JPH0242162B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0242162B2 JPH0242162B2 JP57193866A JP19386682A JPH0242162B2 JP H0242162 B2 JPH0242162 B2 JP H0242162B2 JP 57193866 A JP57193866 A JP 57193866A JP 19386682 A JP19386682 A JP 19386682A JP H0242162 B2 JPH0242162 B2 JP H0242162B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refractory
- refractory wall
- thickness
- transmitting coil
- magnetic field
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば混銑車のような窯炉容器の耐
火物壁厚さ測定方法に関する。
火物壁厚さ測定方法に関する。
従来、窯炉容器のある期間使用後の耐火物壁の
残在厚さを測定する方法として次のような方法が
採用されている。
残在厚さを測定する方法として次のような方法が
採用されている。
すなわち第１ａ図〜第１ｃ図にに示すように、
本来の形状が第１ａ図に示すような断面矩形のレ
ンガＢを、第１ｂ図に示すように断面台形の形状
の中央部レンガB1と両側部レンガB2、B3の３つ
の部分に分割し、分割した各レンガを第１ｃ図に
示すような組合わせ方で窯炉容器内にライニング
する。そしてある期間使用後の中間の補修時に中
央部レンガB1の稼動面側の幅Ｗを測定する。レ
ンガB1の厚さＴと幅Ｗの関係は、既知であるの
で、幅Ｗを測定することにより厚さＴを求めるこ
とができる。
本来の形状が第１ａ図に示すような断面矩形のレ
ンガＢを、第１ｂ図に示すように断面台形の形状
の中央部レンガB1と両側部レンガB2、B3の３つ
の部分に分割し、分割した各レンガを第１ｃ図に
示すような組合わせ方で窯炉容器内にライニング
する。そしてある期間使用後の中間の補修時に中
央部レンガB1の稼動面側の幅Ｗを測定する。レ
ンガB1の厚さＴと幅Ｗの関係は、既知であるの
で、幅Ｗを測定することにより厚さＴを求めるこ
とができる。
ところで、上記従来の方法では、次のような問
題点がある。
題点がある。
(1) 測定箇所は上記の分割レンガを埋込んだ箇所
に限られてしまい、窯炉容器内壁の任意の箇所
を測定することができない。
に限られてしまい、窯炉容器内壁の任意の箇所
を測定することができない。
(2) 目地の数が増加するので、それだけ溶融金属
の侵入の機会が多くなる。
の侵入の機会が多くなる。
(3) 前記溶融金属の侵入は、耐火物を解体して抜
き取らない限り発見することはできない。
き取らない限り発見することはできない。
本発明は、上述した従来方法における間題点を
解消するためになされたもので、その特徴とする
ところは、鉄皮に耐火物を内張りした窯炉容器の
耐火物壁の内壁面に、コイルを２個１対として該
２個のコイルを間隔をおいて設置し、一方のコイ
ルに交流電圧を印加したときの他方のコイルの誘
起電圧から耐火物の厚さを求めることにあり、内
壁の任意の箇所の耐火物厚さを迅速に測定するこ
とができ、しかも耐火物を解体することなく耐火
物内への溶融金属の侵入の有無を検知することが
できる窯炉容器の耐火物壁厚さ測定方法である。
解消するためになされたもので、その特徴とする
ところは、鉄皮に耐火物を内張りした窯炉容器の
耐火物壁の内壁面に、コイルを２個１対として該
２個のコイルを間隔をおいて設置し、一方のコイ
ルに交流電圧を印加したときの他方のコイルの誘
起電圧から耐火物の厚さを求めることにあり、内
壁の任意の箇所の耐火物厚さを迅速に測定するこ
とができ、しかも耐火物を解体することなく耐火
物内への溶融金属の侵入の有無を検知することが
できる窯炉容器の耐火物壁厚さ測定方法である。
以下図示の実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。
明する。
第２図は本発明を一態様で実施する装置の構成
を示す図である。第２図において、１は窯炉容器
の鉄皮、２は鉄皮１の内側に築造された耐火物壁
である。
を示す図である。第２図において、１は窯炉容器
の鉄皮、２は鉄皮１の内側に築造された耐火物壁
である。
３は高周波発信器であり、高周波増幅器４を介
して発信コイル５に接続して発信系を構成してい
る。受信コイル６は、発信コイル５の磁界内に設
けられ、耐火物壁２の稼動面に対して発信コイル
５と並列で且つ傾斜して対向配置され、出力特性
をあげるように配慮されている。そして増幅器
７、帯域フイルタ８を介して検波器９に接続し受
信系を構成している。
して発信コイル５に接続して発信系を構成してい
る。受信コイル６は、発信コイル５の磁界内に設
けられ、耐火物壁２の稼動面に対して発信コイル
５と並列で且つ傾斜して対向配置され、出力特性
をあげるように配慮されている。そして増幅器
７、帯域フイルタ８を介して検波器９に接続し受
信系を構成している。
以下において発信コイル５と受信コイル６を総
称してセンサとも言う。
称してセンサとも言う。
上述した装置を用いて、耐火物壁の厚さを測定
する方法について説明する。
する方法について説明する。
発信コイル５と受信コイル６をそれぞれ耐火物
壁２の稼動面に接触させ、鉄皮とセンサが耐火物
壁を挟むように配置する。高周波発信器３から交
流電流を高周波増幅器４を介して発信コイル５に
通電することで磁界を発生させる。以下において
この磁界を一次磁界と称する。
壁２の稼動面に接触させ、鉄皮とセンサが耐火物
壁を挟むように配置する。高周波発信器３から交
流電流を高周波増幅器４を介して発信コイル５に
通電することで磁界を発生させる。以下において
この磁界を一次磁界と称する。
受信コイル６は、誘起電圧信号を増幅器７に入
力し、帯域フイルタ８で所定の信号処理を経て検
波器９より検出信号を出力する。
力し、帯域フイルタ８で所定の信号処理を経て検
波器９より検出信号を出力する。
この検出信号（誘起電圧）の大きさが鉄皮とセ
ンサの距離によつて変化する。すなわち発信系に
より生成された一次磁界内に導体である鉄皮が存
在するとき、電磁誘導により渦電流が導体（鉄
皮）内に流れ、これによる磁界が作られる。以下
においてこの磁界を二次磁界と称する。
ンサの距離によつて変化する。すなわち発信系に
より生成された一次磁界内に導体である鉄皮が存
在するとき、電磁誘導により渦電流が導体（鉄
皮）内に流れ、これによる磁界が作られる。以下
においてこの磁界を二次磁界と称する。
二次磁界と発信系による一次磁界が合成された
磁界の強さは、導体（鉄皮）とセンサの距離によ
つて変化するが、合成された磁界の強さは導体
（鉄皮）とンサの距離によつて変化する。したが
つてこの距離と合成された磁界の強さ、すなわち
受信コイル６の誘起電圧値の関係をあらかじめ求
めて検量線を作成しておけば、誘起電圧値から鉄
皮とセンサの距離、すなわち耐火物壁の厚さを知
ることができる。
磁界の強さは、導体（鉄皮）とセンサの距離によ
つて変化するが、合成された磁界の強さは導体
（鉄皮）とンサの距離によつて変化する。したが
つてこの距離と合成された磁界の強さ、すなわち
受信コイル６の誘起電圧値の関係をあらかじめ求
めて検量線を作成しておけば、誘起電圧値から鉄
皮とセンサの距離、すなわち耐火物壁の厚さを知
ることができる。
また第３図の符号１０に示すごとく、耐火物壁
２の内に溶融金属が侵入して固化している場合、
該金属１０の上部にセンサが置かれると一次磁界
は導体である金属１０を透過することが出来ず、
この金属１０による二次磁界が発生することにな
る。したがつてこの場合は、金属１０とセンサの
距離H1を測定することになる。ところがこの値
H1は鉄皮までの距離H2に比べて著しく異なる値
なので、このことから耐火物壁内への溶融金属の
侵入の有無を検知することができる。
２の内に溶融金属が侵入して固化している場合、
該金属１０の上部にセンサが置かれると一次磁界
は導体である金属１０を透過することが出来ず、
この金属１０による二次磁界が発生することにな
る。したがつてこの場合は、金属１０とセンサの
距離H1を測定することになる。ところがこの値
H1は鉄皮までの距離H2に比べて著しく異なる値
なので、このことから耐火物壁内への溶融金属の
侵入の有無を検知することができる。
本発明で用いる発信コイル５及び受信コイル６
は、それぞれ合成樹脂製のボビンに非磁性体の導
線を20〜30ターン程度巻設した小型軽量なコイル
であり、作業者が十分に持ち運べるものである。
したがつて窯炉容器の耐火物壁２の表面の任意の
箇所について、作業者が容易にセンサをセツトし
て測定を行なうことが出来る。また上述したよう
に耐火物壁を解体することなく耐火物壁内への溶
融金属の侵入の有無を検知することができる。
は、それぞれ合成樹脂製のボビンに非磁性体の導
線を20〜30ターン程度巻設した小型軽量なコイル
であり、作業者が十分に持ち運べるものである。
したがつて窯炉容器の耐火物壁２の表面の任意の
箇所について、作業者が容易にセンサをセツトし
て測定を行なうことが出来る。また上述したよう
に耐火物壁を解体することなく耐火物壁内への溶
融金属の侵入の有無を検知することができる。
窯炉容器の耐火物壁の残在厚さは、耐火物壁の
補修を行なうにあたつて重要な指標となる。すな
わち耐火物壁が薄い箇所ほど十分な補修を行なわ
なければ稼働中の湯洩れ事故につながる。溶融金
属の侵入の有無についても早期に発見して処置し
なければやはり湯洩れ事故を起こし得る。
補修を行なうにあたつて重要な指標となる。すな
わち耐火物壁が薄い箇所ほど十分な補修を行なわ
なければ稼働中の湯洩れ事故につながる。溶融金
属の侵入の有無についても早期に発見して処置し
なければやはり湯洩れ事故を起こし得る。
したがつて本発明は、このような事故を未然に
防ぎ、操業の安定化に貢献するところがきわめて
大きい。
防ぎ、操業の安定化に貢献するところがきわめて
大きい。
第１ａ図、第１ｂ図および第１ｃ図は、従来の
耐火物壁残存厚さ測定方法を説明するための図面
であつて、耐火物レンガの斜視図である。第２図
は、本発明を一態様で実施する装置構成を示すブ
ロツク図、第３図は耐火物壁内に溶融金属の侵入
がある場合の、耐火物壁の断面図である。 １：鉄皮、２：耐火物壁、３：高周波発信器、
４：高周波増幅器、５：発信コイル、６：受信コ
イル、７：増幅器、８：帯域フイルタ、９：発信
コイル。
耐火物壁残存厚さ測定方法を説明するための図面
であつて、耐火物レンガの斜視図である。第２図
は、本発明を一態様で実施する装置構成を示すブ
ロツク図、第３図は耐火物壁内に溶融金属の侵入
がある場合の、耐火物壁の断面図である。 １：鉄皮、２：耐火物壁、３：高周波発信器、
４：高周波増幅器、５：発信コイル、６：受信コ
イル、７：増幅器、８：帯域フイルタ、９：発信
コイル。
Claims (1)
- １ 鉄皮に耐火物を内張りした耐火物壁の稼働面
側に、発信コイルとこの発信コイルと所定の間隔
をおいて並列に配置した受信コイルとを夫々該耐
火物壁の稼働面に対して傾斜させて対向配置さ
せ、発信コイルに高周波電流を通して受信コイル
に誘起電圧を生じさせ、この誘起電圧信号を処理
して、この処理信号に基づいて前記耐火物壁の厚
みを検出することを特徴とする窯炉容器の耐火物
壁厚さ測定方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19386682A JPS5983005A (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | 窯炉容器の耐火物壁厚さ測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19386682A JPS5983005A (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | 窯炉容器の耐火物壁厚さ測定方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5983005A JPS5983005A (ja) | 1984-05-14 |
| JPH0242162B2 true JPH0242162B2 (ja) | 1990-09-20 |
Family
ID=16315053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19386682A Granted JPS5983005A (ja) | 1982-11-04 | 1982-11-04 | 窯炉容器の耐火物壁厚さ測定方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5983005A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6234003A (ja) * | 1985-08-07 | 1987-02-14 | Nippon Steel Corp | 窯炉容器の耐火物ライニングプロフイルの計測方法 |
| JPS62138679A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-22 | 新日本製鐵株式会社 | 窯炉容器の耐火物内侵入地金検出方法 |
| JPH0489515A (ja) * | 1990-07-31 | 1992-03-23 | Shinagawa Refract Co Ltd | 取鍋炉壁厚み測定方法及び装置 |
| FR2685952A1 (fr) * | 1992-01-07 | 1993-07-09 | Renault | Procede de mesure de la variation d'epaisseur d'une paroi non metallique notamment d'une paroi refractaire d'un four contenant un bain metallique. |
| EP0554895B1 (en) * | 1992-02-07 | 1997-01-08 | Nippon Steel Corporation | Method and apparatus for detecting thickness of and penetrant metal in refractories lined in a vessel for molten metal |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51134651A (en) * | 1975-05-17 | 1976-11-22 | Sakata Denki Kk | Detection method of the thickness of asphalt pavement |
-
1982
- 1982-11-04 JP JP19386682A patent/JPS5983005A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51134651A (en) * | 1975-05-17 | 1976-11-22 | Sakata Denki Kk | Detection method of the thickness of asphalt pavement |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5983005A (ja) | 1984-05-14 |
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