JPH0753142B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

Info

Publication number
JPH0753142B2
JPH0753142B2 JP61043521A JP4352186A JPH0753142B2 JP H0753142 B2 JPH0753142 B2 JP H0753142B2 JP 61043521 A JP61043521 A JP 61043521A JP 4352186 A JP4352186 A JP 4352186A JP H0753142 B2 JPH0753142 B2 JP H0753142B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction port
dust
air passage
fan
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP61043521A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62201129A (ja
Inventor
穐夫 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tec Corp filed Critical Tec Corp
Priority to JP61043521A priority Critical patent/JPH0753142B2/ja
Publication of JPS62201129A publication Critical patent/JPS62201129A/ja
Publication of JPH0753142B2 publication Critical patent/JPH0753142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)
  • Nozzles For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、吸込口体に回転ブラシを有する電気掃除機に
関する。
(従来の技術) 従来、この種の電気掃除機は、吸込口体に設けられた回
転ブラシを交流電動機により駆動しており、この交流電
動機に掃除機本体を介して交流電源を供給する構造が採
られている。
ところが、この構造では、掃除機本体から吸入口体を取
り外した吸込口体のみの状態では電源が得られないた
め、回転ブラシを回転させることはできない。
また、吸込口体のみでも回転ブラシを回転させることが
できる吸込口体としては、たとえば実開昭56−4556号公
報に記載の構成が知られている。この実開昭56−4556号
公報に記載の構成は、吸込口体に回転ブラシを駆動する
直流電動機を設けるとともに、この直流電動機の電源で
ある2次電池と、この2次電池を充電するためのトラン
スを含む充電器とからなる電源部を収納したものであ
る。そして、この構造によれば、外部電源コードを必要
とぜせず、掃除機本体に接続することなく、吸込口体の
みでも回転ブラシを回転させることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、この実開昭56−4556号公報に記載の構造
でも、電動送風機を内蔵した掃除機本体に吸込口体を接
続した状態でなければ吸塵は行なえないため、たとえ掃
除機本体から遠い場所での小範囲の掃除でも掃除機本体
を引きずらなければならず、使い勝手が悪い問題点を有
している。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたもので、吸込口体
を掃除機本体に接続した状態のみならず、吸込口体のみ
でも回転ブラシを回転させて吸塵を行なうことができる
電気掃除機を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵しこの電動送
風機の吸込側に連通する集塵室を内部に設けこの集塵室
に臨んで吸込口を設けた掃除機本体と、前記吸込口に連
通接続される連通管を介して着脱自在に接続される接続
管部を有するとともに前記集塵室に連通される吸塵口を
有する吸込口体とを具備し、この吸込口体は、2次電池
と、前記吸塵口に臨む回転ブラシと、吸引用のファン
と、前記2次電池を電源として前記回転ブラシおよび前
記ファンを駆動する直流電動機と、集塵フィルタと、前
記吸塵口および前記接続管部を直結する第1の風路と、
この第1の風路とは分離され前記吸塵口および前記接続
管部を前記ファンとこのファンの吸引側に位置する前記
集塵フィルタとを介して連通する第2の風路とを備えた
ものである。
(作用) 本発明は、掃除機本体の吸込口に、連通管を介して吸込
口体の接続管部を接続して、直流電動機により回転ブラ
シを駆動して、被掃除面から塵塔を掻き出すとともに、
掃除機本体内の電動送風機の駆動により、吸込口体の吸
塵口から、この吸込口体内の第1の風路および連通管を
介して、掃除機本体内の集塵室に塵埃を導き貯溜する。
一方、掃除機本体から吸込口を分離し、2次電池を電源
として直流電動機により回転ブラシを駆動するととも
に、第2の風路内のファンを駆動し、吸塵口から塵埃を
吸込んで、第2の風路内の集塵フィルタにより吸込口体
内に貯溜する。
(実施例) 以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成を第1図な
いし第8図を参照して説明する。
第1図において、1はケース状の掃除機本体で、この掃
除機本体1の内部後側には、交流電源により作動する交
流電動送風機2と、整流用のトランス3とが配設されて
いる。また、この掃除機本体1の内部前側には、交流電
動送風機2の吸込側に連通する集塵室4が形成されてい
る。さらに、この掃除機本体1の前面には、集塵室4に
臨んで吸込口5が開口形成されているとともに、トラン
ス3に電気的に接続されたコネクタ6が設けられてい
る。
また、11はホースで、このホース11は、屈曲自在な蛇腹
状のホース本体12と、このホース本体12の一端部に設け
られ掃除機本体1の吸込口5に着脱自在に嵌合接続され
る差込管13と、ホース本体12の他端部に設けられた接続
管14とからなっている。そして、このホース11に沿っ
て、掃除機本体1のコネクタ6に着脱自在に接続される
プラグ15を一端に有するコード17が保持されており、こ
のコード17の他端は、接続管14の外周面前側に設けられ
たコネクタ16に接続されている。
また、接続管14の後端部に握り管18が着脱自在に嵌合接
続され、この握り管18は屈曲した形状に形成されてい
る。そして、この握り管18の外周面後側には、接続管14
のコネクタ16に5着脱自在に接続されるプラグ部19が設
けられてる。また、このプラグ部19には、スイッチ20が
設けられている。
また、握り管18の前端部に延長管21が着脱自在に嵌合接
続され、この延長管21の前端部には、吸込口体31が着脱
自在に接続されるようになっている。そして、ホース1
1、握り管18および延長管21にて連通管が形成されてい
る。
さらに、延長管21に沿ってコード22が保持され、このコ
ート22は一端が握り管18のプラグ部19に接続されている
とともに、他端が吸込口体31に接続されている。
次に、吸込口体31の構成を第2図ないし第6図について
説明する。
この吸込口体31は、上面を開口した下部ケース32と、下
面を開口しこの下部ケース32の上側に接合された上部ケ
ース33とからなっている。そして、この吸込口体31の後
部中央には、連結管34の前面を開口した半円筒部35が上
下回動自在に枢着されている。また、この連結管34の後
部は、半円筒部35から後方へ突出する接続管部36に形成
されており、この接続管部36が延長管21に着脱自在に嵌
合接続される。
また、この吸込口体31の内部には、複数の仕切璧37によ
って、前側に回転ブラシ室38が区画形成されているとと
もに、後側に電装品収納室39と連結管34に連通する風路
室40とが左右方向に並んで区画形成されており、さら
に、回転ブラシ室38および電装品収納室39の側方に位置
して、ベルト室41が区画形成されている。そして、回転
ブラシ室38の下面に吸塵口42が開口形成されており、ま
た、この回転ブラシ室38の後面に、第1の連通口43およ
び第2の連通口44が左右方向へ並んでそれぞれ開口形成
されている。また、風路室40内には、第2の連通口44に
臨んで集塵室45が区画形成されている。さらに、この集
塵口45の第2図および第3図における左側の側面、すな
わち電装品収納室39側の側面には、流通口46が開口形成
されている。
そして、風路室40内において、第1の連通口43から風路
室40および集塵室45の図示右側の側面間の間隙を介して
連結管34に至る空間部が、第1の風路である直結風路47
を形成している。また、第2の連通口から集塵室45と流
通室46と風路室40および集塵室45の図示左側の側面間の
間隙とを介して連結管34に至る空間部が、直結風路47と
分離された第2と風路である集塵風路48を形成してい
る。
また、回転ブラシ室38および集塵室45に臨んで、吸込口
体31の上面には開口部49が形成されている。そして、こ
の開口部49の後縁部には、側面ほぼ逆T字形状のクラン
プ51が、前後方向へ所定範囲内で摺動自在に支持されて
おり、このクランプ51は、ばね52により常時前方へ付勢
されている。
そして、53は蓋体で、この蓋体53は開口部49を開閉する
着脱する着脱自在の前縁部に側面L字形状の係合段部54
が形成されているとともに、後縁部に後方へ向って開口
した係合溝部55が形成されている。そして、この蓋体53
は、その係合段部54が開口部49の前縁部に係脱され、係
合溝部55にクランプ51が係脱されることによって、開口
部49に着絶されるようになっている。
さらに、吸込口体31の下面部には、前縁部および後縁部
に位置して、支持および走行用の左右一対の前輪56と後
輪57とが、それぞれ回動自在に設けられている。
また、回転ブラシ室38内には、回転ブラシ61が回転自在
に配設されている。すなわち、この回転ブラシ61の両端
面から突入されたシャフト62の先端部に軸受63がそれぞ
れ回転自在に嵌合されており、これらの軸受63が回転ブ
ラシ室38の両側方に形成された溝状の軸受支持部64にそ
れぞれ嵌合固定されている。また、この回転ブラシ61の
周面には、ブラシ毛65が螺施状に植設されている。さら
に、この回転ブラシ61の一方のシャフト62には、プーリ
66が固着されており、このプーリ66は、ベルト室41内に
位置している。
さらに、風路室40の側面と集塵室45の流通口46側の側面
との間には、ファン67がシャフト68により回転自在に支
持されており、電装品収納室39内に突入されたこのシャ
フト68の端部にはプーリ69が固着されている。
また、電装品収納室39内には、直流電動機70が配設され
ている。そして、この直流電動機70は2つの回転軸71,7
2を有しており、ベルト室41内に突出された一方の回転
軸71にはプーリ73が固着されている。そして、このプー
リ73と回転ブラシ61のプーリ66とには、直流電動機70の
回転を回転ブラシ61に伝達するベルト74が掛け渡されて
いる。また、直流電動機70の他方の回転軸72にもプーリ
75が固着されており、このプーリ75とファン67のプーリ
69とには、回転軸72の回転をファン67に伝達するベルト
76が掛け渡されている。
さらに、電装品収納室39内には、直流電動機70の電源と
なる蓄電池などの2次電池77が配設されている。
また、吸込口体31の上面には、開閉体81が左右方向へ摺
動自在に支持されている。そして、この開閉体81の上縁
には、吸込口体31の上面より上方へ突出する操作部82が
形成されている。また、この開閉体81には、回転ブラシ
室38の後面に沿って摺動し両連通口43,44のうちいずれ
か一方を閉塞する遮閉板部83が一体的に垂設されてい
る。さらに、この開閉体81の電装品収納室39側の端部に
は、この電装品収納室39へ向って上昇する方向へ傾斜し
た溝部84が形成されている。
一方、電装品収納室39内の前側には、回動体85がその中
央前側よりに形成された軸受孔86において、支軸87によ
り回転自在に支持されている。そして、この回動体85の
前端部は、開閉体81の溝部84に相対的に左右方向へ移動
可能に係合されている。また、この回動体85の後端部に
は、直流電動機70とファン67とを連動させるベルト76に
上方より接離される円盤状の接続子88が支持されてい
る。
また、集塵室45内には着脱自在に集塵フィルタ91が装着
され、この集塵フィルタ91は紙袋等からなる袋状のフィ
ルタ本体92と、このフィルタ本体の開口端部に接着され
た厚紙等からなる口枠93とで構成されている。また、こ
の口枠93には、第2の連通口44に重合される集塵口94が
開口形成されている。一方、集塵室45の前側周縁部に
は、溝状の口枠保持部95が形成されており、この口枠保
持部95に口枠93の周縁部が係脱自在に嵌合されることに
よって、集塵フィルタ91が集塵室45に保持される。
次に、電気回路の構成を第7図および第8図について説
明する。
掃除機本体1に内蔵されたトランス3の1次側コイル99
の両端は、交流電源100に接続される。また、このトラ
ンス3は2つの2次側コイル101,102を有しており、一
方の2次側コイル101は、両端がそれぞれダイオード10
3,104を介して、ホース11の接続管14のコネクタ16の第
1のプラス側端子16aに接続されているとともに、中間
点がこのコネクタ16の第1のマイナス側端子16bに接続
されている。また、トランス3の他方の2次側コイル10
2は、両端がそれぞれダイオード105,106を介してコネク
タ16の第2のプラス側端子16cに接続されているととも
に、中間点がこのコネクタ16の第2のマイナス側端子16
dに接続されている。
また、握り管18のプラグ部19は、コネクタ16の第1のプ
ラス側端子16a、第1のマイナス側端子16b、第2のプラ
ス側端子16cおよび第2のマイナス側端子16dにそれぞれ
相対応して接続される第1のプラス側端子19a、第1の
マイナス側端子19b、第2のプラス側端子19cおよび第2
のマイナス側端子19dを有している。
そして、このプラグ部19の第1のプラス側端子19aと第
1のマイナス側端子19bとは、握り管18ないし吸込口体3
1に設けられた充電回路107プラス側入力端子108aとマイ
ナス側入力端子108bとそれぞれ接続されている。また、
この充電回路107のプラス側出力端子109aとマイナス側
入力端子109bとは、2次電池77の陽極と陰極とにそれぞ
れ接続されている。
また、プラグ部19のプラス側端子19cとマイナス側単19b
との間には、スイッチ20および直流電動機70が直列に接
続されている。
さらに、2次電池77の陰極が、直流電動機70の一端に直
接接続されているとともに、この2次電池77の陽極が、
スイッチ110を介してプラグ部19の第2のマイナス側端
子19dに接続されている。この運動スイッチ110は握り管
18の後端に設けられており、その開閉子111はばね112に
より常時閉方向へ付勢されている。一方、ホース11の接
続管14の前端には、この接続管14と握り管18との接続時
に、開閉子111を押動させて運動スイッチ110を開く凸状
の押圧体113が設けられている。
次に、充電回路107の構成を第8図について説明する。
マイナス側入力端子108bとマイナス側入力端子109bとは
共通接続されている。
そして、プラス側入力端子108bとプラス側出力端子109b
との間に、第1のサイリスタ114とダイオード115とが順
次直列に接続されているとともに、第1のサイリスタ11
4と並列に抵抗116が接続されている。
また、プラス側入力端子108aとマイナス側入力端子108
b,109bとの間に、ダイオード117、抵抗118および第2の
サイリスタ119が順次直列に接続されているとともに、
抵抗118の両端間に、抵抗120およびダイオード121が順
次直列に接続されている。また、ダイオード117および
抵抗118の中間点とマイナス側入力端子108b,109bとの間
に平滑用のコンデンサ122が接続されている。さらに、
抵抗118および第2のサイリスタ119の中間点と第1のサ
イリスタ114のゲートとの間に、ダイオード123が接続さ
れているとともに、第1のサイリスタ114のゲートどカ
ソードとの間に抵抗124が接続されている。
また、第1のサイリスタ114のカソードとマイナス側入
力端子108b,109bとの間に、ツェナダイオード125および
抵抗126が順次直列に接続されているとともに、これら
のツェナダイオード125および抵抗126の中間点が抵抗12
7を介して第2のサイリスタ119のゲートに接続されてい
る。さらに、この第2のサイリスタ119のゲートとカソ
ードとの間には、コンデンサ128が接続されている。
さらに、抵抗120およびダイオード121の中間点とマイナ
ス側入力端子108b,109bとの間には、ダイオード129およ
び発光タイオード130が順次直列に接続されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
まず、掃除機本体1を用いた掃除を行なう場合について
説明する。
このときは、掃除機本体1の吸込口5に、ホース11、握
り管18および延長管21を順次して吸込口体31を接続して
おく。もちろん、ホース11のプラグ15は、掃除機本体1
のコネクタ6に接続し、握り管18のプラグ部19はホース
11のコネクタ16に接続する。
この状態では、掃除機本体1内のトランス3の一方の二
次側コイル101から、第7図における上側の回路を介し
て充電回路107に直流出力が供給され、この充電回路107
を介して吸込口体31の2次電池77が充電される。
ここだ、充電回路107の作用について説明する。
2次電池77の両端間電圧が低くなっている場合は、第1
のサイリスタ114のカソード側の電位よりゲート側の電
位の方が高くなっているので、この第1のサイリスタ11
4は導通され、2次電池77に充電電流が流れてこの2次
電池77が充電される。この状態ではツェダイオード125
が非導通状態にあるとともに、このツェナダイオード12
5にゲートが接続されて第2のサイリスタ119も非導通状
態にある。したがって、抵抗120およびダイオード121の
中間点の電位が充分高くなっているので、発光ダイオー
ド130が点灯し、充電中であることを表示する。
そうして、2次電池77が充電されてたその両極間電圧が
上昇すると、ツェナダイオード125が導通するととも
に、第2のサイリスタ119のゲートが付勢されてこの第
2のサイリスタ119が導通される。そうすると、第1の
サイリスタ114のゲート側の電位が相対的に低下して、
この第1のサイリスタ114が非導通状態となり、2次電
池77の過充電が防止される。また、抵抗120およびダイ
オード121の中間点の電位の相対的低下により、発光ダ
イオード130が消灯して充電が終了したことを知らせ
る。
一方、トランス3の他方の2次側コイル102から、第7
図における下側の回路を介して、吸込口体31内の直流電
動機70に給電が行なわれ、この直流電動機70により回転
ブラシ61が駆動される。なお、ホース11と握り管18とを
接続した状態では、ホース11側の押圧体113の押圧によ
り、握り管18側の連動スイッチ110が開いており、2次
電池77と直流電動機70との接続は遮断されている。
また、このとき、吸込口体31の開閉体81は、第2図に示
すように、図示左方へ移動させ、第2の連通口44を閉塞
するとともに、第1の連通口43を開放しておく。すなわ
ち、集塵風路48を閉塞するとともに、直結風路47を開放
しておく。また、このように開閉体81を左方へ移動させ
るのに伴って、この開閉体81の傾斜した溝部84に前端部
が係合された回動体85が第5図における反時計廻り方向
へ回動し、後端部に設けられた接続子88が直流電動機70
のプーリ75とファン67のプーリ69とを結ぶベルト76から
離反し、このベルト76が弛緩する。この状態では、直流
電動機70のプーリ75の回転は、ファン67のプーリ69に伝
えられず、このファン67は回転しない。
そうして、使用者は、握り管18を把持しながら、吸込口
体31をじゅうたんのなどの被掃除面上で摺動させる。そ
して、回転する回転ブラシ61がじゅうたんなどから塵埃
を掻き出す。また、掃除機本体1の交流電動送風機2の
駆動による吸込気流とともに、塵埃が吸込口体31の吸塵
口42から吸込まれ、吸込口体31内の直結風路47、連結管
34、延長管21、握り管18およびホース11を介して、掃除
機本体1の集塵室4内に導かれて貯溜る。
ところで、上述のように、吸込口体31内の2次電池77を
充電するための直流出力は、掃除機本体1から供給する
ようにしたので、すなわち、掃除機本体1に重いトラン
ス3を設けたので、吸込口体31を軽量にでき、操作性が
向上する。
なお、握り管18のスイッチ20を操作することにより、吸
込口体31の直流電動機70を起動ないし停止させることが
できる。
また、握り管18とホース11との間で分離して、吸込口体
31、延長管21および握り管18をいわゆるアップライトタ
イプの掃除機として使用できる。
このように、握り管18とホース11とを分離すると、ホー
ス11のコネクタ16から握り管18のプラグ部19が脱れるも
とに、充電回路107は開放される。また、ホース11の押
圧体113が握り管18の連動スイッチ110から離れて、この
連動スイッチ110が閉じる。したがって、この状態で
は、吸込口体31の直流電動機70には、2次電池77から給
電が行なわれている。もちろん、直流電動機70の起動な
いし停止は、握り管18のスイッチ20を操作することによ
って行なう。
また、アップライトタイプとしての使用時に吸塵を行な
いたい場合は、吸込口体31の開閉体81を、第3図に示す
ように、図示右方へ移動させ、直結風路47を閉塞すると
ともに、集塵風路48を開放する。また、このように開閉
体81を右方へ移動させるのに伴って、回動体85は、第5
図に示すように、図示時計廻り方向へ回動し、接続子88
がベルト76に押圧されて、このベルト76が緊張する。こ
の状態では、直流電動機70のプーリ75の回転は、ファン
67のプーリ69に伝達され、このファン67が回転する。
そうして、回転する回転ブラシ61がじゅうたんなどの被
掃除面から塵塔を掻き出すとともに、ファン67の回転に
伴って生ずる気流により、塵塔が吸塵口42から吸込ま
れ、集塵風路48内に設けられた塵塔フィルタ91内に貯溜
される。
このように、吸込口体31内に、選択的に開閉される直結
風路47と集塵風路48とを設け、吸込口体31を掃除機本体
1に接続した状態のみならず、脱した状態でも吸塵が行
なえるようにしたので、掃除機本体1から遠い場所での
小範囲の掃除などに際しては、ホース11と握り管18との
間で分離して、重い掃除機本体1を引きずることなく、
手軽なアップライトタイプの掃除機として使用できる。
しかも、この場合、直流電動機70の電源は2次電池77と
なるので、外部へ延びる電源コードも必要なく、コード
レスタイプとしてより使い勝手が向上する。
さらに、前述のように、ホース11と握り管18との間で着
絶自在に分離可能としたので、すなわち、延長管21に握
り管18を接続したままの状態で、ホース11を握り管18か
ら脱せるようにしたので、アップライトタイプとして使
用時に、握り管18を把持して掃除を行なうことができ、
手に負担をかけることがなく、2次電池77や直流電動機
70の重量を気にせずに使用できる。
また、前述のように、運動スイッチ110によって、握り
管18とホース11との着脱に、直流電動機70と2次電池77
との接続ないし遮断を運動させたので、握り管18とホー
ス11との着脱操作の他に、直流電動機70と2次電池77と
を接続ないし遮断する操作を必要としない。
ところで、特にアップライトタイプとしての使用時にあ
いて、吸塵を行なわず、回転ブラシ61のみを回転させ
て、じゅうたんを掻きならしたい場合、あるいは、粉末
剤を散布したい場合があるが、このような場合には、吸
込口体31の開閉体81を操作して、直流電動機70のプーリ
75とファン67のプーリ69とを結ぶベルト76を弛緩させ、
ファン67を回転させないようにする。
いずれにせよ、このようなアップライトタイプとしての
使用時においても、吸込口体31にトランス3が内蔵され
ていないことは、操作性を向上させる。なお、吸込口体
31を延長管21から取り外し、単体で用いても同様の効果
を得ることができる。
また、前述のように、吸込口体31内の2つの直結風路47
および集塵風路48を切換える開閉体81に、直流電動機70
のプーリ75とファン67のプーリ69との動作上の接続ない
し遮断を連動させたので、直結風路47および集塵風路48
の切換えに伴って、ファン67の回転ないし非回転も自動
的に切換り、切換え操作に手間を要さない。
なお、吸込口体31内の集塵フィルタ91を交換するとき
は、まず、クランプ51を操作して蓋体53を開き、つい
で、古い集塵フィルタ91を脱すとともに新しい集塵フィ
ルタ91を装着し、蓋体53を閉じる。
また、前述のように、吸込口体31を掃除機本体1に接続
した際に、2次電池77の充電が行なわれるので、充電の
し忘れも防止できる。
〔発明の効果〕
本発明の電気掃除機によれば、連通管を順次介して掃除
機本体に接続し、掃除機本体内の交流電動送風機の駆動
により、この掃除機本体内の集塵室に塵埃を貯溜する通
常の使用形態の他に、吸込口体を掃除機本体から分離
し、吸込口体内の2次電池を電源とし回転ブラシを駆動
する直流電動機により吸引用のファンを回転させて、こ
の吸込口体内の集塵フィルタにより集塵を行なう使用が
可能であり、掃除場所等に応じて両使用形態を適宜選択
でき、使い勝手を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す斜視図、
第2図は同上吸込口体の集塵風路閉塞時の横断面図、第
3図は同上吸込口体の直結風路閉塞時の横断面図、第4
図は同上第3図のIV−IV視断面図、第5図は同上第3図
のV−V視断面図、第6図は同上開閉体および回転体の
斜視図、第7図は同上回路図、第8図は同上充電回路の
回路図である。 1……掃除機本体、2……交流電動送風機、4……集塵
室、5……吸込口、31……吸込口体、36……接続管部、
42……吸塵口、47……第1の風路である直結風路、48…
…第2の風路である集塵風路、61……回転ブラシ、67…
…ファン、70……直流電動機、77……2次電池、91……
集塵フィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動送風機を内蔵しこの電動送風機の吸込
    側に連通する集塵室を内部に設けこの集塵室に臨んで吸
    込口を設けた掃除機本体と、前記吸込口に連通接続され
    る連通管を介して着脱自在に接続される接続管部を有す
    るとともに前記集塵室に連通される吸塵口を有する吸込
    口体とを具備し、 この吸込口体は、 2次電池と、 前記吸塵口に臨む回転ブラシと、 吸引用のファンと、 前記2次電池を電源として前記回転ブラシおよび前記フ
    ァンを駆動する直流電動機と、 集塵フィルタと、 前記吸塵口および前記接続管部を直結する第1の風路
    と、 この第1の風路とは分離され前記吸塵口および前記接続
    管部を前記ファンとこのファンの吸引側に位置する前記
    集塵フィルタとを介して連通する第2の風路と を備えたことを特徴とする電気掃除機。
JP61043521A 1986-02-28 1986-02-28 電気掃除機 Expired - Fee Related JPH0753142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61043521A JPH0753142B2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28 電気掃除機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61043521A JPH0753142B2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28 電気掃除機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62201129A JPS62201129A (ja) 1987-09-04
JPH0753142B2 true JPH0753142B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=12666051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61043521A Expired - Fee Related JPH0753142B2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28 電気掃除機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0753142B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003135328A (ja) * 2001-11-07 2003-05-13 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564556U (ja) * 1979-06-20 1981-01-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62201129A (ja) 1987-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4665582A (en) Lightweight battery powered suction broom
US7669281B2 (en) Portable electric vacuum cleaner
EP3524113A1 (en) Cleaning device
CN111820805A (zh) 电池供电设备
JP4244467B2 (ja) 充電式電気掃除機
KR100429477B1 (ko) 청소기
JPH0753142B2 (ja) 電気掃除機
JPS635719A (ja) 電気掃除機
JP2004337427A (ja) 電気掃除機
JPH0753141B2 (ja) 電気掃除機
JP2003125998A (ja) 電気掃除機
JP2002034874A (ja) 充電式電気掃除機
JP4297595B2 (ja) 掃除機
JP2004289973A (ja) 電気機器
JPH0733722Y2 (ja) 小型電気掃除機
JP2002034862A (ja) 電気掃除機
KR100401596B1 (ko) 전기청소기
JPS63296721A (ja) 電気掃除機
TW201832709A (zh) 具有永久過濾器之吸塵器的操作方法
JP2008029504A (ja) 電気掃除機
JPH0824187A (ja) 充交両用電気掃除機
JPH0576290B2 (ja)
JP2596553B2 (ja) 電気掃除機
JP2012090828A (ja) 電気掃除機
JPS6346063Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees