JPH0751381A - 導入シース組立体装置 - Google Patents
導入シース組立体装置Info
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- JPH0751381A JPH0751381A JP6170450A JP17045094A JPH0751381A JP H0751381 A JPH0751381 A JP H0751381A JP 6170450 A JP6170450 A JP 6170450A JP 17045094 A JP17045094 A JP 17045094A JP H0751381 A JPH0751381 A JP H0751381A
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- A61M39/00—Tubes, tube connectors, tube couplings, valves, access sites or the like, specially adapted for medical use
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- A61M2039/062—Haemostasis valves, i.e. gaskets sealing around a needle, catheter or the like, closing on removal thereof used with a catheter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 患者の体内に分離可能な止血バルブと導入シ
ース組立体を挿入した後、軸方向タブ26を分離できる
ので、出血を比較的少量に抑えることができるシース組
立体を提供することである。。 【構成】 本発明における分離可能なシース組立体は、
カテーテルが挿入されるような形状をした、導入シース
12と前記分離可能な導入シースに結合された分離可能
な止血バルブ組立体14と、前記分離可能な止血バルブ
組立体と分離可能な導入シースをその中に配置された前
記カテーテルから取り除く手段と、からなり、前記シー
ス組立体はカテーテルの交換に際し、患者の血管内に保
持されていることを特徴とする。
ース組立体を挿入した後、軸方向タブ26を分離できる
ので、出血を比較的少量に抑えることができるシース組
立体を提供することである。。 【構成】 本発明における分離可能なシース組立体は、
カテーテルが挿入されるような形状をした、導入シース
12と前記分離可能な導入シースに結合された分離可能
な止血バルブ組立体14と、前記分離可能な止血バルブ
組立体と分離可能な導入シースをその中に配置された前
記カテーテルから取り除く手段と、からなり、前記シー
ス組立体はカテーテルの交換に際し、患者の血管内に保
持されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軸方向に分離可能な導入
シース12に関し、特にこの分離可能な導入シース12
とともに使用される軸方向に分離可能な止血バルブ組立
体14に関し、及び止血バルブ14と導入シースととも
に利用されるカテーテルの使用方法に関する。
シース12に関し、特にこの分離可能な導入シース12
とともに使用される軸方向に分離可能な止血バルブ組立
体14に関し、及び止血バルブ14と導入シースととも
に利用されるカテーテルの使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】患者の体内の医療器具の周囲から、取り
外すことの出来る導入シースは患者の血管内に通常配置
され、ガイド、脈間形成、血液透析用カテーテル、ペー
スメーカのリードのような医療措置のアクセスを提供し
ている。市販の導入シースはポリテトラフローロエチレ
ン製のチューブで形成され軸方向に分離可能でそれによ
りその開口した根本部に一対のプルタブを形成してい
る。この種の市販の分離可能な導入シースの問題点はシ
ースの開口した根本部から大量の出血が起こることであ
る。このような出血は重大問題である。例えば連続的に
出血するとシース内で血管が固まる可能性があるからで
ある。その結果このようなシースは別のシースと置き換
える必要がある。導入シースの交換は、また患者にとっ
て重大な問題を引き起こす。この分離可能な導入シース
の開口根本部からの出血を押さえるためにはシースを手
動で閉じることである。しかし、医者が片手でこのよう
な動作をしたりすることはかなり不便である。またこれ
についての問題点は別の医療装置をこのシースの根本部
内に導入する時にこのシースを解放しなければならない
ことである。その結果また出血が起こる。また別の方法
としては導入シース内に挿入されている他の医療器具で
もってシース内のルーメンを部分的に閉塞することであ
る。導入シースの内径にほぼ等しい外径を有する医療装
置のみをこのシースを貫通して導入することは血液が流
れ出るルーメンの有効面積を減らすことが出来、その結
果血液の流出を減少することができる。しかしシース内
の医療器具を交換するときには、出血はまた増加する。
また挿入される医療器具の大きさはシースの内径にマッ
チしなければならない。このためにシースを内径に対
し、寸法誤差の少ない外径を有する。上記と組み合わせ
た多数の分離可能な導入シースが市販されている。ま
た、この止血に対する別のアプローチとしては導入シー
スの根本部にシールあるいはバルブを取り付けることで
ある。しかし、分離可能な導入シース用のシールまたは
バルブは注入された医療器具の自由端を取り除く必要が
ある。このようなシール、バルブはある特定の目的に対
しては有効であるが挿入されたリードの端部を終端する
とき、あるいはカテーテルやバルブまたはシールよりも
大きい直径を有するときには問題である。
外すことの出来る導入シースは患者の血管内に通常配置
され、ガイド、脈間形成、血液透析用カテーテル、ペー
スメーカのリードのような医療措置のアクセスを提供し
ている。市販の導入シースはポリテトラフローロエチレ
ン製のチューブで形成され軸方向に分離可能でそれによ
りその開口した根本部に一対のプルタブを形成してい
る。この種の市販の分離可能な導入シースの問題点はシ
ースの開口した根本部から大量の出血が起こることであ
る。このような出血は重大問題である。例えば連続的に
出血するとシース内で血管が固まる可能性があるからで
ある。その結果このようなシースは別のシースと置き換
える必要がある。導入シースの交換は、また患者にとっ
て重大な問題を引き起こす。この分離可能な導入シース
の開口根本部からの出血を押さえるためにはシースを手
動で閉じることである。しかし、医者が片手でこのよう
な動作をしたりすることはかなり不便である。またこれ
についての問題点は別の医療装置をこのシースの根本部
内に導入する時にこのシースを解放しなければならない
ことである。その結果また出血が起こる。また別の方法
としては導入シース内に挿入されている他の医療器具で
もってシース内のルーメンを部分的に閉塞することであ
る。導入シースの内径にほぼ等しい外径を有する医療装
置のみをこのシースを貫通して導入することは血液が流
れ出るルーメンの有効面積を減らすことが出来、その結
果血液の流出を減少することができる。しかしシース内
の医療器具を交換するときには、出血はまた増加する。
また挿入される医療器具の大きさはシースの内径にマッ
チしなければならない。このためにシースを内径に対
し、寸法誤差の少ない外径を有する。上記と組み合わせ
た多数の分離可能な導入シースが市販されている。ま
た、この止血に対する別のアプローチとしては導入シー
スの根本部にシールあるいはバルブを取り付けることで
ある。しかし、分離可能な導入シース用のシールまたは
バルブは注入された医療器具の自由端を取り除く必要が
ある。このようなシール、バルブはある特定の目的に対
しては有効であるが挿入されたリードの端部を終端する
とき、あるいはカテーテルやバルブまたはシールよりも
大きい直径を有するときには問題である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、患者の体内に導入された導入シース内に入るカテー
テルの交換を容易にするような、分離可能な導入シース
を提供することである。
は、患者の体内に導入された導入シース内に入るカテー
テルの交換を容易にするような、分離可能な導入シース
を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の装置はリードま
たはカテーテルの自由端の止血バルブ、或いは導入シー
スを取り除くことなしに、その中に配置されたリードま
たはカテーテルをリードまたはカテーテルとともに使用
される分離可能な止血バルブ及び導入シースである。こ
のバルブと導入シースの組み立て体は分離可能な導入シ
ースとこの導入シースに結合された分離可能な止血バル
ブを有し、それらはそこを介してリードまたはカテーテ
ルが導入出来るよう構成されている。その結果、本発明
の装置は、出血を最小に押さえることができる。さら
に、本発明のバルブとシースの組み立て体はバルブと導
入シースをそこに配置されたリードあるいはカテーテル
から取り外す手段を有しこれによりリードまたはカテー
テルの自由端から導入シースおよび止血バルブを取り除
く必要はない。
たはカテーテルの自由端の止血バルブ、或いは導入シー
スを取り除くことなしに、その中に配置されたリードま
たはカテーテルをリードまたはカテーテルとともに使用
される分離可能な止血バルブ及び導入シースである。こ
のバルブと導入シースの組み立て体は分離可能な導入シ
ースとこの導入シースに結合された分離可能な止血バル
ブを有し、それらはそこを介してリードまたはカテーテ
ルが導入出来るよう構成されている。その結果、本発明
の装置は、出血を最小に押さえることができる。さら
に、本発明のバルブとシースの組み立て体はバルブと導
入シースをそこに配置されたリードあるいはカテーテル
から取り外す手段を有しこれによりリードまたはカテー
テルの自由端から導入シースおよび止血バルブを取り除
く必要はない。
【0005】その結果本発明の装置は経皮的な手術の間
血管内に安全に残しておくことが出来、それにより、リ
ードの交換に際し再度導入シースを挿入する必要もなく
出血の危険性あるいは、空気の混入あるいは血の固まり
の形成のリスクが避けられる。止血バルブ及び導入シー
スを取り除く手段はこの導入シース、止血バルブをその
中に配置されたリードまたはカテーテルから分離する手
段である。また、上記の止血バルブ及び導入シースを除
去する手段は止血バルブ及び導入シースをリードまたは
カテーテルから剥離する手段である。また止血バルブ及
び導入シースを分離する手段は止血バルブの軸方向に沿
って形成された半径方向に対向した一対のスコアライン
でそのラインから止血バルブは分離できるようなもので
ある。
血管内に安全に残しておくことが出来、それにより、リ
ードの交換に際し再度導入シースを挿入する必要もなく
出血の危険性あるいは、空気の混入あるいは血の固まり
の形成のリスクが避けられる。止血バルブ及び導入シー
スを取り除く手段はこの導入シース、止血バルブをその
中に配置されたリードまたはカテーテルから分離する手
段である。また、上記の止血バルブ及び導入シースを除
去する手段は止血バルブ及び導入シースをリードまたは
カテーテルから剥離する手段である。また止血バルブ及
び導入シースを分離する手段は止血バルブの軸方向に沿
って形成された半径方向に対向した一対のスコアライン
でそのラインから止血バルブは分離できるようなもので
ある。
【0006】本発明の一実施例によれば本発明の装置の
止血バルブは互いに軸方向に分離可能な第1体部分と第
2体部分を有するバルブ本体を有し、このバルブをその
中に配置されたリードまたはカテーテルあるいは導入シ
ースから取り除くことができる。このバルブ本体部分は
一対の半径方向に対向したフランジ(プルタブ)を有
し、その根本部近傍に配置された一対の半径方向に対向
したフランジを有する。それによりバルブ本体部分の分
離を容易にする。この止血バルブはバルブの根本部分か
ら延びたスリットを有し、このスリットは一対のスコア
ラインと繋がり止血バルブがその長さ方向全体に渡って
分離出来るようにしている。
止血バルブは互いに軸方向に分離可能な第1体部分と第
2体部分を有するバルブ本体を有し、このバルブをその
中に配置されたリードまたはカテーテルあるいは導入シ
ースから取り除くことができる。このバルブ本体部分は
一対の半径方向に対向したフランジ(プルタブ)を有
し、その根本部近傍に配置された一対の半径方向に対向
したフランジを有する。それによりバルブ本体部分の分
離を容易にする。この止血バルブはバルブの根本部分か
ら延びたスリットを有し、このスリットは一対のスコア
ラインと繋がり止血バルブがその長さ方向全体に渡って
分離出来るようにしている。
【0007】さらにこの止血バルブは導入シースを受け
入れ可能な様にバルブ本体内に軸方向に延びるチャンバ
(部屋)を有している。このチャンバはバルブ本体の根
本部から所定の距離内に解放先端部と根本部とを有す
る。バルブ膜厚体はチャンバの根本部とバルブ本体との
間に配置されている。通路はバルブ膜厚体を貫通して止
血バルブのチャンバと連通する。この通路はガイドワイ
ヤをチャンバ内に導入することが出来、一方、バルブ本
体とガイドワイヤとの間の水密シールを形成する。バル
ブ本体内に延びるスリットはガイドワイヤの通路のセン
ターラインを通過する。このバルブ膜厚体と分離可能な
通路とを閉状態に維持するために止血バルブはバルブ本
体の周囲に延びる環状チャネル内に配置された環状の柔
軟性バンドを有する。このバンドはバルブ本体とチャン
バ内に挿入された導入シースの端部との間を機密に保持
する。プルタブが環状バンドから延びてバルブと導入シ
ースの組み立てを除去する間それを分離しておく。
入れ可能な様にバルブ本体内に軸方向に延びるチャンバ
(部屋)を有している。このチャンバはバルブ本体の根
本部から所定の距離内に解放先端部と根本部とを有す
る。バルブ膜厚体はチャンバの根本部とバルブ本体との
間に配置されている。通路はバルブ膜厚体を貫通して止
血バルブのチャンバと連通する。この通路はガイドワイ
ヤをチャンバ内に導入することが出来、一方、バルブ本
体とガイドワイヤとの間の水密シールを形成する。バル
ブ本体内に延びるスリットはガイドワイヤの通路のセン
ターラインを通過する。このバルブ膜厚体と分離可能な
通路とを閉状態に維持するために止血バルブはバルブ本
体の周囲に延びる環状チャネル内に配置された環状の柔
軟性バンドを有する。このバンドはバルブ本体とチャン
バ内に挿入された導入シースの端部との間を機密に保持
する。プルタブが環状バンドから延びてバルブと導入シ
ースの組み立てを除去する間それを分離しておく。
【0008】導入シースの分離手段は、その一端に第一
軸方向タブと第二軸方向タブとを有する環状構造体を有
する。このタブとこのタブに隣接する環状構造体の一部
とは環状構造体の上に折り曲げられ、環状構造体の対向
する先端部に延び導入シースの除去を容易にしている。
このタブが引かれて分離すると環状構造体はその長さ全
体に渡って軸方向に裂けて、導入シースをリードまたは
カテーテルから取り除く必要がなく容易に除去できる。
このバルブと導入シースとは別個の部品で形成されその
後互いに結合してもよい。さらに本発明のバルブとシー
スとの組み立て体をリードから取り除く手段により、リ
ードまたはカテーテルからバルブと導入シースを外科医
が容易に除去できる。
軸方向タブと第二軸方向タブとを有する環状構造体を有
する。このタブとこのタブに隣接する環状構造体の一部
とは環状構造体の上に折り曲げられ、環状構造体の対向
する先端部に延び導入シースの除去を容易にしている。
このタブが引かれて分離すると環状構造体はその長さ全
体に渡って軸方向に裂けて、導入シースをリードまたは
カテーテルから取り除く必要がなく容易に除去できる。
このバルブと導入シースとは別個の部品で形成されその
後互いに結合してもよい。さらに本発明のバルブとシー
スとの組み立て体をリードから取り除く手段により、リ
ードまたはカテーテルからバルブと導入シースを外科医
が容易に除去できる。
【0009】本発明の特徴はまた導入シースと共に使用
される分離可能な止血バルブである。この止血バルブ組
立体はバルブ本体を有し、このバルブ本体は軸方向に延
びるスコアラインを有しそれに沿ってバルブ本体が軸方
向に分離出来る。フランジがバルブ本体から延びてこの
バルブ本体をスコアラインに沿って軸方向に分離する。
チャンバがバルブ本体内を軸方向に延びて導入シースの
受け入れが可能な様に解放先端部を有する。スリットが
バルブ本体の根本部からチャンバの根本部とスコアライ
ンに延びる。さらにこのバルブ本体を容易に分離するた
めにこのバルブ組立体は第一部分と第2部分とを有し第
一部分と第2部分を分離可能な壁とを有しスコアライン
近傍でバルブ本体部分を接続している。バルブ組立体と
ガイドワイヤとの間の水密シールを維持するためにこの
バルブ組立体はチェンバの根本部とバルブ本体との間に
配置された膜厚体を有する。通路がこの膜厚体を通して
延び膜厚体を貫通して延びて、ガイドワイヤの導入を容
易にしている。このバルブ本体は、その周囲に配置され
た環状チャネルをその周囲とチャンバの根本を近傍に配
置された環状チャネルを有する。このバルブ組立体はプ
ルタブを有するバンドを有し、それらは、環状チャネル
内でバルブ本体の周囲に配置されて水密シールを維持す
る。バルブ本体を軸方向への分離を確実にするためにス
リットとスコアラインが環状チャネル内に延びる。
される分離可能な止血バルブである。この止血バルブ組
立体はバルブ本体を有し、このバルブ本体は軸方向に延
びるスコアラインを有しそれに沿ってバルブ本体が軸方
向に分離出来る。フランジがバルブ本体から延びてこの
バルブ本体をスコアラインに沿って軸方向に分離する。
チャンバがバルブ本体内を軸方向に延びて導入シースの
受け入れが可能な様に解放先端部を有する。スリットが
バルブ本体の根本部からチャンバの根本部とスコアライ
ンに延びる。さらにこのバルブ本体を容易に分離するた
めにこのバルブ組立体は第一部分と第2部分とを有し第
一部分と第2部分を分離可能な壁とを有しスコアライン
近傍でバルブ本体部分を接続している。バルブ組立体と
ガイドワイヤとの間の水密シールを維持するためにこの
バルブ組立体はチェンバの根本部とバルブ本体との間に
配置された膜厚体を有する。通路がこの膜厚体を通して
延び膜厚体を貫通して延びて、ガイドワイヤの導入を容
易にしている。このバルブ本体は、その周囲に配置され
た環状チャネルをその周囲とチャンバの根本を近傍に配
置された環状チャネルを有する。このバルブ組立体はプ
ルタブを有するバンドを有し、それらは、環状チャネル
内でバルブ本体の周囲に配置されて水密シールを維持す
る。バルブ本体を軸方向への分離を確実にするためにス
リットとスコアラインが環状チャネル内に延びる。
【0010】本発明は経皮的にカテーテルを挿入する方
法でもある。この方法は、導入シースと止血バルブをリ
ードまたはカテーテルから取り除く装置とを提供しそれ
によりカテーテルの先端部から取り除く必要がなくカテ
ーテルから止血バルブを取り除くことができる。この止
血バルブは導入シースに結合されこの導入シースはリー
ドまたはカテーテルの導入ができるように構成されてい
る。この導入シースと止血バルブは互いに結合されてそ
れらは体の中に配置されその後、リードまたはカテーテ
ルがこのバルブとシースを介して体内に配置される。こ
の止血バルブは導入シースから取り除かれ、導入シース
及びリードまたはカテーテルから取り除かれる際、この
止血バルブはリードの一端から外す必要はない。この止
血バルブを取り除いた後導入シースがシースがリードま
たはカテーテルから取り除かれる。その際にも導入シー
スはカテーテルから取り除く必要はない。この止血バル
ブを取り除くステップはこの止血バルブを導入シース及
びリードまたはカテーテルから軸方向に剥ぐ、あるいは
分離するステップを含む。この導入シースを分離するス
テップは止血バルブが取り除かれた後、カテーテルまた
はリードから導入シースを軸方向に分割することによっ
て行われる。
法でもある。この方法は、導入シースと止血バルブをリ
ードまたはカテーテルから取り除く装置とを提供しそれ
によりカテーテルの先端部から取り除く必要がなくカテ
ーテルから止血バルブを取り除くことができる。この止
血バルブは導入シースに結合されこの導入シースはリー
ドまたはカテーテルの導入ができるように構成されてい
る。この導入シースと止血バルブは互いに結合されてそ
れらは体の中に配置されその後、リードまたはカテーテ
ルがこのバルブとシースを介して体内に配置される。こ
の止血バルブは導入シースから取り除かれ、導入シース
及びリードまたはカテーテルから取り除かれる際、この
止血バルブはリードの一端から外す必要はない。この止
血バルブを取り除いた後導入シースがシースがリードま
たはカテーテルから取り除かれる。その際にも導入シー
スはカテーテルから取り除く必要はない。この止血バル
ブを取り除くステップはこの止血バルブを導入シース及
びリードまたはカテーテルから軸方向に剥ぐ、あるいは
分離するステップを含む。この導入シースを分離するス
テップは止血バルブが取り除かれた後、カテーテルまた
はリードから導入シースを軸方向に分割することによっ
て行われる。
【0011】本発明はまた導入シースとバルブの組立体
の改良に関しペースメーカリードを体内に挿入を容易に
し、さらにこの導入シースを分離するような装置を含
む。この導入シースを分割する装置はシースの軸方向に
沿ってシースを手動で分離することができる。止血バル
ブを分離する他の装置はバルブをリードから除去するこ
となくバルブをリードから取り外すことができる。その
結果このシースは手術の間その場所に配置され出血、空
気の混流、あるいは繰り返しシースを導入する様な必要
がなく自由にリードを交換できさらにリードを容易に操
ることができる利点がある。本明細書において分離とは
チューブ、シール、シースに沿って一本の軸方向のスリ
ットあるいは複数の軸方向のスリットを意味する。1本
のスリットの場合にはシースまたはシールは折り曲げら
れず、その結果側面方向から取り除くことができる。半
径方向に対向した位置に2本のスリットが形成されてい
る場合にはこの2つの部分は側面方向に分離することが
できる。3本のスリットが等間隔で形成されている場合
にはこれらの部分は軸方向から、側面方向から分離出来
る。このスリットは材料の表面に傷を付けることあるい
は材料の表面に弱い領域を形成することにより形成さ
れ、力がその材料にかかったときに軸方向に分離出来
る。このスリットは直線あるいは曲がった物でもよくた
だし軸方向に延びている必要がある。
の改良に関しペースメーカリードを体内に挿入を容易に
し、さらにこの導入シースを分離するような装置を含
む。この導入シースを分割する装置はシースの軸方向に
沿ってシースを手動で分離することができる。止血バル
ブを分離する他の装置はバルブをリードから除去するこ
となくバルブをリードから取り外すことができる。その
結果このシースは手術の間その場所に配置され出血、空
気の混流、あるいは繰り返しシースを導入する様な必要
がなく自由にリードを交換できさらにリードを容易に操
ることができる利点がある。本明細書において分離とは
チューブ、シール、シースに沿って一本の軸方向のスリ
ットあるいは複数の軸方向のスリットを意味する。1本
のスリットの場合にはシースまたはシールは折り曲げら
れず、その結果側面方向から取り除くことができる。半
径方向に対向した位置に2本のスリットが形成されてい
る場合にはこの2つの部分は側面方向に分離することが
できる。3本のスリットが等間隔で形成されている場合
にはこれらの部分は軸方向から、側面方向から分離出来
る。このスリットは材料の表面に傷を付けることあるい
は材料の表面に弱い領域を形成することにより形成さ
れ、力がその材料にかかったときに軸方向に分離出来
る。このスリットは直線あるいは曲がった物でもよくた
だし軸方向に延びている必要がある。
【0012】
【実施例】図1において、分離可能な止血バルブと導入
シース組立体10はガイドワイヤ11と拡張器28とを
有し、このガイドワイヤ11と拡張器28は分離可能な
止血バルブと導入シース組立体10内を軸方向に配置さ
れて、分離可能な止血バルブと導入シース組立体10を
貫通して、リードまたはカテーテルを患者の血管内に導
入できるようにする。さらに、この分離可能な止血バル
ブと導入シース組立体10は分離可能な止血バルブ組立
体14に接続あるいは接合され、そこから延びる分離可
能な導入シース12を有している。分離可能な止血バル
ブ組立体14と分離可能な導入シース12が患者の体内
に埋め込まれたリードまたカテーテル(以下カテーテル
という)から取り除かれて、このカテーテルはそこに埋
め込まれたままとなると、分離可能な止血バルブ組立体
14と分離可能な導入シース12を軸方向に分離する手
段を用いて、この分離可能な止血バルブ組立体14と分
離可能な導入シース12は埋め込まれたカテーテルから
取り除かれるか、その際に、分離可能な止血バルブ組立
体14または分離可能な導入シース12がカテーテルの
自由根元端部の何れかにスライトすることはない。その
結果、カテーテルの自由根元端部に具備される如何なる
終端装置も分離可能な止血バルブ組立体14および分離
可能な導入シース12の除去に際し邪魔になることはな
い。分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能な導入
シース12は別個の部品であり、その後、互いに組立ら
れるものであるため、分離可能な止血バルブと導入シー
ス組立体10をカテーテルから取り外す手段は、分離可
能な止血バルブ組立体14および分離可能な導入シース
12をカテーテルから別個に除去することができる。さ
らに、分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能な導
入シース12の組立体である分離可能な止血バルブと導
入シース組立体10は手術中、血管内に残されて、カテ
ーテルの交換に際し、出血、空気混入の恐れ、血塊形
成、あるいは再度のシースの挿入に伴う痛みの危険がな
く、カテーテルの交換およびカテーテルの操作を行うこ
とができる。
シース組立体10はガイドワイヤ11と拡張器28とを
有し、このガイドワイヤ11と拡張器28は分離可能な
止血バルブと導入シース組立体10内を軸方向に配置さ
れて、分離可能な止血バルブと導入シース組立体10を
貫通して、リードまたはカテーテルを患者の血管内に導
入できるようにする。さらに、この分離可能な止血バル
ブと導入シース組立体10は分離可能な止血バルブ組立
体14に接続あるいは接合され、そこから延びる分離可
能な導入シース12を有している。分離可能な止血バル
ブ組立体14と分離可能な導入シース12が患者の体内
に埋め込まれたリードまたカテーテル(以下カテーテル
という)から取り除かれて、このカテーテルはそこに埋
め込まれたままとなると、分離可能な止血バルブ組立体
14と分離可能な導入シース12を軸方向に分離する手
段を用いて、この分離可能な止血バルブ組立体14と分
離可能な導入シース12は埋め込まれたカテーテルから
取り除かれるか、その際に、分離可能な止血バルブ組立
体14または分離可能な導入シース12がカテーテルの
自由根元端部の何れかにスライトすることはない。その
結果、カテーテルの自由根元端部に具備される如何なる
終端装置も分離可能な止血バルブ組立体14および分離
可能な導入シース12の除去に際し邪魔になることはな
い。分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能な導入
シース12は別個の部品であり、その後、互いに組立ら
れるものであるため、分離可能な止血バルブと導入シー
ス組立体10をカテーテルから取り外す手段は、分離可
能な止血バルブ組立体14および分離可能な導入シース
12をカテーテルから別個に除去することができる。さ
らに、分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能な導
入シース12の組立体である分離可能な止血バルブと導
入シース組立体10は手術中、血管内に残されて、カテ
ーテルの交換に際し、出血、空気混入の恐れ、血塊形
成、あるいは再度のシースの挿入に伴う痛みの危険がな
く、カテーテルの交換およびカテーテルの操作を行うこ
とができる。
【0013】分離可能な止血バルブ組立体14はバルブ
本体16を具備し、このバルブ本体16には対向して形
成された溝34と36を有し、これらは、その軸方向に
沿って、バルブ本体16内に延びている。このバルブ本
体16は本体部分17と18を有し、この本体部分17
と18はそれぞれ溝34と36の底部で分離可能な分離
可能壁39と41により接続されている。この本体部分
17と18は溝34と36に沿って、互いに軸方向に分
離可能である。スリット35はバルブ組立体の根元部2
0からバルブ膜厚体22に沿って、溝34と36内に延
びて、本体部分17、18の軸方向に沿った分離を容易
にしている。バルブ膜厚体22をスリット35の周囲
で、閉状態に保持するために、分離可能な止血バルブ組
立体14はバルブ本体16の周囲に配置され、バルブ本
体16の根元部20近傍の環状チャネル33内に弾性バ
ンド15を有する。プルタブ19が弾性バンド15から
側面方向に延びて、バルブ本体16の本体部分17、1
8を軸方向に分離する前に、弾性バンド15を延ばし、
そして、切断する。
本体16を具備し、このバルブ本体16には対向して形
成された溝34と36を有し、これらは、その軸方向に
沿って、バルブ本体16内に延びている。このバルブ本
体16は本体部分17と18を有し、この本体部分17
と18はそれぞれ溝34と36の底部で分離可能な分離
可能壁39と41により接続されている。この本体部分
17と18は溝34と36に沿って、互いに軸方向に分
離可能である。スリット35はバルブ組立体の根元部2
0からバルブ膜厚体22に沿って、溝34と36内に延
びて、本体部分17、18の軸方向に沿った分離を容易
にしている。バルブ膜厚体22をスリット35の周囲
で、閉状態に保持するために、分離可能な止血バルブ組
立体14はバルブ本体16の周囲に配置され、バルブ本
体16の根元部20近傍の環状チャネル33内に弾性バ
ンド15を有する。プルタブ19が弾性バンド15から
側面方向に延びて、バルブ本体16の本体部分17、1
8を軸方向に分離する前に、弾性バンド15を延ばし、
そして、切断する。
【0014】バルブ本体16は半径方向で対向したフラ
ンジ38、40を有し、このフランジ38、40はバル
ブ本体16の根元部20近傍に配置されて、本体部分1
7、18から側面方向にそれぞれ延びている。環状の弾
性バンド15が取り除かれた後、フランジ38、40は
半径方向に引っ張られて分離して、スリット35を開
き、バルブ本体16の本体部分17と18を溝34と3
6に沿って、軸方向に分離あるいは剥き出しにする。
ンジ38、40を有し、このフランジ38、40はバル
ブ本体16の根元部20近傍に配置されて、本体部分1
7、18から側面方向にそれぞれ延びている。環状の弾
性バンド15が取り除かれた後、フランジ38、40は
半径方向に引っ張られて分離して、スリット35を開
き、バルブ本体16の本体部分17と18を溝34と3
6に沿って、軸方向に分離あるいは剥き出しにする。
【0015】図1においては、公知のあるいは市販の拡
張器28が分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能
な導入シース12を貫通して配置されている。この分離
可能な導入シース12はその開放先端部32から延びる
テーパ状先端チップ30を有する。
張器28が分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能
な導入シース12を貫通して配置されている。この分離
可能な導入シース12はその開放先端部32から延びる
テーパ状先端チップ30を有する。
【0016】公知のセルディンガー(Seldinger)の経
皮による導入技術で、公知のように血管は針(ニード
ル)で孔を明けられ、その孔の中にガイドワイヤが挿入
される。この針が取り除かれると、その後、その周囲に
分離可能な止血バルブと導入シース組立体10を有する
拡張器28がワイヤガイドに沿って前進し、血管の中に
挿入される。同軸上に配置されたガイドワイヤ11と拡
張器28は分離し、分離可能な止血バルブと導入シース
組立体10を貫通して配置された時にスリット35とバ
ルブ膜厚体22を開く、このガイドワイヤ11と拡張器
28が分離可能な導入シース12を介して配置された時
に、シールを形成して、分離可能な導入シース12を介
して、出血をするのを最小限に抑える。分離可能な止血
バルブ組立体14と分離可能な導入シース12が血管内
に挿入されると、拡張器28は血管および分離可能な止
血バルブ組立体14と分離可能な導入シース12から取
り除かれて、分離可能な止血バルブ組立体14と分離可
能な導入シース12をそこに挿入されたガイドワイヤ1
1に沿って配置する。バルブ膜厚体22を貫通して延び
る通路31は、拡張器28が取り除かれた後は、ガイド
ワイヤ11の周囲に水密のシールを形成する。
皮による導入技術で、公知のように血管は針(ニード
ル)で孔を明けられ、その孔の中にガイドワイヤが挿入
される。この針が取り除かれると、その後、その周囲に
分離可能な止血バルブと導入シース組立体10を有する
拡張器28がワイヤガイドに沿って前進し、血管の中に
挿入される。同軸上に配置されたガイドワイヤ11と拡
張器28は分離し、分離可能な止血バルブと導入シース
組立体10を貫通して配置された時にスリット35とバ
ルブ膜厚体22を開く、このガイドワイヤ11と拡張器
28が分離可能な導入シース12を介して配置された時
に、シールを形成して、分離可能な導入シース12を介
して、出血をするのを最小限に抑える。分離可能な止血
バルブ組立体14と分離可能な導入シース12が血管内
に挿入されると、拡張器28は血管および分離可能な止
血バルブ組立体14と分離可能な導入シース12から取
り除かれて、分離可能な止血バルブ組立体14と分離可
能な導入シース12をそこに挿入されたガイドワイヤ1
1に沿って配置する。バルブ膜厚体22を貫通して延び
る通路31は、拡張器28が取り除かれた後は、ガイド
ワイヤ11の周囲に水密のシールを形成する。
【0017】分離可能な止血バルブと導入シース組立体
10の環状の弾性バンド15はガイドワイヤ11の周囲
にスリット35とバルブ膜厚体22を閉状態に保持し
て、出血を最小限に抑える。経皮的外科手術のこの段階
において、血液透折をカテーテルを導入し取り出し、そ
して、再度導入し、大量出血なしに、あるいは、血塊を
なしに、さらに、また空気粒の挿入の危険性なしに、再
度シースを導入することなしに操作できる。それは分離
可能な止血バルブと導入シース組立体10がこの手術の
間、その場所に保持されているからである。例えば、米
国特許第5106368に開示されるような圧縮可能な
ルーメン型の血液透析用カテーテルを挿入すると、閉塞
物をカテーテルの1つのルーメン内に挿入し、さらに、
ガイドワイヤの上に挿入し、導入シースを頸動脈、ある
いは、大腿部動脈内に挿入する。この圧縮可能なルーメ
ン型の血液透析用カテーテルはバルブ組立体のスリット
35を開く。しかし、弾性バンド15は導入シース12
に対し、バルブ本体16の強固なシールを保持して、バ
ルブとシース組立体を介しての出血を最小限にする。別
法として、例えば、ペースメーカのリードを挿入する
と、バルブ膜厚体22内の分離可能な通路31の直径は
変化させ得る。それが取り除かれない場合には、ペース
メーカのリードと導入シースの根元端部に対し、シール
を形成して、そこからの出血を抑える。ガイドワイヤ1
1と拡張器28が取り除かれた後、ペースメーカリード
はスリット35と通路31を貫通して挿入され、バルブ
膜厚体22を貫通して延びる。
10の環状の弾性バンド15はガイドワイヤ11の周囲
にスリット35とバルブ膜厚体22を閉状態に保持し
て、出血を最小限に抑える。経皮的外科手術のこの段階
において、血液透折をカテーテルを導入し取り出し、そ
して、再度導入し、大量出血なしに、あるいは、血塊を
なしに、さらに、また空気粒の挿入の危険性なしに、再
度シースを導入することなしに操作できる。それは分離
可能な止血バルブと導入シース組立体10がこの手術の
間、その場所に保持されているからである。例えば、米
国特許第5106368に開示されるような圧縮可能な
ルーメン型の血液透析用カテーテルを挿入すると、閉塞
物をカテーテルの1つのルーメン内に挿入し、さらに、
ガイドワイヤの上に挿入し、導入シースを頸動脈、ある
いは、大腿部動脈内に挿入する。この圧縮可能なルーメ
ン型の血液透析用カテーテルはバルブ組立体のスリット
35を開く。しかし、弾性バンド15は導入シース12
に対し、バルブ本体16の強固なシールを保持して、バ
ルブとシース組立体を介しての出血を最小限にする。別
法として、例えば、ペースメーカのリードを挿入する
と、バルブ膜厚体22内の分離可能な通路31の直径は
変化させ得る。それが取り除かれない場合には、ペース
メーカのリードと導入シースの根元端部に対し、シール
を形成して、そこからの出血を抑える。ガイドワイヤ1
1と拡張器28が取り除かれた後、ペースメーカリード
はスリット35と通路31を貫通して挿入され、バルブ
膜厚体22を貫通して延びる。
【0018】図2は図1の分離可能な止血バルブと導入
シース組立体10の分離可能な導入シース12の斜視図
である。この分離可能な導入シース12は Cook Incorp
orated,Bloomington,Indiana,そして、さらに、米国特
許第4306562とRE31855に開示されてい
る。この分離可能な導入シース12はチューブ13を有
し、テーパ状先端チップ30がチューブ13の開放先端
部32から根元方向に延びている。このチューブ13は
フレキシブルな材料から形成され、例えば、分子方向に
物理的特徴を有するポリテトラフルオロエチレン製で、
チューブ13の長さ方向である軸方向に沿ってのみ、容
易にこのフレキシブルな材料は裂ける。チューブ13の
根元端部は一対の開放端スリットを有し、軸方向タブ2
6と27を形成し、それぞれそこにノブ42と43が固
着されて、そこに配置されたカテーテルからシースを軸
方向に容易に分離、あるいは抜き出すことができるよう
になる。チューブ13の隣接部位25に沿った軸方向の
タブはチューブ13の開放先端部32方向の環状構造体
の上に折り曲げられて、折り返し付き開放端部37を形
成し、分離可能な分離可能な止血バルブ組立体14の開
放先端部内に挿入される。例えば、分離可能な導入シー
ス12は内径が4.318mm(13フレンチ)を有
し、その外形は約4.928mm(0.194インチ)
で、隣接部位25は約5.436mm(0.214イン
チ)の外形を有し、折り返し付き開放端部37は約5.
690mm(0.224インチ)の外形を有する。
シース組立体10の分離可能な導入シース12の斜視図
である。この分離可能な導入シース12は Cook Incorp
orated,Bloomington,Indiana,そして、さらに、米国特
許第4306562とRE31855に開示されてい
る。この分離可能な導入シース12はチューブ13を有
し、テーパ状先端チップ30がチューブ13の開放先端
部32から根元方向に延びている。このチューブ13は
フレキシブルな材料から形成され、例えば、分子方向に
物理的特徴を有するポリテトラフルオロエチレン製で、
チューブ13の長さ方向である軸方向に沿ってのみ、容
易にこのフレキシブルな材料は裂ける。チューブ13の
根元端部は一対の開放端スリットを有し、軸方向タブ2
6と27を形成し、それぞれそこにノブ42と43が固
着されて、そこに配置されたカテーテルからシースを軸
方向に容易に分離、あるいは抜き出すことができるよう
になる。チューブ13の隣接部位25に沿った軸方向の
タブはチューブ13の開放先端部32方向の環状構造体
の上に折り曲げられて、折り返し付き開放端部37を形
成し、分離可能な分離可能な止血バルブ組立体14の開
放先端部内に挿入される。例えば、分離可能な導入シー
ス12は内径が4.318mm(13フレンチ)を有
し、その外形は約4.928mm(0.194インチ)
で、隣接部位25は約5.436mm(0.214イン
チ)の外形を有し、折り返し付き開放端部37は約5.
690mm(0.224インチ)の外形を有する。
【0019】図3は図1の分離可能な止血バルブと導入
シース組立体10の部分断面図が示され、分離可能な止
血バルブと導入シース組立体10は分離可能な止血バル
ブ組立体14と分離可能な導入シース12を貫通して、
同軸に配置されたガイドワイヤ11と拡張器28を有す
る。分離可能な導入シース12の折り返し付き開放端部
37は隣接部位25とともにバルブ本体16の開放先端
部32を貫通して、筒状チャンバ21内に挿入される。
分離可能な導入シース12の折り返し付き開放端部37
は筒状チャンバ21を貫通して、筒状チャンバ21の根
元チャンバ端部29に当接する。筒状チャンバ21の
5.258mm(0.207インチ)の直径は折り返し
付き開放端部37と筒状チャンバ21内に配置された時
に通路31と分離可能な導入シース12の一部とシール
を形成する。これにより、バルブ本体16と分離可能な
導入シース12がスライトし、摩擦接触で結合する間に
空気の導入、あるいは出血を最小にする。
シース組立体10の部分断面図が示され、分離可能な止
血バルブと導入シース組立体10は分離可能な止血バル
ブ組立体14と分離可能な導入シース12を貫通して、
同軸に配置されたガイドワイヤ11と拡張器28を有す
る。分離可能な導入シース12の折り返し付き開放端部
37は隣接部位25とともにバルブ本体16の開放先端
部32を貫通して、筒状チャンバ21内に挿入される。
分離可能な導入シース12の折り返し付き開放端部37
は筒状チャンバ21を貫通して、筒状チャンバ21の根
元チャンバ端部29に当接する。筒状チャンバ21の
5.258mm(0.207インチ)の直径は折り返し
付き開放端部37と筒状チャンバ21内に配置された時
に通路31と分離可能な導入シース12の一部とシール
を形成する。これにより、バルブ本体16と分離可能な
導入シース12がスライトし、摩擦接触で結合する間に
空気の導入、あるいは出血を最小にする。
【0020】分離可能な止血バルブ組立体14はバルブ
本体16の周囲で、その根元部20の近傍に配置された
環状チャネル33を有し、その中に分離可能な止血バル
ブ組立体14を配置するようにしている。環状チャネル
33の中心線は筒状チャンバ21の根元チャンバ端部2
9と一致している。環状チャネル33の中に弾性バンド
15が配置されると、スリット35を有するバルブ膜厚
体22は分離可能な導入シース12の折り返し付き開放
端部37が筒状チャンバ21の根元チャンバ端部29と
バルブ膜厚体22に当接した時でも閉位置に保持され
る。スリット35はバルブ組立体の根元部20からバル
ブ膜厚体22を貫通して、筒状チャンバ21の分離可能
壁39と41内に若干挿入される。スリット35は溝3
4と36と環状チャネル33と連通する。スリット35
が溝34と36と筒状チャンバ21の根元チャンバ端部
29内に延びることにより、本体部分17と18は溝3
4と36を貫通して、軸方向に分離しうる。スリット3
5は分離可能壁39と41の根元端部と連通して、本体
部分17と18がその全長にわたって、軸方向に分離
し、分離可能な導入シース12の根元端部から剥くこと
ができる。
本体16の周囲で、その根元部20の近傍に配置された
環状チャネル33を有し、その中に分離可能な止血バル
ブ組立体14を配置するようにしている。環状チャネル
33の中心線は筒状チャンバ21の根元チャンバ端部2
9と一致している。環状チャネル33の中に弾性バンド
15が配置されると、スリット35を有するバルブ膜厚
体22は分離可能な導入シース12の折り返し付き開放
端部37が筒状チャンバ21の根元チャンバ端部29と
バルブ膜厚体22に当接した時でも閉位置に保持され
る。スリット35はバルブ組立体の根元部20からバル
ブ膜厚体22を貫通して、筒状チャンバ21の分離可能
壁39と41内に若干挿入される。スリット35は溝3
4と36と環状チャネル33と連通する。スリット35
が溝34と36と筒状チャンバ21の根元チャンバ端部
29内に延びることにより、本体部分17と18は溝3
4と36を貫通して、軸方向に分離しうる。スリット3
5は分離可能壁39と41の根元端部と連通して、本体
部分17と18がその全長にわたって、軸方向に分離
し、分離可能な導入シース12の根元端部から剥くこと
ができる。
【0021】具体的な実施例としては、バルブ本体16
は約25.4mm(1.000インチ)の長さを有し、
先端部では10.160mm(0.400インチ)の直
径で、根元部20の近傍では約15.240mm(0.
600インチ)の直径となるようテーパ状をしている。
根元部20の中心はバルブ本体16の縦軸に沿って、そ
の直径は約5.258mm(0.207インチ)で開放
先端部23から根元チャンバ端部29に延びる。根元チ
ャンバ端部29はバルブ本体16の根元部20から特定
距離、約4.826mm(0.190インチ)の場所に
配置され、同一厚のバルブ膜厚体22を形成する。分離
可能壁39と41は約0.660mm(0.026イン
チ)の厚さである。円周方向で対向した溝34と36は
バルブ本体16の先端部に沿って軸方向に延びて、約
1.143mm(0.045インチ)の幅を有し、そこ
に沿った底部はU字型、またはV字型をしている。
は約25.4mm(1.000インチ)の長さを有し、
先端部では10.160mm(0.400インチ)の直
径で、根元部20の近傍では約15.240mm(0.
600インチ)の直径となるようテーパ状をしている。
根元部20の中心はバルブ本体16の縦軸に沿って、そ
の直径は約5.258mm(0.207インチ)で開放
先端部23から根元チャンバ端部29に延びる。根元チ
ャンバ端部29はバルブ本体16の根元部20から特定
距離、約4.826mm(0.190インチ)の場所に
配置され、同一厚のバルブ膜厚体22を形成する。分離
可能壁39と41は約0.660mm(0.026イン
チ)の厚さである。円周方向で対向した溝34と36は
バルブ本体16の先端部に沿って軸方向に延びて、約
1.143mm(0.045インチ)の幅を有し、そこ
に沿った底部はU字型、またはV字型をしている。
【0022】図5はバルブ本体16の詳細図で、筒状チ
ャンバ21は開放先端部23から軸方向にその中を延び
る。通路31はバルブ本体16と筒状チャンバ21の中
心線と一致している。スリット35はバルブ膜厚体22
を貫通して延び、バルブ本体16の中心線と一致してい
る。本体部分17、18は分離可能壁39、41により
接続されている。溝34、36はそれぞれバルブ本体1
6の外側表面から約1.143mm(0.045イン
チ)だけ横方向に延び、その後、それぞれ分離可能壁3
9、41の方向に曲げている。環状チャネル33は外部
表面から1.016mm(0.040インチ)に延びて
バルブ本体16内に入る。フランジ38、40は約8.
382mm(0.330インチ)の幅で、バルブ本体1
6の中央線から約22.860mm(0.900イン
チ)延びている。このフランジは全体として約2.41
3mm(0.095インチ)の厚みを有する。
ャンバ21は開放先端部23から軸方向にその中を延び
る。通路31はバルブ本体16と筒状チャンバ21の中
心線と一致している。スリット35はバルブ膜厚体22
を貫通して延び、バルブ本体16の中心線と一致してい
る。本体部分17、18は分離可能壁39、41により
接続されている。溝34、36はそれぞれバルブ本体1
6の外側表面から約1.143mm(0.045イン
チ)だけ横方向に延び、その後、それぞれ分離可能壁3
9、41の方向に曲げている。環状チャネル33は外部
表面から1.016mm(0.040インチ)に延びて
バルブ本体16内に入る。フランジ38、40は約8.
382mm(0.330インチ)の幅で、バルブ本体1
6の中央線から約22.860mm(0.900イン
チ)延びている。このフランジは全体として約2.41
3mm(0.095インチ)の厚みを有する。
【0023】図3において、スリット35はバルブ本体
16の根元部20から約5.715mm(0.225イ
ンチ)の深さまで延びる。その結果、スリット35は約
0.889mm(0.035インチ)だけ筒状チャンバ
21の根元部と分離可能壁39、41の根元部に延び
る。スリット35は環状チャネル33を貫通して、ほと
んど全体にわたって横方向に延びている。この環状チャ
ネル33はバルブ本体16の周囲の円周方向に延びる約
1.016mm(0.040インチ)の半径のチャネル
である。環状チャネル33の中央線はバルブ本体16の
根元部20から約4.836mm(0.19インチ)ず
れて、筒状チャンバ21の根元チャンバ端部29と一致
している。溝34と36は部分的に環状チャネル33内
にバルブ本体16の根元部20から約5.080mm
(0.200インチ)だけ延びる。
16の根元部20から約5.715mm(0.225イ
ンチ)の深さまで延びる。その結果、スリット35は約
0.889mm(0.035インチ)だけ筒状チャンバ
21の根元部と分離可能壁39、41の根元部に延び
る。スリット35は環状チャネル33を貫通して、ほと
んど全体にわたって横方向に延びている。この環状チャ
ネル33はバルブ本体16の周囲の円周方向に延びる約
1.016mm(0.040インチ)の半径のチャネル
である。環状チャネル33の中央線はバルブ本体16の
根元部20から約4.836mm(0.19インチ)ず
れて、筒状チャンバ21の根元チャンバ端部29と一致
している。溝34と36は部分的に環状チャネル33内
にバルブ本体16の根元部20から約5.080mm
(0.200インチ)だけ延びる。
【0024】図4はプルタブ19を有する弾性バンド1
5の斜視図で、プルタブ19は弾性バンド15から側面
方向に延びている。弾性バンド15とプルタブ19はシ
ョア(Shore)Aスケールで50の硬度を有する。溶融
シリコーンから公知の方法で形成される。弾性バンド1
5はその断面直径が約1.905mm(0.075イン
チ)で、その内径が約7.544mm(0.297イン
チ)である。プルタブ19は約5.588mm(0.2
20インチ)の幅と弾性バンド15の内径から約10.
795mm(0.425インチ)だけ延びている。プル
タブ19の全体の厚さは約2.413mm(0.095
インチ)である。
5の斜視図で、プルタブ19は弾性バンド15から側面
方向に延びている。弾性バンド15とプルタブ19はシ
ョア(Shore)Aスケールで50の硬度を有する。溶融
シリコーンから公知の方法で形成される。弾性バンド1
5はその断面直径が約1.905mm(0.075イン
チ)で、その内径が約7.544mm(0.297イン
チ)である。プルタブ19は約5.588mm(0.2
20インチ)の幅と弾性バンド15の内径から約10.
795mm(0.425インチ)だけ延びている。プル
タブ19の全体の厚さは約2.413mm(0.095
インチ)である。
【0025】図6は図3の本体部分18の部分拡大断面
図であるが、ガイドワイヤ11は省略されており、さら
に、ガイドワイヤ11内に配置される分離可能な導入シ
ース12と根元部20も省略されている。筒状チャンバ
21は本体部分18内を軸方向に延びて、開放先端部2
3で開口している。スリット35は根元部20からバル
ブ膜厚体22、根元チャンバ端部29を介して、筒状チ
ャンバ21、環状チャネル33、溝34、36、分離可
能壁39、41内に延びる。分離可能壁39と41はバ
ルブ本体16が軸方向に分割されている場所を指示す
る。弾性バンド15は環状チャネル33内に配置されて
いる。通路31は根元部20から根元チャンバ端部29
にバルブ膜厚体22を貫通して延びている。通路31は
直径が約1.067mm(0.042インチ)で、約
0.965mm(0.038インチ)のワイヤガイドを
そこに保持する。スリット35は通路31の中心線と一
致している。バルブ本体16はショアAスケールの硬度
25を有する医療用シリコーンを用いて公知の方法でモ
ールドされる。
図であるが、ガイドワイヤ11は省略されており、さら
に、ガイドワイヤ11内に配置される分離可能な導入シ
ース12と根元部20も省略されている。筒状チャンバ
21は本体部分18内を軸方向に延びて、開放先端部2
3で開口している。スリット35は根元部20からバル
ブ膜厚体22、根元チャンバ端部29を介して、筒状チ
ャンバ21、環状チャネル33、溝34、36、分離可
能壁39、41内に延びる。分離可能壁39と41はバ
ルブ本体16が軸方向に分割されている場所を指示す
る。弾性バンド15は環状チャネル33内に配置されて
いる。通路31は根元部20から根元チャンバ端部29
にバルブ膜厚体22を貫通して延びている。通路31は
直径が約1.067mm(0.042インチ)で、約
0.965mm(0.038インチ)のワイヤガイドを
そこに保持する。スリット35は通路31の中心線と一
致している。バルブ本体16はショアAスケールの硬度
25を有する医療用シリコーンを用いて公知の方法でモ
ールドされる。
【0026】図7は分離可能な止血バルブと導入シース
組立体10の軸方向から見た斜視図で、分離可能な導入
シース12、本体部分18内を同軸上に貫通して配置さ
れるガイドワイヤ11、拡張器28を示している。分離
可能な導入シース12はバルブ本体16チャンバ内に配
置され、分離可能な導入シース12の折り返し付き開放
端部37は根元チャンバ端部29に当接している。ガイ
ドワイヤ11と拡張器28が分離可能な止血バルブと導
入シース組立体10と同軸に配置されると、スリット3
5は部分的に開き、バルブ膜厚体22が分離されるよう
にする。しかし、環状チャネル33内の弾性バンド15
は溝34と36とスリット35を個別に内側に剥けるよ
うに力をかけているので、バルブ本体16が分離するの
を阻止し、筒状チャンバ21が分離可能な導入シース1
2にシールするよう保持している。拡張器28が分離可
能な止血バルブと導入シース組立体10から取り除かれ
ると、弾性バンド15はスリット35とバルブ膜厚体2
2を閉位置に保持する。通路31はガイドワイヤ11の
周囲に取り囲みシールを形成する。
組立体10の軸方向から見た斜視図で、分離可能な導入
シース12、本体部分18内を同軸上に貫通して配置さ
れるガイドワイヤ11、拡張器28を示している。分離
可能な導入シース12はバルブ本体16チャンバ内に配
置され、分離可能な導入シース12の折り返し付き開放
端部37は根元チャンバ端部29に当接している。ガイ
ドワイヤ11と拡張器28が分離可能な止血バルブと導
入シース組立体10と同軸に配置されると、スリット3
5は部分的に開き、バルブ膜厚体22が分離されるよう
にする。しかし、環状チャネル33内の弾性バンド15
は溝34と36とスリット35を個別に内側に剥けるよ
うに力をかけているので、バルブ本体16が分離するの
を阻止し、筒状チャンバ21が分離可能な導入シース1
2にシールするよう保持している。拡張器28が分離可
能な止血バルブと導入シース組立体10から取り除かれ
ると、弾性バンド15はスリット35とバルブ膜厚体2
2を閉位置に保持する。通路31はガイドワイヤ11の
周囲に取り囲みシールを形成する。
【0027】図8は分離可能な止血バルブと導入シース
組立体10の部分断面図であるが、ガイドワイヤ11は
分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能な導入シー
ス12を貫通して同軸に配置されている。環状チャネル
33内の弾性バンド15はスリット35とバルブ膜厚体
22をガイドワイヤ11の周囲で閉位置に保持する。ス
リット35は筒状チャンバ21内に延びているので、弾
性バンド15の中心線は根元チャンバ端部29と一致
し、折り返し付き開放端部37に対し水密シールを形成
する。スリット35は筒状チャンバ21内および溝3
4、36、分離可能壁39、41内に延びて、分離可能
な止血バルブ組立体14が分離可能な導入シース12か
ら軸方向に分離するのを確保し、およびカテーテルがそ
の中に同軸に配置されるのを確保している。実験によれ
ば、根元チャンバ端部29と一致した弾性バンド15の
位置は分離可能な導入シース12における水密シールを
保持するのに重要であることが分かった。
組立体10の部分断面図であるが、ガイドワイヤ11は
分離可能な止血バルブ組立体14と分離可能な導入シー
ス12を貫通して同軸に配置されている。環状チャネル
33内の弾性バンド15はスリット35とバルブ膜厚体
22をガイドワイヤ11の周囲で閉位置に保持する。ス
リット35は筒状チャンバ21内に延びているので、弾
性バンド15の中心線は根元チャンバ端部29と一致
し、折り返し付き開放端部37に対し水密シールを形成
する。スリット35は筒状チャンバ21内および溝3
4、36、分離可能壁39、41内に延びて、分離可能
な止血バルブ組立体14が分離可能な導入シース12か
ら軸方向に分離するのを確保し、およびカテーテルがそ
の中に同軸に配置されるのを確保している。実験によれ
ば、根元チャンバ端部29と一致した弾性バンド15の
位置は分離可能な導入シース12における水密シールを
保持するのに重要であることが分かった。
【0028】図9と図10は本発明の分離可能な止血バ
ルブと導入シース組立体10を患者の体内に経皮的に挿
入する方法を示し、さらに、分離可能な止血バルブ組立
体14を24がその中を同軸に配置されている分離可能
な導入シース12から取り出す方法を示している。この
取り出し方法は24の上にある分離可能な止血バルブ組
立体14または分離可能な導入シース12を取り除かず
に行うことができる。本発明によれば、分離可能な止血
バルブ組立体14と分離可能な導入シース12は軸方向
に分離可能で、分割可能な構成をしている。分離可能な
導入シース12と分離可能な止血バルブ組立体14は分
離可能な導入シース12の折り返し付き開放端部37を
バルブ本体16の筒状チャンバ21内に挿入することに
より、結合されるよう構成される個別の部品である。別
個に製造され、一体に組み立てられているよう図示され
ているが、分離可能な導入シース12と分離可能な止血
バルブ組立体14は一体に形成することもできる。図9
に示すように、24は患者の血管内に経皮的に分離可能
な止血バルブと導入シース組立体10を介して、公知の
方法で挿入される。分離可能な止血バルブ組立体14を
分離可能な導入シース12から取り出すために、弾性バ
ンド15をまず切断し、分離可能な止血バルブ組立体1
4から取り出す。その後、外科医はバルブ本体16のフ
ランジ38と40を把持し、それらを外側に引っ張る。
分離可能壁39と41はその全長にわたって、軸方向に
分離可能なので、本体部分17と18は分離可能な導入
シース12、24から取り出すことができる。
ルブと導入シース組立体10を患者の体内に経皮的に挿
入する方法を示し、さらに、分離可能な止血バルブ組立
体14を24がその中を同軸に配置されている分離可能
な導入シース12から取り出す方法を示している。この
取り出し方法は24の上にある分離可能な止血バルブ組
立体14または分離可能な導入シース12を取り除かず
に行うことができる。本発明によれば、分離可能な止血
バルブ組立体14と分離可能な導入シース12は軸方向
に分離可能で、分割可能な構成をしている。分離可能な
導入シース12と分離可能な止血バルブ組立体14は分
離可能な導入シース12の折り返し付き開放端部37を
バルブ本体16の筒状チャンバ21内に挿入することに
より、結合されるよう構成される個別の部品である。別
個に製造され、一体に組み立てられているよう図示され
ているが、分離可能な導入シース12と分離可能な止血
バルブ組立体14は一体に形成することもできる。図9
に示すように、24は患者の血管内に経皮的に分離可能
な止血バルブと導入シース組立体10を介して、公知の
方法で挿入される。分離可能な止血バルブ組立体14を
分離可能な導入シース12から取り出すために、弾性バ
ンド15をまず切断し、分離可能な止血バルブ組立体1
4から取り出す。その後、外科医はバルブ本体16のフ
ランジ38と40を把持し、それらを外側に引っ張る。
分離可能壁39と41はその全長にわたって、軸方向に
分離可能なので、本体部分17と18は分離可能な導入
シース12、24から取り出すことができる。
【0029】分離可能な止血バルブと導入シース組立体
10を分離可能な導入シース12から取り出した後、外
科医は分離可能な導入シース12の軸方向タブ26と2
7をノブ42と43でもって把持し、それらに外側に引
っ張ることにより、分離可能な導入シース12の折り返
し付き開放端部37に沿って、分離可能な導入シース1
2の閉じられた端部のスリットを分離する。折り返し付
き開放端部37が分離された後、さらに、外側に引くこ
とにより、チューブ13の残りの部分を開放先端部32
の方向に分離する。その結果、分離可能な導入シース1
2は24から取り出されて、2つの部分に分割され、2
4の自由端の上の分離可能な導入シース12を延ばす必
要はない。
10を分離可能な導入シース12から取り出した後、外
科医は分離可能な導入シース12の軸方向タブ26と2
7をノブ42と43でもって把持し、それらに外側に引
っ張ることにより、分離可能な導入シース12の折り返
し付き開放端部37に沿って、分離可能な導入シース1
2の閉じられた端部のスリットを分離する。折り返し付
き開放端部37が分離された後、さらに、外側に引くこ
とにより、チューブ13の残りの部分を開放先端部32
の方向に分離する。その結果、分離可能な導入シース1
2は24から取り出されて、2つの部分に分割され、2
4の自由端の上の分離可能な導入シース12を延ばす必
要はない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、患
者の体内に分離可能な止血バルブと導入シース組立体1
0を挿入した後、軸方向タブ26を分離できるので、出
血を比較的少量に抑えることができる。
者の体内に分離可能な止血バルブと導入シース組立体1
0を挿入した後、軸方向タブ26を分離できるので、出
血を比較的少量に抑えることができる。
【図1】本発明の一実施例による分離可能な止血バルブ
と導入シース組立体の斜視図。
と導入シース組立体の斜視図。
【図2】図1の分離可能な止血バルブと導入シース組立
体の分離可能な導入シースの斜視図。
体の分離可能な導入シースの斜視図。
【図3】図1の装置の部分断面側面図。
【図4】図1の装置の環状弾性バンドの斜視図。
【図5】図1の装置のバルブ本体の先端端面図。
【図6】図3のバルブ本体の拡大部分断面側面図。
【図7】図1の装置の部分断面斜視図。
【図8】図1の装置で、その中をガイドワイヤが貫通す
る状態を表す部分断面斜視図。
る状態を表す部分断面斜視図。
【図9】図1の装置が経皮的に挿入される状態を表した
図。
図。
【図10】図1の装置が経皮的に挿入される状態を表し
た図。
た図。
10 分離可能な止血バルブと導入シース組立体 11 ガイドワイヤ 12 分離可能な導入シース 13 チューブ 14 分離可能な止血バルブ組立体 15 弾性バンド 16 バルブ本体 17、18 本体部分 19 プルタブ 20 根元部 21 筒状チャンバ 22 バルブ膜厚体 23 開放先端部 25 隣接部位 26、27 軸方向タブ 28 拡張器 29 根元チャンバ端部 30 テーパ状先端チップ 31 通路 32 開放先端部 33 環状チャネル 34、36 溝 35 スリット 37 折り返し付き開放端部 38、40 フランジ 39、41 分離可能壁 42、43 ノブ
Claims (10)
- 【請求項1】 導入シースの根本部にシールを形成する
装置において分離可能な導入シース(12)に結合され
ガイドワイヤ(11)、拡張器(28)、チューブ(1
3)が分離可能な導入シース(12)を介して患者の体
内に挿入されるようにするバルブ本体(16)を有し、 前記バルブ本体(16)は前記ガイドワイヤ(11)、
拡張器(28)、根本部(20)、チューブ(13)に
関して側面方向に軸に沿って分離されることを特徴とす
る導入シース組立体装置。 - 【請求項2】 前記構造体はバルブ本体(16)が溝
(34、36)に沿って分離され,それによりバルブ本
体(16)が2つの部分本体部分(17、18)に分離
されてガイドワイヤ(11)、拡張器(28)、本体部
分(17)の軸方向に沿って側面方向に除去されること
を特徴とする請求項1の装置。 - 【請求項3】 前記分離可能な導入シース(12)はバ
ルブ本体(16)により支持され分離可能な導入シース
(12)は側面方向に軸に沿って分離されるような構造
であることを特徴とする請求項1または2の装置。 - 【請求項4】 前記バルブ本体(16)はその中を軸方
向に延びる筒上チャンバ(21)を有し、分離可能な導
入シース(12)が筒上チャンバ(21)内に収納され
シールされることを特徴とする請求項3の装置。 - 【請求項5】 シールを形成するためにバルブ本体(1
6)の根本部(20)に隣接して延びる弾性バンド(1
5)を更に有することを特徴とする請求項4の装置。 - 【請求項6】 バルブ本体(16)の根本部からバルブ
膜厚体(22)を介して筒上チャンバ(21)の根本部
内に延びるスリット(35)を更に有し、前記スリット
(35)の先端部はバルブ本体(16)の前記構造体と
一致することを特徴とする請求項5の装置。 - 【請求項7】 前記構造体はバルブ本体(16)の表面
及び/または分離可能な導入シース(12)の表面に溝
(34、36)を有することを特徴とする請求項1ない
し6のいずれかに記載の装置。 - 【請求項8】 前記弾性バンド(15)はバルブ本体
(16)の根本部周囲に環状チャネル(33)と内側に
力をかけるように環状チャネル(33)内の弾性バンド
(15)を有することを特徴とする請求項5の装置。 - 【請求項9】 前記バルブ本体(16)は分離可能な本
体部分(17、18)を有し各本体部分(17、18)
は分離可能な様にそこから延びるフランジ(38、4
0)を有することを特徴とする請求項1ないし8のいず
れかに記載の装置。 - 【請求項10】 前記分離可能な導入シース(12)は
一対のノブ(42、43)を有し、このノブ(42、4
3)は分離可能な導入シース(12)がバルブ本体(1
6)が取り除かれた後溝(34、36)に沿って分離可
能であることを特徴とする請求項7の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US8592393A | 1993-06-30 | 1993-06-30 | |
US085923 | 1993-06-30 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751381A true JPH0751381A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=22194877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6170450A Pending JPH0751381A (ja) | 1993-06-30 | 1994-06-30 | 導入シース組立体装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0631793A1 (ja) |
JP (1) | JPH0751381A (ja) |
AU (1) | AU6606494A (ja) |
CA (1) | CA2127044A1 (ja) |
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