JPH0751917Y2 - 液殺菌処理装置 - Google Patents
液殺菌処理装置Info
- Publication number
- JPH0751917Y2 JPH0751917Y2 JP13105089U JP13105089U JPH0751917Y2 JP H0751917 Y2 JPH0751917 Y2 JP H0751917Y2 JP 13105089 U JP13105089 U JP 13105089U JP 13105089 U JP13105089 U JP 13105089U JP H0751917 Y2 JPH0751917 Y2 JP H0751917Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- liquid
- outlet
- precision filter
- flow meter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は食品機械の液体食品処理等に適用される液殺菌
処理装置に関する。
処理装置に関する。
従来は、液体食品の殺菌処理は全体を加熱殺菌処理して
いた。
いた。
従来は、上記したように、液体食品の殺菌処理は全体を
加熱殺菌処理をしており、加熱処理することによって、
色・香・味などの製品品質を損なっていた。また、液処
理液中の微生物を精密フィルターで除去すると、同時に
液体食品中の粗大な成分(例えば、果汁のパルプ質や果
肉など)も同時に除去されてしまう欠点があった。
加熱殺菌処理をしており、加熱処理することによって、
色・香・味などの製品品質を損なっていた。また、液処
理液中の微生物を精密フィルターで除去すると、同時に
液体食品中の粗大な成分(例えば、果汁のパルプ質や果
肉など)も同時に除去されてしまう欠点があった。
本考案は上記課題を解決するための次の手段を講ずる。
すなわち、液殺菌処理装置として、液体食品が供給さ
れ、微生物が過される精密フィルターと、同精密フィ
ルターの液出口に第1の入口が接続されるミキサと、
上記精密フィルターの炉滓出口に入口が接続される加熱
用の第1の熱交換器と、同第1の熱交換器の炉滓出口に
入口が接続され、その出口が上記ミキサの第2の入口に
接続される冷却用の第2の熱交換器と、上記精密フィル
ターの炉液出口部および炉滓出口部にそれぞれ接続され
る第1の流量計および第2の流量計と、上記ミキサの第
2の入口部に接続され上記第1の流量計および第2の流
量計の出力を受け同第2の入口の流量を所定の値に制御
する流量コントローラを有する流量調節弁とを設ける。
れ、微生物が過される精密フィルターと、同精密フィ
ルターの液出口に第1の入口が接続されるミキサと、
上記精密フィルターの炉滓出口に入口が接続される加熱
用の第1の熱交換器と、同第1の熱交換器の炉滓出口に
入口が接続され、その出口が上記ミキサの第2の入口に
接続される冷却用の第2の熱交換器と、上記精密フィル
ターの炉液出口部および炉滓出口部にそれぞれ接続され
る第1の流量計および第2の流量計と、上記ミキサの第
2の入口部に接続され上記第1の流量計および第2の流
量計の出力を受け同第2の入口の流量を所定の値に制御
する流量コントローラを有する流量調節弁とを設ける。
上記手段により、液体食品は精密フィルターに入り、微
生物や固形物が除去され第1の流量計を経てミキサの第
1の入口にはいる。
生物や固形物が除去され第1の流量計を経てミキサの第
1の入口にはいる。
一方、炉滓は第2の流量計を経て第1熱交換器に入り、
加熱殺菌処理される。次に第2熱交換器に入り常温に冷
却されたのち、流量調節弁を経てミキサの第2の入口に
入る。このとき、流量コントローラは第1の流量計と第
2の流量計の信号を受け、流量調節弁を所定の開度に制
御して、ミキサでの混合割合を所定値に維持する。
加熱殺菌処理される。次に第2熱交換器に入り常温に冷
却されたのち、流量調節弁を経てミキサの第2の入口に
入る。このとき、流量コントローラは第1の流量計と第
2の流量計の信号を受け、流量調節弁を所定の開度に制
御して、ミキサでの混合割合を所定値に維持する。
このようにして液体食品は、色・香・味などを含む液
は処理されることなく、固形分と殺菌のみが容易に連続
的に殺菌処理され、所定の混合比で混合されるようにな
る。
は処理されることなく、固形分と殺菌のみが容易に連続
的に殺菌処理され、所定の混合比で混合されるようにな
る。
本考案の一実施例を第1図により説明する。
貯液タンク2はポンプ3を経て精密フィルター3の入口
につながれる。精密フィルター3の液出口は止弁21、
第1の流量計10、逆止弁11、を経てミキサ12の第1の入
口につながれる。また精密フィルター3の炉滓出口は第
2の流量計13を経て、熱交換器20の加熱部aの炉滓入口
につながれる。
につながれる。精密フィルター3の液出口は止弁21、
第1の流量計10、逆止弁11、を経てミキサ12の第1の入
口につながれる。また精密フィルター3の炉滓出口は第
2の流量計13を経て、熱交換器20の加熱部aの炉滓入口
につながれる。
加熱部aの炉滓出口は第3方切換弁8の第1の出口、ホ
ールデングチューブ9を経て冷却部bの炉滓入口につな
がれる。またその炉滓出口は流量コントローラ14を有す
る流量調節弁15、逆止弁16を経て、ミキサ17の第2の入
口につながれる。ミキサ17の出口は次工程ライン17につ
ながれている。また流量コントローラ14は第1と第2の
流量計10,13から信号を受ける。(図示略)。
ールデングチューブ9を経て冷却部bの炉滓入口につな
がれる。またその炉滓出口は流量コントローラ14を有す
る流量調節弁15、逆止弁16を経て、ミキサ17の第2の入
口につながれる。ミキサ17の出口は次工程ライン17につ
ながれている。また流量コントローラ14は第1と第2の
流量計10,13から信号を受ける。(図示略)。
3方切換弁8の第2の出口は冷却用熱交換器7を経て、
リターンライン6につながれる。このラインは殺菌が不
十分なときに利用される。
リターンライン6につながれる。このラインは殺菌が不
十分なときに利用される。
図中1は液体食品の供給口、18は加熱殺菌処理に必要な
加熱熱媒体を常に所定温度に保って加熱部aに送液し循
環させる装置である。19は常温まで冷却するのに必要な
冷却水又は冷却媒体を冷却部bに送液又は循環させる装
置である。7は冷却水又は冷却媒体配管で冷却水又は冷
却媒体送液循環装置19と接続されている。
加熱熱媒体を常に所定温度に保って加熱部aに送液し循
環させる装置である。19は常温まで冷却するのに必要な
冷却水又は冷却媒体を冷却部bに送液又は循環させる装
置である。7は冷却水又は冷却媒体配管で冷却水又は冷
却媒体送液循環装置19と接続されている。
以上の構成において、液体食品は貯液タンク2からポン
プ3を経て精密フィルター4に送られる。精密フィルタ
ー4は過精度0.2μm程度で、液体食品中の微生物や
固型分が分離され、炉滓出口から第2の流量計13を経て
熱交換器20の加熱部aに入り加熱殺菌処理される。加熱
殺菌処理工程はさらに3方切換弁8を経てボールデング
チューブ9で所定時間継続される。その後冷却部bで常
温まで冷却されて流量調節弁15を経てミキサ12に入る。
プ3を経て精密フィルター4に送られる。精密フィルタ
ー4は過精度0.2μm程度で、液体食品中の微生物や
固型分が分離され、炉滓出口から第2の流量計13を経て
熱交換器20の加熱部aに入り加熱殺菌処理される。加熱
殺菌処理工程はさらに3方切換弁8を経てボールデング
チューブ9で所定時間継続される。その後冷却部bで常
温まで冷却されて流量調節弁15を経てミキサ12に入る。
一方、食品中の水分と可溶性成分は精密フィルター4を
通り、液となって第1の流量計10を経てミキサ12に入
る。ミキサ12で液と炉滓が混合され次工程へ送られ
る。このとき、流量コントローラ14は第1と第2の流量
計10,13の信号を受け、流量調節弁15の開度を制御し、
炉滓の流量を調節してミキサ12での混合率を所定の値に
維持する。
通り、液となって第1の流量計10を経てミキサ12に入
る。ミキサ12で液と炉滓が混合され次工程へ送られ
る。このとき、流量コントローラ14は第1と第2の流量
計10,13の信号を受け、流量調節弁15の開度を制御し、
炉滓の流量を調節してミキサ12での混合率を所定の値に
維持する。
以上のようにして、風味成分の液は処理されることな
く、固型分と細菌のみが加熱殺菌処理されて混合される
ので、液体食品の品質が高位に保たれる。また製品々質
に応じて固型分の混合比率が調節される。
く、固型分と細菌のみが加熱殺菌処理されて混合される
ので、液体食品の品質が高位に保たれる。また製品々質
に応じて固型分の混合比率が調節される。
以上に説明したように本考案は次の効果を奏する。
(1)液体食品の色・香・味を含む液は処理されるこ
となく固型分・微生物のみが加熱殺菌処理後冷却され、
インラインで連続的に混合されるので、液体食品の品質
が高位に保たれる。
となく固型分・微生物のみが加熱殺菌処理後冷却され、
インラインで連続的に混合されるので、液体食品の品質
が高位に保たれる。
(2)液と炉滓の比率を一定に保つことができ殺菌処
理後の液体食品の組成が一定で製品品質が安定する。
又、その比率を製品品種や要求される品質に応じて自由
に設定される。
理後の液体食品の組成が一定で製品品質が安定する。
又、その比率を製品品種や要求される品質に応じて自由
に設定される。
(3)フィルトレーションされない液体食品が精密フィ
ルターの過面を常時あらい、フィルトレーションの抵
抗となる固型分等の滞積物が少ない。
ルターの過面を常時あらい、フィルトレーションの抵
抗となる固型分等の滞積物が少ない。
第1図は、本考案の一実施例に係る液殺菌処理装置の構
成図。 4…精密フィルター,8…三方切換弁,9…ホールディング
チューブ,10…流量計,12…ミキサー,13…流量計,14…流
量コントローラー,15…流量調節弁,20…熱交換器,21…
止弁。
成図。 4…精密フィルター,8…三方切換弁,9…ホールディング
チューブ,10…流量計,12…ミキサー,13…流量計,14…流
量コントローラー,15…流量調節弁,20…熱交換器,21…
止弁。
Claims (1)
- 【請求項1】液体食品が供給され、微生物が過される
精密フィルターと、同精密フィルターの液出口に第1
の入口が接続されるミキサと、上記精密フィルターの炉
滓出口に入口が接続される加熱用の第1の熱交換器と、
同第1の熱交換器の炉滓出口に入口が接続され、その出
口が上記ミキサの第2の入口に接続される冷却用の第2
の熱交換器と、上記精密フィルターの炉液出口部および
炉滓出口部にそれぞれ接続される第1の流量計および第
2の流量計と、上記ミキサの第2の入口部に接続され上
記第1の流量計および第2の流量計の出力を受け同第2
の入口の流量を所定の値に制御する流量コントローラを
有する流量調節弁とを備えてなることを特徴とする液殺
菌処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13105089U JPH0751917Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 液殺菌処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13105089U JPH0751917Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 液殺菌処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0371793U JPH0371793U (ja) | 1991-07-19 |
JPH0751917Y2 true JPH0751917Y2 (ja) | 1995-11-29 |
Family
ID=31678579
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13105089U Expired - Lifetime JPH0751917Y2 (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 液殺菌処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751917Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP13105089U patent/JPH0751917Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0371793U (ja) | 1991-07-19 |
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