JPH0752571Y2 - 放射線応用測定装置 - Google Patents

放射線応用測定装置

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JPH0752571Y2
JPH0752571Y2 JP12514490U JP12514490U JPH0752571Y2 JP H0752571 Y2 JPH0752571 Y2 JP H0752571Y2 JP 12514490 U JP12514490 U JP 12514490U JP 12514490 U JP12514490 U JP 12514490U JP H0752571 Y2 JPH0752571 Y2 JP H0752571Y2
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JP
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frame
radiation
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thickness
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JP12514490U
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JPH0485105U (ja
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良 工藤
正平 竹原
拓 懸田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は放射線応用測定装置に係り、特に鉄・アルミニ
ウム等の圧延機の間に設置して圧延板の厚さを測定する
放射線厚み計に関する。
(従来の技術) 従来、圧延ラインの最終圧延機の後に厚み計を設置し
て、圧延板の厚さを測定していた。
図3は従来の一般的な厚み計の設置例である。
厚み計1aは通常は数台の圧延機1bの後方に設置される。
この場合は被測定板1cが厚み計1aの位置に到達して、厚
み計1aからのフィードバック信号1dが圧延機1bに達する
迄に距離Lの被測定板1cが板厚制御されずに圧延される
のである。
この状態では、長さL以下の注文に対応する為には、試
圧延結果から圧下率を算出し、再度圧延することによ
り、製品歩留り低下、ロスタイムの発生等の問題が発生
する。
更に近年は諸工業のハイテク化・高品質化等により、特
殊成分や特殊断面の指定寸法材等の小量の個別注文が多
くなりこれ迄の最終圧延機後段に設置した厚み計1aから
のフィードバックでは対応が出来なくなってきた。
この問題を解決する方法としては、それぞれの圧延機の
中間に厚み計を設置して距離Lを短くすることが考えら
れる。
図4は圧延機の中間に設置する場合の例である。
厚み計2aを圧延機2b,2cの間に設置している。このよう
な場合には、厚み計2aの周辺に圧延機の圧延ロール2dを
駆動するモーター2e、減速機2f、テンションローラー2
g、テンションローラーを制御するモーター2h、減速機2
i、その他図上に現していないこれらの周辺機器の潤滑
配管や圧延時の発生熱を冷却するための冷却配管等が配
置されている。
(考案が解決しようとする課題) 複数の圧延機の中間に、新たに厚み計を設置する場合に
は、元々このような場所に厚み計を設置することは考え
られていない為、圧延ローラー・搬送ローラーの駆動用
モーターやテンションローラー・通板ガイド等の駆動用
油空圧配管及び冷却・潤滑・除塵等の各種配管が複雑に
配設されていて設置が困難であるという問題点があっ
た。
設置可能な場合でも厚み計の点検・修理を定期的に行う
必要があり、圧延機の近くは作業スペースが無く作業性
が悪く、粉塵や水蒸気等が多く、厚み計の内部点検を行
うことが2次的不具合を発生させる為圧延機から離れた
場所に移動させることが不可欠である。しかし周辺機器
との干渉のため保守位置へ移動できないと、結局設置は
できないという場合がある。
また保守位置まで移動可能な場合にも周辺機器が所狭し
と配置されているため、それらとの干渉を避けるように
引出し位置のレベルから持ち上げたり、左右にずらした
りして保守位置まで移動しなければならず、点検・保守
の際の移動が困難であるという問題点があった。
そこで、本考案の目的は移動の際に周辺機器との干渉を
避けることのできる放射線厚み計を提供することにあ
る。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は以上の目的を達成するために、 下フレームと、 下フレームに設置された放射線発生部と、 下フレームの一端にその下端が結合された縦フレーム
と、 縦フレームの上端にその一端が結合される上フレーム
と、 下フレームの放射線発生部と対向して上フレームに設置
された放射線検知部とを有し、放射線通路に被測定物を
配して厚さ等を測定する放射線応用測定装置において、 各フレームの結合部が回転自在である可動部とを備えた
ことで上フレームと下フレームが接近してフレーム形状
を可変形とすることを特徴としたものである。
(作用) 放射線応用測定装置を移動する際に、コ字状のフレーム
形状から上フレームを下フレームに接近させて、フレー
ムの外形寸法を低くした形状に可変させて移動する。
(実施例) 本考案による実施例を図面によって説明する。
図1において、放射線発生部3aは下フレーム3bに設置さ
れ、放射線検知部3cは上フレーム3dに設置される。上下
フレームは縦フレーム3eと各々の軸3fで回転自在に結合
されている。
放射線発生部3aと放射線検出器3cは各々の中心である放
射線通路が一致した位置に対抗配置されている。
ストッパー3hは上フレーム3dと縦フレーム3eを直角に位
置決めすると共に放射線発生部3aと放射線検知部3cの中
心を一致させる。
直動アクチュータ3iは上フレーム3dと縦フレーム3eに回
転自在に連結されている。
復帰センサー3jは上フレーム3dと縦フレーム3eが直角の
状態で復帰信号3kを発信する。校正装置3lは厚み測定値
3mを復帰信号3kを受けた時点で基準線量3nに変換しシス
テム制御部3oに伝送しシステムの検量線を校正し位置誤
差をキャンセルする。
図2の(a)は厚み計4aが圧延機の間での測定状態を示
す。図2の(b)は厚み計が圧延機の間から引き出され
た状態を示す。この状態で厚み計4aは引出し位置センサ
4bの信号4cにより直動アクチュータ4iが動作し上下フレ
ームが密着状態となる。4fは移動用レールを示す。
この状態で厚み計4aは周辺機器との干渉を回避して保守
位置に移動される。保守位置で保守位置センサー4dの信
号4eにより直動アクチュータ4iが動作し上下フレームは
元の状態に復帰する。ここで、復帰センサー4dが動作し
復帰信号が校正装置に入力され厚み測定値が基準線量に
変換されシステム制御部に伝送されてシステムの検量線
が校正されて位置誤差がキャンセルされる。
この状態で厚み計4aの点検を圧延機の点検作業に関係な
く行うことが出来る。
点検を終了した厚み計4aは前記の移動と逆の移動で引出
し位置に戻され、復帰状態で放射線シャッタ等で放射線
を遮蔽して圧延機の点検終了を待つ。圧延機の点検終了
と共にすぐに測定位置に移動し測定を行うことが出来
る。
本実施例では基礎から懸架したレール4fに吊り下げた厚
み計4aの上下フレームを縦フレームで回転自在に結合
し、縦フレームの上部結合点で支点に回転させて下フレ
ームを引き上げ、上フレームに密着させて基礎の障害物
との干渉を避けているが、基礎の上部空間の障害物が干
渉する場合は、基礎に設置したレール上に厚み計を移動
自在に配し縦フレームの下部結合点を支点に回転させて
上フレームを引き下げ、下フレームに密着させて基礎の
障害物との干渉を避ける方法も本考案の一実施例として
容易に考えられる。
又、本考案では縦フレームと上下フレームの結合点を回
転方式としているが、縦フレームと上下フレームを固定
結合して縦フレームを伸縮構造とし上下フレームを密着
させる方式も本考案の応用実施例として容易に考えられ
る。
本考案では放射線検知部を上フレーム、放射線発生部を
下フレームに配置したがこれを上下変更することも本考
案の応用実施例の一つとして考えられる。
〔考案の効果〕
従来、放射線応用装置を設置するために測定位置へ搬入
する場合、設置後に測定位置から保守位置へ移動する場
合等の周辺機器との干渉を、本考案により放射線応用装
置のフレーム高さを低くすることで避けることができ
る。そのため、従来設置できなかった場合、移動しにく
かった場合でも容易に設置可能、移動可能とすることが
できる。
これによりわずかな移動空間があれば圧延ラインのいず
れの圧延機の後方にも放射線応用装置の設置可能とな
り、圧延機の即時厚み測定によるフィードバック信号に
よる圧延機の制御が可能となり、製品歩留まり向上、操
業ロスタイムの低減を達成することができる。
また、フレーム形状の復帰時点で新たに検量線を作成す
るので放射線応用測定装置を復帰させた際の微少な形状
誤差を補正することができる放射線応用測定装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による厚み計の構成図、第2図は本考案
による厚み計の設置状態図、第3図は従来の厚み計の設
置状態図、第4図は従来の厚み計を2台の圧延機の間に
設置した状態図である。 1a…厚み計、1b…圧延機、1c…被測定板、3a…放射線発
生部、3b…下フレーム、3c…放射線検出部、3d…上フレ
ーム、3e…縦フレーム、3f,3g…軸、3h…ストッパー、3
i…直動アクチュータ、3j…復帰センサー、3k…復帰装
置、3l…校正装置、3m…厚み測定値、3n…基準線量、3o
…システム制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下フレームと、下フレームに設置された放
    射線発生部と、下フレームの一端にその下端が結合され
    た縦フレームと、縦フレームの上端にその一端が結合さ
    れる上フレームと、下フレームの放射線発生部と対向し
    て上フレームに設置された放射線検知部とを有し、放射
    線通路に被測定物を配して厚さ等を測定する放射線応用
    装置において、前記上フレームと下フレームが接近して
    フレーム形状を可変形とする回転自在の可動部を前記各
    フレームの結合部に設けたことを特徴とする放射線応用
    測定装置。
JP12514490U 1990-11-29 1990-11-29 放射線応用測定装置 Expired - Lifetime JPH0752571Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12514490U JPH0752571Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 放射線応用測定装置

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JP12514490U JPH0752571Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 放射線応用測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0485105U JPH0485105U (ja) 1992-07-23
JPH0752571Y2 true JPH0752571Y2 (ja) 1995-11-29

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ID=31872759

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JP12514490U Expired - Lifetime JPH0752571Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 放射線応用測定装置

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