JPH0752926A - タバコ包装機、タバコ包装機用不良タバコパック排出装置およびその方法 - Google Patents

タバコ包装機、タバコ包装機用不良タバコパック排出装置およびその方法

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JPH0752926A
JPH0752926A JP6166900A JP16690094A JPH0752926A JP H0752926 A JPH0752926 A JP H0752926A JP 6166900 A JP6166900 A JP 6166900A JP 16690094 A JP16690094 A JP 16690094A JP H0752926 A JPH0752926 A JP H0752926A
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JP6166900A
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English (en)
Inventor
Jr Joseph L Collins
レフトン コリンズ、 ジュニア ジョゼフ
Michael A Warren
アルバート ウォーレン マイクル
Iii Charles F Demey
フレッド ドミー、 ザ サード チャールズ
Clifford R Marritt
ラッセル マーリット クリフォード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
RJ Reynolds Tobacco Co
Original Assignee
RJ Reynolds Tobacco Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B19/00Packaging rod-shaped or tubular articles susceptible to damage by abrasion or pressure, e.g. cigarettes, cigars, macaroni, spaghetti, drinking straws or welding electrodes
    • B65B19/28Control devices for cigarette or cigar packaging machines

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運転中にその最大生産速度またはその付近に
おいても、2パックスタックのうちの不良タバコパック
のみを排出できるタバコ包装機、タバコ包装機用不良タ
バコパック排出装置およびその方法を提供すること。 【構成】 スタックSの不良トップパックPT が第1の
排出ステーション28において圧縮空気のブラストまた
はプッシャバーにより排出されまたスタックの不良ボト
ムパックPB は第1の排出ステーションの下流側の第2
の排出ステーション30において可動アーム52により
排出され、前記可動アームはスタックを支持する位置か
ら離れる方向にピボット回転し、次にスタックの方向に
ピボット回転してボトムパックに衝当しかつそれをスタ
ックから排出する。第2の排出ステーションの下流側に
良品パックが充填されたマガジンが配置され、これによ
りスタックから排出された不良パックを補給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タバコ包装機およびそ
の方法の改良、さらに詳細には間欠送り製品流れ内の2
タバコパックスタックの片方または両方の不良パックを
排出する機構および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常のタバコ包装機は、透明または金属
被覆ポリマーフィルムのいずれかから作られたオーバー
ラップであってこのオーバーラップを引き裂いて開くた
めの開封テープを有する前記オーバーラップでタバコパ
ッケージをオーバーラップするための機械を含む。この
ような機械の1つはイタリアのボローニアにあるG.
D.株式会社により製作されるモデル4350包装機で
あり、この機械は「GD4350」機械として知られて
いる。この機械において、20本入の各タバコパッケー
ジが個々にポリマーフィルムによりオーバーラップさ
れ、ヒートシールされ、次に2パックのスタックに置か
れて間欠運動によりまたは割送りタレット機構によりタ
バコカートナ装置に送り出され、このカートナ装置にお
いて2パックの5スタック(10パック)がタバコカー
トン内に挿入される。オーバーラップ工程の間に、GD
4350機械は、パッケージの潰れ、オーバーラップの
欠落または皺寄り、サイドおよびエンドフラップシール
の不良、開封テープの欠落または取付位置不良などの種
々の欠陥を検出するように設計されている。不良パック
は、パックが2パックスタック形状に配置されたのちに
GD4350機械内で排出される。既知の機械は2パッ
クスタック内では良品パックと不良パックとの区別をつ
けられないので、たとえ片方のパックのみが不良であっ
ても両方のパックが排出されることになる。この装置に
おいては、排出されたパックのうち約25%は良品パッ
クである。
【0003】米国特許第5101609号は先行技術に
よるパッケージ排出機構ならびにGD4350のパッケ
ージ検査装置の最近の改良を開示しており、ここではタ
バコの各2パックスタックは製品流れから取り出されて
ビデオカメラによる検査を受け、次に製品流れに戻され
てカートナ装置に送られる。この改良検査装置において
も、2パックスタック内で片方のパックのみが不良であ
ると検出された場合でもスタックの両方のパックが排出
され、この場合も同様に排出パックの約25%は良品パ
ックである。
【0004】したがって、経済的観点から、GD435
0機械または任意の他の同等装置に対し、2パックスタ
ックのうちの不良パックのみが排出されまた両方のパッ
クが不良である場合のみ両方のパックが排出されるとこ
ろの機構を提供することが望ましい。さらにこの機構
は、約400ないし500パック/分(ppm)の範囲
のGD4350機械の最大生産速度においても2パック
スタックからパックを排出するように作動可能であるこ
とが重要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術による装置の
前記制限および欠点ならびにとくに上に記載されていな
いその他の不利を考慮して、GD4350機械またはそ
れと同等の機械の運転中にその最大生産速度またはその
付近においても2パックスタックのうちの不良タバコパ
ックのみを排出できる機構および方法を提供することを
本発明は目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はGD4350機
械またはそれと同等の機械に独特の改造を行うことによ
りこの要望を満たすものであり、この場合機械の間欠回
転タレットまたは搬送ホイール上の第1のパック排出ス
テーションにおいては、もし不良パックが存在した場合
タバコの2パックスタックの上部すなわちトップパック
のみが排出されまたタレット上の第2のパック排出ステ
ーションにおいては、もし不良パックが存在した場合2
パックスタックの下部すなわちボトムパックのみが排出
される。第2のパック排出ステーションの下流側に良品
パックが装填されたマガジンが配置されていて、これに
より片方のパックが排出されたスタックに1パックを供
給する。上部および下部パックの両方が第1および第2
のパック排出ステーションのそれぞれにおいて排出され
た場合、2つの排出パックの代わりにマガジンから1対
の良品パックが供給される。
【0007】第2のパック排出ステーションに、第2の
ステーションにおいて両方のパックを同時に排出するた
めの他の排出機構すなわち第3の排出機構が設けられて
いる。この他の機構は2パックスタックのトップパック
が不良であるにもかかわらず第1のパック排出ステーシ
ョンにおいてそのスタックから排出されるのに失敗した
とき作動可能である。この条件は通常、2つのパックの
オーバーラップ相互の僅かな付着によるものである。こ
の他の排出機構はまた、所定のスタックの両方のパック
が不良であると判断されたときに、第1および第2のス
テーションにおいてトップおよびボトムパックの排出機
構の代わりに作動するようにプログラムしてもよい。
【0008】本発明の好ましい実施態様において、2パ
ックスタックの不良トップパックは第1のパック排出ス
テーションにおいて、前記第1のパック排出ステーショ
ンの半径方向内側に配置された1つまたは複数の空気ノ
ズルに供給される約90psiの圧力を有する空気の短
い(約60〜150ミリ秒)ブラストにより排出され
る。スタックの不良ボトムパックは第2のパック排出ス
テーションにおいて、不良ボトムパックが第2のステー
ションに到達するまで、間欠送りされるタバコの2パッ
クスタックのための可動支持板として機能する第1のピ
ボット回転アームにより排出される。不良ボトムパック
が第2のステーションに到達したとき、第1のピボット
回転アームはタレット回転軸の方向へ後方に揺動して2
パックスタック(またはもしトップパックが第1のステ
ーションにおいて既に排出されている場合には1パック
スタック)を固定(または可動)支持板上に落下させ
る。ピボット回転アームは次に前方に揺動して下部パッ
クに衝当しかつそれを固定(または可動)支持板から排
出させ、また頂部パック(もし存在する場合)の割送り
前進のための支持面を提供する。このトップパックは、
それが良品パックを含むマガジンのところを通過すると
き2パックスタックのボトムパックとなる。
【0009】本発明の他の実施態様は、各パック排出ス
テーションにおける排出機構の変更態様を含む。第2の
排出ステーションにおいて第3の排出機構すなわちダブ
ルパック排出機構を有する実施態様に関しては、第2の
ピボット回転アームは固定支持板の代わりに可動パック
支持板を支持している。第2のピボット回転アームは第
1のピボット回転アームのピボット軸に対し直角な軸の
回りをピボット回転可能である。スタックの両方のパッ
クが不良であるときまたは不良トップパックが上記の理
由で第1のパック排出ステーションにおいて排出される
ことに失敗したとき、第1のピボット回転アームが後方
に揺動されかつ第2のピボット回転アームが下方に揺動
され、これによりスタックの両方のパックは第2のパッ
ク排出ステーションからシュートまたはその他の手段内
へ下方に落下して容器内に回収される。
【0010】本発明によれば、2パックスタックのトッ
プおよびボトムパックの排出はGD4350機械の間欠
回転タレットすなわち割送りタレット上の2つの異なる
位置において行われ、これにより約500パック/分の
最大生産速度が維持できるので有利である。この生産速
度において、タレット割送りの各位置におけるパックの
滞留時間は約160ミリ秒である。もし不良トップおよ
びボトムパックが個々にシングルパック排出ステーショ
ンにおいて排出される場合、ステーションにおけるパッ
クの滞留時間は約200ミリ秒でなければならず、この
結果最大生産速度は約400パック/分に減少されるこ
とがわかった。従来技術におけるGD4350機械にお
いてもしスタックの両方のパックがシングルステーショ
ンで同時に排出される場合には、約160ミリ秒の滞留
時間が必要とされるにすぎない。
【0011】本発明の上記および他の目的、利点および
特徴は以下の説明から明らかになろうが、本発明の性質
は以下の本発明の詳細な説明、特許請求の範囲および幾
つかの図面からさらに詳細に理解されよう。
【0012】
【実施例】ここで図面とくに図1〜図4を詳細に参照す
ると、本発明の装置はGD4350機械として知られる
タバコ包装機内に組み込まれた形で示されかつ概して符
号10が付けられている。本発明による装置は既存のG
D4350機械に対する修正または改造として示されて
いるが、本発明は、2パッケージスタックが搬送されか
つスタック内の不良パックが個々に排出されるところの
タバコ包装機またはその他のタイプの包装機械の新しい
設計に組み込んでもよい。したがって、本発明による装
置はタバコ包装機に限定されず、他のタイプの製品用包
装機にも使用できるので有利である。図面には、GD4
350機械のうち本発明を理解するのに必要な部分のみ
が示されている。オーバーラップされたタバコパッケー
ジの不良検査装置および不良パックを識別するための信
号発生装置は通常のGD4350機械において既知であ
ることは理解されよう。
【0013】機械10はベース12を含み、ベース12
上に間欠回転運動すなわち割送り運動を行うようにタレ
ットまたは搬送ホイール14が装着されている。搬送ホ
イール14は回転板16を含み、回転板16の上面に複
数のブロック18が装着されている。ベース12内に搬
送ホイール14を間欠割送りするための手段15が設け
られている。ブロック18は板上の等角度間隔位置に固
定されかつスペースまたはスロット20を規定するよう
な形状に形成され、スロット20はタバコの2パックス
タックSを受け入れる大きさを有している(図3)。各
スロット20内のパックスタックは搬送ホイールの回転
板16の周りに配置された固定弓形板21上に載ってい
る。板21内に後述の目的のための切込部23が設けら
れている。搬送ホイール14は上から見て反時計方向に
45°の角度ごとに間欠割送りされ、各割送り位置にお
ける滞留時間は、約500パック/分の最大生産速度に
対して約160ミリ秒である。
【0014】搬送ホイール14の上流側から搬送ホイー
ル14の方向に向かって半径方向に案内通路22が伸長
し、前記案内通路22を通ってオーバーラップされたタ
バコパッケージの2パックスタックの流れが搬送ホイー
ル14の割送り運動に同期してGD4350機械のオー
バーラッピングセクションから搬送ホイールのスロット
20に間欠的に送られる。GD4350機械は、個々の
パックが処理され、オーバーラップされかつ検査される
ところのシングルパックセクションとおよびダブルパッ
クセクションすなわち2パックスタックセクションとを
有している。パックの検査装置および個々の不良パック
の品質管理判定装置が機械のシングルパックセクション
内に配置されかつ特定のパックを排出するように機械に
命令する信号を発生する。パック排出ステーションは機
械のダブルパックセクション内に配置されており、した
がってダブルパックセクションにおける個々の各パック
に対する論理的スタック位置すなわちトップパックであ
るかまたはボトムパックであるかを決定することが必要
である。GD4350機械の2つのセクションは機械的
に正確な2:1の比でリンクされているので、図2の流
れ図に示す論理に従って2パックスタック内のパックの
論理位置を決定するのに、この比を有するタイミングパ
ルスを使用することができる。
【0015】論理が呼び出されると、図2に示すよう
に、論理はステップ200で始まり、次にステップ20
2においてシングルパックタイミング信号が真であるか
どうかを決定する。シングルパックタイミング信号は3
60°ごとに発生する方形波パルスであることが好まし
くかつこの信号はGD4350機械のシングルパックセ
クションにより発生される。このパルスは2つ発生さ
れ、1つはトップパック用でありまた1つはボトムパッ
ク用である。これらの信号は機械のシングルパックセク
ションからダブルパックスタックセクションへ送られ
る。もしステップ202において否定的判定がなされた
場合、このとき論理はステップ204において終了す
る。もしステップ202において肯定的判定がなされた
場合、次にステップ206においてパックが不良である
かどうかの判定がなされる。もしステップ206におい
て否定的判定がなされた場合、このとき論理はステップ
204において終了する。
【0016】もしステップ206において肯定的判定が
なされた場合、これは不良パックが検出されたことを意
味し、次にステップ208においてダブルパックタイミ
ング信号が真であるかどうかの判定がなされる。GD4
380機械のダブルパックセクションは360°ごとに
方形波タイミングパルスを発生する。このタイミングパ
ルスの幅はシングルパックセクションにより発生される
各タイミングパルスの幅の約2倍である。ダブルパック
セクションのタイミングパルスがシングルパックセクシ
ョンにより発生されるタイミングパルスの1つと一致し
た場合、この一致は、シングルパックセクションからダ
ブルパックセクションへ通過するパックがそのそれぞれ
のスタックのトップに載るかまたはボトムに載るかを決
定するものである。
【0017】もしステップ208において肯定的判定が
なされた場合、次にステップ210において排出用トッ
プパックシフトレジスタがセットされる。もしステップ
208において否定的判定がなされた場合、次にステッ
プ212において排出用ボトムパックシフトレジスタが
セットされる。ステップ210および212のあとで、
ステップ204においてロジックは終了する。
【0018】再び図1〜図4を参照すると、本発明のシ
ングルパック排出機構が概して符号24で示されまたパ
ック案内バー26を含み、前記パック案内バー26は適
切な取付具により板21に剛に固定されている。パック
案内バー26はタレットが反時計方向に割送りされると
きにスタックSをスロット20内に保持している。パッ
ク案内バー26はまた搬送ホイール14と協働して、ス
タックSの不良トップパックを排出するための第1のパ
ック排出ステーション28とスタックSの不良ボトムパ
ックを排出するための第2のパック排出ステーションと
を有する。排出ステーション28,30は隣接する割送
り位置内で45°離れて配置され、この間隔は搬送ホイ
ール14上の隣接スロット20の間の間隔と一致してい
る。概して半径方向に伸長する空気マニホルド装着板3
2によりパック案内バー26に空気マニホルド組立体3
4が装着されている。組立体34は空気マニホルド36
を含み、前記空気マニホルドに1対の空気ノズル38,
40が接続され、前記空気ノズル38,40は第1のパ
ック排出ステーション26においてスタックSの方向へ
半径方向外側に向けられている。空気接続口42は配管
44から電磁作動空気弁46を介してマニホルド36に
約90psiの圧力を有する圧縮空気(工場空気)を供
給する。
【0019】第2のパック排出ステーション30におい
てパック案内バー26から固定支持板48が吊下げら
れ、不良ボトムパックは第2のパック排出ステーション
30において排出される直前にこの固定支持板48の上
に載る。第2のステーション30における排出機構50
は第1のピボット回転L形アーム52(図1)を含み、
第1のL形アーム52の作動は図6および図7(a)〜
(c)によりのちに詳細に説明する。
【0020】第1および第2のパック排出ステーション
28,30から排出されたパックは傾斜シュート54上
に落下し、ここでパックは容器(図示されていない)に
吐出されてリサイクルされるかまたは他の方法で処理さ
れる。
【0021】搬送ホイール14の割送り位置56にマガ
ジン58(図1)が配置され、マガジン58は、スタッ
クのトップパックまたはボトムパックのいずれかあるい
は両方のパックが排出されたときに各スロット20に1
つまたは2つの補給良品パックを供給する。したがっ
て、搬送ホイール14が割送り位置56から割送り位置
60に送られたとき、位置60におけるスロット20は
常に良品パックの2つのパックスタックSを含んでい
る。割送り位置60からスタックSは、GD4350機
械に付属の通常のカートナ装置(図示されていない)に
矢印Cの方向に半径方向外方へ送られる。
【0022】再び図4に示すシングルパック排出機構2
4を参照すると、パック案内バー26は第1のパック排
出ステーション28の位置においてその上端縁内に切欠
部62を有しまた第2のパック排出ステーション30の
位置においてその下端縁内に切欠部64を有し、前記切
欠部62,64を通過してのちに詳細に説明するように
不良トップパックおよびボトムパックがそれぞれ排出さ
れる。さらに、装着板32の前方端縁66にベベルが設
けられることが好ましく、このベベルは送られてくるパ
ックをスロット20内に適切に位置決めしかつパックが
乗り上げるのを防止している。図5は第1のパック排出
ステーション28をさらに詳細に示しかつ不良トップパ
ックPT がステーション28において排出される様子を
示している。空気ノズル40は約10°〜15°の角度
をなして上向きに傾斜されているが約12.5°の角度
が好ましく、これによりノズル40からの空気ブラスト
の軸はパックPT の高さまたは厚さの中点の上方でトッ
プパックPT と交差している。図5の一点鎖線で順番に
示されているように、ノズル40からの空気ブラストだ
けで切欠部62において案内バー26を超えてトップパ
ックPT を排出させることができる。空気ノズル38は
水平方向に向けられていて、これは不良トップパックP
T を第1のパック排出ステーション28から外へ追い出
すのを選択的に補助するのに使用可能である。ノズル3
8,40からの空気ブラストの吹出し時間は電磁作動空
気弁46により制御されかつ約60〜150ミリ秒の範
囲の吹出し時間を有しているが、約80〜90ミリ秒が
好ましい。ボトムパックPB は隣接ブロック18、板2
1および案内バー26によりスロット20内に保持され
ている。不良トップパックPT が排出されたのち、ボト
ムパックPB は第2のパック排出ステーション30であ
る次の割送り位置に送られる。
【0023】ここで図6および図7(a)〜(c)を参
照すると、第2のパック排出ステーション30の作動が
示されている。2パックスタックSが第2のステーショ
ン30に送られたとき、スタックはL形ピボット回転ア
ーム52の水平部分53の上面の上に載る(図6および
図7(a))。水平部分53は通常固定弓形板21内の
スロット23内にあって可動支持面を形成し、前記可動
支持面上をスタックSが走行して第2のパック排出ステ
ーション30を通過していく。もしボトムパックPB が
不良である場合、排出機構50に信号が送られて排出機
構50は作動する。最初はピボット回転アーム52が後
方へすなわち図7(b)に示すように反時計方向に揺動
する。これはスタックSが自重によりスロット23から
固定支持板48上へ落下することを可能にする。次にア
ーム52が前方すなわち図7(c)に示すように時計方
向に揺動する。水平アーム部分53の前方端縁55はボ
トムパックPB に衝当しかつ案内バー26内の切欠部6
4からボトムパックPB を前方すなわち図7(c)にお
いて右方向へ押し出し、この位置でボトムパックPB は
シュート54上に落下して回収される。ピボット回転ア
ーム52が図7(a)に示すその正常位置に戻ったと
き、ここでトップパックPT が水平部分53の上に載り
また搬送ホイール14が割送り位置56に送られたとき
にボトムパックとなり、この割送り位置56においてマ
ガジン58がその位置にあるスタックに補給トップパッ
クを供給する。このスタックは次に割送り位置60に送
られ、この割送り位置60においてスタックはカートナ
装置(図示されていない)に矢印Cの方向に送られる。
【0024】本発明の他の実施態様が図8〜図10に示
されている。この実施態様においては、第1および第2
のパック排出機構は図1〜図6および図7(a)〜
(c)に示したものと概して同じである。主な相違は、
第2のパック排出ステーション30の固定支持板48の
代わりに概して符号70で示された他の排出機構すなわ
ち第3の排出機構が設けられていることである。前述の
ように、この実施態様は、たとえば2つのパックが相互
に付着していたりまたは他の理由で不良トップパックが
誤って第2のパック排出ステーション30に送られたた
めに第1のパック排出ステーション28において不良ト
ップパックが排出されるのに失敗したときに発生する問
題を解決することを意図している。
【0025】排出機構70はブラケット78により案内
バー26から吊下げられた第2のピボット回転アーム機
構76を含む。ピボット回転アーム機構76はオペレー
タ80を含み、前記オペレータ80は空圧オペレータお
よびスタック支持板84が装着されたL形ピボット回転
アーム82であってもよい。板84は図1〜図6および
図7(a)〜(c)の実施態様における固定支持板48
と同じ機能を実行する。ピボット回転アーム82は軸E
の周りにピボット回転可能であり(図9および図1
0)、したがって板84は図8に示すその水平位置から
スロット23の下側の領域をかわすほぼ垂直な位置まで
時計方向に揺動する。
【0026】排出機構70の作動は以下のように行われ
る。図8〜図10に示すスタックSのトップパックPT
が不良でありかつ第1のパック排出ステーション28に
おいて排出されなかったと仮定する。空気マニホルド装
着板32上の開口74(図4)内に装着された通常の容
量形センサのようなセンサ72が不良トップパックPT
の存在を検出しかつ第3の排出機構70用の制御ユニッ
ト(図示されていない)に信号を送りまた第2の排出機
構50用の制御ユニット(図示されていない)に信号を
送る。制御ユニットは両方の機構50および70を作動
し、これによりピボット回転アーム52を図10に示す
ように反時計方向にピボット回転させまたピボット回転
アーム82をスロット23の下側領域をかわすまで図8
に示すように時計方向にピボット回転させる。ステーシ
ョン30におけるパックPT およびPB のスタックSは
自重でスロット23からシュート54へ下方に落下して
回収されまた排出機構50および70は図8〜図10に
おいて実線で示したそれらの正常な位置に戻る。
【0027】図11および図12は不良トップパックP
T を排出するためのパック排出機構の他の実施態様90
を示す。この実施態様において、パック案内バー26′
に切欠部92が設けられ、前記切欠部92はトップパッ
クとボトムパックとの間の境界面Iの下側に伸長してい
る。ノズル96を有する空気マニホルド94が装着板3
2′により案内バー26′に装着されている。ノズル9
6はトップパックPTの高さの中心に水平方向に向けら
れ、これによりトップパックPT をスタックSから水平
方向に排出する。
【0028】回転ゲート98が案内バー26′の切欠部
92内に回転可能に装着されている。ゲート94は軸9
9および平板100を含み、前記平板100はその通常
位置においては垂直方向に向けられて、図11および図
12において実線で示すようにトップパックPT をスタ
ックS上に保持している。軸99に回転アクチュエータ
102が装着され、これにより軸を図10において一点
鎖線100′で示すような水平位置に90°回転させ
る。この位置において、ノズル軸96からの空気ブラス
トがトップパックPT をスタックSから切欠部92内に
排出し、そのあと回転ゲートアクチュエータ102は板
100をその正常な垂直位置に戻す。
【0029】図13は第1のパック排出ステーションに
おいて使用されるトップパック排出機構の他の実施態様
110を示す。この実施態様は、トップパックPT が水
平方向に向けられた空気ノズル112からの空気ブラス
トにより排出されるという点において図11および図1
2の実施態様に類似している。図11および図12の実
施態様の回転ゲート98の代わりに、ピボット回転アー
ム114はその一端にストッパ116を有し、前記スト
ッパ116は通常切欠部92内に位置してトップパック
PT をスタックS内に保持している。
【0030】排出機構110が作動されてトップパック
PT を排出するとき、空気シリンダ118が引き込まれ
てアーム114を一点鎖線で示す位置までピボット軸1
20の周りに反時計方向にピボット回転させまた空気ノ
ズル112から空気のブラストが吐出され、トップパッ
クPT を切欠部92から水平方向に排出して他の方法で
処理する。
【0031】図14はトップパック排出機構のさらに他
の実施態様130を示し、このトップパック排出機構1
30はトップパックを排出するのに空気ブラストを利用
していない。この実施態様において、トップパックPT
はプッシャバー132により確実に排出され、前記プッ
シャバー132は支持板136からピン134により回
転可能に吊下げられている。支持板136は空圧または
油圧アクチュエータのような流体アクチュエータ138
に装着されかつ矢印で示すように水平方向に前後に往復
運動する。支持板136は一体保持板140を有し、前
記保持板140は切欠部92内にはめ合いをなしてトッ
プパックPT をスタックS上に保持している。プッシャ
バー132はピン134の周りにピボット回転されて、
割送り運動中に搬送ホイールの部品とプッシャバーとの
間の衝突を回避している。
【0032】排出機構130が信号を受け取って不良ト
ップパックPT を排出するとき、アクチュエータ138
が作動されて支持板136を右方向に移動し、これによ
りプッシャバー132は同様にトップパックPT を切欠
部92から右方向に押し出して他の方法で処理する。保
持板140がプッシャバー132と同時に移動可能であ
るので、この場合にはただアクチュエータ138を作動
するだけでよいので有利である。
【0033】本発明の幾つかの好ましい実施態様をここ
に記載したが、本発明の精神および範囲から逸脱するこ
となく記載されている実施態様の変更態様および修正態
様が可能であることが本発明に関係する当業者には明ら
かであろう。したがって、本発明は特許請求の範囲およ
び適用される法律の規定により要求される範囲にのみ制
約されるものである。
【0034】
【発明の効果】不良パックを識別する手段、第1の排出
手段、及び第2の排出手段により、第1の排出手段にお
いてもし不良パックが存在した場合、タバコの2パック
スタックの上部すなわちトップパックのみを排出でき、
また第2の排出手段においてもし不良パックが存在した
場合、2パックスタックの下部すなわちボトムパックの
みが排出されるようにできるため、機械の運転中にその
最大生産速度またはその付近においても2パックスタッ
クのうちの不良タバコパックのみを排出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機械の回転タレット上に設置された本発明によ
る装置を示す、GD4350タバコ包装機の一部の部分
斜視図であり、
【図2】パックが機械のダブルパックセクションすなわ
ち2パックスタックセクションを通過するときにGD4
350機械のシングルパックセクション内の各パックが
どこに存在しているかを決定するのに使用される論理を
示した流れ図である。
【図3】第1および第2のパック排出ステーションに配
置された排出機構を示す、GD4350機械の回転タレ
ットの平面図である。
【図4】本発明による装置をGD4350機械内に組み
込むための、排出機構の好ましい実施態様の斜視図であ
る。
【図5】第1のパック排出ステーションにおいて2パッ
クスタックのトップパックを排出するための機構を示
す、図3の矢印Yの方向から見た部分断面部分側面図で
ある。
【図6】第2のパック排出ステーションにおいて2パッ
クスタックのボトムパックを排出するための機構を示
す、図3の矢印Xの方向から見た部分断面部分正面図で
ある。
【図7】(a)〜(c)は、スタックのボトムパックを
排出するための機構の作動シーケンスを示す、第2のパ
ック排出ステーションの略側面図である。
【図8】スタックのボトムパックまたはスタックの両方
のパックを排出するための本発明の代替態様を示す、第
2のパック排出ステーションの部分正面図である。
【図9】図8に示した本発明の実施態様の部分平面図で
ある。
【図10】図8に示した本発明の実施態様の部分側面図
である。
【図11】第1のパック排出ステーションにおけるトッ
プパック排出機構の代替態様の部分断面部分側面図であ
る。
【図12】図11のトップパック排出ステーションの実
施態様を示した部分正面図である。
【図13】第1のパック排出ステーションにおけるトッ
プパック排出機構の他の代替態様を示す部分断面部分側
面図である。
【図14】第1のパック排出ステーションにおけるトッ
プパック排出機構のさらに他の代替態様を示す部分断面
部分側面図である。
【符号の説明】
10 不良パック排出装置 14 搬送ホイール 18 スタック保持手段 24 シングルパック排出機構 26,26′ パック案内バー 28 第1の割送り位置(第1の排出ステーション) 30 第2の割送り位置(第2の排出ステーション) 38 第1の空気ノズル 40 第2の空気ノズル 42,44,46 圧縮空気接続手段 48 固定支持板 50,70 第2の排出手段 52 可動アーム(第1の可動アーム) 53 水平部分 56 第3の割送り位置 58 マガジン手段 62 第1の切欠部 64 第2の切欠部 82 第2の可動アーム 90,110,130 第1の排出手段 96,112 空気ノズル 98 回転ゲート 99 回転ゲートのピボット軸 102 ゲート回転手段 114 ピボット回転アーム 116 ストッパ 134 プッシャバー 136 支持板 138 プッシャバー移動手段 140 保持板 E 第2の可動アームのピボット軸 PB ボトムパック PT トップパック S 2パックスタック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼフ レフトン コリンズ、 ジュニ ア アメリカ合衆国 27012 ノースキャロラ イナ州 クレマンズ モラヴィアン ハイ ツ レイン 5495 (72)発明者 マイクル アルバート ウォーレン アメリカ合衆国 27050 ノースキャロラ イナ州 タバコヴィル グリーンメドウ ドライブ 7513 (72)発明者 チャールズ フレッド ドミー、 ザ サ ード アメリカ合衆国 28562 ノースキャロラ イナ州 ニュー バーン ランダムウッド レイン 107 (72)発明者 クリフォード ラッセル マーリット アメリカ合衆国 27104 ノースキャロラ イナ州 ウィンストン−セイラム ビーチ クリフ コート 328

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トップパックとボトムパックとを有する
    2つのパックスタック内の不良パックを識別するための
    手段と、 前記2パックスタックのトップパックとして配置されて
    いる前記不良パックのみを拒絶排出するための第1の排
    出手段と、 前記2パックスタックのボトムパックとして配置されて
    いる前記不良パックのみを拒絶排出するための、前記第
    1の排出手段とは独立の第2の排出手段と、を含むタバ
    コ包装機。
  2. 【請求項2】 搬送ホイールと、 複数の前記スタックを前記搬送ホイール上に保持するた
    めの手段と、 前記スタックを走行通路に沿って移動させるために前記
    搬送ホイールを軸の周りに回転割送り(インデクシン
    グ)するための手段であり、前記搬送ホイールが複数の
    割送り位置を有し、前記第1の排出手段が前記割送り位
    置の第1の位置に配置されまた前記第2の排出手段が前
    記第1の下流側に配置された、前記割送り位置の第2の
    位置に配置されているところの前記回転割送り手段と、
    をさらに含む請求項1記載のタバコ包装機。
  3. 【請求項3】 前記第1の排出手段が、ノズル軸を有す
    る少なくとも1つの空気ノズルであり、前記ノズル軸が
    前記第1の割送り位置にある2パックスタックのトップ
    パックに向けられているところの前記空気ノズルと、圧
    縮空気源と、前記圧縮空気を前記空気ノズルに選択的に
    接続するための手段と、を含み、これにより前記ノズル
    からの空気が第1の割送り位置において前記2パックス
    タックからトップパックを排出するように作動する請求
    項2記載のタバコ包装機。
  4. 【請求項4】 前記第1の排出手段が前記圧縮空気源に
    選択的に接続される第1および第2の空気ノズルをさら
    に含み、前記第1のノズルが前記2パックスタックのト
    ップパックの上方に配置された軸に沿って水平方向に向
    けられ、前記第2のノズルが第1のノズルの下側に配置
    されかつその軸が上向き傾斜角をなして前記2パックス
    タックのトップパックの方向へ向けられている請求項3
    記載のタバコ包装機。
  5. 【請求項5】 前記上向き傾斜角が約10°ないし15
    °である請求項4記載のタバコ包装機。
  6. 【請求項6】 前記搬送ホイールに隣接して前記機械に
    装着されたパック案内バーを含み、前記パック案内バー
    が上面および下面と、2パックスタックのトップパック
    がその中を通って排出されるところの、第1の割送り位
    置における前記上面内の第1の切欠部と、2パックスタ
    ックのボトムパックが排出されるところの、第2の割送
    り位置における前記下面内の第2の切欠部と、を有する
    請求項2記載のタバコ包装機。
  7. 【請求項7】 前記第2の排出手段が前記第2の割送り
    位置に配置された可動アームを含み、前記可動アームは
    2パックスタックが走行通路に沿って通過するとにき前
    記2パックスタックがその上に支持されるところの水平
    部分を有し、固定支持板が2パックスタックの走行通路
    の下側に配置され、前記可動アームが選択的に作動され
    て前記第2の割送り位置における2パックスタックから
    離れる方向に移動することにより前記スタックが自重で
    前記固定支持板上に落下することを可能にし、次に前記
    2パックスタックの方向に移動することにより前記スタ
    ックのボトムパックに衝当し、前記ボトムパックを前記
    スタックから排出しかつ前記スタックのトップパックを
    可動アームの水平部分上に支持する請求項2記載のタバ
    コ包装機。
  8. 【請求項8】 前記水平部分が長手方向軸を有し、前記
    可動アームがピボット回転L形アームからなり、前記L
    形アームが前記アームの水平部分の長手方向軸に平行な
    ピボット軸を有する請求項7記載のタバコ包装機。
  9. 【請求項9】 前記第2の排出手段が前記第2の割送り
    位置に配置された第1および第2の可動アームを含み、
    前記第1の可動アームは2パックスタックが走行通路に
    沿って通過するとにき前記2パックスタックがその上に
    支持されるところの水平部分を有し、前記第2の可動ア
    ームは2パックスタックの走行通路の下側に配置された
    固定支持板を有し、前記第1の可動アームが選択的に作
    動されて前記第2の割送り位置における2パックスタッ
    クから離れる方向に移動することにより前記スタックが
    自重で前記第2の可動アームの固定支持板上に落下する
    ことを可能にし、次に前記2パックスタックの方向に移
    動することにより前記スタックのボトムパックに衝当
    し、前記ボトムパックを前記スタックから排出しかつ前
    記スタックのトップパックを第1の可動アームの水平部
    分上に支持し、第2の割送り位置において前記第1の可
    動アームが2パックスタックから離れる方向に移動した
    ときに前記第2の可動アームが選択的に作動されて支持
    板を走行通路の下側から移動させることにより前記2パ
    ックスタックの両方のパックが自重で走行通路から落下
    することを可能にする請求項2記載のタバコ包装機。
  10. 【請求項10】 前記第1の可動アームの前記水平部分
    が長手方向軸を有し、前記第1および第2の可動アーム
    がそれぞれ第1および第2のピボット回転アームからな
    り、前記第1のピボット回転アームはL形アームからな
    り、前記L形アームが前記第1のピボット回転アームの
    水平部分の長手方向軸に平行な第1のピボット軸を有
    し、前記第2のピボット回転アームが前記第1のピボッ
    ト軸に対しほぼ直角な第2のピボット軸を有する請求項
    9記載のタバコ包装機。
  11. 【請求項11】 前記第1および第2の割送り位置の下
    側に配置された、前記第1および第2の排出手段により
    排出された不良パックを回収するための手段を含む請求
    項2記載のタバコ包装機。
  12. 【請求項12】 前記空気ノズルが第1の割送り位置に
    あるスタックのトップパックに水平方向に向けられ、パ
    ック案内バーが前記搬送ホイールに隣接して前記機械に
    装着され、前記パック案内バーが前記第1の割送り位置
    において、前記空気ノズルからの圧縮空気により2パッ
    クスタックのトップパックがその中を通って排出される
    ところの切欠部をその中に有し、前記切欠部内にスタッ
    クのトップパックを走行通路内に保持するための手段お
    よび前記保持手段を移動させるための手段が配置され、
    これにより空気ノズルからの圧縮空気により前記切欠部
    内を通ってスタックのトップパックを排出させることを
    可能にする請求項3記載のタバコ包装機。
  13. 【請求項13】 前記保持手段が、 前記切欠部内に配置されかつ前記パック案内バーに回転
    可能に装着された回転ゲートと、 前記ゲートを回転させるための手段とを含む請求項12
    記載のタバコ包装機。
  14. 【請求項14】 前記保持手段がその一端にストッパを
    有するピボット回転アームを含み、前記ストッパは前記
    切欠部内に保持位置を有し、また前記保持手段が前記ア
    ームをピボット回転させるための手段を有し、これによ
    り前記ストッパを前記切欠部内におけるその保持位置か
    ら離れる方向に移動させる請求項12記載のタバコ包装
    機。
  15. 【請求項15】 前記第1の排出手段が、 前記第1の割送り位置に装着されたプッシャバーと、 前記プッシャバーに接続された、前記第1の割送り位置
    において2パックスタックのトップパックと係合して前
    記プッシャバーを水平方向に移動させるための手段とを
    含む請求項2記載のタバコ包装機。
  16. 【請求項16】 前記プッシャバー移動手段に装着され
    た支持板を含み、前記プッシャバーが前記プッシャバー
    の運動軸に平行な軸の周りにピボット回転可能なように
    前記支持板に装着されている請求項15記載のタバコ包
    装機。
  17. 【請求項17】 前記搬送ホイールに隣接して前記機械
    に装着されたパック案内バーを含み、前記パック案内バ
    ーが、前記プッシャバーにより2パックスタックのトッ
    プパックがその中を通って排出されるところの前記第1
    の割送り位置における切欠部をその中に有し、前記支持
    板が、前記切欠部とは独立な保持板であり、前記支持板
    およびプッシャバーが移動されてスタックのトップパッ
    クを排出するまでは前記トップパックを走行通路内に保
    持するように前記切欠部内に配置された前記保持板を含
    む請求項16記載のタバコ包装機。
  18. 【請求項18】 前記プッシャバー移動手段が流体アク
    チュエータからなる請求項17記載のタバコ包装機。
  19. 【請求項19】 前記第2の割送り位置の下流側に配置
    された前記割送り位置の第3の割送り位置に配置された
    マガジン手段を含み、これによりスタックのパックの片
    方または両方が排出されたスタックに補給パックを供給
    する請求項2記載のタバコ包装機。
  20. 【請求項20】 トップパックとボトムパックとを有す
    る複数の2パックスタックを保持するための手段を含む
    搬送ホイールと、 前記搬送ホイールを複数の割送り位置へ軸の周りに回転
    割送りするための手段と、 第1の割送り位置に配置されて2パックスタックの不良
    トップパックのみを排出するための第1の排出手段、お
    よび前記第1の排出手段とは独立に第2の割送り位置に
    配置されて(1)2パックスタックの不良ボトムパック
    のみまたは(2)2パックスタックの両方のパックを排
    出するための第2の排出手段を含む前記2パックスタッ
    クの不良パックを識別するための手段と、を有するタバ
    コ包装機用不良タバコパック排出装置。
  21. 【請求項21】 前記搬送ホイールに隣接して装着され
    た、上面および下面を有するパック案内バーを含み、前
    記案内バーが第1の割送り位置における案内バーの上面
    内の第1の切欠部および第2の割送り位置における案内
    バーの下面内の第2の切欠部を有し、前記第1の排出手
    段が前記第1の切欠部を通ってスタックから不良トップ
    パックを排出するための、圧縮空気源に接続された少な
    くとも1つの空気ノズルを含み、前記第2の排出手段が
    前記第2の割送り位置に配置された第1および第2のピ
    ボット回転アームを含み、ここで第2のピボット回転ア
    ームが第1のピボット回転アームの下側に配置された支
    持板を有し、前記第1のピボットアームがその上で前記
    2パックスタックが支持されかつ案内される水平部分を
    有し、前記第1のピボット回転アームが選択的に作動さ
    れてその上に支持された2パックスタックから離れる方
    向に水平部分をピボット回転させることにより前記スタ
    ックが自重で第2のピボット回転アームの支持板上に落
    下することを可能にし、次に前記2パックスタックの方
    向にピボット回転することにより前記スタックのボトム
    パックに衝当しかつ前記ボトムパックを前記第2の切欠
    部から排出し、前記第1のピボット回転アームが前記2
    パックスタックから離れる方向にピボット回転されたと
    きに前記第2のピボット回転アームが選択的に作動され
    てその支持板を2パックスタックの下側からピボット回
    転させ、これにより前記2パックスタックの両方のパッ
    クを排出する請求項20記載のタバコパック排出装置。
  22. 【請求項22】 パックが各々トップパックとボトムパ
    ックとを有する複数の2パックスタックにスタックされ
    るところのタバコ包装機から不良パックを排出する方法
    において、 前記2パックスタックの不良トップおよびボトムパック
    を識別するステップと、 前記2パックスタックを、第1の排出ステーションおよ
    び前記第1の排出ステーションの下流側の第2の排出ス
    テーションを通過させて搬送するステップと、 前記第1の排出ステーションにおいて前記2パックスタ
    ックの不良トップパックのみを排出するステップと、 前記第2の排出ステーションにおいて前記2パックスタ
    ックの不良ボトムパックのみを排出するステップと、 前記第2の排出ステーションの下流側で前記スタックに
    補給パックを供給して、前記第1および第2の排出ステ
    ーションにおいて排出されたトップおよびボトムパック
    を補給するステップと、を含むタバコ包装機用不良パッ
    ク排出方法。
  23. 【請求項23】 前記不良トップパック排出ステップ
    が、 不良トップパックを有する2パックスタックを前記第1
    の排出ステーションに割送りするステップと、 圧縮空気の少なくとも1回のブラストにより前記不良パ
    ックを排出するステップとを含む請求項22記載の方
    法。
  24. 【請求項24】 前記第2の排出ステーションが水平部
    分を有する第1の可動アームおよび前記水平部分の下側
    に装着された支持面を含み、前記不良ボトムパック排出
    ステップが、不良ボトムパックを有するスタックを前記
    第2の排出ステーションに割送りするステップと、前記
    スタックを第1の可動アームの水平部分上に支持するス
    テップと、次に前記第1の可動アームの水平部分をスタ
    ックから離れる方向に移動させて前記不良ボトムパック
    が自重で支持面上に落下することを可能にするステップ
    と、次に第1の可動アームの水平部分を不良ボトムパッ
    クの方向に移動させることにより前記不良ボトムパック
    に衝当させかつそれを第2の排出ステーションの支持面
    から排出させるステップとを含む請求項22記載の方
    法。
  25. 【請求項25】 前記第1の可動アームがピボット回転
    可能に移動可能であり、前記移動ステップが前記第1の
    可動アームをピボット回転させることを含む請求項24
    記載の方法。
  26. 【請求項26】 第2の排出ステーションにおいて支持
    面を第1の可動アームの水平部分の下側から移動させる
    ことにより2パックスタックのトップおよびボトムパッ
    クが自重で第2の排出ステーションから落下することを
    可能にするステップを含む請求項24記載の方法。
  27. 【請求項27】 支持面を移動させるステップが前記支
    持面をピボット回転させることを含む請求項26記載の
    方法。
JP6166900A 1993-07-19 1994-07-19 タバコ包装機、タバコ包装機用不良タバコパック排出装置およびその方法 Pending JPH0752926A (ja)

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