JPH0751261B2 - 溶融金属レベル検出方法 - Google Patents

溶融金属レベル検出方法

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JPH0751261B2
JPH0751261B2 JP258491A JP258491A JPH0751261B2 JP H0751261 B2 JPH0751261 B2 JP H0751261B2 JP 258491 A JP258491 A JP 258491A JP 258491 A JP258491 A JP 258491A JP H0751261 B2 JPH0751261 B2 JP H0751261B2
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coil
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村 雅 記 元
沼 洋 一 永
中 啓 八 郎 田
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Nippon Steel Corp
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Nippon Steel Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属の溶融面位置
(溶鋼レベル)の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】溶融金属の溶融面の位置を検出する方法
としては、以下に示すような方法がある。
【0003】1)浮き子を利用する方法 溶融金属面に浮き子を浮かべ、この浮き子の位置を棒ま
たはチェ−ンなどにより検出する。
【0004】2)光学的(光電変換)方法 溶融金属上面と容器等との接触位置における輝度の違い
に着目し、この境界線を例えばアレイセンサ−あるいは
テレビカメラ等を用いて三角測量法によって測定する。
【0005】3)超音波による方法 超音波を溶融金属の表面に照射し、その反射した音波が
戻ってくる時間を測ることで溶融金属表面までの距離を
測定する。
【0006】4)放射線を利用する方法 溶融金属に対し斜め方向に放射線を透過させ、この放射
線の減衰量より溶融金属の表面位置を検出する。
【0007】5)浸積電極式方法 電極と溶融金属により電気回路のon−off状態を作
って溶融金属のレベルを検出する。
【0008】6)サ−モカップル方式 溶融金属の容器外側壁面に数組の熱電対を埋め込み、温
度分布の変化から間接的に溶融金属のレベルを検出す
る。
【0009】7)電磁誘導方式 特開昭48−93539号公報の方法は、モ−ルド外壁
面に深さ方向に長いコイルを設け、該コイルをインピ−
ダンスブリッジ回路の一辺に接続する構成で、モ−ルド
内の溶鋼レベルの変化をモ−ルド壁温度変化として捕
え、これによって生じるモ−ルド壁の固有抵抗変化によ
りモ−ルド内に発生する渦電流の変化を利用して溶鋼レ
ベルを検出する方法である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術による溶融
金属の検出方法は、各々以下のような問題があった。、 1)浮き子を利用する方法 高温溶融金属に侵食されない浮き子材料がなく、またス
ラグ,メタル等が浮き子に付着し、浮き子の比重変化を
生じることがあり、その都度更正の必要を生じる。
【0011】2)光学的(光電変換)方法 煙,粉塵等が存在する場合、あるいは溶融金属表面にス
ラグ(一般に輝度が低く黒く見える)が浮上する場合は
測定が困難となるだけでなく、煙等により光学センサ−
部に汚れが生じ、また溶融金属が高温である場合はその
熱による陽炎によって光の屈折を生じ、このため測定誤
差を生じる。
【0012】3)超音波による方法 溶融金属が高温の場合は、その熱によって空気の揺らぎ
(空気密度変化)による複雑な音の屈折が生じ測定不能
となる。
【0013】4)放射線を利用する方法 安全上の問題があることと、放射線源および検出器を設
置するスペ−スが無いような場所では使用不可である。
【0014】5)浸積電極式方法 高温の溶融金属による電極消耗が著しく、長期使用が不
可能である。
【0015】6)サ−モカップル方式 高温溶融金属の場合は、容器として耐火煉瓦を用いるた
めに熱伝導が悪く、よって測定時間遅れが生じるばかり
でなく、検出精度も悪い。またサ−モカップルの容器壁
内への埋め込みや、サ−モカップルが断線した時の交換
は容易でない。 7)電磁誘導方式(特開昭48−93539号公報) メタル境界の温度変化をモ−ルド壁の温度変化として間
接的に測定するので、メタル境界におけるモ−ルド壁の
温度分布が緩慢となるために測定誤差を生じ易くなるば
かりでなく、またモ−ルドを冷却するために、この温度
変化をインピ−ダンス変化として捕えることは更に困難
となり、よって測定誤差を生じることは避けられなかっ
た。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明では、溶融金属が
在中する容器等の外側を、左右もしくは前後から挾むよ
うに送信ならびに受信コイルを対向させて配置し、前記
送信コイルに交番電圧を印加し、これによって生じる交
番磁束を前記溶融金属および容器中を透過せしめ、この
透過した磁束によって受信コイルに誘起される交番電圧
を観測するようにした溶融金属レベル検出器を縦方向に
複数組設け、各溶融金属レベル検出器の出力電圧値が、
予めそれぞれの溶融金属レベル検出器に設定した値(し
きい値)より高い電圧を出力している溶融金属レベル検
出器を選択して溶融金属レベルを測定する。
【0017】本発明の好ましい実施態様では、溶融金属
レベル検出器を縦方向に複数組設けるに際して、隣合わ
せとなる溶融金属レベル検出器の検出範囲の一部が重複
するように各溶融金属レベル検出器を順次縦方向に配置
して、溶融金属レベルを測定する。
【0018】
【作用】以下、図1および図2に示す本発明のブロック
概要図に基づいて説明する。
【0019】図2において、フェライトコア上に電気コ
イルを捲いた送信コイル4には交流電源5が交騎番電圧
を印加し、これによって交番磁束が発生する。交番磁束
の一部は送信コイル4の直上方向ならびに直下方向に分
布し、また一部は鋼板からなるモ−ルド2の内部に入
り、モ−ルド2の上方向ならびに下方向に通過する。そ
して更に磁束密度は小ではあるが、一部の磁束はモ−ル
ド2を透過し溶鋼1または空気中6(これは、その時の
溶鋼のレベル位置によって、溶鋼1中かまたは空気中6
か、あるいは図2に示すように中間的位置のいずれかで
ある)内を通過し、モ−ルド3に達する。モ−ルド3に
達した磁束の一部はモ−ルド3内に入りモ−ルド3の上
方向ならびに下方向に通過する。そしてごく一部の磁束
は受信コイル7に達し誘起電圧信号を発生する。この信
号レベルは、受信コイル7に達する磁束が微少であるが
故に非常に小さく(発明者等による実測結果によれば、
受信コイル7に誘起される電圧は、交流電源5の電圧の
数千分の1であった)、よって実際の測定現場において
は、溶鋼レベル測定信号と無関係な有害なノイズ成分の
影響を受け易い。そこで発明者等は以下に述べる手段に
よって、この有害なノイズ成分を除去することで実用化
に成功した。即ち、受信コイル7の出力を、先ず交流電
源5と同じ周波数のみを通過させるバンドパスフィルタ
8によって有害ノイズ成分を除去する。しかし、バンド
パスフィルタ8を通過した後、公知の同期整流器9を用
いて交流電源5に同期した信号のみを直流電圧信号に交
換する。交流電源5に同期していない信号(不要な信
号)は交流電圧として同期整流器9より出力されるの
で、この交流電圧は直流電圧および非常に低い周波数の
みを通過させるロ−パスフィルタ10によって除去し、
直流信号成分のみとして有効な信号のみを取り出すこと
ができる。
【0020】さて、溶融金属1がモ−ルド2,3内に充
満している場合は、モ−ルド2を透過した一部の磁束が
溶融金属1内を通過する際、この磁束によって溶融金属
1内に渦電流が発生し、これはこの内部でジュ−ル熱と
して消耗されるため受信コイル7に達する磁束は過小と
なる。
【0021】しかし、モ−ルド2,3内に溶融金属1が
皆無で空気6のみの場合は、前記のような溶鋼内での渦
電流が生じることが無いため、ここでの磁束の減衰は少
なく、よって受信コイル7に達する磁束は溶融金属1が
満たされている場合に比べて大である。
【0022】そして、この受信コイル7に誘起される電
圧は、図3に示すごとく送,受信コイルの近傍に溶鋼レ
ベルがある場合においては、この溶鋼レベルによって順
次且つ連続的に変化する。よって、この誘起電圧を測定
すれば図3に示す受信コイル誘起電圧対溶鋼レベル特性
より送、受信コイル4,7近傍における溶融金属のレベ
ルを検出することができる。勿論、前述の如く実際の測
定現場においては、この溶鋼レベル信号と無関係な有害
な信号が含まれているので、図2のロ−パスフィルタ1
0の出力値をもって測定することは云うまでもない。
【0023】ところで、溶鋼レベルが送,受信コイル位
置より大きく離れた場合、前記方法では検出範囲が送,
受信コイル位置より上あるいは下にあるかは判っても、
どの位置にあるかを知ることはできない。
【0024】そこで発明者等は次の方法により、その問
題を解決した。即ち、図1に示すごとく、溶融金属1が
在中するモ−ルド2,3の外側を、左右もしくは前後か
ら挾むように前記方法と同じ送信コイル4a,4b・・
・4nならびに受信コイル7a,7b・・・7nを各々
対向させて複数個縦方向に配置し、該各々の送信コイル
4a,4b・・・4nに周波数の異なる交流電源5a,
5b・・・5nを印加し、これらによって生じる各々の
交番磁束の一部を前記方法と同様にして、溶鋼1または
空気中6およびモ−ルド2,3を透過させ、該各透過磁
束によって各々の受信コイル5a,5b・・・5nに誘
起される各々の交番電圧を前記と同様のバンドパスフィ
ルタ8a・・・8n,同期整流器9a・・・9n,ロ−
パスフィルタ10a・・・10nを通し、前記と同様の
処理を行うようにしておく。
【0025】そして、ロ−パスフィルタ10a〜10n
の各々の出力値が図4に示す受信コイル誘起電圧対溶鋼
レベル特性の受信コイル誘起電圧値のしきい値より高い
時はオン,低い時はオフとなる2値化器11a〜11n
を接続しておき、該2値化器11a〜11nの出力の中
の、隣り合う検出器の出力(1対の出力)の中で、オン
とオフとが存在する信号対の中の、オンを出力している
2値化器が接続されたロ−パスフィルタ(10a〜10
nの1つ)の出力を選択回路12により選択し観測する
ようにする。
【0026】この選択を実行する1つの具体的な電気回
路構成を図5に示す。この図5を参照して説明する。
今、溶鋼レベルが非常に低い場合は、全検出器の位置に
は空間6があるため、ロ−パスフィルタ10a〜10n
の出力電圧値(図6にa,b,c,・・・で示す)がし
きい値より全て高い。このときには2値化器11a,1
1b,11c,・・・の出力は全てオン(高レベルH)
となり、よってアンドゲ−ト12a,12b,12c・
・・の全てのX入力を開とする。しかし2値化器11
b,11c,・・・の出力は反転器13a,13b,1
3c,・・・にも入力され、反転器13a,13b,1
3c,・・・の出力はオフ(低レベルL)となり、アン
ドゲ−ト12a,12b,12c,・・・のY入力を閉
(低レベルL)とし、よってアンドゲ−ト12a,12
b,12c,・・・の出力はオフ(低レベルL)であ
り、アンドゲ−ト12a,12b,12c,・・・の出
力がオン(H)の時閉じるアナログゲ−トスイッチ14
a,14b,14c,・・・は閉じないため、これらの
スイッチ14a,14b,14c,・・・はロ−パスフ
ィルタ10a,10b,10c,・・・の出力を通過さ
せない(どの検出器の出力も出力しない)。
【0027】ところが、溶鋼レベルが上昇し、例えばロ
−パスフィルタ10cの出力値が前記しきい値より低く
なったとすると、2値化器11cの出力がオフ(L)と
なり、よって反転器13bの出力がオン(H)となって
アンドゲ−ト12bのY入力を開(H)とし、2値化器
11bの出力はまだオン(H)のままであるので、アン
ドゲ−ト12bの出力がオン(H)となりよってアナロ
グゲ−トスイッチ14bを閉じてロ−パスフィルタ10
bの出力のみを通過させる。すなわちロ−パスフィルタ
10bの溶鋼レベル検出信号を選択して出力する。
【0028】このようにして溶鋼レベルの上昇に応じて
2値化器11a,11b,11c・・・の、隣り合せの
信号対がオン(H)とオフ(L)の組合せとなっている
場合、該オン(H)を出力している2値化器(11b)
が接続されたロ−パスフィルタ(10b)の出力が、選
択回路11で自動的に摘出されて、溶鋼レベル検出信号
として出力される。
【0029】これによれば、複数ある溶鋼レベル検出器
の溶鋼レベル出力の内、溶鋼レベルを測定するに最適な
検出器を自動的に選択し、その検出信号を出力するの
で、連続的に溶鋼レベルを広範囲に測定することができ
る。
【0030】
【実施例】双ベルト式連続鋳造方法において、図1に示
すように、溶鋼が在中する鋼板製のベルトモ−ルドの外
側を挾むようにベルトから20mm離してフェライトコ
ア−上に770回コイルを捲いた送信コイルならびに受
信コイルを対向させて4組縦方向に110mm間隔で配
置し、それぞれのレベル検出範囲の内、30mmづつ互
いに重複させるようにした。そしてこの時、各該送信コ
イルにお互いの干渉を避けるために400〜1000H
zのぞれぞれ周波数の異なる交番電圧を印加した。そし
て、これによって受信コイルに誘起されたそれぞれの
0.5〜7mVの交番電圧信号を本発明の方法により検
出して信号処理を行い溶鋼レベル出力を得るようにし
た。
【0031】これを図6に基づいて更に詳細に説明す
る。
【0032】今、溶鋼レベルがL1にあるとき、図6よ
り、レベル検出器aの出力電圧レベルaはVa(V)
で、しきい値よりも低いためこれに対応した図5の2値
化器11cの出力はオフ(L)となり、図5のアンドゲ
−ト12cを閉じる。また、図6のレベル検出器b,c
の出力電圧レベルb,cは、各々Vb,Vc(V)でし
きい値よりも高いためこれに対応した図5の2値化器1
1b,11の出力はオン(H)となり、図5のアンド
ゲ−ト12b,12cの各々の入力ゲ−トXを開(H)
とする。アンドゲ−ト12aの入力ゲ−トYは2値化器
11bがオン(H)であるためそれに接続した反転器1
3aの出力がオフ(L)であるのでその出力でアンドゲ
−ト12aは閉(L)である。しかし、図5の2値化器
11cの出力がオフ(L)であるのでそれに接続した反
転器13bの出力がオン(H)であり、これによりアン
ドゲ−ト12bのみがオン(H)となってアナログゲ−
トスイッチ14bのみが閉じて、結局、図6のレベル検
出器bの出力電圧レベルbのみが出力される。
【0033】このようにして、溶鋼レベルの上昇,下降
に応じて、図5の2値化器11a,11b,11c・・
・の出力のうち、隣り合せの対がオンとオフの組対の、
オン信号を出力している2値化器に接続されたロ−パス
フィルタの出力のみが、自動的に選択されるようにし
た。
【0034】なお、本実施例の場合は、溶融金属として
溶鋼を対象としたが、必ずしも溶鋼に限られることはな
く、ほかの液体状の金属、あるいは例えば食塩水の如き
電流を流し得る液体であれば本発明方法を同様に適用す
ることができる。また、本実施例の場合、溶鋼の外側の
素材(モ−ルド)は鋼板であったが、これに限られるこ
とは無く、その他の素材、例えば耐火煉瓦ごとき物でも
よい。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明の方法によれ
ば、溶融金属中にセンサ−を入れる方式では無いので、
高温溶融金属によるセンサ−の消耗が無く、よって保守
を不要とし高信頼度で半永久的な使用を可能とする。ま
た、磁気式であるため、煙,粉塵,蒸気等が存在してい
ても、あるいは高温による空気の揺らぎがあってもその
影響を全く受ない。また更に、本発明の方法は溶融金属
そのものの中で発生する渦電流の大小により直接に測定
する方法であるから、検出時間遅れが無く、よって応答
性が非常に良い。加えて、放射線等の有害な物を用いる
方法では無いため、安全性の問題も皆無である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の方法を一態様で実施する装置構成を
示すブロック図である。
【図2】 図1に示す複数組の検出器の1組のみを示す
ブロック図である。
【図3】 図2に示す検出器の出力電圧を示すグラフで
ある。
【図4】 図1に示す複数組の検出器の出力電圧を示す
グラフである。
【図5】 図1に示す選択回路11の構成を示すブロッ
ク線図である。
【図6】 図5に示す選択回路11に与えられる、検出
器の出力電圧を示すグラフである。
【符号の説明】
1:溶鋼 2,3:モ−ルド 4,4b〜4n:送信コイル 5,5a,5b〜5
n:交流電源 6:空気 7,7a,7b〜7
n:受信コイル 8:バンドパスフィルタ− 9,9a,9b〜9
n:同期整流器 10,10a,10b〜10n:ロ−パスフィルタ 11a,11b〜11n:2値化器 12:選択回路 12a〜12c:ア
ンドゲ−ト 13a〜13c:反転器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融金属が在中する容器等の外側を、左
    右もしくは前後から挾むように送信コイルならびに受信
    コイルを対向させて配置し、前記送信コイルに交番電圧
    を印加し、これによって生じる交番磁束を前記溶融金属
    および容器中を透過せしめ、この透過した磁束によって
    受信コイルに誘起される交番電圧を観測するようにした
    溶融金属レベル検出器を縦方向に複数組設け、各溶融金
    属レベル検出器の出力電圧値が、予めそれぞれの溶融金
    属レベル検出器に設定した値より高い電圧を出力してい
    る溶融金属レベル検出器を選択して溶融金属レベルを測
    定することを特徴とする溶融金属レベル検出方法。
  2. 【請求項2】 溶融金属レベル検出器を縦方向に複数組
    設けるに際して、隣合わせとなる溶融金属レベル検出器
    の検出範囲の一部が重複するように各溶融金属レベル検
    出器を順次縦方向に配置して、溶融金属レベルを測定す
    ることを特徴とする、前記請求項1記載の溶融金属レベ
    ル検出方法。
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