JPH0751156A - ローマンシェード - Google Patents
ローマンシェードInfo
- Publication number
- JPH0751156A JPH0751156A JP20543493A JP20543493A JPH0751156A JP H0751156 A JPH0751156 A JP H0751156A JP 20543493 A JP20543493 A JP 20543493A JP 20543493 A JP20543493 A JP 20543493A JP H0751156 A JPH0751156 A JP H0751156A
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- JP
- Japan
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- shade
- tack
- cloth
- tack bar
- bar
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 シェード布の折れ目を規制するタックバーの
付設作業を容易にすることにより、安価に製することの
できるローマンシェードを提供すること。 【構成】 所要間隔をもってシェード布Sへ配するタッ
クバー1として、前後部に第一溝部および第二溝部を有
する複合チャンネル成形材を用い、第一溝部にはシェー
ド布を挟み込ませた状態で棒状体2を、第二溝部には嵌
合爪を備えたリング部材3をそれぞれ嵌合せしめるとい
う技術的手段を採用した。 【効果】 嵌合式タックバーを採用することにより、従
来では多大な労力を要したタックバー付設作業が容易に
なり、製造コストを大いに低減化できるばかりでなく、
シェード畳み上げ時のシェード布の折れ目も美しくな
る。
付設作業を容易にすることにより、安価に製することの
できるローマンシェードを提供すること。 【構成】 所要間隔をもってシェード布Sへ配するタッ
クバー1として、前後部に第一溝部および第二溝部を有
する複合チャンネル成形材を用い、第一溝部にはシェー
ド布を挟み込ませた状態で棒状体2を、第二溝部には嵌
合爪を備えたリング部材3をそれぞれ嵌合せしめるとい
う技術的手段を採用した。 【効果】 嵌合式タックバーを採用することにより、従
来では多大な労力を要したタックバー付設作業が容易に
なり、製造コストを大いに低減化できるばかりでなく、
シェード畳み上げ時のシェード布の折れ目も美しくな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、布地を折り畳むように
上下に昇降させて開閉を行なうローマンシェードの一種
であるタックバースタイル・ローマンシェードに関する
ものである。
上下に昇降させて開閉を行なうローマンシェードの一種
であるタックバースタイル・ローマンシェードに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近、布地を上下に昇降させて開閉を行
なうローマンシェードが好評を博している。中でも、折
れ襞部にタックバーを入れて折れ目を規則的にしたタッ
クバースタイルは、すっきりと引き締まった印象をも
ち、また小窓から掃出窓までどんな窓にも合う手軽なシ
ェードとして特に人気を得ている。
なうローマンシェードが好評を博している。中でも、折
れ襞部にタックバーを入れて折れ目を規則的にしたタッ
クバースタイルは、すっきりと引き締まった印象をも
ち、また小窓から掃出窓までどんな窓にも合う手軽なシ
ェードとして特に人気を得ている。
【0003】しかし、このタックバースタイル・ローマ
ンシェードは、折れ目を規制するタックバーの付設作業
に随分と手間がかかり、製造コストの面で難点があっ
た。即ち、図1に示すように従来のタックバースタイル
・ローマンシェードの場合、シェード布にタックバーを
付設するためには、まずタックバーa1 ・a2 を包み込
むような細長い布袋体bを製作し、この布袋体bをシェ
ード布sの所定位置に一つずつ縫い付け、しかる後、こ
れら布袋体b・b…にタックバーa1 ・a2 を挿入して
いくという手間のかかる作業を行なわねばならなかっ
た。
ンシェードは、折れ目を規制するタックバーの付設作業
に随分と手間がかかり、製造コストの面で難点があっ
た。即ち、図1に示すように従来のタックバースタイル
・ローマンシェードの場合、シェード布にタックバーを
付設するためには、まずタックバーa1 ・a2 を包み込
むような細長い布袋体bを製作し、この布袋体bをシェ
ード布sの所定位置に一つずつ縫い付け、しかる後、こ
れら布袋体b・b…にタックバーa1 ・a2 を挿入して
いくという手間のかかる作業を行なわねばならなかっ
た。
【0004】しかも、この布袋体bの縫着作業は、容易
でなく、とても神経を使う作業であった。この縫製が不
良であると、縫い目から光が漏れてしまい、特に遮光性
を問題とするシェードの場合には、致命的な欠点となっ
てしまうのである。このように、タックバー付設には、
多大な労力を要したのである。なお、図1には、構成を
分かりやすくするため、布袋体bをその両端部が開いた
状態に表しているが、実際の布袋体bは閉じている。
でなく、とても神経を使う作業であった。この縫製が不
良であると、縫い目から光が漏れてしまい、特に遮光性
を問題とするシェードの場合には、致命的な欠点となっ
てしまうのである。このように、タックバー付設には、
多大な労力を要したのである。なお、図1には、構成を
分かりやすくするため、布袋体bをその両端部が開いた
状態に表しているが、実際の布袋体bは閉じている。
【0005】
【解決すべき技術的課題】本発明は、従来タックバース
タイル・ローマンシェードに上記のような問題点があっ
たことに鑑みて為されたものであり、折れ目を規制する
タックバーを嵌合式にすることで製造コストを格段に低
減するタックバースタイル・ローマンシェードを提供す
ることを技術的課題とするものである。
タイル・ローマンシェードに上記のような問題点があっ
たことに鑑みて為されたものであり、折れ目を規制する
タックバーを嵌合式にすることで製造コストを格段に低
減するタックバースタイル・ローマンシェードを提供す
ることを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題解決のために採用した手段】本発明は、所要間隔
をもって複数のタックバーを配したシェード布と、各タ
ックバー配設部に設けたリング部材と、各リング部材を
連通し一端が前記シェード布下方部分に固定された昇降
コードとを含み、この昇降コードを引上げることによっ
てシェード布が、各タックバー配設部位で折れ目を形成
しつつ畳み上がるローマンシェードにおいて、前記タッ
クバーとして、前後部にそれぞれ第一溝部および第二溝
部を有する複合チャンネル成形材を用い、第一溝部には
シェード布を挟み込ませた状態で棒状体を、第二溝部に
は嵌合爪を備えた前記リング部材をそれぞれ嵌合せしめ
るという技術的手段を採用することによって上記課題を
解決した。
をもって複数のタックバーを配したシェード布と、各タ
ックバー配設部に設けたリング部材と、各リング部材を
連通し一端が前記シェード布下方部分に固定された昇降
コードとを含み、この昇降コードを引上げることによっ
てシェード布が、各タックバー配設部位で折れ目を形成
しつつ畳み上がるローマンシェードにおいて、前記タッ
クバーとして、前後部にそれぞれ第一溝部および第二溝
部を有する複合チャンネル成形材を用い、第一溝部には
シェード布を挟み込ませた状態で棒状体を、第二溝部に
は嵌合爪を備えた前記リング部材をそれぞれ嵌合せしめ
るという技術的手段を採用することによって上記課題を
解決した。
【0007】
【実施例】以下、本発明を添付図面に示す第1実施例、
第2実施例に基づき説明する。なお、図1は従来タック
バースタイル・ローマンシェードの構成を示す部分概略
斜視図、図2は本発明第1実施例タックバースタイル・
ローマンシェードの構成を示す概略斜視図、図3は第1
実施例タックバースタイル・ローマンシェードにおける
タックバー、棒状体、及びリング部材の構成を説明する
拡大斜視図、図4は第1実施例タックバースタイル・ロ
ーマンシェードの使用状態を説明する部分拡大断面図、
図5は従来タックバースタイル・ローマンシェードの使
用状態を説明する部分拡大断面図、図6は第2実施例タ
ックバースタイル・ローマンシェードにおけるタックバ
ー、棒状体、及びリング部材の構成を説明する拡大斜視
図である。
第2実施例に基づき説明する。なお、図1は従来タック
バースタイル・ローマンシェードの構成を示す部分概略
斜視図、図2は本発明第1実施例タックバースタイル・
ローマンシェードの構成を示す概略斜視図、図3は第1
実施例タックバースタイル・ローマンシェードにおける
タックバー、棒状体、及びリング部材の構成を説明する
拡大斜視図、図4は第1実施例タックバースタイル・ロ
ーマンシェードの使用状態を説明する部分拡大断面図、
図5は従来タックバースタイル・ローマンシェードの使
用状態を説明する部分拡大断面図、図6は第2実施例タ
ックバースタイル・ローマンシェードにおけるタックバ
ー、棒状体、及びリング部材の構成を説明する拡大斜視
図である。
【0008】『第1実施例』図2、図3中、符号1で指
示するものが、畳み上げ時にシェード布Sの折れ目を水
平方向に規制するタックバーである。このタックバー1
は、その前後部に第一溝部1aおよび第二溝部1bを有
しており、第一溝部1aには円筒形状の棒状体2が嵌合
され、第二溝部1bには一対の嵌合爪3aを有するリン
グ部材3が嵌合される構成になっている。
示するものが、畳み上げ時にシェード布Sの折れ目を水
平方向に規制するタックバーである。このタックバー1
は、その前後部に第一溝部1aおよび第二溝部1bを有
しており、第一溝部1aには円筒形状の棒状体2が嵌合
され、第二溝部1bには一対の嵌合爪3aを有するリン
グ部材3が嵌合される構成になっている。
【0009】この第一溝部1aは、その溝内面が棒状体
2よりも若干大径の円柱面形状に形成されており、この
第一溝部1aに前記棒状体2を、シェード布Sを挟みつ
つ嵌め込むことによって、シェード布Sへのタックバー
付設が為されるのである。また、本実施例では、第一溝
部1aに符号1dで指示する小突起が設けてある。この
小突起1dによって挟み込んだシェード布Sのズレを防
止するのである。
2よりも若干大径の円柱面形状に形成されており、この
第一溝部1aに前記棒状体2を、シェード布Sを挟みつ
つ嵌め込むことによって、シェード布Sへのタックバー
付設が為されるのである。また、本実施例では、第一溝
部1aに符号1dで指示する小突起が設けてある。この
小突起1dによって挟み込んだシェード布Sのズレを防
止するのである。
【0010】一方、第二溝部1bには、その溝内部にさ
らに小溝部1cが設けてある。この小溝部1cに前記リ
ング部材3の嵌合爪3aが引っ掛かり、リング部材3が
第二溝部1bに嵌合されるのである。このようにタック
バー付設部分へのリング部材3の付設作業もまた、簡単
な嵌め込み作業で行なうことができる。
らに小溝部1cが設けてある。この小溝部1cに前記リ
ング部材3の嵌合爪3aが引っ掛かり、リング部材3が
第二溝部1bに嵌合されるのである。このようにタック
バー付設部分へのリング部材3の付設作業もまた、簡単
な嵌め込み作業で行なうことができる。
【0011】また、図2中、符号Cで指示するものは、
前記タックバー1に嵌合されたリング部材3・3…を垂
直方向に連通し、終端をシェード布Sの下方部分に固定
した昇降コードである。この昇降コードCを、公知の昇
降機構部Mを介して、引き上げることにより、シェード
布Sが、タックバー嵌合部において折れ目を形成しつつ
畳み上げられるのである。
前記タックバー1に嵌合されたリング部材3・3…を垂
直方向に連通し、終端をシェード布Sの下方部分に固定
した昇降コードである。この昇降コードCを、公知の昇
降機構部Mを介して、引き上げることにより、シェード
布Sが、タックバー嵌合部において折れ目を形成しつつ
畳み上げられるのである。
【0012】以上、説明したように、本発明ローマンシ
ェードは、縫製作業を一切行なわずにタックバーを付設
することができる。このことによって、製造コスト低減
を実現できる他、以下に述べる格別な効果も得られる。
ェードは、縫製作業を一切行なわずにタックバーを付設
することができる。このことによって、製造コスト低減
を実現できる他、以下に述べる格別な効果も得られる。
【0013】第一に、縫製作業を行なわずに済むため、
如何なる遮光性生地であっても、何の困難もなく利用で
きるようになった。従来、遮光性を問題とするローマン
シェードの場合、縫い目からの光漏れに対処するため、
縫製作業に最大限の注意を払わなければならなかった。
これに対して、本発明ローマンシェードの場合、縫製箇
所が、昇降機構部Mに隠れるシェード布の最上部と、シ
ェードを閉じきったとき殆ど光が当たらないシェード布
の最下部とに限られるので、例えば、布地裏面にカーボ
ンを挟み熱可塑性樹脂をコーティングして成る完全遮光
性の複合生地も造作無く利用できるのである。
如何なる遮光性生地であっても、何の困難もなく利用で
きるようになった。従来、遮光性を問題とするローマン
シェードの場合、縫い目からの光漏れに対処するため、
縫製作業に最大限の注意を払わなければならなかった。
これに対して、本発明ローマンシェードの場合、縫製箇
所が、昇降機構部Mに隠れるシェード布の最上部と、シ
ェードを閉じきったとき殆ど光が当たらないシェード布
の最下部とに限られるので、例えば、布地裏面にカーボ
ンを挟み熱可塑性樹脂をコーティングして成る完全遮光
性の複合生地も造作無く利用できるのである。
【0014】裏地に熱可塑性樹脂をコーティングした複
合生地を採用することにより、更にローマンシェードの
製作工程が簡素化される。つまり、従来、裁断したシェ
ード布に対して行なっていた縁かがり、折り返し作業等
が不要になるのである。このような複合生地の場合、ヒ
ートカット、超音波カット、レーザーカット等の裁断時
の加熱によって、熱可塑性樹脂が裁断面の繊維を覆うこ
とになるので、縁かがりなしでも布ほずれ等が防止でき
るのである。また、シェード布の両サイドの縁かがり部
や折り返し部が無くなれば、畳み上げ時のシェード布の
折れ目も綺麗になる。
合生地を採用することにより、更にローマンシェードの
製作工程が簡素化される。つまり、従来、裁断したシェ
ード布に対して行なっていた縁かがり、折り返し作業等
が不要になるのである。このような複合生地の場合、ヒ
ートカット、超音波カット、レーザーカット等の裁断時
の加熱によって、熱可塑性樹脂が裁断面の繊維を覆うこ
とになるので、縁かがりなしでも布ほずれ等が防止でき
るのである。また、シェード布の両サイドの縁かがり部
や折り返し部が無くなれば、畳み上げ時のシェード布の
折れ目も綺麗になる。
【0015】第二に、シェード布を挟みながらタックバ
ーを棒状体に嵌合しているので、畳み上げ時のシェード
布だまりを薄くすることができる。本発明シェードの場
合、図4に示すように、タックバー1と棒状体2の嵌合
によりシェード布Sが強制的に曲げられることになるの
で、畳み上げ時のシェード布Sの折り目厚さTが、とて
も小さくなるが、従来シェードの場合には、図5に示す
ように、シェード布sの弾性力が、畳み上げ時の折り目
にそのまま反映するので、折り目厚さtが大きくなって
しまう。
ーを棒状体に嵌合しているので、畳み上げ時のシェード
布だまりを薄くすることができる。本発明シェードの場
合、図4に示すように、タックバー1と棒状体2の嵌合
によりシェード布Sが強制的に曲げられることになるの
で、畳み上げ時のシェード布Sの折り目厚さTが、とて
も小さくなるが、従来シェードの場合には、図5に示す
ように、シェード布sの弾性力が、畳み上げ時の折り目
にそのまま反映するので、折り目厚さtが大きくなって
しまう。
【0016】この折り目厚さtがあまり大きいと、畳み
上げたときの布だまりが厚くなり、シェードの見栄えが
損なわれてしまう。そこで、従来シェードにおいては、
前掲した図1中、符号a2 で指示するタックバーを設け
ているのである。このタックバーa2 は、タックバーa
1 のように折れ目規制を行なうと同時に、この折り目厚
さtを小さくするための、おもりの役目も果たしている
のである。本発明シェードの場合、シェード布Sの折り
目厚さTは十分に小さく、このタックバーa2のよう
な、おもりは必要ない。したがって、本発明シェードに
あっては、シェード部重量がほぼ半分になり、シェード
操作性も格段に向上するのである。
上げたときの布だまりが厚くなり、シェードの見栄えが
損なわれてしまう。そこで、従来シェードにおいては、
前掲した図1中、符号a2 で指示するタックバーを設け
ているのである。このタックバーa2 は、タックバーa
1 のように折れ目規制を行なうと同時に、この折り目厚
さtを小さくするための、おもりの役目も果たしている
のである。本発明シェードの場合、シェード布Sの折り
目厚さTは十分に小さく、このタックバーa2のよう
な、おもりは必要ない。したがって、本発明シェードに
あっては、シェード部重量がほぼ半分になり、シェード
操作性も格段に向上するのである。
【0017】『第2実施例』第2実施例タックバースタ
イル・ローマンシェードは、タックバー1、棒状体2、
及びリング部材3に特徴がある。図6を参照しながら説
明する。本実施例においては、タックバー1の第一溝部
1aと、この第一溝部1aに嵌合する棒状体2とが、長
方形状に形成されている。長方形状にすることで、タッ
クバーを嵌合させた状態において、挟み込んだシェード
布Sのズレを防ぐのである。前述したように、小突起1
dもまたシェード布Sのズレに対処するものであるが、
この小突起1dは、第一溝部1aや棒状体2の形状を、
本実施例のように長方形状にしたり、三角形状など他の
形状に変更したり、或いはシェード布Sの厚みや表面特
性によっては必要ない場合もある。
イル・ローマンシェードは、タックバー1、棒状体2、
及びリング部材3に特徴がある。図6を参照しながら説
明する。本実施例においては、タックバー1の第一溝部
1aと、この第一溝部1aに嵌合する棒状体2とが、長
方形状に形成されている。長方形状にすることで、タッ
クバーを嵌合させた状態において、挟み込んだシェード
布Sのズレを防ぐのである。前述したように、小突起1
dもまたシェード布Sのズレに対処するものであるが、
この小突起1dは、第一溝部1aや棒状体2の形状を、
本実施例のように長方形状にしたり、三角形状など他の
形状に変更したり、或いはシェード布Sの厚みや表面特
性によっては必要ない場合もある。
【0018】また、本実施例のリング部材3には、第二
溝部1bに嵌合する嵌合爪3aが、リングを挟んで両端
部に設けられている。このリング部材3を用いれば、前
記タックバー1を2本、平行に連結することが可能とな
り、従来では製作工程が極めて煩雑になる、2枚のシェ
ード布を用いた二重吊り式ローマンシェードも簡単に製
することができるのである。
溝部1bに嵌合する嵌合爪3aが、リングを挟んで両端
部に設けられている。このリング部材3を用いれば、前
記タックバー1を2本、平行に連結することが可能とな
り、従来では製作工程が極めて煩雑になる、2枚のシェ
ード布を用いた二重吊り式ローマンシェードも簡単に製
することができるのである。
【0019】
【本発明の効果】以上、実施例をもって説明したとお
り、本発明ローマンシェードにあっては、嵌合式タック
バーを採用しているので、従来では多大な労力を要した
タックバー付設作業が頗る容易になり、製造コストの低
減化を実現できるばかりでなく、更に、畳み上げ時のシ
ェード布の折れ目も、美しく形成させることが可能とな
る。
り、本発明ローマンシェードにあっては、嵌合式タック
バーを採用しているので、従来では多大な労力を要した
タックバー付設作業が頗る容易になり、製造コストの低
減化を実現できるばかりでなく、更に、畳み上げ時のシ
ェード布の折れ目も、美しく形成させることが可能とな
る。
【図1】従来タックバースタイル・ローマンシェードの
構成を説明する部分概略斜視図である。
構成を説明する部分概略斜視図である。
【図2】本発明第1実施例タックバースタイル・ローマ
ンシェードの構成を説明する概略斜視図である。
ンシェードの構成を説明する概略斜視図である。
【図3】第1実施例タックバースタイル・ローマンシェ
ードにおけるタックバー、棒状体、及びリング部材の構
成を説明する拡大斜視図である。
ードにおけるタックバー、棒状体、及びリング部材の構
成を説明する拡大斜視図である。
【図4】第1実施例タックバースタイル・ローマンシェ
ードの使用状態を説明する部分拡大断面図である。
ードの使用状態を説明する部分拡大断面図である。
【図5】従来のタックバースタイル・ローマンシェード
の使用状態を説明する部分拡大断面図である。
の使用状態を説明する部分拡大断面図である。
【図6】第2実施例タックバースタイル・ローマンシェ
ードにおけるタックバー、棒状体、及びリング部材の構
成を説明する拡大斜視図である。
ードにおけるタックバー、棒状体、及びリング部材の構
成を説明する拡大斜視図である。
1 タックバー 1a 第一溝部 1b 第二溝部 2 棒状体 3 リング部材 3a 嵌合爪 C 昇降コード S シェード布
Claims (3)
- 【請求項1】 所要間隔をもって複数のタックバー1を
配したシェード布Sと、各タックバー配設部に設けたリ
ング部材3と、各リング部材3を連通し一端が前記シェ
ード布Sの下方部分に固定された昇降コードCとを含
み、当該昇降コードCを引上げることによってシェード
布Sが、各タックバー配設部位で折れ目を形成しつつ畳
み上がるローマンシェードにおいて、 前記タックバー1として、前後部に第一溝部1aおよび
第二溝部1bを有する複合チャンネル成形材を用い、第
一溝部1aにはシェード布Sを挟み込ませた状態で棒状
体2を、第二溝部1bには嵌合爪3aを備えた前記リン
グ部材3をそれぞれ嵌合せしめたことを特徴とするロー
マンシェード。 - 【請求項2】 リング部材3として、前後部2箇所に嵌
合爪3aを具備した成形材を用い、このリング部材3の
前後の嵌合爪3aにそれぞれタックバー1を嵌合せしめ
て、シェード布Sを二重吊りにしたことを特徴とする請
求項1記載のローマンシェード。 - 【請求項3】 シェード布Sとして、布地裏面に熱可塑
性樹脂をコーティングした遮光性生地を採用したことを
特徴とする請求項1又は請求項2記載のローマンシェー
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20543493A JPH0751156A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | ローマンシェード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20543493A JPH0751156A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | ローマンシェード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0751156A true JPH0751156A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16506807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20543493A Pending JPH0751156A (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | ローマンシェード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0751156A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101153854B1 (ko) * | 2011-06-15 | 2012-06-18 | 주식회사 윈플러스 | 로만쉐이드 타입 블라인드지 및 이를 이용한 블라인드 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5686965A (en) * | 1979-12-18 | 1981-07-15 | Nippon Zeon Co Ltd | Cold-setting coating composition |
JPS57206417A (en) * | 1981-06-12 | 1982-12-17 | Matsushita Electric Works Ltd | Heat insulating curtain material |
JPS5844846A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-15 | Nec Corp | ボタン電話装置 |
JPH03286716A (ja) * | 1990-04-02 | 1991-12-17 | Toray Ind Inc | カーテン |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP20543493A patent/JPH0751156A/ja active Pending
Patent Citations (4)
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US9282845B2 (en) | 2011-06-15 | 2016-03-15 | Winplus Co., Ltd. | Roman shade type blind fabric and blind using the same |
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