JPH0753455Y2 - 馬鈴薯等の茎葉処理機 - Google Patents
馬鈴薯等の茎葉処理機Info
- Publication number
- JPH0753455Y2 JPH0753455Y2 JP1992009016U JP901692U JPH0753455Y2 JP H0753455 Y2 JPH0753455 Y2 JP H0753455Y2 JP 1992009016 U JP1992009016 U JP 1992009016U JP 901692 U JP901692 U JP 901692U JP H0753455 Y2 JPH0753455 Y2 JP H0753455Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foliage
- stem
- conveyor
- pressing roller
- potatoes
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、馬鈴薯等の茎葉を引
き抜いて処理する処理機に関する。
き抜いて処理する処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の馬鈴薯栽培では、ウィルス病罹病
の防疫と、芋の収穫作業の容易化を目的として、人為的
に枯凋剤の散布を行い、地上部を枯らしてしまう方法が
多く行なわれていた。又、茎葉を処理する装置として
は、畦上に出ている芋のつるを切断する装置(実公平2
ー3707公報)が知られている。
の防疫と、芋の収穫作業の容易化を目的として、人為的
に枯凋剤の散布を行い、地上部を枯らしてしまう方法が
多く行なわれていた。又、茎葉を処理する装置として
は、畦上に出ている芋のつるを切断する装置(実公平2
ー3707公報)が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】枯凋剤の散布は、馬鈴
薯等の維管束褐変などの生理障害が発生しやすく、貯蔵
性の低下等の問題があり、枯凋剤の使用が廃止のされる
可能性が高い。
薯等の維管束褐変などの生理障害が発生しやすく、貯蔵
性の低下等の問題があり、枯凋剤の使用が廃止のされる
可能性が高い。
【0004】また、実公平2ー3707公報は、つるを
切断した後、地中部を含めた残りの茎が残る問題点があ
った。
切断した後、地中部を含めた残りの茎が残る問題点があ
った。
【0005】茎が芋等に付いて残ると、そこから再萌芽
したり、切り口から病原菌が侵入したりして、芋の品質
が不良化する問題点があった。
したり、切り口から病原菌が侵入したりして、芋の品質
が不良化する問題点があった。
【0006】この考案は、馬鈴薯等の茎葉、つる等を芋
の元から抜き取ることのできる茎葉処理機を得ることを
目的とする。
の元から抜き取ることのできる茎葉処理機を得ることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の馬鈴薯等の茎
葉処理機は、枠体の前方に位置する複数の株分離手段
と、複数の株分離手段の間に設け2つのエンドレスコン
ベアの前方が平面ロート状に開口しエンドレスコンベア
後端は茎葉粉砕装置のバケット入口に位置した形状で高
さ調節自在の茎葉抜き取りコンベアと、スプリングによ
り下方に付勢されている鼓形状の地下部分押さえローラ
と、バケット内に回転自在な多数のフレール刃を有する
茎葉粉砕装置とから成り、かつ地下部分押さえローラの
位置が、茎葉抜き取りコンベアの茎葉抜き取り位置よ
り、わずかに後方の位置に位置させる。
葉処理機は、枠体の前方に位置する複数の株分離手段
と、複数の株分離手段の間に設け2つのエンドレスコン
ベアの前方が平面ロート状に開口しエンドレスコンベア
後端は茎葉粉砕装置のバケット入口に位置した形状で高
さ調節自在の茎葉抜き取りコンベアと、スプリングによ
り下方に付勢されている鼓形状の地下部分押さえローラ
と、バケット内に回転自在な多数のフレール刃を有する
茎葉粉砕装置とから成り、かつ地下部分押さえローラの
位置が、茎葉抜き取りコンベアの茎葉抜き取り位置よ
り、わずかに後方の位置に位置させる。
【0008】および、
【0009】この考案の馬鈴薯等の茎葉処理機は、枠体
の前方に位置する複数の株分離手段と、複数の株分離手
段の間に設け2つの外側の大きいエンドレスコンベアと
2つの内側の小さいエンドレスコンベアからなり内外2
つのエンドレスコンベアの前方が平面ロート状に2カ所
開口した形状で、かつ外側の2つのエンドレスコンベア
は平面ハ字状で後端部の位置で狭い間隔で対向し茎葉粉
砕装置のバケット入口上に位置し、かつ高さ調節自在の
茎葉抜き取りコンベアと、スプリングにより下方に付勢
されている鼓形状の地下部分押さえローラと、バケット
内に回転自在な多数のフレール刃を有する茎葉粉砕装置
とから成り、かつ地下部分押さえローラの位置が、茎葉
抜き取りコンベアの茎葉抜き取り位置より、わずかに後
方の位置に位置させる。
の前方に位置する複数の株分離手段と、複数の株分離手
段の間に設け2つの外側の大きいエンドレスコンベアと
2つの内側の小さいエンドレスコンベアからなり内外2
つのエンドレスコンベアの前方が平面ロート状に2カ所
開口した形状で、かつ外側の2つのエンドレスコンベア
は平面ハ字状で後端部の位置で狭い間隔で対向し茎葉粉
砕装置のバケット入口上に位置し、かつ高さ調節自在の
茎葉抜き取りコンベアと、スプリングにより下方に付勢
されている鼓形状の地下部分押さえローラと、バケット
内に回転自在な多数のフレール刃を有する茎葉粉砕装置
とから成り、かつ地下部分押さえローラの位置が、茎葉
抜き取りコンベアの茎葉抜き取り位置より、わずかに後
方の位置に位置させる。
【0010】
【作用】株分離手段が畝間に延び、絡まっている茎葉を
株毎に分ける。次に、茎葉抜き取りコンベアの平面ロー
ト状の開口部分によって、株毎の馬鈴薯等の茎を挟み引
き抜きをしつつ、ほぼ同時にその株の地下部分押さえロ
ーラが鼓状表面が畝表面を押さえるので、茎は芋の付け
根から抜け、引き上げられる。芋は、そのまま土中に残
る。引き上げられた茎葉は、そのままエンドレスコンベ
アに挟まれて茎葉粉砕装置のバケットに運ばれ、回転す
るフレール刃で、粉砕されそのまま畑に撒く。
株毎に分ける。次に、茎葉抜き取りコンベアの平面ロー
ト状の開口部分によって、株毎の馬鈴薯等の茎を挟み引
き抜きをしつつ、ほぼ同時にその株の地下部分押さえロ
ーラが鼓状表面が畝表面を押さえるので、茎は芋の付け
根から抜け、引き上げられる。芋は、そのまま土中に残
る。引き上げられた茎葉は、そのままエンドレスコンベ
アに挟まれて茎葉粉砕装置のバケットに運ばれ、回転す
るフレール刃で、粉砕されそのまま畑に撒く。
【0011】また、茎葉抜き取りコンベアの茎葉抜き取
り位置は、その高さを調節できるので、その畝の高さや
芋の状態に対応できる。
り位置は、その高さを調節できるので、その畝の高さや
芋の状態に対応できる。
【0012】
【実施例】この考案を実施例を示す図面に基づいて説明
する。図1はこの考案の茎葉処理機の一部省略平面説明
図、図2は、同じく一部断面側面説明図、図3は、同じ
く茎を抜き取る場合を示す正面説明図である。
する。図1はこの考案の茎葉処理機の一部省略平面説明
図、図2は、同じく一部断面側面説明図、図3は、同じ
く茎を抜き取る場合を示す正面説明図である。
【0013】1は装着フレームであり、茎葉処理機の前
方で牽引するトラクタ(図示せず)の三点リンクに装着
する。装着フレーム1を介して茎葉処理機の枠体はトラ
クタによって牽引され、枠体は茎葉処理機のそれぞれの
装置を装着している。
方で牽引するトラクタ(図示せず)の三点リンクに装着
する。装着フレーム1を介して茎葉処理機の枠体はトラ
クタによって牽引され、枠体は茎葉処理機のそれぞれの
装置を装着している。
【0014】2は株分離手段である三角錐状のデバイダ
ーである。この実施例では株分離手段は、三角錐状のデ
バイダーであるが、切断型円板刃でもよい。デバイダー
2は、茎葉抜き取り手段である茎葉抜き取りコンベア3
の両側で、枠体の前方に突出して位置する。この実施例
では茎葉抜き取りコンベア3が左右に2つあるので、デ
バイダー2は、両側と中央の3つである。デバイダー2
は、畝間23に入るように低い位置に設ける。
ーである。この実施例では株分離手段は、三角錐状のデ
バイダーであるが、切断型円板刃でもよい。デバイダー
2は、茎葉抜き取り手段である茎葉抜き取りコンベア3
の両側で、枠体の前方に突出して位置する。この実施例
では茎葉抜き取りコンベア3が左右に2つあるので、デ
バイダー2は、両側と中央の3つである。デバイダー2
は、畝間23に入るように低い位置に設ける。
【0015】茎葉抜き取りコンベア3の1つは、外側の
方が大きいエンドレスコンベア3aと内側の小さいエン
ドレスコンベア3bからなり、外側のエンドレスコンベ
ア3aと内側のエンドレスコンベア3bの表面同士を狭
い間隔で対向させ、コンベア表面に凸状に設けた弾性帯
4の圧接によって茎葉20を挟み運ぶ。内外の2つのエ
ンドレスコンベア3は前方が平面ロート状に開口した形
状であり、そのロート状基部である内外のエンドレスコ
ンベア3a、3bの接する位置で、茎葉20を挟み抜き
取る。
方が大きいエンドレスコンベア3aと内側の小さいエン
ドレスコンベア3bからなり、外側のエンドレスコンベ
ア3aと内側のエンドレスコンベア3bの表面同士を狭
い間隔で対向させ、コンベア表面に凸状に設けた弾性帯
4の圧接によって茎葉20を挟み運ぶ。内外の2つのエ
ンドレスコンベア3は前方が平面ロート状に開口した形
状であり、そのロート状基部である内外のエンドレスコ
ンベア3a、3bの接する位置で、茎葉20を挟み抜き
取る。
【0016】茎葉抜き取りコンベア3は、茎葉抜き取り
位置が、畝面22上数10cm程度に位置させ、後方へ
行くに従って上昇する構成である。茎葉抜き取り高さ
は、前輪であるゲージ輪5によって調節する。ゲージ輪
5は、装着フレーム1の前部に回動自在に取り付けら
れ、その位置によって装着フレーム1の高さを変え、茎
葉抜き取り位置の高さを調節する。夫々のエンドレスコ
ンベアの表面全面に亙って設ける凸状の弾性帯4は、ス
ポンジ、ゴム、軟質合成樹脂等から成る。6は後輪であ
る。
位置が、畝面22上数10cm程度に位置させ、後方へ
行くに従って上昇する構成である。茎葉抜き取り高さ
は、前輪であるゲージ輪5によって調節する。ゲージ輪
5は、装着フレーム1の前部に回動自在に取り付けら
れ、その位置によって装着フレーム1の高さを変え、茎
葉抜き取り位置の高さを調節する。夫々のエンドレスコ
ンベアの表面全面に亙って設ける凸状の弾性帯4は、ス
ポンジ、ゴム、軟質合成樹脂等から成る。6は後輪であ
る。
【0017】7は、地下部分押さえ手段である押さえロ
ーラで、左右の茎葉抜き取りコンベア3a、3bに対応
して2つある。夫々の押さえローラ7は、外形が鼓状を
したローラで、畝面22の凸状に対応するように円柱面
が凹状になっている。押さえローラ7は、夫々の茎葉抜
き取り位置の真下よりやや後方に位置し、適度な重量が
あり、スプリング19等の付勢手段で下方へ付勢してい
る回転自由なローラである。
ーラで、左右の茎葉抜き取りコンベア3a、3bに対応
して2つある。夫々の押さえローラ7は、外形が鼓状を
したローラで、畝面22の凸状に対応するように円柱面
が凹状になっている。押さえローラ7は、夫々の茎葉抜
き取り位置の真下よりやや後方に位置し、適度な重量が
あり、スプリング19等の付勢手段で下方へ付勢してい
る回転自由なローラである。
【0018】8は補助板である。補助板8は、内外のエ
ンドレスコンベア3a、3bの外側のエンドレスコンベ
ア3aの対向していない位置で、大きい方の外側エンド
レスコンベア3aと狭い間隔を明けて対向し、スプリン
グ等の弾性体9によって、外側エンドレスコンベア3a
の表面に付勢されている。補助板8の表面にも弾性帯4
を設けてもよい。
ンドレスコンベア3a、3bの外側のエンドレスコンベ
ア3aの対向していない位置で、大きい方の外側エンド
レスコンベア3aと狭い間隔を明けて対向し、スプリン
グ等の弾性体9によって、外側エンドレスコンベア3a
の表面に付勢されている。補助板8の表面にも弾性帯4
を設けてもよい。
【0019】2つの茎葉抜き取りコンベア3の外側エン
ドレスコンベア3aは、平面ハ字状に構成され、後端の
最高の位置で左右の茎葉抜き取りコンベア3が、狭い間
隔で対向する。
ドレスコンベア3aは、平面ハ字状に構成され、後端の
最高の位置で左右の茎葉抜き取りコンベア3が、狭い間
隔で対向する。
【0020】10は茎葉粉砕装置である。茎葉抜き取り
コンベア3の後端の下に入口を開口したバケット10a
の中に多数のフレール刃10bを回転軸10cによって
回転自在に設けたものである。
コンベア3の後端の下に入口を開口したバケット10a
の中に多数のフレール刃10bを回転軸10cによって
回転自在に設けたものである。
【0021】動力伝達機構は、枠体に取付けられたパイ
プフレーム11、パイプフレーム11に取付けられた主
ミッション12、主ミッション12の入力軸13、主ミ
ッション12の回転を横架軸15に伝える伝動ケース1
4、主ミッション12の回転を茎葉粉砕装置10の回転
軸10cに伝えるサブミッション16、横架軸15が貫
通する変速箱17を介して、外側のエンドレスコンベア
3aを駆動させる駆動軸18a、内側のエンドレスコン
ベア3bを駆動させる駆動軸18b等から成る。
プフレーム11、パイプフレーム11に取付けられた主
ミッション12、主ミッション12の入力軸13、主ミ
ッション12の回転を横架軸15に伝える伝動ケース1
4、主ミッション12の回転を茎葉粉砕装置10の回転
軸10cに伝えるサブミッション16、横架軸15が貫
通する変速箱17を介して、外側のエンドレスコンベア
3aを駆動させる駆動軸18a、内側のエンドレスコン
ベア3bを駆動させる駆動軸18b等から成る。
【0022】次に、この考案の作用を説明する。茎葉処
理機は、トラクタに牽引される。茎葉処理機は、その前
方に位置する3つのデバイダー2が畝間23に位置し、
2つの押さえローラ7が、夫々隣接する畝上22に位置
する。茎葉処理機が、トラクタに牽引されると、畝間に
伸び絡まっている茎葉20を切断、分離し、畝毎そして
株毎に分ける。
理機は、トラクタに牽引される。茎葉処理機は、その前
方に位置する3つのデバイダー2が畝間23に位置し、
2つの押さえローラ7が、夫々隣接する畝上22に位置
する。茎葉処理機が、トラクタに牽引されると、畝間に
伸び絡まっている茎葉20を切断、分離し、畝毎そして
株毎に分ける。
【0023】動力はトラクタのPTOから入力軸13を
介して、主ミッション12へ伝達される。さらに動力
は、主ミッション12からパイプフレーム11、伝動ケ
ース14内の軸、ギアによって、夫々2つのエンドレス
コンベア3a、3bの駆動軸18a、18bを回転さ
せ、4つのエンドレスコンベア3を駆動させる。外側の
エンドレスコンベア3aの駆動軸18aと、内側のエン
ドレスコンベア3bの駆動軸18bの回転は逆方向であ
る。
介して、主ミッション12へ伝達される。さらに動力
は、主ミッション12からパイプフレーム11、伝動ケ
ース14内の軸、ギアによって、夫々2つのエンドレス
コンベア3a、3bの駆動軸18a、18bを回転さ
せ、4つのエンドレスコンベア3を駆動させる。外側の
エンドレスコンベア3aの駆動軸18aと、内側のエン
ドレスコンベア3bの駆動軸18bの回転は逆方向であ
る。
【0024】逆方向に駆動するエンドレスコンベア3
a、3bはロート状に開口した部分で畝22上に生えて
いる馬鈴薯等の茎葉20を間に入れ、さらにエンドレス
コンベア3a、3bの弾性帯4の接触する茎葉抜き取り
位置で茎葉20を挟み込み、そのままエンドレスコンベ
ア3の動きで後方上方へ移動する。このとき茎葉20は
弾性帯4によって圧接され確実に抜き取れる。この茎葉
抜き取り位置の高さは、前輪であるゲージ輪5を枠体と
の装着角度を変えることによって、変える。
a、3bはロート状に開口した部分で畝22上に生えて
いる馬鈴薯等の茎葉20を間に入れ、さらにエンドレス
コンベア3a、3bの弾性帯4の接触する茎葉抜き取り
位置で茎葉20を挟み込み、そのままエンドレスコンベ
ア3の動きで後方上方へ移動する。このとき茎葉20は
弾性帯4によって圧接され確実に抜き取れる。この茎葉
抜き取り位置の高さは、前輪であるゲージ輪5を枠体と
の装着角度を変えることによって、変える。
【0025】このとき、抜き取られる茎葉20の芋、地
下茎等21は、茎葉抜き取り位置の直ぐ後方の土表面を
押さえる押さえローラー7によって地上に出ることを妨
害されるので、茎葉20と芋等21は、芋等21の付け
根から引きちぎられる。押さえローラー7は、鼓状であ
るので畝22の表面を広くと押さえることができ、かつ
スプリング19によって下方へ付勢されているので、畝
22表面の凹凸によって茎葉処理機の枠体が上下して
も、常に畝22表面を適当な弾性力をもって地表面を押
さえることができる。
下茎等21は、茎葉抜き取り位置の直ぐ後方の土表面を
押さえる押さえローラー7によって地上に出ることを妨
害されるので、茎葉20と芋等21は、芋等21の付け
根から引きちぎられる。押さえローラー7は、鼓状であ
るので畝22の表面を広くと押さえることができ、かつ
スプリング19によって下方へ付勢されているので、畝
22表面の凹凸によって茎葉処理機の枠体が上下して
も、常に畝22表面を適当な弾性力をもって地表面を押
さえることができる。
【0026】分離、切断された茎葉20は、そのままエ
ンドレスコンベア3a、3b間に挟まれ、さらに外側エ
ンドレスコンベア3aと補助板5の間に挟まれ、後方の
茎葉粉砕装置10に上方より入り、回転するフレール刃
10bによって細かく切断、粉砕される。さらに粉砕さ
れた茎葉20は、そのまま畑に撒かれ土壌の改良に供す
る。
ンドレスコンベア3a、3b間に挟まれ、さらに外側エ
ンドレスコンベア3aと補助板5の間に挟まれ、後方の
茎葉粉砕装置10に上方より入り、回転するフレール刃
10bによって細かく切断、粉砕される。さらに粉砕さ
れた茎葉20は、そのまま畑に撒かれ土壌の改良に供す
る。
【0027】
【考案の効果】したがって、この考案によれば馬鈴薯等
の茎葉は、芋部分の付け根から引きちぎられるので、芋
部分、地下茎部分より再萌芽の虞れがなく、品質の良い
作物が生産できるという効果がある。
の茎葉は、芋部分の付け根から引きちぎられるので、芋
部分、地下茎部分より再萌芽の虞れがなく、品質の良い
作物が生産できるという効果がある。
【0028】また、茎葉は細かく切断、粉砕されるの
で、後に芋部分を掘りあげる作業が容易になり、さらに
土壌の改良にも効果がある。
で、後に芋部分を掘りあげる作業が容易になり、さらに
土壌の改良にも効果がある。
【図1】は、この考案の茎葉処理機の一部省略平面説明
図、
図、
【図2】は、同じく一部断面側面説明図、
【図3】は、同じく茎葉を抜き取る場合を示す正面説明
図。
図。
2 デバイダー 3 茎葉抜き取りコンベア 3a 外側の大きいエンドレスコンベア 3b 内側の小さいエンドレスコンベア 5 ゲージ輪 7 地上部分押さえローラ 10 茎葉粉砕装置 10a バケット 10b フレール刃 19 スプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 枠体の前方に位置する複数の株分離手段
と、複数の株分離手段の間に設け2つのエンドレスコン
ベアの前方が平面ロート状に開口しエンドレスコンベア
後端は茎葉粉砕装置のバケット入口に位置した形状で高
さ調節自在の茎葉抜き取りコンベアと、スプリングによ
り下方に付勢されている鼓形状の地下部分押さえローラ
と、バケット内に回転自在な多数のフレール刃を有する
茎葉粉砕装置とから成り、かつ地下部分押さえローラの
位置が、茎葉抜き取りコンベアの茎葉抜き取り位置よ
り、わずかに後方の位置に位置させたことを特徴とする
馬鈴薯等の茎葉処理機。 - 【請求項2】 枠体の前方に位置する複数の株分離手段
と、複数の株分離手段の間に設け2つの外側の大きいエ
ンドレスコンベアと2つの内側の小さいエンドレスコン
ベアからなり内外2つのエンドレスコンベアの前方が平
面ロート状に2カ所開口した形状で、かつ外側の2つの
エンドレスコンベアは平面ハ字状で後端部の位置で狭い
間隔で対向し茎葉粉砕装置のバケット入口上に位置し、
かつ高さ調節自在の茎葉抜き取りコンベアと、スプリン
グにより下方に付勢されている鼓形状の地下部分押さえ
ローラと、バケット内に回転自在な多数のフレール刃を
有する茎葉粉砕装置とから成り、かつ地下部分押さえロ
ーラの位置が、茎葉抜き取りコンベアの茎葉抜き取り位
置より、わずかに後方の位置に位置させたことを特徴と
する馬鈴薯等の茎葉処理機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009016U JPH0753455Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 馬鈴薯等の茎葉処理機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992009016U JPH0753455Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 馬鈴薯等の茎葉処理機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0563222U JPH0563222U (ja) | 1993-08-24 |
JPH0753455Y2 true JPH0753455Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=11708862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992009016U Expired - Fee Related JPH0753455Y2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 馬鈴薯等の茎葉処理機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0753455Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082088A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Minoru Industrial Co Ltd | 作業機の案内装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106612874B (zh) * | 2016-11-29 | 2023-03-21 | 山东思代尔农业装备有限公司 | 一种马铃薯杀秧机 |
JP7455775B2 (ja) * | 2021-03-29 | 2024-03-26 | ヤンマーホールディングス株式会社 | 作業機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6343866U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-24 | ||
JPH068664Y2 (ja) * | 1988-08-13 | 1994-03-09 | セイレイ工業株式会社 | 茎葉処理機の前部構造 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1992009016U patent/JPH0753455Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009082088A (ja) * | 2007-10-01 | 2009-04-23 | Minoru Industrial Co Ltd | 作業機の案内装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0563222U (ja) | 1993-08-24 |
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