JPH04226255A - シート送り装置及び方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、一般にシート物品送り
装置に関し、そしてさらに詳細には、順次に送られた所
定数のシート物品をステージスタックにおいて集積し、
かつ続く処理装置に完成ステージ（ｓｔａｇｅ）スタッ
クを送るステージ送り装置に関する。

【０００２】

【従来技術及びその課題】所定サイズ又は数の物品のス
タックを形成し、その後続く装置にスタックを送り出す
シート物品送り装置は、慣例上、スタック集積機構へシ
ート物品を送り、完成スタックを続いて送るために被動
エンドレスベルト装置を有するコンベヤーを使用する。

【０００３】従来の送り装置は、特に続く装置への集積
スタックの高速送りにおいて、高送り率が必要とされる
時、困難が伴う。そのような目的のためのコンベヤーは
、間欠又は連続的に駆動される。特に後者の場合には、
可動障壁が、移動コンベヤー表面における静止スタック
の集積を容易にするために設けられなければならない。 シート物品の集積とシートスタックの送りは、特に薄い
シート物品が取り扱われなければならない時、コンベヤ
ー速度が増大されるために、ますます困難になる。 非常に高速のコンベヤーでのスタックの送りは、従来の
装置では実現されないが、集積スタックの高速送出は非
常に望ましい。構成要素の慣性効果は、特別の困難を呈
示する。一般に、このプロセスを加速する従来の装置は
、高費用と機械的複雑さのために、非実際の程度まで機
構の複雑さを過度に高める。

【０００４】本発明に関連するような見地を含む先行技
術の送り装置は、例えば、次の米国特許において開示さ
れる。

【０００５】Ｆｅｌｄｋａｍｐｅｒ（米国特許第３，６
８３，７５８号）は、平たんワークピースをスタックマ
ガジン４に送り出すベルト送りコンベヤー３（図１）を
含む平たんワークピースのスタックの形成のための装置
を開示する。スタックマガジン４の基部は、コンベヤー
ベルト５によって形成される。マガジンの下流壁４’は
、水平旋回軸６の回りで反時計回りに回転可能であり、
これによりワークピースの集積スタックは、ベルト５に
よって運搬されるために放出される。

【０００６】Ｉｋｅｄａ（米国特許第３，９０８，８３
６号）は、シート２３ａがスタックにおいて搬送される
コンベヤー機構１３（図１、３と６）を含む、連続スタ
ックにおいてシートを供給するための装置を開示する。 シート２３ａ（スタックにおける）は、ベルト４５上に
突出する引込み可能な止め部材５４によってベルト４５
に一時的に静止して保持される。部材５４は、ベルト４
５の上方部分の下に横断して配置された軸の回りで旋回
可能に配置される。部材５４は、実質的に直立動作位置
（図１と３）とベルト４５（図６）の上方行程の下の非
動作位置の間でパワーシリンダー５５によって回転され
る。

【０００７】Ｊｉｍｅｍｅｚ（米国特許第４，００６，
８３１号）は、所定数の物品のスタックを秩序良く形成
し、かつスタックを自動的に運搬する自動トルティヤカ
ウンター及びスタッカーを示す。物品は、第２コンベヤ
ー手段１４に配設された物品収容手段３２へ第１搬送手
段１２（図２）によって連続的に送り出され、そこに積
み重ねられる。収容手段３２は、旋回可能に取り付けた
ラック３６を具備する。ラック３６は、カム４２によっ
て旋回される。整列手段７０は、物品スタックのための
止め具として作用する腕７２と７４を含み、コンベヤー
１４にスタックを搬送させるために選択的に旋回して片
付けられ、ラック３６はコンベヤー１４（図４）にスタ
ックを下降するために旋回される。

【０００８】Ｓｔｏｃｋｅｒ（米国特許第４，０７８，
７９０号）は、止め具６９（図４）に対してコンベヤー
に所定数のシートを集積するシート収集機を記載する。 止め具６９は、コンベヤーにより輸送されるスタックを
放出するために（ソレノイド８３によって作動されて）
旋回可能に下方に移動され、シートスタックから外され
る。

【０００９】Ｋｏｓｈｉｏ他（米国特許第４，５００，
００２号）は、多数の銀行券をソート及びカウントする
ための装置を開示する。銀行券８（図２）は、個別化さ
れ、そしてユニット１１から判定ユニット１２を通って
送られ、判定ユニット１２は、券が偽造、異常又は正常
であるかを検知し、かつ券スタッカー３を拒否するよう
に特定券を移送するために、分岐案内２２（偏向機）を
作動させるソレノイドを付勢するように制御ユニット３
３を介して信号を設ける。

【００１０】本発明の小切手ステージ送り装置は、特に
、前述の種類の困難を無くし、かつステージにおけるス
タックの信頼性のある集積と続く装置へのステージスタ
ックの信頼性ある高速送りを容易にする。同時に、発明
の小切手ステージ送り装置は、比較的低費用であり、か
つ明確な機械的単純性を示す。

【００１１】

【課題を解決するための手段】発明の原理により、改良
された小切手又はシートステージ送り装置と、ステージ
におけるシートのスタックにおいて所定数のシートを集
積し、かつ続く装置に高速度で集積されたスタックを送
る改良された方法が設けられる。ステージ送り装置は、
静止滑動表面においてスタックを保持しキックするため
の手段、すなわち、ソレノイドによって作動される保持
及びキックのための手段を含む。キックのための手段は
、続く装置に静止滑動表面に沿ってステージから非常に
高速で集積されたスタックを送る（又はキックする）。

【００１２】ステージ送り装置は、ステージ部位におい
て配した一般水平滑動表面の部分的に上、部分的に下に
配設したキッカー／止め部材を具備する。キッカー／止
め部材は、滑動表面におけるすき間開口を通って延びて
いる。キッカー／止め部材は、ソレノイドによって一定
角度で回転可能な共通軸上に取り付けられた止め部材と
キッカー部材とを含む。車軸は、滑動表面の下に横断水
平定位において配設してある。止め部材の部分は、キッ
カー／止め部材の一方の最端の角度定位において滑動表
面の上に突出し、そして止め部材とキッカー部材の間の
部位において滑動表面に送出され集積されたシートを停
止するために役立つ。キッカー部材は、キッカー／止め
部材の最端の定位においてステージに送り出されたシー
トの経路を外れた上流方向に配設してある。

【００１３】キッカー／止め部材は、ソレノイドにより
他方の最端の角度定位に移動されるが、止め部材は、滑
動表面の下に下降され、そしてキッカー部材は、集積さ
れたスタックにおいてシートの後縁に衝突し、かつ続く
装置へステージ部位から滑動表面に沿ってスタックをキ
ックする。キッカー／止め部材は、その後、シートの次
のスタックを集積するための準備を整えて前最端角度定
位に戻される。

【００１４】シートは、一般に、ステージ部位に順次に
送られる間、検知されカウントされる。ステージ送り装
置に順次に送られたシートは、特定ステージスタックに
集積されるシート数を制御するために、所定数のシート
の間に介在された特別にマークされた分離シートを含む
。

【００１５】マーク付き分離シートは、ステージから上
流の送り位置において検知及び回収される。分離シート
の検知は、ソレノイドを制御し、可能な再使用のための
頭上回収ビンへの分離シートのそらせ（ｄｉｖｅｒｓｉ
ｏｎ）及び輸送のために、シート送り流へ分離シートの
ためのそらせ装置を介在させる。分離カードの検知は、
続く装置へ集積されたスタックをキックするためのキッ
カー／止め部材の作動を制御する。規定数に達した検知
シートカウントは、代替的に、同一目的に役立つように
してもよい。両機構は信頼性を高めるために同一目的の
ために同時に使用され、あるいは異なる目的のために別
個に使用できる。

【００１６】本発明の前述と他の目的、特徴及び利点は
、添付の図面を参照して、発明の好ましい実施態様の次
の詳細な説明から明らかになるであろう。図面を通じて
、同様の参照番号は、同様の部品を言及する。図面は、
概略であり、必ずしも等尺ではなく、発明の原理を明確
に例示することが強調される。

【００１７】

【実施例】図１と図２を参照すると、発明の実施態様に
おける小切手（ｃｈｅｃｋ）ステージ送り装置１０が示
される。小切手ステージ送り装置１０は、図１において
、断片的に示された他の装置とともに、ホッパー形式小
切手送り装置１２と続く装置１４により示される。後者
は、例えば、小切手ステージ送り装置１０から送られた
小切手のスタックを収容するためのレースウェイを含む
横断コンベヤーである。小切手送り装置１２は、例えば
、個々の小切手が個別化され、かつ小切手ステージ送り
装置１０に搬送される小切手スタック１８を有するホッ
パー部位１６を含む。例えば、小切手２０は、ステージ
送り装置１０に経路２２に沿って搬送され、矢印２３の
方向に送られる。

【００１８】小切手ステージ送り装置１０は、小切手（
又はシート）のスタックを集積するためのステージ２４
と、少なくとも部分的にステージ領域に配設した台２６
とを具備する。台２６の上面は、それぞれ集積されたス
タック３０と送られたスタック３２によって示された如
く、シートのスタックを集積し、かつスタックの送りを
容易にするための静止滑動表面２８（図２）を含む。

【００１９】ステージ送り装置１０には、さらに、軸４
１の回りで回転可能な軸４０に取り付けた少なくとも一
つの歯叉（ｐｒｏｎｇ）部材３８を含むキッカー／止め
機構３６が具えてある。キッカー／止め機構３６はまた
、第１定位（実線で示される）と第２定位（図１に破線
で示される）との間の角度範囲’Ａ’にわたった歯叉部
材３８の回転のために車軸４０に結合した回転式ソレノ
イド４２を具備する。ブラシ装置４４と４６は、台の一
般部位の上に配設して示され、そして最小の垂直力によ
り最上位シートに摺接することにより、慣例の方法で、
集積されたスタックと送られたスタックとを穏やかに押
し下げるために役立つ。

【００２０】小切手ステージ送り装置１０は、送出され
たシート流、例えばホッパー形式小切手送り装置１２か
ら選択的にマーク付き分離シートを回収するための分離
シート回収器３４を含む。マーク付き分離シートは、例
えば種々のアカウントに送出されるシート流を分離する
ために、多数のシートの間に介在される。回収器３４は
、指５０の実線表現によって示された側路定位と、破線
表現（指５０’）によって示されたそらせ定位の間で回
転式ソレノイド（不図示）により、ある角度で回転可能
な少なくとも一つの転向指５０を有するダイバータ装置
４８を含む。

【００２１】フォトセンサー５２は、マーク付き分離シ
ートを検知かつ検出するために設けられ、そしてまた、
又は代替的に、通過するシートをカウントする。フォト
センサー５２からの信号は、回転式ソレノイドの動作と
、転向指５０の回転を制御するために使用される。指５
０は、マーク付き分離シートがフォトセンサー５２によ
って検出される時、そらせ定位に回転され、そしてマー
ク付き分離シートがそらされ（ｄｉｖｅｒｔｅｄ）、か
つ分離シート回収器３４の上方部分に設けたビン５４に
輸送された後、側路定位に戻される。少なくとも一対の
被動ニップホイール５６が、そらされた分離シートをビ
ン５４に輸送するために設けられ、この場合シートは、
回収と可能な再使用のために集積かつ保管される。分離
シートは、好ましくは、普通の黒シートであるか、又は
太い黒縁をマークされたシートであるが、フォトセンサ
ー５２又は同等物によって容易に検出可能な他のマーキ
ングが同様に使用できる。

【００２２】フォトセンサー５２の如きセンサーは、通
過するシートの数をカウントするために役立ち、これに
より、スタックが続く装置１４に送られる前に、プリセ
ット数にスタック３０に集積されるシートの数を制御す
る。代替的に、シートカウントは、スタックがマーク付
き分離シートが検出されるまで集積される間、動作を検
査するために役立ち、それから回転式ソレノイド４２の
作動によりスタック集積動作を制御し集積されたスタッ
クを続く装置１４に送る。

【００２３】歯叉部材３８は、止め歯叉６０とキック歯
叉６２を具備する。歯叉６０と６２は、歯叉部材３８が
第１定位（実線で示される）に配設された時、シートの
スタックが自由に集積する間隔だけあけられる。この時
、シートは、経路２２に沿って送り出され、そして滑動
表面２８、すなわち歯叉６０と６２の間の部位において
以前に集積されたシート上に落下する。止め歯叉６０は
、第１定位にある時、すき間開口６４を通って滑動表面
２８の上に延びている。歯叉部材３８が角度範囲’Ａ’
により第２定位に回転される時、止め歯叉６０は、スタ
ックを送らせるために、滑動表面２８の下に引っ込む。 キック歯叉６２は、常に滑動表面２８の平面の上に延び
ている。すき間開口６６（図２）は、滑動表面２８にお
いてこの目的のために設けられる。すき間開口６６は、
キック歯叉６２が図示の第１定位にある時壁６８の後方
に配置されるために、滑動表面２８の後方端部に沿って
後壁６８に配した開口部分を含む。

【００２４】角度範囲’Ａ’は、好ましくは、約４５度
であるが、装置のために採用される特定の幾何学関係に
適切な他の各度でも良い。滑動表面２８は、好ましくは
、ゼロないし約５度の範囲において小各度だけ下方に送
り方向において傾斜されるが、より大きな角度も適正な
動作を害することなく、代替的に使用できる。

【００２５】ステージ送り装置１０の動作において、歯
叉６０と６２の間の部位に経路２２に沿って順次に送出
されたシートは、滑動表面２８においてスタック３０に
集積かつ形成される。シートは、（実線で示された如く
第１定位にある時）止め歯叉６０によって移動を止めら
れる。所定のスタックサイズが達成された時、ソレノイ
ド４２が作動され、これにより、歯叉部材３８は、角度
範囲’Ａ’を通って破線で示された第２定位（図１）に
迅速に回転される。こうして、止め歯叉６０は、滑動表
面２８の下に引っ込み、そしてキック歯叉６２は、スタ
ック３０のシートの後縁に係合し、滑動表面２８に沿っ
て（モーメントを伝えながら）スタックを送り、そして
移動スタックが滑動し続け、かつスタック３２によって
示された如く続く装置１４に送られる間、第２定位にお
いて停止する。その後、歯叉部材３８は、次のスタック
の集積の準備が整って第１定位に戻される。

【００２６】スタック集積は、スタックにおける所望数
のシートを制御ユニットにおいてプリセットし、例えば
、フォトセンサー５２により、ステージ送り装置１０に
順次に送出されたシートをカウントすることにより制御
される。代替的かつ好ましくは、スタック集積は、ステ
ージ送り装置に送出されたシートの間に介在されたマー
ク付き分離シートの検出により制御される。マーク付き
分離シートの位置は、集積されるスタックの間の所望の
分離に対応する。マーク付き分離シートは、シートがス
テージ送り装置への経路において輸送される時、フォト
センサー５２によって検出され、結果的にそらされ、そ
して前述の如く、分離シート回収器３４におけるシート
流から回収される。マーク付き分離シートの検出は、ソ
レノイド４２の作動を制御し、これにより歯叉部材３８
の回転により続く装置への集積されたスタックの送りを
開始する。

【００２７】図３を参照すると、分離シート回収器３４
の代替的な実施態様が示され、（図１に与えられた以外
の）詳細をさらに含む。

【００２８】少なくとも上方ニップホイール５６を駆動
するための駆動モーター７０が、構造の上方部分に配設
してある。回転式ソレノイド７２が、ニップホイール５
６の前に配設してある。回転式ソレノイド７２は、実線
で示された側路定位と破線で示されたそらせ定位（指５
０’）の間に共軸に転向指５０を回転させるために役立
つ。

【００２９】分離シート回収器３４（図３）の動作にお
いて、回転式ソレノイド７２は、分離シートがステージ
２４に送られるシート流から回収される時付勢される。 そのような状況は、例えば、（矢印２３の方向において
）フォトセンサー５２による検出により発生する。ソレ
ノイド７２は、特定シートを遮るために転向指５０を定
位５０’に回転させ、かつニップホイール５６の間のニ
ップにそれを案内する。ニップホイール５６は、シート
を上方のビン５４に搬送する。指５０は、送出経路２２
に沿ったダイバータ駆動４８の部位へ次のシートが接近
する前に、側路定位に戻される。

【００３０】発明が好ましい実施態様を参照して詳細に
示されかつ記載されたが、技術における当業者には、形
態と詳細における多様な変形と修正が、発明の精神と範
囲を逸脱することなしに行われることが理解される。

【００３１】本発明の主なる特徴及び態様は以下のとお
りである。

【００３２】１．スタックの形式においてシートを集積
し、かつスタックを続く装置に送るためのシート物品送
り装置において、シートのスタックを集積するためのス
テージと、該ステージに順次にシートを送出するための
手段と、該ステージにおいて少なくとも部分的に配設さ
れた台と、該台の上向き部分を実現する静止滑動表面と
、該ステージにおいてシートを停止させ、かつ該滑動表
面においてシートのスタックを形成するための手段であ
り、該止め手段は少なくとも一つの止め歯叉を含む止め
手段と、該ステージから続く装置にスタックを送るため
の手段であり、該送り手段は、該側面に沿ってスタック
をキックするための手段を含み、該送り手段は、少なく
とも一つのキック歯叉を含む送り手段と、シートのスタ
ックを形成しながら該ステージにおいてシートを停止さ
せ、かつ該ステージから続く装置にスタックを送る際に
機能するキッカー／止め手段であり、該キッカー／止め
手段は、該止め手段と該送り手段を含み、該キッカー／
止め手段は、該止め及び該キック歯叉を所定角度範囲に
回転させるための手段を具備し、該角度範囲は、第１及
び第２定位を含み、該回転手段は、該歯叉が回転可能な
軸を有し、該軸は、該滑動表面に実質的に平行な関係に
おいてスタックの送り方向に関して横断して指向される
キッカー／止め手段とを具備し、この場合該止め歯叉は
、該第１定位において指向された時、送出されるシート
の第１縁に係合し、この場合該キック歯叉は、第２定位
に回転された時、スタックのシートの第２縁に係合し、
該キック歯叉は、該滑動表面に沿ってスタックをキック
して送るシート物品送り装置。

【００３３】２．該回転手段が、該第１及び第２定位の
間で該止め及び該キック歯叉を回転させるための回転式
ソレノイド手段を含む上記１に記載の送り装置。

【００３４】３．該回転手段が、該ステージに送出され
るシートの規定カウントに対応して選択的に付勢及び除
勢するための手段を含む上記１に記載の送り装置。

【００３５】４．該回転手段が、該送り装置に送出され
るシート流に介入されたマーク付き分離シートの検知に
対応して選択的に付勢及び除勢するための手段を含む上
記１に記載の送り装置。

【００３６】５．該送り装置に送出されるシート流に介
入されたマーク付き分離シートを該ステージへのシート
の送出の前に回収するための手段を含み、該回収手段が
、マーク付き分離シートの検知手段と、該ステージへの
送出経路から検知分離シートを選択的に流用させるため
の手段と、流用された分離シートを集積かつ保管するた
めの手段と、集積かつ保管のための該手段に流用された
分離シートを輸送するための手ステージとを具備する上
記４に記載の送り装置。

【００３７】６．該選択的流用手段が、少なくとも一つ
の転向指と、該ステージの上流の位置におけるシートの
経路に、そして続いて経路から該転向指を回転させるた
めの回転式ソレノイド装置とを含み、該検知手段が、該
転向指が回転される位置から上流のシート送出経路に沿
った位置においてシートの検知とマーク付き分離シート
の検出のための光検出器を含み、この場合該輸送手段が
、ニップのための一対のニップホイールを含み、流用分
離シートを該集積及び保管手段に輸送し、この場合該集
積及び保管手段が、ビンを含み、そして該ビンと該ニッ
プホイールが、該台の上に配設される上記５に記載の送
り装置。

【００３８】７．送られたシート物品流に介入されたマ
ーク付き分離シートを含むシート物品の順次送りのため
のシート物品送り装置において、マーク付き分離シート
を回収するための手段であり、該回収手段が、マーク付
き分離シートの検出手段と、標準送り経路から検出され
たマーク付き分離シートを選択的に流用するための手段
と、流用されたマーク付き分離シートを集積かつ保管す
るための手段と、該集積及び保管手段に流用された分離
シートを輸送するための手段とを具備するシート物品送
り装置。

【００３９】８．該選択的流用手段が、少なくとも一つ
の転向指と、シートの標準送り経路に、そして続いて経
路から該転向指を回転させるための回転式ソレノイド装
置とを含み、該検知手段が、該転向指が回転される位置
から上流のシート標準送り経路に沿った位置におけるシ
ートの検知とマーク付き分離シートの検出のための光検
出器を含み、この場合該輸送手段が、ニップのための少
なくとも一対のニップホイールを含み、流用された分離
シートを該集積及び保管手段に輸送し、該集積及び保管
手段が、ビンを含み、そして該ビンと該ニップホイール
が、シートの標準送り経路の上に配設される上記７に記
載の送り装置。

【００４０】９．ステージにおけるスタック形式に順次
送りシートを集積し、かつステージからスタックを送る
方法において、ステージに順次にシートを送出する段階
と、滑動表面のステージにおけるスタックに送出シート
を停止させて集積し、該止めが、少なくとも一つの止め
歯叉によって保証され、該止め段階が、滑動表面の下か
ら止め位置に上方に止め歯叉を伸展させる段階を含む段
階と、スタックを続く装置に送る段階であり、該送り段
階が、滑動表面に沿ってスタックをキックする段階を含
み、該送り段階が、少なくとも一つのキック歯叉によっ
て行われ、かつスタックの送りの方向においてキック歯
叉を前進させる段階と、キック歯叉によりスタックのシ
ートの後縁に係合する段階と、キック歯叉により滑動表
面に沿ってスタックを移動させながらスタックにモーメ
ントを伝える段階と、ステージへのシート送出の経路外
から集積位置にキック歯叉を再位置付けする段階とを含
み、該送り段階が、モーメントの伝達段階中スタックに
伝えられたモーメントの結果として、続く装置への滑動
表面に沿ったスタックの独立の滑動段階を含み、この場
合該止め及び集積段階と該送り段階が、止め歯叉を伸展
する該段階がキック歯叉を再位置付けする該段階と実質
的に一致する如く、止め及びキック歯叉を移動させる段
階によって循環的に順次に行われ、そしてスタックをキ
ックする該段階が、該止め歯叉が滑動表面の下に引っ込
められる間に行われ、該移動段階が、スタックの送り方
向に関して横断して指向された軸の回りの第１及び第２
定位の間に歯叉を共通に回転させることにより行われる
方法。

【００４１】１０．該回転段階が、回転式ソレノイドを
選択的に付勢及び除勢することにより行われる上記１に
記載の方法。

【００４２】１１．シート流に介入された分離シートを
回収することをさらに含み、該回収段階が、マーク付き
分離シートの検出段階と、標準送出経路から検出された
マーク付き分離シートを流用する段階と、流用された分
離シートを集積及び保管する段階とを含む上記９に記載
の方法。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の原理による小切手ステージ送
り装置の一般全体略側面図である。

【図２】図２は、装置の前方の右上の点から見た時の図
１に示されたステージ送り装置の主要部分をさらに詳細
に示す略等角図である。

【図３】図３は、図１に示された分離シート回収装置の
代替的なさらに詳細の実施態様の略側面図である。

【符号の説明】

１０　　小切手ステージ送り装置 １２　　小切手送り装置 １６　　ホッパー部位 １８　　小切手スタック ２０　　小切手 ３０　　スタック ３２　　スタック ３６　　キッカー／止め機構 ３８　　歯叉部材 ４２　　ソレノイド

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　スタックの形式においてシートを集積
   し、かつスタックを続く装置に送るためのシート物品送
   り装置において、シートのスタックを集積するためのス
   テージと、該ステージに順次にシートを送出するための
   手段と、該ステージにおいて少なくとも部分的に配設さ
   れた台と、該台の上向き部分を実現する静止滑動表面と
   、該ステージにおいてシートを停止させ、かつ該滑動表
   面においてシートのスタックを形成するための手段であ
   り、少なくとも一つの止め歯叉を含む停止手段と、該ス
   テージから続く装置にスタックを送るための手段であり
   、該側面に沿ってスタックをキックするための手段を含
   み、少なくとも一つのキック歯叉を含む送り手段と、シ
   ートのスタックを形成しながら該ステージにおいてシー
   トを停止させ、かつ該ステージから続く装置にスタック
   を送る際に機能するキッカー／止め手段であり、該キッ
   カー／止め手段は、該止め手段と該送り手段を含み、該
   キッカー／止め手段は、該止め及び該キック歯叉を所定
   角度範囲に回転させるための手段を具備し、該角度範囲
   は、第１及び第２定位を含み、該回転手段は、該歯叉が
   回転可能な軸を有し、該軸は、該滑動表面に実質的に平
   行な関係においてスタックの送り方向に関して横断して
   指向されるキッカー／止め手段とを具備し、該止め歯叉
   が、該第１定位において指向された時、送出されるシー
   トの第１縁に係合し、該キック歯叉が、第２定位に回転
   された時、スタックのシートの第２縁に係合し、該キッ
   ク歯叉は、該滑動表面に沿ってスタックをキックして送
   ることを特徴とするシート物品送り装置。
2. 【請求項２】　　送られたシート物品流に介入されたマ
   ーク付き分離シートを含むシート物品の順次送りのため
   のシート物品送り装置において、マーク付き分離シート
   を回収するための手段を具備し、該回収するための手段
   が、マーク付き分離シートの検出手段と、標準送り経路
   から検出されたマーク付き分離シートを選択的にそらす
   ための手段と、そらされたマーク付き分離シートを集積
   かつ保管するための手段と、該集積及び保管手段にそら
   された分離シートを輸送するための手段とを備えている
   ことを特徴とするシート物品送り装置。
3. 【請求項３】　　ステージにおけるスタック形式に順次
   送りシートを集積し、かつステージからスタックを送る
   方法において、ステージに順次にシートを送出する段階
   と、滑動表面のステージにおけるスタックに送出シート
   を停止させて集積する段階であって、停止が、少なくと
   も一つの止め歯叉によって保証され、該停止段階が、滑
   動表面の下から止め位置に上方に止め歯叉を伸展させる
   段階を含む段階と、スタックを続く装置に送る段階であ
   り、該送り段階が、滑動表面に沿ってスタックをキック
   する段階を含み、該送る段階が、少なくとも一つのキッ
   ク歯叉によって行われ、かつスタックの送りの方向にお
   いてキック歯叉を前進させる段階と、キック歯叉により
   スタックのシートの後縁に係合する段階と、キック歯叉
   により滑動表面に沿ってスタックを移動させながらスタ
   ックにモーメントを伝える段階と、ステージへのシート
   送出の経路外から集積位置にキック歯叉を再位置付けす
   る段階とを含み、該送る段階が、モーメントの伝達段階
   中スタックに伝えられたモーメントの結果として、続く
   装置への滑動表面に沿ったスタックの独立の滑動段階を
   含み、該停止及び集積段階と該送る段階が、止め歯叉を
   伸展する該段階がキック歯叉を再位置付けする該段階と
   実質的に一致する如く、止め及びキック歯叉を移動させ
   る段階によって循環的に順次に行われ、そしてスタック
   をキックする該段階が、該止め歯叉が滑動表面の下に引
   っ込められる間に行われ、該移動段階が、スタックの送
   り方向に関して横断して指向された軸の回りの第１及び
   第２定位の間に歯叉を共通に回転させることにより行わ
   れることを特徴とする方法。