JPH0753238Y2 - リミットスイッチ装置 - Google Patents

リミットスイッチ装置

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JPH0753238Y2
JPH0753238Y2 JP8503689U JP8503689U JPH0753238Y2 JP H0753238 Y2 JPH0753238 Y2 JP H0753238Y2 JP 8503689 U JP8503689 U JP 8503689U JP 8503689 U JP8503689 U JP 8503689U JP H0753238 Y2 JPH0753238 Y2 JP H0753238Y2
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JP
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striker
limit switch
shaft
rotating body
screw
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JP8503689U
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JPH0326020U (ja
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邦夫 永沢
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Sanki Engineering Co Ltd
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Sanki Engineering Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、クレーン、エレベータ、スキップホィストな
どの荷役機械におけるバケットその他の移動走行体の停
止位置を検出するリミットスイッチ装置に関する。
[従来の技術] 各種荷役機械、産業機械は、安全性を高め作業能率を向
上させるために、機械構成部材等における移動体の位置
決め検出手段としてリミットスイッチが多用されてい
る。例えば、第6図に示すように貯炭場や製鉄所等で用
いるスキップホィストは、ワイヤ1の先端にバケット2
を取付け、石炭、鉱石等をバケット2に積み込んで塔屋
に配置した巻取りドラム3でワイヤ1を巻き上げながら
レール4に沿って上昇させ、上昇端で石炭、鉱石等をホ
ッパー5に投入するものであるが、この巻取りドラムの
駆動系内にバケット2の上限位置、下限位置を検出して
停止させるための検出装置6が用いられている。
この検出装置6は第7図に示すように、巻取りドラム3
の駆動軸(図示省略)に直接または間接的に結合された
スクリューシャフト7と、シャフトの軸心方向に往復移
動可能なトラベラ8と、トラベラ8に設けたストライカ
8aの当接によって作動する一対のリミットスイッチ9、
9とにより構成されている。巻取りドラムに連動してス
クリューシャフト7を回転させると、この回転によりト
ラベラ8はスクリューシャフトの軸心方向に移動し、左
または右(上限または下限)の極限位置でストライカ8a
がスイッチレバーに当たりリミットスイッチ9を作動さ
せるようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 第7図に示すリミットスイッチ9の作動特性は、ストラ
イカ8aがスイッチレバーに当たってから例えば15°回動
して作動するので、その作動タイミングはスクリューシ
ャフト7の1回転につきねじ平均直径πDにリード角θ
を乗じたリード寸法によって規制される。前記スキップ
ホィストのように、ワイヤを用いてバケットを巻き上げ
る装置においては、適正な上下限位置を設定するため、
ワイヤ交換時、あるいはワイヤの伸びが生じたときなど
にリミットスイッチの調整を行う必要がある。このリミ
ットスイッチの調整は、調整誤差が1ミリでも生じる
と、バケット2の停止位置が大幅にズレ、作業性、安全
性に問題が生じるので極めて慎重に行う必要がある。
しかしながら、上記のようなリミットスイッチ9では、
スイッチレバーの回動による作動位置を調整するため
に、スイッチの取り付け位置を左右にズラしてトラベラ
8の移動範囲を増減させるわけであるが、作業員の勘や
予め定められたピッチに従って行うよりほかなく、精度
が悪く、微調整がきかない、という難点がある。
本考案の目的は、スクリューシャフトの回動によって移
動する回り止め部材にストライカ付きの回転体を設け、
リミットスイッチのスイッチレバーの回動面をストライ
カの回転面と直交する平面内に配置することにより、ス
イッチレバーの作動を正確にするとともに、作動位置の
微調整を容易にしたリミットスイッチを提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案リミットスイッチ装置
は、回転自在に軸支したスクリューシャフトにトラベラ
を取付けるとともに、トラベラの移動始端と終端とにリ
ミットスイッチを配置し、スクリューシャフトの回動に
よってトラベラが移動始端または終端に到達したとき、
トラベラの回転体周面より所定長さ突出させたストライ
カの当接によりスイッチレバーを所定角度回動してリミ
ットスイッチを作動させるようにしたものである。
前記トラベラは、スクリューシャフトに螺合されたメネ
ジ筒と、メネジ筒の一方寄りの外周に固着され、かつス
クリューシャフトの回転に伴ってシャフト軸心方向に移
動する回り止め部材と、前記メネジ筒の他方寄りの外周
に嵌装され、かつスクリューシャフトにキー止めされて
該シャフトと同期回転する回転体と、前記回転体の周面
より所定長さ突出すべく回転体の左右端面に取り付けら
れた扇形のストライカとからなり、前記ミットスイッチ
は、前記回転体のストライカの回転面と直交する平面内
に可動なスイッチレバーを備えている、ことを特徴とす
る。
また、回転体端面の同一円上に複数のネジ孔を設ける一
方、扇形をなすストライカに円弧状孔を設け、ストライ
カの円弧状孔に通したボルトを、選択された前記回転体
側のネジ孔に螺合し締め付けることにより、回転体端面
の周縁上におけるストライカの取り付け位置を調節自在
とする。
[作用] スクリューシャフトの回動によってストライカ付きの回
転体をシャフトと同期回転させながら移動する。移動端
近くの停止位置に移動すると、回転体端面のストライカ
がリミットスイッチのスイッチレバーに当ってスイッチ
レバーを回動させ、所定角度回動でリミットスイッチを
ONまたはOFFさせる。リミットスイッチのスイッチレバ
ーの回動面はストライカの回転面と直交する平面内に配
置してあるのでスイッチレバーが正確に作動する。ま
た、回転体の端面に対するストライカの取り付け位置を
変更することにより停止位置制御を微調整することがで
きる。
[実施例] 以下、図示の実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
第1図は本考案リミットスイッチ装置の平面図、第2図
は縦断正面図、第3図は第2図のB−B線より矢印方向
にみた横断側面図を示す。
リミットスイッチ装置10は、框体11内に回転自在に軸支
したスクリューシャフト13にトラベラ14を取付けるとと
もに、トラベラの移動始端と終端とにリミットスイッチ
9、9を配置し、スクリューシャフト13の回動によるト
ラベラ14が移動始端または終端に到達したとき、トラベ
ラ14に取り付けたストライカ31の当接によりスイッチレ
バー15aを回動してリミットスイッチ9を作動させる。
前記トラベラ14は、スクリューシャフト13に螺合された
メネジ筒22と、メネジ筒22の一方寄りの外周に固着さ
れ、かつスクリューシャフト13の回転に伴ってシャフト
軸心方向に移動する回り止め部材20と、前記メネジ筒22
の他方寄りの外周に形成した凹部26に抜け止め状態に嵌
装され、かつスクリューシャフトにキー止めされて該シ
ャフトと同期回転する回転体21と、前記回転体21の周面
より所定長さ突出すべく回転体の左右端面に取り付けら
れた扇形のストライカ31とからなる。また、リミットス
イッチ9は、前記回転体のストライカ31の回転面と直交
する平面内に可動なスイッチレバー15aを備えている。
スクリューシャフト13は、框体(ケーシング)11内の相
対する側壁12、12に設けた軸受17、17に回転自在に軸支
されており、周面に一定ピッチのスクリュー13aが形成
され、かつ軸線方向に所定長さのキー溝16を形成してい
る(第4図)。このスクリューシャフト13の一端を側壁
13より突出させて歯車18を固着してワイヤ巻き取りドラ
ム(図示省略)の軸に連なる歯車19に噛み合わせる。
回り止め部材20は、前端にコ字形溝24をもつ回り止め板
23を突設する一方、回り止め板23と対向する側壁のシャ
フト軸線方向にガイド板25を設けて前記コ字形溝24に係
合させる(第1図、第3図)。回転体21の前端には、ビ
ス30を用いてキー取付け部29を固着する。キー取付け部
29に形成したキー28を、上記のようにスクリューシャフ
ト13のキー溝16に係合する(第3図)。この回転体21
は、キー止めによりシャフト13と同期回転する。
回転体21の左右端面に取付けたストライカ31は、回転体
周面21cより突出して所定中心角の扇形をなしている。
回転体端面の同一円上に複数のネジ孔32を設け、ストラ
イカ31の円弧状孔33に通したボルト34を、選択された前
記ネジ孔に螺合して締め付けることにより、回転体の端
面上におけるストライカ31の取り付け位置を調節自在と
する(第3図、第5図)。
上記リミットスイッチ9、9は、ローラレバー型であっ
て、框体11内にスクリューシャフト13を挟んで上下で、
左右離れた位置に配置されている(第1〜第3図)。図
示例では一方のリミットスイッチ15は巻き上げ上限検出
用、他方のリミットスイッチ15は下限検出用である。な
お、各リミットスイッチ15は、その基部にアジャスト用
のネジ杆38及びガイドロッド39、39を通してブラケット
37に支持され、ネジ杆38を回転させることによりスクリ
ューシャフト13の軸心と直交する方向にリミットスイッ
チ15の配置位置を調節することが可能である。
次に上記装置をスキップホィストの巻取りドラムの駆動
部に取り付けた例を用いて、その作用を説明する。
第6図のようなスキップホィストの巻取りドラムの駆動
軸または駆動軸に結合された伝動軸に設けた歯車19と、
框体11内に横架したスクリューシャフト13の端に設けた
歯車18とを噛み合わせる(第1図、第2図)。
第6図の状態で巻取りドラムをワイヤ巻き上げ方向に駆
動すると、歯車19、18を介してスクリューシャフト13に
伝達される、スクリューシャフト13が回転すると、メネ
ジ筒22及び回り止め部材20の作用によりトラベラ14がシ
ャフト軸心方向に沿い第2図の右方向に移動するととも
に、メネジ筒22の外周に搭載されたストライカ付きの回
転体21が、キー溝16とキー28によってスクリューシャフ
ト13と同期回転する。
回転体21が第2図の鎖線に示す位置にくると、回転体右
端面のストライカ31の先端31b(第5図)が一方のリミ
ットスイッチのスイッチレバー15aに当たり、例えば回
転体21の1/12ないし1/10回転で押込んでスイッチレバー
15aを所定角度回転させるため、瞬時にリミットスイッ
チ15を作動して巻取りドラムの駆動部を停止させる。
巻取りドラムのワイヤを巻き戻すときには、スクリュー
シャフト13の回転に伴いトラベラ14は前と逆方向に移動
する。移動端に達すると回転体左端面のストライカ31が
他方のリミットスイッチのスイッチレバー15aに当たり
巻取りドラムを停止させる。
ワイヤの巻上げ、巻戻し停止位置を変更するときには、
前述したように、ストライカ31の円弧状孔33に達したボ
ルト34を、選択された前記ネジ孔に螺合して締め付ける
ことにより、回転体の端面上におけるストライカ31の取
り付け位置を調節とする。
[考案の効果] 本考案によれば、スクリューシャフトの回動によって移
動する回り止め部材にストライカ付きの回転体を設け、
リミットスイッチのスイッチレバーの回動面をストライ
カの回転面と直交する平面内に配置することによりスイ
ッチレバーを正確に作動させることが可能である。ま
た、スイッチレバイとストライカの当接位置の調整幅が
増大し、回転体の端面に対するストライカの取り付け位
置を変更することにより停止位置制御を微調整すること
ができて精度の高いリミットスイッチ装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案リミットスイッチ装置の平面図、第2図
は同じく縦断正面図、第3図は第2図のB−B線より矢
印方向にみた横断側面図、第4図はトラベラの平面図、
第5図は第4図の右側面図、第6図はリミットスイッチ
装置を備えたスキップホィストの側面図、第7図は従来
形のリミットスイッチ装置の縦断側面図である。 10:リミットスイッチ装置、11:框体、12:側壁、13:スク
リューシャフト、13a:スクリュー、14:トラベラ、15:リ
ミットスイッチ、15a:レバー、16:キー溝、17:軸受、1
8、19:歯車、20:回り止め部材、21:回転体、21a、21b:
回転体の側面、21c:外周縁、22:メネジ筒、23:回り止め
板、24:コ字形溝、25:ガイド板、26:凹部、27:基体部、
28:キー、29:キー取付け部、30:ビス、31:ストライカ、
32:ネジ孔、33:円弧状孔、34:ボルト、35:底板、36:天
板、37:ブラケット、38:ネジ杆、39:ガイドロッド。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリューシャフト13の回動によって移動
    するトラベラ14が所定位置に到達したとき、トラベラ14
    に取り付けたストライカ31の当接によりスイッチレバー
    15aを回動してリミットスイッチ9を作動させる装置に
    おいて; 前記トラベラ14は、スクリューシャフト13に螺合された
    メネジ筒22と、メネジ筒22の一方寄りの外周に固着さ
    れ、かつスクリューシャフト13の回転に伴ってシャフト
    軸心方向に移動する回り止め材20と、前記メネジ筒22の
    他方寄りの外周に嵌装され、かつスクリューシャフト13
    にキー止めされて該シャフトと同期回転する回転体21
    と、前記回転体21の周面より所定長さ突出すべく回転体
    の左右端面に取り付けた扇形のストライカ31とからな
    り; 前記リミットスイッチ9は、前記回転体のストライカ31
    の回転面と直交する平面内に可動なスイッチレバー15a
    を備えている、ことを特徴とするリミットスイッチ装
    置。
  2. 【請求項2】回転体端面の同一円上に複数のネジ孔32を
    設ける一方、扇形をなすストライカ31に円弧状孔33を設
    け、ストライカ31の円弧状孔33に通したボルト34を、選
    択された前記回転体側のネジ孔32に螺合し締め付けるこ
    とにより、回転体端面の周縁上におけるストライカ31の
    取り付け位置を調節自在とした請求項1記載のリミット
    スイッチ装置。
JP8503689U 1989-07-21 1989-07-21 リミットスイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0753238Y2 (ja)

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JP8503689U JPH0753238Y2 (ja) 1989-07-21 1989-07-21 リミットスイッチ装置

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JPH0326020U JPH0326020U (ja) 1991-03-18
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KR101137722B1 (ko) * 2011-03-29 2012-04-24 한국생산기술연구원 3차원 와이어 플라잉 시스템

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JPH0326020U (ja) 1991-03-18

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