JPH0753113Y2 - 鍵盤ハーモニカの唄口ホルダー - Google Patents

鍵盤ハーモニカの唄口ホルダー

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Publication number
JPH0753113Y2
JPH0753113Y2 JP1085593U JP1085593U JPH0753113Y2 JP H0753113 Y2 JPH0753113 Y2 JP H0753113Y2 JP 1085593 U JP1085593 U JP 1085593U JP 1085593 U JP1085593 U JP 1085593U JP H0753113 Y2 JPH0753113 Y2 JP H0753113Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible arm
mouth
hanger
song
holder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1085593U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0660893U (ja
Inventor
広夫 名波
Original Assignee
株式会社ナナミ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ナナミ filed Critical 株式会社ナナミ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、学童等が使用する鍵盤
ハーモニカの唄口ホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】学童が鍵盤ハーモニカを机上に置いて使
用する場合、一方の手で唄口を持ち、他方の手で鍵盤を
操作しているが、楽譜を手で支えたり楽譜を捲ろうとす
る場合は、唄口から手を離さなければならなかった。こ
のとき唄口を強く吹くと、唄口が唇から飛び出してしま
い、演奏が一時途絶えてしまうという問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、このような
従来の鍵盤ハーモニカの欠点を解消するために、唄口か
ら手を離しても唄口を口元に位置させて安心して楽譜を
捲ることができる唄口ホルダーを提供しようとするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の鍵盤ハーモニカ
の唄口ホルダーは上記の目的を達成するために、左右両
後端により着脱用切り離し部を形成したリング状ハンガ
ーの前端にフレキシブルアームの後端を連結し、該フレ
キシブルアームの先端に、唄口の保持部を形成したこと
を特徴とするものである。
【0005】上記鍵盤ハーモニカの唄口ホルダーにおい
て、フレキシブルアームの後端に、これに直交する筒状
嵌合部を設け、該筒状嵌合部をハンガーの前端に嵌合
し、回動し得るように連結すると良い。
【0006】
【作用】後端の切り離し部を広げてリング状のハンガー
を頸に吊るし、フレキシブルアームの保持部に鍵盤ハー
モニカの唄口ホルダーか、唄口と吹奏管との連結部を保
持させ、フレキシブルアームを適当な形状に彎曲させて
唄口を口元に位置させれば、唄口から手を離して演奏し
ても、唄口を唇から吹き出すことがない。
【0007】請求項2に示すように、ハンガーの前端に
フレキシブルアームの後端を上下方向に回動自在に連結
するときは、その回動と共にフレキシブルアームを彎曲
することにより、唄口ホルダーに保持させた唄口を演奏
者の口元に、容易に位置させることができるのである。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図は、本考案に係る鍵盤ハーモニカの唄口
ホルダーの一実施例を示すものであり、リング状ハンガ
ー1は、硬質プラスチック製であって、その左右両後端
にゴム製のエンドピース2を嵌着し、このエンドピース
2間に演奏者の頸への着脱用切り離し部3を形成してい
る。
【0009】上記ハンガー1の前端には、フレキシブル
アーム4の後端を連結している。このフレキシブルアー
ム4は軟質プラスチック製であり、彎曲状態を自己保持
するために、銅線5をインサートしたものであり、後端
にはコネクター6を設け、これと一体的に形成した着脱
用切り離し部7付きの筒状嵌合部8を、ハンガー1の前
端外周に回動可能に嵌合し、筒状嵌合部8の内周面の中
央部に周設した縦溝9をハンガー1の前端外周に嵌着し
たゴム製のOリング10に嵌合し、筒状嵌合部8の内周
面に一定間隔を保って周設した複数本の横溝11のうち
の適所の横溝11に、ハンガー1の前端外側面に一定間
隔を保って突設した上下2本の突条12を選択的に嵌合
している。
【0010】従って、使用状態におけるフレキシブルア
ーム4は、横溝11への突条12の嵌合、及びOリング
10への筒状嵌合部8における内周面の密接により、ハ
ンガー1の外周を上下方向に一定角度で回動し、傾斜状
態が維持されるのである。
【0011】またフレキシブルアーム4の先端には唄口
13の保持部14を形成している。この保持部14はフ
レキシブルアーム4の先端に嵌合した連結筒14aと、
これに直交する方向の保持筒14bとよりなり、該保持
筒14bの周側面には唄口13の着脱用切り離し部15
を形成している。
【0012】尚、符号16は鍵盤ハーモニカであり、そ
の一側に接続された吹奏管17の先端に前記唄口12が
固定されている。符号18は楽譜である。
【0013】図4は上記実施例における保持筒14b
に、吹奏管17への唄口13の連結部19を嵌合させた
場合を示すものである。また図示していないが、保持体
14を着脱用切り離し部15のない筒体とし、その後端
より唄口13を挿入するようにしても良く、洗濯鋏のよ
うに左右両挟持片の先端部で唄口13や連結部19を挟
持する構造にしても良い。
【0014】
【効 果】本考案によれば、リング状ハンガーを頸に吊
るし、フレキシブルアームの保持部に鍵盤ハーモニカの
唄口ホルダーを保持させた後、フレキシブルアームを適
当に彎曲させて唄口を口に挿入すれば、唄口を片手で支
持したときと同じ状態で吹奏することができるので、図
3に示すように唄口から手を離して演奏しても、吹く力
により唄口が口腔から飛び出て演奏が中断されることが
なく、従って安心して楽譜を支持したり、楽譜を捲った
りすることができるのである。
【0015】しかもリング状ハンガーの後端には、着脱
用切り離し部を形成したから、装着及び取外しが容易で
あり、ハンガーと唄口とはフレキシブルアームにより連
結されるため、ハンガーを頸に装着した後、フレキシブ
ルアームを彎曲させることにより、唄口を口元へ容易に
位置させることができる。
【0016】またハンガーは頸元に軽く且つ緩く支持さ
れ、唄口はフレキシブルアームの保持部に支持されるの
で、演奏中に顔を多少動かしても唄口が口から離脱する
ことがない。
【0017】請求項2に示すように、ハンガーの前端に
フレキシブルアームの後端を上下方向に回動可能に連結
するときは、その回動とフレキシブルアームの彎曲とに
より、唄口ホルダーに保持させた唄口を演奏者の口元
に、一層容易に位置させることができるのである。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】同上実施例におけるハンガーの一部縦断正面図
である。
【図3】同上実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図4】同上実施例における別の使用状態を示す要部の
一部縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ハンガー 2 エンドピース 3 着脱用切り離し部 4 フレキシブルアーム 6 コネクター 8 筒状嵌合部 13 唄口 14 唄口の保持部 16 鍵盤ハーモニカ 17 吹奏管

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両後端間に着脱用切り離し部を形
    成したりング状ハンガーの前端にフレキシブルアームの
    後端を連結し、該フレキシブルアームの先端に唄口の保
    持部を形成したことを特徴とする鍵盤ハーモニカの唄口
    ホルダー。
  2. 【請求項2】 フレキシブルアームの後端に、これに直
    交する筒状嵌合部を設け、該筒状嵌合部をハンガーの前
    端外周に回動可能に嵌合して連結した請求項1記載の鍵
    盤ハーモニカの唄口ホルダー。
JP1085593U 1993-02-02 1993-02-02 鍵盤ハーモニカの唄口ホルダー Expired - Lifetime JPH0753113Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1085593U JPH0753113Y2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 鍵盤ハーモニカの唄口ホルダー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1085593U JPH0753113Y2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 鍵盤ハーモニカの唄口ホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0660893U JPH0660893U (ja) 1994-08-23
JPH0753113Y2 true JPH0753113Y2 (ja) 1995-12-06

Family

ID=11761975

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1085593U Expired - Lifetime JPH0753113Y2 (ja) 1993-02-02 1993-02-02 鍵盤ハーモニカの唄口ホルダー

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JP (1) JPH0753113Y2 (ja)

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JPH0660893U (ja) 1994-08-23

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