JPH075249B2 - ホームエレベータ - Google Patents
ホームエレベータInfo
- Publication number
- JPH075249B2 JPH075249B2 JP17185988A JP17185988A JPH075249B2 JP H075249 B2 JPH075249 B2 JP H075249B2 JP 17185988 A JP17185988 A JP 17185988A JP 17185988 A JP17185988 A JP 17185988A JP H075249 B2 JPH075249 B2 JP H075249B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- car
- floor
- hoistway
- exit
- house
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、個人住宅に設けられるホームエレベータに関
する。
する。
近時、住宅難を解消するため、２世代、３世代が同一家
屋に住むことが推奨され、この種類の世代が共に住む２
階建てや３階建ての個人住宅が増加している。そして、
この個人住宅においては、階段を老人が上り下りするの
が不便であり、又、転落する危険を伴うことから、これ
まで老人用居室は１階に設けられることが多かつた。し
かしながら、１階は日当りや見晴らしが悪いなどの理由
で、老人用居室を２階や３階に設けることもあり、この
ような場合、前述した階段を上り下りすることに伴う問
題を考慮して、例えば、実開昭62-26370号公報に示され
るように、２階建て、３階建て等の住宅に設けられるホ
ームエレベータが提案され、一部で実使用されている。
屋に住むことが推奨され、この種類の世代が共に住む２
階建てや３階建ての個人住宅が増加している。そして、
この個人住宅においては、階段を老人が上り下りするの
が不便であり、又、転落する危険を伴うことから、これ
まで老人用居室は１階に設けられることが多かつた。し
かしながら、１階は日当りや見晴らしが悪いなどの理由
で、老人用居室を２階や３階に設けることもあり、この
ような場合、前述した階段を上り下りすることに伴う問
題を考慮して、例えば、実開昭62-26370号公報に示され
るように、２階建て、３階建て等の住宅に設けられるホ
ームエレベータが提案され、一部で実使用されている。
上記従来技術においては、例えば、火災が発生した場合
についての配慮がなされておらず、２階や３階の住む老
人が乗りかごに乗つて避難する場合、乗りかごから出た
老人は１階を通りこの１階の出入口より外部に避難する
が、この１階を通るのに手間取つたり危険な状態を通過
しなければならないという問題があつた。本発明の目的
は、乗りかごから１階の階床を通ることを要することな
く、直接住宅外部に脱出することのできるホームエレベ
ータを提供することにある。
についての配慮がなされておらず、２階や３階の住む老
人が乗りかごに乗つて避難する場合、乗りかごから出た
老人は１階を通りこの１階の出入口より外部に避難する
が、この１階を通るのに手間取つたり危険な状態を通過
しなければならないという問題があつた。本発明の目的
は、乗りかごから１階の階床を通ることを要することな
く、直接住宅外部に脱出することのできるホームエレベ
ータを提供することにある。
上記目的は、複数の階床を有する住宅に、昇降路と、こ
の昇降路内を上下動する乗りかごを備えたホームエレベ
ータにおいて、前記昇降路下部に外部に通じると共に内
部からのみ開くことのできる昇降路脱出口を設け、且
つ、前記乗りかごに、前記昇降路脱出口に通じる乗りか
ご脱出口を備えることにより、達成される。
の昇降路内を上下動する乗りかごを備えたホームエレベ
ータにおいて、前記昇降路下部に外部に通じると共に内
部からのみ開くことのできる昇降路脱出口を設け、且
つ、前記乗りかごに、前記昇降路脱出口に通じる乗りか
ご脱出口を備えることにより、達成される。
脱出口が昇降路下部の外部に通じる箇所に内側からのみ
開放されるように設けられると共に、乗りかごには、前
記脱出口に通じる出口が設けられている。火災等が発生
して避難するとき、２階や３階から乗りかごに乗つて１
階まで降り、乗りかご内から乗りかご出口とこの出口に
通じる脱出口とを介して外部に直接脱出できる。これに
より、安全に、且つ、迅速に避難することができる。
開放されるように設けられると共に、乗りかごには、前
記脱出口に通じる出口が設けられている。火災等が発生
して避難するとき、２階や３階から乗りかごに乗つて１
階まで降り、乗りかご内から乗りかご出口とこの出口に
通じる脱出口とを介して外部に直接脱出できる。これに
より、安全に、且つ、迅速に避難することができる。
以下、本発明の一実施例を図に基づき説明する。第１図
は本発明の一実施例になるホームエレベータを示す縦断
面図で、第２図は第１図に示すホームエレベータが設け
られた住宅の斜視図である。図において、１は住宅、例
えば３階建て個人住宅、２は住宅１の玄関、３は住宅１
の側壁部に立設される昇降路、４は昇降路３の下部に設
けられ外部に通じる脱出口で、この脱出口４には内部か
らのみ開放できる鍵５が設けられている。６は下端が昇
降路３の下部に取付けられ上下動可能なプランジヤ、７
はプランジヤ６の上端に固設され昇降路３内を上下動す
る乗りかご、８は乗りかご７に設けられ脱出口４に対向
する脱出口、９は乗りかご７に設けられた出入口用扉、
11,12,13はそれぞれ住宅10の階床で、乗りかご７が１階
の階床11で停止すると、乗りかご７の脱出口８の脱出口
４に対向するようになつている。又、例えば、３階の階
床13に図示しない老人用居室が設置されている。14,15,
16は各階床の出入口扉である。しかして今、例えば、火
災等が発生して避難を要するときにおいて、３階の階床
13に住む老人が、３階の階床13から乗りかご７に乗り込
み１階の階床11まで降りる。このとき、乗りかご７の脱
出口８を開き、この脱出口８に対向する昇降路３の脱出
口４の鍵５を内側から開放して脱出口４を開き、これら
の脱出口８、脱出口４を介して、直接外部に脱出するこ
とができる。尚、乗りかご７が１階の階床11に停止した
とき、１階の階床11が危険な状態でなければ、この階床
11に降りて避難することもできる。又、鍵５にこの鍵５
が開いたとき、乗りかごの運行を停止させるスイツチを
設けるならより安全なものとし得る。
は本発明の一実施例になるホームエレベータを示す縦断
面図で、第２図は第１図に示すホームエレベータが設け
られた住宅の斜視図である。図において、１は住宅、例
えば３階建て個人住宅、２は住宅１の玄関、３は住宅１
の側壁部に立設される昇降路、４は昇降路３の下部に設
けられ外部に通じる脱出口で、この脱出口４には内部か
らのみ開放できる鍵５が設けられている。６は下端が昇
降路３の下部に取付けられ上下動可能なプランジヤ、７
はプランジヤ６の上端に固設され昇降路３内を上下動す
る乗りかご、８は乗りかご７に設けられ脱出口４に対向
する脱出口、９は乗りかご７に設けられた出入口用扉、
11,12,13はそれぞれ住宅10の階床で、乗りかご７が１階
の階床11で停止すると、乗りかご７の脱出口８の脱出口
４に対向するようになつている。又、例えば、３階の階
床13に図示しない老人用居室が設置されている。14,15,
16は各階床の出入口扉である。しかして今、例えば、火
災等が発生して避難を要するときにおいて、３階の階床
13に住む老人が、３階の階床13から乗りかご７に乗り込
み１階の階床11まで降りる。このとき、乗りかご７の脱
出口８を開き、この脱出口８に対向する昇降路３の脱出
口４の鍵５を内側から開放して脱出口４を開き、これら
の脱出口８、脱出口４を介して、直接外部に脱出するこ
とができる。尚、乗りかご７が１階の階床11に停止した
とき、１階の階床11が危険な状態でなければ、この階床
11に降りて避難することもできる。又、鍵５にこの鍵５
が開いたとき、乗りかごの運行を停止させるスイツチを
設けるならより安全なものとし得る。
本発明によれば、乗りかご内から１階の階床を通ること
を要することなく、直接住宅外部に脱出することがで
き、火災時など老人等が乗りかごに乗つて２階や３階か
ら避難しようとするとき、安全に、且つ、迅速に避難す
ることができるという効果がある。また昇降路に設けら
れた脱出口は内部からのみ開放されるため、外部から昇
降路内にも人が侵入することはなく、安全性の向上も計
ることができる。
を要することなく、直接住宅外部に脱出することがで
き、火災時など老人等が乗りかごに乗つて２階や３階か
ら避難しようとするとき、安全に、且つ、迅速に避難す
ることができるという効果がある。また昇降路に設けら
れた脱出口は内部からのみ開放されるため、外部から昇
降路内にも人が侵入することはなく、安全性の向上も計
ることができる。
第１図は本発明の一実施例になるホームエレベータを示
す縦断面図、第２図は第１図に示すホームエレベータが
設けられた住宅の斜視図である。 １……住宅、３……昇降路、４……脱出口、５……鍵、
６……プランジヤ、７……乗りかご、８……脱出口、11
〜13……階床。
す縦断面図、第２図は第１図に示すホームエレベータが
設けられた住宅の斜視図である。 １……住宅、３……昇降路、４……脱出口、５……鍵、
６……プランジヤ、７……乗りかご、８……脱出口、11
〜13……階床。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の階床を有する住宅に、昇降路と、こ
の昇降路内を上下動する乗りかごを備えたホームエレベ
ータにおいて、前記昇降路下部に、外部に通じると共に
内部からのみ開くことのできる昇降路脱出口を設け、且
つ、前記乗りかごに、前記昇降路脱出口に通じる乗りか
ご脱出口を備えたことを特徴とするホームエレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17185988A JPH075249B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | ホームエレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17185988A JPH075249B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | ホームエレベータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0223180A JPH0223180A (ja) | 1990-01-25 |
| JPH075249B2 true JPH075249B2 (ja) | 1995-01-25 |
Family
ID=15931108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17185988A Expired - Lifetime JPH075249B2 (ja) | 1988-07-12 | 1988-07-12 | ホームエレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075249B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5057227B2 (ja) * | 2007-10-15 | 2012-10-24 | ローム株式会社 | 血液検査用マイクロチップ |
-
1988
- 1988-07-12 JP JP17185988A patent/JPH075249B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0223180A (ja) | 1990-01-25 |
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