JP3088113B2 - 医療器具導入用チューブ - Google Patents
医療器具導入用チューブInfo
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- JP3088113B2 JP3088113B2 JP02297006A JP29700690A JP3088113B2 JP 3088113 B2 JP3088113 B2 JP 3088113B2 JP 02297006 A JP02297006 A JP 02297006A JP 29700690 A JP29700690 A JP 29700690A JP 3088113 B2 JP3088113 B2 JP 3088113B2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M25/00—Catheters; Hollow probes
- A61M25/01—Introducing, guiding, advancing, emplacing or holding catheters
- A61M25/06—Body-piercing guide needles or the like
- A61M25/0662—Guide tubes
- A61M25/0668—Guide tubes splittable, tear apart
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、カテーテル、ガイドワイヤなどの管状あ
るいは線状の医療器具を生体内に導入、留置する際に用
いられる合成樹脂製の医療器具導入用チューブに関す
る。
るいは線状の医療器具を生体内に導入、留置する際に用
いられる合成樹脂製の医療器具導入用チューブに関す
る。
[従来の技術] 近年、患者の皮膚を介して血管内に栄養剤や薬剤を注
入する場合に、可撓性を有する合成樹脂材料で作られた
カテーテルが用いられている。このカテーテルの先端側
を血管内に導入するには、そのままでは挿入できないた
め、次のような方法が行われている。
入する場合に、可撓性を有する合成樹脂材料で作られた
カテーテルが用いられている。このカテーテルの先端側
を血管内に導入するには、そのままでは挿入できないた
め、次のような方法が行われている。
まず、挿入すべきカテーテルの外径にほぼ等しい内径
に形成された合成樹脂製のチューブを導入用としてあら
かじめ用意し、この導入用チューブに注射筒を装着して
注射針を導入用チューブの先端部分から幾分突出させ、
この状態で注射針と導入用チューブを血管内に突き刺し
た後、導入用チューブを残して注射筒をチューブから抜
き取る。そして、ただちにカテーテルを導入用チューブ
に挿入し、その先端部分を血管内に導入する。
に形成された合成樹脂製のチューブを導入用としてあら
かじめ用意し、この導入用チューブに注射筒を装着して
注射針を導入用チューブの先端部分から幾分突出させ、
この状態で注射針と導入用チューブを血管内に突き刺し
た後、導入用チューブを残して注射筒をチューブから抜
き取る。そして、ただちにカテーテルを導入用チューブ
に挿入し、その先端部分を血管内に導入する。
上記導入用チューブは、カテーテルを血管内に導入し
た後では不要であり、またその後の医療行為の妨げにも
なるため、カテーテルを血管内に導入した状態で、その
管壁を長手方向に引き裂いて除去できるようになってい
る。従来、この種のチューブにおいて管壁を引き裂きや
すくする方法としては、例えば特開昭62−176459号、特
開昭64−46476号などに示されるように、管壁の一部に
他の部分とは異なる材質の線状体を長手方向に連続して
設けるか、あるいは特開昭59−91967号、特開平2−177
966号などに示されるように、チューブの長手方向に沿
って放射線を照射したり、ダイスを特殊な構造に改良し
て強制的にチューブの周方向の一部に不均一部分が発生
するようにし、これにより管壁の一部に脆弱部分を形成
することが既に提案されている。
た後では不要であり、またその後の医療行為の妨げにも
なるため、カテーテルを血管内に導入した状態で、その
管壁を長手方向に引き裂いて除去できるようになってい
る。従来、この種のチューブにおいて管壁を引き裂きや
すくする方法としては、例えば特開昭62−176459号、特
開昭64−46476号などに示されるように、管壁の一部に
他の部分とは異なる材質の線状体を長手方向に連続して
設けるか、あるいは特開昭59−91967号、特開平2−177
966号などに示されるように、チューブの長手方向に沿
って放射線を照射したり、ダイスを特殊な構造に改良し
て強制的にチューブの周方向の一部に不均一部分が発生
するようにし、これにより管壁の一部に脆弱部分を形成
することが既に提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、管壁の一部に他の部分とは異なる材質
の線状体を長手方向に連続して設ける方法は、裂きたい
部分に異種の合成樹脂を混入するため、押出成形機の構
造が複雑になって高価な装置を使用せざるを得ないばか
りか、成形速度の高速化が困難で生産性が悪いという問
題点があった。また、管壁の一部に脆弱部分を形成する
後者の方法では、特別な設備、特殊なダイスを用意しな
ければならず、しかもいずれの方法においても得られる
チューブの脆弱部分が外観上は他の部分とそれほど差が
ないため、管壁を引き裂くためのハブを端部に取り付け
る際に、ハブの引き裂き位置とチューブの引き裂き位置
を一致させる必要があるが、その位置の識別が困難で作
業性が良くないという問題点があった。
の線状体を長手方向に連続して設ける方法は、裂きたい
部分に異種の合成樹脂を混入するため、押出成形機の構
造が複雑になって高価な装置を使用せざるを得ないばか
りか、成形速度の高速化が困難で生産性が悪いという問
題点があった。また、管壁の一部に脆弱部分を形成する
後者の方法では、特別な設備、特殊なダイスを用意しな
ければならず、しかもいずれの方法においても得られる
チューブの脆弱部分が外観上は他の部分とそれほど差が
ないため、管壁を引き裂くためのハブを端部に取り付け
る際に、ハブの引き裂き位置とチューブの引き裂き位置
を一致させる必要があるが、その位置の識別が困難で作
業性が良くないという問題点があった。
そこで、この発明は、これら従来技術の問題点に鑑
み、特別な製造装置を用いることなく簡単に押出成形す
ることができ、さらに周方向のどの場所からでも引き裂
くことができることによりハブの取付けが容易になった
医療器具導入用チューブの提供をその目的とする。
み、特別な製造装置を用いることなく簡単に押出成形す
ることができ、さらに周方向のどの場所からでも引き裂
くことができることによりハブの取付けが容易になった
医療器具導入用チューブの提供をその目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明者らは鋭意検討を重
ねた結果、ある種の合成樹脂材料を用いることによって
上記問題点が解決されることを見出だし、本発明に想到
した。即ちこの発明では、カテーテル等の管状あるいは
線状の医療器具を生体内に導入する際に用いる医療器具
導入用チューブであって、該チューブは、前記医療器具
が挿入される中空部を有し、該中空部内に前記医療器具
が導入された後に、前記チューブの管壁を裂いて前記医
療器具から抜去される医療器具導入チューブにおいて、
前記医療器具導入用チューブはシリコーン−ポリイミド
共重合樹脂からなり、かつ前記シリコーン−ポリイミド
共重合樹脂をチューブ状に押出し成形する際に前記チュ
ーブの長手方向に樹脂の分子鎖を配向させ、前記チュー
ブの管壁の周方向における樹脂の分子鎖同士の絡み合い
を低減させたことを特徴としている。
ねた結果、ある種の合成樹脂材料を用いることによって
上記問題点が解決されることを見出だし、本発明に想到
した。即ちこの発明では、カテーテル等の管状あるいは
線状の医療器具を生体内に導入する際に用いる医療器具
導入用チューブであって、該チューブは、前記医療器具
が挿入される中空部を有し、該中空部内に前記医療器具
が導入された後に、前記チューブの管壁を裂いて前記医
療器具から抜去される医療器具導入チューブにおいて、
前記医療器具導入用チューブはシリコーン−ポリイミド
共重合樹脂からなり、かつ前記シリコーン−ポリイミド
共重合樹脂をチューブ状に押出し成形する際に前記チュ
ーブの長手方向に樹脂の分子鎖を配向させ、前記チュー
ブの管壁の周方向における樹脂の分子鎖同士の絡み合い
を低減させたことを特徴としている。
[作用] この発明による医療器具導入用チューブにおいて、管
壁を形成する材料として使用されるシリコーン−ポリイ
ミド共重合樹脂は、溶融押出成形が可能な合成樹脂では
あるが、例えば押出機のダイスを出た直後の引き落とし
率を大きくした場合など、成形条件によっては他の合成
樹脂よりも顕著に樹脂の分子鎖が押出方向に配向しやす
い性質があることを本発明者らは見出だした。このよう
な性質がシリコーン−ポリイミド共重合樹脂に特に顕著
に発現する理由は定かではない。一般的に樹脂成形体で
は、分子鎖が配向すると、配向方向に対して直角の方向
における引張強度等の機械的特性が低下するため、通常
の樹脂成形では少しでもそれを避けるように成形条件が
選択されるのに対し、この発明ではかかる性質を積極的
に利用した点に大きな特徴がある。
壁を形成する材料として使用されるシリコーン−ポリイ
ミド共重合樹脂は、溶融押出成形が可能な合成樹脂では
あるが、例えば押出機のダイスを出た直後の引き落とし
率を大きくした場合など、成形条件によっては他の合成
樹脂よりも顕著に樹脂の分子鎖が押出方向に配向しやす
い性質があることを本発明者らは見出だした。このよう
な性質がシリコーン−ポリイミド共重合樹脂に特に顕著
に発現する理由は定かではない。一般的に樹脂成形体で
は、分子鎖が配向すると、配向方向に対して直角の方向
における引張強度等の機械的特性が低下するため、通常
の樹脂成形では少しでもそれを避けるように成形条件が
選択されるのに対し、この発明ではかかる性質を積極的
に利用した点に大きな特徴がある。
即ち、引き落とし率を大きくするなどして鎖状のシリ
コーン−ポリイミド共重合樹脂分子をチューブの押出方
向に強く配向させると、それら鎖状共重合樹脂分子はチ
ューブ長手方向に整列し、チューブの管壁の周方向にお
ける分子鎖同志の絡み合いは、配向させない場合に比べ
て著しく低減する。これにより、管壁の周方向における
機械的強度が大幅に低下し、チューブは長手方向に裂け
やすくなる。この性質は、ダイスに特別な改変を施さな
い限りは管壁の周方向において同じように発現するか
ら、チューブ端部にハブを取り付ける場合に円周上のい
ずれの場所でも差支えないので、取付け位置の確認が不
要になる分だけ作業性が向上する。
コーン−ポリイミド共重合樹脂分子をチューブの押出方
向に強く配向させると、それら鎖状共重合樹脂分子はチ
ューブ長手方向に整列し、チューブの管壁の周方向にお
ける分子鎖同志の絡み合いは、配向させない場合に比べ
て著しく低減する。これにより、管壁の周方向における
機械的強度が大幅に低下し、チューブは長手方向に裂け
やすくなる。この性質は、ダイスに特別な改変を施さな
い限りは管壁の周方向において同じように発現するか
ら、チューブ端部にハブを取り付ける場合に円周上のい
ずれの場所でも差支えないので、取付け位置の確認が不
要になる分だけ作業性が向上する。
[実施例] 次に、この発明の一実施例を図面に基づいて詳しく説
明する。
明する。
第1図は、この発明による医療器具導入用チューブの
正面図であって、図示の医療器具導入用チューブ1は、
チューブ本体2がシリコーン−ポリイミド共重合樹脂
(例えば米国GENERAL ELECTRIC社製,商品名:SILTEM)
で形成され、先端部分にはテーパ加工が施されている。
さらに実施例では、このチューブ本体2の基端側に、二
個のスリット3aが周壁の対向位置に一端側から他端側に
向けて軸心と平行に設けられた筒状のハブ3が固着され
た構成になっている。
正面図であって、図示の医療器具導入用チューブ1は、
チューブ本体2がシリコーン−ポリイミド共重合樹脂
(例えば米国GENERAL ELECTRIC社製,商品名:SILTEM)
で形成され、先端部分にはテーパ加工が施されている。
さらに実施例では、このチューブ本体2の基端側に、二
個のスリット3aが周壁の対向位置に一端側から他端側に
向けて軸心と平行に設けられた筒状のハブ3が固着され
た構成になっている。
ここで、チューブ本体2は、例えばダイスから吐出さ
れた後の引き落とし率を大きくしたり、あるいはダイス
のランド部の長さを通常のものよりも大きくすることに
より、チューブ長手方向への配向が強くなるように押出
成形され、これによりチューブ本体2は円周上のどの場
所からでも長手方向に裂けやすくなっている。
れた後の引き落とし率を大きくしたり、あるいはダイス
のランド部の長さを通常のものよりも大きくすることに
より、チューブ長手方向への配向が強くなるように押出
成形され、これによりチューブ本体2は円周上のどの場
所からでも長手方向に裂けやすくなっている。
次に、第1図実施例の医療器具導入用チューブ1の使
用方法について、第2図を用いて説明する。
用方法について、第2図を用いて説明する。
まず、チューブ本体2の基端側に固着されたハブ3に
注射筒(図示せず)を嵌挿し、注射針の先端がチューブ
本体2の先端から突出した状態でこれらを血管10内に穿
刺する。次いで、注射筒を注射針と共にチューブ本体2
から引き抜き、直ちにカテーテル20をハブ3からチュー
ブ本体2に挿入してその先端が血管10内に突出するよう
にする。
注射筒(図示せず)を嵌挿し、注射針の先端がチューブ
本体2の先端から突出した状態でこれらを血管10内に穿
刺する。次いで、注射筒を注射針と共にチューブ本体2
から引き抜き、直ちにカテーテル20をハブ3からチュー
ブ本体2に挿入してその先端が血管10内に突出するよう
にする。
そして、図に示すように、ハブ3の突片3b,3bを掴ん
で二個のスリット3aに沿ってハブ3を開きながらチュー
ブ本体2を血管10から引き抜く。この場合、チューブ本
体2の管壁は長手方向に裂けやすくなっているため、突
片3b,3bを開くに伴い引き裂かれる。したがって、カテ
ーテル20の基端側の大径部20a邪魔されることなく、医
療器具導入用チューブ1を血管10およびカテーテル20か
ら簡単に取り外すことができ、医療器具の体内への導入
に大きく役立つ。なお、ハブ3の形状は、チューブ本体
2の外径、挿入部位などに応じて適宜変更されることは
いうまでもない。
で二個のスリット3aに沿ってハブ3を開きながらチュー
ブ本体2を血管10から引き抜く。この場合、チューブ本
体2の管壁は長手方向に裂けやすくなっているため、突
片3b,3bを開くに伴い引き裂かれる。したがって、カテ
ーテル20の基端側の大径部20a邪魔されることなく、医
療器具導入用チューブ1を血管10およびカテーテル20か
ら簡単に取り外すことができ、医療器具の体内への導入
に大きく役立つ。なお、ハブ3の形状は、チューブ本体
2の外径、挿入部位などに応じて適宜変更されることは
いうまでもない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、カテーテ
ル、ガイドワイヤなどの管状あるいは線状の医療器具を
生体内に導入、留置する際に用いられ、導入後に管壁を
裂いて該医療器具から抜去される医療器具導入用チュー
ブにおいて、管壁を形成する材料として押出方向に配向
しやすいシリコーン−ポリイミド共重合樹脂を使用する
ので、特別な装置や設備を用いることなく、ほぼ通常の
押出成形装置でも管壁の周方向における機械的強度を簡
単に低下させることができる。したがって、従来のもの
と異なり、チューブの引裂き箇所が限定されることな
く、チューブの円周上のどの場所からでも長さ方向に裂
け易いチューブを容易に、かつ安価に提供することがで
きるという効果を奏する。しかも、この場合には、裂け
易くするために、チューブの端部にハブを取り付ける際
に、従来の限定されたハブ取り付け位置を確認する必要
がなく、ハブの取り付け作業性が向上するという効果も
得られる。
ル、ガイドワイヤなどの管状あるいは線状の医療器具を
生体内に導入、留置する際に用いられ、導入後に管壁を
裂いて該医療器具から抜去される医療器具導入用チュー
ブにおいて、管壁を形成する材料として押出方向に配向
しやすいシリコーン−ポリイミド共重合樹脂を使用する
ので、特別な装置や設備を用いることなく、ほぼ通常の
押出成形装置でも管壁の周方向における機械的強度を簡
単に低下させることができる。したがって、従来のもの
と異なり、チューブの引裂き箇所が限定されることな
く、チューブの円周上のどの場所からでも長さ方向に裂
け易いチューブを容易に、かつ安価に提供することがで
きるという効果を奏する。しかも、この場合には、裂け
易くするために、チューブの端部にハブを取り付ける際
に、従来の限定されたハブ取り付け位置を確認する必要
がなく、ハブの取り付け作業性が向上するという効果も
得られる。
また、上記実施例では、血管にカテーテルを導入する
場合について説明したが、ガイドワイヤ、バイパスチュ
ーブなどの他の管状あるいは線状の医療器具に適用する
ことは可能であり、さらに生体の血管以外の管状器官や
体腔へ導入する場合にももちろん使用することができ
る。
場合について説明したが、ガイドワイヤ、バイパスチュ
ーブなどの他の管状あるいは線状の医療器具に適用する
ことは可能であり、さらに生体の血管以外の管状器官や
体腔へ導入する場合にももちろん使用することができ
る。
第1図はこの発明による医療器具導入用チューブの一実
施例を示す正面図、第2図は第1図実施例の医療器具導
入用チューブの使用態様を説明するための模式図であ
る。 2:チューブ本体、3:ハブ、20:カテーテル。
施例を示す正面図、第2図は第1図実施例の医療器具導
入用チューブの使用態様を説明するための模式図であ
る。 2:チューブ本体、3:ハブ、20:カテーテル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61M 25/08
Claims (1)
- 【請求項1】カテーテル等の管状あるいは線状の医療器
具を生体内に導入する際に用いる医療器具導入用チュー
ブであって、該チューブは、前記医療器具が挿入される
中空部を有し、該中空部内に前記医療器具が導入された
後に、前記チューブの管壁を裂いて前記医療器具から抜
去される医療器具導入用チューブにおいて、前記医療器
具導入用チューブはシリコーン−ポリイミド共重合樹脂
からなり、かつ前記シリコーン−ポリイミド共重合樹脂
をチューブ状に押出し成形する際に前記チューブの長手
方向に樹脂の分子鎖を配向させ、前記チューブの管壁の
周方向における樹脂の分子鎖同士の絡み合いを低減させ
たことを特徴とする医療器具導入用チューブ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02297006A JP3088113B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 医療器具導入用チューブ |
EP91118521A EP0483803A1 (en) | 1990-11-01 | 1991-10-30 | Tubes for introducing medical devices |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02297006A JP3088113B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 医療器具導入用チューブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04170967A JPH04170967A (ja) | 1992-06-18 |
JP3088113B2 true JP3088113B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=17841030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02297006A Expired - Fee Related JP3088113B2 (ja) | 1990-11-01 | 1990-11-01 | 医療器具導入用チューブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0483803A1 (ja) |
JP (1) | JP3088113B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5221263A (en) * | 1992-07-30 | 1993-06-22 | Gesco International, Inc. | Catheter emplacement apparatus |
EP0631793A1 (en) * | 1993-06-30 | 1995-01-04 | Cook Incorporated | Splittable hemostatic valve and method of use with a splittable introducer sheath |
US7101353B2 (en) | 1999-12-30 | 2006-09-05 | Cook Vascular Incorporated | Splittable medical valve |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE31855F1 (en) * | 1978-12-01 | 1986-08-19 | Tear apart cannula | |
US4473067A (en) * | 1982-04-28 | 1984-09-25 | Peter Schiff | Introducer assembly for intra-aortic balloons and the like incorporating a sliding, blood-tight seal |
JPS5965009A (ja) * | 1982-10-05 | 1984-04-13 | Chisso Corp | 徐放性血管拡張剤 |
-
1990
- 1990-11-01 JP JP02297006A patent/JP3088113B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-10-30 EP EP91118521A patent/EP0483803A1/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04170967A (ja) | 1992-06-18 |
EP0483803A1 (en) | 1992-05-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |