JPH0751474Y2 - 閉じ紐付き包装用袋 - Google Patents

閉じ紐付き包装用袋

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JPH0751474Y2
JPH0751474Y2 JP13239789U JP13239789U JPH0751474Y2 JP H0751474 Y2 JPH0751474 Y2 JP H0751474Y2 JP 13239789 U JP13239789 U JP 13239789U JP 13239789 U JP13239789 U JP 13239789U JP H0751474 Y2 JPH0751474 Y2 JP H0751474Y2
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bag
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則治 藤原
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THE PACK CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は閉じ紐付き包装用袋に関する。
従来の技術と課題 従来、閉じ紐付き包装用袋として、第9図に示すよう
に、袋本体(31)の前後壁(32)(33)の外面上端に、
前後一対の閉じ紐覆い用帯状片(35)(36)を、前後壁
(32)(33)との間に閉じ紐(43)(44)を袋本体(3
1)の開口縁に沿って挿通状態に配設しうる程度の隙間
をあけて熱融着し、この隙間に2本の閉じ紐(43)(4
4)を袋本体の前後壁(32)(33)を囲繞させ、かつ互
いの反対側の一端部において各々の長さ方向の両端部が
露出する状態に挿入し、露出した両端部を熱融着して操
作部(45)(45)とした閉じ紐付包装用袋は公知である
(実開昭62-22941号公報参照)。
しかしながら、このような包装用袋において、2本の閉
じ紐(43)(44)を前記のように袋本体(31)を囲繞す
るように配設し、かつ袋本体(31)と別体の前後一対の
閉じ紐覆い用帯状片(35)(36)を袋本体(31)に熱融
着しなければならないので、機械的生産がいささか困難
であり、生産性が悪いという難点があった。
また、前記操作部(45)(45)が袋本体(31)の側方に
突出しているためにいささか外観体裁にも劣るという難
点があった。
この考案は、このような問題点に鑑みてなされたもの
で、機械的生産に適しかつ生産性も良好であり、外観体
裁にも優れた閉じ紐付包装用袋を提供することを目的と
するものである。
課題を解決するための手段 この考案は、上記目的を達成するために、ポリエチレン
等の熱可塑性合成樹脂フィルムないしはシートから作製
され、開口縁から折返された折返し片がその先端部を前
後壁に幅方向に熱融着されて開口縁に沿って前後一対の
閉じ紐装着用筒状部が設けられた袋本体と、前記閉じ紐
装着用筒状部内に挿入され、互いに反対側の一端部を操
作部として反対方向に引き絞ることにより前記開口縁を
集束状態に閉じ合わせうる一対の閉じ紐とからなり、 前記各閉じ紐は、熱可塑性合成樹脂製の前後一対の閉じ
紐構成部材から構成され、この前後一対の閉じ紐構成部
材は、操作部としての一端部において前記袋本体から分
離されうる状態のもとに、袋本体の前後壁の一側端の融
着線上で相互に融着一体化されると共に、他端部におい
て前記袋本体と合一的に袋本体の他側端の融着線上で相
互に融着一体化されてなるてなる構成を採用するもので
ある。
実施例 以下、この考案の構成を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図ないし第5図に示す第1実施例において、(1)
は上端が開口した偏平筒状の袋本体で、ポリエチレン等
の熱可塑性合成樹脂フィルムないしはシートから作製さ
れ、前後壁(2)(3)が左右両端側において互いに熱
融着されている。(4)はその融着部である。
(5)(6)は、袋本体(1)の前後壁(2)(3)の
上端部内面に設けられた前後一対の閉じ紐装着用筒状部
で、前後壁(2)(3)の上端縁から延設され内方に折
返された折り返し片(7)(8)の先端部が前後壁
(2)(3)の内面に幅方向に熱融着されることにより
形成されたものである。(9)(10)はその融着部であ
る。この前後一対の閉じ紐装着用筒状部(5)(6)
は、左右両側端が、袋本体(1)の前後壁(2)(3)
の左右両側端の融着線上において融着されると共に、左
側端上隅部と右側端下部に四半円状または半円状の切欠
部(11)(12)が設けられ、この切欠部(11)(12)か
ら後述の閉じ紐(13)(14)が露出するようになされて
いる。
(13)(14)は前記前後一対の閉じ紐装着用筒状部に挿
入され互いに反対側の一端部を操作部として反対方向に
引き絞ることにより、開口縁を集束状態に閉じ合わせう
る一対の閉じ紐で、各閉じ紐(13)(14)は、熱可塑性
合成樹脂製の前後一対のテープ状の閉じ紐構成部材(13
a)(13a)(14a)(14a)から構成されている。この前
後一対の閉じ紐構成部材(13a)(13a)(14a)(14a)
は、対応する切欠部(11)(11)(12)(12)から露出
した操作部(15)(16)としての一端部において袋本体
(1)の前後壁(2)(3)の一側端の融着線上で相互
に融着一体化されると共に、他端部において袋本体と合
一的に袋本体(1)の前後壁(2)(3)の他側端の融
着線上で相互に融着一体化されている。
而して、上記実施例の閉じ紐付き包装用袋の製作は、例
えば次のようにして行なわれる。
まず、第5図(イ)に示すように所定大の帯状に切断さ
れた熱可塑性合成樹脂フィルム(F)の所定位置、すな
わち折返し片(7)(8)の一側端と前後壁(2)
(3)の一側端との対応位置に半円状の切欠部(11)
(11)(11)(11)を切欠き形成すると共に、他側端に
折返し片(7)(8)と前後壁(2)(3)とに跨がる
半円状の切欠部(12)(12)を切欠き形成する。次に、
前後壁(2)(3)の上面に、各々2本の閉じ紐構成部
材(13a)(14a)(13a)(14a)を前後壁(2)(3)
の切欠部(12)(11)(11)(12)を通る位置に、前後
壁(2)(3)の幅方向にかつ互いに平行状に載置し、
前後壁(2)(3)の側端に重なっている他端部を前後
壁(2)(3)に熱融着して閉じ紐構成部材(13a)(1
4a)(13a)(14a)を部分的に固定する。そして、第5
図(ロ)に示すように、折返し片(7)(8)を閉じ紐
構成部材(13a)(14a)(13a)(14a)上に重ねるよう
に折返し、折返し片(7)(8)の先端部と前後壁
(2)(3)の重合面とを幅方向に融着する。最後に第
3図に示すように折返し片(7)(8)が折返された面
を内側にして長さ方向の中央から二つ折りにし、前後壁
(2)(3)及び閉じ紐装着用筒状部(5)(6)の左
右両側端を熱融着すると共に、その融着線上において切
欠部(12)(12)(11)(11)から露出している閉じ紐
構成部材(14a)(14a)(13a)(13a)を互いに熱融着
し、袋本体(1)の側方に突出した閉じ紐構成部材の端
部を切断することにより、この実施例の閉じ紐付き包装
用袋の製作が完了する。
なお、よりいっそう合理的に製作するには、第5図
(ロ)に示すように折返し片(7)(8)が折返されて
熱融着されたものと、これとは逆に折返し片(7)
(8)が下面側に折返されたものとを、折返し片を内側
にして互いの切欠部どうしが重なりあうように重ね合わ
せ、左右両側端を熱融着すると共に、長さ方向の中央を
幅方向に熱融着した後、その幅方向の融着線に沿って切
断することにより、2個の閉じ紐付包装用袋を同時に製
作することもある。
而して、上記実施例の閉じ紐付包装用袋は、袋本体
(1)内に被包装物を収納した後、切欠部(11)(12)
から露出している閉じ紐(13)(14)の端部を操作部と
して互いに反対方向に引き絞って、第1図に示すように
開口縁を集束状態にとじあわせ、さら閉じ紐(13)(1
4)どうしを互いにきつく結び合せることにより、前記
閉じあわせ状態を保持させて使用するものである。
第6図ないし第8図はこの考案の他の実施例を示すもの
で、第1実施例における閉じ紐装着用筒状部に切欠部
(11)(11)(12)(12)を形成するために切断された
余剰片(21)(21)(22)(22)が破断用連結部(23)
(23)(24)(24)を介して閉じ紐装着用筒状部(5)
(6)に繋がれた状態に残され、閉じ紐構成部材(13
a)(13a)(14a)(14a)の一端部がこの余剰片(21)
(21)(22)(22)と合一的に熱融着されている。使用
に際しては、両端の余剰片(21)(22)を摘まみ、閉じ
紐(13)(14)を互いに反対方向に引き絞って破断用連
結部(23)(24)を破断し、第1実施例と同様に開口縁
を集束状態に閉じあわせて使用するのである。
この実施例においては、閉じ紐(13)(14)の操作部が
余剰片(21)(22)に融着されて摘み易くなされている
ので、開口縁の閉じあわせ操作が行い易い。また、閉じ
紐構成部材(13a)(13a)(14a)(14a)を可及的細幅
にすることができ、材料コストの削減を可能とする。さ
らに、使用前の、まだ破断用連結部(23)(24)を破断
しない状態においては閉じ紐が露出することがないの
で、とくに外観体裁に優れている。
なお、いずれの実施例においても閉じ紐はテープ状の閉
じ紐構成部材から構成されているが、閉じ紐構成部材が
相互に熱融着しうる熱可塑性合成樹脂製であれば、テー
プ状に限定されるものではない。
考案の効果 上述の次第で、この考案に係る閉じ紐付包装用袋は、袋
本体の開口縁に沿って設けられた閉じ紐装着用筒状部
に、互いに反対側の一端部を操作部として反対方向に引
き絞ることにより前記開口縁を集束状態に閉じ合わせう
る一対の閉じ紐が装着されているから、開口縁を手で窄
めることなく容易に閉じ合わせることができることはも
とより、各閉じ紐は、熱可塑性合成樹脂製の前後一対の
テープ状の閉じ紐構成部材から構成され、この前後一対
の閉じ紐構成部材は、操作部としての一端部において前
記袋本体から分離されうる状態のもとに、袋本体の前後
壁の一側端の融着線上で相互に融着一体化されると共
に、他端部において前記袋本体と合一的に袋本体の他側
端の融着線上で相互に融着一体化されてなるから、袋本
体の製袋と同時にいわゆる紐付けを行うことができ、生
産性の向上を計りうる。
しかも、閉じ紐を袋本体側方に突出させることなく装着
できるので、外観体裁にも優れた閉じ紐付き包装用袋を
製作しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る閉じ紐付包装用袋の第1実施
例の使用状態の斜視図、第2図は同全体斜視図、第3図
は同製作途上の斜視図、第4図は第2図IV-IV断面図、
第5図(イ)及び(ロ)は同製作工程の一部を示す平面
図、、第6図はこの考案に係る閉じ紐付包装用袋の第2
実施例の全体斜視図、第7図は同製作途上の斜視図、第
8図は第6図VIII-VIII線断面図、第9図は従来の閉じ
紐付包装用袋の要部の一部切欠斜視図である。 (1)……袋本体、(2)……前壁、(3)……後壁、
(5)(6)……閉じ紐装着用筒状部、(7)(8)…
…折返し片、(13)(14)……閉じ紐、(13a)(14a)
……閉じ紐構成部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂フィル
    ムないしはシートから作製され、開口縁から折返された
    折返し片がその先端部を前後壁に幅方向に熱融着されて
    開口縁に沿って前後一対の閉じ紐装着用筒状部が設けら
    れた袋本体と、前記閉じ紐装着用筒状部内に挿入され、
    互いに反対側の一端部を操作部として反対方向に引き絞
    ることにより前記開口縁を集束状態に閉じ合わせうる一
    対の閉じ紐とからなり、 前記各閉じ紐は、熱可塑性合成樹脂製の前後一対の閉じ
    紐構成部材から構成され、この前後一対の閉じ紐構成部
    材は、操作部としての一端部において前記袋本体から分
    離されうる状態のもとに、袋本体の前後壁の一側端の融
    着線上で相互に融着一体化されると共に、他端部におい
    て前記袋本体と合一的に袋本体の他側端の融着線上で相
    互に融着一体化されてなることを特徴とする閉じ紐付き
    包装用袋。
JP13239789U 1989-11-14 1989-11-14 閉じ紐付き包装用袋 Expired - Lifetime JPH0751474Y2 (ja)

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