JPH0752025A - ホーニング加工方法およびその加工方法に用いるホーニングヘッド構造 - Google Patents

ホーニング加工方法およびその加工方法に用いるホーニングヘッド構造

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JPH0752025A
JPH0752025A JP5198474A JP19847493A JPH0752025A JP H0752025 A JPH0752025 A JP H0752025A JP 5198474 A JP5198474 A JP 5198474A JP 19847493 A JP19847493 A JP 19847493A JP H0752025 A JPH0752025 A JP H0752025A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honing
coolant
workpiece
head
honing head
Prior art date
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Pending
Application number
JP5198474A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Katsu
雅彦 勝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Priority to KR1019940019569A priority patent/KR0165702B1/ko
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B33/00Honing machines or devices; Accessories therefor
    • B24B33/02Honing machines or devices; Accessories therefor designed for working internal surfaces of revolution, e.g. of cylindrical or conical shapes
    • B24B33/027Honing machines or devices; Accessories therefor designed for working internal surfaces of revolution, e.g. of cylindrical or conical shapes using an unexpandable tool
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B55/00Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/02Equipment for cooling the grinding surfaces, e.g. devices for feeding coolant

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被加工物の内面にホーニング加工を行ってい
る間、被加工物の内面における上部分から下部分までに
クーラントを供給して均一な冷却を行い、均一なホーニ
ング仕上げを可能にしたホーニング加工方法およびその
加工方法に用いるホーニングヘッド構造を提供すること
にある。 【構成】 被加工物CBの内面Bを回転自在かつ往復動
自在なホーニングヘッド1の先端のホーニングツール7
に設けられた複数の砥石9でホーニング加工を行う際、
外部より供給されたクーラントを前記ホーニングヘッド
1に設けられたクーラント導入用フイン5A,5B,5
Cで、ホーニングツール7の外周部に形成されたクーラ
ント導入用溝11へ導くと共に、このクーラント導入用
溝11から前記クーラントを前記被加工物CBの内面B
へ導いて冷却することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被加工物の内面特に
シリンダブロックのボア等にホーニング加工を行うホー
ニング加工方法およびその加工方法に用いるホーニング
ヘッドに構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被加工物の内面特に、シリンダブ
ロックのボア等に高精度なホーニング加工を行う際、被
加工物内にホースでもってクーラントを供給し被加工物
の穴を冷却することが通常行われている。このクーラン
トの供給手段では、クーラントは単に重力によって被加
工物の穴を流下するだけであるため、被加工物の穴の上
部分は冷却されても下方へ進むにつれて被加工物の穴の
下部分は冷却されないという問題がある。
【0003】この被加工物の内面を冷却する改善手段と
しては、例えば実開昭56−48460号公報に示され
ているように、ホーニングヘッドの基部から先端側に向
けてホーニングヘッドのホーニングツール内に複数のク
ーラント導入用通路を設け、この各クーラント導入用通
路に連通したホーニングツールの胴部外周面にクーラン
ト放出口を設けたものが知られている。したがって、ク
ーラントをクーラント導入用通路へ導き、このクーラン
ト導入用通路からクーラント放出口を経てクーラントが
被加工物の内面へ導かれて被加工物の内面が冷却される
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の被加工物の内面を冷却する改善手段では、各クーラ
ント導入用通路の径が制限されると共にクーラント導入
用通路に供給されるクーラントの流量が少ないため、被
加工物の内面にホーニング加工を行っている間、クーラ
ントが被加工物の内面の下部分まで行かず、内面の下部
分が上部分に比べて冷却できない。
【0005】すなわち、内面の下部分が上部分に比べて
冷却しきれないから、内面の下部分が発熱して熱膨脹に
より内面の上部分に比べて広がってしまう(面圧が下
る)。したがって、ホーニング加工を行った後、内面の
上部分が内面の下部分に比べて広くなってしまうという
問題があった。
【0006】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ために、被加工物の内面にホーニングを行っている間、
被加工物の内面における上部分から下部分までクーラン
トを供給できるようにして均一な冷却を行い、均一なホ
ーニング仕上げを可能にしたホーニング加工方法および
その加工方法に用いるホーニングヘッド構造を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、被加工物の内面に回転自在かつ往復動
自在なホーニングヘッドの先端のホーニングツールに設
けられた複数の砥石でホーニング加工を行う際、外部よ
り供給されたクーラントを前記ホーニングヘッドに設け
られたクーラント導入用フインで、ホーニングツールの
外周部に形成されたクーラント導入用溝へ導くと共に、
このクーラント導入用溝から前記クーラントを前記被加
工物の内面へ導いて冷却することを特徴とするホーニン
グ加工方法である。
【0008】また、この発明は、回転自在かつ往復動自
在なホーニングヘッドと、このホーニングヘッドの先端
のホーニングツールに設けられ複数の砥石と、前記ホー
ニングヘッドの軸部に設けられたクーラント導入用フイ
ンと、前記ホーニングツール外周部に形成されたクーラ
ント導入用溝と、を備えてホーニングヘッド構造を構成
した。
【0009】
【作用】この発明のホーニング加工方法およびその加工
方法に用いるホーニングヘッド構造を採用することによ
り、ホーニングヘッドを回転せしめると共に往復動せし
めることによって,ホーニングヘッドの先端のホーニン
グツールに設けられた複数の砥石で被加工物の内面にホ
ーニング加工が行われる。
【0010】このホーニング加工を行う際、外部より供
給されたクーラントはホーニングヘッドに設けられたク
ーラント導入用フインへ導かれる。さらに、このクーラ
ント導入用フインからクーラントはホーニングツールの
外周部に形成されたクーラント導入用溝へ導かれる。
【0011】このクーラント導入用溝からクーラントは
被加工物の内面に導かれて被加工物の内面における上部
分から下部分まで均一に冷却されるから、ホーニング加
工を行った後の被加工物の内面における上部分が内面の
下部分に比べて広くなるようなことがなくなり、均一な
ホーニング加工が行われる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0013】図1を参照するに、被加工物としての例え
ば内燃機関のシリンダブロックCBが図示省略のベッド
上に設けられたワーク取付治具で位置決めセットされて
いる。このシリンダブロックCBのボアBの上方位置に
は回転自在かつ上下方向へ往復動自在のホーニングヘッ
ド1が設けられている。このホーニングヘッド1はすで
に公知の駆動装置により回転されると共に往復動される
ものである。ホーニングヘッド1の軸部3には複数のク
ーラント導入用フイン5A,5B,5Cが螺旋状に一体
化されている。このクーラント導入用フイン5A,5
B,5Cが一体化された軸部3の下部であるホーニング
ヘッド1の先端にはホーニングツール7が設けられてい
る。このホーニングツール7の外周部には、適宜な間隔
で複数の砥石9が設けられている。
【0014】前記ホーニングツール7の外周部に設けら
れた各砥石9の間には軸方向(図1において上下方向)
へ延伸した例えば断面が半円からなるクーラント導入溝
11が形成されている。
【0015】前記ワーク取付治具で位置決めセットされ
たシリンダブロックCB上には例えば複数のクーラント
用ノズル13を取付けた取付用リング部材15が設けら
れており、各クーラント用ノズル13からクラントが噴
射されて前記各クーラント導入用フイン5A,5B,5
Cに導かれるものである。
【0016】前記各クーラント用ノズル13は図示省略
のクーラント用収納タンクに連結されており、例えば油
圧ポンプの作動によりクーラントはクーラント用収納タ
ンクから配管を経て各クーラント用ノズル13から噴射
されるようになっている。
【0017】上記構成により、シリンダブロックCBの
ボアBの上方位置からホーニングヘッド1を回転せしめ
ると共に下降し、上下方向へ往復動せしめると、ホーニ
ングヘッド1の先端のホーニングツール7に設けられた
複数の砥石7でシリンダブロックCBのボアB内面にホ
ーニング加工が行われることになる。
【0018】このホーニング加工を行う際、シリンダブ
ロックCB上に設けられた取付用リング部材15に取付
けられている複数のクーラント用ノズル13からクーラ
ントが噴射されて、ホーニングヘッド1の軸部3に設け
られたクーラント導入用フイン5A,5B,5Cを経
て、クーラント導入用溝11へ導かれ、さらに、このク
ーラント導入用溝11からシリンダブロックボアB内部
へ導かれてボアB内面の上部から下部分まで冷却される
ことになる。
【0019】上述のようにシリンダブロックCBのボア
B内を冷却せしめることによって、ホーニング加工を行
っている間のボアBの上部分から下部分までの各位置の
温度を測定したところ、図2の実線で示されているよう
な温度分布が得られた。なお、図2の点線ので示した温
度分布が従来の冷却手段で冷却したものである。
【0020】この図2の実線、点線で示した温度分布か
ら判るように、従来の冷却手段ではボアBの位置が上部
分から下部分へ行くにつれてボアB内の温度が上昇して
いる。これに対して、本実施例の冷却では、ボアBの位
置が上部分から下部分へ行っても、各位置でほぼ同じ程
度の温度分布を示しており、このことから、均一に冷却
が行われていることが理解されよう。
【0021】また、ホーニング加工を行った後のボアB
の形状変化を測定したところ、図3の実線で示されてい
るような形状変形が得られた。なお、図3の点線で示し
た形状分布が従来の冷却手段で冷却したものである。
【0022】この図3の実線、点線で示した形状分布か
ら判るように、従来の冷却手段ではボアBの位置が上部
分から下部分へ行くにつれてボアBの形状変形が小さく
なっている。これに対して、本実施例の冷却ではボアB
の位置が上部分から下部分へ行っても、ほぼ同じ程度の
形状分布を示しており、このことからも、均一な冷却が
行われていることが理解されよう。
【0023】したがって、上述したホーニングヘッド構
造でもって、シリンダブロックCBのボアB内面を冷却
してホーニング加工を行うことによって、シリンダブロ
ックCBのボアB内面における上部分から下部分までに
クーラントが供給されて均一な冷却を行うことができ、
シリンダブロックCBのボアB内面の上部分が下部分に
比べて広くならず均一となり、均一なホーニング加工を
行うことができる。また、本実施例のホーニング加工は
粗ホーニング加工よりも細ホーニング加工に適用した方
が効果大である。
【0024】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。本実施例では被加工物
として内燃機関のシリンダブロックCBを例にとって説
明したが、それ以外の被加工物の内面をホーニング加工
するのに適用されることは勿論言うまでもない。クーラ
ント導入用溝の数はクーラント導入用溝の数に対応しな
くてもよいものである。
【0025】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れているとおりの構成であるから、被加工物の内面にホ
ーニング加工を行っている間、被加工物の内面における
上部分から下部分までにクーラントを供給して均一な冷
却を行うことができ、被加工物の内面の上部分が下部分
に比べて広くならず均一となり、均一なホーニング加工
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のホーニング加工を行う一実施例のホ
ーニングヘッドの正面図である。
【図2】この発明によるホーニング加工中におけるボア
の各位置における温度分布を示した図である。
【図3】この発明によるホーニング加工後のボアの各位
置における形状分布を示した図である。
【符号の説明】
1 ホーニングヘッド 3 軸部 5A,5B,5C クーラント導入用フイン 7 ホーニングツール 9 磁石 11 クーラント導入溝 13 クーラント用ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物の内面に回転自在かつ往復動自
    在なホーニングヘッドの先端のホーニングツールに設け
    られた複数の砥石でホーニング加工を行う際、外部より
    供給されたクーラントを前記ホーニングヘッドに設けら
    れたクーラント導入用フインで、ホーニングツールの外
    周部に形成されたクーラント導入用溝へ導くと共に、こ
    のクーラント導入用溝から前記クーラントを前記被加工
    物の内面へ導いて冷却することを特徴とするホーニング
    加工方法。
  2. 【請求項2】 回転自在かつ往復動自在なホーニングヘ
    ッドと、このホーニングヘッドの先端のホーニングツー
    ルに設けられた複数の砥石と、前記ホーニングヘッドの
    軸部に設けられたクーラント導入用フインと、前記ホー
    ニングツールの外周部に形成されたクーラント導入用溝
    と、を備えてなることを特徴とするホーニングヘッド構
    造。
JP5198474A 1993-08-10 1993-08-10 ホーニング加工方法およびその加工方法に用いるホーニングヘッド構造 Pending JPH0752025A (ja)

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KR1019940019569A KR0165702B1 (ko) 1993-08-10 1994-08-09 호닝 가공 방법 및 그 가공 방법에 이용하는 호닝 헤드 구조

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JP (1) JPH0752025A (ja)
KR (1) KR0165702B1 (ja)

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KR950005462A (ko) 1995-03-20
KR0165702B1 (ko) 1999-02-01

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