JPH0751508A - フィルタ - Google Patents
フィルタInfo
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- JPH0751508A JPH0751508A JP6143429A JP14342994A JPH0751508A JP H0751508 A JPH0751508 A JP H0751508A JP 6143429 A JP6143429 A JP 6143429A JP 14342994 A JP14342994 A JP 14342994A JP H0751508 A JPH0751508 A JP H0751508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ferrule
- shell
- filter
- opening
- slot
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D36/00—Filter circuits or combinations of filters with other separating devices
- B01D36/003—Filters in combination with devices for the removal of liquids
- B01D36/006—Purge means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/22—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
- F02M37/24—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by water separating means
- F02M37/26—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by water separating means with water detection means
- F02M37/28—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by water separating means with water detection means with means activated by the presence of water, e.g. alarms or means for automatic drainage
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/22—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
- F02M37/32—Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用寿命が長く、耐漏性に優れ、内燃機関の
高い脈動圧力が加わった燃料を濾過するのに適した、フ
ィルタを提供することにある。 【構成】 本発明のフィルタは、中央開口部２１を備え
たドーム状端部１４が形成された薄板金製のシェル１３
に取り付けられたフェルール２０を有する。フェルール
２０をシェル１３に固定的に取り付けるため、フェルー
ル２０には、開口部２１の周りに所定角度おいて配置さ
れたタブ２８を受入れ、これと相互係止するように配置
された４つのスロット２６が設けられている。
高い脈動圧力が加わった燃料を濾過するのに適した、フ
ィルタを提供することにある。 【構成】 本発明のフィルタは、中央開口部２１を備え
たドーム状端部１４が形成された薄板金製のシェル１３
に取り付けられたフェルール２０を有する。フェルール
２０をシェル１３に固定的に取り付けるため、フェルー
ル２０には、開口部２１の周りに所定角度おいて配置さ
れたタブ２８を受入れ、これと相互係止するように配置
された４つのスロット２６が設けられている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、全体としてフィルタに
関し、更に詳細には、燃料フィルタに使用される、改良
されたドレン／充填／センサポートに関するものであ
る。
関し、更に詳細には、燃料フィルタに使用される、改良
されたドレン／充填／センサポートに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関用の燃料／水分離器のような燃
料フィルタは、フィルタエレメントを収容した薄板金属
製の閉鎖容器即ちシェルを有し、フィルタエレメント
は、コイルばねでシェル内に保持され且つ配置されてい
る。代表的な作動では、燃料はフィルタエレメントを通
って流れ、この際、水及び分子量の大きな粒子が燃料か
ら分離され、シェルのドーム状の下部分１４に溜まる。
フィルタプロセスにより溜まった水及び他の汚染物をシ
ェルから定期的にドレンしなければならない。この目的
のため、シェルのドーム状の端部には中央開口部を持つ
ポート、及び雌ねじを備えた金属製リングの形態のフェ
ルール（ferrule）が設けられる。通常は、ドレンプラ
グをフェルールにねじ込む。変形例では、選択的に作動
自在であり且つ閉鎖可能なドレン弁を備えたセンサをフ
ェルールにねじ込むのがよい。センサは、フィルタ内の
種々の状態を検出するのに使用される。
料フィルタは、フィルタエレメントを収容した薄板金属
製の閉鎖容器即ちシェルを有し、フィルタエレメント
は、コイルばねでシェル内に保持され且つ配置されてい
る。代表的な作動では、燃料はフィルタエレメントを通
って流れ、この際、水及び分子量の大きな粒子が燃料か
ら分離され、シェルのドーム状の下部分１４に溜まる。
フィルタプロセスにより溜まった水及び他の汚染物をシ
ェルから定期的にドレンしなければならない。この目的
のため、シェルのドーム状の端部には中央開口部を持つ
ポート、及び雌ねじを備えた金属製リングの形態のフェ
ルール（ferrule）が設けられる。通常は、ドレンプラ
グをフェルールにねじ込む。変形例では、選択的に作動
自在であり且つ閉鎖可能なドレン弁を備えたセンサをフ
ェルールにねじ込むのがよい。センサは、フィルタ内の
種々の状態を検出するのに使用される。
【０００３】使用に当たっては、フィルタに高圧が作用
し、及び従ってポートは、漏れが起こらないように及び
高圧環境で破損が起こらないように設計されていなけれ
ばなない。従来の設計のドレン／充填／センサポートを
使用する商業的に入手可能なフィルタには、高圧が繰り
返し加えられる場合、性能に対する大きな制限がある。
試験を行うと、現在商業的に入手可能な一つのフィルタ
ハウジングは、１６．１７kg/cm2（２３０psi ）の平均
圧力で破裂し、５３０００回の試験サイクルの後に交換
する必要がある。
し、及び従ってポートは、漏れが起こらないように及び
高圧環境で破損が起こらないように設計されていなけれ
ばなない。従来の設計のドレン／充填／センサポートを
使用する商業的に入手可能なフィルタには、高圧が繰り
返し加えられる場合、性能に対する大きな制限がある。
試験を行うと、現在商業的に入手可能な一つのフィルタ
ハウジングは、１６．１７kg/cm2（２３０psi ）の平均
圧力で破裂し、５３０００回の試験サイクルの後に交換
する必要がある。
【０００４】従来のフィルタのポートは、多くの場合、
六角形の開口部がドーム状のシェルの中央に打ち抜きに
よって形成されている。次いで、フェルールを開口部内
に位置決めし、プラスチゾルのような接着剤シーラント
でシェルに固定し、ポートを完成する。この設計は、高
圧が加わると六角形の中央開口部の隅部に疲労亀裂が迅
速に生じるため、最適とは言いがたいものである。極端
な場合には、こうした疲労亀裂が最終的に破裂を引き起
こす。これは、使用中、燃料がフィルタを通して高圧で
連続的に圧送され、比較的大きな応力がポートに作用す
るためである。
六角形の開口部がドーム状のシェルの中央に打ち抜きに
よって形成されている。次いで、フェルールを開口部内
に位置決めし、プラスチゾルのような接着剤シーラント
でシェルに固定し、ポートを完成する。この設計は、高
圧が加わると六角形の中央開口部の隅部に疲労亀裂が迅
速に生じるため、最適とは言いがたいものである。極端
な場合には、こうした疲労亀裂が最終的に破裂を引き起
こす。これは、使用中、燃料がフィルタを通して高圧で
連続的に圧送され、比較的大きな応力がポートに作用す
るためである。
【０００５】更に、従来のポート設計には二つのシール
箇所が必要であり、これは、上述の破裂の問題の他に漏
れの問題を引き起こす。第１のシール箇所は、フェルー
ルとシェルとの間にあり、接着剤シーラントを用いてフ
ェルールをシェルに取り付けることによってシールされ
る。こうした接着剤は、最終的には緩くなり、これによ
って、フェルールとシェルとの間に開放隙間を構成し、
漏れを引き起こす。第２のシールは、フェルールとドレ
ンプラグ又はセンサとの間に配置されたＯ−リングであ
る。多くのシール装置が設けられているため、多くの漏
れ経路が形成され、こうしたシールを含むフィルタは比
較的短時間で漏れを起こす。
箇所が必要であり、これは、上述の破裂の問題の他に漏
れの問題を引き起こす。第１のシール箇所は、フェルー
ルとシェルとの間にあり、接着剤シーラントを用いてフ
ェルールをシェルに取り付けることによってシールされ
る。こうした接着剤は、最終的には緩くなり、これによ
って、フェルールとシェルとの間に開放隙間を構成し、
漏れを引き起こす。第２のシールは、フェルールとドレ
ンプラグ又はセンサとの間に配置されたＯ−リングであ
る。多くのシール装置が設けられているため、多くの漏
れ経路が形成され、こうしたシールを含むフィルタは比
較的短時間で漏れを起こす。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の燃料フィルタポート設計の構造上の脆弱箇所をなくす
ことによってフィルタの使用寿命を延ばす燃料フィルタ
で使用するための改良ドレン／充填／センサポートを提
供することである。これと関連した目的は、耐漏性に優
れ、内燃エンジンと関連した高い脈動圧力が加わった燃
料を濾過する上で固有の応力に耐えることのできるポー
トを提供することである。
の燃料フィルタポート設計の構造上の脆弱箇所をなくす
ことによってフィルタの使用寿命を延ばす燃料フィルタ
で使用するための改良ドレン／充填／センサポートを提
供することである。これと関連した目的は、耐漏性に優
れ、内燃エンジンと関連した高い脈動圧力が加わった燃
料を濾過する上で固有の応力に耐えることのできるポー
トを提供することである。
【０００７】本発明の別の目的は、シール箇所が一つし
かないポートを提供することである。これと関連した目
的は、フェルールとシェルとの間に別体のシールを必要
とせず、フェルールをシェルに取り付けるのに接着剤を
必要としないポートを提供することである。
かないポートを提供することである。これと関連した目
的は、フェルールとシェルとの間に別体のシールを必要
とせず、フェルールをシェルに取り付けるのに接着剤を
必要としないポートを提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、フェルールが
フィルタシェルと直接協働する特別の構造のドレン／充
填／センサポートを提供することによって、上述の目的
を達成し、従来技術の欠点を克服する。この構造によ
り、フェルールとシェルとの間に特別のシールを設ける
必要がなく、これによって漏れが起こる機会を最小にす
る。更に、フェルールをフィルタシェルに取り付ける独
特の方法により、亀裂が生じ難く高圧の燃料の濾過と関
連した応力に耐えることのできる強いポートを形成でき
る。かくして、本発明のポートにより、使用寿命の長い
改良燃料フィルタが得られる。
フィルタシェルと直接協働する特別の構造のドレン／充
填／センサポートを提供することによって、上述の目的
を達成し、従来技術の欠点を克服する。この構造によ
り、フェルールとシェルとの間に特別のシールを設ける
必要がなく、これによって漏れが起こる機会を最小にす
る。更に、フェルールをフィルタシェルに取り付ける独
特の方法により、亀裂が生じ難く高圧の燃料の濾過と関
連した応力に耐えることのできる強いポートを形成でき
る。かくして、本発明のポートにより、使用寿命の長い
改良燃料フィルタが得られる。
【０００９】上述のように、ドレン／充填／センサポー
トのフェルールは、フィルタシェルに直接取り付けられ
るように設計されている。この目的のため、フィルタシ
ェルのドーム状部分には、フェルールに形成されたスロ
ットに挿入されるようになったタブが形成された中央開
口部が設けられている。このようなスロットは、フェル
ールの周囲に亘って等間隔に間隔を隔てられており、シ
ェルから突出したタブを受入れるようになっている。開
口部と隣接したシェルの端部を内方に巻き込むと、タブ
がフェルールのスロットに挿入され、フェルールをシェ
ルに固定的に取り付ける。シェルがフェルールの周りに
及びフェルール内に巻き込まれるため、これらの二つの
構造を互いに保持するのに接着剤を必要としない。更
に、フェルール及び巻き込んだシェルの相互作用によ
り、これらの二つの要素間の漏れをなくすシールの必要
がない。更に、スロットは、好ましくは、フェルールの
雌ねじの外方に配置され、そのため、従来のドレンプラ
グ又はセンサのＯ−リングを配置して漏れが起こらない
ようにするのがよい。
トのフェルールは、フィルタシェルに直接取り付けられ
るように設計されている。この目的のため、フィルタシ
ェルのドーム状部分には、フェルールに形成されたスロ
ットに挿入されるようになったタブが形成された中央開
口部が設けられている。このようなスロットは、フェル
ールの周囲に亘って等間隔に間隔を隔てられており、シ
ェルから突出したタブを受入れるようになっている。開
口部と隣接したシェルの端部を内方に巻き込むと、タブ
がフェルールのスロットに挿入され、フェルールをシェ
ルに固定的に取り付ける。シェルがフェルールの周りに
及びフェルール内に巻き込まれるため、これらの二つの
構造を互いに保持するのに接着剤を必要としない。更
に、フェルール及び巻き込んだシェルの相互作用によ
り、これらの二つの要素間の漏れをなくすシールの必要
がない。更に、スロットは、好ましくは、フェルールの
雌ねじの外方に配置され、そのため、従来のドレンプラ
グ又はセンサのＯ−リングを配置して漏れが起こらない
ようにするのがよい。
【００１０】フィルタシェルを内方に巻き込むことによ
って、フェルールが専用のシールを使用することなく所
定位置に係止されるばかりでなく、従来の設計の六角形
の開口部と関連した問題点をなくすように円形の中央開
口部を形成する。その結果、ドレン／充填／センサポー
トの中央開口部は、隅部又は同様の脆弱な箇所をつくり
だすことによってフィルタシェルの個々の区分を脆弱化
することがないため、六角形の設計が被る疲労による亀
裂が生じない。その代わりに、ポートを取り囲むシェル
の全領域には燃料の流れにより応力が均等に加わる。か
くして、本発明は、従来のフィルタよりも破裂が起こり
難い燃料フィルタを提供する。
って、フェルールが専用のシールを使用することなく所
定位置に係止されるばかりでなく、従来の設計の六角形
の開口部と関連した問題点をなくすように円形の中央開
口部を形成する。その結果、ドレン／充填／センサポー
トの中央開口部は、隅部又は同様の脆弱な箇所をつくり
だすことによってフィルタシェルの個々の区分を脆弱化
することがないため、六角形の設計が被る疲労による亀
裂が生じない。その代わりに、ポートを取り囲むシェル
の全領域には燃料の流れにより応力が均等に加わる。か
くして、本発明は、従来のフィルタよりも破裂が起こり
難い燃料フィルタを提供する。
【００１１】高い耐漏性及び耐破裂性という二つの品質
の組み合わせによって、使用寿命が従来のフィルタより
もかなり長い燃料フィルタがえられる。更に、本発明
は、従来のフィルタよりも高い圧力に耐えることができ
るという点で作動特性が改善された燃料フィルタを提供
する。本発明に従ってつくられたフィルタは、作動特性
及び寿命が改善されているため、交換頻度が低く、こう
したフィルタの使用者に課せられる保守費が少ない。
の組み合わせによって、使用寿命が従来のフィルタより
もかなり長い燃料フィルタがえられる。更に、本発明
は、従来のフィルタよりも高い圧力に耐えることができ
るという点で作動特性が改善された燃料フィルタを提供
する。本発明に従ってつくられたフィルタは、作動特性
及び寿命が改善されているため、交換頻度が低く、こう
したフィルタの使用者に課せられる保守費が少ない。
【００１２】本発明のこれらの及び他の特徴及び利点
は、本発明の好ましい実施例の以下の説明を添付図面を
参照して読むことにより更に容易に明らかになるであろ
う。
は、本発明の好ましい実施例の以下の説明を添付図面を
参照して読むことにより更に容易に明らかになるであろ
う。
【００１３】
【実施例】本発明のドレン／充填／センサポート１０
を、例示の目的で、ディーゼルエンジンのような内燃機
関で使用する種類の燃料／水分離器１２と関連して添付
図面に示す。分離器は、フィルタエレメント１４ａを収
容した薄板金製の閉鎖容器即ちシェル１３を有し、フィ
ルタエレメントはコイルばね１５によってシェル内に保
持され且つ配置されている。代表的な作動中、燃料はフ
ィルタエレメントを通って流れ、この際、水及び分子量
の大きな粒子が燃料から分離され、シェルのドーム状の
下部分１４に溜まる。
を、例示の目的で、ディーゼルエンジンのような内燃機
関で使用する種類の燃料／水分離器１２と関連して添付
図面に示す。分離器は、フィルタエレメント１４ａを収
容した薄板金製の閉鎖容器即ちシェル１３を有し、フィ
ルタエレメントはコイルばね１５によってシェル内に保
持され且つ配置されている。代表的な作動中、燃料はフ
ィルタエレメントを通って流れ、この際、水及び分子量
の大きな粒子が燃料から分離され、シェルのドーム状の
下部分１４に溜まる。
【００１４】汚染物を除去するため、シェル１３を定期
的にドレンしなければならない。本発明の場合には、ド
レンは、分離器１２内の種々の状態を検出するセンサ１
６と関連した内弁（図示せず）で行われる。センサ１６
には、ポート１０にねじ込まれるねじ山を備えたネック
１７が形成されている。しかしながら、センサの代わり
にねじ山を備えたドレンプラグ（図示せず）を使用でき
るということは理解されよう。
的にドレンしなければならない。本発明の場合には、ド
レンは、分離器１２内の種々の状態を検出するセンサ１
６と関連した内弁（図示せず）で行われる。センサ１６
には、ポート１０にねじ込まれるねじ山を備えたネック
１７が形成されている。しかしながら、センサの代わり
にねじ山を備えたドレンプラグ（図示せず）を使用でき
るということは理解されよう。
【００１５】本発明によれば、特別に形成したフェルー
ル２０がシェル１２の特別に形成した開口部２１と協働
して、耐漏性及び耐破裂性の高いポート１０を形成す
る。この設計により、漏れをなくし且つシェルの強度を
高めるのに必要とされるシールの数が最小になる。更
に、以下に更に詳細に説明すあるように、本発明の製造
方法は簡単であり、効率的であり、且つ安価である。
ル２０がシェル１２の特別に形成した開口部２１と協働
して、耐漏性及び耐破裂性の高いポート１０を形成す
る。この設計により、漏れをなくし且つシェルの強度を
高めるのに必要とされるシールの数が最小になる。更
に、以下に更に詳細に説明すあるように、本発明の製造
方法は簡単であり、効率的であり、且つ安価である。
【００１６】図２に示すように、フェルール２０は、雌
ねじ２３を持つ上区分２２が形成された金属製リング即
ち本体からなる。フェルールは、更に、孔２５を構成す
るねじ山を備えていない下区分２４を有する。この区分
の直径は、ねじ山を備えた部分２３が構成する孔の直径
よりも幾分大きい。センサ１６のねじ山が設けられネッ
ク１７は、フェルール１０のねじ山を備えた部分２３に
ねじ込まれるような大きさである。
ねじ２３を持つ上区分２２が形成された金属製リング即
ち本体からなる。フェルールは、更に、孔２５を構成す
るねじ山を備えていない下区分２４を有する。この区分
の直径は、ねじ山を備えた部分２３が構成する孔の直径
よりも幾分大きい。センサ１６のねじ山が設けられネッ
ク１７は、フェルール１０のねじ山を備えた部分２３に
ねじ込まれるような大きさである。
【００１７】本発明を実施するに当たり、角度的に間隔
を隔てられた複数のスロット２６をフェルール２０に形
成する。ここで説明する実施例では、等間隔に間隔が隔
てられた四つのスロットがフェルールに設けられてい
る。これらのスロットは、ほぼ円弧状形状であり、ねじ
山２３の直ぐ下にあるフェルールの下区分２４を完全に
貫通している。
を隔てられた複数のスロット２６をフェルール２０に形
成する。ここで説明する実施例では、等間隔に間隔が隔
てられた四つのスロットがフェルールに設けられてい
る。これらのスロットは、ほぼ円弧状形状であり、ねじ
山２３の直ぐ下にあるフェルールの下区分２４を完全に
貫通している。
【００１８】フェルール２０に設けられたスロット２６
はシェル１３のドーム状端部１４と協働し、フェルール
をシェルに係止する。この目的のため、シェルのドーム
状端部の中央開口部の周囲には、スロットと嵌合するよ
うになった角度的に間隔を隔てられた四対のタブ２８が
形成されており（図５参照）、各タブ対の角度寸法は、
スロット２６の角度寸法よりも僅かに小さい。
はシェル１３のドーム状端部１４と協働し、フェルール
をシェルに係止する。この目的のため、シェルのドーム
状端部の中央開口部の周囲には、スロットと嵌合するよ
うになった角度的に間隔を隔てられた四対のタブ２８が
形成されており（図５参照）、各タブ対の角度寸法は、
スロット２６の角度寸法よりも僅かに小さい。
【００１９】タブ２８は、シェル１３を打ち抜いて開口
部２１を形成する際にシェルのドーム状端部１４に形成
される。最初に形成されたとき、タブは、図５及び図６
に示すように、開口部の縁部から半径方向内方に延びて
いる。その後、開口部２１の周囲が、図７に示すよう
に、シェルの下から見て円形になるように、タブ２８を
シェル内に上方にシェルに対して直角に曲げる（図８参
照）。四対のタブの外側の廻りの周囲寸法は、フェルー
ル２０の下区分２４の孔２５の周囲よりも僅かに小さ
い。
部２１を形成する際にシェルのドーム状端部１４に形成
される。最初に形成されたとき、タブは、図５及び図６
に示すように、開口部の縁部から半径方向内方に延びて
いる。その後、開口部２１の周囲が、図７に示すよう
に、シェルの下から見て円形になるように、タブ２８を
シェル内に上方にシェルに対して直角に曲げる（図８参
照）。四対のタブの外側の廻りの周囲寸法は、フェルー
ル２０の下区分２４の孔２５の周囲よりも僅かに小さ
い。
【００２０】タブ２８を図８に示すように位置決めした
状態でフェルール２０をシェル１３の上端からシェル内
に挿入し、孔２５をタブと入れ子になるように配置す
る。その後、開口部２１と隣接した材料からなる円形の
ストリップ３０を図９に示すように上方に９０°に亘っ
て巻き込み、これによって、タブ２８をスロット２６内
に巻き込み、フェルールの下縁部にクリンプ加工する。
その結果、フェルールをシェル内に軸線方向に捕捉する
ように、フェルール２０の下区分２４がタブの下側とシ
ェルのドーム状端部１４の上側との間にクリンプされ
る。タブ２８の側縁部がスロット２６の端部と係合し、
フェルールの角度移動を制限し、この際、円形のストリ
ップ３０が孔２５の縁部と協働するフランジを構成し、
フェルールの半径方向移動を制限する。従って、フェル
ールはシェルに固定的に係止される。孔２５の直径がね
じ山を備えた孔２３の直径よりも大きいため、フランジ
３０はセンサ１６のネック１７を孔２３にねじ込むのに
干渉しない。
状態でフェルール２０をシェル１３の上端からシェル内
に挿入し、孔２５をタブと入れ子になるように配置す
る。その後、開口部２１と隣接した材料からなる円形の
ストリップ３０を図９に示すように上方に９０°に亘っ
て巻き込み、これによって、タブ２８をスロット２６内
に巻き込み、フェルールの下縁部にクリンプ加工する。
その結果、フェルールをシェル内に軸線方向に捕捉する
ように、フェルール２０の下区分２４がタブの下側とシ
ェルのドーム状端部１４の上側との間にクリンプされ
る。タブ２８の側縁部がスロット２６の端部と係合し、
フェルールの角度移動を制限し、この際、円形のストリ
ップ３０が孔２５の縁部と協働するフランジを構成し、
フェルールの半径方向移動を制限する。従って、フェル
ールはシェルに固定的に係止される。孔２５の直径がね
じ山を備えた孔２３の直径よりも大きいため、フランジ
３０はセンサ１６のネック１７を孔２３にねじ込むのに
干渉しない。
【００２１】ポート１０のシールは、センサ１６のネッ
ク１７と入れ子になった単一のＯ−リング３５（図１参
照）によって行われ、このＯ−リングは、センサをフェ
ルール２０にきつくねじ込むと、フランジ３０の下領域
とセンサの半径方向外方に延びるフランジ３３との間で
圧縮される。かくして、シェル１２からの漏れ領域は一
つしかなく、この領域はＯ−リング３５によってぴった
りとシールされる。
ク１７と入れ子になった単一のＯ−リング３５（図１参
照）によって行われ、このＯ−リングは、センサをフェ
ルール２０にきつくねじ込むと、フランジ３０の下領域
とセンサの半径方向外方に延びるフランジ３３との間で
圧縮される。かくして、シェル１２からの漏れ領域は一
つしかなく、この領域はＯ−リング３５によってぴった
りとシールされる。
【００２２】上述の製造方法は簡単で対費用効果に優
れ、効率的であるということは当業者には理解されよ
う。この方法では、ポートの設置に接着剤を使用する必
要がない。更に、本発明の方法は、フィルタ１２の使用
寿命を延ばすポートを提供する。本発明に従ってつくら
れたフィルタは優れた性能を発揮し、破裂する前に２
１．０９kg/cm2（３００psi ）の圧力に十分に耐え、交
換が必要になる前に５０００００サイクルのパルス試験
が加えられる。
れ、効率的であるということは当業者には理解されよ
う。この方法では、ポートの設置に接着剤を使用する必
要がない。更に、本発明の方法は、フィルタ１２の使用
寿命を延ばすポートを提供する。本発明に従ってつくら
れたフィルタは優れた性能を発揮し、破裂する前に２
１．０９kg/cm2（３００psi ）の圧力に十分に耐え、交
換が必要になる前に５０００００サイクルのパルス試験
が加えられる。
【図１】本発明の教示に従って形成したドレン／充填／
センサポートを使用した燃料フィルタの部分断面図であ
る。
センサポートを使用した燃料フィルタの部分断面図であ
る。
【図２】フェルールの斜視図である。
【図３】図２に示すフェルールの拡大断面図である。
【図４】図３の４−４線に沿った断面図である。
【図５】最初の成形段階での中央開口部を示すフィルタ
シェルの底面図である。
シェルの底面図である。
【図６】図５の６−６線に沿ったフィルタシェルの部分
断面図である。
断面図である。
【図７】中間工程でのフィルタシェルの中央開口部を示
す図５と同様の底面図である。
す図５と同様の底面図である。
【図８】図７の８−８線に沿ったフィルタシェルの部分
断面図である。
断面図である。
【図９】シェルに一杯に取り付けたフェルールを示す拡
大部分図である。
大部分図である。
１０ ドレン／充填／センサポート １２ 燃料／水分離器 １３ シェル １４ ドーム状部分 １４ａ フィルタエレメント １５ コイルばね １６ センサ １７ ネック ２０ フェルール（ferrule） ２１ 開口部 ２２ 上区分 ２３ 雌ねじ ２４ 下区分 ２５ 孔 ２６ スロット ２８ タブ ３０ ストリップ ３５ Ｏ−リング
フロントページの続き (72)発明者 ウィルハレム・エイ・エイ・パールバーグ アメリカ合衆国ネブラスカ州キアニー，メ イプル・ドライブ，ナンバー ６
Claims (6)
- 【請求項１】 フィルタエレメントを収容し、かつ、端
部の中央に貫通開口部を有する、薄板金属製シェルと、
半径方向内方に開口しかつ所定角度をおいて配置された
複数のスロットが形成され、内側にねじが形成され、前
記開口部付近に配置された、フェルールと、前記開口部
付近に前記シェルと一体に形成され、前記フェルールを
前記シェルに係止するため前記スロットの内部で半径方
向外方に延在し、かつ、所定角度をおいて配置された、
複数のタブとを有する、フィルタ。 - 【請求項２】 前記タブは前記スロットの表面と係合し
て、前記フェルールを前記シェルの前記端部に対して軸
線方向にクランプする、請求項１に記載のフィルタ。 - 【請求項３】 前記タブは、前記フェルールの前記シェ
ルに対する回転を制限するために、前記スロットの端部
と係合可能である、請求項２に記載のフィルタ。 - 【請求項４】 前記フェルールは前記スロットの半径方
向内方に配置された中央孔を有し、前記開口部は前記フ
ェルールの前記シェルの半径方向への移動を制限するた
め、前記中央孔内に配置された軸線方向に延びる環状フ
ランジを有する、請求項３に記載のフィルタ。 - 【請求項５】 前記フェルールはねじ付きの孔を有し、
該ねじ付きの孔は前記中央孔と同軸であると共に前記中
央孔から軸線方向に間隔をおいて配置され、前記ねじ付
きの孔の直径は前記中央孔の直径よりも小さく、かつ、
前記環状フランジの内径以下である、請求項４に記載の
フィルタ。 - 【請求項６】 更に、前記ねじ付きの孔にねじ込まれた
ねじ部材と前記ねじ部材を取り囲むＯ−リングとを有
し、該Ｏ−リングは、前記開口部を密封するように、前
記フランジに対して押圧されている、請求項５に記載の
フィルタ。
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| US08/098,572 US5322624A (en) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | Fuel filter with drain/fill/sensor port |
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