JPH0752596A - 封入封緘機 - Google Patents

封入封緘機

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JPH0752596A
JPH0752596A JP20541393A JP20541393A JPH0752596A JP H0752596 A JPH0752596 A JP H0752596A JP 20541393 A JP20541393 A JP 20541393A JP 20541393 A JP20541393 A JP 20541393A JP H0752596 A JPH0752596 A JP H0752596A
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JP
Japan
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sheet
feeding
envelope
manual
folding
Prior art date
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JP20541393A
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English (en)
Inventor
Toshio Miki
敏夫 三木
Masato Takeda
正人 竹田
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Duplo Corp
Original Assignee
Duplo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1枚の封筒に複数枚のシートを折り畳んで封
入することができると共に、装置サイズが小さく、安価
である封入封緘機を提供することを目的とする。 【構成】 給紙ローラ3の回転により載置板2上に載置
されたシートPを自給紙する自動給紙部1と、手差しさ
れたシートを給紙する手差し給紙部7とが設けられてい
る。また、紙折部10の最初の折込板11には、この折
込板11に入ったシートPを検知するセンサ18が設け
られている。更に、ガイド27にはセンサ29が配設さ
れており、手差しされたシートPを検知する。制御装置
は、設定されたモード(自動給紙モード、手差しモード
又はミックス給紙モード)とこれらのセンサ18,29
の出力とに基づき、折りローラ13,14,15及び給
紙ローラ3等を駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は洋封筒にレター等の内容
物を3つ折り等に折り畳んで封入する封入封緘機に関
し、特にオフィスにて卓上型として使用するのに好適の
封入封緘機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の封入封緘機においては、ホッパ内
に載置された封筒の束から封筒を1枚づつ搬送し、その
搬送路の途中で前記封筒内に所定のサイズに折り畳まれ
た内容物を挿入し、次にフラップを封筒本体に折り畳
み、この封筒の開口部を封緘するように構成されてい
る。
【0003】ところで、通常、大型の封入封緘機は、給
紙装置を複数台備えており、これらの給紙装置から複数
枚の内容物を同時に送給して、1通の封筒に複数枚の内
容物を1度に封入できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オフィ
スにて卓上機として使用される封入封緘機においては、
スペース及びコストの点から、通常、給紙装置が1台し
か設けられていないため、1度に複数枚の内容物を1通
の封筒に封入することはできない。このため、1度に複
数種又は複数の印刷物の内容物を1通の封筒に封入でき
る卓上型の封入封緘機が要望されている。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、装置サイズが小さく、装置コストが安価で
あると共に、1度に複数種又は複数の印刷物の内容物を
折り畳んで1通の封筒に封入することが可能な封入封緘
機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る封入封緘機
は、封筒に封入すべきシートを折り畳むシート折り部を
備えた封入封緘機において、載置されたシート束から最
上位シートを前記シート折り部に自動的に給紙する自動
給紙装置と、手差しされたシートを前記シート折り部に
給紙する手差しシート給紙手段と、前記自動給紙装置か
らシートを供給する自動給紙モードと、手差しによりシ
ートを供給する手差しシート供給モードと、前記自動給
紙装置及び前記手差し給紙手段からシートを並行に供給
するミックスモードとを選択的に駆動可能の制御部と、
を有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、自動給紙装置と、手差しシ
ート給紙手段と、シート折り部を含む各部の動作を制御
する制御部とを備えており、前記制御部は、前記自動給
紙装置からシートを供給する自動給紙モードと、手差し
によりシートを供給する手差しシート供給モードと、前
記自動給紙装置及び前記手差しシート給紙手段からシー
トを並行に供給するミックスモードとを操作可能であ
る。例えば、自動給紙モード及び手差し給紙モードにお
いては、夫々自動給紙装置及び手差し給紙手段から供給
されたシートを折り畳み、封筒に封入する。また、ミッ
クスモードが選択された場合は、先ず、自動給紙装置か
ら1枚のシートがシート折り部に供給され、その後封入
封緘機は手差しシート受入スタンバイ状態になる。ここ
で、手差しシート供給手段からシートを供給すると、自
動給紙装置から供給されたシートと手差しシートとが共
にシート折り部において折り畳まれ、そして、封筒に封
入される。このようにして同時に折り畳まれた複数枚の
シートを、従来の大型機と同様にして封筒に封入するこ
とができる。
【0008】本発明においては、自動給紙装置と手差し
シート供給手段とを併用することにより、自動給紙装置
が1台(単一)であっても複数種の内容物を1通の封筒
に封入することができる。このため、装置コストが比較
的安価である。
【0009】
【実施例】次に、本発明の実施例について添付の図面を
参照して説明する。
【0010】図1は本発明の実施例に係る封入封緘機を
示す模式図である。この図1に示すように、本実施例の
封入封緘機は、主として、自動給紙部1及び手差し給紙
部7により構成されるレター送給部と、封筒送給部20
と、紙折部10と、内容物挿入部30と、封緘部60
と、集積部70とにより構成されている。自動給紙部1
は内容物であるシート(レター)Pが多数載置されるシ
ート載置板2と、このシート載置板2上に載置されたシ
ートPを給送する給紙ローラ3とにより構成された自動
給紙装置と、この自動給紙装置から送られるシートPを
紙折部10に案内するガイド26,27とにより構成さ
れている。そして、給紙ローラ3の回転により、載置板
2上のシートPを最上位のシートから順に送り出す。な
お、載置板2の給紙ローラ3に整合する部分にはシート
に対する摩擦係数が大きい摩擦板(図示せず)が配設さ
れており、給紙ローラ3とシートとの間の摩擦力、捌き
板とシートとの間の摩擦力及びシート同士の摩擦力の差
を利用してシートを捌き、シートを1枚づつ確実に分離
して給紙するようになっている。
【0011】また、手差し給紙部7は、装置カバーに設
けられた手差し給紙口8と、この手差し給紙口8に整合
して配設される手差しシートフィーダ(図示せず)と、
手差しされたシートPを紙折部10に案内するガイド2
7,28とにより構成されている。そして、ガイド27
には、手差しされたシートPを検知する光反射型センサ
29が設けられている。このセンサ29は、発光素子及
び受光素子がその光軸が相互に平行になるように近接し
て配置されて構成されており、発光素子から出力された
光がシートPにより反射され、この反射光を受光素子で
受光することにより、シートPを検知する。このセンサ
29の出力は、図2に示すように、制御装置55に入力
される。
【0012】自動給紙部1又は手差し給紙部7から送り
出されたシートPは、ガイド26,27,28に案内さ
れて紙折部10に供給される。この紙折部10において
は、有底の折込板11,12がその開口部を上方に向け
て配置されており、その開口部近傍に3個の折りローラ
13,14,15が配置されている。レター送給部から
送り出されたシートが最初に入る折込板11には、この
折込板11に供給されたシートを検知するためのセンサ
18が配設されている。このセンサ18の出力も、図2
に示すように制御装置55に入力され、制御装置55は
これらのセンサ18,29の信号に応じて折りローラ1
3,14,15及び給紙ローラ3を回転させるモータ5
6を駆動制御する。シートPは折込板11,12内に順
次入り、ローラ13,14間及びローラ13,15間に
順次挟み込まれることにより3つ折りされる。このよう
にして3つ折りされたシートPは、ローラ13,15に
より内容物挿入部30へ送られる。
【0013】一方、封筒送給部20のホッパ21内に
は、封筒HがそのフラップFを上側にして積載されてい
る。この封筒送給部20に載置された封筒Hは、給紙ロ
ーラ22、この給紙ローラ22に当接し所定の捌き圧で
封筒を捌く捌きブロック4、ホッパ21の前壁を構成す
ると共に捌きブロック4を支持する給紙台5及び捌きブ
ロック4を固定するためのロックレバー6等により構成
される捌き部において1枚づつに分離され、ガイド23
に沿って搬送される。この封筒Hは、ガイド23上を案
内されて、反転ローラ24及び反転ガイド25等により
構成される反転部によりその進行方向が反転される。
【0014】この封筒は、次に、内容物挿入部30に供
給される。この内容物挿入部30には、1対の送給ロー
ラ31,32と1対の送給ローラ33,34とが水平方
向に対向配置されている。そして、ローラ31,33間
にベルト35が架け渡されており、ローラ31,32の
回転駆動によるベルト35の移動により、封筒Hはベル
ト35と共にローラ31からローラ33に向けて移動す
る。このローラ31とローラ33との間には、ストッパ
46及びアイドラ45が配置されている。
【0015】ベルト35の下方には、モータ39により
回転駆動されるカム41が配置されている。このカム4
1とモータ39とは同軸的に連結されている。そして、
回動軸44にレバー43の一端部が軸止されており、こ
の回動軸44を中心としてレバー43が揺動することが
できる。また、このレバー43の他端部には、カムフォ
ロア42が設けられており、このカムフォロア42がカ
ム41の周面に転動することにより、レバー43が揺動
する。レバー43には、ストッパ46に連結するストッ
パ支持部47が固定されており、更にこの支持部47の
他方の端部には、アイドラ45が取り付けられている。
このアイドラ45はベルト35の往路(上方)と復路
(下方)との間に配置されていて、レバー43が時計方
向に回転することにより、ベルト35を持ち上げる。逆
に、レバー43が反時計方向に回動すると、ストッパ4
6がベルト35の上方に突出し、ベルト35上を移動す
る封筒の前端部を係止してこの封筒を停止させる。
【0016】また、カム41には、カムフォロア50が
転動しており、このカムフォロア50は回動軸51に回
動可能に軸止されたL字形の直角アーム49の一端部に
取り付けられている。この直角アーム49の他端部に
は、係合部52を介してアーム54が連結されており、
アーム54の端部には封筒の開口部を押し広げる爪部材
53が設けられている。これにより、カム41が回転す
ると、直角アーム49が回動し、アーム54が水平方向
に移動して爪部材53が水平方向に移動する。レバー4
3とアーム49の端部との間には引張りスプリング48
が介装されており、この引張りスプリング48により、
カムフォロア42,50がカム41に転動した状態に保
持される。
【0017】挿入部30の出口のローラ33,34の近
傍には、L字形の直角アーム63が回転軸62に回転可
能に軸止されている。アーム63の一端部には湿化部材
61が連結されており、アーム63の他端部にはプラン
ジャ64の駆動軸が連結されている。そして、プランジ
ャ64が駆動されてその駆動軸が退入すると、アーム6
3が時計方向に回動することにより、湿化部材61が上
方に突出する。
【0018】この湿化部材61の下流側には、有底のポ
ケット65がその開口部を上方に向けて配置されてお
り、この開口部の近傍には、ローラ66,67,68
が、ローラ68とローラ67とが転動し、ローラ66と
ローラ67とが転動するようにして配置されている。
【0019】そして、ローラ66,67の近傍には、封
緘された封筒Hを集める集積部70が配置されている。
この集積部70は、主として、底部となる排紙台71
と、封筒Hの進入方向の前方に配置されて封筒Hの前端
部を係止する前壁部となるガイド77と、同じく封筒H
の後端部を係止する後壁部75とから構成されており、
排紙台71は、後壁部75側が低くなるように傾斜して
いる。そして、後壁部75の下端部と排紙台71の後端
部との間の間隙には、封筒Hが進入する入口83となっ
ている。
【0020】次に、上述の如く構成された封入封緘機の
動作について説明する。
【0021】図3は、制御装置による制御シーケンスを
示すフローチャート図である。本実施例に係る封入封緘
機は、自動給紙部1により給紙されるシートのみを封筒
に封入するオートフィードモード(自動給紙モード)
と、手差し給紙部7により給紙されるシートのみを封筒
に封入する手差しモード(手差しシート供給モード)
と、自動給紙部1及び手差し給紙部7から給紙されるシ
ートの両方を封筒に封入するミックス給紙モード(ミッ
クスモード)とを備えている。作業者は、切り替えスイ
ッチ等により、これらのモードのうちから所望のモード
を選択する。封入封緘機をスタートさせると、制御装置
はS−10のステップを実行し、ミックス給紙モードが
選択されているか否かを判断する。ミックス給紙モード
が選択されていない場合は、ステップS−20に移行す
る。ミックス給紙モードが選択されている場合は、ステ
ップS−11に移行し、自動給紙部1の給紙ローラ3
(フィードローラ)を駆動し、自動給紙部1からシート
Pを給紙する。このシートPがガイド26,27に沿っ
て進行し折込板11に入ると、ステップS−12に示す
ように、センサ18がシートPを検知し、シート検知信
号を出力する。このシート検知信号により、制御装置は
各部の動作を停止し、封入封緘機を手差しシート受入ス
タンバイ状態に設定する。
【0022】次に、ステップS−13に移行し、作業者
は、手差し給紙部7から1枚又は複数枚のシートを手差
し給紙する。ガイド板27に設けられたセンサ29は、
ステップS−14に示すように、この手差しシートPを
検出すると、シート検知信号を出力する。制御手段は、
このセンサ29が検出したシートPが折込板11に入り
自動給紙部1から給紙されたシートと重なると、ステッ
プS−15に示すように、ローラ13,14,15等を
駆動する。そうすると、この重なった複数枚のシートの
中央部1/3の部分はローラ14に向けて撓み、この部
分が折り畳まれた状態でローラ13,14に挟み込まれ
る。次いで、この折れ線を先頭にしてシートPは折込板
12に入り、この先頭部が折込板12の底部に当接した
後もローラ13,14により送り出されてくるシートP
がその中央部2/3の部分でローラ13,15間に挟み
込まれ、この部分で折り畳まれる。このようにして、複
数枚の重なったシートPが3つ折りに畳まれ、内容物挿
入部30に送られる。その後、制御装置による制御は、
ステップS−10に戻る。
【0023】ステップS−10でミックス給紙モードが
選択されていない場合、制御装置はステップS−20に
おいてオートフィードモードが選択されているか否かを
判断する。オートフィードモードが選択されていない場
合は、ステップS−30に移行する。オートフィードモ
ードが選択されている場合は、ステップS−21に移行
し、制御装置は自動給紙部1の給紙ローラ3を駆動す
る。自動給紙部1により給紙されたシートPが折込板1
1に入ると、ステップS−22に示すように、センサ1
8からシート検知信号が出力される。制御装置は、この
シート検知信号を入力すると、給紙ローラ3の回転を停
止すると共に、ステップS−15に移行し、折りローラ
13,14,15を駆動し、ミックスモードのときと同
様にしてシートPを折り畳む。
【0024】ステップS−20でオートフィードモード
が選択されていない場合、制御装置はステップS−30
において手差しモードが選択されているか否かを判断す
る。手差しモードが選択されていない場合は、ステップ
S−10に戻る。手差しモードが選択されている場合
は、ステップS−31に移行し、手差しシート受け付け
スタンバイ状態になる。例えば、手差しフィーダにより
1枚又は複数枚のシートPを給紙すると、このシートP
がガイド27,28間を通るときにセンサ29がシート
を検出する。このセンサ29の出力は制御装置に入力さ
れるが、制御装置はこのセンサ29の出力を無視する。
シートPが折込板11に入ると、センサ18がシートP
を検知し、シート検知信号を出力する。制御装置は、こ
のシート検知信号を入力すると、ステップS−15に移
行し、折りローラ13,14,15を駆動する。そし
て、ミックスモードのときと同様にして、シートPを折
り畳む。
【0025】このようにして、1枚又は複数枚の3つ折
りされたシートPが内容物挿入部30に送られる。
【0026】一方、封筒Hは、封筒送給部20から以下
に示すようにして内容物挿入部30に送られる。つま
り、ホッパ21に空の封筒Hを載置し、給紙ローラ22
を回転させると、最下位の封筒がホッパ21から送り出
され、給紙ローラ22と捌きブロック4との捌き作用に
より確実に1枚に分離された後、ガイド23に沿って搬
送される。そして、反転ローラ24及び反転ガイド25
によりその進行方向が反転される。この封筒Hは、次に
内容物挿入部30のローラ31,32間に挟み込まれ
る。封筒HはそのフラップFが開いた状態でローラ3
1,32によりベルト35上に送り出され、ベルト35
の移動と共にローラ33,34に向かう。このとき、カ
ム41は反時計方向に回転して図1に示すようにカムフ
ォロア42がカム41の大径部に転動する位置に回転し
てきている。このため、このカム41によりカムフォロ
ア42が持ち上げられてストッパ46が往路を移動して
いるベルト35上に突出しており、このストッパ46に
封筒Hの前端が係止されて封筒Hが停止する。
【0027】次いで、カム41が更に回転し、カムフォ
ロア50がカム41の大径部に相対的に移動する。そう
すると、直角アーム49が時計方向に回転してアーム5
4が前方(封筒の移動方向の)に移動し、爪部材53が
前進する。そして、この爪部材53は封筒Hのフラップ
Fが開いた開口部内に入り、この開口部を押し広げる。
【0028】紙折部10で3つ折りに畳まれた1枚又は
複数枚のシートPは、ストッパ46により停止され、爪
部材53により拡開されている封筒Hの開口部からこの
封筒H内に入る。
【0029】その後、カム41が更に回転すると、カム
フォロア42はカム41の小径部に相対的に移動し、レ
バー43が時計方向に回動し、ストッパ46が下方に退
避する。これにより、封筒Hは、内部にシートPが挿入
され、フラップFが開いた状態で再度前進移動する。こ
の場合に、アイドラ45はレバー43の回動により上昇
し、ベルト35を持ち上げる。これにより、ベルト35
の中間部が上方に膨らみ封筒に接触してその搬送力を高
め、封筒を確実にローラ33,34に向けて搬送する。
【0030】その後、封筒Hはローラ33,34により
挿入部30から封緘部60に送り出される。封筒Hのフ
ラップFの下面には、予め糊が付与されており、このフ
ラップFの糊部が湿化部材61を通過する際に、プラン
ジャ64が駆動されてその駆動軸が退入し、直角アーム
63が時計方向に回動して湿化部材61が若干上昇し、
封筒HのフラップFの糊部に水分を付与する。一方、封
筒Hの先端部はポケット65内に入り、このポケット6
5の底部に当接する。このため、ベルト35上では後部
であったフラップFがローラ67,68間に挟み込まれ
て閉じられ、封筒Hの開口部が封緘される。このように
して内容物が封入された封筒Hは、次いで、ローラ6
7,68間に挟み込まれ、その後ローラ66,67間に
挟み込まれてフラップF側から集積部70内に入る。
【0031】この集積部70の底部の排紙部71上には
押さえ板72が載置されており、封緘後の封筒Hは、入
口83を介して排紙台71と押さえ板72との間に挿入
され、排紙台71上に載置される。そして、このように
して順次送られてくる封緘後の封筒Hは、ローラ66,
67による送給力により、集積部70内の既に積載され
ている封筒Hの最下層のものと排紙台71との間に送り
込まれる。これにより、ローラ66,67により送り込
まれてくる封筒Hは、押さえ板72と既に積載されてい
る封筒の重力に逆らってこれを持ち上げ、最下層に挿入
される。押さえ板72は封筒Hの積載高さが高くなるに
つれて上昇する。湿化部材61により水分を付与された
フラップFが封筒に重ね合わされた後、ローラ67,6
8間及びローラ66,67間に挟み込まれることによ
り、接着作用が促進されると共に、集積部70で押さえ
板72の自重により封筒が押圧されることにより、この
フラップFが更に加圧されて接着作用が促進される。
【0032】本実施例においては、シートを自動的に給
紙する自動給紙部1及び手差しされたシートを給紙する
手差し給紙部7を備えており、制御装置55はセンサ1
8,29の出力に基づいて折りローラ13,14,15
及び給紙ローラ3等を駆動制御するので、1枚づつシー
トを折り畳むことは勿論、複数枚のシートを重ねて折り
畳むことも可能である。また、本実施例に係る封入封緘
機は、自動給紙装置が1台だけであるので、装置サイズ
が小さく、卓上型封入封緘機に好適である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように係る封入封緘機は、
自動給紙装置と、手差しシート給紙手段と、自動給紙モ
ード、手差しシート供給モード及びミックスモードを制
御する制御部とを備えているから、複数種又は複数の印
刷物を同時に折り畳み封筒に封入することができる。こ
の場合に、本実施例に係る封入封緘機は、自動給紙装置
が1台(単一)で足りるため、装置の大型化及び装置コ
ストの増大を回避することができ、オフィス等で使用す
る卓上型封入封緘機として極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る封入封緘機を示す模式図
である。
【図2】センサ、制御装置及びモータの接続状態を示す
ブロック図である。
【図3】制御装置による制御シーケンスを示すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
1;自動給紙部 2;シート載置板 3,22;給紙ローラ 7;手差し給紙部 8;手差し給紙口 10;紙折部 11,12;折込板 13,14,15;折りローラ 18,29;センサ 20;封筒送給部 21;ホッパ 30;内容物挿入部 55;制御装置 60;封緘部 70;集積部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封筒に封入すべきシートを折り畳むシー
    ト折り部を備えた封入封緘機において、載置されたシー
    ト束から最上位シートを前記シート折り部に自動的に給
    紙する自動給紙装置と、手差しされたシートを前記シー
    ト折り部に給紙する手差しシート給紙手段と、前記自動
    給紙装置からシートを供給する自動給紙モードと、手差
    しによりシートを供給する手差しシート供給モードと、
    前記自動給紙装置及び前記手差し給紙手段からシートを
    並行に供給するミックスモードとを選択的に駆動可能の
    制御部と、を有することを特徴とする封入封緘機。
JP20541393A 1993-08-19 1993-08-19 封入封緘機 Pending JPH0752596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20541393A JPH0752596A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 封入封緘機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20541393A JPH0752596A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 封入封緘機

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Publication Number Publication Date
JPH0752596A true JPH0752596A (ja) 1995-02-28

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ID=16506441

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JP20541393A Pending JPH0752596A (ja) 1993-08-19 1993-08-19 封入封緘機

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JP (1) JPH0752596A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012035812A1 (ja) 2010-09-17 2012-03-22 理想科学工業株式会社 封書作成装置
KR101459387B1 (ko) * 2014-04-04 2014-11-10 주식회사다솔인포텍 메일링 시스템의 연속식 안내장 투입장치
JP2016147677A (ja) * 2015-02-10 2016-08-18 デュプロ精工株式会社 シート折畳接着装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012035812A1 (ja) 2010-09-17 2012-03-22 理想科学工業株式会社 封書作成装置
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