JPH0752977A - 簡易保温ホルダー、保温ケース、容器付き保温ケース。 - Google Patents

簡易保温ホルダー、保温ケース、容器付き保温ケース。

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JPH0752977A
JPH0752977A JP35481393A JP35481393A JPH0752977A JP H0752977 A JPH0752977 A JP H0752977A JP 35481393 A JP35481393 A JP 35481393A JP 35481393 A JP35481393 A JP 35481393A JP H0752977 A JPH0752977 A JP H0752977A
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heat
holes
cylinder
heat insulating
hole
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Kohei Abe
宏平 阿部
Tokuei Sakai
徳栄 坂井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】携帯用簡易保温ホルダーにおいて、加熱し又は
冷却した瓶・缶入り飲料水や嗜好品を飲食し終わる迄の
5分〜1時間と言う短時間、保温し又は保冷できる簡易
で底コストな簡易保温ホルダーを提供すると共に、前述
の加熱・冷却した容器入りの飲食物等を、1本1本、一
つ一つ保温でき、外気温の影響による品温変化を最小限
にできる保温ケースを提供することを目的としている。 【構成】請求項8は、保温対象物が挿脱可能な任意の数
の第1の穴を備えた断熱材で形成した保温体からなるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、簡易保温ホルダー、保
温ケース、容器付き保温ケースに関する。即ち、加熱又
は冷却した缶又は瓶或は合成樹脂等の容器入り飲料水や
嗜好品等を収納し、飲食終了までの短時間保温するため
の簡易保温ホルダーと、加熱又は冷却した酒やビール等
アルコール類、飲料水類、その他飲食物等を、飲食やリ
クリェーション等の会場への移送時、それ等の会場での
飲食するまでの一時保管時、その他の一時保管時等にお
いて使用する移送・一時保管用保温ケース、及びその保
温ケースの不使用時に花等を生けて飾れるようにした容
器付き保温ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯用保温ケースとして種々なも
のがあった。大は魚釣り等に使用する携帯用クーラーか
ら、小は2,3本の缶ジュース用携帯用保温ケースま
で、レジャー時等の携帯用に便利なものがあった。蓋付
で構成も立派で、機能も素晴らしく、長時間保温に適し
たものであった。又、「岡持ち」と称する移送用ケース
があったが、それは単に癇をした酒や冷やした酒食飲料
水等を収納し、飲食等の会場に運んだり、仕出し屋に於
いて料理等を客先に運ぶための単なるケースでしかなか
った。従って、飲食等の会場に癇をした酒や冷やしたビ
ール等の酒食飲料水等を運ぶときは、岡持ちやお盆等に
入れ・乗せて運んでいた。更に、前述のように、リクリ
ェーション等の会場へそれ等の温め・冷やした酒食飲料
水等を運ぶときは、種々形状の保温ケースに入れて運ぶ
か、常温のまま運んでいた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した従来技術
の携帯用保温ケースは、前述のごとく機能も構成も立派
で車載用として長時間の保温には最適であったが、ポケ
ットやバック等に入れて常時持ち歩けるようなものでは
なかった。従って、歩行中に店頭や路側の自動販売機で
買い求めた加熱又は冷却した瓶・缶等入り飲料水や嗜好
品(コーヒー、コーラ、紅茶、ビール等)の保温・保冷
に適するものではなかった。そこで消費者は、熱くて又
は冷たくて手で持っておれないときハンカチや手袋等を
使いそれらの瓶・缶入り飲料水や嗜好品を持たねばなら
なかった。その上、加熱し又は冷却した瓶・缶入り飲料
水や嗜好品を直接外気に触れさせておくものだから、加
熱したものは直ぐに冷たくなり、冷却したものは間もな
く温められてしまった。従って、加熱し又は冷却した効
果が半減し、非常に不便なものであった。
【0004】又、従来技術の岡持ち等の移動・運搬具に
よるときは、前記飲食の会場で直ぐ゛に飲食できれば良
いが、平常は飲食完了までに時間が経過し、外気温によ
り温めた物は冷え、冷やした物は温まり、不便窮まりな
い状態であった。又、従来の保温ケースによるときは、
保温ケース内に単に収納してあるだけであるから、それ
等加熱・冷却した飲食物等を出し入れする度にケース内
温度が外気温の影響で急変し、保温ケースの機能を半減
していた。
【0005】本発明が解決しようとする課題は、以上の
ような欠点に鑑み、携帯用簡易保温ホルダーにおいて、
加熱し又は冷却した瓶・缶入り飲料水や嗜好品を飲食し
終わる迄の5分〜1時間と言う比較的短時間、保温し又
は保冷できる簡易で底コストな簡易保温ホルダーを提供
すると共に、前述の加熱・冷却した容器入りの飲食物等
を、1本1本、一つ一つ保温でき、外気温の影響による
品温変化を最小限にできる保温ケースを提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するたろの手段】本発明に係る保温ケース
は、以上のような課題を解決するものであって、次のよ
うなものである。
【0007】請求項1は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能な第1の筒からなることを特徴とする。
【0008】請求項2は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能な第1の筒と、その第1の筒の底部に形成した
第1の底板と、からなることを特徴とする。
【0009】請求項3は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能な第1の筒と、その第1の筒の底部に形成した
第1の底板と、前記第1の筒の外周に形成した第2の筒
と、その第2の筒の底部に形成した第2の底板と、から
なることを特徴とする。
【0010】請求項4は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能な第1の筒と、その第1の筒の底部に形成した
第1の底板と、前記第1の筒の外周に形成した第2の筒
と、その第2の筒の底部に形成し前記第1の底板の外部
に形成した第2の底板と、前記第1の筒と前記第2の筒
の間に形成した空気層と、からなることを特徴とする。
【0011】請求項5は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切欠
部を形成した第1の筒からなることを特徴とする。
【0012】請求項6は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切欠
部を形成した第1の筒と、その第1の筒の底部に形成し
かつ前記第1の切欠部に連続する第2の切欠部を形成し
た底板と、からなることを特徴とする。
【0013】請求項7は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切欠
部を形成した第1の筒と、その第1の筒の底部の任意の
一部分にのみ固着した底板と、からなることを特徴とす
る。
【0014】請求項8は、保温対象物が挿脱可能な1以
上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体からな
ることを特徴とする。
【0015】請求項9は、保温対象物が挿脱可能な1以
上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、そ
の保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点軸によ
り回動可能に形成した蓋と、からなることを特徴とす
る。
【0016】請求項10は、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体の所定位置に形成した取っ手又は把手或はベ
ルトと、からなることを特徴とする。
【0017】請求項11は、保温対象物が挿脱可能な複
数の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、そ
の保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設部以外に穿設
した1以上の小物を入れるための第1の小穴と、からな
ることを特徴とする。
【0018】請求項12は、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点軸に
より回動可能に形成した蓋と、その保温体の所定位置に
形成した取っ手又は把手或はベルトと、からなることを
特徴とする。
【0019】請求項13は、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体を内包する外函と、からなることを特徴とす
る。
【0020】請求項14は、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体を内包する外函と、前記第1の穴と同数の第
2の穴を備え、その第1の穴と第2の穴が重置し、かつ
前記保温体上に展着する天板と、からなることを特徴と
する。
【0021】請求項15は、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体を内包する外函と、前記第1の穴と同数の第
2の穴を備え、その第1の穴と第2の穴が重置し、かつ
前記保温体上に展着する天板と、前記外函の所定位置に
形成し又は回動可能に形成した取っ手又は把手或はベル
トと、からなることを特徴とする。
【0022】請求項16は、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能な内
筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、前記
第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の六と第2
の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板と、か
らなることを特徴とする。
【0023】請求項17は、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能な内
筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、前記
第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と第2
の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板と、前
記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成した取っ
手又は把手或はベルトと、からなることを特徴とする。
【0024】請求項18は、保温対象物が挿脱可能な複
数の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、そ
の保温体に形成した複数の穴に挿脱可能な内筒又ほ底付
内筒と、前記保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設部
以外に穿設した1以上の小物を入れるための第1の小穴
と、その第1の小穴に挿脱可能な内筒又は底付内筒と、
前記保温体を内包する外函と、前記第1の穴及び前記第
1の小穴と同数の第2の穴及び第2の小穴を備え、その
第1の穴と第2の穴が重置し、かつ第1の小穴と第2の
小穴が重置し、更に前記保温体上に展着する天板と、前
記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成した取っ
手又は把手或はベルトと、からなることを特徴とする。
【0025】請求項19は、保温ケースに形成した保温
対象物が挿脱可能な1以上の第1の穴、又は保温ケース
に形成した保温対象物が挿脱可能な1以上の第1の穴に
挿脱可能な内筒又は底付内筒の何れかに挿脱可能な容器
を形成した請求項8から請求項18のうち1項記載の容
器付き保温ケース。
【0026】
【作用】上記のように構成された請求項1〜請求項4の
本発明は、簡易保温ホルダーに、加熱又は冷却した瓶・
缶入り飲料水や嗜好品等を単に挿入するだけで、保温又
は保冷でき、且つ構成が簡単なのでポケットやバックに
入れて携帯できる。又その簡易保温ホルダーを合成樹脂
・護謨・スポンジ等の弾性体で形成すれば、折り畳むこ
とが出来一層携帯に便利になる。
【0027】次いで、請求項5〜請求項7の本発明は、
上記作用・効果と共に次のようなことが出来る。筒に切
欠部を形成し、筒と底板に連続する切欠部を形成し、或
は筒に切欠部を形成し、その筒と底板の任意の一部のみ
を固着したので、1個の簡易保温ホルダーで大小太さの
異なる瓶・缶入り飲料水や嗜好品等を保温・保冷できる
ようになった。
【0028】更に、請求項8〜請求項18の本発明は、
保温対象物即ち冷やしたビールや各種飲料水等又は燗を
した酒や各種飲料水等を、断熱材からなる保温体に形成
した保温ケースのそれぞれの穴に挿入し、その保温ケー
スを飲食の会場やリクレーション会場に運び、必要に合
わせてそれら飲料水等を取り出すから、1本1本、一つ
一つの穴に挿入した飲料水等は、外気温の影響を最小限
に食い止められる。従って比較的長時間保冷・保温でき
るので、冷えたビールは冷えたまま、燗した酒は温かい
まま、加熱し又は冷却した飲料水等は何時までもそのま
まの温度で、保温ケース内で保温でき、飲食の会場やリ
クレーション会場の雰囲気を盛り上げ続けることが出来
る。
【0029】又、保温力増進のため蓋を形成し、持ち運
びを容易にするため取っ手や把手或はベルトを形成した
ので、保温ケースの機能が向上した。保温ケースに天板
や外箱を形成したので、保温ケースが丈夫になり、繰り
返し使用に耐え得るようになるとともに、天板や外箱を
色彩豊かに彩色できカラフルな保温ケースが得られるこ
ととなった。
【0030】第1の穴とその第1の穴の穿設部以外に第
1の小穴を形成したので、栓抜きや取り外した王冠或は
缶入り飲料水等の口金等を入れることができ、大変便利
になった。第1の穴とその第1の小穴の中に着脱自在な
第1の筒を形成したので、掃除のし辛い穴内が汚れた
ら、内筒を簡単に取り替えることで常に清潔な保温ケー
スが得られた。
【0030】請求項1ないし請求項18の作用を請求項
別に記載する。請求項1では、缶入飲料水等の保温対象
物が挿脱可箭な第1の筒から構成したため、簡易保温ホ
ルダーに高温に加熱し又は低温に冷却した缶入飲料水等
をしても素手で持つことが出来るようになった。
【0032】請求項2では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能な第1の筒と、その第1の筒の底部に形成し
た第1の底板と、から構成したため、前記請求項1の効
果を高めた。
【0033】請求項3では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能な第1の筒と、その第1の筒の底部に形成し
た第1の底板と、前記第1の筒の外周に形成した第2の
筒と、その第2の筒の底部に形成した第2の底板と、か
ら構成したため、前記請求項2の効果を更に高めた。
【0034】請求項4では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能な第1の筒とその第1の筒の底部に形成した
第1の底板と、前記第1の筒の外周に形成した第2の筒
と、その第2の筒の底部に形成し前記第1の底板の外部
に形成した第2の底板と、前記第1の筒と前記第2の筒
の間に形成した空気層と、前記請求項3の効果をより一
層効果的なものとした。
【0035】請求項5では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切
欠部を形成した第1の筒から構成したので、請求項1の
作用・効果に加え、簡易保温ホルダーに挿入する加熱又
は冷却した数種類の缶入飲料水等に1つの簡易保温ホル
ダーで対処できるようになった。
【0036】請求項6は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切欠
部を形成した第1の筒と、その第1の筒の底部に形成し
かつ前記第1の切欠部に連続する第2の切欠部を形成し
た底板と、から構成したため、前記請求項5の作用・効
果を更に効果的なものとした。
【0037】請求項7では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切
欠部を形成した第1の筒と、その第1の筒の底部の任意
の一部分にのみ固着した底板と、から構成したため、前
記請求項6の作用・効果を一層効果的なものとした。
【0038】請求項8では、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体から
構成したため、缶入飲料水のみならず燗をした酒や冷や
したビール等を挿入し、宴会や野外リクリエーション等
比較的長時間の保温・保冷に耐え得るようになるととも
に、複数の第1の穴を穿設したときは、それ等の保温対
象物が1本1本別々に保温・保冷できるので非常に便利
になった。
【0039】請求項9では、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点軸に
より回動可能に形成した蓋と、から構成したので、前記
請求項8の作用効果を更に高めた。
【0040】請求項10では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体の所定位置に形成した取っ手又は把手或
はベルトと、から構成したので、前記請求項9の作用効
果とともに大変持ち運びし易くなった。
【0041】請求項11では、保温対象物が挿脱可能な
複数の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設部以外に穿
設した1以上の小物を入れるための第1の小穴と、から
構成したので、前記請求項9の作用効果とともに栓抜き
や取り外した王冠或は割り箸等の小物の置き場所に苦労
しなくなった。
【0042】請求項12では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点
軸により回動可能に形成した蓋と、その保温体の所定位
置に形成した取っ手又は把手或はベルトと、から構成し
たので、前記請求項11の作用効果とともに持ち運びが
大変楽になった。
【0043】請求項13では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体を内包する外函と、から構成したので、
前記請求項9の作用効果とともに保温ケースが丈夫にな
り、かつ外函を彩色することでカラフルな保温ケースが
得られ、更に、保温体の原材料として低コストで加工性
の高い発泡スチロール等の合成樹脂を使用できるように
なり、コストの安い保温ケースが得られた。
【0044】請求項14では、温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体を内包する外函と、前記第1の穴と同数の第
2の穴を備え、その第1の穴と第2の穴が重置し、かつ
前記保温体上に展着する天板と、から構成したので、前
記請求項13の作用効果とともに保温体上面も清潔に保
てるようになった。
【0045】請求項15では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体を内包する外函と、前記第1の穴と同数
の第2の穴を備え、その第1の穴と第2の穴が重置し、
かつ前記保温体上に展着する天板と、前記外函の所定位
置に形成し又は回動可能に形成した取っ手又は把手或は
ベルトと、から構成したため、前記請求項14の作用効
果とともに保温・保冷力が更に向上した。
【0046】請求項16では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能
な内筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、
前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
と、から構成したため、前記請求項15の作用効果とと
もに第1の穴の内部が汚れたとき第1の穴に挿脱可能な
内筒又は底付内筒を取り出して洗うことも出来るし交換
することもできるようになった。
【0047】請求項17では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能
な内筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、
前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
と、前記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成し
た取っ手又は把手或はベルトと、から構成したため、前
記請求項14の作用効果とともに保温ケースの持ち運び
がし易くなった。
【0048】請求項18では、保温対象物が挿脱可能な
複数の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に形成した複数の穴に挿脱可能な内筒又は底
付内筒と、前記保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設
部以外に穿設した1以上の小物を入れるための第1の小
穴と、その第1の小穴に挿脱可能な内筒又は底付内筒
と、前記保温体を内包する外函と、前記第1の穴及び前
記第1の小穴と同数の第2の穴及び第2の小穴を備え、
その第1の穴と第2の穴が重置し、かつ第1の小穴と第
2の小穴が重置し、更に前記保温体上に展着する天板
と、前記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成し
た取っ手又は把手或はベルトと、から構成したため、請
求項8〜請求項17の作用・効果を全て兼ね備えた保温
ケースが得られた。
【0049】請求項19では、保温ケースに形成した保
温対象物が挿脱可能な1以上の第1の穴、又は保温ケー
スに形成した保温対象物が挿脱可能な1以上の第1の穴
に挿脱可能な内筒又は底付内筒の何れかに挿脱可能な容
器を形成したので、これらの容器付き保温ケースを保温
ケースとして使用しないときは、前記1以上の第1の穴
又は前記1以上の第1の穴に挿脱可能な内筒又は底付内
筒の何れかの穴に挿脱可能な容器に花(他の小物であっ
ても良い)等を生ける花瓶等の代用として使用すること
が出来るようになった。
【0050】
【実施例】以下図面に示す実施例により、本発明を詳細
に説明する。図1に基づき説明する。缶入飲料水等の保
温対象物が挿脱可能な第1の筒1で形成した簡易保温ホ
ルダーである。上記構成の簡易保温ホルダーの第1の筒
1に加熱又は冷却した瓶・缶入り飲料水等を挿入して持
てば、例え瓶・缶入り飲料水等が素手で持っておられな
いほど高温又は低温に加熱又は冷却してあっても、安心
して素手で持つことが出来る。このように単なる第1の
筒1で構成したものであるから、短時間の保温・保冷機
能があり、製造コストも低廉で、その第1の筒1の材質
を断熱体で形成すれば保温・保冷力が向上するし、護謨
や合成樹脂或は繊維・紙等柔軟な物質で製造すると、
瓶,缶入り飲料水等が大変持ち易くなる。そして材質次
第でポケットに入れて携帯でき、バック等に入れて携帯
することも出来る。
【0051】図2に示す本発明の異なる実施例を説明す
る。尚、本実施例以下の説明に当たって、本発明の記載
済み実施例と同一構成部分には、同一符号を付して重複
する説明は省略する。図2(倒立状態の斜視図)に基づ
き説明する。前記本発明の実施例と異なる点は、第1の
筒1の底部に第1の底板2を形成したことである。この
ように第2の底板2を形成したので、挿入した瓶・缶入
り飲料水等が滑り落ちず大変持ち易くなった。
【0052】図3に基づき説明する。前記本発明の実施
例と異なる点は、第1の底板5付き第1の筒3の外周に
第2の底板6付き第2の筒4を被着したことである。即
ち筒と底板を二重構造に形成したことである。このとき
第1の筒3と第1の底板5を二重構造で形成したり、第
1の筒3と第2の筒4で形成し、底板を第1の底板5又
は第2の底板6の何れかで形成することもできる(図は
省略)。このように二重構造の簡易保温ホルダーとする
ことで保温力を強化できた。
【0053】図4に基づき説明する。前記本発明の実施
例と異なる点は、第2の底板2付き第1の筒7と第2の
筒8の二重構造で形成した簡易保温ホルダーの第1の筒
7と第2の筒8の間に空気層9を形成したことである。
第1の底板2についても、前記実施例同様二重構造で形
成したり、更に空気層を含む三重構造で形成することも
出来る。以上のような構成であるから、保温力は更に高
まった。
【0054】図5に基づき説明する。前記本発明の実施
例と異なる点は、第1の筒1の所定位置に第1の切欠部
10即ち溝を形成し、横断面略C型の第1の筒1aとし
たことである。このような構成の横断面略C型の第1の
筒1aとしたので、瓶・缶入り飲料水等の大小即ち太さ
の異なる瓶・缶入り飲料水等に対応できる簡易保温ホル
ダーが得られた。
【0055】図6に基づき説明する。前記本発明の実施
例と異なる点は、横断面略C型の第1の筒1aの底部に
形成した第1の底板2にも前記第1の切欠部10に連続
する第2の切欠部10aを形成し、第1の底板2aとし
たことである。このような構成の第1の底板2a付き第
1の筒1aとすることで、任意の太さの瓶・缶入り飲料
水等に対応できることとなった。
【0056】図7に基づき説明する。前記本発明の実施
例と異なる点は、横断面略C型の第1の筒1aとその第
1の筒1aに形成した第1の底板2の任意の一部のみを
固着したことである。このような構成とすることによ
り、前記図6の実施例と同一の作用効果が得られた。
【0057】図8に基づき実施例を説明する。保温対象
物21(瓶・缶等の容器に入れたビールや酒或は飲料水
等)を挿脱可能な1以上の第1の穴11aを穿設した断
熱材で形成した保温体12からなる保温ケースである。
図8では、その保温ケースの側面の任意の位置に取っ手
14aを形成した。
【0058】以上のような構成の保温ケースであるか
ら、1以上の第1の穴11aに冷やしたビールや燗をし
た酒等の容器入りの飲食物等の保温対象物21を挿入す
れば、保温体12が断熱材(試作品は発泡スチロール
製、断熱材であれば他の材質でも良い)でできているの
で、前記保温対象物21が冷えたまま、又は温かいまま
保冷・保温できる。その保温ケースの側面の任意の位置
に取っ手14aを形成したので、保温ケースの持ち運び
が容易になった。
【0059】次の実施例を図9に基づいて説明する。前
記本発明の実施例と主に異なる点は、保温体12に支点
軸22により蓋13を回動可能に形成したことである。
【0060】尚、本実施例では、保温体12に支点軸2
2を介して直接蓋13を形成しているが、後述の実施例
(図9)のように外函16に蓋13を形成することもで
きる。又、蓋13を保温体12又は外函16に着脱可能
に形成することもできる。
【0061】次の実施例を図10基づき説明する。前記
本発明の実施例と主に異なる点は、前記保温体12に形
成した複数の第1の穴11aと第1の穴11aの間や複
数の第1の穴11aの穿設部以外に栓抜きや取り外した
瓶の王冠等の小物を入れる第1の小穴15を形成したこ
とである。この第1の小穴15即ち栓抜きや王冠等の小
物保管場所を形成したので、栓抜きの置き場や使用済み
の王冠等の処理が楽になった。
【0062】図11に基づいて説明する。前記本発明の
実施例と主に異なる点は、外函16を形成し、前記保温
体12をその外函16に内包し、その保温体12上に天
板17を形成し、その天板17に前記保温体12に形成
した第1の穴11aと重置する第2の穴11bを形成
し、取っ手14aの代わりに上下に摺動する把手14b
を形成したことである。
【0063】外函16と天板17を形成したので、発泡
スチロール等の軽量且つ安価な資材で保温体12を形成
しても保温体12が壊れなくなった。又、取っ手14a
の代わりに上下に摺動する把手14bを形成したので、
保温ケースを片手で又は2個の保温ケースをそれぞれ両
手で持ち運びできるようになった。
【0064】尚、本実施例では、把手14bを上下に摺
動する把手14bとして説明したが、固定式の把手であ
っても良い。図8、図10のような取っ手14aや図1
2のようなベルト14c等種々考えられ、保温ケースの
持ち運びが便利な形状であれば、いかなる形状の把手で
あっても良い。又、本図の保温ケースに図9の実施例で
説明したような回動可能な蓋13や着脱可能な蓋を形成
することもできる。
【0065】実施例を図13、図14に基づいて説明す
る。前記本発明の実施例と主に異なる点は、保温体12
に形成した第1の穴11a、又は保温体12に形成した
第1の穴11aと天板17に形成した第2の穴11bに
連通して挿脱可能な筒又は底付き筒18aを形成し、そ
の筒又は底付き筒18a上端に環状体18bを形成した
ことである。
【0066】以上のような構成の保温ケースであるか
ら、保温体12に形成した第1の穴11a(汚れると大
変掃除し辛い、特にその底部)に挿脱自在な筒又は底付
き筒18aを形成したので、その第1の穴11aの内部
が黴や埃で汚れたとき、筒又は底付き筒18aを洗った
り取り替えるだけで清潔に保てるようになった。又、筒
又は底付き筒18a上端に環状体18bを形成したの
で、保温体12と天板17の間又は保温体12と筒又は
底付き筒18aの間に汚れの原因である水滴や埃等が侵
入し辛くなった。
【0067】実施例を図15に基づいて説明する。前記
本発明の実施例と主に異なる点は、前記保温体12に形
成した第1の穴11aと第1の穴11aの間に小物を入
れるための1以上の第1の小穴15を形成し、その第1
の小穴15に挿脱可能な内筒又は底付内筒19aを形成
し、その内筒又は底付内筒19a上端に環状体19bを
形成したことである。このとき、天板17には、前記第
1の穴11a及び第1の小穴15と同数の重置する第2
の穴11bと第2の小穴15bをも形成する。
【0068】第1の小穴15にも内筒又は底付内筒19
aを形成したので、第1の小穴15内が汚れたら、内筒
又は底付内筒19aを洗ったり取り替えるだけで清潔に
なり、第1の小穴15内の掃除もまた簡単になった。
【0069】実施例を図16に基づいて説明する。前記
本発明の実施例と主に異なる点は、前記各実施例におけ
る保温ケース30(以下前述の請求項8以下の全保温ケ
ースを含む)に形成した1以上の第1の穴11a、又
は、保温対象物を挿脱可能に挿入できる保温ケース30
に形成した1以上の第1の穴11aに挿脱可能な内筒又
は底付内筒18aの何れかに挿脱可能な容器31を形成
したことである。
【0070】以上のような構成としたので、容器付き保
温ケースを使用しないときは、前記1以上の第1の穴、
又は前記1以上の穴に挿脱可能な内筒又は底付内筒に挿
脱可能な容器に花(他の小物であっても良い)等を生け
る花瓶等の代用として使用することが出来るようになっ
た。
【0071】尚、前記各実施例において、従来の岡持ち
に代わるものとしての保温ケースを前提に本発明を説明
したが、本発明はこれに限らず、各種飲食の会場、各種
リクリェーションの会場、その他種々の機会に使用で
き、保温を要し任意個別に取り出して使う物品を比較的
短時間保温し又は移動し或は保温・移動するときに使う
保温ケースにも同様施すことができる。
【0072】温度変化の測定方法は次の通りである。表
1は、室温20℃において市販の中瓶入りビールを図8
の保温ケースに挿入したときと保温ケースに入れないと
きの経時温度変化値である。
【0073】
【発明の効果】本発明に係る簡易保温ホルダー、保温ケ
ース、容器付き保温ケースを使用すると、以下列記する
効果が得られる。請求項1では、缶入飲料水等の保温対
象物が挿脱可能な第1の筒から構成したため、簡易保温
ホルダーに高温に加熱し又は低温に冷却した缶入飲料水
等をしても素手で持つことが出来るようになった。
【0074】請求項2では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能な第1の筒と、その第1の筒の底部に形成し
た第1の底板と、から構成したため、前記請求項1の効
果を高めた。
【0075】請求項3では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能な第1の筒と、その第1の筒の底部に形成し
た第1の底板と、前記第1の筒の外周に形成した第2の
筒と、その第2の筒の底部に形成した第2の底板と、か
ら構成したため、前記請求項2の効果を更に高めた。
【0076】請求項4では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能な第1の筒とその第1の筒の底部に形成した
第1の底板と、前記第1の筒の外周に形成した第2の筒
と、その第2の筒の底部に形成し前記第1の底板の外部
に形成した第2の底板と、前記第1の筒と前記第2の筒
の間に形成した空気層と、前記請求項3の効果をより一
層効果的なものとした。
【0077】請求項5では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切
欠部を形成した第1の筒から構成したので、請求項1の
作用・効果に加え、簡易保温ホルダーに挿入する加熱又
は冷却した数種類の缶入飲料水等に1つの簡易保温ホル
ダーで対処できるようになった。
【0078】請求項6は、缶入飲料水等の保温対象物が
挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切欠
部を形成した第1の筒と、その第1の筒の底部に形成し
かつ前記第1の切欠部に連続する第2の切欠部を形成し
た底板と、から構成したため、前記請求項5の作用・効
果を更に効果的なものとした。
【0079】請求項7では、缶入飲料水等の保温対象物
が挿脱可能にして横断面が略C型となるように第1の切
欠部を形成した第1の筒と、その第1の筒の底部の任意
の一部分にのみ固着した底板と、から構成したため、前
記請求項6の作用・効果を一層効果的なものとした。
【0080】請求項8では、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体から
構成したため、缶入飲料水のみならず燗をした酒や冷や
したビール等を挿入し、宴会や野外リクリエーション等
比較的長時間の保温・保冷に耐え得るようになるととも
に、複数の第1の穴を穿設したときは、それ等の保温対
象物が1本1本別々に保温・保冷できるので非常に便利
になった。
【0081】請求項9では、保温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点軸に
より回動可能に形成した蓋と、から構成したので、前記
請求項8の作用効果を更に高めた。
【0082】請求項10では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体の所定位置に形成した取っ手又は把手或
はベルトと、から構成したので、前記請求項9の作用効
果とともに大変持ち運びし易くなった。
【0083】請求項11では、保温対象物が挿脱可能な
複数の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設部以外に穿
設した1以上の小物を入れるための第1の小穴と、から
構成したので、前記請求項9の作用効果とともに栓抜き
や取り外した王冠或は割り箸等の小物の置き場所に苦労
しなくなった。
【0084】請求項12では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点
軸により回動可能に形成した蓋と、その保温体の所定位
置に形成した取っ手又は把手或はベルトと、から構成し
たので、前記請求項11の作用効果とともに持ち運びが
大変楽になった。
【0085】請求項13では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体を内包する外函と、から構成したので、
前記請求項9の作用効果とともに保温ケースが丈夫にな
り、かつ外函を彩色することでカラフルな保温ケースが
得られ、更に、保温体の原材料として低コストで加工性
の高い発泡スチロール等の合成樹脂を使用できるように
なり、コストの安い保温ケースが得られた。
【0086】請求項14では、温対象物が挿脱可能な1
以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体を内包する外函と、前記第1の穴と同数の第
2の穴を備え、その第1の穴と第2の穴が重置し、かつ
前記保温体上に展着する天板と、から構成したので、前
記請求項13の作用効果とともに保温体上面も清潔に保
てるようになった。
【0087】請求項15では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体を内包する外函と、前記第1の穴と同数
の第2の穴を備え、その第1の穴と第2の穴が重置し、
かつ前記保温体上に展着する天板と、前記外函の所定位
置に形成し又は回動可能に形成した取っ手又は把手或は
ベルトと、から構成したため、前記請求項14の作用効
果とともに保温・保冷力が更に向上した。
【0088】請求項16では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能
な内筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、
前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
と、から構成したため、前記請求項15の作用効果とと
もに第1の穴の内部が汚れたとき第1の穴に挿脱可能な
内筒又は底付内筒を取り出して洗うことも出来るし交換
することもできるようになった。
【0089】請求項17では、保温対象物が挿脱可能な
1以上の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体
と、その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能
な内筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、
前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
と、前記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成し
た取っ手又は把手或はベルトと、から構成したため、前
記請求項14の作用効果とともに保温ケースの持ち運び
がし易くなった。
【0090】請求項18では、保温対象物が挿脱可能な
複数の第1の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、
その保温体に形成した複数の穴に挿脱可能な内筒又は底
付内筒と、前記保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設
部以外に穿設した1以上の小物を入れるための第1の小
穴と、その第1の小穴に挿脱可能な内筒又は底付内筒
と、前記保温体を内包する外函と、前記第1の穴及び前
記第1の小穴と同数の第2の穴及び第2の小穴を備え、
その第1の穴と第2の穴が重置し、かつ第1の小穴と第
2の小穴が重置し、更に前記保温体上に展着する天板
と、前記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成し
た取っ手又は把手或はベルトと、から構成したため、請
求項8〜請求項17の作用・効果を全て兼ね備えた保温
ケースが得られた。
【0091】請求項19では、保温ケースに形成した保
温対象物が挿脱可能な1以上の第1の穴、又は保温ケー
スに形成した保温対象物が挿脱可能な1以上の第1の穴
に挿脱可能な内筒又は底付内筒の何れかに挿脱可能な容
器を形成したので、これらの容器付き保温ケースを保温
ケースとして使用しないときは、前記1以上の第1の穴
又は前記1以上の第1の穴に挿脱可能な内筒又は底付内
筒の何れかの穴に挿脱可能な容器に花(他の小物であっ
ても良い)等を生ける花瓶等の代用として使用すること
が出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施例の倒立した状態を示す斜視図
である。
【図3】 本発明の実施例を示す分解斜視図である
【図4】 本発明の実施例を示す要部拡大端面図にあ
る。
【図5】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図6】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図9】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図10】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図11】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図12】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図13】 本発明の実施例を示す一部切欠一部分解斜
視図である。
【図14】 本発明の実施例を示す断面図である。
【図15】 本発明の実施例を示す斜視図である。
【図16】 本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【表1】 本発明の実施例による経時温度変化測定表
である。
【符号の説明】
1は、第1の筒、 1aは、横断面略C型の第1の筒、
2、2aは、第1の底板、 3は、第1の筒、 4
は、第2の筒、 5は、第1の底板、 6は、第2の底
板、 7は、第1の筒、 8は、第2の筒、 9は、空
気層、 10は、第1の切欠部、10aは、第2の切欠
部。11aは、第1の穴、 11bは、第2の穴、 1
2は、断熱材で形成した保温体、 13は、蓋、 14
aは、取っ手、 14bは、把手、 14cは、ベル
ト、 15は、第1の小穴、 15aは、第2の小穴、
16は、外函、 17は、天板、 18aは、筒又は
底付き筒、 18bは、環状体、 19aは、内筒又は
底付内筒、 19bは、環状体、 22は、支点軸、
30は、保温ケース、 31は、容器。
【表1】

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶入飲料水等の保温対象物が挿脱可能な
    第1の筒からなることを特徴とする簡易保温ホルダー。
  2. 【請求項2】 缶入飲料水等の保温対象物が挿脱可能な
    第1の筒と、 その第1の筒の底部に形成した第1の底板と、 からなることを特徴とする簡易保温ホルダー。
  3. 【請求項3】 缶入飲料水等の保温対象物が挿脱可能な
    第1の筒と、 その第1の筒の底部に形成した第1の底板と、 前記第1の筒の外周に形成した第2の筒と、 その第2の筒の底部に形成した第2の底板と、 からなることを特徴とする簡易保温ホルダー。
  4. 【請求項4】 缶入飲料水等の保温対象物が挿脱可能な
    第1の筒と、 その第1の筒の底部に形成した第1の底板と、 前記第1の筒の外周に形成した第2の筒と、 その第2の筒の底部に形成し前記第1の底板の外部に形
    成した第2の底板と、 前記第1の筒と前記第2の筒の間に形成した空気層と、 からなることを特徴とする簡易保温ホルダー。
  5. 【請求項5】 缶入飲料水等の保温対象物が挿脱可能に
    して横断面が略C型となるように第1の切欠部を形成し
    た第1の筒からなることを特徴とする簡易保温ホルダ
    ー。
  6. 【請求項6】 缶入飲料水等の保温対象物が挿脱可能に
    して横断面が略C型となるように第1の切欠部を形成し
    た第1の筒と、 その第1の筒の底部に形成しかつ前記第1の切欠部に連
    続する第2の切欠部を形成した底板と、 からなることを特徴とする簡易保温ホルダー。
  7. 【請求項7】 缶入飲料水等の保温対象物が挿脱可能に
    して横断面が略C型となるように第1の切欠部を形成し
    た第1の筒と、 その第1の筒の底部の任意の一部分にのみ固着した底板
    と、 からなることを特徴とする簡易保温ホルダー。
  8. 【請求項8】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1の
    穴を穿設した断熱材で形成した保温体からなることを特
    徴とする保温ケース。
  9. 【請求項9】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1の
    穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点軸に
    より回動可能に形成した蓋と、 からなることを特徴とする保温ケース。
  10. 【請求項10】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1
    の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体の所定位置に形成した取っ手又は把手或はベ
    ルトと、 からなることを特徴とする保温ケース。
  11. 【請求項11】 保温対象物が挿脱可能な複数の第1の
    穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設部以外に穿
    設した1以上の小物を入れるための第1の小穴と、 からなることを特徴とする保温ケース。
  12. 【請求項12】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1
    の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体に着脱可能に形成した蓋又は蝶番等支点軸に
    より回動可能に形成した蓋と、 その保温体の所定位置に形成した取っ手又は把手或はベ
    ルトと、 からなることを特徴とする保温ケース。
  13. 【請求項13】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1
    の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体を内包する外函と、 からなることを特徴とする保温ケース。
  14. 【請求項14】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1
    の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体を内包する外函と、 前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
    第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
    と、 からなることを特徴とする保温ケース。
  15. 【請求項15】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1
    の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体を内包する外函と、 前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
    第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
    と、 前記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成した取
    っ手又は把手或はベルトと、 からなることを特徴とする保温ケース。
  16. 【請求項16】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1
    の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能な内
    筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、 前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
    第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
    と、 からなることを特徴とする保温ケース。
  17. 【請求項17】 保温対象物が挿脱可能な1以上の第1
    の穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体に形成した1以上の第1の穴に挿脱可能な内
    筒又は底付内筒と、前記保温体を内包する外函と、 前記第1の穴と同数の第2の穴を備え、その第1の穴と
    第2の穴が重置し、かつ前記保温体上に展着する天板
    と、 前記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成した取
    っ手又は把手或はベルトと、 からなることを特徴とする保温ケース。
  18. 【請求項18】 保温対象物が挿脱可能な複数の第1の
    穴を穿設した断熱材で形成した保温体と、 その保温体に形成した複数の穴に挿脱可能な内筒又は底
    付内筒と、 前記保温体に穿設した複数の第1の穴の穿設部以外に穿
    設した1以上の小物を入れるための第1の小穴と、 その第1の小穴に挿脱可能な内筒又は底付内筒と、 前記保温体を内包する外函と、 前記第1の穴及び前記第1の小穴と同数の第2の穴及び
    第2の小穴を備え、その第1の穴と第2の穴が重置し、
    かつ第1の小穴と第2の小穴が重置し、更に前記保温体
    上に展着する天板と、 前記外函の所定位置に形成し又は回動可能に形成した取
    っ手又は把手或はベルトと、 からなることを特徴とする保温ケース。
  19. 【請求項19】 保温ケースに形成した保温対象物が挿
    脱可能な1以上の第1の穴、又は保温ケースに形成した
    保温対象物が挿脱可能な1以上の第1の穴に挿脱可能な
    内筒又は底付内筒の何れかに挿脱可能な容器を形成した
    請求項8から請求項18のうち1項記載の容器付き保温
    ケース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006008058A1 (de) * 2004-07-16 2006-01-26 Kew Kunststofferzeugnisse Gmbh Wilthen Vorrichtung zum erwärmen von befestigungsmitteln
JP2009125062A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Hiyoshi:Kk 簡易携帯用インキュベータ
KR101335494B1 (ko) * 2012-02-27 2013-12-02 주식회사 대창 저장 용기 및 이를 포함하는 냉온장고 장치

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