む。ステツ
368では、前記コンプレツサリレー16にオフ信号を出
力する。
吸込口制御(ステツプ400)の詳細を第9図に示す。ス
テツプ401では、前記(8)式のΔTaiをステツプ401
特性に適用して、外気を吸込んで十分温調できるTaか判
断し、外気と判断した時はステツプ406へ、その他の場
合はステツプ402へ進む。ステツプ402では、コンプレツ
14が作動しているか判断し、真の時はステツプ403
へ、偽の時は窓曇りを防止するため、ステツプ406へ進
む。ステツプ403では、前記(4)式で求めたΔTduをス
テツプ403の特性に適用し、ベント吹出温度Tduが、目標
温度Tdouに較べて高温の場合は、熱負荷を下げるべく、
内気吸込量を増加させる。ステツプ403で、内気吸込と
判断した時はステツプ404へ、半外気吸込と判断した時
はステツプ405へ、そして外気吸込と判断した時はステ
ツプ406、へ進み、前記電動アクチエータを制御す
る。
エアミツクスドア制御(ステツプ450)の詳細を第10図
に示す。ステツプ451は、前記Fcが1であるか判断し、
真の場合は、コンプレツサ14の動作変化に伴う吹出温度
変化を防止するため、ステツプ453に進み、偽の場合は
ステツプ452へ進む。ステツプ452では、後述するTIMER
で、所定時間Cto(本実施例では、10秒)毎に1になる
フラグFtが1であるか判断し、真の時はステツプ453
へ、偽の時は何もしないでステツプ450を終了する。
ステツプ453では、前記Fc及びFtを0にした上で、吹出
しが、FLOORであるか判断し、真の時はステツプ454へ、
偽の時はステツプ455へ進む。ステツプ454及びステツプ
455では、デフ、及び、ベントからの吹出風量割合Mod,M
oをそれぞれ使用し、目標吹出温度Tdxの温度差の荷重平
均ΔTdを次式から計算する。
FLOOR吹出の時 ΔTd=Mod(Tdod−Tdd)+(1−Mod)−(Tdol−Tdl) デフロスタ吹出の時 ΔTd=Mo(Tdou−Tdu)+(1−Mo)−(Tdol−Tdl) ステップ456では、あらかじめ実験的に求めて前記マイ
クロコンピュータ27に記憶させておいた、エアミツクス
ドア18の開度θと荷重平均の吹出温度Tdとの特性を用
い、前記エンジン冷却水温Twを上限値、前記Tcを下限値
とし、その範囲で前記エアミツクスドア検出開度θ
基づく前記ΔTdを適用して、エアミックスドア18の目標
移動量Δθを求める。
ステツプ457では、前記エアミツクスドア18をΔθだけ
動かすに必要な、前記電動アクチエータ17の作動時間Cm
を計算する。ここで、KVTは定数である。ステツプ458
は、前記Δθが最小必要変化量である所定値KOTより大
きいか判断し、真の時は暖房側に前記エアミツクスドア
18を動かすべく、ステツプ462へ進み、偽の時はステツ
459へ進む。ステツプ459では、前記Δθが所定値−K
OTより小さいか判断し、真の時は冷房側に前記エアミツ
クスドア18を動かすべく、ステツプ460に進み、偽の時
は前記エアミツクスドア18を停止させるべく、ステツプ
461に進む。ステツプ460では、暖房側に動かすフラグF
thを0にし、冷房側に動かすフラグFtcを1にする。ス
テツプ461では、前記Fth及び前記Ftcを0にし、ステツ
462では、前記Fthを1、前記Ftcを0にする。後述す
るTIMERの処理中で、前記Cm,Fth,Ftcを使い、前記エア
ミツクスドア18を制御する。
ステツプ500では、表示のリフレツシユと、正常動作中
であることを示すため、フラグFdispを1にし、ステツ
150に戻る。
以上の処理を繰り返し実行している間に、所定時間毎に
実行する。前記TIMERの処理内容を第3図により、説明
する。
ステツプ601では、割込回数のカウンタCoに1を加え
る。ステツプ602では、前記BGJ処理1周毎、あるいは、
表示内容の変更要求がある毎に1になるフラグFdisp
1であるか判断し、真の時はステツプ603に進み、偽の
時はステツプ604に進む。ステツプ603では、前記Fdisp
が1になつていない時間のカウンタCeを0にし、ステツ
604では、該Ceに1を加える。ステツプ605では、該Ce
が所定値Ceo(本実施例では、1秒相当)以上になつた
ら、前記監視回路33へのパルス出力を行なわず、終了
し、該監視回路33がリセツトパルスを出力するのを待
つ。
ステツプ606では、前記Coが奇数であるか否かを判断
し、真の時はステツプ607へ、偽の時はステツプ609へ進
む。ステツプ607では、前記監視回路(W.D.)33への出
力をL0にし、一方、ステツプ609ではHiにして、パルス
出力を作り出す。
ステツプ700では、前記スイツチ群34に関する処理を行
う。その詳細を、第11図で説明する。ステツプ701
は、“OFF"の接点がオンしているか否かを判断し、偽の
時はステツプ705へ進む。ステツプ702では、前記フラグ
Foffが1であるか判断し、真の時は、すでに“OFF"にな
つているとして、ステツプ705へ進む。ステツプ703
は、前記フラグFACを0にし、前記フラグFoffを1にす
ると共に、表示を変更するべくフラグFdispを1にし、
ステツプ704で、前記ブザー38をオンする。ステツプ705
では、“AUTO"の接点がオンしているか判断し、偽の時
はステツプ709へ進む。ステツプ706では、前記フラグF
offあるいは前記フラグFACのいずれかが1であるか判断
し、偽の時はステツプ709へ進む。ステツプ707では、前
記フラグFoff及びFACを0にし、前記フラグEdispを1に
し、ステツプ708で、前記ブザー38をオンする。
ステツプ709では、“A/C"の接点がオンしているか判断
し、偽の時はステツプ716へ進む。ステツプ710では、前
記フラグFoffが1であるか判断し、真の時はステツプ71
6へ進み、該操作を無視する。ステツプ711では、前記フ
ラグFACが1であるか判断し、真の時はステツプ712で該
FACを0にし、偽の時はステツプ713で該FACを1にし
て、反転させる。ステツプ714で、前記フラグFdispを1
にし、ステツプ715で前記ブザー38をオンする。
ステツプ716では、“UP"の接点がオンしているか判断
し、偽の時はステツプ728へ進む。ステツプ717では、前
記フラグFoffが1であるか判断し、偽の時は、ステツプ
728へ進み、該操作を無視する。ステツプ718では、前回
も、“UP"の接点がオンしていたか判断し、真の時は押
し続けとしてステツプ719へ、偽の時は押し始めとして
ステツプ722へ進む。ステツプ719では、押している時間
用カウンタCsを1減らし、ステツプ720で、設定温度切
換え時間になつたか判断する。真の時はステツプ721
で、短い切替え時間Cssを前記Csに設定し、偽の時は、
何もせずステツプ728へ進む。ステツプ722では、長い切
替え時間Cslを前記Csに設定し、ステツプ721と同じ、ス
テツプ723へ進む。ステツプ723では、設定温度Tsが上限
温度Tsmax(本実施例では、32℃)以上であるか判断
し、真の時はステツプ724でTsmaxを前記Tsに設定し、偽
の時はステツプ725に進む。ステツプ725では前記Tsを1
℃増加させ、ステツプ726で前記Fdispを1にし、ステツ
727で、前記ブザー38をオンする。
ステツプ728では、“DOWN"の接点がオンしているか判断
し、偽の時はステツプ700を終了する。ステツプ729
は、前記フラグFoffが1であるか判断し、偽の時はステ
ツプ700を終了し、該操作を無視する。ステツプ730
は、前回も“DOWN"の接点がオンしていたか判断し、真
の時は押し続けとしてステツプ731へ、偽の時は押し始
めとしてステツプ734へ進む。ステツプ731では、押して
いる時間用カウンタCsを1減らし、ステツプ732で、設
定温度切替え時間になつたか判断する。真の時は、ステ
ツプ733で短い切替え時間Css(本実施例では、0.2秒相
当)を前記Csに設定し、偽の時は、何もせずステツプ70
0を終了する。ステツプ734では、長い切替え時間C
sl(本実施例では、0.4秒相当)を前記Csに設定し、ス
テツプ733と同じ、ステツプ735へ進む。ステツプ735
は、設定温度Tsが下限温度Tsmin(本実施例では、18
℃)以下であるか判断し、真の時はステツプ736でTsmin
を前記Tsに設定し、偽の時はステツプ737に進む。ステ
ツプ737では前記Tsを1℃増加させ、ステツプ738で前記
Fdispを1にし、ステツプ739で前記ブザー38をオンし、
ステツプ700を終了する。
第3図の説明に戻り、ステツプ608では前記Fdispが1で
あるか判断し、偽の時はステツプ610へ、真の時はステ
ツプ800へ進む。
ステツプ800では、表示部に関する処理を行う。その詳
細を、第12図で説明する。ステツプ801では前記Fdisp
0に戻し、ステツプ802でフラグFoffが1であるか判断
する。真の時はステツプ807へ、偽の時はステツプ803
進む。ステツプ803で前記AUTO表示灯36を点灯し、ステ
ツプ804で前記設定温度表示器35に前記Tsを表示する。
ステツプ805で前記FACが1であるか判断し、偽の時はス
テツプ809へ、真の時はステツプ806で前記A/C表示灯37
を点灯する。ステツプ807では前記AUTO表示灯36を消灯
し、ステツプ808で前記設定温度表示器35を消灯(本実
施例では、前記BCD・7セグメント変換素子4142に16
進数のAからFを出力)し、そして、ステツプ809で前
記A/C表示灯37を消灯する。
再び、第3図の説明に戻る。ステツプ610では前記Fth
1であるか判断し、偽の時はステツプ613へ、真の時は
ステツプ611へ進む。ステツプ611では前記Cmに残りがあ
るか判断し、偽の時はステツプ617へ、真の時はステツ
612で前記電動アクチエータ17に暖房側へ動く指示を
出し、ステツプ616へ進む。ステツプ613では前記Ftc
1であるか判断し、偽の時はステツプ617へ、真の時は
ステツプ614へ進む。ステツプ614では前記Cmに残りがあ
るか判断し、偽の時はステツプ617で前記電動アクチエ
ータ17に停止の指示を出し、真の時はステツプ615へ進
む。ステツプ615では前記電動アクチエータ17に冷房側
へ動く指示を出し、ステツプ616では前記Cmを1減ら
す。
ステツプ618では前記Fbが1であるか判断し、真つまり
ブロワ低風量固定が終了している時は、ステツプ622
進む。偽の場合、ステツプ619で前記Cbに1を加え、ス
テツプ620で該Cbが所定時間Cbo(本実施例では、5秒相
当)以上になつたか判断し、偽の時はステツプ622へ、
真の時はステツプ621で前記Fbを1にした後、ステツプ6
22へ進む。
ステツプ622では前記Ctに1を加え、ステツプ623では該
Ctが所定時間Cto(本実施例では、10秒相当)になつた
か判断し、真の時はステツプ624でFtを1にし、偽の時
は直接ステツプ625へ進む。
ステツプ625では前記Czに1を加え、ステツプ626では該
Czが所定時間Czo(本実施例では、3秒相当)になつた
か判断し、真の時はステツプ627でFzを1にし、偽の時
は直接ステツプ628へ進む。
ステツプ628では前記Caに1を加え、ステツプ629では該
Caが所定時間Cao(本実施例では、1分相当)になつた
か判断し、真の時はステツプ630でFaを1にし、偽の時
は直接ステツプ631へ進む。
ステツプ631では、前記ブザー38がオンしているか判断
し、偽の時はTIMER処理を終了し、真の時はステツプ632
で前記Cbzを1減らす。ステツプ633では該Cbzが0にな
つたか判断し、偽の時はTIMER処理を終了し、真の時は
ステツプ634でブザーオン時間Cbzo(本実施例では、50
ミリ秒相当)を前記Cbzに設定し、ステツプ635で前記ブ
ザー38をオフして、TIMER処理を終了する。
なお、本実施例におけるBGJの実行周期は、約0.1秒であ
る。
本実施例によれば、乗員が操作しなければ吹出口を制御
するドアの位置が変化せず、しかも、該吹出口から快適
温度の風を出すことができる効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、吹出口を制御するドアの位置を安定さ
せ、しかも、快適な吹出温度に制御できるので、吹出口
を制御するドアの変化に伴う、不快感を防止できる効果
がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例である自動車用空気調和装置
の構成図、第2図は第1図のマイクロコンピユータに記
憶している背景処理プログラムのフロー図、第3図は第
1図のマイクロコンピユータに記憶している時間割込処
理プログラムのフロー図、第4図〜第10図は第2図の詳
細フロー図、第11図及び第12図は第3図の詳細フロー
図、第13図は第1図のマイクロコンピユータに記憶して
いる基準吹出温度特性図である。 ……空調装置本体、27……制御手段(マイクロコンピ
ユータ)、34……車室内空気温度の目標設定手段(スイ
ツチ群)、50……外気温度検出手段、51……日射検出手
段(日射センサ)、52……内気温度検出手段(内気温度
センサ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内気温度を検出する内気温度検出手
    段,車室外気気温度を検出する外気温度検出手段,日射
    量を検出する日射検出手段,車室内気温度の目標設定手
    段、前記4手段の信号に基づき加熱量を制御する制御手
    段、そして、前記外気温度検出手段と前記日射検出手段
    と前記日標設定手段との各出力信号に基づき、車室内へ
    の吹出口を定める判断手段を有する自動車用空気調和装
    置において、前記加熱量を制御する制御手段は、吹出口
    毎に目標吹出温度を定める手段、前記判断手段の出力信
    号により、吹出風量に応じた重味付けを前記目標吹出温
    度に加える手段、そして、重味付けした目標吹出温度に
    より、前記加熱量を制御する手段を有していることを特
    徴とする自動車用空気調和装置。
JP17100087A 1987-07-10 1987-07-10 自動車用空気調和装置 Expired - Lifetime JPH0753484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17100087A JPH0753484B2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 自動車用空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17100087A JPH0753484B2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 自動車用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6416416A JPS6416416A (en) 1989-01-19
JPH0753484B2 true JPH0753484B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=15915251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17100087A Expired - Lifetime JPH0753484B2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10 自動車用空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0753484B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2504534B2 (ja) * 1988-09-26 1996-06-05 日産車体株式会社 オ―トエアコンの風量配分による補正制御装置
JP3028580B2 (ja) * 1990-10-04 2000-04-04 株式会社デンソー 車両用空調装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6416416A (en) 1989-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3374344B2 (ja) 車両空調監視装置
US6304803B1 (en) HVAC control system for an automobile
US6152217A (en) Air temperature control system for a vehicle
JP4093079B2 (ja) 車両用空調装置およびその制御プログラム
JPH0753484B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JP2572628B2 (ja) 車両用空調装置の風量制御装置
JPS60110520A (ja) カ−エアコン制御装置
JP2003146055A (ja) 車両用空調装置
JP2006036011A (ja) 車両用空調装置
JP3336917B2 (ja) 車両用空調装置
JP3788657B2 (ja) 車両用エアコンシステムのドア制御装置
JP3024772B2 (ja) 自動車用空気調和装置
JPH01148610A (ja) 自動車用空気調和装置における制御方法
JP2004230997A (ja) 車両用空調制御装置、車両用空調制御装置の制御用プログラム及びそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH04154423A (ja) 自動車用空調機
JPH0325022A (ja) 自動車用空調装置
JPH0399926A (ja) 自動車用空調装置の制御装置
JPH0578444B2 (ja)
JPH01119407A (ja) 自動車用空気調和装置
JPS6258930B2 (ja)
JPH01282009A (ja) 自動車用空調装置
JPS6218086Y2 (ja)
JPH0438222A (ja) 自動車用空調機
JPH0674529A (ja) 空気調和機
JP3306567B2 (ja) ステップモータ制御装置およびこれを用いた車両用空調装置