JPH07522U - 攪拌装置 - Google Patents

攪拌装置

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Publication number
JPH07522U
JPH07522U JP3615193U JP3615193U JPH07522U JP H07522 U JPH07522 U JP H07522U JP 3615193 U JP3615193 U JP 3615193U JP 3615193 U JP3615193 U JP 3615193U JP H07522 U JPH07522 U JP H07522U
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JP
Japan
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container
temperature
stirrer
liquid
stirring
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3615193U
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English (en)
Inventor
修二 向山
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07522U publication Critical patent/JPH07522U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 撹拌中の温度を一定に保ち、あるいは適切な
温度に管理することのできる撹拌装置を提供することを
目的とする。 【構成】 液体3を入れる容器1と、容器1中に投入し
た永久磁石よりなる撹拌子4と、容器1外にあって撹拌
子4を磁気的に回転させる駆動装置とからなる撹拌装置
に、容器1の温度を調整するペルチェ素子12及び熱電
対13を備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、いわゆるマグネットカップリング方式の撹拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の撹拌装置としては、例えば、特開昭54−129562号公報 に開示された撹拌装置が知られている。この装置では、液体の入った容器に永久 磁石からなる撹拌子を投入し、この容器底面下に設置した永久磁石をモータで偏 心回転させて、前記撹拌子を回転し液体を撹拌混合するようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような装置が使用されるのは、長時間に亘って連続して撹拌が 必要となる場合が多く、かかる場合には、併せて温度についても一定状態が求め られることが多い。すなわち、例えば化学関係の薬品の混合では温度上昇により 薬品が分解してしまうことがあり、また、塗料の顔料と溶剤との経時分離防止を 目的として撹拌を行う場合には、温度変化により粘性が変化して悪影響が生じた り、2液混合型塗料にあってはポットライフが変化してしまうため、一定温度が 求められるのである。
【0004】 ところが、上述の従来の撹拌装置は、本来連続使用を目的とするものであるに もかかわらず、連続的に使用すると内部のモータが発熱源となって容器を加熱し 、液温が徐々に上昇するという問題点があった。
【0005】 また、使用中に周囲の環境温度が変化すると、それに伴い液温も変化し、適切 な温度管理ができないという問題点もあった。
【0006】 なお、温度を管理しつつ連続撹拌を行う装置としては、例えばバイオテクノロ ジーの培養に用いられるような、温水中で試験管を揺動する撹拌装置が知られて いるが、本考案の撹拌装置に比べて設定温度範囲,液体容量とも限られており、 使用目的,利用分野の異なるものである。
【0007】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、撹拌中の温度を一定に保ち、あ るいは適切な温度に管理することのできる撹拌装置を提供することを目的として いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の撹拌装置では、液体を入れる容器と、前記 容器中に投入した永久磁石よりなる撹拌子と、前記容器外にあって前記撹拌子を 磁気的に回転させる駆動装置とからなる撹拌装置において、前記容器又は液体の 温度を調整する温度調整手段を備えることとした。
【0009】
【作用】
上記構成からなる本考案の撹拌装置では、温度調節手段は、容器の温度を調節 し間接的に液体の温度調節を行い、又は、直接的に液体の温度調節を行う。
【0010】 以下、添付図面を参照して本考案に係る撹拌装置の実施例を説明する。なお、 図面の説明において同一の要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
【0011】
【実施例1】 まず、本考案の実施例1を説明する。図1は本考案の撹拌装置の全体を示す縦 断面図である。図示の通りこの撹拌装置は、非磁性体素材からなる容器1に液体 3を入れ、同液体3中に撹拌子4を投入して使用するもので、同撹拌子4には永 久磁石が内蔵されており、他方、台5内部に設置したモータ6の回転軸7に円盤 8を取付け、同円盤8上面に永久磁石9を回転中心から偏心した位置に固定して 、前記撹拌子4と磁気的に結合せしめ、これを回転させるものである。
【0012】 次に、本実施例の撹拌装置の温度調整手段について説明する。 本実施例では、加熱・冷却素子として、ペルチェ素子12を用いている。すな わち、容器1側壁を覆う熱伝導率の高い素材からなる保持部材10を設け、この 保持部材10の側面に拡散板11a,11bで挟み込んだペルチェ素子12を取 付けた。従って、ペルチェ素子12から拡散板11a,保持部材10を順に介し て容器1が加熱・冷却され、もって液体3の加熱・冷却を行うのである。
【0013】 また、本実施例では、図2に示す如く、容器1内に熱電対13を挿入して液温 を検出している。なお、図中14は容器1から液体3を吐出させるのに使用する 吐出ノズルである。また、熱電対13及び吐出ノズル14は容器1の蓋2に取付 けられた調整ナット15により容器1内での高さ位置が調整自在になっている。
【0014】 ここで、前記熱電対13と前記ペルチェ素子12とは、図3に示す如く、温度 調整器16に接続されている。すなわち、熱電対13にて検出された温度は、温 度調整器16に伝達され、所定の設定温度と比較され、その結果に応じてペルチ ェ素子12へ出力される電流量が制御される。そして、ペルチェ素子12に出力 された電流量によりペルチェ素子12の中で加熱・冷却される方向が変化するの である。
【0015】
【実施例2】 次に、本考案の実施例2を説明する。図4は実施例2の撹拌装置の要部を示す 縦断面図である。図示の通りこの実施例では、容器1を間接的に加熱・冷却する 構造とし、実施例1の保持部材10の代わりに、水17の入った保持容器18を 用いた。このとき、熱電対13は水17の中に設置しても、液体3中に設置して もよい。本実施例では、ペルチェ素子12から拡散板11a,水17を介して容 器1を間接的に加熱冷却するので、急激な温度変化を嫌う場合の温度管理に適し ている。
【0016】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、次のように実 施してもよい。
【0017】 (1)上記実施例では、容器を側面から加熱・冷却する構造としたが、底面に加 熱・冷却素子を配置すること。この場合には、ペルチェ素子をドーナツ型に設け 、中央に撹拌駆動用のモータ及び磁石を配置するとよい。
【0018】 (2)上記実施例では、ペルチェ素子を用いて加熱・冷却に両用できる構造とし たが、加熱専用又は冷却専用の手段を一方のみ設けること。この場合に、加熱手 段としては、ヒータや温水循環のほか、電磁加熱,マイクロウェーブ加熱等あら ゆる加熱手段を適用できる。同様に、冷却手段としては、冷水循環や(使用温度 によっては)空冷ファン等あらゆるものが適用できる。
【0019】 (3)また、加熱・冷却手段を容器内に配置し、液体を直接加熱・冷却するよう にしてもよい。
【0020】 (4)また、温度制御は、設定温度にて一定温度の恒温状態を保つようにしても よく、また、入力したプログラムに従って経時的な温度変化をさせるようにして もよい。
【0021】 (5)上記実施例では図示しなかったが、台上面に断熱材を貼着するとモータの 発熱の影響を防止することができるため、より精密な温度管理を行うことが可能 となる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の撹拌装置によれば、マグネットカップリング方式 の撹拌装置に温度調整手段を備えるようにしたので、撹拌中の液温を一定温度ま たは所定の温度に温度管理することが可能となり、温度変化の影響を受けやすい 液体の連続撹拌に広く利用することができ、特に、2液混合型塗料の粘性変化や ポットライフの変化を防止することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例1の撹拌装置の全体を示す
縦断面図である。
【図2】実施例1の撹拌装置に係る容器の縦断面図であ
る。
【図3】実施例1の撹拌装置に係る温度調整器を示す図
である。
【図4】本考案による実施例2の撹拌装置の要部を示す
縦断面図である。
【符号の説明】
1 容器 2 蓋 3 液体 4 撹拌子 5 台 6 モータ 7 回転軸 8 円盤 9 永久磁石 10 保持部材 11a,11b 拡散板 12 ペルチェ素子 13 熱電対 14 吐出用ノズル 15 調整ナット 16 温度調整器 17 水 18 保持容器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を入れる容器と、前記容器中に投入
    した永久磁石よりなる撹拌子と、前記容器外にあって前
    記撹拌子を磁気的に回転させる駆動装置とからなる撹拌
    装置において、前記容器又は液体の温度を調整する温度
    調整手段を備えたことを特徴とする撹拌装置。
JP3615193U 1993-06-07 1993-06-07 攪拌装置 Withdrawn JPH07522U (ja)

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JP3615193U JPH07522U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 攪拌装置

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JP3615193U JPH07522U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 攪拌装置

Publications (1)

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JPH07522U true JPH07522U (ja) 1995-01-06

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ID=12461790

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JP3615193U Withdrawn JPH07522U (ja) 1993-06-07 1993-06-07 攪拌装置

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JP (1) JPH07522U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001062274A (ja) * 1999-07-22 2001-03-13 Compagnie Generale Des Matieres Nucleaires 磁気駆動の監視下での磁気撹拌器による媒体の撹拌、および関連装置
JP2005185913A (ja) * 2003-12-25 2005-07-14 Nippon Pulse Motor Co Ltd 撹拌装置
KR101353769B1 (ko) * 2012-07-19 2014-01-22 주식회사 포스코 교반기
JP2021000594A (ja) * 2019-06-20 2021-01-07 靖弘 下村 撹拌装置

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Effective date: 19971106